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GT悟空が幻想入り
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146 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/11/17(金) 23:22:47.32 ID:7chMi8C90
藍(さあ、あの力を出してみろ・・・!博霊神社で放ったあの力を!)
悟空(超サイヤ2)「ちょっと力入れていくぞ!はぁぁぁっ!!」ゴゴゴッ
藍「なんという気の嵐だ・・・これが人間が秘めている力なのか・・・!」
悟空(超サイヤ3)「さあ、時間がねえんだ。早いとこ片付けさせてもらうぜ?」ビュウン
藍「は、早い・・・!ぐうっ!」ズサー
藍「結界を貼る隙もない・・・これほどまでとは・・・」
悟空(超サイヤ人3)「フルパワーだっ!はぁぁっ!」ポーピー
藍「ぐっ!?おおぉっ!」ドサッ
147 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/11/17(金) 23:46:44.44 ID:7chMi8C90
悟空(超サイヤ3)「これがオラの全てだ。さて、オラが邪悪かどうかを確かめるんだったな。おめえはどう思った?」
藍「・・・一つ聞かせてくれ。お前はその力を何に使う?世界の為か、大切な人の為か、それとも野望の為か?」
悟空(超サイヤ3)「・・・どれも違うな。オラは強いやつと戦う為、絶対に負けない為に戦うんだ」
藍「・・・そうか。君を一言で表すなら純粋・・・おそらく君はどんな敵が相手でも決して命を断つことにはこだわらない。私はそう感じ取れた」
藍「君は幻想郷に仇なす者ではない。孫悟空、これまでの無礼をお詫びする・・・すまなかった!」ペコッ
悟空「構わねえよ!おめえのような強いやつとも戦えてオラ、楽しかったぞ〜」シュゥン
悟空「でも、オラもいつまでも幻想郷にいるつもりはねえんだ。オラの元いた世界でとんでもなく悪い奴が暴れてる・・・そいつを倒さねえと!」
148 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/11/17(金) 23:48:17.38 ID:7chMi8C90
藍「・・・?君は博霊霊夢と共に行動しているのであろう?何故、送り返してもらわないんだ」
悟空「いや、元いた世界に戻るために結界を通ろうとしたんだけど、結界を開こうとしたら弾かれちまったんだ」
悟空「それで、今唯一頼れそうな幻想郷の賢者っちゅうやつに話を聞きたいと思ってんだけど・・・見つからなくてよ」
藍「博霊結界に異常が?・・・わかった、結界をなおしてもらえるよう幻想郷の賢者、八雲紫さまにお伝えしておく」
悟空「ああ、頼んだ・・・っておめえどこにいるかわかるんか!?」
藍「ああ、私の主人だが・・・」
悟空「どひゃあ〜!こんなところで元の世界に帰る話が出来るなんて思わなかったぞ〜!」
藍「なるほど、そういうことだったのか。役に立ててよかった」
悟空「そうだ、霊夢と魔理沙のやつ・・・いきなりオラがいなくなってビックリしてんじゃねえか?大丈夫なんかな〜」
藍「あの2人はそのまま進んでいったみたいだ。今頃・・・」
149 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/18(土) 01:07:04.59 ID:Gm+LXrtoO
>>145
確かに物語上仕方ないとはいえかなり弱体化しとるよな
まあ幻想郷だとパワーが30%くらいダウンしてるって思って読んでるわ
150 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/11/18(土) 18:51:18.87 ID:lmuw778L0
白玉楼階段
???「はっ!」シャキン
霊夢「っ!?くっ・・・」シュン
???「瞬間移動か、今度は髪を切るだけじゃすまさない・・・!」チラッ
魔理沙「マジックミサイルっ」ダダダダッ
???「甘い。この程度の攻撃が効くと思った?」カキンカンカン
魔理沙「ちっ・・・全て刀で切り裂きやがった!あいつが今回の異変を起こしたやつなのか?」
妖夢「当たらずとも遠からず・・・私はこの屋敷に務める従者。魂魄妖夢・・・!春の力を集めて回ったのは、確かに私。けど、私は異変などはどうでもいい」
妖夢「我が主がこの白玉楼にある妖怪桜、西行妖を咲かせるため春の力を求めた、ならば私がすることは一つ。その命に従うまで!」
151 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/11/18(土) 19:07:50.89 ID:lmuw778L0
霊夢「西行妖・・・?そんなもののために幻想郷の春を奪ったというの!」
妖夢「あと少し、あと少しで妖怪桜は満開となる。それをお前たちに邪魔させるわけにはいかない!」
魔理沙「それと、お前!孫悟空っていう子供をどこかに飛ばしただろ!どこにやったんだ!?」
妖夢「孫悟空・・・?聞き覚えがない・・・侵入者はお前たち2人ではなかったのか・・・!」
霊夢「・・・?どういうこと・・・じゃあ孫くんはどうしていなくなったの?」
魔理沙「ちっ、気になることはあるけどよ・・・まずはあいつを倒さねえと・・・!」
霊夢「そうね。さくっと倒してさくっと異変を解決して、孫くんを探すわよ!」
妖夢「大きくでたな。博霊の巫女。ならば、やってみるがいい・・・!当然、2人がかりでも構わないわ」
152 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/11/18(土) 19:09:27.03 ID:lmuw778L0
霊夢「魔理沙!手を出さなくていいわ!こいつは私が倒す!!」ビュウン
妖夢「・・・!」チャキ スパァァン
霊夢「うっ・・・!早い・・・抜刀して斬ってくるスピードが尋常じゃない・・・!」タラタラ
魔理沙「どこかの本で読んだことあるぜ・・・居合い、昔から伝わる剣術の一つだとか・・・!」
妖夢「私を越えていきたくば死を覚悟し、くるがいい・・・!」チャキ
魔理沙「ちっ、こんなやつに時間をくってるわけにはいかねえぜ!一気に吹っ飛ばしてやる!」ポォォォ
???「その必要はないわ。時間ならここにたっぷりある」
霊夢「!?」 魔理沙「あんたは・・・!」
妖夢「何者?貴様もこの者たちの仲間か」
153 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/11/18(土) 19:19:48.53 ID:xli70E/L0
咲夜か
154 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/11/18(土) 19:36:04.93 ID:lmuw778L0
咲夜「まさか、一緒にされるのはいい迷惑よ。でも、目的は同じだと思うわ」
霊夢「紅魔館のメイド・・・どうしてここに?」
咲夜「異変かもしれないから見てくるように言われたのよ。まさか、本当に異変だったとは・・・」
魔理沙「どうやってわかったんだ?ここに異変を起こした奴がいることを・・・」
咲夜「あなたたちを探したのよ。異変が本当に起こっているなら、二人は異変の解決に動いているはず・・・」
咲夜「さて、相手を待たせては悪いわ。ここは私があの子を抑える。だから、あなたたちは先に進みなさい」
霊夢「抑えるって・・・あんたにあいつが抑えられるの?」
咲夜「私の能力を忘れたのかしら?」シュン
妖夢「・・・?っ後ろか!」スパァァン カキン
咲夜「・・・なかなかの反応速度ね」シュン
155 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/11/18(土) 19:42:18.64 ID:lmuw778L0
魔理沙「能力で妖夢の後ろに回り込み・・・ナイフを投げ、戻ったのか・・・時を止める能力、恐ろしいな」
咲夜「時間を稼ぐことなんて私の能力からすれば、簡単なこと・・・」
霊夢「・・・わかった。任せるわ!いくわよ、魔理沙!」タッタッタッ
魔理沙「おうよ!・・・頼んだぜ、咲夜!あと明日紅魔館行くからよろしく!」タッタッタッ
妖夢「させるか!・・・ぐっ!」カンッ
咲夜「あなたの相手はこの私・・・さあ、戦いましょう」シュン
妖夢「瞬間移動・・・?いや、違う。あまりにも動作が読めなさすぎる」
咲夜「幻世「ザ・ワールド」」バァァァ
156 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/11/18(土) 19:48:18.27 ID:xli70E/L0
ディオじゃねーか!
157 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/11/19(日) 21:55:48.27 ID:tbGZWoHO0
咲夜「時は止まった。ここは私の世界・・・この能力は相手の力によって何秒時が止められるかが決まる。まずは何秒止められるかを知らないとね」
咲夜「2、3、4・・・時は動き出す」バァァァ
妖夢「まただ。またやつは移動している・・・これは確実にやつの能力・・・」
咲夜(5秒・・・孫くんは通常時で10秒、超サイヤ人で7秒と考えるとあの子は私が戦ったときの孫くんより強いということになる)
妖夢「貴様が何の能力かはわからないが、私はただ斬るのみ!」タッタッタッ
咲夜(きたか・・・!相手の攻撃に合わせて、時を止めて・・・避ける)バァァァ
妖夢「すべてかわされている・・・!」ブゥン ブゥン
158 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/11/19(日) 21:57:03.69 ID:tbGZWoHO0
咲夜「あなたでは私をとらえられない。・・・さて、これをあなたはどうする?」バァァァ
妖夢「っ!私の周囲にナイフが・・・!」クルッ
咲夜「串刺しになりなさい!」シュバババ
妖夢「うっ!あぁぁぁぁぁっ!」
咲夜「・・・あっけなかったわね。これなら私も先に進め・・・」
妖夢「・・・っふぅ!!」ビュウン
咲夜「ぐっ!?間に合わ・・・がふっ・・・」ズシャ
妖夢「このまま引き裂いて・・・」
咲夜「・・・くっ、はあっはあっ」バァァァ
妖夢「距離をとったか・・・だが、その傷では満足に動くこともできないはず」
159 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/11/19(日) 21:58:31.73 ID:tbGZWoHO0
咲夜「あのナイフからどうやって・・・!」ヨロッ
妖夢「私はみての通り、人間・・・だが、同時に幽霊でもある。言うなれば半人半霊というもの」
妖夢「あのナイフが当たる瞬間、この身を霊体にしナイフをすり抜けたというわけだ。さあ、形勢逆転だな?」チャキ タッタッタッ
咲夜「くっ・・・!油断した・・・たあっ」バァァァ ザッ
妖夢「無駄だ。ナイフや蹴りではこの霊体には何ら影響はない。傷を負うのはそのケガで動く貴様の方だ」ブゥン
咲夜(その通りね・・・出血もひどくなってきた・・・このままでは・・・)ポタッ
咲夜(考えろ・・・あいつの弱点を・・・)
160 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/11/19(日) 21:59:45.64 ID:tbGZWoHO0
咲夜(私の攻撃はあの子の霊体ですべてすり抜けてしまう。魔法や術があれば別だろうけどそんなこと、私はできない)
妖夢「さあ、貴様を片付けてあの二人もすぐに追わせてやる!」タッタッタッ
咲夜(それに対して、あの子の攻撃がヒットすればおそらく即死・・・加えて私は重傷・・・なんていうハードモード・・・)バァァァ
咲夜(ん?何であの子の攻撃は私に通るの?霊体なら、ナイフや蹴りが通用しないようにあの子の攻撃もすり抜けてしまうと思うのだけど・・・)
咲夜「・・・攻撃するタイミングだけ、霊体を解いているということか・・・」バァァァ
妖夢「逃げ続けたとて、結果は変わらない!いい加減、諦めるんだな」クルッ
咲夜(チャンスはこれだけね・・・気を抜いたら倒れてしまう・・・)ポタッ
161 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/11/19(日) 22:01:11.28 ID:tbGZWoHO0
妖夢「・・・はっ!」タッタッタッ
咲夜「これが最後の時止め・・・ザ・ワールド!」バァァァ
妖夢「・・・!ナイフが周囲に・・・同じことをしても無駄だ!」スゥ シュバババ
咲夜「すべてすり抜けた・・・今は霊体ってことね・・・!さて・・・効いてよ・・・?」ガクッ
妖夢「とどめだっ!」ビュゥン チャキ
咲夜「南無阿弥陀仏・・・南無阿弥陀仏!」ボソッ
妖夢「うっ・・・!?そ、それは・・・ああぁぁぁっ!!霊体を、とかないと・・・!消え・・・」シュゥン
咲夜「はあはあっ・・・効果は抜群ね・・・今よ!」ドスッ
妖夢「が、はっ・・・ゆ、ゆゆ・・・こ様・・・」バタッ
咲夜「倒れてくれた・・・私も限界ね・・・一休みしよう・・・」ペタン
咲夜「この傷は、何ヶ月で・・・自然治癒するかしら?」バァァァ
162 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/11/19(日) 22:18:57.87 ID:ZO0ae4jv0
GT悟空の超サイヤ人より強いって強すぎじゃね
163 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/11/19(日) 23:47:17.07 ID:6T97dOYq0
妖怪桜・西行妖
魔理沙「ついたな。このデカい桜が西行妖か・・・よくないものを感じるぜ・・・」
霊夢「この木・・・何かが封印されている・・・?とてつもない力を持った何かが・・・」
???「察しがいいわね、博霊の巫女さん」
???「あと少しなのよ。もう少しで西行妖は完全に開花する」
霊夢「あんたがこの異変を起こした張本人か・・・!」
幽々子「ねえ、見事な桜でしょう?でも、これでもまだ満開ではないの。あなたたちがあと少し待ってくれたら美しい桜が見られるのよ?」
魔理沙「それは魅力的な話だ。こんな桜が咲く様はこの機会を逃せば見れないかもしれない。けどよ、幻想郷の春を犠牲にしてまで見ようだとは思わない!」
霊夢「それにこれを咲かせたら何かの封印が解かれることになる。それが、どんなものかがわからない以上見逃すわけにはいかないわ!」
幽々子「・・・ならば、仕方がないわね。西行妖を咲かせるため、あなたたちを止めるわよ」
霊夢「咲かせたら私たちの負けよ!あいつを倒してあの西行妖の花を散らせるわ!」
魔理沙「ああ、これが最後の戦いだぜ!さっさと終わらせて悟空も探さないとな!」
幽々子「花の下で眠るといいわ!紅白の蝶、黒い魔よ!」
164 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/11/19(日) 23:49:37.11 ID:6T97dOYq0
GT悟空が幻想入り 第八話
霊夢「貫けっ!パスウェイジョンニードル!」ズバババ
幽々子「この世界は死者の国。ここでは幽霊である私の力は100%発揮できる!」シュバババ
霊夢「一瞬で私の針と同等の弾幕を作った・・・!?くっ・・・」
魔理沙「ならこれを耐えられるか!ノンディレクショナルレーザー!」ギュゥイン
幽々子「・・・力が溢れてくる。西行妖も私に力を貸してくれているのね!」ジュゥン
霊夢「あの桜・・・まずいわね・・・西行妖の力をあいつが吸収している!封印されている者が手を貸しているみたいよ」
魔理沙「じゃあ桜を散らせるのが先ってことか・・・!」
165 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/11/19(日) 23:52:51.88 ID:6T97dOYq0
幽々子「そんなことさせると思う?この力ならあなたたちをここに止めておくのも容易いことよ」
霊夢「・・・魔理沙、私があいつをどうにかする!魔理沙は桜の方をお願い!」
魔理沙「お前、押さえるっていったってそんな事できるのか?あいつの今の力は私たちの力を完全に越えてるんだぞ!2人でやらないと・・・」
霊夢「いいえ、私1人でやるわ!早くもアレを試すときがきたみたいね・・・!」ゴゴゴッ
魔理沙「相当な自信だな。いいぜ、じゃあ桜の方は任せな!」ビュゥン
幽々子「いかせな・・・っ!!」クルッ
霊夢「・・・はぁぁぁぁっ!!」ゴゴゴッ
166 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/11/19(日) 23:54:07.54 ID:6T97dOYq0
幽々子「こ、この力は・・・?あの博霊の巫女から・・・!」ハッ
霊夢「ぐっ・・・ぐぐっ!」ボォォォ
霊夢「はあっ!」シュゥン
幽々子「・・・?気の放出がなくなった・・・感じられるエネルギーも同様に・・・不発・・・?」
霊夢「ふっ・・・界王拳っ!!!」ドォォォン
幽々子「なっ!?こ、これは・・・!おびただしい気のオーラ・・・身体を染める赤い気・・・」
霊夢(界王拳)「何とか、成功したみたいね・・・一歩間違うと力が暴発して身体が使い物にならなくなるもの・・・!」シュウシュウ
幽々子「人間がこれほどの力を放つなんて・・・信じられない・・・」
167 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/11/19(日) 23:56:36.05 ID:6T97dOYq0
霊夢(界王拳)「さあ、いくわよ!!」ギュゥイン
幽々子「うっ!がはっ!っ・・・ぐっ、ふっ・・・あぐっ!」ドスッ ダンッ ドンッ
霊夢(界王拳)「まだまだ!・・・でぇいっ!!」シュン ドゴォ
幽々子「が!?あぁぁっ!!」ドォォォン
霊夢(界王拳)「夢想封印・・・集!」ドッドッドッ
幽々子「こ、こんなことがっ!?あの世で強化されて、100%の力が出せる私ですらこのざまだなんて・・・!」フワァ
霊夢(界王拳)(界王拳・・・凄まじい力を得ることができる。・・・けど確かにリスクが高すぎるわ・・・!)バシュゥン
幽々子「ゴーストバタフライ!」チュゥゥドドドド
霊夢(界王拳)「温存してたらこっちが先にバテちゃうわ・・・一気にいくわよ!」ギュゥイン バンバンッ
168 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/11/19(日) 23:58:26.98 ID:6T97dOYq0
幽々子「被弾覚悟の特攻!?ぐふっ・・・!な、なんて強引な・・・」ドサッ
霊夢(界王拳)「夢想封印・・・散!弾けろ!」ドドドド
幽々子「がはっ・・・!・・・ぐ・・・さ、西行妖よ・・・私に力を!」ポワァァ
霊夢(界王拳)「キリがない・・・!魔理沙、早めに頼むわよ・・・!私も長くはもたないわ・・・!」ズキズキ
西行妖 前
魔理沙「はあっ・・・はあっ・・・ダメだ!あんなに霊夢に大見得切っちまったって言うのに・・・桜の花を散らせることも出来ないなんて・・・!」ヨロッ
魔理沙「いや・・・弱音を吐く暇があったら少しでも魔力を高めるんだ!・・・アリス、2つ目のポーションを使わせてもらうぜ!」ゴクゴク
169 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/11/20(月) 00:00:17.29 ID:I6nuwhvz0
魔理沙「いくぞ!フルパワーだっ!!うおおぉぉぉぉっ!」ポォォォ
魔理沙「貫けっ!マスタースパークっ!!どうだっ!」ドォォォン
魔理沙「へっ・・・へへ・・・効果なしか・・・くそっ!私ではこれが・・・!この力が限界なのか・・・!ちくしょう!」
咲夜「弱音は貴方らしくないわよ?さあ、もう一度立ちなさい」シュン
魔理沙「咲夜・・・あいつを倒したんだな!けど、駄目だ!あの桜は私のフルパワーのマスタースパークですら効果はなかったんだ・・・」
咲夜「・・・あと何回撃てそう?あの魔法は・・・」
魔理沙「ポーションを飲んで、あと2回が限界だ・・・どうするつもりだ?」
咲夜「ふふっ・・・結局はあなた頼みになるけど・・・」
170 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/11/20(月) 00:02:32.11 ID:I6nuwhvz0
霊夢(界王拳)「うあぁぁぁっ!!」ギュゥイン ドンッ
幽々子「ぐっ・・・!どんどん、パワーとスピードが落ちてきてるわね・・・!」ズサー
霊夢「はあはあっ!・・・ま、まだまだ・・・!ぐうっ!?」パァァン
幽々子「赤いオーラがなくなった・・・エネルギー切れみたいね・・・!はっ!」チュゥドドドッ
霊夢「うぐっ・・・」バタッ
霊夢「く、くそ・・・私は、こんなところで・・・!負けられない・・・!」ググッ
幽々子「なんて精神力・・・!もう力は残っていないはずなのに立ち上がるなんて・・・!でもね」ポォォォ
霊夢「・・・くっ・・・!」フラッ
幽々子「あなたの負け!さあ、次はあの魔法使いよ!」ドォォォン
霊夢「・・・ごめん、ここまでみたい・・・」ボソッ
171 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/11/20(月) 00:04:53.34 ID:I6nuwhvz0
霊夢「・・・あとは任せたわよ」バタッ
???「ああ、本当によく頑張ったなぁ霊夢。気をずっと感じてたぞ。界王拳を使ってそこまで戦えれば上等だ!」ポーピー
幽々子「誰・・・!私の弾幕をかき消したあの子は・・・」
悟空「あとはオラに任せろ。おめえは休んでるんだ。・・・はあっ!!」シュゥン
悟空(超サイヤ人3)「さて、おめえが全ての元凶か・・・そのパワーどんどん高まっているみてえだな」
幽々子「そうよ!あの西行妖が私に力を貸してくれている。私は負けない!」
悟空(超サイヤ人3)「なら、その力・・・どこまでのものかみせてもらうぞ」シュン
172 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/11/20(月) 00:06:00.44 ID:I6nuwhvz0
西行妖 前
魔理沙「・・・!確かにそれだったらいけるかもしれない!」
咲夜「さあ、もう一度立ちなさい!そして幻想郷の春を取り返すわよ!」
魔理沙「おうっ!咲夜、準備は出来てるか?」
咲夜「ええ、好きなタイミングで初めてちょうだい!あの妖怪桜にドデカいのをぶち込むのよ!」
魔理沙「ああっ!いくぜっ!!はぁぁぁっ!!」ゴゴゴッ
魔理沙「マスタースパークっ!!今だ!」ドォォォン
咲夜「ええ、肩を貸して!・・・幻世「ザ・ワールド」」バァァァン
173 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/11/20(月) 00:13:14.20 ID:I6nuwhvz0
咲夜「さて、どうかしら?」
魔理沙「よしっ!動ける!これが止まった時の世界か・・・」キョロキョロ
咲夜「時間がないわ。あなたに許されている時間は7秒、それだけあれば放てるでしょう?」
咲夜「もう一度、あの魔法が!」
魔理沙「ああ、いけるぜ!ごくっ・・・ごくっ・・・ぷはぁ!魔力の回復はできた!」
魔理沙(修行の成果を見せてやるんだ・・・!前は撃つまでに一分近くかかっちまったが今は違う!)
魔理沙「もう一度いくぜ!うおぉぉぉっ!!」ポォォォ
魔理沙(悟空のやってたアレみたいに魔力を放出するんだ!魔力を爆発させろ!)バチバチ
咲夜「4、5、6・・・!!」
魔理沙「よっしゃー!できたっ!この技はマスタースパークあらため・・・!」ポォォォ
174 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/11/20(月) 00:15:25.34 ID:I6nuwhvz0
咲夜「時は動き出す!さあ、思う存分やりなさい!」バァァァン
魔理沙「ファイナルマスタースパークだぁぁぁっ!!」ドォォォン
咲夜「お、おおっ・・・二発分のマスタースパーク・・・!これは魔法と言ってもいいのかしら・・・!もはや術や魔法を超えた別次元の力・・・」
魔理沙「だりゃぁぁぁぁっ!吹きっ、飛ばせぇぇっ!!」ドォォォ ズドォォォ
悟空(超サイヤ人3)「・・・!このバカみてえに高い気は・・・まさか、魔理沙かっ!?」ハッ
霊夢「・・・これは・・・さ、桜の花びら・・・?やったのね・・・あいつ・・・」ヒラヒラ
幽々子「あっ・・・う、嘘・・・まさか、西行妖の桜を・・・」
175 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/11/20(月) 00:17:14.88 ID:I6nuwhvz0
悟空(超サイヤ人3)「諦めろ。もう西行妖とかいうやつの花は咲かねえ・・・」
霊夢「奪われた春の力もあるべきところに戻っている・・・幻想郷の異変は解決とも言えるわ・・・」ゴホッ
悟空(超サイヤ人3)「オラたちの勝ちだ・・・!」
幽々子「ふっ、ふふっ・・・降参よ・・・!」ペタン
幽々子「あと少しだったのになぁ・・・開花して綺麗な妖怪桜が見られそうだったのに・・・そして、西行妖に封印されていた誰かも・・・」
霊夢「封印なんてものは簡単に解いてはいけないわ。特にこんな妖怪桜に封印するようなとんなでもないやつであればなおさらね」
霊夢「強力な封印であればあるほど術者の願いや希望が込められているのよ。これには相当な力を感じる・・・並大抵の覚悟ではできないことよ」
霊夢「おそらく、自らの死をもって何かを封印した・・・その人の思いも無駄になるわけよ。だから・・・」
幽々子「・・・そうね・・・どのみち私にはこれ以上何もすることができない。私の、負けよ・・・!」
176 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/11/20(月) 00:20:30.30 ID:I6nuwhvz0
霊夢「封印なんてものは簡単に解いてはいけないわ。特にこんな妖怪桜に封印するようなとんなでもないやつであればなおさらね」
とんなでもないやつ→とんでもないやつ
誤字です。申し訳ありません
177 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/11/20(月) 00:22:33.32 ID:I6nuwhvz0
幻想郷の明けない冬はあの世から溢れ出した春の力によって終わりを告げた
春の力は瞬く間に幻想郷を満たし、雪を溶かし、桜を開花させていった
異変を解決した翌日、この日は待ちに待ったお花見の日
呼んでもいない参加者たちが次々と博麗神社へやってくる
178 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/11/20(月) 22:14:16.14 ID:eiodXqZt0
悟空「まだまだ食うぞ〜霊夢、飯くれ!」バクバク
レミリア「その鬼にも勝るとも劣らない食べっぷり・・・小さな身体のどこにその食べ物が入るのかしら?」
幽々子「私も次、お願いできるかしら?」ムシャムシャ
魔理沙「お前も悟空と同じくらい食べてるな!?・・・何なんだ・・・お前たちは・・・」
霊夢「あんたたち食べすぎよ!!っていうかあんたたち何でいるのよ!」
妖夢「私たちもお花見は出来ませんでしたから・・・差し入れも持ってきましたので、これでどうですか?」
霊夢「むっ・・・まあ、来るものは拒まないのが私のいいところ・・・ところで、あんた・・・偉く殊勝な態度じゃない?」
179 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/11/20(月) 22:15:20.88 ID:eiodXqZt0
幽々子「あの時はちょっとかっこつけてつけてたのよ〜!この子、普段は割とおちょこちょいで抜けててかわいいところがあるの」ニッコリ
妖夢「幽々子さま〜///そ、そんなことないですよ!?私は白玉楼の庭師として・・・うわっ!?」アタフタ ドテンッ
悟空「なんにもねえところでこけるなんて、おもしれえやつだな〜おめえ!」
「あははははっ!」
悟空「・・・よっこらせっと・・・」グググッ
魔理沙「おっ?どこにいくんだ、悟空」
悟空「・・・ちょっと小便。トイレはどこにあんだ?」
霊夢「裏に回って・・・」
180 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/11/20(月) 22:16:32.18 ID:eiodXqZt0
悟空「・・・さて、ここなら誰もいねえぞ」グッ
悟空「誰だかしらねえけど、オラに何か用があるんだろ?出てこいよ」キョロキョロ
???「ふふっ・・・用があるのはあなたではなくて?孫悟空くん」
悟空「っ!!(・・・何だ・・・か、身体が震えてやがる・・・こ、こいつ・・・ただ者じゃねえ・・・)」ブルッ
???「さて、私のことは藍から聞いたと思うけど・・・改めて自己紹介をさせてもらいましょう」クスクス
紫「私の名は八雲紫。この幻想郷において賢者と呼ばれているわ」
悟空「八雲紫か・・・おめえ、尋常じゃねえ力を持ってんな・・・!隠してるみてえだけど、藍以上の気をおめえから感じんぞ・・・!」
181 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/11/20(月) 22:18:20.08 ID:eiodXqZt0
紫「藍は私の従者、君のことは藍から聞いたわよ。博麗神社の結界に異常が起きていて、君は元の世界に戻ることができないとか・・・」
悟空「ああ、おめえなら何とかなるとか霊夢が言ってたからずっと探してたんだ。頼む、結界とか言うんを直してくれねえか?」
悟空「オラは何としてでも元の世界に帰らねえといけねえんだ。時間は少しずつだけんど、確実に進んでる・・・」
悟空「オラがいなくなってから向こうではもう4時間は立ってるはずだ!これ以上はオラの世界もどうなるかわかんねえ・・・頼む!」
紫「・・・いいでしょう」
悟空「えっ!?」
紫「もともと拒む理由もないもの。あなたは幻想郷において大きな貢献をもたらしてくれた」
182 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/11/20(月) 22:19:11.57 ID:eiodXqZt0
紫「一つ目は紅魔館での戦い。異変のこともそうだけど、あの吸血鬼たちの和解の手助けをしてもらったでしょう?」
紫「あなたの介入がなければ霊夢たちは最悪殺されてフランドールの暴走で各地に大きな被害をもたらすこととなったかもしれない」
悟空「そうだな・・・あいつの力は危険だった。コントロール出来てない状態で外に出したら、とんでもねえことになっただろうな」
紫「そして二つ目、私の友人、幽々子を救ってくれたこと・・・」
悟空「どういうことだ?あいつを救ったってそんなことした覚えはねえけど・・・」
紫「西行妖には封印されていたものがあることはあなたも知っているわよね?」
悟空「ああ、霊夢から聞いた。強い力で何かが封印されてるってな」
183 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/11/20(月) 22:20:22.66 ID:eiodXqZt0
紫「あそこに封印されていたものは幽々子の遺体よ。西行妖には幽々子の身体が封印されているの」
悟空「・・・?あいつの身体をどうして封印何かしてんだ?それにどうしてあいつもそれを覚えてねえんだよ」
紫「幻想郷にいる以上、誰かしら一つの能力を持っている。あなたはここへくる前から能力を持っていたみたいだけどね」
悟空「オラの能力、気を使うことか・・・!」
紫「幽々子の能力は死を操る程度の能力。それは無条件で人、妖怪を死に誘える能力・・・」
悟空「なんて能力だ・・・死を操る・・・」
紫「そう、幻想郷においては余りに強大すぎる能力・・・何しろ、少し念じるだけで相手を殺せてしまうんですもの。普通に生活するだけで周りの者は死に絶える」
184 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/11/20(月) 22:21:41.00 ID:eiodXqZt0
紫「生前の幽々子は自らの能力を疎い、どうにかできないかと考えた。そこで、西行妖に自らの力を封印することを考えたの」
紫「でも、幽々子の能力の封印は強大なもの故、難しかった。そこで、自らの身体を封印の媒体としたのよ」
悟空「なるほどな・・・幽々子はそこで死んじまったんか・・・記憶もその時になくなったってことだな」
紫「そうね。幽々子が幽霊となって転生も消滅もせずに留まっているのは西行妖の封印があるためよ」
悟空「それを今回みてえに幽々子が解こうとして、もし封印が解かれちまったらどうなるんだ?」
紫「封印されていた身体に今の幽々子の精神が入り込む。そこから身体に今まで霊体で生きてきた分の時間が流れることになるわ」
185 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/11/20(月) 22:23:10.82 ID:eiodXqZt0
紫「千年ほど霊体で生きてきた幽々子にとってそれは死を意味する。今度こそ完全なる消滅となってしまうことでしょう」
悟空「そうか・・・オラたちが西行妖の開花を防がなかったら幽々子はその場で消滅しちまってたってことだな」
紫「ええ、自らの手で消滅の道へ行こうとしていた幽々子をあなたは救ってくれた。友人として礼を言わせてもらうわ。ありがとう」
悟空「気にすんな。オラもそんなことになってたなんて気づかなかったわけだしな」
紫「これほどのことをしてくれたあなたの願いを聞き入れない理由がないわ。ぜひ、させて頂戴・・・!」
悟空「サンキュー!紫!」
紫「さて、それで・・・どうするの?」
悟空「・・・どうするって、何がだ・・・?」キョトン
186 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/11/20(月) 22:24:24.23 ID:eiodXqZt0
紫「今、あなたが元の世界に帰るかどうか。悪いのだけど私もそう時間があるわけでもないの・・・次はいつ、あなたと会うことができるかわからない・・・」
悟空「・・・!そうか、早い方がいいのはわかってんけど・・・あいつらにも別れが言えてねえからな・・・」
紫「次、会うのは何ヶ月、何年・・・その可能性もある。ごめんなさい、力になると言ったのに・・・」
悟空「おめえが謝ることじゃねえさ!・・・けど、やっぱり霊夢に魔理沙・・・あいつらがちょっとな・・・」
悟空「・・・」
???「私たちのことなら気にしないでよね!」
???「話は聞かせてもらったぜ!元の世界に帰れるんだな!よかったじゃねえか、悟空!」
187 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/11/20(月) 22:26:01.18 ID:eiodXqZt0
悟空「霊夢・・・!魔理沙・・・!」
悟空「・・・今から、帰ることになっちまった・・・おめえらに会うことも、もうねえだろうな・・・」
魔理沙「・・・なに辛気臭い顔をしてるんだよ!
私たちのことなら大丈夫だって!」ニコッ
霊夢「ええ、元の世界に帰るんでしょ?それは別に孫くんとの絆が消える訳じゃない。あんたとの思い出はずっとここにあるから!」グッ
悟空「・・・!そうだ・・・!ありがとよ、二人とも!おめえらといた半年余りの時間はオラにとってもかけがえのねえもんだ!」
魔理沙「ああ、悟空・・・!元の世界にいるベビーとか言うやつ、絶対に倒してこいよ!」
悟空「今のオラなら勝てるはずだ・・・!おめえらに約束するぞ。ぜってえ勝つ!」グッ
魔理沙「ああ、その意気だぜ!頑張れよ!」ニコッ
188 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/11/20(月) 22:27:25.87 ID:eiodXqZt0
霊夢「・・・あんたには随分世話になったわ。異変解決のこともそうだし、私の修行のこともそう」
悟空「オラの方こそ、飯に寝る場所、それに絶好の修行相手もなってくれた。おめえには感謝してもしきれねえ」
霊夢「ありがとう、孫くん・・・またね!」ニコッ
悟空「っ!?・・・ああ、またどっかで会えたらいいな!・・・紫」
紫「別れはすんだみたいね。では、行きましょうか・・・結界のもとへ」
悟空「じゃあな、霊夢!魔理沙!」
博麗大結界
紫「これは随分、派手にやられてるわね・・・霊夢じゃ開けないわけよ」バチバチ
紫「次元が歪んで、結界に支障をきたしているのね・・・こんなこと並大抵の者ではできないことよ」
189 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/11/20(月) 22:29:01.90 ID:eiodXqZt0
悟空「多分、オラの世界にいたベビーってやつが原因だ。界王神様もベビーの攻撃で時空に影響がとか言ってたからな」
紫「・・・よし、開いた!さあ、この穴に飛び込んで・・・この穴はあなたの世界と繋がっているわ」バチバチ
悟空「ああ、サンキュー!紫!」
悟空(そしてバイバイ、幻想郷!)
魔理沙「行っちまったか・・・悟空のやつ・・・」
霊夢「・・・」
魔理沙「ふっ・・・別れってやっぱり辛いものだな・・・楽しいやつだったな、あいつは」
霊夢「・・・」コクッ
魔理沙「さ、花見に戻ろうぜ。3人揃って、でかいクソだと思われたら困りものだ」
霊夢「・・・」グスッ
魔理沙「・・・今日はとことんつき合うぜ」
190 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/11/20(月) 23:39:44.95 ID:rH9KjTqb0
乙
191 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/11/21(火) 07:10:25.95 ID:uIQbPZ2W0
こうして元の世界に戻った悟空は無事にベビーを倒し、世界に平和をもたらしたのであった!
192 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/11/21(火) 07:18:26.18 ID:uIQbPZ2W0
ここでまたひとくぎりです。また書き貯めができてきたら投稿していこうと思います
つながった世界、地獄から溢れる強者たち・・・その強者たちが幻想郷で暴れまわる。そんなときもう一つの黄金の輝きが幻想郷に降り立った
次回 幻想郷危うし!金色の戦士再び・・・
ぜってえ見てくれよな!
193 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/21(火) 13:29:55.58 ID:28axrniCO
乙
194 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/11/21(火) 21:43:28.96 ID:A1V+Q8g40
強さのランクとして考えていたのはこんな感じです。参考までに・・・
SS 紫
S 孫悟空(SSJ3)フラン
A 霊夢(界王拳)レミリア 幽々子 藍 孫悟空(SSJ2)
B 霊夢 咲夜 魔理沙 妖夢 アリス 孫悟空(SSJ)
C 孫悟空 美鈴 パチュリー 橙
D プリズムリバー レティ チルノ ルーミア
195 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/11/24(金) 17:51:36.72 ID:H2Ww7tAS0
悟空が弱すぎる気がする
196 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/25(土) 17:56:49.74 ID:n2cPOXCOO
スーパーサイヤ人にならなくても楽勝だろw
197 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[SAGE]:2017/12/01(金) 10:25:54.16 ID:LpSPz3Mc0
つまり悟空は強制弱体化(自分永続)程度の能力を開花させたんだな。
198 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/12/01(金) 16:10:20.70 ID:1qIic4CK0
幻想郷の連中が月を破壊できるとは思えないな
199 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/12/06(水) 08:51:23.25 ID:apL/ZKYB0
少しずつですが投稿していこうと思います
200 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/12/06(水) 08:53:28.39 ID:apL/ZKYB0
これは悟空が元の世界に戻った時のお話です
201 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/12/06(水) 08:55:03.58 ID:apL/ZKYB0
GT悟空が幻想入り 第九話「ベビーとの決戦!失われた霊夢の覇気」
ツフル星 荒れ地
悟空「ここは・・・みんなの気を感じる。けど・・・地球ではないみてえだな」
紫「邪悪な気配が世界を満たしているみたい。一番大きな気を放っているのがベビーとか言う者ね」
悟空「紫!?藍に橙ちゅうやつも・・・おめえら、どうしてここにいんだ?」
紫「この戦いを見届けさせてもらうわ。時空を歪ませるようなやつがいるのなら野放しはできないもの」
悟空「おめえたちは手を出さなくていいぞ。これはオラの戦いだ」
藍「ああ、わかっている。だが、もし・・・孫が負けるようなことがあれば私たちが倒す」
悟空「ああ、そうしてくれ。けど・・・今のオラは負ける気がしねえ!」
橙「あ、あわわ・・・大きな力がこっちに・・・!」ガタガタブルブル
悟空「・・・!気づいたな、ベビーのやつも・・・近くにでけえ気も感じる。これはウーブの気か?」
紫「こっちに向かってくるみたいね。では、私は少し離れた所で観戦させてもらうわ」シュゥン
悟空「ああ・・・こい、ベビー!」グッ
202 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/12/06(水) 08:56:08.07 ID:apL/ZKYB0
ベジータ(ベビー)「孫悟空・・・貴様、生きていたか・・・!」
悟空「ああ、おめえを倒すためにオラは修行してきたんだ」
ベジータ(ベビー)「オレを倒すだと・・・?ふははははっ!たかだか、数時間で何が変わる?」
悟空「やってみたらわかるぞ・・・!」グッ
ベジータ(ベビー)「ほう?くっくっくっ・・・ならば、前と同様・・・一瞬で片を付けさせてもらおうか!」ゴゴゴッ
ベジータ(ベビー)「おっと・・・そういえば、さっきお前の弟子とかいうやつが挑んできたな・・・」
悟空「おめえ・・・ウーブはどうした!?」
ベジータ(ベビー)「くっくっくっ・・・ここだ」サスサス
ベジータ(ベビー)「オレをチョコに変える技を使ってきたから、跳ね返したらあいつがチョコになりやがった・・・!うまかったぞ?」ニヤッ
悟空「それで食っちまったってことか・・・!許さねえ・・・!」ゴゴゴッ
203 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/12/06(水) 11:06:36.69 ID:apL/ZKYB0
悟空(超サイヤ人3)「許さねえぞぉぉっ!!」ビュゥン
ベジータ(ベビー)「がっ!?は、速いっ!!うおおおっ」ズサー
悟空(超サイヤ人3)「うおりゃぁぁっ!!」グミウチ
ベジータ(ベビー)「こ、こいつ・・・何があったというのだ・・・!何故、これほどまでの力を・・・!」ダンダンダン
悟空(超サイヤ人3)「幻想郷での戦いがオラを強くしたんだ。お前はもうオラには勝てねえ!」ドゴォ
ベジータ(ベビー)「うげぇぇっ!?く、砕け散れぇっ!ビッグ・バン・アタック!」ドゴォォォ
悟空(超サイヤ人3)「かめはめ・・・波ぁぁっ!!」ドォォォ
ベジータ(ベビー)「ば、馬鹿な・・・ぎゃあぁぁぁっ!!」ドサッ
悟空(超サイヤ人3)「どうした?この程度なんか!」ダダダッ
204 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/12/06(水) 12:19:30.50 ID:apL/ZKYB0
ベジータ(ベビー)「く、くそ・・・オレはこんなところで死んでたまるか!オレは全宇宙を支配する王となるんだ!」
悟空(超サイヤ人3)「それは無理だ。ここでオラに倒されてしまうからな」
ベジータ(ベビー)「くっ・・・くっくっくっ・・・認めよう。貴様はオレよりも強くなった・・・だが、勝敗は別だ!」
ベジータ(ベビー)「はあっ・・・はあっ・・・オレを殺したらベジータも死ぬ!貴様はオレを殺せまい!」
悟空(超サイヤ人3)「・・・そう思ってお前に効果がありそうな技はないか考えた・・・」バッ シュゥン
ベジータ(ベビー)「そ、それは・・・」
悟空「元気玉だ・・・これならベジータには影響なく、悪の気を持つおめえだけを倒すことができる!」ポォォォ
ベジータ(ベビー)「ふっ・・・ふははははっ!残念だったな!元気玉のことは知っているぞ!この世界でお前に力をかすものはいない!」
ベジータ(ベビー)「その元気玉にオレだけを消す威力はないぞ!」
205 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/12/06(水) 12:22:17.52 ID:apL/ZKYB0
悟空「そいつはどうかな?上を見てみろ!」ポォォォ
ベジータ(ベビー)「なっ!何だとっ!?何故、元気を集められている!?どこから、その力が・・・」
悟空(幻想郷への道はまだ繋がっている!幻想郷のみんな、オラに少しだけ元気をわけてくれ!)ポォォォ
ベジータ(ベビー)「お・・・おおっ!さ、させるか!元気玉が溜まる前に貴様を・・・!」タッタッタッ
ベジータ(ベビー)「ぐおっ!?は、腹が・・・!ぐっ・・・ああぁぁぁっ!!」
ウーブ「「ベビー!聞こえるか!!」」
ベジータ(ベビー)「き、貴様は・・・!なぜ、生きている・・・!貴様はオレが食ったはずだ!」
ウーブ「「バカめ!自分の技でやられるほどオレはマヌケじゃない!こうやって攻撃する機会を待っていたんだ!」」
ベジータ(ベビー)「き、貴様〜!ぐふっ!や、やめろぉぉ!!」
206 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/12/06(水) 12:24:03.08 ID:apL/ZKYB0
ウーブ「悟空さん!今です!その元気玉を!!」
悟空「サンキュー、ウーブ!さて、覚悟はいいか?ベビー!」
ベビー「うわぁぁぁっ!!」バシュゥン
ウーブ「ベビーが逃げたっ!悟空さん!!」
悟空「逃がすか!完全に消え去っちまえっ!」ザッ
悟空「元気玉だっ!!」ドォォォォ
ベビー「うっ!あ、あぁぁぁっ!オレが、このオレがぁぁぁぁっ!!」パラパラ
悟空「はあっ・・・はあっ・・・終わった・・・オラたちの勝ちだ!」
ウーブ「悟空さん!やりましたね〜!ベジータさんも無事です!」タッタッタッ
悟空(最後の最後まで頼っちまったなぁ・・・!ありがとな、幻想郷のみんな!)バタッ
207 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/12/06(水) 12:25:23.64 ID:apL/ZKYB0
少し離れた場所
紫「無事にベビーは倒され、悟空くんの世界は平和になったみたいね」
藍「紫さま、そろそろ戻らないと・・・時間がありませんよ」
紫「わかってるわ。では、帰りましょうか・・・ん、橙の姿が見えないみたいだけど・・・?」
藍「・・・!す、すぐに探して参ります!」タッタッタッ
橙「・・・外の世界かぁ〜私たちのいた幻想郷とそんなに変わらないね〜!」
橙「あれ?・・・何だろ、あの銀色の塊?きれい・・・」スッ
橙「あっ・・・?・・・え、あっ?」ビクッ
208 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/12/06(水) 12:27:24.59 ID:apL/ZKYB0
藍「橙!こんなところにいたのか!勝手に出歩いてはいけないと言っただろう?」
橙「・・・ごめんなさい。藍、様・・・」ウツムキ
藍「・・・?まあいい、紫様も待たせている、さあ帰るぞ」
橙「はい・・・!」ニヤリ
ウーブ「悟空さん!オレは界王神さまから頂いた超神水でみんなの洗脳をときに行ってきます!」ビュゥン
悟空「ああ、任せたぞ!ウーブ!」
悟空(終わったんだよな・・・決着はついた・・・なのに・・・)
悟空「何なんだ?まだ、何かが起こる気がする・・・」
悟空「いや、気のせいだよな」
209 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/12/06(水) 12:29:42.55 ID:apL/ZKYB0
悟空「紫たちもう帰ったんかな?お〜い、紫!」
紫「呼んだかしら?」シュン
悟空「いや、呼んでみただけだ。あれ?藍と橙はどうしたんだ?」
紫「橙が外の世界見たさに私たちの目を盗んでどこかに行ってしまったみたいなのよ。それで、藍が今探してる。二人が戻ったら帰る予定よ」
悟空「そっか・・・じゃあ、あいつらに勝ったって伝えといてくれねえか?」
紫「ええ、必ず伝えるわ。・・・ちょうど戻ってきたみたいね」
藍「紫様、見つけて参りました。私の式がご迷惑をお掛けしました」
橙「・・・ごめんなさい・・・」ウツムキ
紫「どこかに行くのは構わないけど、勝手には行かないで。迷子になったら大変だからね」クスッ
悟空「じゃあ、おめえたちともこれで別れだな。名残惜しいけど、またどこかで会おうぜ」クルッ
紫「・・・ねえ、待って」
悟空「何だ?」
紫「もし、悟空くんさえよければ・・・」
・・・
210 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/12/06(水) 12:31:09.66 ID:apL/ZKYB0
幻想郷では悟空が去ってから一ヶ月がたった
霊夢はというとすっかり覇気を失っていた
悟空との別れが相当堪えたのだろうと魔理沙は考える
そして、ある日の博麗神社でのこと・・・
霊夢「・・・今日も参拝客なしになりそうね」ザッザッ
魔理沙「よっ!来てやったぜ!」
霊夢「あ〜あ、今日も参拝客はなし・・・毎日が暇ね・・・」ザッザッ
魔理沙「おいおい・・・何、腑抜けてるんだよ・・・最近、たるんでるんじゃないか?」
霊夢「いつもこんな感じよ・・・」ザッザッ
211 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/12/06(水) 12:33:21.66 ID:apL/ZKYB0
魔理沙「ああ、そうだったかな・・・ふっ、あいつが来たからお前は変わったんだろうな」
霊夢「孫くんは関係ないわよ!」ボキッ
魔理沙「おいおい・・・悟空のことなんて一言も言ってないぜ〜?せっかくの箒が台無し・・・」
霊夢「・・・用件は何?」イラッ
魔理沙「いや?特に用件はないぜ」
霊夢「じゃあ帰ってよ。私も暇じゃないの」プイッ
魔理沙「い〜や、帰らねえぞ。私がどこでいようと勝手だろ?」
霊夢「ちっ、ここは私の領地よ!」イライラ
魔理沙「神社は公共の施設だろ?領地とかはないと思うがな」
霊夢「帰れっ!」バババッ
魔理沙「おっと・・・当たらねえぜ?そんな攻撃はな」ヒョイ
212 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/12/06(水) 12:34:51.46 ID:apL/ZKYB0
霊夢「・・・いいわ。力づくよ!後悔しても遅いわよ!」ビュゥン
魔理沙「へっ、遅いのはお前の攻撃だ。お前、悟空が帰ってから全く力を使ってないな?」スッ スッ
霊夢「くっ、それがどうしたのよ!そんなの、私の勝手だわ!」ダダダッ
魔理沙「博麗の巫女が聞いてあきれるな。そんなんじゃ悟空に笑われるぜ?」
霊夢「っ!はぁぁぁっ!!」ボォォォ
霊夢「うるさい・・・!うるさい!」グミウチ
魔理沙「ぐっ・・・!」
霊夢「わかってる・・・!わかってるわよ!」ドドドッ
霊夢「いつまでもうじうじしてちゃダメってことぐらい!」シュン
魔理沙「ちっ!はっ!」ボォォン
213 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/12/06(水) 12:35:58.73 ID:apL/ZKYB0
霊夢「ぐっ・・・!でも、孫くんのことを忘れられるわけないじゃない!」ズサー
霊夢「私は・・・どうすればいいのよ!・・・夢想封印!」ドッ ドッ ドッ
魔理沙「そんなことわかんねえよ・・・」シュゥゥ
魔理沙「出会いがあれば別れもある。けど、別れの先にも出会うことがあるかもしれない」ボォォォ
魔理沙「だから、もし次にあったときに悟空に笑われることだけはないようする。それが私の・・・答えだぜ!」ドォォォォ
霊夢「っ!?うあぁぁぁっ!!」シュインシュィン
霊夢(界王拳)「はぁぁぁぁっ!!」ギュゥイン
魔理沙「!?界王拳・・・!」
霊夢(界王拳)「・・・そう、ね・・・出会いもあれば別れもある。その逆もまた然りね」シュウシュウ
214 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/12/06(水) 12:37:39.26 ID:apL/ZKYB0
霊夢「私ももし次にあったとき、孫くんに笑われないようにする!」パァァン
魔理沙「ああ・・・!へっ、やっといつものお前に戻ったな」ヘヘン
霊夢「魔理沙、その・・・ありがとね。あんたのお陰でどうすればいいかようやくわかったわ」
魔理沙「ふっ、気にすんな。お前は私のライバルだからな!お前が腑抜けてるのを見て、つい動いちまっただけだ」
霊夢「・・・!さて、じゃあ鈍った身体の勘を取り戻さないとね!」
バチバチバチ
霊夢「博麗大結界から誰かがやってくる・・・!おそらく八雲紫とかいうやつね」
魔理沙「悟空の戦いを見届けて帰ってきたんだ。あれから一ヶ月経ったからな・・・向こうでは30分ってところか」
霊夢(孫くんはきっと勝ったはず!私は信じてるわよ!)ギュ
215 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/12/06(水) 12:40:19.86 ID:apL/ZKYB0
紫「おやおや、お揃いで出迎えね・・・」シュゥン
霊夢「八雲紫・・・孫くんを送り届けてきたんでしょう?結果はどうだった・・・?」
紫「戦いは悟空くんの勝ち。ベビーは悟空くんの技で消滅したわ」
魔理沙「やったぜ!さすが悟空だ!」
霊夢「そう。ま、そうだと思ってたけどね!」
紫「それにしても・・・一ヶ月前と比べて、ずいぶんの力の下がりようじゃない?博麗の巫女」
霊夢「ギクっ!・・・ちょっと調子が悪いのよ・・・!」
魔理沙「悟空がいなくなってから日々の鍛錬をサボってたからな〜」
霊夢「う、うるさい!明日から頑張るわよ!」
紫「・・・だって、今の聞いたかしら?」
???「まったく、霊夢・・・おめえ本当に力落ちてんじゃねえかぁ〜あの世から帰ってきて、久しぶりにあった悟飯を思い出すぞ」
216 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/12/06(水) 12:42:01.33 ID:apL/ZKYB0
魔理沙「な、なな・・・何で・・・!?」
霊夢「孫くん!?どうしてここに・・・!」
悟空「実はよ・・・紫に幻想郷の守護っちゅうやつを任されたんだ」
魔理沙「幻想郷の守護?」
紫「悟空くんには異変が起きたとき、幻想郷に危機が迫ったときに抑止力として動いてもらおうと思うのよ」
霊夢「で、でも・・・元の世界のことはいいの?あなたがいなくなったら、孫くんの世界は・・・」
悟空「今回はベビーに洗脳されちまってたけど、本当はみんな頼れるやつなんだ。オラがいなくてもやっていけるはずだ」
魔理沙「で、でもよ・・・」
悟空「それにオラ、この幻想郷に助けられてばかりなんだ。ベビーとの最終決戦でも力を貸してもらった・・・だから、今度はオラが助けていく番だ!」
紫「とのこと・・・合意のうえで連れてきたわけよ」
217 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/12/06(水) 12:42:56.93 ID:apL/ZKYB0
悟空「それに紫に頼めば元の世界に帰れるってこともわかったしよ!向こうにもちょくちょく帰っていけば問題ねえだろ!」
魔理沙「・・・そうか・・・まったく、短い別れだったな!これからもよろしく頼むぜ!」
霊夢「・・・で、あんた・・・住む家はあるの?」
悟空「へ?止めてくれるんじゃねえのか?オラ、そうとばかり考えてたぞ〜」
霊夢「ま、そうなるわよね!仕方ないわね!泊めてあげるわよ!」フフッ
魔理沙「そう言ってる割りには嬉しそうだな〜?そうだ、悟空!お前が帰った後の霊夢はなぁ・・・」ニヤニヤ
霊夢(界王拳)「〜〜っ///はあっ!!」ギュゥイン
魔理沙「うあぁぁぁっ!?」ドォォォン
霊夢「何でもないわよ!さ、入って入って!」シュゥゥ
悟空「・・・?ああ、これからも頼むな。霊夢!」
こうして悟空は幻想郷へと戻ってきた!
218 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/12/06(水) 17:19:32.73 ID:tti+FHxv0
4になるチャンスが消えた
219 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/12/07(木) 22:08:35.02 ID:8eIfDFlO0
GT悟空が幻想入り 第十話「悪夢再び!蘇る強敵たちとの戦い!」
悟空が幻想郷にいった後、元の世界では・・・
ベビーが究極ドラゴンボールを使用して、ツフル星を蘇らせた代償で地球が消滅しようとしていた
何とか地球にいた人々はツフル星に移動させることはできたが、地球の消滅と共にピッコロが犠牲となった
そして、今ナメック星でベジータとブルマがドラゴンボールで地球を復活させようとしていた・・・
ポルンガ「さあ、願いを言え・・・どんな願いも3つだけ叶えてやろう・・・」
ムーリ「では、願いを・・・!」クルッ
ブルマ「ええ!究極ドラゴンボールで破壊された地球を復活させて!」
ムーリ「・・・!」
ポルンガ「承知した・・・!」ポォォォ
220 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/12/07(木) 22:10:18.21 ID:8eIfDFlO0
ブルマ「よし、地球は戻ったわね・・・!これで、もう願いは・・・「待て!」」
ブルマ「何?どうしたのよ、ベジータ・・・」
ベジータ「カカロットの野郎の場所を教えやがれ!」
ブルマ「ちょっ、ちょっと!もう・・・!」
ムーリ「・・・!」
ポルンガ「・・・この世界とは別の時空にある幻想郷というところだ」
ベジータ「ゲンソウキョウ・・・確か、オレがベビーに身体が奪われていたときにゲンソウキョウがどうとか言ってやがったな・・・」
ベジータ「・・・オレをそのゲンソウキョウに飛ばすことはできるかと聞いてくれ」
ブルマ「はあっ!?何言ってんのよ!ベジータ!孫くんが気になるのはわかるけど・・・」
ムーリ「・・・!」
ポルンガ「無理だ。お前の力は私を大きく越えている。お前への干渉は不可能だ」
ベジータ「・・・くっ!」
221 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/12/07(木) 22:11:03.48 ID:8eIfDFlO0
ブルマ「はあ・・・じゃあ、幻想郷への道を繋げてもらうって言うのはどうよ」タメイキ
ベジータ「っ!それだ!冴えてるな、ブルマ!」
ブルマ「ふん///」プイッ
ムーリ「・・・!」
ポルンガ「それは可能だ」
ベジータ「よしっ!じゃあ、やってもらってくれ!」
ムーリ「・・・!」
ポルンガ「承知した」
ベジータ「・・・?」
ブルマ「何ともないじゃない?本当に繋げたの?」
ポルンガ「幻想郷ともっとも近い場所にある地獄に幻想郷への道を繋げた」
ベジータ「な、何だとっ!?」
ブルマ「地獄!何でそんなところに繋げたのよ!」
222 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/12/07(木) 22:12:23.94 ID:8eIfDFlO0
ポルンガ「願いは叶えた・・・では、さらばだ!」ジュォォン
ベジータ「ま、まちやがれ!くそっ・・・とりあえず急いで地球に戻るぞ!界王神、いるんだろう!」
キビト神「私を乗り物みたいに使わないでくださいよ・・・仮にも・・・」シュン
ベジータ「うるさい!さっさと地球に戻しやがれ!」
キビト神「はあ・・・二人とも、捕まってください!いきますよ!」シュン
一週間後の幻想郷、博麗神社では・・・
悟空「・・・!?」ピクッ
霊夢「孫くんも感じた?」
霊夢「何かが幻想郷に近づいている・・・?それもかなりの数の・・・」
悟空「・・・!?この気は・・・!何で、あいつらの気を感じんだ・・・!紫、聞こえっか!?」
223 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/12/07(木) 22:14:12.17 ID:8eIfDFlO0
紫「ええ!・・・何てこと・・・!藍、急いで各地の人たちに避難するように伝えて!」シュン
藍「はっ!橙いくぞ!」シュン
橙「・・・」シュン
悟空「何があったんだ?こりゃあただ事じゃねえ・・・オラが戦ったやつらの気を感じんぞ」
紫「死して向かう先は皆、同じ・・・どの世界でも幻想郷に最も近いのは死者の国、地獄なの。恐らく誰かが無理やり地獄と幻想郷を繋げたのよ!」
悟空「おいおい・・・ってことは・・・!」
霊夢「その地獄の悪人たちがこっちにきてるってことなの!?」
悟空「っ!フリーザ、セルもいる・・・あいつらの気を感じるぞ・・・!オラと闘った時よりも比べものにならないほど強くなっているな・・・!」
紫「このままでは幻想郷が破壊しつくされてしまう・・・!早速、悟空くんの手を借りることになったわね」
悟空「ああ、任せてくれ!」
霊夢「とりあえず、みんなで手分けして悪人たちを倒していきましょ!幻想郷を守るわよ!」
「おうっ!「ええっ」」
224 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/12/07(木) 22:14:58.06 ID:8eIfDFlO0
地球
ベジータ「くそっ・・・戻ってきたはいいものの、どうやって地獄へ行くかだ・・・!」
キビト神「地獄の入口までは生きた者でも行くことはできますが、地獄となると・・・」
ブルマ「死んでいくって言うのは論外よね・・・完全に手詰まりよ・・・」
???「俺の声が聞こえるか・・・?」
ブルマ「この声は・・・!」
ベジータ「ピッコロか!どうして、ピッコロの声が聞こえるんだ?」
ピッコロ「俺は今、あの世から界王を通じてお前たちに話しかけている!・・・事情はだいたいわかっているぞ」
ピッコロ「やってくれたな・・・ベジータ!」
ベジータ「・・・だいたい起きたことは予想がつく。まさか、地獄と幻想郷が繋がるとは思わなかったんだ」
225 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/12/07(木) 22:16:34.53 ID:8eIfDFlO0
キビト神「どういうことですか?」
ブルマ「多分、だけど・・・ピッコロ・・・地獄は今どうなってる?」
ピッコロ「もぬけ殻だ・・・地獄にいたやつらはドラゴンボールで繋がった幻想郷に逃げやがった・・・!」
ベジータ「ちっ・・・やはりか・・・!」
キビト神「大変じゃないですか・・・!あの地獄にはかつての強敵たちの他にも平行世界の悪人たちもいます!それが、幻想郷に行ったとなれば・・・!」
ブルマ「幻想郷とか言うところがどうなるか分からないわ!いくら孫くんとはいえ、そいつらを全員相手にするのは無理よ!」
ベジータ「何か方法はないのか・・・!」
ピッコロ「一つだけある。だが・・・」
ベジータ「何でもいい。オレが巻いた種だ、オレが片付ける」
ピッコロ「・・・あの世とこの世、遠いようで近い存在だ。生きながらにして地獄にくると言うのは不可能ではない」
ベジータ「何だと!?」
226 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/12/07(木) 22:18:29.10 ID:8eIfDFlO0
ピッコロ「道を開くことさえ出来れば、簡単に来ることが出来るだろう。だが、その道を開くことが難しいのだ」
ピッコロ「ベジータ、デンデの所へ行け!成功するかは分からんが、この俺が地獄へ行き、あの世とこの世への道を繋げてやる!」
ベジータ「・・・いいのか?お前は地獄へ落ちることになるんだぞ?」
ピッコロ「構わん、界王の所でいるのは飽きてきたところだ」
ベジータ「ふん・・・礼は言わんぞ」
ピッコロ「貴様が礼など似合わん。では準備をするぞ!」
幻想郷 上空
悟空「・・・きた!」ピクッ
ブワァァァァァ
悟空「おめえたちの相手はオラたちだ!こいっ」スッ
???「ほ〜っほっほっほっ・・・相変わらずですね。あなたは」
???「しばらくみない間に随分と縮んだな。孫悟空」
227 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/12/07(木) 22:19:42.03 ID:8eIfDFlO0
悟空「フリーザ・・・セル・・・!」キッ
霊夢「孫くん!」ビュゥン
悟空「霊夢、他のやつを頼む。オラはこいつらをここで倒す!」
霊夢「わかったわ。頼んだわよ!」ビュゥン
フリーザ「ふっ・・・地獄にいる間、あなたへの復讐をすることばかり考えていました」
セル「孫悟空を倒すため、地獄で修行をしてきた。お前に倒されたかつての私たちとは違うぞ」
悟空「ああ、そうみてえだ・・・オラ驚いたぞ。おめえたち相当修行したんだな」
フリーザ「おかげさまでね。さて、話はここまでにして・・・」グッ
セル「始めるとするか、孫悟空!復讐の戦いを!」ゴゴゴッ
悟空(超サイヤ人)「ふっ、こんな時だってのにワクワクしてらぁ・・・!オラも気合い入れていかないとな」ボッ
228 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/12/07(木) 22:21:36.33 ID:8eIfDFlO0
幻想郷 上空
霊夢「この先には行かせないわよ!」
アプール「へっ!そんな戦闘力で何が・・・ぶっ!?」ドスッ
霊夢「うるさいわよ。地獄に、戻りなさい!」ポーピー
アプール「ひぎゃぁぁ!」シュゥゥ
キュイ「隙あり!」グミウチ
霊夢「・・・!」ビュゥン
キュイ「なっ!うげぇっ!」ドスッ
霊夢「そんな技効かないわよ!消えなさい!」ドンッ
ネイズ「・・・ふっふっふっ」ストッ
ドーレ「へっへっへっ・・・」スッ
サウザー「クウラ機甲戦隊、いざ参る!」バッ
霊夢「さて、どんどんいくわよ!」ビュゥン
???「・・・」スッ ビッ
霊夢「後ろっ!?」シュン
???「ほう、なかなかの反応速度だ。だが、その身のこなし・・・あのサイヤ人の猿を思い出す」
229 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/12/07(木) 22:23:46.43 ID:8eIfDFlO0
魔法の森
魔理沙「・・・空で悟空たちが何かと戦っている・・・?どうやら、また異変が起きたみたいだ!」
魔理沙「こうしちゃいられないぜ。私もいかなきゃな!」ビュゥン
魔理沙「改めて見てみるとすごい数だな・・・あの世の結界からきているのか・・・!あれは悟空と霊夢と紫だけじゃ押さえられないかな」
魔理沙「まあこれだけ数がいりゃあ適当にぶっ放しても誰かしらに当たるだろ」チュゥドドドド
人造人間19号「ひゃーほほほ!!」シュゥゥ
魔理沙「ん?あいつ、私の魔力を吸い取ってんのか・・・!」
人造人間19号「お前のエネルギー・・・頂くぞ!」ビュゥン
魔理沙「なるほど・・・っと、その手の平で吸い取ってるんだな・・・!なら・・・」ポォォォ
人造人間19号「・・・!?後ろに向けてエネルギー波!?うごぉっ!」ドゴォォン
魔理沙「これなら吸収されないだろ?彗星の如く突撃だぜ!さあ、次だ!」シュン
???「小娘・・・ここは良い星だな?」ニヤッ
魔理沙「っ!うわぁっ!」ドンッ
230 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/12/07(木) 22:26:20.08 ID:8eIfDFlO0
幻想郷 上空
紫「・・・ダメね・・・数が多すぎる・・・全ては捌ききれないわね」ビュン ビュン
???「イギャギャギャギャ!ガァァァ!」ビュゥン
紫「あんな化け物を好きに行動させたら幻想郷は終わりよ!はっ」ビュン
ジャネンバ「ギャ!?グググッ!」クルッ
紫「異世界の侵略者たちよ。さあ、美しく残酷にこの大地から往ね!」
フリーザ「きえぇぇっ!」ビュゥン
悟空(超サイヤ人)「・・・!」ガシッ
セル「くらえ!はっ!」ケリアゲ
悟空(超サイヤ人)「ぐうっ!?・・・っ」シュン
フリーザ「消えた?うっ!」ドンッ
悟空(超サイヤ人)「まだだっ!」シュン
セル「ふっ!孫悟空・・・瞬間移動は私も出来るのだよ!」シュン ドスッ
悟空(超サイヤ人)「げふっ!く、やるな・・・!」シュン ズサー
231 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/12/07(木) 22:27:41.58 ID:8eIfDFlO0
フリーザ「そこです!」ビッ
悟空(超サイヤ人)「・・・!はぁぁぁっ!!」ポーピー バァァン
フリーザ「この程度ではまだまだ余裕のようですね」
悟空(超サイヤ人)「おめえたち・・・まだ力隠してんだろ?」
セル「ほう?流石だな。これまでのはウォーミングアップというところだ」
悟空(超サイヤ人)「本気でこいよ。おめえたちの全力、オラに見せてみろ!」
フリーザ「・・・いいでしょう。私の更なる変身をお見せしましょう!」バッ
232 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/12/07(木) 22:29:19.79 ID:8eIfDFlO0
悟空(超サイヤ人)「更なる変身だと?まさか、まだその先に・・・!」
フリーザ「はぁぁぁぁっ!」ゴゴゴッ
悟空(超サイヤ人)「幻想郷が震えてやがる・・・!こりゃあとんでもねえな・・・!」ジリジリ
フリーザ「はあっ!」バァァァ
悟空(超サイヤ人)「金色・・・?何て力だ・・・!まるで気の嵐だぞ!」
フリーザ「名付けてゴールデンフリーザとでも言いましょうか。あなたに勝ち目はありませんよ?」バァァァ
セル「私もフリーザほどのパワーアップはないが・・・!ふんっ!!」バァァァ
悟空(超サイヤ人)「くっ・・・セルの方も気がすげえ上がってやがる!ここまでとはな・・・!」グッ
悟空(超サイヤ2)「オラも力入れていくぞ!」バチバチ
233 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/12/07(木) 22:30:50.44 ID:8eIfDFlO0
霊夢「後ろから不意打ちだなんて・・・卑怯じゃない?」
???「俺はフリーザほど甘くはない。邪魔をする敵は全力で潰すということだ」
サウザー「クウラ様!我々も戦います」
クウラ「いらん、お前たちはこの幻想郷とかいう世界を破壊してこい」
霊夢「なっ!そんなことさせるもんですか!」
クウラ「はっ!」ビッ
霊夢「くっ、邪魔よ!どけっ!!」
クウラ「いい顔だ。そら、急がないと幻想郷は破壊されるぞ?はははっ!」
霊夢「この・・・!あんたは許さないわよ!」
クウラ「ふん、せいぜい俺を楽しませてみろ!」
霊夢「はあっ!」ビュゥン ダダダッ
クウラ「ふん!遅いぞ。どうした、この程度か?」スッ スッ
234 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/12/07(木) 22:32:15.05 ID:8eIfDFlO0
霊夢「うるさいわよ!はっ!」アシバライ
クウラ「ぬっ?ほう・・・!」ズサー
霊夢「パスウェイジョンニードル!」ズババババ
クウラ「今のは効いたぞ・・・」シュゥシュゥ
霊夢「まだよ!はぁぁぁっ!封魔陣!」バチバチ
クウラ「ぐっ?身体が動かん・・・!」グググッ
霊夢「もらった!八方鬼縛陣!」ゴォォォ
クウラ「うぐぐぐっ!何というプレッシャー・・・!ぐおおおっ!」ギュゥゥ
霊夢「このまま押しつぶされろ!」グググッ
クウラ「・・・いいだろう。そこまで死にたいのなら見せてやろう」ギュゥゥ
霊夢「っ!(何なの・・・この威圧感・・・!)」グググッ
235 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/12/07(木) 22:33:34.76 ID:8eIfDFlO0
クウラ「このクウラの変身を!」バァァァ
霊夢「なっ!?八方鬼縛陣が破られた!」パァァン
クウラ「・・・光栄に思うがいい。この究極の変身が見られるのはお前で二人目だ!」ゴゴゴッ
霊夢「っ・・・ああっ・・・!」グッ
クウラ「はぁぁぁっ!」グンッ ガシャン
霊夢「な、何てパワーなの・・・!あの吸血鬼にも匹敵する・・・すごいパワー・・・」
クウラ「はっはっはっはっ・・・さあ、始めようか!」カシャン
236 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/12/10(日) 21:11:02.79 ID:x/ooOBQ30
GT悟空が幻想入り 第十一話「幻想郷を守れ!超戦士たちの戦い」
幻想郷 荒れ地
クウラ「さて、こうなってしまったら加減することは出来ないぞ。お前がどんなに泣き叫ぼうが俺は容赦はしない」
霊夢「くっ・・・はあっ!」ビュゥン
クウラ「甘い!」ドゴォ
霊夢「がっ・・・はっ!」ゴホッ ヒュゥン
クウラ「ふんっ!」ドドド ダンッ
霊夢「あっ!?ぐうっ!!」ドォォン
237 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/12/10(日) 21:12:02.95 ID:x/ooOBQ30
霊夢「く、くそ・・・こんなことなら修行をサボるんじゃなかったわね・・・」ゴホッ フラッ
クウラ「そら、お前の死が近づいてきたぞ?お前を始末したら次は孫悟空とかいうサイヤ人の猿を殺す!」
霊夢「・・・!?」ピクッ
クウラ「孫悟空を殺した後はこんな星など一瞬で消してやる!そして俺は宇宙の帝王へ再び君臨するのだ!」
霊夢「・・・させない・・・」グッ ヨロッ
クウラ「・・・?何か言ったか?地球人」
霊夢「そんなことさせてたまるもんですか!あんたはここで私が倒す!」ビシッ
238 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/12/10(日) 21:12:58.83 ID:x/ooOBQ30
クウラ「図に乗るな!いいだろう、全力で貴様を始末する!はぁぁぁぁっ!!」ゴゴゴッ
霊夢「あいつに力が集まっている・・・!」ゴホッ
クウラ「俺の本気の攻撃だ!これで最後だ!!」ドォォン
霊夢「ぐっ!うあぁぁぁぁぁっ!!」ドォォン グググッ
クウラ「受け止められると思うな!さあ、消えろ!宇宙の塵となれ!」
霊夢「はあっ・・・はあっ・・・!もう身体はどうなってもいい!やるしかない・・・!」グググッ
霊夢「孫くん、私に力を!あいつを倒すだけ力を貸して!・・・はあっ!」ギュゥイン
239 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/12/10(日) 21:13:47.74 ID:x/ooOBQ30
霊夢(界王拳)「界王拳!」バァァァン
クウラ「おうっ!?な、何だ・・・!その急激なパワーアップは!」
霊夢(界王拳)「ぐうっ!あああっ!」バチバチ
クウラ「俺を・・・舐めるな!!」ゴゴゴッ
霊夢(界王拳)「もっと・・・!もっと力を!・・・界王拳・・・」
霊夢(三倍界王拳)「三倍だぁぁぁぁっ!!」バァァァン
クウラ「なっ!!ぐっ、おぉぉぉぉぉっ!!」グッ
240 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/12/10(日) 21:15:00.38 ID:x/ooOBQ30
クウラ「弾き返されただとぉっ!?うっ、がぁぁぁぁぁっ!!この、俺がっ!?」シュゥゥ
クウラ「うわぁぁぁぁっ!!」シュゥゥ
霊夢「・・・勝った・・・けど、力が・・・少し休まなきゃ・・・」バタッ
幻想郷 博麗神社近く
魔理沙「いてて・・・くそ、地上に叩き落とされちまった・・・」ストッ
ボージャック「ほう?今の攻撃を受けてまだ息があるとはな。それなりの強さはあるようだ」ポォォォ
魔理沙「っ!?上か!」スッ
241 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/12/10(日) 21:15:58.14 ID:x/ooOBQ30
ボージャック「まだまだ行くぞ!だぁだだっ!」グミウチ
魔理沙「ちっ!ミルキーウェイ!」グミウチ
ボージャック「・・・」チラッ
ブージン「・・・」コクッ クイッ
魔理沙「はあぁぁっ!・・・うっ!?か、身体が・・・動かない!」グググッ
ボージャック「・・・!そこだっ!」ボッ
魔理沙「うっ!ぐぅっ!」ダンッ
ボージャック「はあっ!」タッタッタッ ドンッ
魔理沙「がぁぁっ!?ぐっ、ううっ!」ズサー
242 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/12/10(日) 21:17:00.41 ID:x/ooOBQ30
ボージャック「勝負あったな・・・!このまま頭を踏み潰してやるぞ!」グググッ
魔理沙「うっ!あああぁぁぁぁっ!!」メキメキ
ボージャック「死ね!がっ!?」ドンッ
魔理沙「・・・あ、あんたは・・・?」
ボージャック「何者だ!貴様・・・!」ヨロッ
???「すまないねぇ・・・戦いの最中に水を差すような事をしてしまって・・・1対1の戦いなら私も邪魔はしなかったよ。だけど」キュポン
???「見ていたら余りにも多勢に無勢でね。こんな一方的な戦いは鬼としては見てられなかった」ゴクゴク
魔理沙「・・・鬼・・・?」
243 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/12/10(日) 21:17:50.67 ID:x/ooOBQ30
ボージャック「・・・ふん、バレているなら仕方がないな。出てこい、お前たち!」バッ
ザンギャ「・・・」 ブージン「・・・」
ビドー「・・・」 ゴクア「・・・」
魔理沙「な・・・こいつら・・・こいつらが、私の邪魔を・・・」
???「そう言うことだね。ま、あんたは寝てな。この戦いは私が引き受けた!」グビビ
魔理沙「お、おい・・・一人で、戦うつもりか!」ゴホッ
???「私は非力な人間とは違うのさ・・・ヒック」フラッ
ボージャック「ふん、お前たち。こんなふざけた奴、さっさとやってしまえ!」
244 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/12/10(日) 21:19:09.72 ID:x/ooOBQ30
ゴクア「はあっ!」タッタッタッ ズシャ
???「・・・?ん、何かした?」ニッ
ゴクア「なっ!剣が刺さっているはずなのに・・・」グッ
???「この剣で馬でも捌いてくれるのかい?もし、私を斬ろうしたと言うのなら話にもならないね!」ボンッ
ボージャック「・・・!一撃でゴクアを粉々にしただと!」
???「おっと、ごめんごめん。ちょっと飲みすぎて加減を間違えたよ」ゴクゴク
ボージャック「ぐぐっ・・・全員でかかれ!」スッ
???「無駄だよ。あんたたちじゃ話にならないから」ヒック
245 :
◆37K26PBUng
[sage saga]:2017/12/10(日) 21:20:03.92 ID:x/ooOBQ30
ビドー「おらぁっ!!」ズンッ
???「私の霧の前ではお前たちは無力さ」ブワァ
ビドー「霧!?う、霧が・・・うぎゃぁぁぁっ!?」シュゥゥ
ブージン「ビドー!き、貴様・・・霧などすべて吹き飛ばしてやる!」ポーピー
???「無駄だよ。この霧に攻撃しても意味はないね。吹き飛ぶのはお前の方さ」
ブージン「うっ!俺の攻撃が跳ね返って!つ、強すぎる・・・」シュゥゥ
ザンギャ「・・・あ、ああっ・・・」アトズサリ
???「さて、残るは2人だね。負けを認めれば見逃してあげるよ?」シュゥゥ
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