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【安価】クロスでカオスな聖杯戦争【コンマ】
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256 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/24(金) 20:25:00.01 ID:PhFAZ0A80
2
257 :
◆U./cfyuX.GAl
[saga]:2017/11/24(金) 21:03:18.37 ID:+91/BgPq0
サスケ(一点突破。近接戦に持ち込む―――)ダン!!
なのは「―――バインド」キィン
サスケ(遠隔操作機から忍術……このスピードに対応するか!)
なのは「―――バスター」
サスケ「―――須佐能乎(スサノオ)!」
ドゴォォン!!
サスケ(防いだ!)
なのは「―――まだ!」
ヒュンヒュン!!
サスケ(浮遊機が取りついた―――ゼロ距離か!)
なのは「バスター!!」
ドゴォォォォォン!!
サスケ(須佐能乎が崩れる……!)
なのは「レイジングハート!」
レイハ「Yes. My master」
なのは「A.C.S起動――――!!」ギュン
サスケ「ぐあっ!」
サスケ(杖の先端から刃……)
サスケ(そして、突撃……!)
サスケ(だが、残った須佐能乎で防ぐ―――!!)
なのは「エクセリオンバスター――――」
サスケ(!? まさか―――!?)
なのは「―――A.C.S!!」
ドカァァァァァン!!
258 :
◆U./cfyuX.GAl
[saga]:2017/11/24(金) 21:11:40.12 ID:+91/BgPq0
モクモク
なのは「……超高速移動」
なのは「ううん、違うね。転移魔法、かな?」
サスケ「……初見で見破るとはな」
なのは「転移魔法と見間違うほどの超高速移動を使う人を知ってるから」
なのは「その逆かなって」
なのは「でも、まさかあのタイミングで回避されるとは思わなかったよ」
サスケ「………」
サスケ(輪廻眼まで使う羽目になるとはな……。一筋縄ではいかないか)
まほ『サスケ、大丈夫か?』
サスケ『……問題ない。予想以上ではあるがな』
まほ『なら、良いが……』
サスケ『それより、あの緑の怪物はどうなった?』
まほ『そうだな。奴は攻撃した後―――』
コンマ偶数:そちらへ向かっている
コンマ奇数:関係のない方へ向かっていった
コンマ判定↓1
259 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/24(金) 21:48:48.69 ID:P8wxSDO3O
あ
260 :
◆U./cfyuX.GAl
[saga]:2017/11/24(金) 22:02:37.56 ID:+91/BgPq0
まほ『関係のない方に向っていった』
まほ『まるで理性を感じられない動きだったな』
サスケ『そうか……』
サスケ(女を襲った動きからそうではないかと思ったが、暴れまわるだけの猛獣か)
サスケ(他の獲物を見つけたか、他の何かがあったか……)
サスケ(まぁ、良い。好都合だ)
サスケ(今はこいつに集中できる)
サスケ(……正面からの戦闘は不利……)
サスケ(こちらも宝具を使うか、それとも温存しつつ勝機を見出すか……)
サスケ(ここは―――)
1.宝具を使用する
2.宝具を使用しない
↓1
261 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/24(金) 22:14:00.94 ID:0VGJWkeKO
1
262 :
◆U./cfyuX.GAl
[saga]:2017/11/24(金) 22:28:59.59 ID:+91/BgPq0
サスケ(いや、今は温存の時ではない)
サスケ(向こうが全力で来た今こそ、逆に叩き潰すチャンスだ)
サスケ『―――宝具を使用するぞ』
まほ『了解だ。存分にやれ』
サスケ『止めないのか?』
まほ『ああ』
まほ『戦いを見ていれば分かる』
まほ『君は優秀な戦士なのだろう。なら、君の判断を信じるさ』
サスケ『……そうか』
まほ『勿論君の行動が間違っていると感じたら、遠慮なく言わせてもらう』
まほ『ただ今はその時ではない。だから―――』
まほ『―――君の全力を見せてくれ』
サスケ『……言われるまでもない』
サスケ「行くぞ――――」
263 :
◆U./cfyuX.GAl
[saga]:2017/11/24(金) 22:37:03.33 ID:+91/BgPq0
サスケ「宝具――――」
なのは(来る……!)
なのは(魔力……とはまた違う何かが噴き出していく……)
なのは(これは……!)
サスケ「―――――――【完全体・須佐能乎】―――――――!!!」
なのは(巨大な鎧武者……!!)
264 :
◆U./cfyuX.GAl
[saga]:2017/11/24(金) 22:46:35.65 ID:+91/BgPq0
なのは(さっき防御に使ってた術が、更に硬く強大に……!)
サスケ「お前が如何に強かろうと、これで終わりだ」
サスケ「たかが人間にこの宝具を打破できる術はない」
なのは「……確かに」
なのは「その術がすごく強い術だっていうのは分かるよ」
なのは「痛いほどに伝わってくる」
なのは「それでも、やってみなくちゃ分からないよ」
サスケ「……退く気はないようだな」
サスケ「ならば―――塵も残さずに、消えるがいい」
なのは「にゃはは、それは勘弁こうむりたいね……」
サスケ「………」
なのは「………」
サスケ「―――行くぜ」
なのは「―――行くよ」
2人「「―――はああああああああああああああああああああああ!!」」
◇
一旦視点変更
次視点のキャラクター↓1
1.セイバー・梶組
2.ライダー・火ノ丸組
265 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/24(金) 23:23:52.26 ID:PhFAZ0A80
2
266 :
◆U./cfyuX.GAl
[saga]:2017/11/24(金) 23:35:12.18 ID:+91/BgPq0
◇
火ノ丸「何じゃあ、ありゃあ……」
火ノ丸「い、いきなり、山みてぇに大きい天狗武者がでてきたぞ……」
火ノ丸「さ、さーう”ぁんとってのはあんな事もできるんじゃのう……」
長門「宝具、だろうな」
火ノ丸「宝具?」
長門「そのサーヴァントの切り札のようなものだ」
火ノ丸「ほぉー…」
長門(とはいえ、あの大きさは……)
火ノ丸「って事は何か。長門もあんな化け物を産み出す事ができるのか?」
長門「私の宝具はまた別物だ。だが、破壊力一点に関しては誰にも負けないと自負しているがな」
火ノ丸「すごいのう…」
267 :
◆U./cfyuX.GAl
[saga]:2017/11/24(金) 23:46:43.52 ID:+91/BgPq0
火ノ丸「眼が良いのう。ワシにはてんで見えな……って、あんなのと戦っているものがおるのか!?」
長門「宝具を使用するという事は、使うべき相手がいるという事だ」
長門「あの少女がそうなのだろう」
火ノ丸「そう、か……」
長門「だが、あの様子では長くは持つまい」
火ノ丸「……それはどういう意味じゃ?」
長門「言葉通りだ。彼我の戦力差が余りに大きすぎる」
長門「見る限り、少女の攻撃に有効打はない。どれだけの攻撃を浴びせても、びくともしてないだろう」
火ノ丸「それじゃあ、その戦っているという少女は……」
長門「負けるだろうな。何らかの切り札があれば別だが」
火ノ丸「それは、死ぬっちゅう事か」
長門「……我々、サーヴァントに死という概念はない。英霊の座に戻るだけだ」
火ノ丸「じゃが、サーヴァントだろうと疲れもすれば、痛みはある。そうだろ?」
長門「それはそうだが……」
268 :
◆U./cfyuX.GAl
[saga]:2017/11/24(金) 23:48:03.40 ID:+91/BgPq0
すみません、上数行抜けてました。
正しくは↓で。
◇
火ノ丸「む? あの鎧武者の周りで何か光っとらんか?」
長門「誰かが戦っているのだろう。そうだな……どうやら一人の少女が攻撃を仕掛けているようだ」
火ノ丸「眼が良いのう。ワシにはてんで見えな……って、あんなのと戦っているものがおるのか!?」
長門「宝具を使用するという事は、使うべき相手がいるという事だ」
長門「あの少女がそうなのだろう」
火ノ丸「そう、か……」
長門「だが、あの様子では長くは持つまい」
火ノ丸「……それはどういう意味じゃ?」
長門「言葉通りだ。彼我の戦力差が余りに大きすぎる」
長門「見る限り、少女の攻撃に有効打はない。どれだけの攻撃を浴びせても、びくともしてないだろう」
火ノ丸「それじゃあ、その戦っているという少女は……」
長門「負けるだろうな。何らかの切り札があれば別だが」
火ノ丸「それは、死ぬっちゅう事か」
長門「……我々、サーヴァントに死という概念はない。英霊の座に戻るだけだ」
火ノ丸「じゃが、サーヴァントだろうと疲れもすれば、痛みはある。そうだろ?」
長門「それはそうだが……」
269 :
◆U./cfyuX.GAl
[saga]:2017/11/25(土) 00:03:45.79 ID:s1xYt3N10
長門「おい、まさか助けに行くとでも言うつもりか?」
火ノ丸「そうじゃ。いくらサーヴァント同士の戦いとはいえ、こんな一方的なのは見てられん」
長門「だが、ゆくゆくは私達と戦うかもしれない相手だぞ? 助けたところで、こちらに牙を剥いてくるかもしれない」
火ノ丸「その時はその時じゃ。とにかく、この状況を捨ておくのは出来ん」
長門(正義感……いや、男の性というものか)
長門(愚直で、だが真っ直ぐな……)
長門(……いい日本男児じゃないか)
長門(だが、どうする……)
長門(この戦いは非情だ。他の皆を蹴落とさなければ、勝ち残れない)
長門(こいつのような甘い性格では、いつ足元をすくわれるかも分からないだろう)
長門(……今後を見据えて反対の意を伝えた方が良いのか)
長門(それとも―――)
1.火ノ丸の行動に反対する
2.火ノ丸の行動に賛成する
↓1
270 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/25(土) 00:16:29.65 ID:cA9jrEOCO
2
271 :
◆U./cfyuX.GAl
[saga]:2017/11/25(土) 00:22:51.07 ID:s1xYt3N10
今日は一旦終了とします。
ありがとうございました。
272 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/25(土) 00:33:56.09 ID:2z7891gO0
おつ
273 :
◆U./cfyuX.GAl
[saga]:2017/11/26(日) 20:20:53.12 ID:qn2OWbt+0
21時頃から再開します。
274 :
◆U./cfyuX.GAl
[saga]:2017/11/26(日) 20:59:26.50 ID:qn2OWbt+0
では再開します。
275 :
◆U./cfyuX.GAl
[saga]:2017/11/26(日) 21:00:12.95 ID:qn2OWbt+0
長門(いや、これがこのマスターの性分なのだろう)
長門(なら、否定はしまい。ただサーヴァントとして、艦娘として、主の命に従おう)
長門「分かった。手を貸そう」
火ノ丸「おお、恩に着るぞ、長門!」
長門「だが、あれだけ巨大な敵だ。策を練らねばな」
火ノ丸「む……流石に真っ向勝負という訳にはいかんか」
長門「そうだな。……お前は相撲取りなのだろう?」
長門「その小柄な体躯で相撲を取っているのだ。小兵なりの戦い方を知っているのではないか?」
火ノ丸「わしの相撲は変化なしじゃ。正面からぶつかる事しかできねえ」
長門「そ、そうか。ふむ、だがそうなると……」
長門「ここは―――」
長門たちはどう戦う?
↓1・自由記載(内容によっては再安価)
276 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/26(日) 21:03:01.82 ID:dDZTNaN70
サーヴァント無視のマスター戦
277 :
◆U./cfyuX.GAl
[saga]:2017/11/26(日) 21:28:05.49 ID:qn2OWbt+0
長門「電撃戦だ。一気に本丸を叩くぞ」
火ノ丸「つまりは……」
長門「マスターを、叩く」
火ノ丸「む、じゃが……」
長門「まさか卑怯とでも? それは違うぞ、マスター」
長門「サーヴァントを狙わずにマスターを狙う。これは正攻法の一つだ」
長門「マスターを守る事こそがサーヴァントの役割。それを疎かにして戦いにかまけている奴など、足元を掬われて当然だ」
火ノ丸「それはそうじゃが……」
長門「……真っ直ぐなのは良い事だ。義憤に従い行動できるのも、良い」
長門「だが、どちらかに味方をするという事は、どちらかの敵となるという事だ」
長門「それを忘れるな」
火ノ丸「……分かった」
長門「では、行くぞ。まずは奴のマスターを探すんだ」
火ノ丸「おう」
◇
278 :
◆U./cfyuX.GAl
[saga]:2017/11/26(日) 21:33:22.47 ID:qn2OWbt+0
梶「な、なんだ、あれ……」
空閑「すごいな。ネイバーにもあんなのは無かったぞ」
梶「あ、あんなデカい敵に勝てるのか?」
空閑「やってみなくちゃ分からないけど、やりようはあるだろ」
空閑「無敵の存在なんてのはいないもんだ」
梶(見た目は子どもなのに何て冷静な……)
梶(いや、違うぞ。こんな状況だからこそ冷静に考えなければいけないんだ)
梶(思考を止めるな。勝つってことはそういうことだ……!)
空閑「んで、どうする?」
空閑「戦いは始まったみたいだけど、俺はどうすれば良い?」
空閑「指示をくれ、マスター」
梶「そうだな……。ここは―――」
梶たちはどう行動する?
↓1・自由記載(内容によっては再安価)
279 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/26(日) 23:09:06.17 ID:Dx3r1r2R0
マスター狩り
280 :
◆U./cfyuX.GAl
[saga]:2017/11/29(水) 21:13:52.86 ID:qsQ8UZaQ0
再開します。
281 :
◆U./cfyuX.GAl
[saga]:2017/11/29(水) 21:21:41.76 ID:qsQ8UZaQ0
梶「そうだな…。ここはマスターを狙ってみよう」
梶「あれだけの規模で、且つ宝具を使用しての戦いだ。サーヴァントは眼前の敵対サーヴァントを相手するので手一杯だろう」
梶「案外マスターの守りは疎かになってるかもしれない」
空閑「確かに。それは有り得そうだ」
空閑「でも、マスターを探す手はあるのか? まぁ、あの戦場の近くにはいるだろうけど」
梶「え? ええと、それは…」
梶「そ、そうだな。ううんとーーー」
1.策はある(その内容も記載)
2.策はない
↓1
282 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/30(木) 00:30:04.23 ID:DJ1b98qRO
1
件の戦場が目視できる尚且つ身を隠せる場所をあたる
283 :
◆U./cfyuX.GAl
[saga]:2017/11/30(木) 09:58:25.43 ID:GNl3ii7sO
梶(……待てよ)
梶(……マスターからすれば、サーヴァントの戦闘は直に見ておきたい筈……)
梶(なら、ある程度場所は特定できるか…?)
梶「戦闘が一望できる所を探そう。もしかしたらそこにマスターがいるかもしれない」
空閑「了解、やってみる」
284 :
◆U./cfyuX.GAl
[saga]:2017/11/30(木) 09:59:58.18 ID:GNl3ii7sO
全キャラ登場したので進めていきます。
次キャラの指定をお願いします。
↓1
285 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/30(木) 10:41:44.04 ID:m6QhrNdbO
まほ
286 :
◆U./cfyuX.GAl
[saga]:2017/11/30(木) 12:39:05.94 ID:GNl3ii7sO
まほ「……戦闘はアサシンが優勢か」
まほ(あの巨体、防御力……敵サーヴァントの攻撃をまるで通していない。まるでマウスのようだ)
まほ(相手も相当に高威力な攻撃を繰り出してる筈だが……問題ないと言うだけの事はあるか)
まほ(とはいえ、弱点が無い訳てはないだろう)
まほ(それをフォローできれば良いが……目下のところは私自身の安全の確保だな)
まほ(これだけの規模の戦闘……こちらの存在殆ど全員に知れ渡っている筈だ)
まほ(ならばこそ、マスターを直接に叩きに来ることも想定した方が良い)
まほ(まずは、どう行動するか)
まほ(そうだなーーー)
まほはどう行動する?
↓1 自由記載(内容によっては再安価)
287 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/30(木) 13:55:14.11 ID:Yvb12eqn0
極力動かず、姿勢を低くしておく
288 :
◆U./cfyuX.GAl
[saga]:2017/11/30(木) 14:38:56.27 ID:a71jAiKmO
まほ(極力行動を控えた方が良いな)
まほ(どれだけ注意しても、行動に伴って痕跡は残ってしまう)
まほ(ならば、無駄に動かず姿勢を低くし、少しでも目に止まらないようにしよう)
まほ(幸い、ここは森林だ。見通しも良くはない。そう見つかる事はないだろう)
まほ(せめて戦いが終わるまで持てば良いが……)
□
次視点のキャラを指定して下さい。
↓1
289 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/30(木) 14:46:37.10 ID:dZgbZQ9M0
竜華
290 :
◆U./cfyuX.GAl
[saga]:2017/11/30(木) 15:10:32.02 ID:a71jAiKmO
竜華「……何ですか、あれ……」
ルパン「おお、ド派手な宝具だこと。あちらさんは盛り上がってるねぇ」
竜華「盛り上がってるって、ヤ、ヤバくないですか?」
竜華「あんなん卑怯やん! あんなの出てきたら勝てる訳が……!」
ルパン「落ち着けって。物は考えようだぜぇ」
ルパン「この戦いはマスターとサーヴァントのタッグマッチな訳だ」
ルパン「サーヴァントがヤバくて倒せないなら、マスター狙っちまえば良い。それだけの話さ」
竜華「そんな事、相手だって分かってるんじゃ……」
ルパン「だろうよ」
竜華「な、ならーーー」
ルパン「だが、勝ちの目はある。だろう?」
ルパン「全く勝ち目がないのと、ほんの僅かだろうと勝ち目があるのとでは、天と地ほども差があるもんだぜ」
竜華「それはそうやけど…」
ルパン「ま、話は後々。こっちはこっちでやる事があるでしょうが」
竜華「ランサーの対策……」
ルパン「そういうこと。やる事は、一つ一つコツコツと片付けていかなくちゃな」
竜華「……そう、やね」
竜華「分ったよ、キャスター。まずは作戦会議や!」
291 :
◆U./cfyuX.GAl
[saga]:2017/11/30(木) 15:14:10.04 ID:a71jAiKmO
竜華(とは言うたものの、何から考えていこ)
竜華(ランサーの能力も、目の前のキャスターのこともよう知らんし……)
竜華(それに私、マスターの役割ってのも良く分からん)
竜華(うん、そうやね。まずは私達の事から考えていこう)
竜華(最初はーーー)
1.キャスターの事を聞いてみよう。
2.マスターについて聞いてみよう。
↓1
292 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/30(木) 15:26:44.05 ID:s4pSst6D0
2
293 :
◆U./cfyuX.GAl
[saga]:2017/11/30(木) 16:27:03.56 ID:ZPPcAjhTO
竜華「……ねぇ、キャスター。私って何か役に立ってる?」
ルパン「おいおい、何をしょげた事をーーー」
竜華「違うんです。ヘコんでるとかそういうんじゃなくて!」
竜華「実際問題私って何かしてるんかなって思うんです」
竜華「知識の中の『聖杯戦争』では、マスターはサーヴァントに魔力供給したり、魔術でサポートをするってなってるけど」
竜華「私は魔術なんて使えへん。それに魔力的なものを吸い取られてるって感覚もないし…」
竜華「この聖杯戦争でマスターって何の為にいるのかなって……」
ルパン「……そうだな」
ルパン「始めに言っておくと魔力のパスはしっかりと通ってるぜ」
ルパン「確かに嬢ちゃんから魔力は流れてきてる。ま、俺は省エネだからよ。疲れを感じる程に魔力を取られないって事だろ」
ルパン「宝具(とっておき)を使えば、また話は違うかもなぁ。まぁ宝具も省エネだから、大丈夫だとは思うけどよ」
294 :
◆U./cfyuX.GAl
[saga]:2017/11/30(木) 16:42:54.37 ID:k7Wcgx0+0
ルパン「魔術でのサポートについてはどうなんだろうな」
ルパン「ランサーのマスターも魔術師って訳じゃないんだろう? 」
竜華「そうだと思いますけど……。私達の世界じゃ魔法なんてのはファンタジーのお話ですし」
ルパン「て事は、今回のマスターに魔術師はいないんじゃねぇか?」
ルパン「事前に予兆があり、覚悟と準備を持って参戦できる聖杯戦争と違い、今回は突然拉致され強制的に始められた聖杯戦争だ」
ルパン「そんな前条件を強いておいて、更に魔術を使える・使えないで各マスターに差を付けるとは思えねえけどな」
ルパン「魔術師ではなく、それでもって召喚されるサーヴァントも不明……と、開始時の条件を揃えた方がまだ自然だ」
竜華「うーん、でもスポーツの試合って訳じゃないですし、多少の不平等とかはありそうですけど…」
ルパン「まぁ、あり得るわな」
竜華「そ、そんなアッサリ……」
ルパン「あり得るかもしれねぇし、あり得ないかもしれねぇ。結局、今もってる情報じゃ答えなんて出ないのさ」
ルパン「だから、魔術師であるマスターもいる、と思っておいた方が、最悪の場合はまだ動ける」
竜華「確かに……そうですね」
295 :
◆U./cfyuX.GAl
[saga]:2017/11/30(木) 16:52:31.61 ID:k7Wcgx0+0
竜華「でも、そしたら私達の役割は魔力を供給するだけって事ですか?」
ルパン「うーむ、それはどうだろうなあ」
ルパン「……ちなみに、嬢ちゃん。令呪はあるか?」
竜華「令呪、ですか? そういえば目に見える範囲にはないなぁ」
ルパン「目に見えない所には?」
竜華「目に見えない所って……///」
ルパン「ば〜か、マジメに言ってんの。こっちは」
竜華「わ、分かってますよ。少し木陰で見てきますから、見張っといて下さい」
ルパン「おう、ごゆっくり〜」
竜華「の、覗かないで下さいね」
ルパン「分かってるっつーの!」
296 :
◆U./cfyuX.GAl
[saga]:2017/11/30(木) 17:15:01.04 ID:k7Wcgx0+0
ーーー数分後
竜華「一応、ありました。お腹の所に」
ルパン「まぁ、そうだろうな」
ルパン「てことは、令呪の行使もマスターの役割ってことだろう」
竜華「でも、記憶の中の令呪とは少し違ってたんですよね」
ルパン「どういう事だ?」
竜華「画数なんですけど、まず一画しかないんですよ」
ルパン「はぁ、それ本当か?」
竜華「ほ、本当ですよ。ほら」
ルパン「マジだ…」
竜華「それに色も変なんですよ。青色というか…」
ルパン「こりゃ、どういう事だ、一体……」
竜華「何なんでしょうかね?」
ルパン「サッパリ分かんねぇなぁ…」
297 :
◆U./cfyuX.GAl
[saga]:2017/11/30(木) 17:18:32.59 ID:k7Wcgx0+0
竜華「……いっそ、試しに使ってみます?」
ルパン「お、おいおい、そりゃあ」
竜華「確かに貴重なものかもしれないですけど、いざって時に正体の分かってない令呪に頼るのも怖くないですか?」
竜華「ならいっそ、今使ってみちゃった方が…」
ルパン「だけどよぉ…」
令呪を使ってみる?
1.使う
2.使わない
↓1
298 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/30(木) 17:22:41.01 ID:m6QhrNdbO
1
299 :
◆U./cfyuX.GAl
[saga]:2017/11/30(木) 17:45:09.40 ID:k7Wcgx0+0
竜華「……使います!」
ルパン「おいおい、マジかよ…」
竜華「女は度胸です! 令呪がなくなってもルパンさんなら裏切らないって信じてますし!」
ルパン「そりゃありがたい事で。けどよぉ、どんな命令する気だよ」
竜華「そ、そうですね。絶対服従とか?」
ルパン「重ぇよ! お試しでそんな命令すんなって!」
竜華「とにかく行きます! え、と…令呪をもって命じます! とにかく、この戦い勝って下さい!」
ーーーカァァァァ
竜華「ど、どうです? キャスター?」
竜華「何か変わった感じは…」
ルパン「いや、何とも……うん? ううん? 何だこりゃ…?」
300 :
◆U./cfyuX.GAl
[saga]:2017/11/30(木) 17:56:01.09 ID:k7Wcgx0+0
竜華「ど、どうしたんですか?」
ルパン「いや、なんっつーか五感が鋭くなってるみたいだ」
竜華「!」
ルパン「嬢ちゃんの鼓動が聞こえて、体温まで分からぁ。単純にスゲー遠くの音まで聞こえるしよぉ」
ルパン「な、何なんだ、こりゃあ……?」
竜華「……あ、あの」
ルパン「ん? どうした、心当たりでもあんのか?」
竜華「そ、それ、私の能力です」
ルパン「の、能力ぅ? ったって、嬢ちゃん魔術師じゃねぇって」
竜華「その、麻雀する時、本当に集中するとそんな感じになるんです、私」
ルパン「そ、そうなの? 麻雀で?」
竜華「は、はい……。まぁ、それでも負けちゃったんですけどね、大会で」
ルパン(どんなレベルの麻雀大会だよ、そりゃあ…)
301 :
◆U./cfyuX.GAl
[saga]:2017/11/30(木) 18:04:25.04 ID:k7Wcgx0+0
ルパン「令呪の消費は?」
竜華「ないです…。ちょっと疲労感があるくらいですかね」
ルパン「……令呪はマスターである事の証ってことか。令呪の仕様は絶対命令権ではなくーーー」
ルパン「ーーーマスターが持つ『能力』の付与」
ルパン「良いねぇ、最高の情報を手に入れられたぜぃ。嬢ちゃんの度胸のおかげだ」
竜華「そ、そう言われると照れるなぁ」
ルパン「それに能力も使い勝手がいい。こりゃ重宝するぜ」
竜華「そ、そうかな? えへへ」
302 :
◆U./cfyuX.GAl
[saga]:2017/11/30(木) 18:08:50.28 ID:k7Wcgx0+0
ルパン「さぁて手札が増えたところで、本題に戻りますかねぇ」
竜華「ランサー対策、ですね」
ルパン「そういう事だ。何か案はあるかい、嬢ちゃん?」
竜華「……そうですね」
竜華(令呪っていう牌を得た。ここからどうすれば上がりまで持っていける?)
竜華(ここはーーー)
竜華・キャスターペアのランサー対策は?
↓1 自由記載(内容によっては最安価)
303 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/30(木) 18:26:18.63 ID:pNIGVWw30
五感を研ぎ澄ませてランサーと相手マスターを遠方から監視
ランサーがマスターから離れたのを感じ取ったらマスターを誘拐する
304 :
◆U./cfyuX.GAl
[saga]:2017/11/30(木) 18:45:47.08 ID:k7Wcgx0+0
竜華「五感強化を使ってランサー陣営を監視しよか」
竜華「それで隙が出来たら真王子を誘拐。サーヴァントを無力化するんや」
ルパン「な、中々、えげつない手を考えるね、嬢ちゃんも」
ルパン「まぁ、いい。了解だ」
ルパン「青タイツ野郎の監視開始だ」
□
次視点のキャラを選択してください。
↓1
305 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/30(木) 18:53:13.97 ID:N1ji7PpZO
三好
306 :
◆U./cfyuX.GAl
[saga]:2017/11/30(木) 19:13:03.38 ID:k7Wcgx0+0
今日は一旦終了します。ありがとうございました。
307 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/30(木) 19:30:32.44 ID:DP+2nWfA0
おつ
308 :
◆U./cfyuX.GAl
[saga]:2017/11/30(木) 20:39:33.87 ID:k7Wcgx0+0
現時点で明らかになっているマスター・サーヴァント情報をまとめてみました。
本編が進むにつれ、少しずつ更新していきます。
――――――
・セイバー
マスター:梶隆臣@嘘喰い
真名:空閑遊真@ワールドトリガー
筋力:B 耐久:B 敏捷:A 魔力:B 幸運:C 宝具:B
宝具:【?????】
【?????】
マスタースキル:【?????】
・アーチャー
マスター:中静そよ@ハチワンダイバー
真名:高町なのは@魔法少女リリカルなのはStrikerS
筋力:D 耐久:C 敏捷:B 魔力:A 幸運:B 宝具:A++
宝具:【これが私の全力全開(リリカル・マジカル・フルドライブ)】
【?????】
マスタースキル:【?????】
・ランサー
マスター:菊地真@アイドルマスター
真名:クー・フーリン@Fate/Stay night
筋力:B 耐久:C 敏捷:A 魔力:C 幸運:E 宝具:B
宝具:【刺し穿つ死棘の槍(ゲイ・ボルク)】
【突き穿つ死翔の槍(ゲイ・ボルク)】
マスタースキル:【?????】
・キャスター
マスター:清水谷竜華@咲-saki-
真名:アルセーヌ・ルパン三世@ルパン三世
筋力:D 耐久:C 敏捷:A 魔力:D 幸運:A 宝具:C
宝具:【?????】
【?????】
【?????】
マスタースキル:【五感強化】
・ライダー
マスター:潮火ノ丸@火ノ丸相撲
真名:長門@艦隊これくしょん
筋力:A 耐久:A+ 敏捷:D 魔力:E 幸運:A 宝具:A
宝具:【?????】
【?????】
マスタースキル:【?????】
・アサシン
マスター:西住まほ@ガールズundパンツァー
真名:うちはサスケ@NARUTO
筋力:C 耐久:C 敏捷:A 魔力:B 幸運:C 宝具:A+
宝具:【完全体・須佐能乎】
【?????】
マスタースキル:【?????】
・バーサーカー
マスター:三好@賭博破戒録カイジ
真名:ブルース・バナー@アベンジャーズ
筋力:A+ 耐久:A 敏捷:B 魔力:D 幸運:B 宝具:A
宝具:【怒り狂う緑の暴れ者(インクレディブル・ハルク)】
マスタースキル:【?????】
309 :
◆U./cfyuX.GAl
[saga]:2017/11/30(木) 20:45:33.70 ID:k7Wcgx0+0
以上のような感じでまとめてみました。ステータスは適当です。
スキルについてはキリがないので、余り考えていません。
スキル設定もあった方がやり易いですかね? もしそうなら考えてみますが…。
310 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/30(木) 20:48:59.28 ID:DP+2nWfA0
スキルは無くても大丈夫かと
311 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/30(木) 22:46:17.18 ID:Q8W7OEXFo
考えといて好きなタイミングで公開してくれればいいよ
312 :
◆U./cfyuX.GAl
[saga]:2017/12/01(金) 21:36:01.75 ID:1KraPmnF0
了解です。スキルに関しては時間があったら考えていきます。
では、22時ごろに再開します。
313 :
◆U./cfyuX.GAl
[saga]:2017/12/01(金) 22:09:43.44 ID:1KraPmnF0
再開します。
◇
三好「はぁっ……はぁっ……」
三好「な、何なんだよ、これ……」
三好「まるで全力疾走してるみたいに身体が……!」
三好(宝具の影響……? くそっ、あの野郎、ふざけやがって……!)
三好(それにアイツはどこいったんだよ……! 女を殴り飛ばしたと思えば、どこかに消えやがって……!)
三好(あんなでけぇ怪物も現れるし……何なんだ、これ……!)
三好(とにかく何となく感じる気配を頼りに、ブルースを探すしかない……!)
三好(気配は―――)
コンマ偶数:巨人の近くに感じる
コンマ奇数:巨人から離れた所に感じる
↓1
314 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/01(金) 22:14:03.93 ID:h8sO8hoZ0
あ
315 :
◆U./cfyuX.GAl
[saga]:2017/12/01(金) 22:24:26.43 ID:1KraPmnF0
三好(遠い……! 離れてる……!)
三好(くそ、とにかく行くしかない……!)
―――十数分後
三好(いた……!)
ハルク「グゥゥゥ……!」ドカバキィ!!
三好(何もない所で暴れてる……! くそ、あれじゃあ本当に猛獣だぞ……!)
ハルク「ガァ……!」
三好(……! 何かに反応している……!)
ハルク「ガアアアアアアアアアア!!!」
三好(走り出した……! くそ、待てって……!)
三好(アイツが向かう先に誰かがいる……あれは―――)
コンマ偶数:青タイツと少年の二人組だ……!
コンマ奇数:猿顔のおっさんと女子高生の二人組だ……!
コンマ判定↓1
316 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/01(金) 22:39:10.68 ID:MYQxE+eKo
あ
317 :
◆U./cfyuX.GAl
[saga]:2017/12/01(金) 22:58:19.61 ID:1KraPmnF0
三好(青タイツと少年の二人組だ……!)
三好(くそっ、とにかくやるしかない……!)
三好「―――やっちまえ、バーサーカー!!」
ハルク「グオオオオオオオオオオオオオオ!!」
◇
一旦別視点へ。
次視点のキャラを選択してください。
↓1
318 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/01(金) 23:26:32.13 ID:h8sO8hoZ0
真
319 :
◆U./cfyuX.GAl
[saga]:2017/12/02(土) 12:44:58.57 ID:yr6NasFYO
菊地「ほぇえ…すごいですね、あれ」
クー「サーヴァントの宝具か…。中々にぶっ飛んでやがる」
菊地「まるで映画みたいですね! かーっくいい!」
クー「カッコいいってお前…あれと戦う事もあり得るんだぞ?」
菊地「た、確かにそれは…」
クー「ま、俺に任せときな。何とかはしてやるよ」
クー「ーーーと、サーヴァントの気配だ」
菊地「ええ!?」
クー「すげぇ勢いで近付いてくるぞ。隠れる気は微塵もねぇようだ」
菊地「そ、そんな…」
クー「ーーーくるぞ!」
ハルク「ーーーガアアアアアアアア!!」
320 :
◆U./cfyuX.GAl
[saga]:2017/12/02(土) 12:48:58.18 ID:yr6NasFYO
菊地(緑色のーーー怪物!?)
クー「おお、こりゃ見るからにバーサーカーって感じだな」
ハルク「ガアアアアアアアアアアア!!!」
クー「やる気は充分、と。さてどうするよ、嬢ちゃん」
クー「殺しはしねぇ。だがーーーどう戦う? 」
菊地「え!? え、ええと…」
菊地(ど、どうしよう……あんな大きな怪物と戦うなんて……)
菊地(ここはーーー)
真達はどう戦う?
↓1 自由記載(内容によっては再安価)
321 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/02(土) 13:18:38.00 ID:0uZd13Lq0
スピードを生かして迎撃
322 :
◆U./cfyuX.GAl
[saga]:2017/12/02(土) 15:28:00.00 ID:yr6NasFYO
真「スピードを活かして迎撃です!」
クー「了解。任せときな!」
ハルク「ガアアア!!」
クー(ーーー遅え!)
ヒュン
ガキィィン!
ハルク「ぐぅ…!」
クー(直撃……だが、浅い…!)
クー(ゲイ・ボルグすら通さねぇとは…… 何つー皮膚してんだ、こいつは!)
クー(だがーーー)
ーーーズガガガガ!
ハルク「ウゥオオオオ!!」
クー(ーーー一撃で効かねぇなら手数で押すだけよ!)
323 :
◆U./cfyuX.GAl
[saga]:2017/12/02(土) 16:13:20.78 ID:yr6NasFYO
ーーーズガガガガ
クー「おらおら、どうしたぁ!」
ハルク「ウゥ、オオオオオオオオオ!!」
クー(ちっ、お構いなしに突っ込んでくるか……!)
ハルク「グオオオオオオオオ!」
ズドン!
クー「ちっ…!」
クー(回避できたが……パワーは強烈)
クー(直撃すれば一撃でアウトだな、こりゃ)
クー(削り切るのが先か、当てられるのが先かーーー)
クー(ーーー面白え。その勝負乗ってやるよ)
324 :
◆U./cfyuX.GAl
[saga]:2017/12/02(土) 16:17:36.65 ID:yr6NasFYO
真(な、何なんだあの相手は……)
真(クーさんの攻撃が効いてない……)
真(少しずつ傷は付けてるけど、このままじゃ……)
真(ど、どうしよう……僕にも何か出来ることはないのか……)
真(何かクーさんの助けになる事は……!)
真はどうする?
↓1 自由記載(内容によっては再安価)
325 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/02(土) 17:50:47.32 ID:UKoIAYZnO
バーサーカーのマスターを探す
見つけることができたら空手で気絶させる
326 :
◆U./cfyuX.GAl
[saga]:2017/12/02(土) 18:33:45.70 ID:hS6Wf6yY0
真(そ、そうだ。マスターだ! マスター相手なら僕だって……!)
真(手探りでいくしないけど……何もしないよりはマシだ!)ダッ
◇
ルパン「―――動いた」
竜華「!」
ルパン「ランサーは戦闘中。加えてマスター自ら戦線から離れようとしてやがる」
ルパン「絶好のチャンスって奴だぜ、こりゃあ」
竜華「なら―――」
ルパン「だが、さっきとは状況が変わってきてる」
ルパン「第一にランサーと戦闘しているサーヴァント。こいつがかーなーりーヤバそうだ」
ルパン「聞こえる限りでは、ランサー相手に互角以上に立ち回ってやがる」
ルパン「それに理性ってもんが感じられねえ。暴れまわる猛獣だな、こりゃあ」
ルパン「万が一、俺達の存在に気付いた時は―――ま、余り考えたくはないわな」
竜華「うっ……」
ルパン「第二に、もう一人マスターらしき野郎がいる。おそらくはもう一体のサーヴァントのマスターだろうよ」
ルパン「幸い、どちらもまだ俺達には気付いちゃいねえ」
ルパン「嬢ちゃんよぉ―――どう動く?」
竜華「そ、そうですね。ここは―――」
ルパン・竜華はどう動く?
↓1自由記載(内容によっては再安価)
327 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/02(土) 18:58:03.56 ID:0uZd13Lq0
令呪の力で五感を研ぎ澄ませ、他の相手の気配に注意を払いつつ誘拐
328 :
◆U./cfyuX.GAl
[saga]:2017/12/02(土) 19:47:58.26 ID:hS6Wf6yY0
竜華「五感強化で注意を払いつつ、慎重に真くんを誘拐しましょう」
ルパン「言うねえ。ま、大怪盗の腕の見せ所ってか」
竜華「お願いします。ルパンさん」
ルパン「おうよ。じゃあ、行くぜ」
◇
真(ううーん、マスターはどこにいるんだろう)
真(あのサーヴァントからそう離れたところにはいない筈だけど……)
真(とにかく根気よく探し続けるしかないよなあ……)
コンマ75以上でマスター発見
コンマ判定↓1
329 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/02(土) 19:59:18.80 ID:YAVwOSC5O
あ
330 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/02(土) 20:03:50.94 ID:0uZd13Lq0
流石まこちー
331 :
◆U./cfyuX.GAl
[saga]:2017/12/02(土) 20:31:21.58 ID:hS6Wf6yY0
真(あ……)
三好「………」ゼェゼェ
真(い、いたー!!)
真(しかもクーさん達の戦いに気を取られて、こっちに気付いていない……! やりぃ!)
真(一気に近付いて正拳一発……仕留めて見せる!)
真(行くぞ……!)ダダッ
三好「な……!?」
真(恨みはないけど―――)
真「でやぁ!」
三好「う、うわ……!」
コンマ30以上で襲撃成功
コンマ判定↓1
332 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/02(土) 20:35:02.45 ID:UKoIAYZnO
あ
333 :
◆U./cfyuX.GAl
[saga]:2017/12/02(土) 20:48:52.91 ID:hS6Wf6yY0
真「せやぁ!」ドゴォ
三好「げふぅ!」
真「た、倒した……!」
真「やった。これであのサーヴァントも止まってくれる筈……!」
真「後はこのマスターさんを縛ってでもしておけば……」
―――カァァァ
真「っと、何だろう? あの人の身体が青く光ってる?」
真「肩の所だ……これは刺青、かな?」
真「……よく分からないけど、気絶してる今なら危なくはない……かな?」
真「よーし、じゃあ何かで縛っちゃ―――」
ルパン「―――と、そうは問屋がおろさねえんだよな」
真「!?」
ルパン「悪いが、拉致らせてもらうぜ。お嬢さん」
真(―――さっき逃がしたサーヴァント!!?)
真(マズい、何とかしなくちゃ!)
真(ここは―――)
1.空手で抵抗する!
2.叫んで助けを求める!
↓1
334 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/02(土) 20:49:37.20 ID:KnNgVEP1O
1
335 :
◆U./cfyuX.GAl
[saga]:2017/12/02(土) 21:01:04.06 ID:hS6Wf6yY0
真(そ、そう簡単には捕まらないぞ! クーさんだって頑張ってくれてるんだ、僕だって……!)
真「―――せぇい!」ビシュ
ルパン「うお!?」
真「だああ!」ビシュシュ
ルパン「わたたたたた!?」
ルパン(空手使いか!? しかも、こりゃ結構やる―――)
真「はぁ!」ビシュ
コンマ90以上で攻撃成功
コンマ判定↓1
336 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/02(土) 21:04:39.05 ID:/58MbOSR0
とあっ
337 :
◆U./cfyuX.GAl
[saga]:2017/12/02(土) 21:29:39.16 ID:hS6Wf6yY0
ルパン(だが―――)
ルパン「もう十年は早かったな」ヒュン
真(か、完璧に避けられ―――)
ルパン「当て身」ピシ
真「きゅぅ」
ルパン「いんや、恐ろしい嬢ちゃんだこと。これでアイドルっつーんだから、世の中分かんねえなあ」
ルパン「さてと、ほんじゃま誘拐といきますか」
―――カァァァ
ルパン(と、令呪が光ってやがる。令呪を使った? そんな素振りは見えなかったが…)
ルパン(こっちの伸びてるマスターのも光ってるな。マスターの危機になると光るとか、そんなもんか)
ルパン『そういや、こっちのマスターはどうする?』
ルパン『都合よく気絶してくれてるけど』
竜華『そうなんですか? さすが真王子やなあ』
竜華『そうですね。その人は―――』
三好をどうする?
↓1 自由記載(内容によっては再安価)
338 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/02(土) 21:32:27.84 ID:0uZd13Lq0
そっちも誘拐して今後の交渉材料に
339 :
◆U./cfyuX.GAl
[saga]:2017/12/02(土) 22:01:17.45 ID:hS6Wf6yY0
竜華『その人も誘拐しちゃいましょう。今後役に立つかもしれません』
ルパン『了ー解だ。じゃあトンズラするぜい』
◇
ハルク「グゥゥゥゥゥゥ……」
クー(!? なんだ、様子が……)
ブルース「ウゥ……」
クー「……」ポカーン
クー(おっさんになりやがった……何が起きた?)
ブルース「うぅぅ、何がどうなった……?」ムクリ
クー「っと、動くなよ、おっさん。風穴あけられたくはねぇだろ」
ブルース「おっと。……参ったな、まさかハルクを倒したのかい?」
クー「倒しちゃいねえよ。あんたが勝手にその姿になっただけだ」
ブルース「そうか。となると魔力切れか、マスターに何かがあったか……」
ブルース「ともかくお手上げだな。降参だ」
クー「……反撃しねぇのか」
ブルース「宝具も発動しないしね。今の僕にできる事はない」
ブルース「まぁ、淡い夢だったのさ。ハルクと離れ離れになろうとするなんてね」
ブルース「煮るなり焼くなりしてくれ」
クー「ちっ、調子狂うぜ」
340 :
◆U./cfyuX.GAl
[saga]:2017/12/02(土) 22:14:38.00 ID:hS6Wf6yY0
クー(殺しちまうのが一番楽だが、嬢ちゃんとの誓いでそうもいかねえ)
クー(ルーン魔術で適当にふんじばっておくしかねえか)
クー「殺しはしねえよ。だが、戦いが終わるまで大人しくしててもらうぜ」パァァ
ブルース「スゴイな。君は魔法使いなのか?」
クー「聞きかじり程度だよ。とにかく黙ってな」
ブルース「あー、今少し話しておきたい事があるんだけど……」
クー「黙ってろって言ってんだろうが」
ブルース「……OK」
クー「さて、嬢ちゃんのところに戻るかね」
クー(待てよ、何かが変だ―――)
クー(嬢ちゃんの気配が―――しねえ)
クー「ッ!」ダッ
ブルース「お、おい、どこかに行くのか? ちょっと待ってくれ、僕を置いてかないでくれ―――」
341 :
◆U./cfyuX.GAl
[saga]:2017/12/02(土) 22:16:06.08 ID:hS6Wf6yY0
クー(さっきまでいた筈の所には……いねぇ!)
クー(勝手にどこかに歩き回りやがったんだ!)
クー(くそ、周囲に何か反応は―――)
コンマ50以上でサーヴァント反応察知
↓1
342 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/02(土) 22:19:23.92 ID:UKoIAYZnO
あ
343 :
◆U./cfyuX.GAl
[saga]:2017/12/02(土) 22:33:04.53 ID:hS6Wf6yY0
クー(サーヴァントの反応……! これは―――アイツか!)
クー「なめやがって……!」ダッ
◇
ルパン(げっ、奴さん気付いたな)
ルパン(こっちは大荷物で手が塞がってるし、そうじゃなくたってヤベぇ相手だ)
ルパン(出し惜しみはしねえ方が良いか……?)
ルパン(ここは―――)
1.宝具を使う
2.宝具を使わない
↓1
344 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/02(土) 22:39:22.76 ID:UKoIAYZnO
1
345 :
◆U./cfyuX.GAl
[saga]:2017/12/02(土) 22:46:58.19 ID:hS6Wf6yY0
ルパン(使えるもんは使わねえとな―――)
ルパン「頼むぜ―――」
ルパン「―――――【伝説のルパン一味(ルパン・ファミリー)】―――――!!!」
346 :
◆U./cfyuX.GAl
[saga]:2017/12/02(土) 22:49:03.55 ID:hS6Wf6yY0
ルパン一味の中から一人を召喚します。
1.次元大介
2.石川五ェ門
3.峰不二子
4.銭形幸一
↓3 多数決(決まらなかった場合は再安価)
347 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/02(土) 23:02:56.16 ID:UKoIAYZnO
2
348 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/02(土) 23:20:11.26 ID:tNC1hcSio
4
349 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/03(日) 00:02:24.63 ID:CHFOfhGEO
4
350 :
◆U./cfyuX.GAl
[saga]:2017/12/03(日) 19:38:24.82 ID:dMvR2r3r0
中途半端なところで止めてしまい申し訳ありません。
再開します。
351 :
◆U./cfyuX.GAl
[saga]:2017/12/03(日) 19:42:00.77 ID:dMvR2r3r0
ルパン「とっつぁん、頼むぜ!」
銭形「む、ここはどこだ? 一体何が……」
銭形「ーーールゥパァン! 貴様の仕業か! 逮捕だぁ!!」
ルパン「よぅ、とっつぁん。こんな場所でも変わらないねぇ」
ルパン「っと、そんな事言ってる場合じゃないんだっての。走って走って」
銭形「ま、待て。一体何がどうなっておるんだ!」
銭形「その背負ってる者たちは何者だ!」
ルパン(うーむ、馬鹿正直に誘拐してます、なんて言ったら大変な事になりそうだよなぁ…)
ルパン(っても、嘘とバレた時がメンドくさそうだしよぉ…)
ルパン(ここはーーー)
ルパンは銭形にどう現状を伝える?
↓1自由記載(内容によっては再安価)
352 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/03(日) 19:58:47.79 ID:lZfnZ4fQ0
後ろから来てる全身タイツのストーカーから守ってやってる的な
353 :
◆U./cfyuX.GAl
[saga]:2017/12/03(日) 20:18:05.57 ID:dMvR2r3r0
ルパン「それがとっつぁん聞いてくれよ」
ルパン「今後ろから、おっかな〜い形相で追っかけてきてる男がいるだろ?」
銭形「む?」チラッ
クー「待てや、猿顔ぉ!」
銭形「確かにいるな」
ルパン「あいつは質の悪いストーカーでよぉ。この右肩の嬢ちゃんをしつこく付け狙ってるわけ」
銭形「なんと」
ルパン「あ、こっちの左肩の男はストーカーに立ち向かった勇気ある民間人その1ね」
ルパン「でも、ど〜しても逃げ切れなそうだからよ。正義の警察官・銭形幸一様に登場願ったって訳よ」
銭形「ふむふむ」
ルパン「なぁ、とっつぁん。あいつを撒くために協力してくれねえかなあ?」
ルパン「頼むぜ。おれとあんたの仲でしょうーが」
銭形「貴様とは敵でしかないが……まぁ、良いだろう。乗ってやる」
ルパン「おお、話しが分かるねえ」
銭形「だが、お前の言葉全てを信じた訳じゃあないぞ」
ルパン「う」ギクッ
銭形「可及的速やかに動かねばならない状況で、かつ情報が貴様からのものしかないから、それを信じるだけだ」
ルパン「OK、OK。それで全然大丈夫だって」
ルパン(……バレない内に帰ってもらわねえとなあ……)
354 :
◆U./cfyuX.GAl
[saga]:2017/12/03(日) 20:19:46.29 ID:dMvR2r3r0
銭形「それでどうするつもりだ。もう追い付かれるぞ?」
ルパン「そうさな。ここは―――」
ルパンと銭形はどう行動する?
↓1 自由記載(内容によっては再安価)
355 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/03(日) 21:56:01.05 ID:CHFOfhGEO
手錠でランサーを拘束してもらう
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