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【安価】桃太郎がわらしべりながら鬼退治を目指す
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32 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/05(日) 14:39:59.10 ID:bSlDvZIR0
たけのこご飯のおにぎり
33 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/05(日) 14:40:09.54 ID:vwQlH0XdO
きびだんご
34 :
◆5Xp2MHTzaI
:2017/11/05(日) 14:57:26.28 ID:F20qKZdfo
モーモー太郎「腹減ったなあー何か恵んでくれよぉ」
桃太郎「ではこのおにぎりをやろう」
モーモー太郎「ありがてえ、それじゃお礼にさっき拾った変な石をもっていってくれや」
桃太郎「変なって……これ金塊じゃないか!?おいちょっと」
モーモー太郎「ついでにこの娘ももらっていくぜーガハハ」
千代女「あーれー」
桃太郎「しまった金塊に目を奪われたスキに!千代女ー!」
桃太郎「そうだ、こんなときこそ必殺技其の一、
>>35
」
>>35
必殺技名
>>36
その効果
35 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/05(日) 15:03:37.14 ID:rSQtl4Qx0
ピーチフラッシュ!
36 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/05(日) 15:08:12.88 ID:LGxchu/w0
不思議なことが起こる
37 :
◆5Xp2MHTzaI
:2017/11/05(日) 15:31:25.57 ID:F20qKZdfo
桃太郎「ピーチフラッシュ!」
モーモー太郎「ぐわあ!」
モーモー太郎の敏捷度が2倍になった!
桃太郎「しまった!」
モーモー太郎「こりゃ快適だ!あばよ!」
桃太郎「千代女をさらわれてしまった。どうしよう」
>>38
1.追う
2.見捨てる
38 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/05(日) 15:42:32.21 ID:qSBufxQOO
1
39 :
◆5Xp2MHTzaI
:2017/11/05(日) 15:54:59.42 ID:F20qKZdfo
桃太郎「って、もちろん助けに行かねば」
桃太郎「しかしすっかり見失ってしまった。この分かれ道、一体どちらに行ったのだろう」
ポチ「ワンワン!桃太郎さん!」
桃太郎「はっ、お前はこの前の犬」
桃太郎「そういえば犬は鼻が効くと聞いたことが!頼む、千代女を探してくれ」
ポチ「ではお腰につけたきびだんごをひとつわたしにくださいな」
桃太郎「わかった」
>>40
「あのーすみませんが
>>41
を頂けませんかのう」
もらうもの
>>42
所持品:
【きびだんご×6】
【筑前琵琶】
【犬】
40 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/05(日) 15:58:45.99 ID:YuKPQeWj0
ハヌマーン
41 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/05(日) 16:13:08.27 ID:kSCyVk48o
きびだんご
42 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/05(日) 16:40:36.60 ID:QqBKzF76o
投げると必ず命中する石
43 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/05(日) 16:56:56.25 ID:ZiEocw8bo
五光石か
44 :
◆5Xp2MHTzaI
:2017/11/05(日) 17:24:38.45 ID:F20qKZdfo
ズーン
ポチ「何か物音が聞こえてきた」
桃太郎「えっ、どこだ?」
ズーン
桃太郎「本当だ。ポチは耳も良いのだな」
ズーン
ポチ「わっでかい猿!」
ハヌマーン「鬼退治に向かう勇者が居ると聞いて探しておったのだ」
ポチ「それは桃太郎さんだね。僕は桃太郎さんの家来のポチだワン」
ハヌマーン「儂はあの鬼のせいで煩わしい思いをしておるのだ。ぜひ協力させてくれ」
桃太郎「それはありがたい」
ハヌマーン「その前にきびだんごをひとつ頂けるかな」
桃太郎「うむ」
ハヌマーン「ぬんっ!」
ポチ「わ、きびだんごが光り輝いてきた」
ハヌマーン「ではこの宝貝を授けよう。えーと、投げれば必ず当たる石……だそうじゃ」
ポチ「取説……?」
所持品:
【きびだんご×5】
【筑前琵琶】
【犬】
【五光石】
(次は火曜日ぐらいになります)
>>45
次に会う人
>>46
あげるもの
>>47
もらうもの
45 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/05(日) 17:26:08.09 ID:Y4/OhZqPo
村の長老
46 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/05(日) 17:26:35.12 ID:NREhZGbQ0
犬
47 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/05(日) 17:28:37.48 ID:LGxchu/w0
童子切安綱
48 :
◆5Xp2MHTzaI
:2017/11/07(火) 20:28:26.13 ID:Q85QJCuNo
名もなき村こと芦露村
ポチ「名もなきって……あるじゃないの」
桃太郎「今僕が名付けた。ないと不便だろう?」
長老「鬼退治の旅の途中の桃太郎殿ですな。噂は届いておりますぞ。長旅お疲れのことでしょう、ごゆっくりお休みくだされ」
桃太郎「ありがたいのですが、今は急を要する。そうだ、千代女という女は来ておりませんか」
長老「旅の女性の方は見ておりませんな……」
ポチ「ここほれわんわん」
村人A「わあ、なくしたと思ってた薬缶が!」
村人B「我が家に伝わる数珠が!」
桃太郎「む。あの刀は」
長老「わが村に代々伝わる銘刀にございます」
桃太郎(あれは童子切安綱……か?本物なら値段のつけようもない正真正銘の銘刀だが、贋作としても鬼を切るには打ってつけだな)
桃太郎「大変に興味深い。少々鑑定させて頂いてもよろしいですかな」
長老「どうぞどうぞ」
桃太郎「ふむふむ……」
桃太郎「オープン・ザ・プライス!」
桃太郎「十、百……」
長老「わずか銅銭三百でございますか」
桃太郎「ええ、これは童子切安綱の贋作、後世の模造品です」
長老「いやはや、実のところこれで村の財政を建て直せればと思っておったのですが」
桃太郎「では私めに三百でお譲りいただけないか」
長老「む……いや、いかに桃太郎殿といえど、言い値でもって行かれるわけにはまいりませんぞ」
桃太郎(やっぱりだめか)
ワーワー
長老「外が騒がしいな」
桃太郎「ん?ポチ何してるんだ」
村人A「実は斯云というわけでして」
長老「……桃太郎殿、あの犬をわが村に預けて頂ければこの刀お譲りしますぞ」
桃太郎「では斯様に」
ポチ「待って桃太郎さん。僕を売るんですかー」
桃太郎「家来はまた見つかるが銘刀はそうそう手に入らないからな」
ポチ「ドライすぎ!まあいいけど、僕がいないと千代女さんを探せませんよー」
桃太郎「うーん、しかしお前の言う通りに追ってもまるで手掛かりがつかめないしなあ」
>>49
どうしよう?
1.千代女はあきらめる
2.ポチは手放すがあきらめない
3.考え直す(交換不成立)
49 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/07(火) 20:33:43.96 ID:RfTMS9WZO
3
50 :
◆5Xp2MHTzaI
:2017/11/08(水) 08:06:08.63 ID:9kjlkcLXo
ポチ「そんな言い方ないじゃないですかー!僕だってがんばってるのにー」
桃太郎「わーっ僕が悪かった。ごめん。機嫌直して」つキビダンゴ
ポチ「もー、しょうがないなあ」
村人A「あーあ、あの犬がいればどんな金銀財宝を嗅ぎ付けてくれたことか」
長老「……まあいいではないか。欲に目がくらむとろくなことがないというからな」
所持品:
【きびだんご×4】
【筑前琵琶】
【犬】
【五光石】
>>51
次に会う人
>>52
あげるもの
>>53
もらうもの
51 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/08(水) 08:42:37.44 ID:pU845u4u0
雪ん子
52 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/08(水) 11:56:01.38 ID:Q8PY+5rCO
きびだんご
53 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/08(水) 12:07:02.65 ID:xBgMwCNb0
きりたんぽ
54 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/08(水) 12:08:00.66 ID:n1WoH1l30
ゆきうさぎ
55 :
◆5Xp2MHTzaI
:2017/11/08(水) 18:10:56.01 ID:9kjlkcLXo
ポチ「あ、あんなところに行き倒れてる子供が」
桃太郎「おい、大丈夫か」
雪ん子「どんもー。オラさ陸奥のきりたんぽ売りだべさー」
桃太郎「大丈夫みたいだな」
雪ん子「思うようにたんぽ売れんで腹減って腹減って」
ポチ「そのきりたんぽ食べればいいんじゃ……」
雪ん子「そいつはならん、売り物に手出しちゃ商人の名折れだ」
ポチ「商人ってのは妙に頑迷なんですねー」
桃太郎「よし、そのきりたんぽ一つ頂こうか」
雪ん子「まいどおおきに」
ポチ(陸奥出身……だよね?)
桃太郎「実は僕も行商できびだんごを売り歩いてるところなんだ。ひとつ買ってくれないか」
雪ん子「そいつは助かるだー」
所持品:
【きびだんご×3】
【筑前琵琶】
【犬】
【五光石】
【きりたんぽ】
>>56
次に会う人
>>57
あげるもの
>>58
もらうもの
56 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/08(水) 18:14:52.94 ID:gH8QH6Ea0
破壊神
57 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/08(水) 18:24:24.87 ID:H3j0yGG9O
きりたんぽ
58 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/08(水) 18:25:26.02 ID:3CNYRTyBo
核爆弾
59 :
◆5Xp2MHTzaI
:2017/11/08(水) 18:40:47.24 ID:9kjlkcLXo
猿「やあ桃太郎さん。お腰につけたきりたんぽひとつわたしにくださいな」
桃太郎「それじゃ僕の家来になるならあげよう」
猿「うまい……うおお、力がみなぎってくるー!」ボン!
ポチ「わっ変身した?」
桃太郎「なんだお前鬼か?」
破壊神「ちっ!バレるのが早すぎたな、あばよ」
桃太郎「あっ逃げた」
ポチ「スパイに寝首をかかれるところでしたね。仲間を増やすのは大事だけどこれからは用心しましょう」
桃太郎「そうだな。おや、何か落としていったぞ」
ポチ「かくばくだん……と書かれてます」
桃太郎「爆弾か……よし、逆にこれを使って鬼をこらしめてやろう」
ポチ「核ってなんでしょうねえ」
所持品:
【きびだんご×3】
【筑前琵琶】
【犬】
【五光石】
【核爆弾】
>>60
次に会う人
>>61
あげるもの
>>62
もらうもの
60 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/08(水) 18:43:33.97 ID:H3j0yGG9O
女神
61 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/08(水) 18:44:15.47 ID:p6SBdsIsO
核爆弾(実質押収)
62 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/08(水) 18:45:07.18 ID:tazrRk5zO
女神の処女
63 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/08(水) 18:45:08.50 ID:pU845u4u0
女神自身をもらう
64 :
◆5Xp2MHTzaI
:2017/11/08(水) 19:12:33.16 ID:9kjlkcLXo
道行く老女「……」
桃太郎「あれ?急に体が軽くなった」
ポチ「あのばあさんすれ違いに何か盗っていきましたよ」
桃太郎「あ、ばくだんがない。ちょっとそこのおばあさん!」
老女「んー?」
桃太郎「それ返してくださいよ」
老女「あんだって?あたしゃ女神だよ」
ポチ「女神様がなんでスリなんかやってんですか」
老女「こいつは危険なものじゃ。人間が持ってちゃいかん」
ポチ「といっても勝手に持って行かれちゃあねえ」
老女「では対価を払おう、それでどうじゃ」
桃太郎「何をくれるの」
老女「ワシの処女じゃ」
桃太郎「ブーッ!!!」
老女「女神とヤれる人間などそうはおらぬぞ」
ポチ「どうします桃太郎さん」
桃太郎「どうもこうもいらないよ。お断りします」
老女「あんだって?あたしゃ女神だよ」
ポチ「うわっ聞こえないフリした」
老女「若い男ゲットじゃあーっ!」
桃太郎「ぎゃあああああ」
ポチ「よかったですね、無印板だから描写がカットされましたよ」
桃太郎「よくないよ!」
* 桃太郎は核爆弾と童貞を失った!
所持品:
【きびだんご×3】
【筑前琵琶】
【犬】
【五光石】
>>65
次に会う人
>>66
あげるもの
>>67
もらうもの
65 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/08(水) 19:23:35.43 ID:pU845u4u0
しっぺい太郎
66 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/08(水) 19:24:21.20 ID:jJPdJes60
筑前琵琶
67 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/08(水) 19:44:17.19 ID:aDXBK4EbO
梟
68 :
◆5Xp2MHTzaI
:2017/11/08(水) 20:11:36.64 ID:9kjlkcLXo
ポチ「おや、しっぺい太郎じゃないか」
しっぺい太郎「む?……おお、ポチか、これは懐かしいな」
桃太郎「知り合い?」
ポチ「幼稚園時代の友達なんです」
桃太郎「犬の幼稚園……?」
しっぺい太郎「へえ、君も化物退治の旅をしてるのか」
ポチ「うん。まさに奇遇だね。もっともその前に人探しだけど」
しっぺい太郎「ものごとには順番があるからね。僕は楽器探しさ。ご主人は刀コレクターで刀ばかり持っているけど犬の僕には扱えない。代わりに得意な呪歌で戦うつもりなんだ」
ポチ「楽器なら桃太郎さんが持っていたね」
桃太郎「なるほど、我々と行く先は違えど悪を討つ同志、喜んで差し上げよう」
しっぺい太郎「ありがとう。僕も一緒に行きたかったなあ。残念だ。もしよかったら、代わりにこいつを連れていってもらえないか」
梟「コンニチハ、ボクフクロウノフクチャンダヨ」
桃太郎(なんだか抑揚のない喋り方をするなあ)
所持品:
【きびだんご×3】
【犬】
【五光石】
【梟】
(今日はここまで)
69 :
◆5Xp2MHTzaI
:2017/11/10(金) 19:13:08.11 ID:Qnv1U6Eh0
>>70
次に会う人
>>71
あげるもの
>>72
もらうもの
70 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/10(金) 19:19:17.99 ID:CvknxJIvO
竹取りの翁
71 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/10(金) 19:24:19.32 ID:cSBFcPsH0
梟
72 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/10(金) 19:24:53.88 ID:Nc+Iw8py0
竹光
73 :
◆5Xp2MHTzaI
:2017/11/10(金) 20:29:39.28 ID:Qnv1U6Eh0
竹取りの翁「桃太郎殿ーっ!」
桃太郎(あ、ちょっとまずいときに会っちゃったな)
竹取りの翁「おや、この前の娘さんが見えませんの」
桃太郎「いやちょっと別用がありましてねへへへ」
竹取りの翁「そうでしたか。それはともかくこれを見てほしいのじゃ」
桃太郎「これは竹光!間違いなく本物ですな」
ポチ「ほわ〜威圧感があるな〜」
桃太郎(ポチがいうと説得力がないな)
竹取りの翁「実は竹刀を泉に落としてこれを手に入れたのじゃよ」
桃太郎(一体どういうことなんだ……気になるけど話が長くなりそうだからあえて突っ込まないぞ)
竹取りの翁「泉の主である女神様があらわれて……」
−20分後
桃太郎(結局自慢げに語られてしまった)
竹取りの翁「というわけでこの竹光、桃太郎殿に進呈いたす」
桃太郎「え、いいのですか」
竹取りの翁「こんな老い耄れが持っておっても仕方ないものじゃ」
桃太郎「重ね重ね感謝します」
テクテク
桃太郎「ようやく武器らしい武器が手に入ったな」
ポチ「あの、おじいさん動かないんだけど」
桃太郎「おじいさん!?」
竹取りの翁「あいやすまない。慣れぬ長旅で足腰に来てしもうてな」
フク「ボクニマカセテ」
梟は竹取りの翁をつかんで飛び去っていった……
所持品:
【きびだんご×3】
【犬】
【五光石】
【竹光】
>>74
次に会う人
>>75
あげるもの
>>76
もらうもの
74 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/10(金) 20:35:52.28 ID:JOdm6b75O
鴉天狗
75 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/10(金) 20:39:53.73 ID:vzPBM7xq0
犬
76 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/10(金) 20:49:24.51 ID:Nc+Iw8py0
探しているモノが発見できる神通力
77 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/10(金) 20:56:13.34 ID:cSBFcPsH0
桃太郎なのに犬を捨てるか(T_T)
78 :
◆5Xp2MHTzaI
:2017/11/10(金) 21:14:48.84 ID:Qnv1U6Eh0
占師「もし、そこの青年」
桃太郎「(なんか怪しい奴だな、無視無視)……」
占師「そこのイケメンボーイ」
桃太郎「なんでしょう」
ポチ「……」
占師「探し物があるようじゃな。手助けさせていただこう」
桃太郎「うーん、どうしよう」
占師「よろしい、お主に探し物を見つける力を授けたぞ」
桃太郎「まだ頼んでないのに」
占師「礼には及ばぬ。お代は一両でよいぞ」
桃太郎「そんな大金払えないよ」
占師「ならば代わりの物を頂こう」
ポチ「わーっ!」
桃太郎「あっポチ!」
占師はポチをさらって空に浮かび上がる。
勢いで頭巾が外れその正体が明らかになった。
桃太郎「お、お前は鴉天狗!」
鴉天狗「さらばじゃ!!」
桃太郎「大変だ、ポチがさらわれてしまった」
桃太郎「しかし探し物を見つける力のおかげですぐに追跡できるぞ」
桃太郎「さて……どちらから助けに行こうか?」
↓1 どちらから?
1.千代女
2.ポチ
79 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/10(金) 21:19:16.70 ID:ZPOuyQki0
1
80 :
◆5Xp2MHTzaI
:2017/11/10(金) 21:38:30.21 ID:Qnv1U6Eh0
桃太郎「やっと千代女を助けにいける。無事でいてくれよ」
桃太郎「あっもちろんポチも後で回収するから待っててくれ」
桃太郎「……能力ではこのあたりのはずだが……」
???「桃太郎様ー!」
桃太郎「下!?」
???「ここでーす」
桃太郎「なんだ大穴に落ちたのか」
千代女「ああ、助けにきてくださったのですね」
桃太郎「よくぞ無事で」
千代女「スキを見て牛から逃げ出したときに落ちてしまったのです。折角なのでこのまま隠れてやりすごしていたのです」
桃太郎「(なんかご都合主義の塊だなあ……)さあ次はポチを助けに行こう!」
>>81
次に会う人
>>82
あげるもの
>>83
もらうもの
81 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/10(金) 21:39:52.62 ID:vzPBM7xq0
悪代官
82 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/10(金) 21:45:30.90 ID:rkQPfRC80
女神をみたという情報
83 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/10(金) 21:58:54.26 ID:RVFc1aHGO
コアメダル
84 :
◆5Xp2MHTzaI
:2017/11/10(金) 22:48:10.13 ID:Qnv1U6Eh0
悪代官「む、お主、名はなんと申す」
桃太郎「桃太郎だが」
悪代官「やはり!お主が指名手配中の極悪人桃太郎だな」つ 人相書
桃太郎「何?まるで心当たりはないぞ、一体僕が何をしたというんだ」
悪代官「話は侍所で聞く。さあおとなしくお縄につけ」
千代女「待ってください、何かの間違いではありませんか」
悪代官「ん?いい女だな。よし桃太郎は見なかったことにしてやろう、そのかわり……」
桃太郎「なんだと」
千代女「桃太郎様、私にかまわず逃げてください」
桃太郎「いやいや、そうはいかん」
悪代官「なら、おとなしく捕まることだな」
桃太郎「待ってくれ、そうだこの前僕は女神様に会ったんだ。しかも強烈に男に飢えている」
悪代官「おかしいだろそんないい女がなんで男に困るんだ」
桃太郎「本当なのになあ」
悪代官「だめだだめだ。さあ諦めてその女を寄越せ」
桃太郎「それだけは許さん」バシ
悪代官「あ」
千代女「人相書の朱印がこすっただけで消えましたね」
悪代官「……」
桃太郎「この人相書、偽物だな」
悪代官「……」
悪代官「これあげるから見逃して(ハート)」
千代女「見逃して良かったんですか、桃太郎様」
桃太郎「いくらなんでもあんな小物に構ってる暇はない」
桃太郎(なんかいいものもらったし)
所持品:
【きびだんご×3】
【五光石】
【竹光】
【コアメダル】
>>85
次に会う人
>>86
あげるもの
>>87
もらうもの
(次は日曜日の予定)
85 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/10(金) 22:52:44.09 ID:JOdm6b75O
さまよう甲冑
乙
86 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/10(金) 23:09:25.49 ID:Nc+Iw8py0
コアメダル
87 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/10(金) 23:43:47.97 ID:vzPBM7xq0
甲冑
88 :
◆5Xp2MHTzaI
:2017/11/11(土) 23:07:29.48 ID:iS7ok+vt0
桃太郎「よくみたらこのコアメダル、鳩の絵が描かれてるな」
千代女「雉ではありませんか?」
桃太郎「……うわっ恥ずかしいっ」
千代女「ああっ私ったら余計なことを」
所持品間違いがあったため訂正ついでに。
あと所持品欄に娘、犬と書いてましたがこれからは千代女、ポチとします。
所持品:
【きびだんご×3】
【五光石】
【竹光】
【千代女】
【コアメダル(雉)】
89 :
◆5Xp2MHTzaI
:2017/11/13(月) 00:21:57.99 ID:25YijLsr0
桃太郎「さて、ポチのところにいくか」
さまよう甲冑「あいや待たれよ!」
桃太郎「わあ強そうなのが出てきた」
千代女「えっ!あの甲冑中身がないですよ」
桃太郎「物の怪か!?」
さまよう甲冑「引き返せ、さもなくば……」
甲冑は凄まじい勢いで千代女に迫る。
千代女「きゃあっ!」
桃太郎「おのれ!」
桃太郎の渾身の一撃が甲冑を切り裂いた!
桃太郎「ふっ……」
ように見えたが傷一つつけられない。
甲冑は向き直ると油断しまくっている桃太郎に迫る!
「しまった!」
「桃太郎様!」
万事休すかと思われたそのとき、コアメダルが白く輝き、雄々しい雉の姿に変わった。
雉は軽く羽ばたき甲冑の中に入り込み、甲冑の動力源を見つけて攻撃した。
甲冑「があああっ!」
甲冑は動かなくなった。
雉「私は雉の化身。桃太郎さんの手助けをする使命を帯びやってきました」
桃太郎「助けてくれて心から感謝する。そうだ、僕と一緒に鬼を倒してくれないか」
雉「残念ながらコアメダルに宿せる生体エネルギーはごくわずか。私はまもなく消えるでしょう」
千代女「そんな!」
雉「どうか私の本体を見つけてください。その時こそ桃太郎さんのために全力を尽くしましょう」
桃太郎「……わかった。暫しお別れだ」
雉と桃太郎は握手を交わすと、雉はエネルギーを放出し爆発した。
桃太郎「うわああっ!」
桃太郎は爆風に巻き込まれ髪がチリチリになった。
千代女「災難でしたね」
桃太郎「雉め今度会ったときは覚えてろよ」
千代女「あっこの甲冑使えそうですよ。不幸中の幸いですね」
桃太郎「これ使うのか……なんか気持ち悪いな」
所持品:
【きびだんご×3】
【五光石】
【竹光】
【千代女】
【甲冑】
>>90
次に会う人
>>91
あげるもの
>>92
もらうもの
90 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/13(月) 00:23:37.60 ID:LpwXMeeRo
毘沙門天
91 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/13(月) 00:24:10.41 ID:RUviOQU1O
甲冑
92 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/13(月) 00:24:41.49 ID:DOiigJ8W0
真実を映す鏡
93 :
◆5Xp2MHTzaI
:2017/11/13(月) 21:23:08.43 ID:25YijLsr0
桃太郎「日本一の桃太郎〜!」
千代女「攻撃に防御と潤沢に装備が揃いましたね」
桃太郎「あとは鬼ヶ島に着くまでに頭数を揃えたいな」
千代女「そうですねー、相手は多数ですから……神通力で仲間になってくれそうな方を探してみては?」
桃太郎「やってみたけどはっきりとした対象を決めないとあまりうまくいかないようなんだ」
毘沙門「たすけてくれえー」
千代女「どこからか声が聞こえますね」
毘沙門「上だ上〜」
千代女「きゃっ!?」
桃太郎達が真上を見ると、全裸の毘沙門が木につかまっていた。
桃太郎「いくら仏様でも全裸はまずいでしょう」
毘沙門「我ながら情けないことだが、衣を猿にかっぱらわれたのだ。衣に実装された重力コントローラーがなければ我々は地上におれんのだが、鬼退治に向かう桃太郎に会うまでは還るわけにはいかん」
桃太郎「あー、僕がその桃太郎です」
毘沙門「なんと、奇遇な」
桃太郎「とりあえずこの甲冑を装備してください」
毘沙門「すまんのう。さて桃太郎よ、お主にとって重要な将来が見えたので直接伝えにきた」
毘沙門「もし宝を掘り当てる犬を見かけたら連れてゆくがよい」
千代女「あー……」
毘沙門「だが近いうちにさらわれる可能性が高い。くれぐれも用心するのじゃ」
桃太郎「あ、はい……」
毘沙門「では武運を祈る!」スタスタ
毘沙門は去っていった……が桃太郎が引き留めた。
桃太郎「あのー毘沙門様、誠に不躾ながら甲冑をお返し願えませんか」
毘沙門「えー、折角だから城下町でお姉さんをナンパしに行こうと思ったのに」
千代女「出張先で羽を伸ばすサラリーマンですか」
毘沙門「それでは代わりにこれを差し上げよう。どうじゃ」
桃太郎「真実を映す鏡……っ!?」
千代女「しかたないですね、防具はまた探しましょう」
桃太郎「……あ、うん、そうだな」
桃太郎(一瞬、ちらっと見えてしまった。千代女の姿が鏡面に映るべきところにいた鬼の姿を……)
↓1 桃太郎の心は?
1.なんと、千代女は鬼の娘だったのか
2.自分の目を疑う
3.鏡を疑う
94 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/13(月) 21:25:45.94 ID:SblZybesO
3
95 :
◆5Xp2MHTzaI
:2017/11/13(月) 21:46:26.16 ID:25YijLsr0
桃太郎(まさか千代女が……いやいや、そんなはずはない!)
桃太郎(だいたい毘沙門様もなんかいい加減そうだったし偽物をつかまされててもおかしくないもんな)
千代女「さっきから桃太郎様は何か考え事をされているような……まさか、あの鏡で私の正体を……)
>>96
次に会う人
>>97
あげるもの
>>98
もらうもの
96 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/13(月) 21:47:10.27 ID:TYIqcqIX0
不動明王
97 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/13(月) 21:55:28.55 ID:eL5mXOaJ0
竹光
98 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/13(月) 21:57:12.93 ID:SblZybesO
降魔の利剣
99 :
◆5Xp2MHTzaI
:2017/11/13(月) 22:44:59.06 ID:25YijLsr0
ズーン
桃太郎「な、なんだ」
ズーンズーン
千代女「地響きが……」
鬼「ヤァ」
桃太郎「うわっ鬼だ!」
鬼「オラアアア」
鬼はいきなり襲い掛かってきた。
桃太郎はとっさに竹光で受けるが真っ二つに折れてしまった。
桃太郎「くっ……」
千代女「桃太郎様!」
鬼「……お見事」
桃太郎「え?」
鬼「我が名は不動明王」
桃太郎「え……てっきり鬼かと」
鬼じゃなかった不動明王「よく言われます」
桃太郎「しかしなぜこのようなことを」
不動明王「単身鬼退治に向かう青年がいると聞いて興味を持ち、どれほどのものか試させてもらった」
不動明王「どうやらお主の想いは本物。これを授けよう」
桃太郎「これは降魔の利剣!さすがにこのようなものを受け取るわけには……」
不動明王「遠慮はいらぬ。我々は普通の人間がどこまでできるものか見届けたいのだ。存分に力を発揮したまえ」
千代女「桃太郎様の活躍次第で人類が評価される事態になりましたね」
桃太郎「なんだかすごいプレッシャーかかってるんですけど」
>>100
次に会う人
>>101
あげるもの
>>102
もらうもの
100 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/13(月) 23:03:21.06 ID:2kzIyJ8Ko
うさぎとカメ
101 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/13(月) 23:06:54.06 ID:SblZybesO
真実を映す鏡
102 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/13(月) 23:19:53.69 ID:eI8mf5ej0
金太郎を仲間に出来る飴
103 :
◆5Xp2MHTzaI
:2017/11/14(火) 00:38:55.31 ID:rzypLDci0
桃太郎「なんだか騒がしいな」
千代女「この山でうさぎとカメが競走しているそうですよ。沿道に観客が詰めかけてます」
牛「うさぎ寝るなこらー真面目にやれ!お前に10匁賭けてるんだぞ!」
千代女「こんなところまで賭事ですか……」
桃太郎「おや、カメが引き返していく」
豚「カメー!何やってんだ!お前に5匁張ってんだぞこらー」
カメ「様子がおかしいと見にきたがやはり……」
うさぎ「ぐぅ……ふぅ……」
桃太郎「どうした」
カメ「毒蛇にやられて動けないみたいなんだ。皆に心配をかけぬよう居眠りしてるフリをしてたんだね、馬鹿だなあ」
うさぎ「面目ねえ……」
カメ「ガラスの破片でもあれば毒を抜けるんだけど……」
桃太郎「よしわかった」パリン
千代女「御持物をそんなあっさりと!でもさすが桃太郎様です」
桃太郎(これでいい……こんな鏡はないほうがいい……)
カメ「よかった、なんとかうさぎが助かりそうだ。本当にありがとうございます」
桃太郎「礼にはおよばないさ」
うさぎ「あんた桃太郎さんだったのか……それならこれを持っていってくれ……あいつは飴フリークだから珍しい飴に目がない…………」パタン
千代女「うさぎさーんっ!?」
カメ「寝てるだけですよ」
桃太郎「あいつって誰だろう?」
所持品:
【きびだんご×3】
【五光石】
【千代女】
【降魔の利剣】
【珍しい飴】
>>104
次に会う人
>>105
あげるもの
>>106
もらうもの
104 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/14(火) 00:45:37.06 ID:MurZj9pNo
金太郎
105 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/14(火) 01:03:30.96 ID:C8SX0g560
珍しい飴
106 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/14(火) 01:13:00.20 ID:PVMrXqgeO
金太郎(の協力)
107 :
◆5Xp2MHTzaI
:2017/11/14(火) 19:08:51.89 ID:rzypLDci0
鴉天狗を追う桃太郎一行、さすがに疲れたので休憩
千代女「鴉天狗の居場所はまだ遠いのですか」
桃太郎「なんせあいつ空飛んで逃げてったからなあ……」
千代女「見つけた時のことも考えないといけませんね」
金太郎「ややっ、これはなんと珍しい。舶来ものの飴ではないか。どうかこれを譲ってくれないか」
桃太郎「悪いがこれは大事なものなんだ」
金太郎「そこをなんとか!なんでもしますから!」
桃太郎「ん?いまなんでもって」
千代女「桃太郎様、腕も立ちそうですし仲間になってもらっては」
桃太郎「そうだなあ、それなら鬼の征伐についてこないか。おっと、あいさつが遅れたな。僕は桃太郎だ」
金太郎「なんと、鬼ヶ島に向かう命知らずとはあんただったのか」
熊「金太郎さん行きましょうや、修行にもってこいだ」
金太郎「ああ、もちろんそのつもりさ。僕は金太郎だ。よろしく頼む」
かくして、金太郎とその手下の熊が仲間になった。
千代女(それにしても……)
桃太郎(うさぎが言ってた”あいつ”って誰のことなんだろう)
所持品:
【きびだんご×3】
【五光石】
【千代女】
【降魔の利剣】
【金太郎】
【熊】
>>108
次に会う人
>>109
あげるもの
>>110
もらうもの
108 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/14(火) 19:09:30.48 ID:JwutrJZJ0
竜の子太郎
109 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/14(火) 19:12:53.86 ID:YuE0CIo70
きびだんご
110 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/14(火) 19:15:44.11 ID:tW+BtJQ00
竜の子太郎(の助力)
111 :
◆5Xp2MHTzaI
:2017/11/14(火) 20:47:42.24 ID:rzypLDci0
桃太郎「鴉天狗の住処を見つけたぞ」
金太郎「しかし岩で入り口がふさがれている」
桃太郎「僕と金太郎の力をあわせてもびくともしない」
金太郎「やれやれ、困ったな」
千代女「一体どなたに話しかけてるのでしょうか」
竜の子太郎「お困りのようだね」
金太郎「おっ、竜太郎じゃないか」
竜の子太郎「及ばずながら、助太刀いたそう」
桃太郎「おお、それは助かる」
竜の子太郎「できればオラに力をわけてくれ。例えばきびだんごとかきびだんごとかきびだんごとか」
桃太郎「はいよ」
竜の子太郎「うおおみなぎるううう」
こうして桃太郎達は無事岩を動かして鴉天狗の住処に忍び込んだのである。
金太郎「どうした」
桃太郎「シッ。何か声が聞こえる」
4人「……(聞き耳をたてている)」
鴉天狗「あ、ううっ、いい、気持ちいいぞポチ!」
ポチ「鴉天狗さんも好きですねえ、こっちはどうです?」
鴉天狗「おおお……いいぞおお……」
桃太郎「何やってんだあいつら」
千代女「まあ意外。ポチったら『攻』だったのね。ですがそのギャップも萌え要素……」ハァハァ
金太郎「頼むから黙っててくれ」
桃太郎「とりあえず危害を加えられる様子はないから様子を見よう」
そして夜がふけていき……
鴉天狗「Zzz」
ポチ「Zzz」
鴉天狗達は眠ってしまった。
桃太郎「よし、侵入するぞ」
金太郎「Zzz」
千代女「Zzz」
桃太郎「お前ら……まあ隠密行動なら1人のほうがいいか……」
桃太郎「おーいポチ」コソッ
ポチ「んー」
↓1 このあと
1.何事もなく救出
2.鴉天狗が起きてしまった
112 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/14(火) 20:55:42.98 ID:tW+BtJQ00
2
113 :
◆5Xp2MHTzaI
:2017/11/14(火) 22:12:24.11 ID:rzypLDci0
ポチ「わっ桃太郎さん!」
桃太郎「シッ声が大きい」
鴉天狗「む、何用だ」
桃太郎「あー起きちゃったか」
鴉天狗「勝手にうちの犬を持ち出されちゃ困るな。お主には力を与えたであろう」
桃太郎「頼んだ覚えはない。やはり返してもらう」
鴉天狗「どうしてもというならばわしを倒していけ」
桃太郎「望むところ」
千代女「待ってください」
鴉天狗「む、何者……なるほど、探し物とはお主のことか」
千代女「無用な戦いは好みません。私が一両お支払いしましょう」
桃太郎「待て、何も払うことはないぞ」
千代女「おかげさまで私は桃太郎様に助けに来て頂くことができたのです。ですから、これは私からの気持ちということで支払わせてください」
鴉天狗「そうか……ではポチはお返ししよう。名残惜しいが達者でな」
桃太郎「ポチ、すまなかった。僕が不甲斐ないばかりにあんな酷いことをさせられて……」
ポチ「いえいえ、桃太郎さんが来てくれて感謝しかありませんよ。夜はちょっと辛かったけどどうってことはないです」
桃太郎(あんな目にあわされたのに、なんと健気な)
ポチ(鴉天狗さんは気に入ってくれたけど、やっぱり毎晩マッサージは疲れたなあ)
千代女「鴉ポチもいいけどやっぱり桃ポチがしっくりきますね」
桃ポチ「?」
金太郎「だからさぁ……」ガクッ
竜の子太郎「あっ峠の茶屋だ。ちょっと休んでいこうよ」
桃太郎「ああ、そうだな」
桃太郎「……」
桃太郎(あれ?こいついつのまに旅仲間になったんだろう)
所持品:
【きびだんご×2】
【五光石】
【千代女(腐りかけ)】
【降魔の利剣】
【金太郎】
【熊】
【竜の子太郎】
>>114
次に会う人
>>115
あげるもの
>>116
もらうもの
114 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/14(火) 22:14:45.98 ID:wNXNmlnoO
天照大神
115 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/14(火) 22:16:44.43 ID:seKLy8xxO
五光石
116 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/14(火) 22:18:35.89 ID:MurZj9pNo
きんとうん
117 :
◆5Xp2MHTzaI
:2017/11/14(火) 23:46:14.56 ID:rzypLDci0
桃太郎「ずいぶん鬼ヶ島から遠く離れてしまったな」
金太郎「同じ道を引き返すのってなんか妙に疲れるよなあ」
ポチ「僕にとってはごく自然な行動なんですけどね」
千代女(帰巣本能……?)
おばちゃん「なんだお前らまだこんなとこにおったんかい」
金太郎「知り合い?」
桃太郎「さあ」
おばちゃん「もうお前らこれやるから早く行け」
竜の子太郎「わあ、これ筋斗雲じゃないか」
金太郎「いいの?」
おばちゃん「たくさん持ってるからかまわんよ」
金太郎「実はお金持ちのばあちゃんなのかな?そうはみえないけど」
千代女「天照大御神ですよ」
桃太郎「えっうそっ!?あっそういえば変な耳だなとは思ったんだ」
竜の子太郎「人は見かけによらないなあ」
千代女「なんでよりによって『いなり、こんこん、恋いろは。』のキャラデザなのでしょう……」
桃太郎(この子ときどきよくわからないことを言うなあ)
千代女「桃太郎さん……」
桃太郎「そんなばかな!」
全員で筋斗雲を試してみたが、桃太郎だけが乗れずにいた。
ポチ「桃太郎さん、穢れてるんですか?」
桃太郎「僕ほど純粋な心の持ち主はそうそういないと思うぞ」
千代女「ご自分で言っちゃうのは……」
桃太郎「あっそうか、あのババアのせいで僕は」
千代女「それ言ったら私もバージンじゃないですし」
ポチ「ブフォッ」
桃太郎(だろうとは思ってたけど直に聞くとなんかショックだな……)
金太郎「荷物が重すぎるんじゃないか?」
桃太郎「そういうものなのかな……袋を置いてっと……あ、乗れた」
千代女「どれどれ……ああ……なるほど。反重力属性がある五光石と筋斗雲の相性が悪いのですよ」
桃太郎「よくわからないけどどちらかを諦めないといけないのか」
竜の子太郎「うわー迷うなー」
桃太郎は悩んだ末に五光石を質入れした。
15匁を手に入れた。
金太郎「やっす!」
ポチ「普通の人に値打ちはわかりませんから」
所持品:
【きびだんご×2】
【千代女(腐りかけ)】
【降魔の利剣】
【金太郎】
【熊】
【竜の子太郎】
【筋斗雲】
118 :
◆5Xp2MHTzaI
:2017/11/16(木) 22:55:02.40 ID:9io26fUn0
(今日は1レスだけ)
桃太郎「よーし筋斗雲で鬼ヶ島までひとっとび!」
一同「おーっ!」
一方、鬼ヶ島
「本土より飛行物体襲来」
「識別成功、パターン青!神です」
「いや違う、筋斗雲に乗った人間どもだ」
「対空砲火用意!」
桃太郎「鬼が迎撃してきた!」
千代女「きゃあっ!?」
桃太郎「引き返すぞー!被弾に気をつけろー!」
桃太郎「やれやれ、みんな無事でよかった」
ポチ「奴ら思ったよりハイテクでしたね」
金太郎「もっと道具を揃えて出直そう」
桃太郎達の旅はまだまだ続くのだった……
↓1 次に会う人
↓2 あげるもの
↓3 もらうもの
119 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/16(木) 22:58:17.84 ID:nrG/uSNDO
くのいち
120 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/16(木) 23:11:44.57 ID:GFW6kVjc0
金太郎
121 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/16(木) 23:34:04.26 ID:Bn+GKgcd0
光学迷彩マント
122 :
◆5Xp2MHTzaI
:2017/11/18(土) 10:23:26.06 ID:ZpEC4iGe0
熊「いやー空の旅は楽ですねえ」
竜の子太郎「おやおや、あんな山奥に集落が」
桃太郎「おっ、本当だ。行ってみよう」
桃太郎「鬼退治に役立つ伝説の道具とかあったらいいなあ」ボソッ
忍び装束の女子「あら旅の方ですか?こんなところまでどうやっていらしたの」
金太郎「あ、いやそのー偶然というかなんというか」
忍び装束の女子(わあ逞しそうないい男。惑わしの術で虜にしちゃお!)
忍び装束の女子「まあ。それは何かの導きかもしれませんね。歓迎いたしますわ。どうぞこちらへ」
金太郎(顔は隠してるけど俺にはわかる、なんて美しい人だ。おかげで俺のドキドキはノンストップだぜ)
桃太郎「あいつ様子がおかしいな」
長老「これはこれは旅の方。私が長老の服部全蔵でござる」
ポチ「鬼退治に役立つ伝説の道具とかありませんか?」
桃太郎「お、おい」
ポチ「あ、まずかったですか?」
全蔵「ふむ、使えるかどうかはわからないが……昆や、例のものを持ってきてくれ」
昆「御意」
金太郎(あ、さっきの美人さんだ。昆というのか)
123 :
◆5Xp2MHTzaI
:2017/11/18(土) 10:52:48.79 ID:ZpEC4iGe0
昆「昔々、病に苦しみ居場所を失った老人が放浪の果てにこの村に来たそうです。我々の祖先である村人は病を治すために東奔西走しました」
昆「後にすっかり元気になった老人は自らを福の神を名乗り、褒美として授けられたものがこれです」
昆「光学迷彩マント……各種レーダーによる捕捉率を90%以上低減させることができます。なお目視に対しては効果ありません」
昆「試しに私が使ってみます」
ポチ「白い影のようなものに見えるけど存在自体は隠せないんですね」
金太郎「これがあれば鬼ヶ島のレーダーを突破できそうだな」
桃太郎「ああ、まさに今我々が求めているものだ」
全蔵「そこの男子をこの村にいただけるならお譲り致しましょう」
金太郎「ぼ、ぼくですかっ」
全蔵「実は昆が貴方を気にいったようでな」
昆「ぽっ」
全蔵「村も高翌齢化が進んできて男手は欲しい。とりわけ力持ちは大歓迎でござる」
金太郎「ぼっ、僕もあなたを一目見た時か
桃太郎「ちょっと待って。僕としても金太郎の気持ちを尊重したいけど今うちのPT抜けられると戦力ダウン半端ない」
金太郎「そんな!そりゃ鬼退治も大事だけどそれより昆と離れたくない」
昆(えー、こんなの村の男と大差ないわ)
全蔵(昆のやつ、怪しげな術を使ったな)
昆「金太郎様、お言葉ですが物事を途中で放り投げるのは感心いたしませんよ」
熊「そうですよ。昆さんのためにも、もっともっと強い男になって帰ってきましょうや」
金太郎「そ、そうだな。俺間違ってた。昆、待っていてくれるか」
昆「もちろんですとも金太郎様、いつまでもお帰りをお待ち申し上げます」
(今後、金太郎は「あげるもの」に指定できません)
所持品:
【きびだんご×2】
【千代女(腐りかけ)】
【降魔の利剣】
【熊】
【竜の子太郎】
【筋斗雲】
【光学迷彩マント】
【金太郎(譲渡不可)】
↓1 次に会う人
↓2 あげるもの
↓3 もらうもの
124 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/18(土) 10:57:33.42 ID:VQuTjzQu0
浦島太郎
125 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/18(土) 11:18:47.72 ID:xAdzU9ZPo
竜の子太郎
126 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/18(土) 11:21:01.92 ID:uj+T3VS50
竜宮城日帰り亀バスツアー
127 :
◆5Xp2MHTzaI
:2017/11/18(土) 12:30:10.33 ID:ZpEC4iGe0
桃太郎「あ、浦島」
浦島太郎「やあ、この前はきびだんごありがとう」
桃太郎「いやいやははは」
浦島太郎「今からこの亀に日帰りツアーに連れていってもらうところなんだ」
ポチ「へー、いいなあ」
亀「もしよかったらみなさんもご一緒にいかがです?」
竜の子太郎「え、いいの?」
亀「もちろんですとも」
桃太郎「いや、しかし僕たちには大事な使命が」ソワソワ
ポチ「だけど、行けば何か有用なものをもらえるかも」
桃太郎「そ、そうだな。今は普段行けないところほど行くべきかもしれん」ワクワク
亀「お決まりですか、ではハッチを開きますね」
亀の甲羅が左右に開き乗客席がせりあがってくる。
千代女「20人ぐらい乗れそうですね」
ポチ「亀のサイズどうなってるの」
乙姫「ようこそ竜宮城へ」
↓1 あげるもの(竜の子太郎以外)
↓2 もらうもの
128 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/18(土) 12:33:38.83 ID:pXMWzouNO
熊
129 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/18(土) 12:35:13.16 ID:rD1x1uMa0
玉手箱
130 :
◆5Xp2MHTzaI
:2017/11/18(土) 13:53:39.64 ID:ZpEC4iGe0
桃太郎「いやー極楽極楽」
ポチ「もうずっと住んでいたい気分ですねえ」
竜宮城はまるで別世界。
タイやヒラメが舞い踊り、見たこともないご馳走が振舞われ、マッチョマン達による筋肉芸が繰り広げられ
桃太郎「いや最後の誰得だよ」
千代女「私得です!」
桃太郎「しかしあまりに楽しいもので、日帰りのはずが乙姫様に引き留められるまま3日が過ぎてしまった。さすがに地上に帰らねば」
熊「桃太郎さん、ついに引き上げる決心をしたみたいだね」
竜の子太郎「僕はもっとここに居たいなあ」
熊「金太郎さんのことがあるから自分たちだけ残りたいって言いだしにくいよね」
竜の子太郎「しばらくどこかに隠れちゃおうか」
乙姫「それなら地下室に隠れているといいですよ」
亀「本日最終亀です。そろそろ出発しますよー」
ポチ「あれっ竜の子太郎と熊がいない」
乙姫「あら、お連れさんをお探しですか。もう一日留まられてはいかがです?」
桃太郎「大方帰りたくなくて隠れているのだろう」
乙姫(わあ鋭い)
金太郎「だろうな。あいつらが残りたいなら放っておこう」
桃太郎「金太郎がそういうなら、先に帰ろうか」
乙姫「あっ、忘れるところでしたわ。ただいまキャンペーン期間中でして、お客様にお土産をお渡ししておりますの」
桃太郎「玉手箱?」
乙姫「ただしこの箱は決して開けてはなりませんよ」
千代女(それならなぜ渡すのでしょうか)
所持品:
【きびだんご×2】
【千代女(腐りかけ)】
【降魔の利剣】
【筋斗雲】
【光学迷彩マント】
【金太郎(譲渡不可)】
【玉手箱】
↓1 次に会う人
↓2 あげるもの
↓3 もらうもの
131 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/18(土) 13:57:09.46 ID:Uz3LVMXDO
鈴鹿御前
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