【再】モバP「金がないからオークションに私物を出品することにした」

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/28(土) 01:46:29.22 ID:v+awCSi8O

注意書き

モバマス

二次創作

誤字脱字

キャラ崩壊

二番煎じかも

かなり前にスレを落としてしまってしかもトリップも忘れてしまいましたがそれでも良い方で

以上がOKな方で


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1509122789
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/28(土) 01:47:33.00 ID:v+awCSi8O

モバP「給料日前まで残り五日……」

モバP「……」パカ

モバP「財布の中には小銭のみ」

モバP「ああ、畜生! 大体友紀達が飲み過ぎなんだよ! 一夜にして10万も酒代だけで吹っ飛んだの初めてだわ!」

モバP「はぁ……まぁ、酔っ払って正常な判断が出来なかった俺も悪いよな」

モバP「こうなっちゃ仕方がない。物を売ってお金を増やすしかないな」
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/28(土) 01:51:04.37 ID:v+awCSi8O
……

モバP「と、色々探してみたはいいものの、俺の部屋ってガラクタばっかだな……」

モバP「使わない健康器具や筋トレグッズ。ったくどうしてこんなもの買っちゃったかなー」

モバP「まぁ、一応このPS3はお金になってくれるだろう」

モバP「さっそくヤフオクで出店――」

ちひろ「ちょっと待ってください!」

モバP「ち、ちひろさん!? どうして俺の家に……」

ちひろ「モバPさん待ってください。それ、私に売らせてもらえないですかね」

モバP「え? どうしてですか?」

ちひろ「考えてみてくださいよ。ヤフオクで出したとしても落札までに日数がかかってしまいます」

ちひろ「でも、モバPさんはすぐにお金がほしいんですよね?」

モバP「は、はい。確かにそうですけど」

ちひろ「なら、私が知ってるオークション会場でそれを売ってきます」

ちひろ「勿論仲介料は取りますけどね」

モバP(な、なんか胡散臭いなぁ)

モバP(でも、ことお金に関してはちひろさんは最強だからな……)

モバP「じゃあ、お願いしちゃおっかな?」

ちひろ「任せてください!」ニコニコ
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/28(土) 01:54:07.42 ID:v+awCSi8O
――

二日後

モバP「あーダメだ死ぬー」グウウ

凛「大丈夫?」

モバP「このまま空腹で死ぬわ」

凛「じゃあさ……今日うちでご飯食べる?」

モバP「い、いいのか!?」

凛「うん。お父さんとお母さん今日うちにいないしモバPがよければ――」

ちひろ「モバPさん! 例の件でお話があります。こっちに来てもらってもいいですか?」

モバP「本当ですか!? 凛悪い。空腹はなんとかなりそうだからまた今度お願いな」スタスタ

凛「え!? あ、うん。わかった……」シュン
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/28(土) 01:58:35.01 ID:v+awCSi8O
モバP「それでいくらくらいになったんですか?」

モバP(まぁ一万くらいになってくれれば御の字だなー)

ちひろ「はい。五万円です」

モバP「え!? 五万!?」

ちひろ「ふふ、私に任せて正解でしたよね?」

モバP「ど、どうやってPS3をこんな値段で売ったんですか」

ちひろ「それは企業秘密ですよ」

ちひろ(まぁ、正確には10万で落札されたんですけどね)

モバP「なんにせよ、よかったです。これで今月はなんとか乗り切れます!」

ちひろ「うふふ」ニコニコ

ちひろ「あ、もしよければまだなにかお売りしますか?」

モバP「え? あー結構家に不要なものが多いんですよ。この機会に整理するつもりで全部売っちゃおうかな」

ちひろ「是非是非!」

モバP「じゃあ、お願いしちゃいます」

ちひろ「かしこまりました!」
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/28(土) 01:59:58.75 ID:v+awCSi8O
……

モバP(うっはー! ちひろさんに助けられちゃったな)

モバP(まさかあのゲーム機があんな高値で売れるなんて……)

紗南「……」ポチポチ

モバP「ん? 珍しいなーお前がスマホのゲームしてるなんて」

紗南「え!? そ、そんなことないよ! モバPに教えてもらってからハマってるんだー」

モバP「この前までずっとマリカーやってたじゃねーか」

紗南「あれはーそのー。まぁまぁなんだっていいじゃん! ね?」

モバP「なんだよ残念だな。俺も今度マリカー買おうと思ってたのに」スタスタ

紗南「あは、あははー」

紗南(言えないよー……モバPが持ってたPS3を落札するためにゲームを色々売っちゃったなんてね!)
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/28(土) 02:01:37.09 ID:v+awCSi8O
――

後日

モバP「……」

ブロロロン

モバP「軽トラってちひろさん!?」

ちひろ「お待たせ致しましたー」

モバP「ちひろさん軽トラなんて持ってたんですね」

ちひろ「いえいえこれは借り物です」

ちひろ「さ、家に入ってお宝探しでもしましょうか」

モバP「お宝ってうちにはガラクタばっかですよ」

ちひろ(モバPさんにとってはガラクタでも、人によってはお宝以上なんですよー♪)
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/28(土) 02:04:06.88 ID:v+awCSi8O
……

モバP「とりあえずいらない家電関係とか健康グッズとか色々と揃えてみました」

ちひろ「……」

モバP「どうかしましたか?」

ちひろ「弱いですね」

モバP「え?」

ちひろ「少しだけこの部屋をいじってもいいですか?」

モバP「まぁ、構いませんけど」
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/28(土) 02:05:30.81 ID:v+awCSi8O
ちひろ(さてさて、売れそうな代物は……)

ちひろ「ん?」

ちひろ(絵本ですか……)

モバP「あ、それ懐かしいですね」

ちひろ「子供の頃に読んでいたものですか?」

モバP「はい。実家からついつい持ってきちゃったものなんですよ」

ちひろ「……これ売れますか?」

モバP「いいですけど……なんかプレミア付いた絵本なんですか?」

ちひろ「たぶんですけどね」ニコ

ちひろ「後は……これなんか最高です!」

モバP「え!? そんな抜け毛が絡みついたきったないブラシがいいんですか?」

ちひろ「いいんですよ」

モバP「はぁ……? わからないもんですね」
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/28(土) 02:09:11.66 ID:v+awCSi8O
ちひろ「まだまだいきますよー」

ちひろ「んーっと」スタスタ

ちひろ「この辺りかな?」

モバP(ん? ちひろさん箪笥の前に立ってなに考えてるんだろ)

ちひろ「ヨイショ」ス

ちひろ「ほいほいほい」ヒョイヒョイ

モバP「うわぁぁぁぁぁ!」

ちひろ「やっぱり衣類の下に隠していましたか」

ちひろ「ふーんモバPさんはこういうのが趣味なんですね」ペラペラ

モバP「返してくださいよ!」

ちひろ「なんですかエロ本見られたくらいで」

モバP「同僚の女の子にエロ本見つけられて動揺しない男なんていませんよ!」
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/28(土) 02:11:31.34 ID:v+awCSi8O
ちひろ「まぁまぁ落ち着いてください」

モバP「落ち着けませんよ!」

ちひろ「とりあえずこれは売りに出すんで」

モバP「いやいや勘弁してくださいよ」

ちひろ「あれ? 結構お気に入りでした?」

モバP「いや……そういうわけでは……」

ちひろ「じゃあ、いいですよね」ニッコリ

モバP「は、はい……」

ちひろ「まぁ、『今日のところ』はこんなところですかね」

モバP「最後のせいでどっと疲れましたよ」

ちひろ「お疲れ様です」

ちひろ「ふふ、じゃあ早速これをオークションに出してきますね」

モバP「なんかどれもガラクタばっかでいい値は付かなそうですけどね」

ちひろ「……それはどうでしょうね」
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/28(土) 02:12:20.11 ID:v+awCSi8O
――

その日の夜

事務所 地下オークションスペース

ちひろ「只今より第二回モバP私物オークションを開催します」

パチパチ

ちひろ「本日も皆様のご出席を感謝します」

ちひろ(今日の参加者は150人。ふふ、みんな仮面を被っててわかりにくいけど全員うちのアイドルなんですよ!)

ちひろ(この画をみたらモバPさんはどんな感想を抱くんでしょうね)

ちひろ「では、手始めにこちらからです」

ちひろ「モバPさんが幼少期に読んでいた絵本です!」
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/28(土) 02:15:00.30 ID:v+awCSi8O

ザワザワ

ちひろ「モバPさんが小さい頃から愛用していた絵本……」

ちひろ「そうモバPさんの幼少期の頃の手垢がべったりなんですよ!」

一同「……!!」

ちひろ「今のモバPさんの手垢だったらそこまでレアリティは低いでしょう」

ちひろ「ただし今回は幼少期! こんなレアなアイテムなかなか出てきませんよ!」

ちひろ「さぁ、では千円からスタートです!」バン!

智絵里「い……一万円……」

ちひろ「一万円他にはいませんかー!?」

文香「……三万」

みく「三万五千にゃ!」

文香「六万円……」

みく「むぐぐ! この後もあるから勝負しようか悩むにゃ……」

智絵里「10……10万!」

文香「25万……」

智絵里「あ……う……」

ちひろ「25万! 25万以上の人はいますか!?」

……

ちひろ「では21番の人で決定させていただきます!」カンカン!
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/28(土) 02:15:46.56 ID:3hyT/Rg60
作中に旧世代ハードの名前を見ると古いギャルゲでガラケーを見た時の様なノスタルジーを感じる
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/28(土) 02:18:50.69 ID:v+awCSi8O
文香「よかった……」ホ

文香(モバPさんが小さな頃に読んでいた本……凄く……凄く気になる……)

ちひろ(ただの絵本に25万ですか。ふふ、最初でこれはなかなかいいですね)

ちひろ(次のはもっとぶっ飛んだ額になりそうですけどね……)

ちひろ「続いてはこちら! モバPさんの抜け毛が絡みついたブラシです!」

ザワザワ!

ちひろ「これ以上の説明は不要ですね! では10万からのスタートです!」

まゆ「200万円」

シーン……

ちひろ「え、えっとー他に誰かいらっしゃいますか?」

一同「……」

ちひろ「で、では67番さんに決定しますね」

まゆ「うふふ……」

まゆ(あれを手に入れたらまずなにを始めようかしら)

まゆ(抜け毛を全部取ってブラシは毎日まゆが使うとして……)

まゆ(取った髪の毛をどう調理しよう)ワクワク
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/28(土) 02:20:53.30 ID:v+awCSi8O
ちひろ(ふへへ、元金0で225万も今日一日で儲けた!)

ちひろ(これは次のアイテムも期待が出来ますね)

ちひろ「さぁ、続いて最後の商品になります!」

ちひろ「モバPさん秘蔵のエロ本です!」

ザワザワザワザワザワザワ!

ちひろ「この本を使ってモバPさんは夜な夜な自家発電に耽っていたのかもしれませんね……」

ちひろ「ではでは1万円からスタートです!」
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/28(土) 02:20:57.17 ID:rl0LAHJDO
食べるのか…まさかエロ本も!?
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/28(土) 02:23:04.30 ID:v+awCSi8O
早苗「3万円!」

早苗(あんなけしからんものしっかりお姉さんが押収しないといけないね♪)

美嘉「4万円★」

美嘉(プロデューサーってどんな……その……えっちな本読むんだろう)

菜々(うう……ナナも欲しいですけどお金がどうしても足りません!)

みく「7万、7万にゃ!」

みく(あのエロ本を参考書として使わせてもらうにゃ!)

瑞樹「10万よ」

瑞樹(やっぱりあのくらいの年齢になると性欲が溜まるのよね。わかるわ)
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/28(土) 02:25:09.50 ID:v+awCSi8O
奈緒「12万!」

奈緒(あ、あたしは全然興味ないんだけどよ……だ、誰か違う奴の手に渡るのも嫌だからな!)

真奈美「さっきからなにをチマチマやっているんだ」

真奈美「30万円!」

真奈美「ふ、財力の違うを見せつけてやる!」

ベテトレ「50万だ!」

真奈美「なに!?」

ベテトレ(アイドルだけとは限らんぞ)

マストレ「60万」

ベテトレ「え!?」

マストレ「お前だけが参加していると思ったら大間違いだ」

ちひろ「他に他にはいませんか!?」

シーン

真奈美「く……!」

ちひろ「では60万で決定です」カンカン

ちひろ(思わぬ伏兵登場ってやつでしたね……)
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/28(土) 02:26:01.56 ID:v+awCSi8O
――

家電製品やその他の雑品を売った後……

ちひろ「ではでは本日は終了とさせていただきます」

ちひろ「また次回をお楽しみにしてください」

パチパチ

ちひろ(ふー、疲れた)

ちひろ(後は落札者にこれを渡してっと)

ちひろ(しっかしいい商売見つけちゃったなー)ニヤニヤ

ちひろ(次回はもっと高値になりそうなものをモバPさんからもらわないと)

ちひろ(さてと、今日は叙々苑にでも行きますか♪)
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/28(土) 02:28:04.89 ID:v+awCSi8O
――

次の日

ちひろ「モバPさん!」

モバP「お! もうお金にしてくれたんですか?」

ちひろ「はい♪ これがそのお金です」

モバP「うわぁ! あれが10万になってくれたんですね!」

ちひろ「そうですよー。私に任せて正解でしたよね?」

モバP「いやー、ホントです。ちひろさんはやっぱり天使ですね!」

ちひろ「あはは、そんな褒めないでくださいよ」

ちひろ「次回もぜひぜひ私に任せてくださいね」

モバP「はい!」
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/28(土) 02:31:12.43 ID:mjCAB9tN0
仲介料275万円…
下手に大金渡しても色々と詮索がありそうだって理由付はあるだろうが…
鬼<悪魔<ちひろ……
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/28(土) 02:34:12.71 ID:v+awCSi8O
――

事務所

文香「……あの」

モバP「ああ、文香かどうかしたのか?」

文香「……いえ……大したことではないんですけど……」

モバP「もしかしてアイドルとしてなにか不安なことでもあるのか?」

文香「……違います」

文香「その……ちょっとお話をしたいな、と……駄目でしょうか?」

モバP「いや全然いいぞ! 文香から話しかけてくれるなんて嬉しいなー」

モバP「いっつも本とばっかり会話してるもんな」

文香「すみません……」

モバP「ご、ごめん。そういうつもりで言ったんじゃないんだけど」
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/28(土) 02:36:45.19 ID:v+awCSi8O
>16 訂正
 
× ちひろ「さぁ、続いて最後の商品になります!」

○ ちひろ「さぁ、続いて今夜の目玉商品になります!」
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/28(土) 02:37:58.70 ID:v+awCSi8O
文香「……大丈夫です」

モバP「そ、そうか。それでお話ってなんだ?」

文香「……○○って絵本知っていますか?」

モバP「知ってる知ってる! 俺結構子供の頃好きだったんだよなー」

モバP「文香も好きなのか?」

文香「……は、はい」

モバP「へー世代違うのにわかるもんなんだ」

モバP「なぁなぁ、どの辺が好きなんだよ?」

文香「……えっと――」
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/28(土) 02:38:43.95 ID:v+awCSi8O
……

一時間後

モバP「おっとこんな時間か。思わず話が弾んちまったな」

文香「……はい」ニコ

モバP「そんじゃ、俺は仕事に戻るわ」スタスタ

文香「……」

文香(……今日は自分から話しかけれた)グ

文香(……オークションで絵本を落札して正解だった)

文香(……やはり書は私にとってかけがえのないもの)
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/28(土) 02:40:47.03 ID:v+awCSi8O
――

まゆ「うふふ」

モバP「……」

まゆ「あ、プロデューサーさんどうかしましたかぁ?」

モバP「やけに上機嫌だなって」

まゆ「そんなことないですよ? でも上機嫌に見えるんだったら……それはきっとプロデューサーさんのおかけです」

モバP「え? 俺の?」

まゆ「うふふ。ねぇ、知ってます?」

モバP「なにをだ?」

まゆ「人の髪の毛って食べ物とかと違って消化出来ないらしいんですよぉ」

まゆ「それって一回髪の毛を食べてしまえばずっと髪の毛が胃の中に残ってるってことですよね」

モバP「ま、まぁそうなのかもしれないな」アセアセ

まゆ「それが例えばー大切な人の髪の毛だったら……ずっとその人と一緒ってことですよね?」

モバP「いや、その理屈はおかしい!」
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/28(土) 02:44:44.52 ID:v+awCSi8O
まゆ「どうしてですか?」

モバP「髪の毛一つでそんな発想には普通ならないぞ!」

まゆ「うふふ、例えばの話ですよ」

モバP「そ、そうか。例えか。たとえなら仕方がないな」ガクガク

まゆ「ところでまゆ昨日一人で晩ご飯作ったんですけど……」

まゆ「今までで食べた料理の中でいっちばん……美味しかったんです」ウフフフフフ

モバP「おっと俺は仕事を思い出してしまったそれじゃあな!」ビューン

まゆ「……うふふ」

まゆ「次のオークションも楽しみですね」
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/28(土) 02:46:49.86 ID:v+awCSi8O
――

レッスンスタジオ

マストレ「ワン、ツー、スリー、フォー、ファイブ、シックス、セブン、エイト!」

マストレ「そうだみんないい調子だぞ!」

ガチャ

モバP「おじゃましまーす」

マストレ「モバP殿か。急にどうしたんだ?」

モバP「ちょっと見学に来たんですよ。ライブも近いですからね」

マストレ「なんだ心配か?」

モバP「多少」
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/28(土) 02:47:44.95 ID:v+awCSi8O
マストレ「だったら無用な心配だ。今アイドル達の士気は十分に高まっている!」

凛「……!」ス

みく「……!」ス

智絵里「……!」ス

かな子「……!」ス

モバP「す、凄い気迫ですね!」

モバP「どうしてこんなに気が引き締まってるんですか……?」

マストレ「なーに、一番上手く踊れたものにはある本の貸し出しを約束しているんだ」

モバP「ある本……気になりますね。教えてもらってもいいですか?」

マストレ「あーごほん。その、なんだ。乙女には秘密というものがあってだな」
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/28(土) 02:48:48.49 ID:v+awCSi8O
モバP「そ、そういう感じの本ですか……」

凛(モバPが……!)

みく(使用した……!)

智絵里(えっちな……!)

かな子(本……!)

一同(必ず手に入れる!)ゴゴゴゴゴ

モバP「凄い燃えてますね」

マストレ「私も教えがいがあるというものだよ」

マストレ(予想以上の効果を発揮しているな)

マストレ(まぁ、数十万の価値があるかどうかはわからんが、今は役に立っている)

マストレ(いらなくなったらベテトレ辺りに売るとしよう)
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/28(土) 02:50:02.79 ID:v+awCSi8O
――

二週間後

モバP「おはようございます」

ちひろ「おはようございまーす♪」

モバP「あれちひろさん」

ちひろ「え?」

モバP「そんないい鞄持ってましたっけ?」

ちひろ「あ、ああ! これですね。実はこの前父にプレゼントとして買ってもらったんですよぉ」

モバP「そうだったんですね!」

ちひろ「あ、あはは。そうだったんですよ」

ちひろ(危ない危ない。自然に誤魔化せてよかったー)

モバP「そういえばこの前ゴミ捨てありがとうございました」

ちひろ「いえいえとんでもない!」

モバP「忙しくって全然できてなかったので大助かりでしたよ」

ちひろ「私も大助かりでした」

モバP「え?」

ちひろ「いえいえこっちの話です!」
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