晴「学校のことを」凛「聞いていくよ」Co編

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/09(木) 01:08:59.96 ID:sRhUpapu0
この作品は
紗南「学校のことを」晴「みんなに聞こう!」の関連SSですが、直接のつながりはありません。
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1508246047/
アイドルたちの学校の様子を各5レスほどで書いていく短編SSとなっております。
今回はCoのみです。


凛「晴、ちょっといいかな?」

晴「ん?どうしたんだよ凛さん」

凛「プロデューサーに頼まれたことがあってさ。ちょっと手伝ってくれないかな?」

晴「なんだよ……もしかして!?」

凛「うん、学校の様子、聞いてきてほしいってさ」


晴「パス、めんどくさい」

凛「センタリングしてあげるからさ」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1510157339
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/09(木) 01:10:28.83 ID:sRhUpapu0
凛「まぁまぁ……なんだかんだで楽しかったらしいって聞いたよ?」

晴「まぁ………否定しないけどさ」

ヘレン「呼ばれた気がしたわ!!!!」ヘレーン!

晴「あぁもう早速オチが来たじゃんか!」

凛「いや、さすがにその言い分はひどいと思うよ?」

ヘレン「安心なさい、晴。私もいきなり世界を見せるほど酔狂じゃないわ?」

晴「なんだよ世界を見せるって……」

ヘレン「それを理解することこそ、世界レベルへの第一歩よ」

凛「そうなんだ……私には難しそうかな」

ヘレン「安心なさい、この事務所のアイドルには皆素質があるわ!」ヘレーン!
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/09(木) 01:12:47.01 ID:sRhUpapu0
ライラ「ライラさんの学校生活ございますかー?」

凛「うん、プロデューサーさんが知りたいってさ」

ライラ「そうでございますかー、ライラさんの学校は普通ですよー?」

晴「あれ? 外国人学校とかそういうのじゃねーの?」

ライラ「違うですよー」

凛「そうなんだ、授業とか大変じゃない?」

ライラ「そんなことありませんよー?」
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/09(木) 01:14:34.58 ID:sRhUpapu0
〜ライラのランチ〜

女子生徒A(以下女子A)「ライラちゃーん、この前ミニテストどうだった?」

ライラ「ライラさんには少し難しかったのですねー」

女子生徒B(以下女子B)「あら、珍しいですね」

女子生徒C(以下女子C)「だーよねーララっち! アタシってば半分も解けなくて」

ライラ「少し間違ってしまったのですよー」(90点

女子C「Oh……調子のって申し訳ない……」

女子B「ライラさんが成績いいことは知ってたでしょうに」

女子C「じゃあララっち、放課後勉強教えてよー明日のお昼奢るからさー!」

ライラ「マジでございますか」

女子C「マジもマジよ! もうなんでも奢っちゃう!」
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/09(木) 01:15:31.68 ID:sRhUpapu0
ライラ「学食なんて久しぶりでございますねー」

女子B「ライラさんいつもお弁当ですからね」

女子A「しかも結構質素だよねー、小食?」

ライラ「ライラさんはたくさん食べますよー?」

女子C「というわけでララっち! なんでも頼んじゃって!」

ライラ「では……A定食を」

女子C「お、いいねぇ」

ライラ「んー……」

女子C「んー? サイドメニュー行っちゃうララっち!」

ライラ「C定食も気になるのでございますねー」

女子C「ならアタシが頼んじゃうかな、ララっちに分けてあげるー」
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/09(木) 01:17:02.21 ID:sRhUpapu0
ライラ「ではお昼でございますねー」

女子C「その前にー、おかずあーげるっ!」

女子A「だったら私もあげようかなっ! コロッケとかどう?」

女子B「苦手なものでなければ……」

ライラ「おー、ライラさんのお昼がデラックスでございますねー」キラキラ

女子C「めっちゃキラキラしとる」

女子A「ライラちゃん普段食べないしねぇ」

ライラ「えっと……」モグモグ

女子B「持ち帰るのはダメですからね?」

ライラ「ダメでございますか?」

女子B「ダメでございます」
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/09(木) 01:18:13.12 ID:sRhUpapu0
ライラ「許していただけなかったのでございます」

凛「そりゃ駄目だよライラ……気をつけなよ?」

晴「学食って……給食とは違う感じなのか?」

凛「うん、好きなメニューを頼む感じかな、お金も払うよ?」

ライラ「ライラさんは給食も食べてみたかったのですねー」

晴「えー? 嫌いなモン出た時とか大変だけど」

ライラ「あのー……おかわり!っていうのをやってみたいのでございます」

凛「あー、あれは高校じゃできないもんね。私しなかったけどさ」

晴「へー……今度からおかわりするようにするかなぁ……」

ライラ「それならこれに……」

晴「入れないからな?」

ライラ「入れないですかー」
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/09(木) 01:22:45.55 ID:sRhUpapu0
真奈美「学校にいた時のこと……かい?」

凛「うん、大人のみんなにも参考で聞いておいてくれって」

真奈美「なるほど、色々と話は聞いていたが面白い試みだ」

晴「Pのやつは何も考えてなさそうだったけどな」

真奈美「そうなのかい? まぁ話すのは構わないさ、私も学生時代は普通の女学生だったしね」

凛「…………そうなんだ」

真奈美「なんだいその心底信じてないような声は」

晴「いやだって……なぁ?」
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/09(木) 01:25:18.52 ID:sRhUpapu0
〜木場さん昔はこうだった!〜

男子生徒A(以下男子A)「真奈美、諦めろって」

真奈美「いいや、できるはずさ、期待には応えなければ」

男子生徒B(以下男子B)「いやいや、無理にやる必要ねーって!女子共の勝手な話だろうが!」

男子生徒C(以下男子C)「そうですよ、真奈美さんはいつもみんなの期待に応えてるじゃないですか」

真奈美「だからこそ、だからこそ今回も応えなければならない、そう思うんだ」

男子B「こいつ時々変な方向に真面目だよな」

男子C「まぁそこがいいところだしなぁ」

真奈美「安心して、君たちに迷惑はかけないさ……私がやる!」


真奈美「すまない、…………男子用の制服を売ってもらえないか?」

売店店員「………えっと?」
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/09(木) 01:26:16.60 ID:sRhUpapu0
真奈美「……駄目だった」

男子B「そりゃそうだろ、真奈美セーラー服じゃねーか」

真奈美「学校契約の小売店で買うようにと言われてしまった……」

男子A「マジレスじゃねーか、近くっていうと……あそこか?」

真奈美「いや、よくよく考えたら小売店で買うとお小遣いが足りない……パーティグッズも高い……」

男子B「おい、バイト始めるとか言うなよ真奈美、うちはバイト禁止だぞ」

真奈美「わかっている、わかっているさ……かくなる上は……」

男子C「貸しませんからね」

真奈美「何故だ!?」

男子A「そりゃお前……」

男子B「なぁ?」


真奈美「学ランを借りて学園祭で接客するだけだろう!?」

男子s「「「いや、だからこそだよ」」」
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/09(木) 01:27:08.20 ID:sRhUpapu0
真奈美「いいだろう!? みんなが楽しみにしてるんだ」

男子C「いや、真奈美さん。確かに似合いそうですけどね?」

真奈美「まぁ少し気恥ずかしいところはあるけど、他ならぬクラスの団結のためだ。耐えることにするよ」

男子A「まぁクラスの男子全員に制服借りるの断られたけどな?」

男子B「つーか学園祭のネタなら真奈美が自腹で買うなよ、Cのやつに買わせろよ」

真奈美「しかし……どうしてダメなんだ? 別に困らないだろう? 洗って返すよ?」

男子B「いや、貸すなら別に洗って返さなくてもいい……」

男子C「おいコラ。 真奈美さんは気にしないでくださいね? ほら、俺らも女子に服貸すのはなんか嫌だからさ?」

真奈美「そうか……ならお古の中学時代の制服でも構わないけども」

男子A「いやー、あの女子の決定には男子全員で頑固反対する姿勢だからよ。許せ真奈美」

真奈美「……仕方ないね。女子のみんなには私から話すよ。私も学ランは着てみたかったんだがね」


男子A(誰が真奈美に制服貸すかで戦争になったのは言わないでおこう)
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/09(木) 01:28:39.01 ID:sRhUpapu0
真奈美「と、いうわけさ。若気の至りというやつでね」

凛「真奈美さん乗り気だったんだね」

真奈美「乗り気じゃなきゃ自腹で学ランを買うなんて考えないさ。今はアイドルになって叶ったがね」

晴「そういや真奈美さん学ラン着てたなー」

真奈美「あのお仕事の後、当時の友人から電話があってね。次会うときは学ランで、だそうだ」

凛「受けたんですか? 外を学ランで?」

真奈美「さすがに外は出ないよ、パーティグッズの学ランでも買って行くさ。あの頃と違って、使えるお金は増えたしね」

晴「いいよなー大人って。お小遣い全然たりねーもん」

真奈美「今にして思えばお小遣いをやりくりしてたあの時が一番よかったと思えるものさ。その時間を大事にするといい」

晴「そんなもんなのか? 真奈美さんがそういうならそうなのかな」

凛「説得力あるもんね……」
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/09(木) 01:35:07.43 ID:sRhUpapu0
保奈美「学校のこと……かぁ」

凛「保奈美は…………高校生だよね?」

保奈美「凛ちゃーん? 私16歳よ? そんな年じゃないケド?」

凛「ごめんごめん、つい大人びてるからさ」

晴「確かに、保奈美さんって大人に見えるかもなー」

保奈美「もう、晴ちゃんまで、凛ちゃんともほとんど変わらないのよ?」

凛「クラスのみんなから言われたりしない?」

保奈美「…………言われるかなぁ」

晴「だよなぁ」
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