【安価】妖魔勇者

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230 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/03(金) 09:53:13.81 ID:m7VGiMpDO
231 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/03(金) 09:53:20.99 ID:1GPrtCsIo
232 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/03(金) 10:08:17.44 ID:unlQQssS0
白虎「ふぅ、ふぅ...」

勇者「おい、大丈夫か?」

白虎「性感帯...なんです」ゴニョゴニョ

勇者「...え?性感帯?もっとはっきり言ってくれ」

白虎「聞こえてるじゃないですかこのアホ!」ポカポカ

勇者「一体いつからそんな暴力的になったんだ?」ガーーーード

白虎「むすっ」
233 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/03(金) 10:12:09.61 ID:unlQQssS0
〜さらにしばらく後〜

堕天使「んく...」ムクッ

堕天使「ふぅ...」

堕天使「...」スヤァ

勇者「おい」ビビ

堕天使「ふぐぅ!」バリバリ

堕天使「朝っぱらからいきなり聖なるオーラを流し込まないでよ!?」

勇者「うっせ。どいつもこいつも二度寝しようとしやがって」
234 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/03(金) 10:16:50.69 ID:unlQQssS0
勇者「さて、三つ目の魔石探し」

堕天使「いくつ集めればいいの?」

勇者「四つ」

堕天使「よし、私がいれば余裕ね」

白虎「それでは...三つ目の魔石のありか、発表します」

勇者「どぞ」
235 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/03(金) 10:17:59.56 ID:unlQQssS0
下2>>三つ目の魔石のありか
236 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/03(金) 10:22:36.53 ID:RspslNEFO
kskst
237 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/03(金) 10:22:52.50 ID:m7VGiMpDO
南の孤島
238 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/03(金) 12:45:22.54 ID:unlQQssS0
白虎「ここから南の孤島です」

勇者「行くぞ」

堕天使「おー!」

勇者「その前に一つ」

白虎・堕天使「?」

勇者「俺手持ちの金無いから」

白虎「へぇ...」

堕天使「ヒモか」

勇者「ひでぇ」

堕天使「かくいう私も所持金0」

勇者「つまり白虎の所持金にかかっている...!」

白虎「ええっ、私ですか!?」
239 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/03(金) 12:46:56.30 ID:unlQQssS0
下1>>白虎の所持金
240 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/03(金) 12:50:53.23 ID:abJFHbqk0
日本円にして10万円
241 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/03(金) 13:54:06.66 ID:unlQQssS0
白虎「勇者の世界単位でなおしたら10万円位」

勇者「おお!」

堕天使「それって多いの?」

勇者「相当な大金だ」

白虎(...そうかなぁ?)
242 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/03(金) 14:13:29.19 ID:unlQQssS0
〜道中〜

白虎「そう言えば」

勇者「どうした?」

白虎「勇者の移動魔法ってどんなものなの?」

堕天使「この人魔法も使えるの?」

勇者「一応、な。マジックアイテムに頼る事も多いが」

勇者「俺の移動魔法は天井にぶち当たるから野外じゃないと使えない」

堕天使「なにソレ。飛んでんの?」

勇者「そうだな。それに近い」

白虎「お笑いみたいな魔法ですね」

勇者「しょうがないだろう。専門じゃないし」
243 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/03(金) 14:20:22.64 ID:unlQQssS0
〜町〜

勇者「おおっ、そこそこ賑わいがあるな」

白虎「人多いの苦手なんですけど」

堕天使「天使が居そうで怖い」

勇者「もう宿探せよ」

勇者「俺はちょっと行きたい場所があるから」

白虎「え、はい」
244 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/03(金) 14:25:05.57 ID:unlQQssS0
下2>>勇者の行きたい場所
245 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/03(金) 14:26:27.13 ID:1guyamT1o
パフパフ娘のいるお宿
246 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/03(金) 14:27:38.44 ID:xpvd8uLQo
仕事斡旋所
247 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/03(金) 14:35:27.14 ID:unlQQssS0
〜仕事斡旋所〜

勇者「こんにちは」

主人「お客さん、初めてだね?」

勇者「ああ、難易度は何でも良いからサクッと行ける仕事ない?」

主人「しかし、無闇な事をして君を死なせる訳にもいかない」

勇者「まいったな、実力を示せるモンを持っちゃいねぇや!」ハハハ

勇者「...この体以外な?」ギロリ

主人「ふむ、良いだろう。紹介してやる」
248 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/03(金) 14:37:43.90 ID:unlQQssS0
下1>>紹介された仕事
249 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/03(金) 14:51:50.05 ID:m7VGiMpDO
酒場の用心棒
250 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/03(金) 15:40:00.97 ID:unlQQssS0
主人「まぁなんて事はない。只の酒場の用心棒だ」

勇者「おk。じゃあ行ってくる」

主人「気の早い奴だ...報酬はそっちで出るからなー!!」
251 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/03(金) 15:47:34.45 ID:unlQQssS0
〜酒場〜

勇者「用心棒です」

酒屋「おう、待ってたぜ」

勇者「どんな事をすれば良いですか?」

酒屋「そこに椅子を用意したから、取りあえず座っとけ」

酒屋「面倒事があったら、対応してくれよ」

勇者「承知しています」
252 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/03(金) 15:48:40.49 ID:unlQQssS0
下2>>酒場で起きた揉め事やトラブル
253 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/03(金) 15:52:43.29 ID:m7VGiMpDO
254 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/03(金) 15:53:27.30 ID:CkrN0OlB0
強盗団が押し入る
255 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/03(金) 16:38:26.36 ID:unlQQssS0
勇者「...なんだ」

勇者(思っていたより平和な酒場じゃないか)

勇者「これならトラブルなんて...」


ズドゴオオン!!!


覆面「おらぁ!!」


覆面をした妖魔がドアを蹴破って現れた


勇者「全ッ然そんな事なかった!」

覆面「俺達は盗賊団だ!金目の物を寄越しな!!」

勇者「待ちな!俺はこの店で雇われた用心棒!貴様等を成敗する!」

覆面「妙な野郎だ!行くぞお前ら!」


覆面の集団が現れた
256 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/03(金) 17:09:05.31 ID:unlQQssS0
勇者「これ怪我人出せないタイプの奴だ」

勇者「オールストップ」ピシン


盗賊団の時間が停止する


有象無象「ざわ...ざわ...ざわわ...」

勇者「...サトウキビ畑は放って置くとして」ヒョイ


勇者は盗賊達を担ぎあげる

そのまま店から出て、突き当たりの水路まで行く

その水路はそこそこ広い


勇者「メイルシュトロム」ジャアアアア


水嵩が増し、流れが早くなる


勇者「ほい」ポイッ


勇者が水路に盗賊達を投げ込み、盗賊達は流されて行った


勇者「...魔法耐性0かあいつら」
257 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/03(金) 17:23:13.03 ID:unlQQssS0
〜終業時間〜

酒屋「いやぁありがとう。助かったよ」

勇者「いえ、こちらこそ」

酒屋「うちで働いて欲しいくらいだよ全く」

勇者「光栄ですよ。では失礼します」
258 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/03(金) 17:40:41.73 ID:unlQQssS0
〜宿〜

勇者「くそっ、部屋番確認すりゃ良かった」

勇者「風呂入って寝よう」

〜入浴〜

勇者「風呂は久し振りだな」

勇者「...」


ベッドには白虎と堕天使が寝ている


勇者(俺は...俺はどうすべきだ!?)
259 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/03(金) 17:48:21.88 ID:unlQQssS0
勇者(ええいままよ)


勇者はベッドで寝た。勿論両手に花状態である


勇者(もう少し自分に自信を持っても良いんだよな)

勇者(お休みなさい)
260 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/03(金) 18:16:16.67 ID:unlQQssS0
〜翌日〜

白虎「ん〜〜〜っ」ノビー

白虎「あ、珍しい。勇者が寝てる」

堕天使「ふぉっ」ガバッ

堕天使「...」クイクイ


堕天使はこっちへ来いのサインを出す

白虎はベッドの外から回り込んで堕天使の元へと行く


堕天使「ねぇ、白虎ちゃん___」

堕天使「悪戯、してみない?」
261 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/03(金) 18:23:59.66 ID:unlQQssS0
白虎は賛成した

しかし落書きしようにも道具がない。攻撃しようにも力がない。

最終的にたどり着いた答えが『匂いを嗅ぐ』という物である


勇者「...」スースー

白虎「...」クンクン

白虎「駄目です。体から異臭はしません」ヒソヒソ

堕天使「...」スンスン

白虎「だ、駄目ですよ、そんなに顔近づけたら」ヒソヒソ

堕天使「...そうね」ヒソッ

白虎「...足からも異臭はしません」ヒソヒソ

白虎・堕天使「...」ハスハス

白虎「駄目です」ヒソヒソ

堕天使「股間からもいい匂いだなんて」ヒソヒソ
262 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/03(金) 18:29:02.31 ID:unlQQssS0
〜道中〜

白虎「そう言えば、昨日は結局何してたんですか?」

勇者「酒場で用心棒してた」

堕天使「優しいね」

勇者「あくまでお金の為さ」

勇者「...ん?誰か居るぞ」
263 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/03(金) 18:30:46.17 ID:unlQQssS0
下1>>通りすがりの妖魔の性別
下2>>通りすがりの妖魔の性格
(種族は下2>>のコンマで決まります)
264 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/03(金) 18:37:34.54 ID:/zwA5pWTo
265 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/03(金) 18:40:43.66 ID:m7VGiMpDO
寡黙
266 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/03(金) 20:52:34.99 ID:unlQQssS0
アルラウネ「...」

勇者「...」

白虎「...」

堕天使「...」


※男性型のアルラウネは凄く珍しい。

しかし、知識を持っているのが白虎だけであり、その当人が人見知りである

また、彼は寡黙であるため、このような珍妙な空間が織り成される


アルラウネ(やたらこっちを見てくるな)

勇者(まさに花形。しかし何なんだ...?)

白虎(うわぁ。珍しい)

堕天使(モンスターってのは面妖なもんですねぇ...)
267 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/03(金) 20:57:16.74 ID:unlQQssS0
〜村〜

勇者「今日は結構歩いたな」

白虎「そうですね。この分ですと、明日には着きます」

堕天使「楽しみだね」

勇者「暑い所とか平気なのか?」

白虎「私はキツイです。はい」

堕天使「私は得意かな。泳ぎも好きだし」

勇者「おお」
268 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/11/03(金) 21:02:36.93 ID:ZLPE6s5Y0
4つ集めた後どうするんだろう?
269 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/03(金) 21:02:44.90 ID:unlQQssS0
〜宿〜

勇者「宿賃を払わせてくれ」

白虎「いやです」

勇者「えぇー...」

堕天使「ヒモのなんと楽な事か」グデーン

勇者「...はぁ」グデーン

白虎「私もです」グデーン


全員ベッドで脱力している


勇者「俺もうこのまま寝るわ...」

堕天使「あ”ー、私も」

270 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/03(金) 21:03:46.54 ID:unlQQssS0
下2>>今晩勇者の見る夢の内容
271 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/11/03(金) 21:04:28.18 ID:ZLPE6s5Y0
今の二人とともに結婚して暮らしている夢
272 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/03(金) 21:05:27.48 ID:CkrN0OlB0
白虎と堕天使から同時に逆プロポーズされる
273 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/03(金) 21:20:49.17 ID:unlQQssS0
〜勇者の夢の中〜

勇者「...く、ここは...?」

白虎「あ、起きた...」

堕天使「ん、おお、勇者」

勇者「どうかしたのか?」

白虎「あの、勇者さん」

堕天使「私達から、とても大切な話があるの」

勇者(また厄介事かな)


そして彼女らは言い放つ


白虎・堕天使「私と結婚して下さい!」
274 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/03(金) 21:25:10.99 ID:unlQQssS0
勇者「...え?俺なんかで良いの?」

白虎「う、うん」

堕天使「勇者さんがいいな」

勇者(やばいやばい。これは色々とやばい。語彙も表現も糞もないわ)

勇者(だが、ここで腹を決めねばどちらも...)

勇者「分かった。俺は_________」
275 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/03(金) 21:33:26.59 ID:unlQQssS0
〜翌日〜

勇者「...?夢か」

勇者(何とも滑稽な物だ)


いつもと違う体制だったせいか、勇者はベッドから脱出できた


白虎(今日の作戦!)

堕天使(寝たふり!!)

勇者「...そうだな。いつもの、可愛い二人だ」

白虎(...!?///)

堕天使(/////)ボフッ

勇者「おや、変な音が...絨毯を強く踏みすぎたか?」
276 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/03(金) 21:42:18.81 ID:unlQQssS0
〜南の孤島に程近い海岸〜

勇者「うわ、潮の流れ速すぎだろ」

白虎「ど、どうしましょう」

堕天使「飛んで行けるけれど誰かを載せられないし」

勇者「島は見えてるから...」ギューッ


勇者は強く眼を瞑り、念じる

勇者は真っ直ぐ光の筋を残して飛んで行った

そしてすぐに空から戻ってきた。


勇者「今度は全員運ぶ!俺に捕まれ!」

白虎「えい」ガシッ

堕天使「ほい」ガシッ

勇者「行くぞ!」ピシュン
277 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/03(金) 21:46:30.39 ID:unlQQssS0
勇者「到着。ブリンクは便利だね」

白虎「結構大きい島だね」

堕天使「探索には時間がかかりそう」

勇者「...しょうがない。手分けして探すぞ」

白虎「頑張ります」

堕天使「行くぞー!!」ダダダダ
278 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/03(金) 21:47:34.76 ID:unlQQssS0
下2>>魔石を見つけたのは誰か
279 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/11/03(金) 21:48:03.98 ID:lwxE9Z0d0
第4者
280 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/03(金) 21:48:36.86 ID:rC1urkENo
堕天使
281 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/03(金) 21:48:43.43 ID:EUcDqW9lo
白虎
282 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/04(土) 16:04:20.11 ID:MWHy1EPg0
堕天使「...おっ、このキラキラした石は...」

堕天使「魔石じゃーん!」

堕天使「...あ、勇者と白虎」


ここでは全員バラバラに行動している為、勇者達との合流を目指そう!


堕天使「うん、空から探そうかな」バササッ
283 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/04(土) 16:11:51.21 ID:MWHy1EPg0
下1、2>>空から見えた物
284 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/04(土) 16:12:30.60 ID:CWog5xJeO
宝箱
285 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/04(土) 16:15:08.41 ID:d+Fh/+c70
謎の大きいな卵
286 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/04(土) 17:37:17.40 ID:MWHy1EPg0
堕天使「...おお、宝箱」

堕天使「と、なんだアレは?大きな卵だな」

堕天使「あれほど目立つ物の近くには誰かいるかも知れないね」

堕天使「それ以外特に目立つ物もないかな」

堕天使「とりあえず、降りたってみることとしよう」
287 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/04(土) 17:45:02.35 ID:MWHy1EPg0
〜宝箱〜

堕天使「やっぱり、宝箱だよねぇ」

堕天使「どっからどう見ても宝箱だよねぇ」

堕天使「でも罠だったら怖いなー」

堕天使「でも興味あるなー」

堕天使(態々こんな孤島の宝箱にトラップを仕込む...?)

堕天使「よし、開けよう。いざ開封!」ガチャ
288 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/04(土) 17:46:06.95 ID:MWHy1EPg0
下2>>宝箱の中身
289 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/04(土) 17:46:40.77 ID:d+Fh/+c70
魔石
290 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/04(土) 17:47:15.07 ID:wPOmSvXvo
黄金どくろ
291 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/04(土) 18:30:13.49 ID:MWHy1EPg0
堕天使「うわっ!?」


そこには、黄金のドクロが入っていた


堕天使「質の悪い悪戯だね!?」

堕天使「まぁ、持って帰るけどさ...」
292 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/04(土) 19:16:30.09 ID:MWHy1EPg0
〜謎の大きな卵〜

堕天使「...中に一体何が?」

堕天使「これだけ目立つ物体だし、中に誰かいると思ったんだけど」

堕天使「んん?」


堕天使はある二つの物を発見した

一つは洞窟

そして、そこに続く二人の足跡である


堕天使「足跡の大きさや形を見る限り、勇者の方が先に入ったみたいね」

堕天使「よし、合流するぞ」
293 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/04(土) 19:18:53.10 ID:MWHy1EPg0
下2>>洞窟内の状況
294 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/04(土) 19:20:50.44 ID:9VJueYNL0
タイミング悪く2人が押し倒したような感じの場面に出会わす
295 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/04(土) 19:25:11.87 ID:kB9l02xWo
勇者が白虎の上に覆いかぶさっている
296 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/04(土) 19:34:36.75 ID:MWHy1EPg0
勇者「〜〜〜ッ!!」

白虎「ぁ...///」


勇者が白虎に覆い被さっている


堕天使「...!」スタスタ

堕天使「ご、ごゆっくり!」ダッ


堕天使は華麗に反転し、洞窟から脱出した


勇者「あ、おい!これは誤解だ!戻ってこーい!」

白虎「え、誤解なんですか?」

勇者「暗いせいでちょっとこけただけだよ」
297 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/04(土) 19:42:04.94 ID:MWHy1EPg0
〜洞窟外〜

堕天使「...な、なんですかあれは...」

堕天使「まさか、そういう関係だったの?」


ここで堕天使は異変に気づく

そこにある大きな卵。少し割れているではないか


堕天使「...」チラッ


堕天使はひびから卵の中身を覗き込んだ
298 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/04(土) 19:43:45.02 ID:MWHy1EPg0
下2>>卵の中身
299 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/04(土) 19:46:52.01 ID:9VJueYNL0
不死鳥
300 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/04(土) 19:47:52.68 ID:F1tjz7+Io
ロック鳥
301 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/04(土) 20:02:35.43 ID:MWHy1EPg0
そこに見えたのはまさに怪鳥と言うべきか、巨大な鳥だった

特にパワーを感じなかった事から、恐らくロック鳥だろう


堕天使「原始種...!」


この世界のモンスターはみな人妖である。

しかし、古来より生息する一部のモンスターはその限りではなくモンスターの原形をとどめている

それらを『原始種』と呼ぶ

これらのモンスターは高純度なエネルギーを持つが、知能が皆無に等しいモンスターも多い

今回も、知性を持たない鳥頭のようだ。
302 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/04(土) 20:08:22.59 ID:MWHy1EPg0
堕天使「ま、放っておくのが吉よね」

勇者「おーい!堕天使!さっきのは___」

堕天使「随分お楽しみになられていたよーで」

勇者「ごっ、誤解だ!足元が悪かったんだ」

白虎(そこまで否定されると傷付きますよ)

堕天使「まぁ、そういう事にしといてやる。ほらこれ」


堕天使は魔石を差し出す

勇者「魔石だ!」

白虎「おお!」
303 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/04(土) 21:11:28.46 ID:MWHy1EPg0
勇者「これで三つ目の魔石だ」

堕天使「と、いうことは...」

白虎「次が最後よ」

勇者「とにかく、帰って休もう」
304 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/04(土) 21:19:38.08 ID:MWHy1EPg0
〜魔法使いの家〜

勇者「帰ってきたぞ」ピシュン

白虎「ふふふ」ピシュン

堕天使「便利なもんだ」ピシュン

勇者「さて、もう寝るか」

白虎「お風呂に入らないんですか?」

勇者「なんか気が乗らないんだよなぁ...ウオッシュ!!」サザーン


勇者の体は洗浄された


堕天使「不潔では、ないけど、うん...まぁいいや」
305 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/04(土) 21:21:14.44 ID:MWHy1EPg0
下2>>今晩白虎の見る夢の内容
306 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/04(土) 21:21:56.53 ID:9VJueYNL0
勇者と結婚式を挙げる夢
307 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/04(土) 21:21:58.71 ID:jQH6bFO7o
祭りで歌い踊る夢
308 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/05(日) 07:11:17.53 ID:mftzjarp0
〜夢の中〜

白虎「そーれっ」ジャンガジャンガジヤン

白虎「はい!」

その他諸々「ソーレッソーレッソーレッ」

白虎「ッハッハッハッハッ」

その他諸々「ソーォッ!ソーヤァ!」

________________
309 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/05(日) 08:07:24.23 ID:mftzjarp0
〜翌日〜

白虎「な...なんという夢を...!」

勇者「ん?もう起きてたのか」

白虎「あ、はい」

堕天使「私は起きたぞ!」

勇者「これで全員起きたな!」
310 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/05(日) 08:13:43.79 ID:mftzjarp0
勇者「さて恒例の」

堕天使「といってもラストですけど」

白虎「魔石の位置情報ですね」

勇者「ドゥルルルルルルルルルルル」

堕天使「何そのドラムロール」フフ

白虎「ええっと...」
311 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/05(日) 08:15:16.68 ID:mftzjarp0
下2>>最後の魔石のありか
312 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/05(日) 08:20:07.66 ID:erMPrqgDO
北の最果ての雪山
313 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/05(日) 08:20:12.28 ID:Uxn9Fgico
聖なる森
314 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/05(日) 09:06:02.34 ID:mftzjarp0
白虎「聖なる森です」

勇者「おお、どこにあるんだ?」

白虎「北西に少し進むとあるみたいです」

堕天使「そういえば、四つ集めた後はどうするんだい?」

勇者「...特に考えてないな」

勇者「さあ、出発しよう」
315 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/05(日) 09:26:25.60 ID:mftzjarp0
〜道中〜

白虎「...聖なる森にはガーディアンがいるらしいです」

勇者「ガーディアン?」

堕天使「私みたいなのじゃなくて?」

白虎「それは分かりません」

勇者「みんな戦闘できるし、問題ないだろう」
316 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/05(日) 09:44:13.22 ID:mftzjarp0
〜町〜

勇者「結構大きな町だな」

堕天使「おお、賑わってるわ」

白虎「折角ですし、どこか行きましょうか」

勇者「それはいいな」

堕天使「私もこういう体験あまりしたことないし、楽しみ!」
317 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/05(日) 09:45:38.64 ID:mftzjarp0
下2>>どこへ行く?
318 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/05(日) 09:50:48.59 ID:Uxn9Fgico
カジノ
319 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/05(日) 09:51:42.35 ID:erMPrqgDO
サーカス
320 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/05(日) 19:24:22.22 ID:mftzjarp0
勇者「...お、あれ見ろよ」


勇者の指差す方角にはサーカス小屋が


堕天使「何アレ」

勇者「ありゃあサーカス小屋だな。面白い芸が見れる」

白虎「話には聞いた事があるけど行った事はないです」

堕天使「私も興味があるなぁ、行ってみようよ」

勇者「おう」
321 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/05(日) 19:32:27.74 ID:mftzjarp0
〜サーカス観賞後〜

勇者「ふー」

堕天使「いやぁ、面白かったね!」

白虎「そうですね。確かに様々な娯楽が詰まっていたような気がします。ただ...」

堕天使「ただ?」

白虎「ピエロがわざと転げる意味が分かりません」

勇者「少し分かるよ、その気持ち」

堕天使「ええーっ!滑稽で面白いじゃん!」

勇者「流石堕天使。娯楽を骨の髄までしゃぶりつくすな」

堕天使「それは誉めているの?」

勇者「誉めてる誉めてる。うん」

堕天使「わざとらしいなぁ」
322 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/05(日) 19:42:46.83 ID:mftzjarp0
〜宿〜

勇者「風呂出たぞ」

堕天使「勇者ってさ」

勇者「?」

堕天使「風呂覗こうとか思わないの?」

白虎「思わないでしょう」

勇者「ま、そうだな。何と言っても俺は卑屈だからな」

白虎「自分で言ってて悲しくないですか?」

勇者「慣れだよ慣れ」

堕天使「つまり覗かざるを得ない状況に持って行くのを繰り返せばこの男は覗く」

勇者「お前は何を言っているんだ」

白虎「一理ある」

勇者「断固としてない」

堕天使「じゃあホモか」

勇者「違う」

白虎「いくらなんでも奥手過ぎません?」

勇者「この二人に下手に手出ししたら殺されそう」

白虎・堕天使「えっ」

勇者「えっ」

勇者「...もういい、とっとと寝よう」

白虎「そうしましょう」

堕天使「このパーティ、やたら就寝が早い気がする」
323 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/05(日) 19:44:42.72 ID:mftzjarp0
下2>>今晩堕天使の見る夢の内容
324 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/05(日) 19:46:27.14 ID:Uvofmcz60
勇者と一緒に元彼の大天使をぶちのめす
325 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/05(日) 19:46:33.97 ID:WwufBoRzo
元カレと勇者が堕天使を取り合う夢
326 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/05(日) 19:46:36.85 ID:ImeNEo6u0
勇者に押し倒されていい感じになってしまう夢
327 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/05(日) 19:46:39.67 ID:erMPrqgDO
勇者と体が入れ替わる
328 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/05(日) 20:05:14.65 ID:mftzjarp0
〜夢の中〜

勇者「何だと!?俺が堕天使にふさわしい男だ!」

大天使「ふざけるな!私は真の愛を取り戻したのだ!」

堕天使(やっべぇ微妙に似てて分かりづらい)

堕天使(今すぐあげたい、嬉しい悲鳴)

勇者「なぁ堕天使」

堕天使「は、はいぃ!」

勇者「君にふさわしいのは___」

大天使「どっちだと思う?」

堕天使「いや、そんな事言われても私が困るっていうか、その...」

勇者「すまない」

大天使「君を困らせてしまったようだ」

堕天使「そ、そう。とりあえず一旦落ち着いて」

勇者「そう、だな」

大天使「あぁ」
329 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/05(日) 20:11:18.34 ID:mftzjarp0
〜翌日〜

堕天使「う、うーん...えへへ...はっ!」カッ

勇者「うおあっ!?」


堕天使の顔の目の前に勇者の顔がある


堕天使「うわっ!な、なんで...まだ夢?」

勇者「ちっ、違う!お前が異様に締まりのない顔をしているから近くで見ていただけだ」

堕天使「何一つ違わない!」

勇者「...え?」
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