武内P「絶対にアイドルに手を出したりしませんッ!!」

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38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/28(土) 21:10:36.02 ID:eVk8gfc4o
>>37
たのむぞ
39 : ◆SbXzuGhlwpak [sage]:2017/10/28(土) 21:45:55.31 ID:qZdx75aV0
※ ※ ※



武内P(双葉さんとの話で落ち着きを取り戻した私ですが、張りつめていた気も同時に緩んでいたのでしょう)

武内P(迫りくる熱気に気づけず、部屋を出てすぐ柔らかい衝撃に襲われました)

茜「ボンバーッ!!!」

武内P(日野さんのタックルです)

茜「プロデューサー!! 大丈夫ですかプロデューサー!? なんだか大変なことになっていると聞きましたが大丈夫ですかプロデューサー!!?」ギュウウウウ

武内P「いえ……今まさに大丈夫ではないのですが」

茜「なんと!? 確認します!!」

武内P「!!?」

茜「本当です!! 心臓がすごくバクバク鳴ってて、なんだかすごいです!!」

武内P「ひ、日野さん。いったん離れましょう」

茜「そんな!? こんな状態のプロデューサーから離れるなんてできませんっ!!」

武内P「……これは突然日野さんに抱きつかれてびっくりしただけです。日野さんも、予想外のタイミングで本田さんに抱きつかれたらビックリしますよね?」

茜「ビックリしますけど、こんなには」

武内P「…………それが異性の相手、たとえば私だったらどうでしょうか」

茜「……ふぇ!!?」バッ

武内P(よ、ようやく離れてくれました)ホッ

茜「ぷ、プロデューサーがいきなり……大きな体で包み込むように……私を抱きしめ?」

武内P「あの……日野さん?」

茜「だ、ダメですよプロデューサー!!」

武内P「は、はあ」

茜「えっと……そうです、心の準備です! ちゃんとこうやって真正面からお互い腕を広げあって、全力で抱きしめ合うべきです!!」ババーン

武内P「は、はい」

茜「スーハー……というわけで今なら大丈夫です!! どうぞ!!」

武内P「いえ、今のは私が日野さんにされたことを、日野さんの立場に置きかえた場合の話でして」

茜「え」

先生・フィオレ『……』

茜「す、すみませんでした!!」

武内P「あ、いえ。わかっていただければ」





日野茜
http://pbs.twimg.com/media/CpD70GMVMAAhcJv.jpg
40 : ◆SbXzuGhlwpak [sage]:2017/10/28(土) 21:46:51.06 ID:qZdx75aV0
茜「と、ところでプロデューサー!! なんだか大変なことになっているそうですね!?」

武内P「日野さんの耳にまで届いていましたか……」

茜「はい! だから私と一緒に走りましょう!!」

武内P「……理由を尋ねてもいいでしょうか?」

茜「志希ちゃんに何だか怪しい実験をされたと聞きました! だから動いて汗をかいて、悪い物を流す! これでプロデューサーに変な事は起きたりしません!!」

武内P「なるほど、日野さんの考えはわかりました。せっかくですが残り時間が少ないので、上手くいくかわからない方法を試すわけには……」

茜「ダメですよプロデューサー!! 上手くいかないなんて考えながらじゃ、上手くいくものも上手くいきませんよ!!」

武内P「……たとえばの話ですが、ある練習をすれば九割の可能性で大きな成果を得られるとします」

茜「素晴らしいですね! ぜひ実行するべきです!」

武内P「しかし一割の確率で選手生命が絶たれるほど危険なものでした」

茜「なっ!?」

武内P「上手くいくと信じることはとても大切なことです。しかし失敗した場合のことをまったく考えないのも問題ではないでしょうか」

茜「むむむ」

茜「……プロデューサーさんの場合、上手くいかずに失敗するとどうなるんでしょうか?」

武内P「そうですね。日野さんと一緒に走っているわけですから、私が日野さんのことを愛してしまうことになるかと」

茜「……ふぇ?」

武内P「なので、万が一にもそのような事態にならないために……日野さん?」

茜(プ、プロデューサーが私を愛して!!? つ、つまり――)
41 : ◆SbXzuGhlwpak [sage]:2017/10/28(土) 21:48:00.86 ID:qZdx75aV0
〜ザザーン、ザザーン〜


茜『うおおおおおおおっ!! プロデューサー、こっちですよおおおおお!!!』

武内P『ハハハハハ』

茜『アハハハハッ! 私を捕まえてください!!』

武内P『ハハハ、ハハハハハハハッ』

茜『ボンバーッ!!!』



茜(浜辺で追いかけっこをしたり――)



〜ピヨピヨ、ピヨォ〜


茜『プロデューサー! 唐翌揚げに挑戦してみました! 食べてみてください!!』

武内P『ハハハハハ』

茜『も、もうプロデューサーったら!!』

武内P『ハハハ、ハハハハハハハッ』

茜『まだまだあるからたくさん食べてくださいね!!』



茜(公園で小鳥のさえずりを聞きながら、お弁当を食べたり――)



〜アハハハハ、フフフフフ〜



茜『♪〜』

武内P『ハハハハハ』

未央『おーおー、お熱いですなあ。手をつないで散歩だなんて♪』

茜『み、未央ちゃん!? もう、からかわないでください!!』

武内P『ハハハ、ハハハハハハハッ』



茜(手をつないでお散歩なんかも――!!?)


※私の中では茜ちゃんはランランと並んで純粋なので、この程度の妄想しかできません。17歳です。
42 : ◆SbXzuGhlwpak [sage]:2017/10/28(土) 21:49:20.31 ID:qZdx75aV0
武内P「日野さん?」

茜「――ハッ!?」

茜「んんっ。わ、わかりました。と、とりあえず体を動かしながら、どうするか考えましょう」

武内P「は、はあ」

茜「いきなり走るのは危ないので、最初はゆっくり歩きましょう」

武内P「その……私にはゆっくりしている時間がなくてですね」

茜「だ、だからこそ二人でゆっくりと――――――――ボンバーッッッ!!!」

武内P「!!?」

茜「私は……私はなんて汚いことをしようと!! 未央ちゃんと文香さんに合わせる顔がありません!!!」

茜「プロデューサー、私を殴ってください! ちからいっぱいに頬を殴ってください! 私は、途中で一度、悪い夢を見ました。プロデューサーがもし私を殴ってくれなかったら、私はプロデューサーの元担当と名乗る資格さえ無いんです。殴って!!!」

武内P「落ち着いて、どうか落ち着いてください!」

茜「う、うう。爆砕点穴(穴掘って)埋まりたいですぅ」

武内P「その……事情はよくわかりませんが、悪いことを考えても自制できたのです。誘惑に駆られずに立派な事だと私は思います」

武内P(考えただけで悪ならば、今日だけで何度も未成年の娘相手に不誠実なことを考えている、私の立場がありません……)

茜「……ありがとうございますプロデューサー。でも、私は少し頭を冷やすことにします」

茜「ところで、未央ちゃんと文香さんとは会いましたか!? 私だけ会っていたら不公平です!!」

武内P「何が不公平なのかわかりませんが……本田さんとは会いましたが、鷺沢さんは見かけていません」

茜「それなら東館に行ってください! 文香さんがそこにいるはずですから!」

武内P「は、はい」

茜「頑張ってくださいね!!!」

武内P(元気よく手を振る日野さんに見送られ、釈然としない気がしながら東館への歩みを進めてしまいました)

武内P(しかしこのまま行くと、鷺沢さんと出会うことに……)

武内P「……ここからなら北館にも行けますね」
43 : ◆SbXzuGhlwpak [sage]:2017/10/28(土) 21:49:55.64 ID:qZdx75aV0
※ ※ ※



武内P(北館へと通じる渡り廊下の手前まで来たのですが……)

ありす「……」ドドドドドドド

武内P(……なぜか橘さんが仁王立ちしています)

武内P「あの……橘さん?」

ありす「橘ではありません」

武内P「え……? しかし、名前で呼ばれることを好んでいなかったのでは?」

ありす?「私は、橘ありすではありません」

武内P「???」

ありす?「私は愛の使者――」





「ストロベリー・クール・パスタです」





武内P「」





冷やし苺パスタ
http://imcgdb.info/card-img/2533402.jpg
44 : ◆SbXzuGhlwpak [sage]:2017/10/28(土) 21:51:56.94 ID:qZdx75aV0
スクパ「何やら大変なことになっているようですが、仕事はできても女心はちっともわからないCPのプロデューサーさんには事態が理解できず、お困りでしょう」

武内P「」

スクパ「迷える朴念仁を導くのは愛の使者の務め。今貴方が何をすべきか、私が教えてあげます」

武内P「は、はあ……誰もいない部屋で、心を無にすることでしょうか?」

スクパ「これまでたくさんの女性にデレデレしたのにですか? もう手遅れです」

武内P「う」

スクパ「その結果が手錠を片手にぶら下げて、疲労困憊でさまよう今です。貴方が実直な方ということは私も承知していますが、それでも凶悪な逃亡犯に見える有様です」

スクパ「今日だけでも多くの我の強い女性に振り回されてわかったでしょう。貴方は大人しく教養があって、人への思いやりに満ち満ちた、黒く長い豊かな髪をたなびかせた女神のような女性と添い遂げるべきです」

武内P「あの……前半はともかく、後半の理由は?」

スクパ「しかしそんな神話の女神ような女性は……あ、そういえば」

武内P(流されてしまいました……)

スクパ「さきほど東館の方で絵画、いえ神話の中から誤って現世に降臨されたような、美しさと気品をまとった女性を見かけました!」

スクパ「さあCPのプロデューサーさん! 残された時間はわずかです。今すぐ東館へ!」

武内P「できれば……このまま通していただき――」

スクパ「は?」

武内P「……失礼しました」


トボトボ、トボトボ


武内P(……別に鷺沢さんと出会っても、あの方は私に何かしたりはしないでしょう)

武内P(いえ、ひょっとすると私の事を気の毒に思い、親身になってくれるかもしれません。それは非常にまずいです)

武内P(橘さんの表現はさすがにおおげさですが……鷺沢さんは非常に魅力あふれる女性であることは事実。このように精神的に追い詰められている状態で優しくされれば、催眠療法の効果が出た時に鷺沢さんに想いを抱きかねません)

武内P(これまでの他のアイドルの皆さんと違って、私に一方的に想いを寄せられても鷺沢さんはそのことに抗議をしたり、周りの人に相談することもできずに一人で悩みを抱えかねないタイプです)

武内P(危険ですがここは中央館にとどまって――)

スクパ「……」ジー

武内P「あ」

スクパ「何を! 考え込んで! いるんですか! 時間は、無いんですよ!」ゲシゲシ

武内P「痛い、痛いです。脛は止めてくださいっ」

スクパ「私のストロベリー・グランタブレットが火を噴く前に、さっさと東館へと行ってください!!」

武内P「は、はい!」
45 : ◆SbXzuGhlwpak [sage]:2017/10/28(土) 21:52:40.34 ID:qZdx75aV0
※ ※ ※



武内P(橘さんに追い立てられ、東館へと来てしまったわけですが……)

文香「……」

武内P(さっそく鷺沢さんがいました。しかし――」

文香「……ッ……〜〜〜///」

武内P(長椅子に腰かけ、本……いえ、薄い冊子のようなものに夢中でこちらに気づいていません)

武内P(鷺沢さんが私に何かされるとは思いませんが、念のためここは静かに通り過ぎさせてもらいましょう)


そろ〜


武内P(それにしても鷺沢さんの顔が赤く、ひどく動揺しているようです。いったい何に目を通されているのでしょうか?)

文香「そ、そんな……こんなことをするだなんて。で、でも――」

武内P(……気にはなりますが、今のうちに)

文香「こ、このぐらい大胆なことをしないと……私なんかに、あの人は……」

文香「……一度、落ち着かないと」

文香「スー……スー……スー……ッ!!?」

武内P「!!?」

文香「ゴホッ……ンッ」

武内P「だ、大丈夫ですか鷺沢さん!?」

文香「ケホッ……は、はい。いったい……何が?」

武内P「その……深呼吸をされようとして、誤って吸う動作だけをしていたようです」

文香「え……そ、そんな。お、お恥ずかしいところを」

武内P「いえ、それよりもお体の方は大丈夫でしょうか?」

文香「はい、ご心配をおかけしました」

武内P「―――それでは私は急ぎますので。どうか体には気をつけてください」スタッ

文香「ま、待ってください!」





鷺沢文香
http://imcgdb.info/card-img/2436401.jpg
46 : ◆SbXzuGhlwpak [sage]:2017/10/28(土) 21:53:20.46 ID:qZdx75aV0
文香「その……少しだけ、お時間をもらえませんか」

武内P「……申し訳ありません。今私は、その――」

文香「どうか、どうか少しだけでも……」パラパラ

武内P「あの……先ほどから何に目を通されているのですか?」

文香「あり……ストロベリー・クール・パスタという親切な方が用意してくださった手引書です」

武内P(橘さん……)

文香「えっと……もう立ち去る寸前……最終段階に打つべき手は」

文香「こ、これは……!」

武内P(顔が蒼くなったかと思いきや赤く……いったい何が書かれてあるのでしょうか)

武内P「……すみません、私も見せてもらっていいでしょうか」

文香「は、はい。どうぞ」

武内P「失礼します」





≪無理矢理にでも抱きついて、“今日は大丈夫な日なんです”と言いましょう≫





武内P「」
47 : ◆SbXzuGhlwpak [sage]:2017/10/28(土) 21:53:48.11 ID:qZdx75aV0
※ ※ ※



ストロベリー・エターナルクール・パスタ『アブソリュート・タチバナ。効果はタブレットの年齢制限を取り払うことです』



※ ※ ※
48 : ◆SbXzuGhlwpak [sage]:2017/10/28(土) 21:54:56.72 ID:qZdx75aV0
文香「……そ、そんな……抱きつくだなんて」

武内P「」

文香「それにしても……大丈夫な日とは、いったい何のことなんでしょうか?」

武内P「いえ、あの……鷺沢さん」

文香「でも……どうすればいいかわからない私に、ありすちゃんが頑張って用意してくれたんです。きっと、深い意味があるに違いありません」

武内P「別に、深くは……いえ、説明できるものではないのですが」

文香「かといって……お、男の人に抱きつくなんて、私には」

武内P「そうです。無理をされる必要など一切ありま……鷺沢さん?」

文香「わ、私にはこれが精いっぱいで……」

武内P(風が吹けばほどける様な弱々しさで、彼女はたおやかな指で私の袖をそっとつまんでいました)

武内P(緊張からその吐息は小刻みに荒く、緊張で固くなった体はその両肩をぎこちなく上下させています)

武内P(いますぐその体を支えなければという使命感と、今の私が彼女にうかつに触れるわけにはいかないという恐れで葛藤していると、彼女がなんとか呼気を落ち着け、ゆっくりと私を見上げました)

武内P(濡れた瞳を上目遣いに、頬を赤く染めながら彼女は――)

文香「きょ……今日は、大丈夫な日……です」

武内P「〜〜〜〜〜っっっ」

武内P(鷺沢さんほどの女性がそれを使えば、男を数十回殺せる威力があるとはつゆほども知らず、例の言葉を口にしてしまったのです)

文香(プロデューサーさん、どうされたのでしょう? 硬直して顔を赤くされて……赤く?)

文香(プロデューサーさんが顔を赤くされたのなら……ストパ指南書Kにあったことをしないと)

文香「その……し、失礼します」

武内P「!!?」

武内P(鷺沢さんが私の額に手を当て……ヒンヤリとして、とても気持ちが良い)

文香(指南書には額と額を合わせて熱を測るとありましたが……背が高くて無理ですし、何より恥ずかしすぎてそんなことできません)

文香(でも……これだって十分恥ずかしいです。プロデューサーさんは大きいから、近づかないと手が届きませんし……もう一歩踏み込めば、プロデューサーさんの胸の中に)

武内P(こ、これは大変危険な状態です。しかし私の体を心配してくださっている鷺沢さんの手を払って逃げるわけには――)

文香(この距離……まるで奏さんが出演したドラマのワンシーンのようです。そう、こんな風に――)

武内P(……なぜ、私を見上げながら……目を閉じるのですか)

武内P(距離が縮まって……いえ、私がつめている? 体が勝手に……いけない、このままでは、このままでは!)

文香(プロデューサーさんの額に当てたままの手が教えてくれます……距離が、なくなってきてます。これは……私なんかにプロデューサーさんが!?)

武内P(止まれ、止まれ、止まれ、止まれ止まれ止まれ――――)

文香(――――プロデューサーさん)

武内P(止ま――――ッ!!)


コツン


武文両道『あ』

武内P(鷺沢さんが私の額に手を当てたままだったおかげで、お互い途中で我に返ることが出来ました)

武内P(呆気にとられた……夢から覚めたばかりのような美しい顔を間近で見て、自分が何をしでかそうとしていたか今度こそ理解することができ――)

武内P「申し訳……ありま、せんでしたっ!!」ガバッ

文香「ぷ、プロデューサーさん!?」
49 : ◆SbXzuGhlwpak [sage]:2017/10/28(土) 21:56:18.24 ID:qZdx75aV0
武内P「本当に……何と言ってお詫びすればいいことか」

文香「ど、土下座なんてお願いですから止めてくださいっ」

武内P「どうか、どうか許してください。わ、私は……プロデューサーなのに、未成年のアイドルに……う、うう」

武内P「申し訳、ござい、ませんっ!!」


ゴツンゴツンゴツン!!


文香「だ、ダメですっ。ケガをしますからそんなことは――」

武内P「さわらないでください!!」

文香「」ビクッ

武内P「このままでは……このままでは、私などが貴女を好きに……クッ」

武内P「申し訳ございませんでしたああああああァァ!!!」


ダダダダダダッ、ガタ、ゴロンゴロン、グチャ、ブシュー、ガバァッ、ダダダダダダダッ

キャアアアアアアアアアアッ!!

フランケンシュタインだあああああ!!?


文香「あ、ああ……あんなに豪快に階段を転げ落ちて……すぐに起き上がって走ってしまって」

文香「……」


武内P『このままでは、私などが貴女を好きに……』


文香「貴方だからこそ……好きになってほしいのに」

文香「……追いかけないと」
50 : ◆SbXzuGhlwpak [sage]:2017/10/28(土) 21:57:02.03 ID:qZdx75aV0
※ ※ ※


ガシャ、ズル、ズルズルズル――


武内P「……」

武内P(土下座の時に額が割れ、さらに階段から転げ落ちて服も体もボロボロ。極めつけは手首にぶら下がったままの手錠)

武内P(橘さんの言うとおり、まるで凶悪な逃亡犯のようです)

武内P「ですが……全身に奔るこの痛み、何より罪悪感と自己嫌悪。アイドルの皆さんへの煩悩は、さきほどの衝撃で全て吹き飛びました」

武内P「残り時間はあと5分から15分程度。あとはどこかに隠れて過ごせば、最悪の事態だけは防げます」

武内P「なんとか……なって……本当に、良か――」


ギュインッ


武内P「……え?」

武内P「今の音は……それに、手錠が勝手に浮き上がって……」

武内P「引き寄せられる!? まるで磁力!」

武内P「ハッ!」



杏『……変だなあ』

杏『手すりに繋がっている方の手錠は外せたから逃げられるんだけど、どうもこの手錠左右で作り方が違うみたいで……』




武内P(最初から……私が逃げることを想定していた?)

武内P(だとすると、この手錠に引っ張られるがままではようやく避けられたはずの最悪の事態に!?)

武内P「グ……ダメです。もう、力が」


ズザザザザアァ


武内P(手錠に引きずられ、着いた先には――)

楓「待ってましたよプロデュ――――え!?」





高垣楓
http://pbs.twimg.com/media/C-ppxTWUMAAT8Oa.jpg
51 : ◆SbXzuGhlwpak [sage]:2017/10/28(土) 21:57:42.31 ID:qZdx75aV0
ガチャンッ


武内P(私と同じ手錠を着けた高垣さん――今日もっとも会ってはいけない方がいて、私の彼女の手錠が強く合わさってしまいました)

楓「プロデューサー!? なぜこんなボロボロに……あ、ああ。貴方の性格を考えれば、こうなる可能性も考えられたはずなのに」

武内P「……大丈夫です高垣さん。見た目こそ派手ですが、そこまでたいした傷ではありませんから」

楓「……こういう時プロデューサーは平気でウソをつくから信用できません。さ、傷を見せてください」

武内P「そ、それはできませんっ!」

楓「やっぱり、ウソをついてるんですね」

武内P「そ、そうではなくてですね。傷を見せるということはつまり、その……服を脱いで、さらに高垣さんに体を触れられることに」

楓「あ――」

武内P「この手錠は高垣さん、もしくは片桐さんの物ですよね。どうか外してください」

楓「……ヤです」

武内P「……え?」

楓「いーやーでーす」

武内P「た、高垣さん」

楓「耳に聞こえましたよね? イヤってイヤーに。ふふふ」

武内P「あの……本当にお願いします。私の事情は高垣さんもご存じなんですよね?」

楓「はい、知ってます」

武内P「でしたら――ッ」

楓「……プロデューサーは私のこと、そんなに好きになりたくないんですか?」

武内P「す、好きになるわけにはいかないことは、高垣さんもわかっていますよね?」

楓「そうですよね……私みたいに子供っぽくて、空気が読めない女なんて……嫌いですよね」

武内P「き、嫌いならここまで悩みませんっ!!」

楓「……え?」

武内P「あ」

楓「……今の、もう一回言ってもらっていいですか」

武内P「ど、どうか忘れてください」

楓「同じ内容を耳元で優しく囁くか、さっきと同じぐらいの勢いで抱きしめながら言ってくれたら忘れますから」

武内P「忘れる気がありませんよね、それ?」

楓「ふふ、ふふふふ。そうですよねぇ。嫌いな相手とこうして一緒にいたって、イライラするだけで志希ちゃんの催眠療法の効果はマイナスの方向に行くだけですもんね♪」

楓「つまりプロデューサーは、こうして私と手錠でつながれているだけで私のことを意識しちゃうんですね」ロンパァ!

武内P「……後生です。どうか手錠を外してください」

楓「どうしてもですか?」

武内P「どうしてもです」

楓「うーん、そうですねえ。あ、じゃあ私をどうしようもない人扱いしてください!」

武内P「……………………え?」

楓「うまく私をどうしようもない人扱いしてくれたら、手錠を外しますから。さあ、さあ!」
52 : ◆SbXzuGhlwpak [sage]:2017/10/28(土) 21:58:19.75 ID:qZdx75aV0
武内P「……他の方法はありませんか?」

楓「え、もっとハードルを上げていいんですか?」

武内P「わ、わかりました。わ、私はこれから……貴女を、どうしようもない人扱いします!」

楓「はいっ。ワクワク、ドキドキ」

武内P「ゴホンッ」

武内P「えー……」

武内P「…………そのー」

楓「……プロデューサーはこのままを望んでいるようですね」

武内P「ち、違います。今からしますので」

武内P「その……この前の飲み会のことですが」

楓「私とプロデューサーの他に、川島さんと片桐さんと飲んだ時のことですね」

武内P「男が私がしかいない女性比率の高い飲み会だったとはいえ、潰れるまで飲んで、さらに私の肩にもたれかかるのはちょっと……どうしようもないのでは」

楓「……プロデューサー」

武内P「あ、いえ。決して私は高垣さんのそういったところを悪く思っているわけではなくてですね!」

楓「私をどうしようもない人扱いするのではなくて、自分がどうしようもない人だった時の話をなぜするんですか?」

武内P「……え?」

楓「潰れたフリしてもたれかかって、川島さんたちもアシストしてくれたのに何もしないだなんて。男としてどうしようもないと、忸怩たるものがないんですかもう!」

武内P(……何がなんだかわからない)

楓「そうなどうしようもないプロデューサーには……」

武内P「そ、それは手錠の鍵ですか!?」

楓「こうです!」

武内P「!!?」

武内P(む、胸元に……隠されてしまいました)

楓「さあプロデューサー! 今こそ漢気を見せる時でSHOW!」

武内P(漢気……漢気とはいったい)
53 : ◆SbXzuGhlwpak [sage]:2017/10/28(土) 21:59:13.30 ID:qZdx75aV0
楓「その……胸が小さくて、つまらないかもしれませんが」

武内P「そんなことはありま……ッ!!」

楓「……プロデューサー?」

武内P「いえ……なんでもありません」

楓「なんでもなくなくないですよね? 一瞬スゴイ勢いでしたよね?」

武内P(誰か……私を殺してください)

楓「良かった……プロデューサーは私の胸のことで、そこまで食いついてくれるだなんて」

楓「さあ、どうぞプロデューサー」

武内P「た、高垣さん?」

楓「鍵が必要なんですよね。どうぞ存分に探してください」

楓「探すフリをするだけでも、私は一向に構いませんよ」ニコ

武内P「あ――――嗚呼」

武内P(高垣さんのその笑顔を間近で見て……私は力なく悟りました)

武内P(もう、手遅れだと)

武内P(催眠療法の効果はいつ起きてもおかしくない時間となり、今私は高垣さんに心を奪われている)

武内P(もう――――誰のことも好きになることなく終わるという望みは、完膚なきまでに砕かれたのだと)



<プロデューサー、どこ!?

<ど、どうしよう! そろそろ時間じゃん!

<こ、こんなにカワイイボクを不安にさせるだなんて! 今出てきてカワイがるなら許してあげますよ!

<プロデューサーさん……プロデューサーさん……

<我が友ぉ! 我が友ぉ!

<み、皆落ち着こうよ!

<うわぁ。予想はしていたけど阿鼻叫喚だあ

<ウオオオオオ!! ボンバーッ!!!

<これだけのアイドルが相手なら、エターナルフォース・タチバナを使わざるを得ませんね

<あ、あり……じゃなくて、ストロベリー・アブソリュートクール・グランタチバナちゃん、どうか穏便に



武内P(周囲から迫りくる喧騒による死体蹴り。もしここを奇跡的に逃れられても、私は結局アイドルの誰かのことを――)

武内P(もう、私は終わり―――――――)





『諦めんなよ!!』





武内P「!!?」

楓「プロデューサー?」
54 : ◆SbXzuGhlwpak [sage]:2017/10/28(土) 22:00:00.20 ID:qZdx75aV0
『余計なことは考えるな! オマエはアイドルに手を出さないことだけを考えればいい!!』

『たとえそのために、お前が倫理道徳を踏みにじることになっても』

『俺だけは、味方だからな』





まゆP『だから……何があっても、絶対に諦めるなよ!!』





武内P(そうでした……私はプロデューサー。何があってもアイドルを好きになるわけにはいきません)

武内P(たとえ何があろうと、何をしようと。倫理道徳を踏みにじってでも)

武内P(屈するわけにはいきません!!)

武内P(私に力と勇気を分けてください、まゆP!!)

武内P(まゆP……まゆP……まゆ……P……)

武内P(―――――――――――ッ)
55 : ◆SbXzuGhlwpak [sage]:2017/10/28(土) 22:05:50.59 ID:qZdx75aV0
※ ※ ※



晶葉「ほう、催眠療法と偽ってプラシーボ効果の実験か」

志希「そうそう。人をどこまで強く思い込ませられるか、そしてそれをどの程度続かせられるか、そしてそれを解除する方法は何か。この三つが主要テーマだったんだー♪」

晶葉「プラシーボ効果は引き起こす手段は複数あるが、資料を見る限り君は暗示に重きを置いているようだな」

志希「にゃははっ。晶葉ちゃんは話が早くて助かるような、物足りないような?」

志希「ま、それはさておき。最初に信じられないような目に遭わせて、もっと有り得ないことが起きると信じさせる」

晶葉「音や匂い、光などを駆使して数分ほど気分を酩酊させることはそう難しいことではない。もっとも、突然そんなことをされた人間は冷静ではいられない」

晶葉「まして怪しげな薬の説明を受けている最中で、よりによって目の前にいる相手が君だ。ある程度化学をたしなんでいる人間でなければ信じきってしまうだろう」

志希「晶葉ちゃんが相手ならまず通じないねー」

晶葉「私はバケガクではない方のカガクだが、このぐらいならな」

志希「楓さんや杏ちゃんにも見抜かれてたっぽいね」

晶葉「二人とも効果は深刻なものでないと見抜いたうえで、利用しようとしていたな」

晶葉「さて、強く思い込ませる方法はわかったが、次の効果期間の長さについては?」

志希「これがねー、バランスが難しくって。重要なのは君はこれからどれぐらいの期間だれだれを好きになりますって宣告するところなんだ」

志希「君はこれから一生同じ人に惚れ続けます! って言ったらインパクトはあるけど、本当にそんなこと有り得るのかって疑問に思っちゃう可能性もあるよね?」

晶葉「疑問に思われては効果が薄まる。かといって期間が短すぎると深刻に受け止めてもらえない……か」

志希「今色んなパターンを試していてね。CPのプロデューサーには数年、場合によっては数十年っていうパターンだよ」

晶葉「ちなみに今のところ最も効果的だった期間設定は?」

志希「半年から一年で、プラシーボ効果が続いたのは七日間。けどこれは被験者の受け取り方がモロに出るから、サンプルデータが少ない今現在じゃあんまり参考になんないよ」

晶葉「ふむ。では最後のテーマ、解除する方法について聞きたいんだが」

志希「うん、これは予想していた以上に簡単でね。実験の詳細を一から説明するだけですぐとけちゃう」

晶葉「……催眠療法という耳慣れず、さらにとんでもない実験に巻き込まれたかと思いきや、プラシーボ――ようするに思い込みの実験だからな。理解が追いつけず呆気に取られ、我に返った時には効果が消えるといった具合か?」

志希「うん、まあそんな感じ」

晶葉「解くのが簡単なら――」





武内P『まゆP! まゆP! 私には貴方しかいない、まゆP!!』

まゆP『や、やめろおおおおおぉぉっっ!!! お、俺にそんな趣味はねえええんだよっ!!!』

武内P『ならば無理矢理にでも! 倫理も、道徳も! この愛を遮るというのなら踏みにじってみせます!!』

凛『お、落ち着いてプロデューサー!!』

蘭子『わ、我が友……?』





晶葉「――さっさと解いてやったらどうだ?」

志希「」
56 : ◆SbXzuGhlwpak [sage]:2017/10/28(土) 22:08:25.42 ID:qZdx75aV0
晶葉「監視カメラごしでも伝わる阿鼻叫喚の気配。もうじきまゆも来るだろうし、そうなったら血を見ずにはすまないぞ。いやホントに」

志希「い、今あたしが行くと、血を見せるのは私になっちゃうかなーって」

晶葉「自業自得じゃないか」

志希「いやね、こんなことになるなんて予想していなかったんだよ本当! 記録を取りながら、美嘉ちゃんをからかいつつ応援しようとしたら何これ!? CPのプロデューサーの周りは魔境かなにかなの!?」

志希「というわけで私はアメリカにぼうめ――じゃなくて留学に行ってくるから!! 実験の全容と知った晶葉ちゃんが後はなんとかしといて!! お礼に特許をいくつかあげるから!! それじゃアデュー!!」


ガチャ


楓・杏「……」

志希「……」


バタン


晶葉「どうした? 人の返事も聞かずに飛び出たかと思いきや」

志希「失敗した――」

晶葉「は?」

志希「失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した 私は失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した 私は――」

晶葉「」
57 : ◆SbXzuGhlwpak [sage]:2017/10/28(土) 22:09:36.21 ID:qZdx75aV0
ガチャ、ギギギイィィ――


志希「」ビクッ

晶葉「あー、じゃあ私は君の頼みどおり、CPのプロデューサーのプラシーボを解いてくるとしよう!」

志希「え、ちょっと待っ――」

晶葉「そんなわけで通してもらえるかなお二人さん、いやーありがとうしっかりと治すことを確約するよふっふっふっふっふ」


カツーン、カツーン ペタ、ペタ


志希「お、置いてかないでー!! あ、いや二人は来ないで。ど、どうしたのさっきから無言で? 無言の笑顔って怖いよ? CPのプロデューサーが好きな笑顔じゃ――ごめんなさいごめんなさい! あたしなんかよりお二人の方が詳しいですよね!」

志希「い、いやね? 二人とも怒ってらっしゃるようだけど、彼が男に走るほど追いつめた責任は二人にもあるんじゃない? しかも真相にある程度気づいていたでしょ?」

志希「も、もちろんあたしが一番悪いです! でもお二人がこんな事態になることなんて予想できていなかったように、あたしもこんなくそみそな展開予想できていなかったんです!」

志希「だ、だから――――落ち着いて! そのトイレットペーパーであたしをどう処理する気!?」

志希「や、やめ―――――」





アッー!!!





――こうして事態は収束した。

武内Pがその日の記憶があいまいで、唯一はっきりした記憶が同僚を押し倒すもので自分はそっちの気があるではと思い悩んだり、まゆPがやや男性不信となった結果担当アイドルとさらに親密になったり、あげくの果てに志希にゃんの目からしばらくハイライトが行方不明になりはしたが――





〜HAPPY(♂) END〜
58 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/28(土) 22:11:25.13 ID:gNXu5i24o
やっぱりな♂
59 : ◆SbXzuGhlwpak [sage]:2017/10/28(土) 22:11:31.34 ID:qZdx75aV0
最後まで読んでいただきありがとうございます。

久しぶりですが、皆さんお元気でしたか?
私は限定ふみふみをご理解するために微課金Pを辞めたり、シンフォギア4期が終わって色々とボロボロです。
限定ふみふみのMVとXDのおかげでかろうじて致命傷ですんでいます。

久しぶりに長めのSSを書きましたが、狂気と絶望、胃にくる重さが足りないのが反省点。
しばらくはまた短めのSSを書こうと思います。
次は年内に小ネタ集を書く予定。

武内P「346プロの平穏な日常」(仮題)



それとシンフォギアのSSも書きました

【シンフォギアSS】未来「クリスって甘えるの下手だよね」クリス「なっ……」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1504268622/


デレステだけに限れば3回連続でホモネタやってるけど、シンフォギアを挟んでいるのでセーフ
60 : ◆SbXzuGhlwpak [sage]:2017/10/28(土) 22:17:59.09 ID:qZdx75aV0
これまでのおきてがみ(黒歴史)デース!
アリーナでのランクをようやくA1にしたデース!



【モバマスSS】凛「プロデューサーにセクハラしたい」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1446375146/

加蓮「CPのプロデューサーってかっこいいよね」凛「」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1447574640/

未央「貴方の視線」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1448895601/

楓「私たちも」美嘉「プロデューサーに」小梅「…セクハラしたい」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1449474797/

莉嘉「Pくんってかっこいいよね!」美嘉「」【※武内Pもの】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1454068376/

武内P「襲われました…」卯月「へそ下辺りが満たされました♪」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1455880196/

早苗「CPのプロデューサー君(武内P)ってかっこいいじゃない」楓「どやぁ」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1458041208/

凛(五体投地)「お願いだからやらせてください」武内P「」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1461585627

島村卯月の性教育【※武内Pもの】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1471173660/

武内P「これは……私の抱き枕?」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1474714761/

藍子「CPのプロデューサーさん(武内P)ってかっこいいですね」未央「」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1479472847/

武内P「渋谷さんがお神酒を飲んだら……」凛「プロデューシャー♪」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1483266061/

武内P「女性は誰もがこわ……強いですから」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1486799319/

美嘉「アタシは――――処女だから」武内P「」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1493789801/

まゆ「ムリヤリ凸凹×……するんですよね?」モバP「」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1497097910/

蘭子「汝が望む豊かな乳房のため、儀式を行っている!!]武内P「」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1498048271/

武内P「私がロリコンで熟女好きのホモ?」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1500183343/

まゆP「ホモになるぞ!」武内P「その手がありました……ッ!?」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1502777106
61 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/28(土) 22:39:41.60 ID:U4o+RBhCO
おつ
62 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/28(土) 22:54:11.79 ID:jpzQiLEao
おつ
63 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/29(日) 04:22:50.42 ID:EJrg4P+ho
相変わらずのクオリティ。手錠と手すりとか、武文とかよく思いつくもんだ。

どうもありがとうございます
64 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/29(日) 04:24:33.00 ID:cZ5Ouv3D0
今回は子宮さんの出番は無かったようで
65 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/29(日) 05:48:05.46 ID:q6K7W9cuo
やっぱりホモじゃないか!
66 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/29(日) 13:46:10.09 ID:CD/hvC+M0

いっそ一夫多妻制の国に籍移すか日本に制度を導入できれば解決しそうなのに(ハーレム推奨派)
67 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/29(日) 14:00:44.41 ID:KsppQ2pSo

杏と楓怒らせた志希は合掌…智絵里、アーニャも出番なしだけど卯月より怖い(確信)
唐突なMTGネタと四肢切断は草…蘭子、小梅はPWだった…蘭子は矢澤ニコルくんやグリゼブ連れて行けばよかったのに
68 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/31(火) 00:53:41.48 ID:imQEep0j0
おつ
アーニャも参加してたら大変なことになってたな
69 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/31(火) 21:29:07.67 ID:Vg6+j3Q1o
やっぱりホモエンドなんですね♂
今回も面白かったです
70 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/01(水) 04:06:26.59 ID:sXOUiWNgO
新章は近々始めますが、それにあたって作者からお願いがあります。といっても、単に「作品の連載中、読んでる人は随時コメントをして欲しい」という、それだけです。連載が終わってから纏めて、とかではなくて、“連載中に”コメントが欲しいのです。

ここでもmixiのコミュニティでも再三言ってることですが、私はSSの作者として、「SSとは読者とのインタラクションの中で作っていくものである」というポリシーを持っています。
つまり、読者からの声がなく、作者が淡々と書いて投下しているだけという状況では、全く意味がないということです。それなら「書かない方がマシ」といっても大袈裟ではありません。
特にこの都道府県SSは、本来3年前に終わっている作品を、需要があると言われて新たに書き続けているものです。投下しても1件2件しかコメントが付かないのでは、その「需要」があるのか否かさえ曖昧になります。
全ての読者にレスを求めるのは酷な事だと思いますが、出来る限り「ROM専」というのはやめて下さい。少なくとも、一夜投下する度に10〜20件くらいのレスは付いてほしいです。この数字は、私の考える、SSが正常に連載の体裁を保てる最低限度のレス数です。
連載を続けるにあたり、そのことだけは、皆さんにお願いします。
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/18(土) 01:41:17.47 ID:eLapBFj/0
ユッキがオーバーキルされてる……
一つだけ名前しかないのに一番ダメージ与えられてそうなのがいますね……
おつ
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