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絵里「何?このチョコレートは…」
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1 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/11/14(火) 21:00:14.18 ID:DP7KdQmRO
絵里「さてと、日誌も書いたし私も帰ろうかしら」
チョコレート!
絵里「あら?これは…チョコレート?なんで床にチョコレートが落ちてるのかしら?」
………
絵里「誰かが落としたのね。机の上に置いておけば明日気づくでしょう。さっ、帰ろう」
穂乃果「えーーー」
凛「嘘でしょ?」
希「作戦失敗やなぁ」
絵里「あなた達…」
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1510660814
2 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/11/14(火) 21:07:25.58 ID:DP7KdQmRO
穂乃果「食べちゃうかと思ったのになぁ」
凛「ね!絵里ちゃんがチョコレート大好きだって言うからわざわざ買って来たのにね」
絵里「えっと…どう言う事かしら?」
穂乃果「いやぁ〜絵里ちゃんがチョコレートを拾って食べた所をね」
凛「あ〜絵里ちゃんが凛達のチョコレート食べちゃったにゃ〜って言って」
希「お詫びに今日遊んでもらおうと思ったんよ」
絵里「何よそれ。私が落ちてるチョコレートを拾って食べると思ったの?」
穂乃果「包装してあるし…もしかしたらと…」
絵里「そんな訳がないでしょう」
希「そんなのやってみなきゃ分からんやんな?」
凛「ね〜?」
絵里「あなた達ねぇ…もしかして、私の事を馬鹿にしてる?」
穂乃果「…」
希「…」
凛「…」
3 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/11/14(火) 21:12:58.35 ID:DP7KdQmRO
絵里「否定しなさい!否定を!」
穂乃果「あはは」
絵里「あはは、じゃないわよ」
凛「取り敢えずさ、このチョコレートあげるから凛達と遊んでよ」
絵里「何が取り敢えずなのよ。嫌よ。今日はもう遊びません。何時だと思ってるのよ」
凛「え〜話が違うにゃ〜」
絵里「どの話よ」
凛「絵里ちゃんはチョコレートさえあげればお願い聞いてくれるって」
絵里「そんな話はありません」
希「でも、チョコレートは欲しいやろ?」
絵里「いりません」
穂乃果「え?いらないの?なんで?」
絵里「別にあなた達に貰わなくても家に昨日買ったチョコレートの残りがあるからいいの」
4 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/11/14(火) 21:18:00.73 ID:DP7KdQmRO
穂乃果「え?昨日のチョコレート?」
絵里「そうよ?って言うかチョコレートケーキがあるの」
穂乃果「え?穂乃果食べたい」
凛「凛も食べたい」
希「ウチも食べたい」
絵里「え?」
穂乃果「って事はあれだね?」
凛「うん。決定にゃ」
希「今日はえりちん家に行ってチョコレートケーキを食べながら映画でも見ようか」
絵里「いや、ダメよ。それはダメだってば」
穂乃果「さあ、絵里ちゃん家にレッツゴー」
絵里「ちょっと〜」
5 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/11/14(火) 21:21:03.89 ID:DP7KdQmRO
01
6 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/11/14(火) 21:30:02.79 ID:DP7KdQmRO
絵里「じゃあ、私はこっちだから…」
穂乃果「おっと、絵里ちゃん帰さないよ」
凛「今日も凛達と遊ぶにゃ〜」
希「そうや、そうや〜」
絵里「はあ…今日は随分とストレートに来たわね」
穂乃果「やっぱり、穂乃果達はコソコソ策を練るのは性に合わないって思ったんだよね」
絵里「そうなの。まあ、どっちでもいいんだけど…私はこのまま帰るから」
凛「絵里ちゃん、待つにゃ。ほら、バナナあげるから」
絵里「いらない」
凛「え〜、喜ぶと思ったのに」
希「な〜?えりちは何をしたら喜ぶんやろうな?」
絵里「そんな訳ないでしょ?バナナって…バナナってあなたね、私は猿ですか?」
希「え?えりちは猿やったの?これはびっくりや」
凛「ね?びっくりだよね」
7 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/11/14(火) 21:43:22.96 ID:DP7KdQmRO
絵里「って言うか前々から思ってたんだけど」
穂乃果「え?何?」
凛「どうしたのかにゃ〜」
絵里「希!」
希「え?ウチ?」
絵里「そうよ。あなたよ。希はなんか違うでしょ?」
希「え?何が?」
絵里「穂乃果と凛とスタンスが」
希「スタンス?」
絵里「そうよ。穂乃果と凛の二人と希は何か感じが違うのよ。なんて言うか…だって、あなた…ぶっちゃけ凄い賢いじゃない」
希「は?」
穂乃果「へ〜そうだったんだぁ」
凛「じゃあ、凛達は何なのかな?」
8 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/11/14(火) 22:00:44.80 ID:DP7KdQmRO
希「いや、えりちは何が言いたいの?」
絵里「だから…希は二人と違って悪ふざけ感が際立つのよ」
希「ほう。つまり?」
絵里「あなたは私と遊びたいんじゃなくてふざけたいだけでしょ?」
希「いや〜、えりち…名探偵やなぁ」
絵里「やっぱりね。そうだと思ったのよ」
希「でも、ズレてるなぁ。だって、ウチなんも考えてないもん」
絵里「え?」
希「なぜかと言うと…ウチはスイッチをオンオフ切り替えているのだ」
凛「お〜流石は希ちゃんにゃ」
穂乃果「え?それって穂乃果達といる時はスイッチオフって事?」
希「それにウチは本当にえりちと遊びたいんよ。だって、ウチは一人暮らしやから。えりちと違って妹もいないんよ?本当に一人なんやから。一人でジェンガやった事ある?凄い寂しいんよ?そりゃ、寂しいに決まってるやん。な?そうやろ?そんなウチが一番遊びたがってるのは自明の理ってやつやん?」
穂乃果「ねえ、希ちゃん?」
希「ん?どしたん?」
穂乃果「希ちゃんが長々と話してる間に絵里ちゃん行っちゃったよ?」
希「え?」
凛「希ちゃん?スイッチオンにしてもいいんだよ?」
希「いやぁ……そやね…」
9 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/11/14(火) 22:04:35.45 ID:DP7KdQmRO
02
10 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/11/14(火) 22:13:33.51 ID:DP7KdQmRO
絵里「ふぅ…疲れたわねぇ」
???「うっ…うぅ…」
絵里「……」
???「た、たすけてぇ」
絵里「……」スタスタ
???「え?無視?スルーするの?」
絵里「はあ…どうしたの?穂乃果?」
穂乃果「え?どうしてバレたの?」
絵里「せめて声色くらい変えてくれないかしら」
穂乃果「こわいろ?」
絵里「なんでもない。希?凛?あなた達もいるんでしょ?」
希「ハイハイ。居ますよ〜」
凛「ちぇ〜バレてたにゃ〜」
絵里「皆んなで帰ってたのに途中からあなた達三人が居なくなってたからね」
穂乃果「絵里ちゃんの観察力。恐るべし…」
絵里「誰でも分かるわよ」
11 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/11/14(火) 22:24:29.57 ID:DP7KdQmRO
穂乃果「まあ、いいや。絵里ちゃん」
絵里「嫌よ」
穂乃果「まだ何も言ってないよ」
絵里「私の家に来るって言うんでしょ?」
穂乃果「まあ、うん。そうだよ」
絵里「嫌よ。私は今日帰って勉強するんだから」
凛「そんなの明日やればいいにゃ〜」
絵里「その考えがダメなのよ」
穂乃果「そんな事ないよ。穂乃果、この考えで今までやってきたもん」
絵里「その結果が補習なんでしょ?」
穂乃果「その言い方じゃ毎回補習みたいじゃん」
絵里「違うの?」
穂乃果「違うよ。穂乃果をなんだと思ってるの?」
絵里「そう。まあ、いいけど。とにかく私は帰る」
凛「そうはさせないにゃ」
穂乃果「こうなったら実力行使だ」
12 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/11/14(火) 22:32:16.77 ID:DP7KdQmRO
絵里「無理よ」
希「ふふん。それはどうかな?」
凛「いくら絵里ちゃんが運動神経抜群でも凛と希ちゃんを相手にするのは難しいにゃ」
穂乃果「え?穂乃果は?」
絵里「だとしても私は帰る」
凛「無駄にゃ〜」
穂乃果「待って、凛ちゃん」
凛「え?」
穂乃果「ここは穂乃果にやらせて。ここらでお遊びはお終いって所を見せてあげたいんだ」
凛「穂乃果ちゃん…」
絵里「いや…それ、こっちのセリフだから」
穂乃果「絵里ちゃん覚悟ーーーーー」
13 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/11/14(火) 22:37:08.32 ID:DP7KdQmRO
ドテェ
絵里「え?大丈夫?」
希「ハデにコケたなぁ」
凛「穂乃果ちゃんーーーーーーー」
穂乃果「うわぁぁぁん。お尻打ったぁ」
絵里「ほっ。大丈夫そうね。それじゃあ」
穂乃果「あーーーー。もう、最悪だよぉぉぉぉ」
希「ちょ?えりち?穂乃果ちゃん置いて帰るの?」
凛「薄情だにゃ」
穂乃果「あーーー、二つに割れたぁぁぁ」
希「ウチ等も解散しようか?」
凛「そうだね」
14 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/11/14(火) 22:41:37.78 ID:DP7KdQmRO
03
15 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/11/14(火) 22:52:09.38 ID:DP7KdQmRO
絵里「今日は帰ったら何しようかしら…」
シュピッ
絵里「危なっ。な、なに?え?カード?」
穂乃果「ふっふっふっ」
絵里「穂乃果…」
凛「はっはっはっ」
絵里「凛…」
希「ヒッヒッヒッ」
絵里「何なのよ…その笑い方は…」
穂乃果「絵里ちゃん。今日、穂乃果達…」
絵里「穂乃果…あなた…何なの?その格好は…」
穂乃果「え?あーーーー」
絵里「な、何よ?」
穂乃果「凛ちゃん、希ちゃん、酷いよ。今日はキャッツアイの格好で合わせようって言ってたのに」
希「いやぁ…だって恥ずかしいやん。その格好は」
凛「って言うか凛キャッツアイなんて知らないにゃ」
16 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/11/14(火) 22:59:28.42 ID:DP7KdQmRO
穂乃果「穂乃果一人でこの格好だよ?恥ずかしいじゃん」
希「三人でも恥ずかしいよ」
穂乃果「じゃあ、なんでやるなんて言ったの?穂乃果本気にしちゃうからね?」
凛「よくそんな衣装あったね?」
穂乃果「昨日ことりちゃんに借りたんだよ」
凛「ことりちゃんはどうしてそんなの持ってるの?」
希「そこを触れるのはやめようや」
穂乃果「二人とも普通に制服だし」
絵里「ねえ?仲間割れしてるならもう帰ってもいい?」
穂乃果「いいわけないじゃん。穂乃果こんだけ恥ずかしい思いしてるんだよ?少しは相手してってよ」
絵里「いや…」
17 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/11/14(火) 23:09:38.47 ID:DP7KdQmRO
希「でも、割と良いかもしれんよ?」
穂乃果「何が?何がいいの?何にも良くないよ?」
希「レオタードと言えばえりち!えりちと言えばレオタードやん?ほら、えりちが仲間になりたそうにこっちを見てるよ?」
絵里「いや、なりたくないから大丈夫」
希「でも、えりち…昔はよくレオタード着てたやん」
凛「え?そうなの?」
絵里「どうして誤解を生むような言い方をする訳?」
希「いや、別に間違ってはないやん」
絵里「バレエをやってたってだけでしょ」
希「だから間違ってはないやん」
穂乃果「いや、もう良いからさ。穂乃果をこの状態で放って置かないで?これじゃあ、穂乃果が変な人だよ」
絵里「まあ…そうね。取り敢えず…着替えなさいよ。μ’sに変な噂が立つわよ」
穂乃果「ここで?」
絵里「……うちに来なさい」
穂乃果「え?いいの?」
絵里「仕方ないでしょ」
希「おお!怪我の功名やな」
18 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/14(火) 23:54:36.44 ID:K1EGurQgO
なんだかんだ優しい絵里ちゃん
19 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/15(水) 00:31:05.54 ID:koN2T0VA0
乙
20 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/15(水) 04:39:36.36 ID:o/zLlSxi0
最近タイトルに絵里がいると反射的に残りの3人がいるんだろうなと思うようになってしまったのはこのssのせい
21 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/11/15(水) 06:34:52.87 ID:4ZAGmLV1O
04
22 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/11/15(水) 06:37:54.19 ID:4ZAGmLV1O
絵里「…」テクテク
穂乃果「…」テクテク
希「…」テクテク
凛「…」テクテク
絵里「…」チラ
穂乃果「ん?」
希「…」
凛「…」
絵里「…」ダッ
希「えりち…逃げるん?」
絵里「は?」
希「また、そうやって逃げるん?」
23 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/11/15(水) 06:49:43.59 ID:4ZAGmLV1O
絵里「いや…逃げるって言うか…」
希「ウチ等と向き合おうともせず…また、逃げるん?」
絵里「言い掛かりにも程があるわよ…」
穂乃果「絵里ちゃんはズルイよ。穂乃果達がこんなに一緒懸命なのに…穂乃果達と向き合おうともせず…」
絵里「穂乃果?言ってる事が希と一緒だから。言う事ないなら別に無理して言わなくてもいいのよ?」
穂乃果「なっ」カァァァ
凛「あ〜絵里ちゃん酷いにゃ。絵里ちゃんが指摘するから穂乃果ちゃん恥ずかしくなっちゃったにゃ」
絵里「ここで?穂乃果の恥ずかしがるポイントが分からないんだけど。もっと他に恥ずかしがるポイントあったでしょ?」
穂乃果「え?そうなの?」
絵里「そうよ」
24 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/11/15(水) 16:12:11.65 ID:qJBtXPybO
凛「まあ、穂乃果ちゃんは今更だもんね」
穂乃果「そんな事ないよ」
希「えりちは…そうやって穂乃果ちゃんに話をシフトして逃げるん?穂乃果ちゃんなら誤魔化せるからって」
絵里「いや…だから…」
希「ちゃんとウチ等と向き合って」
絵里「分かったわ。じゃあ、聞くけど。何か用なの?」
穂乃果「ボーリングやりに行こうよ」
希「今日はキャンペーンで10ゲーム出来るんよ」
絵里「嫌よ。絶対に嫌。なんで10ゲームなんて腕がおかしくなるわよ。明日学校あるのよ?って言うか練習で疲れたし」
凛「じゃあ、絵里ちゃんはあれだよ。すべり台使っていいから」
絵里「それでも嫌。って言うか誰がすべり台なんか使いますか」
希「えりち我儘やなぁ」
凛「我儘なのはボディだけにして欲しいにゃ」
絵里「我儘なのはどっちよ。それと希?凛に変な言葉を教えないで」
希「なんでウチなの?」
絵里「希くらいしかいないでしょ!そんな言葉使うの」
希「まあ…ウチやけど…」
絵里「とにかく私は行きません」
穂乃果「5ゲームでも?」
絵里「5ゲームでも」
25 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/11/15(水) 16:16:45.94 ID:qJBtXPybO
希「じゃあ、聞くけど。どうしたら来てくれるん?」
絵里「何をしても行かない」
希「あ〜、言ったね?じゃあ、もうあれはいいや」
絵里「あれ?あれって何よ?」
希「あれはあれやん」
絵里「何なのよ?」
希「来ない人には教えない」
絵里「くっ、やる事が幼稚なのよ」
希「でも、気にならんやろ?来ればええやん」
穂乃果「ねえ?あれって何?何かあったっけ?」
凛「凛達も知らないんだけど?」
希「え?」
絵里「何よ。やっぱり特に何もないんじゃない」
希「いや、そんな事は…」
絵里「はあ…バカらしい…それじゃあ」
穂乃果「え?帰っちゃうの?」
希「ウチ分かったわ。敗因はいつも二人や。まあ、知ってたけど」
26 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/11/15(水) 16:17:14.52 ID:qJBtXPybO
05
27 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/11/15(水) 16:22:24.43 ID:qJBtXPybO
絵里「さてと、今日はもう帰ろうかしら」
ガチャ
穂乃果「絵里ちゃん。遊ぼー」
凛「絵里ちゃん家でトランプやるにゃ〜」
絵里「却下」
穂乃果「ええ?まあ、何となくそう言うだろうとは思ってたけど」
絵里「なら諦めて帰りなさい」
凛「それは出来ないにゃ」
絵里「はあ…。今日は希も居ないでしょ?用事があるって言ってたし」
穂乃果「うん。だから、希ちゃんの代わりに助っ人連れて来た」
絵里「何?にこでも連れて来たの?言っておくけどそれは無駄って物よ?」
28 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/11/15(水) 16:26:14.87 ID:qJBtXPybO
穂乃果「違うよ。にこちゃんじゃないよ」
絵里「じゃあ、他に誰がいるの?あなた達の悪ふざけに付き合ってくれる人なんて」
凛「それは…」
ガチャ
花陽「あ、あの…」
凛「かよちんにゃ」
穂乃果「イェーイ。花陽ちゃん!花陽ちゃぁぁん!」
花陽「え?ええ?どうすればいいの?」
絵里「花陽…」
穂乃果「さあ、花陽ちゃん。あの手この手で絵里ちゃんを説得して?」
花陽「む、無理だよぉ」
凛「無理じゃないにゃ。凛知ってるよ?かよちんなら出来るって事を」
29 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/15(水) 19:47:10.04 ID:zRzhxhXcO
かよちんきた
30 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/15(水) 21:17:38.10 ID:FQIb/6Qdo
かよちんの言うことは断れなさそう
31 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/11/15(水) 22:09:24.02 ID:qJBtXPybO
穂乃果「うん。穂乃果もそう思うよ。そしたら、花陽ちゃん。ヤシマ作戦で行こう」
凛「うん。凛もそれがいいと思うにゃ」
花陽「え?え?私その作戦知らないよ?」
穂乃果「大丈夫穂乃果も全然理解してないから」
凛「でも、希ちゃんが考えた作戦だから大丈夫だよ」
花陽「じゃあ、希ちゃんがいる時の方がいいんじゃないのかな?」
穂乃果「ダメだよ。希ちゃんが居ないからこそこの作戦で行くんだよ」
花陽「そ、それはどうかな?」
絵里「ねえ、花陽?」
花陽「へ?」
絵里「私、困ってるのよ。私は家に帰って授業の復習をしたいのにいつも邪魔するのよ?」
花陽「そ、そうなんだ?」
絵里「花陽だって今日の練習疲れたし早く家に帰りたいでしょ?明日も学校あるのよ?」
花陽「そ、それは…」
絵里「二人に遠慮しなくていいのよ?」
穂乃果「ズルイよ、絵里ちゃん。」
絵里「何がズルイのよ?」
穂乃果「そうやって、花陽ちゃんをかいじゅう?かいじょう?……しようとして」
絵里「懐柔よ。人聞きの悪い言い方しないで」
凛「かよちん。絵里ちゃんの言う事に耳を貸す必要ないにゃ。絵里ちゃんだって本当は凛達と遊ぶの好きなはずだもん。嫌いなふりしてるだけだもん」
絵里「誰も嫌いなんて言った覚えはないわよ。時間を考えてって言ってるの。分かるわよね、花陽?」
花陽「う、うん」
凛「ダメだよ、かよちん。冷静に考えて?トランプ楽しいよ?」
穂乃果「うん。穂乃果が大富豪になった時花陽ちゃんを率先して助けてあげるからさ」
凛「え?それは無理だと思うよ?穂乃果ちゃん弱いもん」
穂乃果「凛ちゃんに言われたくないよ。いつも負けるのは凛ちゃんじゃん」
絵里「どっちも弱いわよ。私からすれば」
32 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/11/15(水) 22:27:25.26 ID:qJBtXPybO
穂乃果「え?そんな事言うの?」
絵里「だって二人ともルールをちゃんと把握しないじゃない」
凛「それは絵里ちゃんがローカルルールを追加するからにゃ〜」
絵里「ローカルじゃないわよ。私の周りではあれが普通だったのよ」
穂乃果「だからローカルじゃん。ね、花陽ちゃん?」
花陽「え?えっと…」
絵里「そんな事ないわよね?11バックは普通よね?」
花陽「う、うん。そうだね」
穂乃果「11バックはね?他のもあるじゃん。なんか7がどうとかさ」
絵里「7渡しね?それだって普通よ。ないとつまらないじゃない」
凛「そんな事ないにゃ。シンプルイズベストにゃ」
穂乃果「そうだよ。それがあったって結局希ちゃんにはめられて大貧民になってるしね」
絵里「へ〜言うじゃない」
穂乃果「だって本当の事だもんね?」
凛「ね?」
絵里「いいわ。私の実力見せてあげるわよ。吠え面かいても知らないから」
穂乃果「望むところだよ」
凛「負けないにゃ」
花陽「結局やるんだ…」
33 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/11/15(水) 22:32:03.06 ID:qJBtXPybO
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