他の閲覧方法【
専用ブラウザ
ガラケー版リーダー
スマホ版リーダー
BBS2ch
DAT
】
↓
VIP Service
SS速報VIP
更新
検索
全部
最新50
【安価】妖魔勇者
Check
Tweet
129 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/10/30(月) 07:31:20.15 ID:njAJnC/W0
〜城下町〜
勇者「よくよく考えればここって城下だよなぁ」
勇者「宝の情報ねぇ...」
勇者(...)
勇者(そういえば、俺が帰ったらなにがあるだろう)
勇者(親は居ないし、仲間も居ない)
勇者(...どうせ退屈な人生だ)
勇者(あれ、なんか涙出てきたかも)
勇者「どうしようかなぁ」
130 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/10/30(月) 07:34:00.75 ID:njAJnC/W0
下1>>勇者は本当に元居た世界に帰るか
平日だし安価近くてもいい...よね
131 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/30(月) 07:38:09.14 ID:P76r/dv3o
今の世界に残る
132 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/10/30(月) 08:00:39.36 ID:njAJnC/W0
勇者「俺は...ここで暮らそう」
勇者「意味の無い事をする程愚かじゃないし」
勇者「二回失敗して一回挫折してんだ。運命だね」
勇者「戻れないなら嫁探しって宣言したは良いがな...」
勇者「そんな簡単に見つかる訳無いし...」
勇者「何か他の目的を決めながらにするか」
133 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/10/30(月) 08:21:44.83 ID:njAJnC/W0
勇者はバイトをした
勇者「財布が暖まったぞ」
勇者「何処へ行こうか...」
勇者「ま、いく宛も無く旅でもするかね」
134 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/10/30(月) 08:28:04.04 ID:njAJnC/W0
下1>>何かイベント
135 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/30(月) 08:30:41.03 ID:dYyHZByi0
倒れている妖魔を見つける
136 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/10/30(月) 09:18:04.42 ID:njAJnC/W0
〜道中〜
勇者「...ん?」
「...」
妖魔がそこに倒れていた
すかさず脈を計る
勇者「生きてるな...よし」
勇者「次の村までしょっていくかな」ショイ
137 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/10/30(月) 09:19:49.25 ID:njAJnC/W0
下1>>妖魔の性別
下2>>妖魔の性格
(種族は下2>>のコンマで決まります)
138 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/30(月) 09:21:27.90 ID:P76r/dv3o
男
139 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/10/30(月) 09:34:22.16 ID:dYyHZByi0
恩を大切にする
140 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/10/30(月) 14:44:18.60 ID:njAJnC/W0
〜村・宿〜
勇者「まぁ流石に野宿する訳にもいかんし...」
勇者はこの男から尻尾が出ている事に気付く
見た感じ結構モフモフしているようだ
狐「...く...」パチ
勇者「あっ、起きた」
狐「お主は...一体...?」
勇者「無理するなよ、偶然通りかかっただけだ」
狐「申し訳ないが、腹が減って動けん...」
勇者「...よし、少し待ってろ」バタン
141 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/10/30(月) 14:50:03.65 ID:njAJnC/W0
〜数分後〜
勇者「すまん!」
勇者「村だから店開いてねぇわ動物いねぇわで時間食っちまった!」
勇者「お前、裕福な生活してるタイプか?」
狐「...いや、そうでは...」
勇者「じゃあすまんがこれで我慢してくれ!」
勇者は狐の口の中に食べられる野草を詰め込んだ
狐「むっ...むぐ...」モキュモキュ
142 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/10/30(月) 14:55:15.13 ID:njAJnC/W0
勇者「だ、大丈夫か?」
狐「う...うむ」ムクッ
勇者「いや、妙なモン食わしてごめんよ」
狐「あ、謝らなくて良い!儂はこの命あっただけで幸いじゃ」
勇者「そうかー...」
狐「この恩はいつか返そう。では!」バタン
狐は去って行った
勇者「あいつ野草しか食ってないけど大丈夫かな」
143 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/10/30(月) 15:05:35.44 ID:njAJnC/W0
〜翌日・道中〜
勇者「...おや?」
遠くに魔法使いの家が見える
勇者「そうか、もうここまで戻って来ていたのか」
勇者「折角だから挨拶していくかね」
144 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/10/30(月) 15:12:52.30 ID:njAJnC/W0
〜魔法使いの家〜
勇者「邪魔するぞ」
白虎「ひっ!?」
白虎「な、なななな、何故ここに...!」
勇者「そんな驚かなくたって良いじゃないか」
勇者「俺は人間界に帰るのを諦めた」
白虎「!!!」
勇者「ま、嫁でも探してゆっくり隠居するさ」
勇者「この世界で全ての使命を終えたからな」
白虎「...」
勇者「?おいどうした」
145 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/10/30(月) 15:14:12.81 ID:njAJnC/W0
下1>>白虎の発言
146 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/30(月) 15:17:18.14 ID:GmH56rpgo
ごめんなさい、実はこの世界にあなたが来たのは偶然ではなく私が来るよう誘導したんです
147 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/10/30(月) 16:44:03.65 ID:njAJnC/W0
白虎「ごめんなさい、実はこの世界に貴方が来たのは偶然ではなく私が来るよう誘導したんです」
勇者「えぇ!?どうやって!?」
白虎「不確定的存在を呼び寄せるアンテナを張っていたんです。貴方をここに呼ぶために」
勇者「そうか...ともかくそのせいで魔王の残留思念までもがここに来ていたぞ」
白虎「そうですか...それは迷惑をかけました」
勇者「いや、元の世界で暴れられたらもっと被害は甚大だった。どちらかと言えばラッキーだ」
勇者「というか、なんで俺を?」
148 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/10/30(月) 16:45:36.70 ID:njAJnC/W0
下1>>勇者を呼び寄せた理由
149 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/30(月) 16:48:52.75 ID:08FCJbaDO
封印されてしまった弟を助けてほしい
150 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/10/30(月) 17:15:27.99 ID:njAJnC/W0
白虎「封印されてしまった弟を助けて欲しいんです」
勇者「...おい」
白虎「はっ、はいぃ」
勇者「何故それを最初に言わない!」
白虎「だって、やっぱり悪いから...」
勇者「家族を思う心が悪い訳あるか!とっとと封印を解くぞ!」
白虎「うっ、ありがとうございます...」グスッ
勇者「一体何処に、そしてどのように封印されてるんだ?」
白虎「そ、それは...」
151 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/10/30(月) 17:16:42.04 ID:njAJnC/W0
下1>>封印された場所
下2>>封印を解く方法
152 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/30(月) 17:18:26.63 ID:dYyHZByi0
家の裏
153 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/30(月) 17:21:10.51 ID:wTmgXlt3o
4個の魔石を集める
154 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/10/30(月) 19:27:15.96 ID:njAJnC/W0
白虎「この家の裏に...」
勇者「意外と近くにあるもんだな」
白虎「四つの魔石を集めれば封印は解ける」
勇者「良いだろう、集めてみようじゃないか」
白虎「わ、私も着いていくよ」
勇者「...いや、そうしてくれないとノーヒントなんですけど」
白虎「...えへへ」
155 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/10/30(月) 19:34:02.87 ID:njAJnC/W0
勇者「...」
白虎「目的地ですか?」
勇者「そうなる」
白虎「えーと...」
156 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/10/30(月) 19:38:21.20 ID:njAJnC/W0
下2>>一つ目の魔石の存在する場所
157 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/30(月) 19:39:00.95 ID:dYyHZByi0
とある学園
158 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/30(月) 19:39:09.00 ID:GmH56rpgo
入ったら二度と出てこれないと言われる洞窟
159 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/10/30(月) 19:51:12.32 ID:njAJnC/W0
白虎「入ったら二度と出てこれない洞窟っていうのがあるんですよ」
勇者「えっ何それは」
白虎「ここから北にずっと進むとあるんですけど」
勇者「じゃあ行くかな」
白虎「ナビゲート...頑張ります」
勇者(真っ直ぐなのにナビは必要なのだろうか)
160 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/10/30(月) 20:06:08.35 ID:njAJnC/W0
〜数時間後〜
白虎「や、あの...」
勇者「どうかしたか?」
白虎「体力がもう、無いです...」
勇者「どれくらい?」
白虎「控えめに言って限界」
勇者「...そーだな」ヒョイ
白虎「うぇ」
勇者は白虎をおんぶした
勇者「あ、嫌だったら別に」
白虎「いや、お願い」
勇者「あいよー」
161 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/10/30(月) 20:58:30.77 ID:njAJnC/W0
〜村・宿〜
白虎「凄い疲れた〜...寝ていい?」
勇者「...別にいいけど、殆ど俺がおんぶしてただけだろう」
白虎「いや、少しでも軽く感じて貰えるように気使ったし」
白虎「それに男におんぶされるなんて初めてなんですよ」
勇者「嘘じゃないけど本心じゃないだろ」
白虎「運動不足ですみません...」ドサッ
白虎は眠りこけてしまった
勇者「...少し、散歩するかな」
162 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/10/30(月) 21:08:14.59 ID:njAJnC/W0
〜川辺〜
勇者「♪〜♪〜」
「?」
勇者(暗くてよく見えない...)
勇者「ん、どうもお恥ずかしい姿を見せたな」
163 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/10/30(月) 21:09:51.82 ID:njAJnC/W0
下1>>川辺に居た者の性別
下2>>川辺に居た者の性格
(種族は下2>>のコンマで決まります)
164 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/30(月) 21:10:43.98 ID:dYyHZByi0
不明(必要なら♀)
165 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/30(月) 21:11:29.62 ID:wTmgXlt3o
純朴
166 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/10/30(月) 21:19:43.84 ID:njAJnC/W0
暗くてシルエットしか確認出来ない
しかしその特有の羽はハーピーのそれだと一目で分かる
声も中性的であり、性別の見分けがつかない
ハーピー「ふふ。私はいいと思うがね」
勇者「その日の自分をリセットする為にしているんだ」
勇者「『終焉』と『再生』がテーマの曲だからな」
ハーピー「君からはとても強い力を感じるよ」
ハーピー「...それなのに、とても繊細な事をする物だ、と思ったのさ」ザプ
ハーピーは足を川に浸ける
勇者「少々訳アリ...って所かな」
167 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/10/30(月) 21:28:50.22 ID:njAJnC/W0
ハーピー「何処から来て」
勇者「何処へ行くのか」
ハーピー「元来興味は無いが」
勇者「その境遇、まるで...」
ハーピー・勇者「俺/私達のようである」
ハーピー「くくっ」
勇者「...君も相当変わり者だな」
ハーピー「異世界の住人のセリフかい?」
勇者「...そりゃどうも」
勇者「しかし君の正体...まさか」
ビュウウッ!!ザザザ...
一際強い夜風が吹き、水面は乱れる
そして、そこにハーピーは居なかった
勇者「...もしかしたら、全部俺の幻想?」
168 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/10/30(月) 21:38:39.87 ID:njAJnC/W0
〜翌日〜
白虎「今日も頑張って行こう」
勇者「筋肉痛になってないか?」
白虎「そこで止めたら成長出来ない...と思う」
勇者「そう、ま、そーか」
勇者は一つ余計に思考を完結させる
白虎「つかぬことをお聞きしますが...」
勇者「はい」
白虎「昨日、何処で寝ましたか?」
勇者「宿で」
白虎「そういうんじゃないです。分かりますよね?」
勇者「床。自己完結した責任だからな」
白虎「ずるいと思います」
勇者「...そうかもな」
169 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/10/30(月) 21:47:12.80 ID:njAJnC/W0
〜道中〜
白虎「貴方は、勇者なんですよね」
勇者「ああ、不思議な事にな」
白虎「不思議かどうかじゃなくて、貴方は力を持っていますか?」
勇者「魔王を倒せる程度には」
白虎「では、知恵は?」
勇者「比べる相手が殆ど居ないし、作ろうとしなかった」
白虎「優しさについては?」
勇者「流石に自己評価出来ないが、俺は卑怯な奴だよ」
白虎「何故ですか」
勇者「恩を受けているからだ。勇者というのは己を省みずに無尽蔵な優しさを振り撒く者」
勇者「義務、というか通例ではないのか?」
白虎「理解出来ません」
勇者「そうか」
170 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/10/30(月) 21:52:50.27 ID:njAJnC/W0
〜村〜
勇者「そろそろ目的地に近くなってきたのではないか」
白虎「あ、はい。あと少しですね」
勇者「ところでこの村では今日は祭りのようだ」
白虎「私は遠慮します。苦手なので」
勇者「今日は弱音を吐かなかったな...さぞ辛かったろう」
白虎「早く寝ろって事ですね」
勇者「い、いや、そうではなくて」
白虎「ちょっとからかっただけですよ」
勇者「なるほど。俺は祭りを見に行ってくる」
171 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/10/30(月) 21:53:54.02 ID:njAJnC/W0
下2>>村で行われている祭りはどんな祭り?
172 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/30(月) 21:54:13.89 ID:dYyHZByi0
仮装祭り
173 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/30(月) 21:59:26.25 ID:jkXiUrte0
収穫祭
174 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/10/31(火) 06:44:34.07 ID:Dx5U7MJf0
勇者「おっ、収穫祭か」
勇者「少し野菜でも買うかな...あっ」
勇者の所持金は無い
勇者「宿代で溶かしちまった...!」
勇者「明日から野宿になる。アイツの為に毛皮でも剥ぎ取ってくるかな」
勇者は付近の山に入って行った
175 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/10/31(火) 21:36:10.58 ID:Dx5U7MJf0
〜翌日〜
勇者「おはよう」
白虎「おはようございます」
勇者「...本当に何処か他人行儀な奴だな」
白虎「すみません」
勇者「気にするなよ。不安もあるだろうが」
白虎「入ったら二度と出てこれない洞窟に行くというのにですか?」
勇者「不可能は無い。魔王と戦闘して、お前が居てここに辿り着く」
勇者「俺一人では何もないが、良かれ悪かれ周りの力は重要だ」
勇者「それこそ、不可能が可能になったと言うべきだろう」
176 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/10/31(火) 21:38:52.20 ID:Dx5U7MJf0
〜洞窟〜
勇者「...意外と普通の洞窟の様に感じるが」
白虎(洞窟に普通と言えるのが普通ではない)
勇者「とにかく、油断せずに進んで行こう」
177 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/10/31(火) 21:39:47.53 ID:Dx5U7MJf0
下2>>洞窟でのハプニング
178 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/31(火) 22:12:19.66 ID:WjkaKGEXo
大きな卵がある
179 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/31(火) 23:41:50.00 ID:1wFKX//po
帰り道が落盤で塞がれる
180 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/11/01(水) 17:51:56.42 ID:1PfOodis0
勇者「...あっさり見つかるもんだな」
白虎「いや、結構険しかったですよ」
勇者「別に誰かが殺しに来てる訳でもあるまい」
白虎「そ...そんな物騒な話」
勇者「実際、この世界平和だからな」
勇者「さあ帰ろ__」
ズドドドドドドド!!!
白虎「ひいっ!?」
181 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/11/01(水) 17:59:13.08 ID:1PfOodis0
勇者「あちゃー、落盤ですか」
白虎「...大丈夫ですか?」
勇者「ああ、これ使えない?」
勇者はさっき見つけた魔石を見せた
白虎「使え無いです」
勇者「しょうがない。持ち込みマジックアイテムを使おう」
白虎「私だって魔法使いです。この程度自分でどうにかしてみせます」
勇者「期待」
白虎「そいっ!!」
182 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/11/01(水) 18:00:29.57 ID:1PfOodis0
下2>>白虎の使った魔法の効果
183 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/01(水) 18:02:42.40 ID:dyw89Iua0
自分達がいったことがある場所に移動できる
184 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/01(水) 18:49:01.89 ID:oJhkf+tQO
二人とも家に瞬間移動
185 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/11/01(水) 19:10:37.98 ID:1PfOodis0
〜魔法使いの家〜
白虎「ふふん」ピシュン
勇者「おっと」ピシュン
勇者と白虎は家に瞬間移動した
白虎「どうですか、これが私の力です」ドヤ
いつもは自信なさげな白虎の貴重なドヤ顔
勇者「ああ、ちょっとびびった。専門家はやっぱ違うな」
186 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/11/01(水) 19:16:22.77 ID:1PfOodis0
勇者「さて、一つ目の魔石を手に入れた所で」
白虎「...?」
勇者「二つ目のありかを教えて貰いましょう」
白虎「ああ」
勇者「ちょっと察し悪いとこあるよな」
白虎「す、すみません...」
187 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/11/01(水) 19:18:18.25 ID:1PfOodis0
下1>>二つ目の魔石のありか
188 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/01(水) 19:19:43.75 ID:dyw89Iua0
とある海の神殿
189 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/01(水) 19:19:55.36 ID:kDfGWqr7o
樹海の奥深く
190 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/11/01(水) 19:33:23.64 ID:1PfOodis0
白虎「とある海の神殿です」
勇者「海底神殿的な?」
白虎「海面に入り口はあるんですが、そこから下に続いています」
勇者「へぇ」
白虎「行ったことあるのでいつでも魔法で行けますが...」
勇者「が?」
白虎「もう疲れました。休ませて下さい」
勇者「そうか」
191 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/11/01(水) 19:39:55.73 ID:1PfOodis0
白虎「...あ」
勇者「はい」
白虎「自分の部屋に男の人を入れるのは初めてです」
勇者「嫌なら俺は外で____」
白虎「それだけは駄目です。それは正義じゃなくて只の自己犠牲です」
勇者「...女性が苦手というか、分からないんだ」
白虎「にしても怯えすぎです。極端な話、貴方がこの家を占拠しても私は文句を言いません」
勇者「ベッドはいくつある?」
白虎「ダブルがあるとでも?」
勇者「申し訳ない。となると___」
白虎「今注意したばっかですよ。遠慮しないで下さい」
192 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/11/01(水) 19:45:47.46 ID:1PfOodis0
〜白虎の部屋〜
勇者「へぇー、こんなんなってるんだ」
不要品の無さそうなシンプルな部屋だ
白虎「あんましじろじろ見られると恥ずかしいです...///」
勇者「そんな物か」
白虎「はい」
193 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/11/01(水) 19:51:01.52 ID:1PfOodis0
〜翌日、神殿〜
勇者「気疲れしてしまった」
白虎「そんなに疲れました?」
勇者「いつ辛辣に扱われるか、いつ飽きられるか...」
白虎「その尋常じゃない女性への恐怖はなんですか」
勇者「自衛本能。未知=恐怖なのだ」
白虎「貴方に、教えてあげましょうか?」
勇者「...!」
勇者「そ、そうか。じゃあ行こうか」
194 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/11/01(水) 19:52:08.22 ID:1PfOodis0
下1、2>>探索中のトラブル
195 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/01(水) 19:58:50.35 ID:J7D5LmGTo
うかつに開けた宝箱が
ドラクエでいう人食い箱
196 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/01(水) 20:02:44.89 ID:cK9zUuXZ0
出てくる魔物が全て可愛い女の子タイプという奇跡
197 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/01(水) 20:04:28.17 ID:J7D5LmGTo
>>196
昔、アスキーが出していた
「カオスエンジェルス」てな
ロープレを思い出すな(^^)
198 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/11/01(水) 21:09:49.90 ID:1PfOodis0
勇者「...お、宝箱」
白虎「怖い...」
勇者「そうだな、確かに...」
勇者(手持ちの金が無い→野宿するしかない→嫌われる→叩かれる→精神が死ぬ→色々あって禿げる)
勇者「やるしかない」
白虎「だ、大丈夫ですか?」
勇者「俺の頭髪がかかってるんだ、退くわけには...」ガチャ
ミミック「へろー」
勇者「うわああああっ!!!」
199 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/11/01(水) 21:14:35.12 ID:1PfOodis0
宝箱の中から女の子が姿を現した
ミミック「いいぞ!恐怖におののきながら死を...」
勇者「ちいさなメダルでもいいから寄越せ!」バコッ
ミミック「ぐふぅ」ドサッ
白虎「あわわわわわ...」
勇者「どうした?」
白虎「私達は包囲されています!」
勇者が周りを見ると、可愛い女の子...の魔物が!
200 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/11/01(水) 21:25:12.10 ID:1PfOodis0
勇者「これがエロゲって奴か」
白虎「でも、勇者さんなら勝てる筈」
カニ「ふんっ!」ブオン
イカ「えいっ!」シュルン
勇者「はっ!」ガシ
カニ「...」クネクネ
イカ「...」クネクネ
身をよじって服を脱ぎ出す
勇者「ななな...お前ら、何を...ぐっ!!!」
クラゲ「隙あり...」ドスッ
勇者「うぐ...」ドサッ
白虎「あ...あぁ...」
201 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/11/01(水) 21:31:14.56 ID:1PfOodis0
タコ「まぁ、貴方は見逃してあげてもいいわ」
白虎「く...」
白虎(動け、動いて私の体!)
無情にも、勇者は魔物達によって奥地に連れ去られてしまった
白虎「...」
202 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/11/01(水) 21:38:04.88 ID:1PfOodis0
〜?〜
勇者「くっ!」
勇者は錠で繋がれ、身動きが出来ない
人魚「貴方が勇者?.」
勇者「ああ、そうだ」
人魚「その錠、外したいでしょう?」
勇者「...ああ」
人魚「良いでしょう!しかし条件があります」
203 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/11/01(水) 21:39:08.49 ID:1PfOodis0
下2>>錠を外す為の条件
204 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/01(水) 21:39:53.82 ID:dyw89Iua0
私を嫁に貰ってください
205 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/01(水) 21:43:51.15 ID:jMY0xHrVo
最近やってきたよそ者を追い出してほしい
206 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/11/02(木) 06:00:13.90 ID:+HWtPZD80
人魚「最近ここいらによそ者がやってきましてね」
勇者「...」
人魚「そいつを追い出してくれるならいいですよ」
勇者(俺が逃げたとしても捕まえられる自信があるようだ)
勇者(『よそ者』には勝てないのに)
人魚「そいつは神殿の深部に居ます、さあ行け!」ポワ
勇者「分かったよ」ピシュン
207 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/11/02(木) 06:09:13.54 ID:+HWtPZD80
〜神殿〜
勇者「ほっ」ピシュン
白虎「あっ...」
勇者「良かった、ここに居たのか」
白虎「ごめんなさい」
勇者「...どういう事だ?」
白虎「私のせいで貴方が連れ去られてしまった」
勇者「ここに帰ってこれたんだから気にするな」
白虎「貴方が連れ去られる時、私は何もしてあげられなかった...」
勇者「特になんかする必要は無い。今回は俺のミスだからな」
勇者「お前はただ俺に守られてれば良いんだよ」
白虎「そ...そんな強引な...」
208 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/11/02(木) 06:17:31.99 ID:+HWtPZD80
〜神殿・深部〜
勇者「...俺の事嫌いになったか?」
白虎「なるわけがないです」
勇者「そうか、良かった」
白虎「それにしても何だか荘厳な雰囲気ですね」
勇者「そうだな。そういえば、人魚によそ者を追い出してくれって頼まれてたな」
白虎「さっき連れ去られた時ですか?」
勇者「おう」
「それはもしかして私の事かな?」
勇者「!?」
209 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/11/02(木) 06:21:12.58 ID:+HWtPZD80
>>196
の効果で性別は固定です
下1>>よそ者の性格
(種族も下1>>のコンマで決まります)
210 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/02(木) 06:54:39.43 ID:F0oxxCjWo
豪快
211 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/11/02(木) 19:42:19.01 ID:+HWtPZD80
勇者は、彼女の正体を察するのに殆ど時間を要しなかった
魂に不純物の混ざっている感じ、そして黒い翼
見紛う事無き堕天使である
堕天使「まぁ、どうせ奴らの差し金だろうね」
勇者「ビンゴ」
堕天使「でも、ここをどく気はないよ」
勇者「何故?」
堕天使「天使に足元をすくわれない位置だから」
勇者(狂暴...というか、見境無く豪快に行きそうだな)
212 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/11/02(木) 19:54:37.78 ID:+HWtPZD80
勇者「あぁめんどくさい。浄化すんぞ」
堕天使「...出来んの?」
勇者「そりゃあまあ」
勇者「お前を天使にしてやる事も出来るが...」ピシュゥン!
堕天使「ぐっ!」ジジジ...
勇者「こうやって触れなくても灰にしてやれる...翼で良かったな」
堕天使「わ...私は...!」
213 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/11/02(木) 19:57:56.92 ID:+HWtPZD80
下2>>天使から堕天使になった理由
214 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/11/02(木) 19:59:27.24 ID:ZQLakT4c0
最愛の人に振られたから
215 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/02(木) 20:00:20.02 ID:rneqbpQf0
大天使と結婚を前提に付き合ってたけど幼馴染みの天使に寝取られた
216 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/02(木) 21:49:25.02 ID:YYp1jkcyo
うわー…天界なのにドロドロしてんなー
217 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/11/03(金) 07:16:27.44 ID:unlQQssS0
堕天使「...クソ!しゃらくせぇ!!」ドビュウン
堕天使は突進する
勇者「ぐっ!?」ズゴッ
勇者「決意だな?何を考えている」
堕天使「あぁ悲愴だとも!!」ズドドドド
勇者「お前に何があった!...しゃーねぇ、切り札その壱!」ビビビビ
その瞬間堕天使が膜のような物に覆われ、身動きがとれなくなる
堕天使「ふざけんな!私を止めるつもりか!?」
勇者「これの持続は1分しか持たん、お前の過去を言え!」
勇者「情状酌量の余地があるかもしれないだろう!!」
218 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/11/03(金) 07:22:44.76 ID:unlQQssS0
堕天使「んだと閻魔の真似事か!?」
堕天使(でもこいつ...あいつに似ている)
堕天使は困惑した。
その態度や行動がかつての大天使に似ているのだから
堕天使「...分かったよ。話せば良いんだろう?」
勇者「おう。頼むぞ」
219 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/11/03(金) 07:31:45.82 ID:unlQQssS0
堕天使「私は昔天使だった頃に大天使と恋に落ちた」
堕天使「勇気を出して想いを伝えたら、大天使はそれに応じた。結婚の約束もお釣りにな」
堕天使「だがあるときそいつは...その大天使は私の友達に寝取られた」
堕天使「私は死のうとした。でも死ねなかった」
堕天使「大天使が私を引き止めたからさ」
堕天使「結局、仕事も天使であることもサボって失意のままに暮らしてたんだ」
堕天使「...気付いたらこの有り様さ。惨めなもんだろう」
堕天使「自分が闘う理由も、憎しみなのか、欲求なのか、使命なのか、殺して欲しいのかも分からない」
もう、膜のような物は消えていた
220 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/11/03(金) 07:40:11.04 ID:unlQQssS0
勇者「...成る程、良く分かった」
勇者「お前は何も悪くない。しかも世界にお前の場所も無い」
堕天使「そうさ。だから私はここで死___」
勇者「お前が俺とくればいい話だろう。俺は天使じゃないし、差別もしない」
勇者「あと多分お前より強い」
堕天使「な、何故だ!」
勇者(そういえば、確かに俺はこいつを可哀想だと思った。だが何故連れていこうとする?)
勇者「答えは簡単。俺が勇者だからだ!!」
堕天使「勇者?勇者ってあの?」
勇者「多分な」
221 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/11/03(金) 07:44:12.23 ID:unlQQssS0
下2>>堕天使は勇者について行くか
222 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/03(金) 08:05:52.71 ID:5mdJ5dO80
付いていく
223 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/03(金) 08:30:08.54 ID:1GPrtCsIo
ついて行く
224 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/11/03(金) 09:22:11.00 ID:unlQQssS0
堕天使「いよし!!着いていってやる!」
勇者「決まりだな」
堕天使「そういや、こんなのが落ちてたぞ」
堕天使はそう言って魔石を取り出す
白虎「あっ、それは...」
堕天使「...誰?」
勇者「こいつの為に今魔石を集めてるんだ」
白虎「ずっと物陰に隠れてました」
堕天使「へぇ、面白そう」
勇者「そして今見せてくれたそれが魔石」
白虎「じゃあ帰ろうか」
堕天使「おう!」
ピシュン
225 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/11/03(金) 09:29:30.08 ID:unlQQssS0
〜魔法使いの家〜
勇者「ふー」
白虎「疲れましたね」
堕天使「隠れてただけでしょ」
白虎「バレた」
勇者「俺もちょっと疲れた」
堕天使「私もね」
白虎「そういえば最近お風呂入ってないなぁ」
堕天使「神殿の力で綺麗になってるからお風呂は必要ないよ」
勇者「なにそれ便利」
226 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/11/03(金) 09:37:49.82 ID:unlQQssS0
白虎「じゃあ寝ますか」
勇者「おう」
堕天使「えっ」
勇者「ほらこれが普通の反応だよ。やっぱり俺は別で寝るべきなんだ」
白虎「え、いや、その」
堕天使「わわ、私は一緒でもいいと思うよ!?」
勇者「...とりあえず落ち着け」
白虎「とりかく、今まで通りで良いですから」
勇者「分かった」
227 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/11/03(金) 09:42:31.21 ID:unlQQssS0
〜翌日〜
勇者(...馬鹿な)
勇者(外側で寝た筈なのに、何故俺が二人に挟まれているんだ?)
白虎「...」スースー
堕天使「...」クークー
勇者(目が冴えて二度寝出来ないし、かといって二人を起こす訳にもいかない)
勇者(...考え事でもするか)
228 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/11/03(金) 09:47:26.86 ID:unlQQssS0
〜しばらくして〜
白虎「ふぁー...」ムクッ
勇者「...」
白虎「...」チラッ
白虎「...」スヤァ
勇者「おい」グイッ
勇者は尻尾を引っ張る
白虎「んはぁ!」
白虎「な、なにするんですか」
勇者「尻尾をこう、ぐいっと」
白虎「良いですか?私達の尻尾は___」
90.77 KB
Speed:0.1
[ Aramaki★
クオリティの高いサービスを貴方に
VIPService!]
↑
VIP Service
SS速報VIP
更新
専用ブラウザ
検索
全部
前100
次100
最新50
続きを読む
名前:
E-mail
(省略可)
:
書き込み後にスレをトップに移動しません
特殊変換を無効
本文を赤くします
本文を蒼くします
本文をピンクにします
本文を緑にします
本文を紫にします
256ビットSSL暗号化送信っぽいです
最大6000バイト 最大85行
画像アップロードに対応中!
(http://fsmから始まる
ひらめアップローダ
からの画像URLがサムネイルで表示されるようになります)
スポンサードリンク
Check
Tweet
荒巻@中の人 ★
VIP(Powered By VIP Service)
read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By
http://www.toshinari.net/
@Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)