【安価】推理物を書きたい【オリジナル】

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102 ： ◆.upuc5eM0X7N [saga]：2017/10/31(火) 20:59:06.56 ID:CdlhXaG3o

予定時刻よりかなり遅れましたが更新良いですか？

103 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2017/10/31(火) 20:59:54.59 ID:n6k8/67DO

はい

104 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2017/10/31(火) 21:05:04.82 ID:WjkaKGEXo

いいですよ

105 ： ◆.upuc5eM0X7N [saga]：2017/10/31(火) 21:12:07.55 ID:CdlhXaG3o

楠「んじゃあ、改めて亡霊司書の話っす」

楠「今から皆さんが止まる金魚館、最後の住人は一人の男とその娘だったそうっす」

楠「んで、男は館の一室を改造して自分と娘の図書館を作ったっす」

楠「そして平和に暮らして、余生を過ごしました…何てわけもなく」

楠「館の財宝伝説に目が眩んだ、不届き者たちが島に密入したっすね」

楠「そこから密入した奴らは館に押し入り―――」

楠「何ということにその男を殺しちゃったっす、けどそいつらその男に娘が居る事なんて知らなかったらしく」

楠「そのまんま島から逃げたって話っす」

楠「で、その男が殺された図書館には無念の内に殺された男の亡霊が―――」

楠「って言う話だったっすね」

京島「あら？私が聞いたのは島全体に出るって話よ」

沢田「俺もそう聞いたけど」

春日「近くが海なんだから沈めりゃあよかったのによお」

安城寺「まあ、野蛮」

レナ「怖いの？」

望月「ぜーんぜん」

106 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2017/11/01(水) 22:40:32.05 ID:CxFnhBw0O

作者が行方不明になっちゃうパターンだ
せめて誰か死ぬとこまでは…

107 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2017/11/02(木) 20:08:59.96 ID:V0u+kBa9O

↑

　辺り一帯が死の香りで満ちている。迎えの船はもう来ない。
　真実は、いや、事件そのものさえも闇の中だ。

　自らが築いた屍の沼の中央に立ち、ゆっくりと沈みゆくように、女は薄く笑い呟いた。


安城寺「そして、誰も居なくなりましたわ」


　女は自らの運命を理解していた。迎えの船は来ないのだ。
　自らもこの館で、蝕まれるようにじわりじわりと死にゆくのだろう。
　女がその運命を、どういう気持ちで選んだのかは分からない。
　だから。

　金魚島には、誰も、居ない。


　　〜〜ＥＮＤ〜〜

と、いうオチはどうだろう。