GT悟空が幻想入り

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102 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/11/11(土) 18:51:24.10 ID:oERU6fJd0

悟空(超サイヤ人2)「・・・か〜め〜は〜め〜・・・波ぁぁぁっ!!」ゴォォォ

魔理沙「き、軌道をそらせやがったか・・・!」

悟空(超サイヤ人)「ふうっ・・・今度はこっちからいくぞ!」シュゥン ビュン

魔理沙「くっ!マジック・・・」ポォォォ

悟空(超サイヤ人)「おせぇっ、だりゃあっ!」ケリアゲ

魔理沙「うっ、さすがに速いな・・・!」ズサー

霊夢「てりゃぁっ!」シュン

悟空(超サイヤ人)「おっと・・・おめえの瞬間移動
も見切ったぞ!」スッ バンッ

霊夢「よけられっ!?くっ!」グッ

魔理沙「霊夢!」

悟空(超サイヤ人)「やっ!」ドンッ
103 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/11/11(土) 18:52:22.91 ID:oERU6fJd0

霊夢「きゃあっ!」魔理沙「うわっ!」

魔理沙「何だ・・・!今、何を・・・」ズサー

霊夢「気合い・・・気合いだけで吹き飛ばされたのよ!わかってはいたけど・・・強い・・・!」

悟空(超サイヤ人)「どうした?この程度なんか?」

霊夢「ちっ・・・!封魔陣!」カシャン

悟空(超サイヤ人)「おっ?うわっ!か、身体が動かねえっ!」グググッ

霊夢「今よ!夢想封印!」ドンッ ドンッ

魔理沙「ナイス!スターダストレヴァリエ!」バババッ

悟空(超サイヤ人)「っ!」ドォォォン

霊夢「やった!?」シュゥン

悟空(超サイヤ人2)「・・・っ!」ビュゥン

魔理沙「なっ!?ぐふっ!」バタッ

霊夢「っ!がはっ!?」バタッ

悟空「まあ、こんなもんか」シュゥン
104 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/11/11(土) 20:06:49.22 ID:SJ0vLnwq0
しかし二人ともフリーザやセルより強いんだな
105 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/11/11(土) 22:15:48.94 ID:oERU6fJd0

魔理沙「ずるいよなぁ、その変身・・・超サイヤ人って言ったか・・・」ヨロッ

霊夢「私もそんな技があれば楽出来るのに・・・よっこらせっと・・・」ストッ

悟空「そうだなぁ・・・おめえができそうな技ならあるぞ」

霊夢「えっ!?あるの?教えてよ」

魔理沙「おいおい霊夢だけか?私はできないのか?」

悟空「魔理沙は見たところ力の種類が違うだろ?霊夢の力はオラのような力に近いからこの技ができるかもしれねえ」

魔理沙「ちぇっ!まあ、いいさ。私は私のやり方で強くなるぜ」

霊夢「で、その技はどういう技なのよ?」
106 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/12(日) 01:02:33.91 ID:8Nj89YFSO
はい太陽拳
107 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/12(日) 01:19:44.16 ID:HBVBqMcX0
まるで界王拳のバーゲンセールだぜ
108 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/11/12(日) 20:54:58.65 ID:JgumoWr20

悟空「オラがやって見せてやる・・・界王拳!」ジュイン

霊夢「孫くんの身体が赤色に・・・!感じられる力も倍近くになったわね!」

悟空「これが界王拳だ。うまくいけば使えるパワー、スピードが2倍3倍となっていく」ジュイン

魔理沙「すごい技じゃないか!まだそんな技を隠し持ってたのかよ〜」

悟空「まあな、ひさしぶりに使ったぞ。この技は超サイヤ人になったときからは使ってねえんだ・・・」

魔理沙「何でだ?その超サイヤ人ってやつと界王拳とかいうのを合わせれば最強じゃないか!やらないのか?」

悟空「・・・瞬間的には出来ねえことはねえと思うけんど・・・実戦ではまず使えねえだろうな」

魔理沙「どうしてだ?」

悟空「この界王拳は使う力の量がとんでもねえんだ。ただでさえ超サイヤ人で身体に負担かけてんのに界王拳の重ね掛けなんてしたら、どうなるかわからねえ」

悟空「身体が力に耐えきれず、その場で死んじまうなんてことも考えられる・・・まあ、気のコントロールを極めたそんときには出来るようになるんかもしれねえけどな」

悟空「今のオラには・・・」シュゥン

悟空(超サイヤ人3)「この超サイヤ人3が限界だな」ボォォォォ

霊夢「!?」 魔理沙「おわっ・・・!?」

悟空(超サイヤ人3)「まずはこれを完全にコントロールする。それで、やつを・・・ベビーを倒す!」グッ
109 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/11/12(日) 20:56:19.72 ID:JgumoWr20


少し離れた場所 


???「何だ!今のエネルギーは・・・!あの少年が放っているのか・・・?」シュン

???「・・・ん様、・・・様に報告しますか?」ピョコン

???「いや、・・・様は今、何をやっても起きないだろう。しかし、あれは幻想郷を揺るがしかねない大きな力だ。少しあの少年をみさせてもらおうか・・・」


そして時は過ぎ・・・


霊夢「界王拳っ!!」ゴゴゴッ

悟空「いきなり全開でいこうとするなっ。少しずつ、少しずつ力を出してけ!」

悟空(筋がいいな。もう界王拳を維持できるようになってきてる・・・こりゃあ面白くなってきたぞぉ!)

霊夢「はあ・・・!」ギュゥン

悟空「いいぞ!その調子だ!そのまま気を抑えろ!」
110 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/11/12(日) 20:58:02.04 ID:JgumoWr20

霊夢「っ!?へ、へくしゅん!」バシュゥン

悟空「あっ、何やってんだぁ〜?霊夢・・・今のはいい感じだったのによ・・・」

霊夢「仕方ないじゃない・・・まだ雪が降ってんのよっ・・・こんな中で修行してたらこうなるわよ!」

悟空「仕方ねえ。休憩すっか!・・・にしても、もう春頃だっていうのに寒くねえか?ここではこれが普通なのか?」

霊夢「そんなわけないわよ・・・でも、言われてみたら確かに変ね・・・桜が咲いてもおかしくない時期なのに・・・」

悟空「これは前のアレみたいな・・・そうそう異変ちゅうやつじゃねえのか?」

霊夢「・・・さすがにそれは・・・ないとは言えないか・・・少し調べてみましょうか。よっこらせっと」

悟空「オラも行かせてくれ!異変ちゅうやつはレミリアみたいな強いやつといっぺえ戦えるんだろ?」

霊夢「まだ異変だって決めつけるのは早いけどね・・・まあいいわ。私だけでも大丈夫だと思うけど、万が一のことがあってはいけないしね」

悟空「決まりだな!オラ、ワクワクしてきたぞ!いこうぜ!」ビュウン

霊夢「ちょっ、ちょっと!待ちなさいよ!勝手に行くなぁ!!」ビュウン

111 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/11/13(月) 01:09:06.82 ID:6/+ZiVaQ0
来てた
112 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/11/13(月) 20:17:33.39 ID:NGJHGHwB0


博霊神社 上空


霊夢「それで・・・何か変な気は感じる?孫くん」

悟空「う〜ん、特別変な気は感じねえな・・・」

霊夢「そう・・・じゃあまずは情報収集ね。ん?あれは・・・」

悟空「あそこで飛んでるの魔理沙じゃねえか?何やってんだ・・・あんなに急いで」

霊夢「・・・先を越されたかもしれないわね。バレないようについて行くわよ!」ビュウン

悟空「お、おい!一緒に行けばいいんじゃねえか?」ビュウン

霊夢「嫌よ。前の異変で手を組んだのは特別、本来は別々で異変を解決していくのよ。まあ、あいつは私に対する嫌がらせがしたいだけだけどね」

悟空「魔理沙のやつはおめえより先に異変を解決して、おめえの鼻をあかすつもりっちゅうことか」
113 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/11/13(月) 20:28:51.53 ID:NGJHGHwB0

霊夢「そうよ!だから、負けるわけにはいかないわ!異変解決のスペシャリスト!この博霊霊夢がね」

霊夢「さあ、このままついていく・・・っ!向こうから何かが接近してくるわ!」

レティ「人間がこんなところにいるなんて珍しいわね〜遭難者かしら?」フワフワ

悟空「おめえは人間・・・じゃねえみてえだな。この気は妖怪っちゅうやつか」

レティ「正解。頭いいわね〜坊や」

悟空「そうか?オラ、頭がいいなんて初めて言われたぞ!」

霊夢「どうでもいいわよ、そんなこと!そこのあんた!あんたのせいで魔理沙を見失ったじゃない!」

レティ「ええ〜?私のせい?何のことかしら・・・」

霊夢「ふん、まあいい・・・で、あんた・・・何か用なの?」イライラ

レティ「そうね〜特に理由はないわ」ニッコリ

霊夢「・・・殺す!」ビュウン
114 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/11/13(月) 20:30:25.37 ID:NGJHGHwB0


一方その頃・・・紅魔館では


美鈴「い、妹君〜私、もう疲れましたよ〜!限界です!!」タッタッタッ

フラン「あはは♪ダメ〜!まだまだ遊ぶの〜!くらえ!スターボウ雪玉!」ズドドドドッ

美鈴「う、うわぁぁぁっ!!」ドゴゴゴ


レミリア「ありがとう、パチェ。ロビーに雪を降らせてくれなんて無茶を聞いてくれて」

パチュリー「この程度の魔法ならお茶の子さいさいよ。それにしてもレミィも変わったわね・・・以前までのあなたじゃ考えられないわよ?あの子の為にここまでしてあげるなんて」

レミリア「私も吹っ切れたのよ。前の異変でね・・・姉妹喧嘩なんて生まれて初めてだったわ。でも、思っていることを全部言い合えた」
115 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/11/13(月) 20:31:33.11 ID:NGJHGHwB0

レミリア「あの子の気持ちもしっかりと伝わった。私はあの子の為を思って幽閉してきたけど、それは間違いだったって気づいたわ」

レミリア「だから、外にはまだ出して上げられないけど・・・決して寂しい思いはさせないようにするって決めたのよ」

パチュリー「レミィ・・・」

レミリア「しんみりとした話は終わりよ。咲夜、紅茶のおかわりを・・・ぶっ!」ズシュア

美鈴「あっ!お、お嬢様、申し訳ございません!」

レミリア「ふん、美鈴。飛ばす方向は考えろ。次はないわよ・・・ぎゃっ!?」ズシュア

フラン「あはは♪お姉さま、面白い〜!それそれっ!」ズダダダダ

パチュリー「れ、レミィ・・・?」チラッ

レミリア「・・・貴様等〜!・・・覚悟は出来てるんでしょうね・・・?」プルプル

フラン&美鈴「!?」ゾワッ
116 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/11/13(月) 20:32:59.56 ID:NGJHGHwB0

レミリア「皆殺しだぁぁぁっ!!」シュババババ

美鈴「うわっ!うわぁぁっ!そ、そんなに本気にならなくても・・・ぶぎゃっ」ドサッ

フラン「雪玉が雪玉じゃないよぉぉ!あうっ!」ドサッ



咲夜「ふふっ、やれやれ・・・何をやっているのでしょう・・・私の主は・・・」ストッ

パチュリー「でも、楽しそうよ。あんなに楽しそうなレミリアは久しぶりに見たわ」

咲夜「・・・そうですね。微笑ましいことです」フフッ

パチュリー「・・・話は変わるけど、今はもう春よね?」

咲夜「暦の上ではそうですが、それがどうかしましたか?」

パチュリー「いえ、ちょっと気になることがあるのよ。もしかしたらこの寒さは異変なのかもしれないわ」

咲夜「異変ですか・・・少しばかり寒い時期が続いているだけと私は思いますが・・・」

パチュリー「それならいいのだけど・・・誰かが幻想郷が春になるための力って言うのかしらそれを奪っているように思えるのよ」

パチュリー「これはあくまでも推測。だけど、もしホントに春の力・・・春度とでも言いましょうか。春度を集めているのなら・・・」
117 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/11/13(月) 20:34:18.36 ID:NGJHGHwB0


紅魔館 上空


咲夜「何か、よからぬことが起きるかもしれない、か・・・でも、これは私ではなくてあの巫女たちに任せておいても大丈夫だと思うけどもね・・・」

咲夜「まあ、いいか・・・仕事の息抜きとでも考えておきましょう。ディナーまでには戻りたいものですね」ビュウン



レティ「ぷぎゃあ・・・」バタッ

霊夢「いっちょあがりよ。さ、行きましょ!」

悟空「霊夢、おめえ・・・容赦ねえな・・・」

霊夢「当然、私の邪魔をするなら全てが敵よ。無論、孫くんも私の邪魔をするなら敵になるわ」

悟空「へへ、オラは強いやつと戦えればそれでいいんだけどなぁ〜・・・魔理沙の気はまだそんなに離れてねえ。今ならまだ間に合うぞ」

霊夢「あいつに手柄を横取りされてたまるもんですか!追いかけるわよ!」
118 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/11/13(月) 21:34:02.98 ID:6/+ZiVaQ0
来たか
119 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/13(月) 23:41:18.09 ID:NHDB00pRO
いいぞー
4になってくれもしくは霊夢と魔翌理沙でフュージョン
120 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/11/14(火) 20:07:24.97 ID:oRtu51br0

GT悟空が幻想入り 第六話


???


悟空「あれ?おかしいな・・・魔理沙の気が急に感じられなくなったぞ・・・」

霊夢「えっ!魔理沙を見失ったってことじゃない!何やってんのよ、孫くん・・・」

悟空「魔理沙が気を消せるはずねえし・・・これは何かあったんかもしれねえな・・・心配だな」

霊夢「・・・魔理沙なら、放っておいても大丈夫でしょ。それより、私たちがどうするかよ」

悟空「そうだな・・・おっ、あそこに村があっぞ!そういえばオラ腹減っちまったよ〜腹ごしらえでもすっか!」

霊夢「あんた朝ご飯あんなに食べといて何言ってるのよ!」

悟空「あれで腹八分目ってところだな!まだまだオラ、もの足りねえぞ」

霊夢「あんたの胃袋はどうなってんのよっ!孫くんのせいで私の家計は火の車よ!・・・まったく」
121 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/11/14(火) 20:08:29.95 ID:oRtu51br0

???「・・・あれは、人間・・・?しかも、あの孫悟空とかいうのもいる。どうしてここに?」ジィー

???「まあ、いっか。暇だったからね〜あいつらで遊ぼっと!」

悟空「・・・感じるか?霊夢」

霊夢「ええ、何かが近くにいるわね・・・」

悟空「オラたちをずっと見てるな・・・そこかっ!」ボンッ

???「にゃう〜!?バレた?気配は消してたと思ってたんだけどな〜」

霊夢「猫の妖怪・・・私たちに何か用かしら?」

橙「いんや?用なんてないよ。そもそも、そっちが私の村、このマヨヒガに入ってきたんだよ?」

悟空「そうだったんか〜そりゃあ悪いことしたな!それだったらすぐ出て行くぞ」
122 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/11/14(火) 20:10:53.69 ID:oRtu51br0

橙「ダメダメ〜出られないよ!ここは迷い込んだら二度と出られない迷い家。もう帰り道も分からないでしょ?」

霊夢「そういえば、風向きも変わってるし、さっきまで降っていた雪もない・・・孫くんが魔理沙の気を感じないのはそれが原因か・・・ちっ、ここからでる方法を教えなさい!」

橙「ええ〜?どうしようかな〜・・・よ〜し、じゃあ私の遊びに付き合ってくれたら教えてあげる!」

悟空「一応聞いとくけんど、遊びってなにすんだ?」

橙「当然、これだよ!!」ボッ

霊夢「はあ・・・めんどくさいわね・・・私が・・・」パシュン

悟空「オラにやらせてくれ!さっき霊夢やっただろ?」
123 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/11/14(火) 20:12:21.54 ID:oRtu51br0

霊夢「これはゲームじゃないのよ?それにあんた、相手に合わせて戦うから時間がかかりすぎるのよ」

悟空「へへ〜それがオラの癖だかんな!それに実力を出し切れず負けるのは相手も嫌だろうと思ってよぉ」

霊夢「やっぱりここは私が戦うわ!」

悟空「いやオラだ!」

悟空&霊夢「ぐぬぬ・・・」

悟空「よ〜し、わかった!じゃあ決めようぜ!」

霊夢「望むところよ!いくわよ・・・」

悟空「おりゃああっ!」霊夢「でやぁぁっ!」

橙「何やってんの・・・あの二人・・・?」

悟空&霊夢「じゃんけん!!」
124 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/11/14(火) 21:22:22.38 ID:oRtu51br0



・・・ 



橙「・・・話はまとまった?」フワァ

悟空「おう!おめえと戦うのはオラだ!」

霊夢「ちっ、早く終わらせなさいよ」ペタン

橙「そ、じゃあいくよ!」シュッ

悟空「消えた?どこだ・・・?うわっ!」サクッ

橙「へへ〜ん!あなたじゃこのスピードは捕らえられないでしょ!」シュッ

悟空「ぐっ・・・ううっ!・・・そこか!」ボンッ

橙「外れ!こっちだよ!」シュッ

悟空「うあっ!すんげえスピードだな・・・なら、これならどうだっ!はぁぁぁっ!」ボッ

橙「おわぁっ!ふ、吹っ飛ばされた?」ドサッ

悟空「見つけたぞ!でりゃあ!」ケリ

橙「がふっ!さすが、藍さまが危険視するほどはある・・・」ズサー

橙「まいったっ!こ、降参!」ガッ ガッ

悟空「およ?もう終わりか・・・おめえ、まだ余裕あんじゃねえか?」
125 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/11/14(火) 21:24:36.58 ID:oRtu51br0

橙「あるけど、この力は私だけじゃ解放できないの!藍さまがいたら、お前なんて・・・」

悟空「藍さま?おめえいってえ誰の話をしてんだ・・・?」

橙「な、何でもないよ!あの道を進んでいけばでられるよ!じゃね!」ピョンピョン

悟空「変なやつ・・・霊夢、終わったぞ〜」

霊夢「ええ・・・あっ、こっちにいくと出られるみたいね。さっさといくわよ!魔理沙に先を越されちゃうわ」

悟空「・・・魔理沙の気も感じられるようになってきた!そんなに離れてねえ!いくぞ!」


一方その頃・・・


魔理沙「ふっふっふっ・・・今回は私の方が早いだろうな・・・霊夢の慌てふためいた顔が目に浮かぶぜ」

魔理沙「さあ、飛ばしてく・・・」

???「こんな殺伐とした夜に何をしているのかしら?野魔法使い」
126 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/11/15(水) 20:51:49.56 ID:D421QuK80
幻想郷の住人戦闘力高いな
127 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/11/15(水) 23:33:32.37 ID:xJLY+X530

魔理沙「あれ、お前・・・ふっ、温室魔法使いのお前こそこの幻想郷で何をやってんだ?」

アリス「都会派魔法使いと言ってもらえる?今夜は最悪の日だわ。魔界から出たのはいいけど、まさかまたあなたに会うことになるなんて」

魔理沙「辺境へようこそ、アリス。さっそくだが通してくれないか?私はこの先に用があるんだ」

アリス「今回の異変も解決しにいくつもり?なら。邪魔させてもらうわよ」スッ

魔理沙「何でそうなるんだよ・・・古い仲じゃないか。ああ、前に縛り付けたことまだ根に持ってんのか?でも、まんざらでもなかったろ?」ニヤッ

アリス「・・・っ///こ、殺す!くらいなさい!」シュババババ

魔理沙「何だ?前のお前は魔法を使ってたと思ったが・・・その年でお人形遊びにハマったか?」

アリス「あんたの相手はこの人形たちでも十分ってことよ!はっ」スッ
128 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/11/15(水) 23:35:58.62 ID:xJLY+X530

魔理沙「うん?おわっ!人形が、襲いかかってくる・・・!アリスの魔力で動かしているのか・・・」

アリス「ご明察、数で言えば3対1・・・あなたに勝ち目はないわ!あの時の借りを返すときがきたようね!」

魔理沙「そういうセリフは勝ってから言うことだぜ。ミルキーウェイ!」ズババババ

アリス「利かないわね。あなたの魔法なんて私に効くはずないじゃない」ブゥン

魔理沙「ちっ、私の魔法が完全にガードされてやがる・・・あいつ、何か対策してきてんな」

アリス「当然、前の私は油断していたからあなたに敗れたけど、今回は違う。全力で潰す!」ギュイン

魔理沙「うわぁぁっ!?く、くそ・・・どうすれば・・・私の魔法じゃあいつには届かない・・・!」

魔理沙(ん?私の魔法・・・?)
129 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/11/15(水) 23:45:56.53 ID:xJLY+X530

魔理沙「・・・マスタースパークなら、あいつを倒せるか?」

アリス「さあ、諦めなさい。あなたに勝ち目はないわ」スッ

魔理沙「やってみる価値はあるっ!この速さについてこれるか!?アリス!」ビュゥン

アリス(顔色が変わった・・・?何か企んでるわね・・・けど、魔理沙の魔法は全て対策済み・・・この障壁が防いでくれるわ!)

アリス「逃がさないわよ!上海人形、蓬莱人形!魔理沙を追って!」スッ

魔理沙「へっ、私の箒の方が早いぜ!・・・移動しながら魔力を貯める!」ポォォォ

アリス「・・・?魔力を貯めている?何をしようと無駄よ。魔理沙の魔法はこの障壁が防いでくれるわ!」

魔理沙「私の魔法ならな!けど、これは幽香の技だ!」ポォォォ

アリス「!?まさか・・・!」

魔理沙「気づくのが遅いぜ?人形と一緒に吹っ飛びな!マスタースパーク!」ドォォォォ
130 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/11/16(木) 00:27:40.91 ID:eULXhvey0

アリス「・・・!!これは・・・!ぐっ・・・ううっ!ああぁぁっ!!」ズサー

魔理沙「はあ・・・はあ・・・どうだ!」

アリス「あなたが、幽香の魔法を使うなんてね・・・油断したわ・・・」パリンッ

魔理沙「・・・ふっ、油断するのは悪い癖だぜ?都会派魔法使い。そら、膝が笑ってるぞ?」

アリス「あんたこそ・・・今の魔法で魔力が乱れてるわよ?野魔法使い」

魔理沙&アリス「・・・」バタッ

「ぷっ・・・あははははっ!」

アリス「ふっ、気にくわないけどあんたに勝ちを譲ってあげるわ・・・」

魔理沙「くっくっ・・・いちいち、癇に障るヤローだ・・・素直に負けを認めたらどうだ・・・?」
131 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/11/16(木) 08:43:45.53 ID:Mu3c13NM0

アリス「・・・一つ忠告してあげる。この先にいくつもりなら気をつけなさい。下手すれば命を落とすわよ」

魔理沙「あん?どういうことだ?」

アリス「あなたは奪われている春の力がどこに行っているかは知ってる?」

魔理沙「いや・・・幽霊を携えた怪しいやつがこっちに向かっていったからそれを辿って行ってるだけだぜ」

アリス「ちょうど私たちのいるここの上空はあの世とこの世を繋ぐ結界がある場所、そしてその中に今回の異変を起こしている者がいる」

魔理沙「なるほど・・・確かに下手すりゃ向こう側の人間になっちまいそうだな。ま、私ならそんなへまはしないさ」ストッ

アリス「いくのね。なら、これを受け取りなさい」スッ

魔理沙「これは・・・ポーションか?しかも3つも・・・いいのか?」

アリス「あんたも今の戦いで消耗したでしょ?私も桜の開花を楽しみにしてるってこと。つべこべ言わずに受け取りなさい」

魔理沙「ごくごくっ・・・ぷはぁっ!魔力が漲る・・・ありがとな、アリス。今度、お花見にでも連れて行ってやるよ!期待しないで待ってな」ビュゥン

アリス「ふん、期待しないで待っておいてやるわよ」プイッ
132 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/11/16(木) 21:51:38.48 ID:QkMR/ynp0


幻想郷 上空


悟空「魔理沙の戦いは終わったみてえだぞ。どうやら勝ったみてえだな!」

霊夢「ふうん・・・じゃあ引き続き追いかけるわよ!もう近いんでしょ?」

悟空「ああ、・・・魔理沙のやつ、上に向かってるみてえだ。どんどん上空にいってやがる!」

霊夢「上・・・?そういえば魔理沙に近づくほど上から花びらが落ちてきてるような・・・」スッ

悟空「桜の花か・・・?ともかく、これは異変で間違いなさそうだなぁ!つええやつと戦えそうでワクワクしてきたぞ!」

霊夢「はいはい、その時がきたら頼むわよ。っとあそこに大きな結界があるわ。あの中に魔理沙は入るつもりね!いくわよ。孫くん!」ビュゥン
133 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/11/16(木) 21:53:16.06 ID:QkMR/ynp0


雲の上の桜花結界


魔理沙「これがあの世とこの世を繋ぐ桜花結界か・・・この先に異変を起こしたやつがいるんだな」

霊夢「道案内ご苦労様、魔理沙。でも、ここまでで結構よ!」

魔理沙「げっ・・・霊夢、悟空もいるじゃねえか!私の後をつけてやがったのか・・・」

悟空「この先につええやつがいんだな?よ〜し、いくぞっ!」ビュゥン

魔理沙「あっ!おいっ!」

???「やあやあ!あなたたち〜!あなたたちもお屋敷でのお花見に誘われたの〜?」

???「姉さん、早いよ〜!まって!」

???「・・・」

悟空「!?(気配を全く感じなかった・・・今、目の前にいてもこいつらの気を感じねえ・・・)」
134 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/11/16(木) 21:54:49.69 ID:QkMR/ynp0

魔理沙「何者だ?お前たち・・・」

リリカ「私たちは騒霊演奏隊〜お呼ばれできたの!」

メルラン「これから、お屋敷でお花見よ!私たちは音楽で盛り上げるの〜♪」

ルナサ「でもあなたたちは演奏できない・・・お呼びじゃない・・・」

霊夢「そのお屋敷でお花見を開こうとしてるやつが黒幕ってことね。なら、押し通らせてもらうわよ!」

ルナサ「舐められたものね・・・後悔するといいわ・・・」


魔理沙「この幻想郷の春を奪って、自分ちだけで花見をするっていうにはおかしいんじゃないか?邪魔をさせてもらうぜ!」

リリカ「さあ、演奏開始よ!やっちゃいな〜!」


悟空「気を感じねえ敵か・・・ちょっとやりずらいけど倒せねえことはねえかな」

メルラン「私たちの力、侮ってもらうと困るよ〜!」
135 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/11/16(木) 21:56:29.64 ID:QkMR/ynp0


少し離れた場所


???「・・・」

橙「藍さま・・・!」ピョコン

藍「橙か、先ほどは災難だったな。あいつらに襲われたんだろう?・・・して、どう感じた」

橙「あの孫悟空とかいう人間・・・めちゃくちゃだよ!戦ったからわかるけど、あれは・・・様にも匹敵する・・・」

藍「そうか・・・では、次はどれほどのものかこの目で見させてもらおう」



悟空「だありゃりゃりゃ!」ダダダッ

メルラン「およよ!やるね〜だけど、私も本気でいくよ・・・!」スッ

悟空「・・・!?なんかの楽器か?それでどうするつもりだ!」
136 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/11/16(木) 21:59:28.01 ID:QkMR/ynp0

メルラン「楽器は演奏するものだよ?私は手足を使わずに楽器を演奏できるのさ!・・・♪♪♪」

悟空「それがどうした?音鳴らしたくらいじゃオラには・・・うっ!」

悟空「な、何だ・・・頭に響いてくる!オラの気も乱れてんな・・・これじゃ・・・ぐっ、あいつがまともに捉えられねえ・・・もしかして能力っちゅうやつか!」

メルラン「そう!私の能力、それは躁の音を演奏する程度の能力・・・あなたの気分は高ぶっている!そんな状態ではまともに戦えないはず」

悟空「うっ、ぐぐっ!もともと察知できなかったのにこれで完全にあいつを見失っちまった・・・だあっ!」ブンッ

メルラン「そんな攻撃じゃ当たらないね〜そして、この隙に・・・魔法で攻撃させてもらうよ!」ドドドッ

悟空「うわぁぁっ!く、くそ・・・そこだっ!」ボンッ

メルラン「むだむだ、私はあなたの攻撃が当たらないように立ち回って〜そして、適当に攻撃する!」ポォォォ
137 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/11/16(木) 22:01:10.77 ID:QkMR/ynp0

悟空(まずいぞ・・・攻撃自体はそんなに痛くねえけんど、そう何回もくらったらさすがに危ねえ!)

メルラン「タフだね、君!けど、これで終わらせてあげる!くらえっ!」ポォォォ

悟空「悪い、天津飯!技借りっぞ・・・!太陽拳!」ピカッ

メルラン「うっ!?ああっ!!め、目が・・・!何なの〜これ!?」フラッ フラッ

悟空「音が止まった!今しかねえ・・・波ぁ!」ポーピー

メルラン「うわぁぁっ!ぐっ・・・はっ!?」シュン

悟空「オラの勝ちだな」スッ

メルラン「ふっ、まだわからないわよ!私が念じさえすれば演奏はできるのよ!・・・♪♪♪」スッ
138 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/11/16(木) 22:02:45.04 ID:QkMR/ynp0

悟空「オラに一度した攻撃は効かねえ!・・・すぅ〜ああぁぁぁぁぁっ!!」ゴォォッ

メルラン「!?声で私の音をかき消したの〜!?な、なんて子・・・」ミミフサギ

悟空「ふうっ・・・そういうことだ。まだやるか?」

メルラン「うふふ〜負けを認めるわ!やるわね〜君!」

悟空「ああ、オラも楽しかったぜ!じゃあな!」シュン



魔理沙「おそいぜ?悟空」

霊夢「さてはまた遊んでたわね!」

悟空「今回はちょっとやりづらい敵だったぞ〜!オラは相手の気を読みながら戦うんだけんど、あいつはなぜか気が読めなかったからな」
139 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/11/16(木) 22:09:25.27 ID:QkMR/ynp0

霊夢「多分、あいつらが幽霊で気配を感じることが出来なかったのね」

魔理沙「ま、何でもいいさ。あいつらの口ぶりからするにお花見はまだ始まってない。今のうちに奪われた春度を奪い返しにいくぜ」

霊夢「ここから先は死者の世界。油断すると二度とこっちの世界には戻ってこれないわよ」

悟空「大丈夫だ!オラ、向こうでは何回もいったりきたりしてるしな」

魔理沙「その話、詳しく聞いてみたいぜ・・・後で聞かせてくれよな!」

霊夢「さあ、いくわよ!」スッ


少し離れた場所


藍「・・・なるほど、感じられる力自体はメルランの方が上回っていた。だが、戦闘経験、能力の順応力、強者故の余裕もあり圧倒したということか」

橙「あいつの力はこんなものじゃないよ!あの時、博霊神社であいつが放った力は・・・」

藍「・・・ならば、私自身が孫悟空と戦い、幻想郷にとって善か悪か見極めさせてもらおう」

橙「藍さまがあいつと!?」

藍「孫悟空の力が幻想郷に仇なすものだとするならば・・・我が全力をもってあの者を始末する。橙、お前はこの戦いを見届けてくれ」
140 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/11/17(金) 17:36:59.81 ID:KAY0MLZ/0
141 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/11/17(金) 22:52:55.84 ID:7chMi8C90
GT悟空が幻想入り 第七話


白玉楼階段


魔理沙「ついた。ここが・・・あの世ってやつか・・・ずいぶんと殺風景なところだぜ」

霊夢「・・・この階段の先に異変を起こした張本人がいるのね。奪われた春をぶんどるついでに懲らしめる必要があるわ」

魔理沙「おいおい、何お前が倒す話になってんだ?ここは最初にしっぽを掴んだ私がだな・・・あれ?」チラッ

霊夢「孫くんが何も言わないってことは私に譲ってくれてるのよ!ねっ?孫くん・・・ん?」クルッ

「・・・」

霊夢「孫くんがいない・・・!」

魔理沙「ここまで一本道だったはずだぞ!はぐれるはずはない・・・いつの間にかいなくなってやがる・・・!」

霊夢「これはおそらく、異変を起こした奴の仕業ね・・・私たちはもう気づかれたってことよ!」

魔理沙「あいつなら放っておいても全然大丈夫さと思うが・・・ここはあの世だ。何があるかわからない」

霊夢「早く行って孫くんの場所を吐かせるわよ!」タッタッタッ
142 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/11/17(金) 22:55:27.85 ID:7chMi8C90


???


悟空「いて!・・・こ、ここどこだ?」キョロキョロ

悟空「オラ、霊夢と魔理沙についていったら突然、誰かに手掴まれてどっか違う場所につれてかれた・・・!」

悟空「霊夢〜!魔理沙〜!どこだ〜!?」タッタッタッ

???「突然のことで驚いたと思う。けど、これも幻想郷のため。悪く思わないでくれ」

悟空「誰だ・・・!その耳にその尻尾・・・狐みてえなやつだな(すごいプレッシャーだな・・・少しでも気抜いたら押しつぶされちまいそうだ!)」

藍「私の名は八雲藍、九尾の妖怪だ。・・・私は君を見ていた。君の力が幻想郷を揺るがすほどの大きな力だったから」

悟空「そりゃあどうも・・・で、何が言いたいんだ?」ニッ

藍「君の力が幻想郷に仇なすものかどうか。私が試させてもらうよ。君の力が邪悪なものであったとしたなら、全力をもって倒す」ゴゴゴッ

悟空「・・・こりゃあ、早く終わりそうにはねえな。けど、ワクワクしてきたぞ!」

藍「そういえば私の式神である橙も君に倒されたんだったな。その仇もとらせてもらおう・・・私は橙とは桁が違うくてよ?色々と」
143 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/11/17(金) 22:57:18.54 ID:7chMi8C90

悟空「・・・いくぞっ!かめはめ波!」ボォォォ

藍「ふっ・・・はっ!」カキン

悟空「結界っちゅうやつか・・・弾かれちまった!」クッ

悟空「なら、接近戦はどうだ!」ビュウン ドンッ

藍「甘いな。その程度なのか・・・?」ガッ

悟空「まだまだ!でややややっ!」ダダダッ

藍「見せてみろ。君が出せる力の全てを!」ガガガッ

悟空(超サイヤ人)「はあっ!・・・おりゃあっ!」ボッ ドゴォ

藍「っ!・・・力が増した。変身してのパワーアップというわけか。ならば、今度はこちらからもいくぞ!」グッ

悟空(超サイヤ人)(超サイヤ人での動きも完全についてくるな・・・!しかも、あいつ・・・まだまだ底を見せてねえ)ダッ ドドドッ
144 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/11/17(金) 23:16:43.62 ID:7chMi8C90

悟空(超サイヤ人2)「これならどうだ!はあっ!」バリバリ

藍「・・・見事。人の身でありながら、そこまでの力。君の力は幻想郷に置いてもトップクラスだ」

悟空(超サイヤ人2)「お前も力出してこいよ。まだまだそんなものじゃないだろ?」バリバリ

藍「いいだろう、見せてやる・・・私の真の力を・・・ぬうん!」ゴゴゴッ

悟空(超サイヤ人2)「オラの想像以上の力だ。ふっ、面白くなってきたぜ」

藍「全力でいかせてもらうぞ!孫悟空・・・」シュン

悟空(超サイヤ2)「消えた?・・・瞬間移動か・・・後ろだ!」ブゥン

藍「違うな、上だ!」ドンッ

悟空(超サイヤ2)「うあっ!くっ、だだだだっ!」グミウチ

藍「我が主人ほどではないが、私も結界術は得意なのだよ。お返しだ」カンカンカン ボッ

悟空(超サイヤ人2)「うぐぐ・・・はあっ!」ググッ バシュン

悟空(超サイヤ2)「やるな・・・これがあいつの本気か。このままじゃ多分、負けちまうな」
145 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/11/17(金) 23:18:27.91 ID:KAY0MLZ/0
悟空弱くね?
146 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/11/17(金) 23:22:47.32 ID:7chMi8C90

藍(さあ、あの力を出してみろ・・・!博霊神社で放ったあの力を!)

悟空(超サイヤ2)「ちょっと力入れていくぞ!はぁぁぁっ!!」ゴゴゴッ

藍「なんという気の嵐だ・・・これが人間が秘めている力なのか・・・!」

悟空(超サイヤ3)「さあ、時間がねえんだ。早いとこ片付けさせてもらうぜ?」ビュウン

藍「は、早い・・・!ぐうっ!」ズサー

藍「結界を貼る隙もない・・・これほどまでとは・・・」

悟空(超サイヤ人3)「フルパワーだっ!はぁぁっ!」ポーピー

藍「ぐっ!?おおぉっ!」ドサッ
147 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/11/17(金) 23:46:44.44 ID:7chMi8C90

悟空(超サイヤ3)「これがオラの全てだ。さて、オラが邪悪かどうかを確かめるんだったな。おめえはどう思った?」

藍「・・・一つ聞かせてくれ。お前はその力を何に使う?世界の為か、大切な人の為か、それとも野望の為か?」

悟空(超サイヤ3)「・・・どれも違うな。オラは強いやつと戦う為、絶対に負けない為に戦うんだ」

藍「・・・そうか。君を一言で表すなら純粋・・・おそらく君はどんな敵が相手でも決して命を断つことにはこだわらない。私はそう感じ取れた」

藍「君は幻想郷に仇なす者ではない。孫悟空、これまでの無礼をお詫びする・・・すまなかった!」ペコッ

悟空「構わねえよ!おめえのような強いやつとも戦えてオラ、楽しかったぞ〜」シュゥン

悟空「でも、オラもいつまでも幻想郷にいるつもりはねえんだ。オラの元いた世界でとんでもなく悪い奴が暴れてる・・・そいつを倒さねえと!」
148 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/11/17(金) 23:48:17.38 ID:7chMi8C90

藍「・・・?君は博霊霊夢と共に行動しているのであろう?何故、送り返してもらわないんだ」

悟空「いや、元いた世界に戻るために結界を通ろうとしたんだけど、結界を開こうとしたら弾かれちまったんだ」

悟空「それで、今唯一頼れそうな幻想郷の賢者っちゅうやつに話を聞きたいと思ってんだけど・・・見つからなくてよ」

藍「博霊結界に異常が?・・・わかった、結界をなおしてもらえるよう幻想郷の賢者、八雲紫さまにお伝えしておく」

悟空「ああ、頼んだ・・・っておめえどこにいるかわかるんか!?」

藍「ああ、私の主人だが・・・」

悟空「どひゃあ〜!こんなところで元の世界に帰る話が出来るなんて思わなかったぞ〜!」

藍「なるほど、そういうことだったのか。役に立ててよかった」

悟空「そうだ、霊夢と魔理沙のやつ・・・いきなりオラがいなくなってビックリしてんじゃねえか?大丈夫なんかな〜」

藍「あの2人はそのまま進んでいったみたいだ。今頃・・・」
149 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/18(土) 01:07:04.59 ID:Gm+LXrtoO
>>145
確かに物語上仕方ないとはいえかなり弱体化しとるよな
まあ幻想郷だとパワーが30%くらいダウンしてるって思って読んでるわ
150 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/11/18(土) 18:51:18.87 ID:lmuw778L0


白玉楼階段


???「はっ!」シャキン

霊夢「っ!?くっ・・・」シュン

???「瞬間移動か、今度は髪を切るだけじゃすまさない・・・!」チラッ

魔理沙「マジックミサイルっ」ダダダダッ

???「甘い。この程度の攻撃が効くと思った?」カキンカンカン

魔理沙「ちっ・・・全て刀で切り裂きやがった!あいつが今回の異変を起こしたやつなのか?」

妖夢「当たらずとも遠からず・・・私はこの屋敷に務める従者。魂魄妖夢・・・!春の力を集めて回ったのは、確かに私。けど、私は異変などはどうでもいい」

妖夢「我が主がこの白玉楼にある妖怪桜、西行妖を咲かせるため春の力を求めた、ならば私がすることは一つ。その命に従うまで!」
151 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/11/18(土) 19:07:50.89 ID:lmuw778L0

霊夢「西行妖・・・?そんなもののために幻想郷の春を奪ったというの!」

妖夢「あと少し、あと少しで妖怪桜は満開となる。それをお前たちに邪魔させるわけにはいかない!」

魔理沙「それと、お前!孫悟空っていう子供をどこかに飛ばしただろ!どこにやったんだ!?」

妖夢「孫悟空・・・?聞き覚えがない・・・侵入者はお前たち2人ではなかったのか・・・!」

霊夢「・・・?どういうこと・・・じゃあ孫くんはどうしていなくなったの?」

魔理沙「ちっ、気になることはあるけどよ・・・まずはあいつを倒さねえと・・・!」

霊夢「そうね。さくっと倒してさくっと異変を解決して、孫くんを探すわよ!」

妖夢「大きくでたな。博霊の巫女。ならば、やってみるがいい・・・!当然、2人がかりでも構わないわ」
152 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/11/18(土) 19:09:27.03 ID:lmuw778L0

霊夢「魔理沙!手を出さなくていいわ!こいつは私が倒す!!」ビュウン

妖夢「・・・!」チャキ スパァァン

霊夢「うっ・・・!早い・・・抜刀して斬ってくるスピードが尋常じゃない・・・!」タラタラ

魔理沙「どこかの本で読んだことあるぜ・・・居合い、昔から伝わる剣術の一つだとか・・・!」

妖夢「私を越えていきたくば死を覚悟し、くるがいい・・・!」チャキ

魔理沙「ちっ、こんなやつに時間をくってるわけにはいかねえぜ!一気に吹っ飛ばしてやる!」ポォォォ

???「その必要はないわ。時間ならここにたっぷりある」

霊夢「!?」 魔理沙「あんたは・・・!」

妖夢「何者?貴様もこの者たちの仲間か」
153 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/11/18(土) 19:19:48.53 ID:xli70E/L0
咲夜か
154 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/11/18(土) 19:36:04.93 ID:lmuw778L0

咲夜「まさか、一緒にされるのはいい迷惑よ。でも、目的は同じだと思うわ」

霊夢「紅魔館のメイド・・・どうしてここに?」

咲夜「異変かもしれないから見てくるように言われたのよ。まさか、本当に異変だったとは・・・」

魔理沙「どうやってわかったんだ?ここに異変を起こした奴がいることを・・・」

咲夜「あなたたちを探したのよ。異変が本当に起こっているなら、二人は異変の解決に動いているはず・・・」

咲夜「さて、相手を待たせては悪いわ。ここは私があの子を抑える。だから、あなたたちは先に進みなさい」

霊夢「抑えるって・・・あんたにあいつが抑えられるの?」

咲夜「私の能力を忘れたのかしら?」シュン

妖夢「・・・?っ後ろか!」スパァァン カキン

咲夜「・・・なかなかの反応速度ね」シュン
155 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/11/18(土) 19:42:18.64 ID:lmuw778L0

魔理沙「能力で妖夢の後ろに回り込み・・・ナイフを投げ、戻ったのか・・・時を止める能力、恐ろしいな」

咲夜「時間を稼ぐことなんて私の能力からすれば、簡単なこと・・・」

霊夢「・・・わかった。任せるわ!いくわよ、魔理沙!」タッタッタッ

魔理沙「おうよ!・・・頼んだぜ、咲夜!あと明日紅魔館行くからよろしく!」タッタッタッ

妖夢「させるか!・・・ぐっ!」カンッ

咲夜「あなたの相手はこの私・・・さあ、戦いましょう」シュン

妖夢「瞬間移動・・・?いや、違う。あまりにも動作が読めなさすぎる」

咲夜「幻世「ザ・ワールド」」バァァァ
156 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/11/18(土) 19:48:18.27 ID:xli70E/L0
ディオじゃねーか!
157 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/11/19(日) 21:55:48.27 ID:tbGZWoHO0


咲夜「時は止まった。ここは私の世界・・・この能力は相手の力によって何秒時が止められるかが決まる。まずは何秒止められるかを知らないとね」

咲夜「2、3、4・・・時は動き出す」バァァァ

妖夢「まただ。またやつは移動している・・・これは確実にやつの能力・・・」

咲夜(5秒・・・孫くんは通常時で10秒、超サイヤ人で7秒と考えるとあの子は私が戦ったときの孫くんより強いということになる)

妖夢「貴様が何の能力かはわからないが、私はただ斬るのみ!」タッタッタッ

咲夜(きたか・・・!相手の攻撃に合わせて、時を止めて・・・避ける)バァァァ

妖夢「すべてかわされている・・・!」ブゥン ブゥン
158 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/11/19(日) 21:57:03.69 ID:tbGZWoHO0

咲夜「あなたでは私をとらえられない。・・・さて、これをあなたはどうする?」バァァァ

妖夢「っ!私の周囲にナイフが・・・!」クルッ

咲夜「串刺しになりなさい!」シュバババ

妖夢「うっ!あぁぁぁぁぁっ!」

咲夜「・・・あっけなかったわね。これなら私も先に進め・・・」

妖夢「・・・っふぅ!!」ビュウン

咲夜「ぐっ!?間に合わ・・・がふっ・・・」ズシャ

妖夢「このまま引き裂いて・・・」

咲夜「・・・くっ、はあっはあっ」バァァァ

妖夢「距離をとったか・・・だが、その傷では満足に動くこともできないはず」
159 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/11/19(日) 21:58:31.73 ID:tbGZWoHO0

咲夜「あのナイフからどうやって・・・!」ヨロッ

妖夢「私はみての通り、人間・・・だが、同時に幽霊でもある。言うなれば半人半霊というもの」

妖夢「あのナイフが当たる瞬間、この身を霊体にしナイフをすり抜けたというわけだ。さあ、形勢逆転だな?」チャキ タッタッタッ

咲夜「くっ・・・!油断した・・・たあっ」バァァァ ザッ

妖夢「無駄だ。ナイフや蹴りではこの霊体には何ら影響はない。傷を負うのはそのケガで動く貴様の方だ」ブゥン

咲夜(その通りね・・・出血もひどくなってきた・・・このままでは・・・)ポタッ

咲夜(考えろ・・・あいつの弱点を・・・)
160 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/11/19(日) 21:59:45.64 ID:tbGZWoHO0

咲夜(私の攻撃はあの子の霊体ですべてすり抜けてしまう。魔法や術があれば別だろうけどそんなこと、私はできない)

妖夢「さあ、貴様を片付けてあの二人もすぐに追わせてやる!」タッタッタッ

咲夜(それに対して、あの子の攻撃がヒットすればおそらく即死・・・加えて私は重傷・・・なんていうハードモード・・・)バァァァ

咲夜(ん?何であの子の攻撃は私に通るの?霊体なら、ナイフや蹴りが通用しないようにあの子の攻撃もすり抜けてしまうと思うのだけど・・・)

咲夜「・・・攻撃するタイミングだけ、霊体を解いているということか・・・」バァァァ

妖夢「逃げ続けたとて、結果は変わらない!いい加減、諦めるんだな」クルッ

咲夜(チャンスはこれだけね・・・気を抜いたら倒れてしまう・・・)ポタッ
161 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/11/19(日) 22:01:11.28 ID:tbGZWoHO0

妖夢「・・・はっ!」タッタッタッ

咲夜「これが最後の時止め・・・ザ・ワールド!」バァァァ


妖夢「・・・!ナイフが周囲に・・・同じことをしても無駄だ!」スゥ シュバババ

咲夜「すべてすり抜けた・・・今は霊体ってことね・・・!さて・・・効いてよ・・・?」ガクッ

妖夢「とどめだっ!」ビュゥン チャキ

咲夜「南無阿弥陀仏・・・南無阿弥陀仏!」ボソッ

妖夢「うっ・・・!?そ、それは・・・ああぁぁぁっ!!霊体を、とかないと・・・!消え・・・」シュゥン

咲夜「はあはあっ・・・効果は抜群ね・・・今よ!」ドスッ

妖夢「が、はっ・・・ゆ、ゆゆ・・・こ様・・・」バタッ

咲夜「倒れてくれた・・・私も限界ね・・・一休みしよう・・・」ペタン

咲夜「この傷は、何ヶ月で・・・自然治癒するかしら?」バァァァ
162 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/11/19(日) 22:18:57.87 ID:ZO0ae4jv0
GT悟空の超サイヤ人より強いって強すぎじゃね
163 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/11/19(日) 23:47:17.07 ID:6T97dOYq0



妖怪桜・西行妖



魔理沙「ついたな。このデカい桜が西行妖か・・・よくないものを感じるぜ・・・」

霊夢「この木・・・何かが封印されている・・・?とてつもない力を持った何かが・・・」

???「察しがいいわね、博霊の巫女さん」

???「あと少しなのよ。もう少しで西行妖は完全に開花する」

霊夢「あんたがこの異変を起こした張本人か・・・!」

幽々子「ねえ、見事な桜でしょう?でも、これでもまだ満開ではないの。あなたたちがあと少し待ってくれたら美しい桜が見られるのよ?」

魔理沙「それは魅力的な話だ。こんな桜が咲く様はこの機会を逃せば見れないかもしれない。けどよ、幻想郷の春を犠牲にしてまで見ようだとは思わない!」

霊夢「それにこれを咲かせたら何かの封印が解かれることになる。それが、どんなものかがわからない以上見逃すわけにはいかないわ!」

幽々子「・・・ならば、仕方がないわね。西行妖を咲かせるため、あなたたちを止めるわよ」

霊夢「咲かせたら私たちの負けよ!あいつを倒してあの西行妖の花を散らせるわ!」

魔理沙「ああ、これが最後の戦いだぜ!さっさと終わらせて悟空も探さないとな!」

幽々子「花の下で眠るといいわ!紅白の蝶、黒い魔よ!」
164 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/11/19(日) 23:49:37.11 ID:6T97dOYq0

GT悟空が幻想入り 第八話



霊夢「貫けっ!パスウェイジョンニードル!」ズバババ

幽々子「この世界は死者の国。ここでは幽霊である私の力は100%発揮できる!」シュバババ

霊夢「一瞬で私の針と同等の弾幕を作った・・・!?くっ・・・」

魔理沙「ならこれを耐えられるか!ノンディレクショナルレーザー!」ギュゥイン

幽々子「・・・力が溢れてくる。西行妖も私に力を貸してくれているのね!」ジュゥン

霊夢「あの桜・・・まずいわね・・・西行妖の力をあいつが吸収している!封印されている者が手を貸しているみたいよ」

魔理沙「じゃあ桜を散らせるのが先ってことか・・・!」
165 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/11/19(日) 23:52:51.88 ID:6T97dOYq0

幽々子「そんなことさせると思う?この力ならあなたたちをここに止めておくのも容易いことよ」

霊夢「・・・魔理沙、私があいつをどうにかする!魔理沙は桜の方をお願い!」

魔理沙「お前、押さえるっていったってそんな事できるのか?あいつの今の力は私たちの力を完全に越えてるんだぞ!2人でやらないと・・・」

霊夢「いいえ、私1人でやるわ!早くもアレを試すときがきたみたいね・・・!」ゴゴゴッ

魔理沙「相当な自信だな。いいぜ、じゃあ桜の方は任せな!」ビュゥン

幽々子「いかせな・・・っ!!」クルッ

霊夢「・・・はぁぁぁぁっ!!」ゴゴゴッ
166 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/11/19(日) 23:54:07.54 ID:6T97dOYq0

幽々子「こ、この力は・・・?あの博霊の巫女から・・・!」ハッ

霊夢「ぐっ・・・ぐぐっ!」ボォォォ

霊夢「はあっ!」シュゥン

幽々子「・・・?気の放出がなくなった・・・感じられるエネルギーも同様に・・・不発・・・?」

霊夢「ふっ・・・界王拳っ!!!」ドォォォン

幽々子「なっ!?こ、これは・・・!おびただしい気のオーラ・・・身体を染める赤い気・・・」

霊夢(界王拳)「何とか、成功したみたいね・・・一歩間違うと力が暴発して身体が使い物にならなくなるもの・・・!」シュウシュウ

幽々子「人間がこれほどの力を放つなんて・・・信じられない・・・」
167 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/11/19(日) 23:56:36.05 ID:6T97dOYq0

霊夢(界王拳)「さあ、いくわよ!!」ギュゥイン

幽々子「うっ!がはっ!っ・・・ぐっ、ふっ・・・あぐっ!」ドスッ ダンッ ドンッ

霊夢(界王拳)「まだまだ!・・・でぇいっ!!」シュン ドゴォ

幽々子「が!?あぁぁっ!!」ドォォォン

霊夢(界王拳)「夢想封印・・・集!」ドッドッドッ

幽々子「こ、こんなことがっ!?あの世で強化されて、100%の力が出せる私ですらこのざまだなんて・・・!」フワァ

霊夢(界王拳)(界王拳・・・凄まじい力を得ることができる。・・・けど確かにリスクが高すぎるわ・・・!)バシュゥン

幽々子「ゴーストバタフライ!」チュゥゥドドドド

霊夢(界王拳)「温存してたらこっちが先にバテちゃうわ・・・一気にいくわよ!」ギュゥイン バンバンッ
168 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/11/19(日) 23:58:26.98 ID:6T97dOYq0

幽々子「被弾覚悟の特攻!?ぐふっ・・・!な、なんて強引な・・・」ドサッ

霊夢(界王拳)「夢想封印・・・散!弾けろ!」ドドドド

幽々子「がはっ・・・!・・・ぐ・・・さ、西行妖よ・・・私に力を!」ポワァァ

霊夢(界王拳)「キリがない・・・!魔理沙、早めに頼むわよ・・・!私も長くはもたないわ・・・!」ズキズキ



西行妖 前



魔理沙「はあっ・・・はあっ・・・ダメだ!あんなに霊夢に大見得切っちまったって言うのに・・・桜の花を散らせることも出来ないなんて・・・!」ヨロッ

魔理沙「いや・・・弱音を吐く暇があったら少しでも魔力を高めるんだ!・・・アリス、2つ目のポーションを使わせてもらうぜ!」ゴクゴク
169 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/11/20(月) 00:00:17.29 ID:I6nuwhvz0

魔理沙「いくぞ!フルパワーだっ!!うおおぉぉぉぉっ!」ポォォォ

魔理沙「貫けっ!マスタースパークっ!!どうだっ!」ドォォォン

魔理沙「へっ・・・へへ・・・効果なしか・・・くそっ!私ではこれが・・・!この力が限界なのか・・・!ちくしょう!」

咲夜「弱音は貴方らしくないわよ?さあ、もう一度立ちなさい」シュン

魔理沙「咲夜・・・あいつを倒したんだな!けど、駄目だ!あの桜は私のフルパワーのマスタースパークですら効果はなかったんだ・・・」

咲夜「・・・あと何回撃てそう?あの魔法は・・・」

魔理沙「ポーションを飲んで、あと2回が限界だ・・・どうするつもりだ?」

咲夜「ふふっ・・・結局はあなた頼みになるけど・・・」
170 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/11/20(月) 00:02:32.11 ID:I6nuwhvz0

霊夢(界王拳)「うあぁぁぁっ!!」ギュゥイン ドンッ

幽々子「ぐっ・・・!どんどん、パワーとスピードが落ちてきてるわね・・・!」ズサー

霊夢「はあはあっ!・・・ま、まだまだ・・・!ぐうっ!?」パァァン

幽々子「赤いオーラがなくなった・・・エネルギー切れみたいね・・・!はっ!」チュゥドドドッ

霊夢「うぐっ・・・」バタッ

霊夢「く、くそ・・・私は、こんなところで・・・!負けられない・・・!」ググッ

幽々子「なんて精神力・・・!もう力は残っていないはずなのに立ち上がるなんて・・・!でもね」ポォォォ

霊夢「・・・くっ・・・!」フラッ

幽々子「あなたの負け!さあ、次はあの魔法使いよ!」ドォォォン

霊夢「・・・ごめん、ここまでみたい・・・」ボソッ
171 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/11/20(月) 00:04:53.34 ID:I6nuwhvz0

霊夢「・・・あとは任せたわよ」バタッ

???「ああ、本当によく頑張ったなぁ霊夢。気をずっと感じてたぞ。界王拳を使ってそこまで戦えれば上等だ!」ポーピー

幽々子「誰・・・!私の弾幕をかき消したあの子は・・・」

悟空「あとはオラに任せろ。おめえは休んでるんだ。・・・はあっ!!」シュゥン

悟空(超サイヤ人3)「さて、おめえが全ての元凶か・・・そのパワーどんどん高まっているみてえだな」

幽々子「そうよ!あの西行妖が私に力を貸してくれている。私は負けない!」

悟空(超サイヤ人3)「なら、その力・・・どこまでのものかみせてもらうぞ」シュン
172 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/11/20(月) 00:06:00.44 ID:I6nuwhvz0



西行妖 前



魔理沙「・・・!確かにそれだったらいけるかもしれない!」

咲夜「さあ、もう一度立ちなさい!そして幻想郷の春を取り返すわよ!」

魔理沙「おうっ!咲夜、準備は出来てるか?」

咲夜「ええ、好きなタイミングで初めてちょうだい!あの妖怪桜にドデカいのをぶち込むのよ!」

魔理沙「ああっ!いくぜっ!!はぁぁぁっ!!」ゴゴゴッ

魔理沙「マスタースパークっ!!今だ!」ドォォォン

咲夜「ええ、肩を貸して!・・・幻世「ザ・ワールド」」バァァァン
173 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/11/20(月) 00:13:14.20 ID:I6nuwhvz0


咲夜「さて、どうかしら?」

魔理沙「よしっ!動ける!これが止まった時の世界か・・・」キョロキョロ

咲夜「時間がないわ。あなたに許されている時間は7秒、それだけあれば放てるでしょう?」

咲夜「もう一度、あの魔法が!」

魔理沙「ああ、いけるぜ!ごくっ・・・ごくっ・・・ぷはぁ!魔力の回復はできた!」

魔理沙(修行の成果を見せてやるんだ・・・!前は撃つまでに一分近くかかっちまったが今は違う!)

魔理沙「もう一度いくぜ!うおぉぉぉっ!!」ポォォォ

魔理沙(悟空のやってたアレみたいに魔力を放出するんだ!魔力を爆発させろ!)バチバチ

咲夜「4、5、6・・・!!」

魔理沙「よっしゃー!できたっ!この技はマスタースパークあらため・・・!」ポォォォ
174 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/11/20(月) 00:15:25.34 ID:I6nuwhvz0

咲夜「時は動き出す!さあ、思う存分やりなさい!」バァァァン

魔理沙「ファイナルマスタースパークだぁぁぁっ!!」ドォォォン

咲夜「お、おおっ・・・二発分のマスタースパーク・・・!これは魔法と言ってもいいのかしら・・・!もはや術や魔法を超えた別次元の力・・・」

魔理沙「だりゃぁぁぁぁっ!吹きっ、飛ばせぇぇっ!!」ドォォォ ズドォォォ



悟空(超サイヤ人3)「・・・!このバカみてえに高い気は・・・まさか、魔理沙かっ!?」ハッ

霊夢「・・・これは・・・さ、桜の花びら・・・?やったのね・・・あいつ・・・」ヒラヒラ

幽々子「あっ・・・う、嘘・・・まさか、西行妖の桜を・・・」
175 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/11/20(月) 00:17:14.88 ID:I6nuwhvz0

悟空(超サイヤ人3)「諦めろ。もう西行妖とかいうやつの花は咲かねえ・・・」

霊夢「奪われた春の力もあるべきところに戻っている・・・幻想郷の異変は解決とも言えるわ・・・」ゴホッ

悟空(超サイヤ人3)「オラたちの勝ちだ・・・!」

幽々子「ふっ、ふふっ・・・降参よ・・・!」ペタン

幽々子「あと少しだったのになぁ・・・開花して綺麗な妖怪桜が見られそうだったのに・・・そして、西行妖に封印されていた誰かも・・・」

霊夢「封印なんてものは簡単に解いてはいけないわ。特にこんな妖怪桜に封印するようなとんなでもないやつであればなおさらね」

霊夢「強力な封印であればあるほど術者の願いや希望が込められているのよ。これには相当な力を感じる・・・並大抵の覚悟ではできないことよ」

霊夢「おそらく、自らの死をもって何かを封印した・・・その人の思いも無駄になるわけよ。だから・・・」

幽々子「・・・そうね・・・どのみち私にはこれ以上何もすることができない。私の、負けよ・・・!」
176 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/11/20(月) 00:20:30.30 ID:I6nuwhvz0
霊夢「封印なんてものは簡単に解いてはいけないわ。特にこんな妖怪桜に封印するようなとんなでもないやつであればなおさらね」

とんなでもないやつ→とんでもないやつ

誤字です。申し訳ありません
177 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/11/20(月) 00:22:33.32 ID:I6nuwhvz0


幻想郷の明けない冬はあの世から溢れ出した春の力によって終わりを告げた

春の力は瞬く間に幻想郷を満たし、雪を溶かし、桜を開花させていった

異変を解決した翌日、この日は待ちに待ったお花見の日

呼んでもいない参加者たちが次々と博麗神社へやってくる

178 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/11/20(月) 22:14:16.14 ID:eiodXqZt0

悟空「まだまだ食うぞ〜霊夢、飯くれ!」バクバク

レミリア「その鬼にも勝るとも劣らない食べっぷり・・・小さな身体のどこにその食べ物が入るのかしら?」

幽々子「私も次、お願いできるかしら?」ムシャムシャ

魔理沙「お前も悟空と同じくらい食べてるな!?・・・何なんだ・・・お前たちは・・・」

霊夢「あんたたち食べすぎよ!!っていうかあんたたち何でいるのよ!」

妖夢「私たちもお花見は出来ませんでしたから・・・差し入れも持ってきましたので、これでどうですか?」

霊夢「むっ・・・まあ、来るものは拒まないのが私のいいところ・・・ところで、あんた・・・偉く殊勝な態度じゃない?」
179 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/11/20(月) 22:15:20.88 ID:eiodXqZt0

幽々子「あの時はちょっとかっこつけてつけてたのよ〜!この子、普段は割とおちょこちょいで抜けててかわいいところがあるの」ニッコリ

妖夢「幽々子さま〜///そ、そんなことないですよ!?私は白玉楼の庭師として・・・うわっ!?」アタフタ ドテンッ

悟空「なんにもねえところでこけるなんて、おもしれえやつだな〜おめえ!」

「あははははっ!」

悟空「・・・よっこらせっと・・・」グググッ

魔理沙「おっ?どこにいくんだ、悟空」

悟空「・・・ちょっと小便。トイレはどこにあんだ?」

霊夢「裏に回って・・・」
180 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/11/20(月) 22:16:32.18 ID:eiodXqZt0


悟空「・・・さて、ここなら誰もいねえぞ」グッ

悟空「誰だかしらねえけど、オラに何か用があるんだろ?出てこいよ」キョロキョロ

???「ふふっ・・・用があるのはあなたではなくて?孫悟空くん」

悟空「っ!!(・・・何だ・・・か、身体が震えてやがる・・・こ、こいつ・・・ただ者じゃねえ・・・)」ブルッ

???「さて、私のことは藍から聞いたと思うけど・・・改めて自己紹介をさせてもらいましょう」クスクス

紫「私の名は八雲紫。この幻想郷において賢者と呼ばれているわ」

悟空「八雲紫か・・・おめえ、尋常じゃねえ力を持ってんな・・・!隠してるみてえだけど、藍以上の気をおめえから感じんぞ・・・!」
181 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/11/20(月) 22:18:20.08 ID:eiodXqZt0

紫「藍は私の従者、君のことは藍から聞いたわよ。博麗神社の結界に異常が起きていて、君は元の世界に戻ることができないとか・・・」

悟空「ああ、おめえなら何とかなるとか霊夢が言ってたからずっと探してたんだ。頼む、結界とか言うんを直してくれねえか?」

悟空「オラは何としてでも元の世界に帰らねえといけねえんだ。時間は少しずつだけんど、確実に進んでる・・・」

悟空「オラがいなくなってから向こうではもう4時間は立ってるはずだ!これ以上はオラの世界もどうなるかわかんねえ・・・頼む!」

紫「・・・いいでしょう」

悟空「えっ!?」

紫「もともと拒む理由もないもの。あなたは幻想郷において大きな貢献をもたらしてくれた」
182 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/11/20(月) 22:19:11.57 ID:eiodXqZt0

紫「一つ目は紅魔館での戦い。異変のこともそうだけど、あの吸血鬼たちの和解の手助けをしてもらったでしょう?」

紫「あなたの介入がなければ霊夢たちは最悪殺されてフランドールの暴走で各地に大きな被害をもたらすこととなったかもしれない」

悟空「そうだな・・・あいつの力は危険だった。コントロール出来てない状態で外に出したら、とんでもねえことになっただろうな」

紫「そして二つ目、私の友人、幽々子を救ってくれたこと・・・」

悟空「どういうことだ?あいつを救ったってそんなことした覚えはねえけど・・・」

紫「西行妖には封印されていたものがあることはあなたも知っているわよね?」

悟空「ああ、霊夢から聞いた。強い力で何かが封印されてるってな」
183 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/11/20(月) 22:20:22.66 ID:eiodXqZt0

紫「あそこに封印されていたものは幽々子の遺体よ。西行妖には幽々子の身体が封印されているの」

悟空「・・・?あいつの身体をどうして封印何かしてんだ?それにどうしてあいつもそれを覚えてねえんだよ」

紫「幻想郷にいる以上、誰かしら一つの能力を持っている。あなたはここへくる前から能力を持っていたみたいだけどね」

悟空「オラの能力、気を使うことか・・・!」

紫「幽々子の能力は死を操る程度の能力。それは無条件で人、妖怪を死に誘える能力・・・」

悟空「なんて能力だ・・・死を操る・・・」

紫「そう、幻想郷においては余りに強大すぎる能力・・・何しろ、少し念じるだけで相手を殺せてしまうんですもの。普通に生活するだけで周りの者は死に絶える」
184 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/11/20(月) 22:21:41.00 ID:eiodXqZt0

紫「生前の幽々子は自らの能力を疎い、どうにかできないかと考えた。そこで、西行妖に自らの力を封印することを考えたの」

紫「でも、幽々子の能力の封印は強大なもの故、難しかった。そこで、自らの身体を封印の媒体としたのよ」

悟空「なるほどな・・・幽々子はそこで死んじまったんか・・・記憶もその時になくなったってことだな」

紫「そうね。幽々子が幽霊となって転生も消滅もせずに留まっているのは西行妖の封印があるためよ」

悟空「それを今回みてえに幽々子が解こうとして、もし封印が解かれちまったらどうなるんだ?」

紫「封印されていた身体に今の幽々子の精神が入り込む。そこから身体に今まで霊体で生きてきた分の時間が流れることになるわ」
185 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/11/20(月) 22:23:10.82 ID:eiodXqZt0

紫「千年ほど霊体で生きてきた幽々子にとってそれは死を意味する。今度こそ完全なる消滅となってしまうことでしょう」

悟空「そうか・・・オラたちが西行妖の開花を防がなかったら幽々子はその場で消滅しちまってたってことだな」

紫「ええ、自らの手で消滅の道へ行こうとしていた幽々子をあなたは救ってくれた。友人として礼を言わせてもらうわ。ありがとう」

悟空「気にすんな。オラもそんなことになってたなんて気づかなかったわけだしな」

紫「これほどのことをしてくれたあなたの願いを聞き入れない理由がないわ。ぜひ、させて頂戴・・・!」

悟空「サンキュー!紫!」

紫「さて、それで・・・どうするの?」

悟空「・・・どうするって、何がだ・・・?」キョトン
186 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/11/20(月) 22:24:24.23 ID:eiodXqZt0

紫「今、あなたが元の世界に帰るかどうか。悪いのだけど私もそう時間があるわけでもないの・・・次はいつ、あなたと会うことができるかわからない・・・」

悟空「・・・!そうか、早い方がいいのはわかってんけど・・・あいつらにも別れが言えてねえからな・・・」

紫「次、会うのは何ヶ月、何年・・・その可能性もある。ごめんなさい、力になると言ったのに・・・」

悟空「おめえが謝ることじゃねえさ!・・・けど、やっぱり霊夢に魔理沙・・・あいつらがちょっとな・・・」

悟空「・・・」

???「私たちのことなら気にしないでよね!」

???「話は聞かせてもらったぜ!元の世界に帰れるんだな!よかったじゃねえか、悟空!」
187 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/11/20(月) 22:26:01.18 ID:eiodXqZt0

悟空「霊夢・・・!魔理沙・・・!」

悟空「・・・今から、帰ることになっちまった・・・おめえらに会うことも、もうねえだろうな・・・」

魔理沙「・・・なに辛気臭い顔をしてるんだよ!
私たちのことなら大丈夫だって!」ニコッ

霊夢「ええ、元の世界に帰るんでしょ?それは別に孫くんとの絆が消える訳じゃない。あんたとの思い出はずっとここにあるから!」グッ

悟空「・・・!そうだ・・・!ありがとよ、二人とも!おめえらといた半年余りの時間はオラにとってもかけがえのねえもんだ!」

魔理沙「ああ、悟空・・・!元の世界にいるベビーとか言うやつ、絶対に倒してこいよ!」

悟空「今のオラなら勝てるはずだ・・・!おめえらに約束するぞ。ぜってえ勝つ!」グッ

魔理沙「ああ、その意気だぜ!頑張れよ!」ニコッ
188 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/11/20(月) 22:27:25.87 ID:eiodXqZt0

霊夢「・・・あんたには随分世話になったわ。異変解決のこともそうだし、私の修行のこともそう」

悟空「オラの方こそ、飯に寝る場所、それに絶好の修行相手もなってくれた。おめえには感謝してもしきれねえ」

霊夢「ありがとう、孫くん・・・またね!」ニコッ

悟空「っ!?・・・ああ、またどっかで会えたらいいな!・・・紫」

紫「別れはすんだみたいね。では、行きましょうか・・・結界のもとへ」

悟空「じゃあな、霊夢!魔理沙!」



博麗大結界



紫「これは随分、派手にやられてるわね・・・霊夢じゃ開けないわけよ」バチバチ

紫「次元が歪んで、結界に支障をきたしているのね・・・こんなこと並大抵の者ではできないことよ」
189 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/11/20(月) 22:29:01.90 ID:eiodXqZt0

悟空「多分、オラの世界にいたベビーってやつが原因だ。界王神様もベビーの攻撃で時空に影響がとか言ってたからな」

紫「・・・よし、開いた!さあ、この穴に飛び込んで・・・この穴はあなたの世界と繋がっているわ」バチバチ

悟空「ああ、サンキュー!紫!」

悟空(そしてバイバイ、幻想郷!)



魔理沙「行っちまったか・・・悟空のやつ・・・」

霊夢「・・・」

魔理沙「ふっ・・・別れってやっぱり辛いものだな・・・楽しいやつだったな、あいつは」

霊夢「・・・」コクッ

魔理沙「さ、花見に戻ろうぜ。3人揃って、でかいクソだと思われたら困りものだ」

霊夢「・・・」グスッ

魔理沙「・・・今日はとことんつき合うぜ」
190 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/11/20(月) 23:39:44.95 ID:rH9KjTqb0
191 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/11/21(火) 07:10:25.95 ID:uIQbPZ2W0
こうして元の世界に戻った悟空は無事にベビーを倒し、世界に平和をもたらしたのであった!
192 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/11/21(火) 07:18:26.18 ID:uIQbPZ2W0
ここでまたひとくぎりです。また書き貯めができてきたら投稿していこうと思います
つながった世界、地獄から溢れる強者たち・・・その強者たちが幻想郷で暴れまわる。そんなときもう一つの黄金の輝きが幻想郷に降り立った
次回 幻想郷危うし!金色の戦士再び・・・
ぜってえ見てくれよな!
193 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/21(火) 13:29:55.58 ID:28axrniCO
194 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/11/21(火) 21:43:28.96 ID:A1V+Q8g40
強さのランクとして考えていたのはこんな感じです。参考までに・・・

SS 紫

S 孫悟空(SSJ3)フラン

A 霊夢(界王拳)レミリア 幽々子 藍 孫悟空(SSJ2)

B 霊夢 咲夜 魔理沙 妖夢 アリス 孫悟空(SSJ)

C 孫悟空 美鈴 パチュリー 橙

D プリズムリバー レティ チルノ ルーミア
195 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/11/24(金) 17:51:36.72 ID:H2Ww7tAS0
悟空が弱すぎる気がする
196 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/25(土) 17:56:49.74 ID:n2cPOXCOO
スーパーサイヤ人にならなくても楽勝だろw
197 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [SAGE]:2017/12/01(金) 10:25:54.16 ID:LpSPz3Mc0
つまり悟空は強制弱体化(自分永続)程度の能力を開花させたんだな。
198 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/12/01(金) 16:10:20.70 ID:1qIic4CK0
幻想郷の連中が月を破壊できるとは思えないな
199 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/12/06(水) 08:51:23.25 ID:apL/ZKYB0
少しずつですが投稿していこうと思います
200 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/12/06(水) 08:53:28.39 ID:apL/ZKYB0
これは悟空が元の世界に戻った時のお話です
201 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/12/06(水) 08:55:03.58 ID:apL/ZKYB0
GT悟空が幻想入り 第九話「ベビーとの決戦!失われた霊夢の覇気」


ツフル星 荒れ地


悟空「ここは・・・みんなの気を感じる。けど・・・地球ではないみてえだな」

紫「邪悪な気配が世界を満たしているみたい。一番大きな気を放っているのがベビーとか言う者ね」

悟空「紫!?藍に橙ちゅうやつも・・・おめえら、どうしてここにいんだ?」

紫「この戦いを見届けさせてもらうわ。時空を歪ませるようなやつがいるのなら野放しはできないもの」

悟空「おめえたちは手を出さなくていいぞ。これはオラの戦いだ」

藍「ああ、わかっている。だが、もし・・・孫が負けるようなことがあれば私たちが倒す」

悟空「ああ、そうしてくれ。けど・・・今のオラは負ける気がしねえ!」

橙「あ、あわわ・・・大きな力がこっちに・・・!」ガタガタブルブル

悟空「・・・!気づいたな、ベビーのやつも・・・近くにでけえ気も感じる。これはウーブの気か?」

紫「こっちに向かってくるみたいね。では、私は少し離れた所で観戦させてもらうわ」シュゥン

悟空「ああ・・・こい、ベビー!」グッ

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