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千歌「夢は……ポケモンマスターになることです!!!!!!」【安価】
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623 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/12/24(日) 02:55:03.78 ID:2EDpouLEO
曜「……………………!!!」
千歌「ベノムショック!!!」
梨子「ひかりのかべ!!!」
ベベノム「ベノノノノォッ!!!」バシュウウウウッ!
メロエッタ「メロッ!!!♪」ヴンッ!
ドォォォォォン!
メロエッタ「メ、ロッ……!!」.。o○
梨子「体力はいずれ尽きる……その前に仕留めるわよ!!いにしえのうた!!!」
メロエッタ「メ――――――――」
千歌「眠らされる!!ベベノム、あまえる!!!」
ベベノム「ベノッ!!♪ベノーッ♪」スリッ
メロエッタ「メロッ……///」
梨子「子守唄は好きじゃないのね……!!ならそれでいいわ!!そこはメロエッタの領域よ!!!インファイト!!!」
メロエッタ「メロオオオオオッ!!!」ヒュンッ……
千歌「どくどくで目眩まし!!!」
ベベノム「ベノオオオッ!!!」ブシュウウウウッ!
メロエッタ「メロッ!!!」
梨子「小賢しいんだから……!!」
千歌「にししっ♪」
ルビィ「バトルが激しくなった……それに、もっと楽しそうになった!!」
ダイヤ「友故に、バトルに高揚と愉悦を見出だす……。私も、果南さんや鞠莉さんとのバトルで、幾度となく同じものを感じた覚えがあります」
果南「だね。そして、そんなバトルの中でこそ……トレーナーもポケモンも強くなる」
鞠莉「譲れないプライドの衝突……勝利への執着と渇望……。ポケモントレーナーなら誰もが一度は経験する瞬間」
花丸「オラと善子ちゃんがそうだったように……」
善子「見てる側にも伝わるこの熱気……これが、生きる熱さってやつなのかしらね」
624 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/12/24(日) 15:27:49.64 ID:2EDpouLEO
梨子「体力が残り僅かな今、後手に回る意味は無いわ!!全開で押していくわよ!!!かみなり!!!」
メロエッタ「メロオオオオオッ!!!」ゴロゴロ……ピシャアッ!
ベベノム「ベノッ!!!」ビリビリッ!
梨子「ベベノムの技は状態変化と状態異常がメイン……実際に大きなダメージを与えてくるのはベノムショックだけ……!!なら、射程外からかみなりを打ち続ければいい!!!メロエッタ、連続でかみなりを落としなさい!!!」バッ!
メロエッタ「メーッロオオオオオオオオオ!!!!!」ゴロゴロ……ピシャア――――――――ッ!
千歌「かわして!!!」
ベベノム「ベッノーッ!!!」
千歌「ベノムトラップ!!!」
ベベノム「ベノノノノーッ!!!」ブワァ――――――――ッ!
メロエッタ「メロッ!!!」ガクン……
千歌「ベノムショック!!!」
梨子「かみなり!!!」
ドォォォォォォォォォォォォォン!
メロエッタ「メロ――――――――!!!!!」
ベベノム「ベノ――――――――!!!!!」
625 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/12/24(日) 21:12:59.17 ID:2EDpouLEO
ツバサ「攻めきれないわね……」
あんじゅ「ベベノム?」
ツバサ「ええ」
聖良「ですが、メロエッタはもうどく状態……。タイムリミットが来れば……」
英玲奈「ああ。一見して攻勢のようだが、優位なのは僅差でメロエッタの方だ」
理亞「僅差で……?」
あんじゅ「確かにメロエッタはもうどく状態で、いつ倒れてもおかしくない。着実にダメージを負っているわ。時間が経てば自然と決着がつく。けど、梨子ちゃんはタイムリミットが訪れる前に勝負を決めるつもりで攻め立ててる。かみなりに……浸透勁を複合したインファイト……一撃必殺を充分に狙える大技でね」
ツバサ「千歌さんのツラいところは、その大技を回避しなければならないところ。見た印象だけど、ベベノムの耐久力はそれほど大きくない。カウンターは狙いづらいでしょうし 、かといって毒が回りきるまで梨子さんとメロエッタを相手に逃げるのも難しい。千歌さんも梨子さんと同様、着実に技を当てようとする。しかし……」
ツバサ「ベベノムには、ベノムショック以外の攻撃技が無い」
聖良「……!!」
ツバサ「あまえる、どくどく、ベノムトラップ……多彩な変化技を駆使してバトルを展開していても、攻撃はワンパターンになってしまう。梨子さんならそれを見切るなんて造作も無い」
理亞「ベノムショックだけに気を付けていればいい……ってこと……」
あんじゅ「そう。それに、千歌ちゃんはベベノムをパートナーにしてからまだ日が浅いんでしょ。どくタイプを充分に理解するには時間が足りなかったはず。ここでも経験が差を開かせたわね」
ゾロアーク「……………………」
千歌「くっ……!!!」
ゾロアーク「ロア……………………!!!」ギュッ……!
626 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/12/24(日) 21:54:41.20 ID:2EDpouLEO
メロエッタ「メロォ……ッ!!!」
梨子「メロエッタの体力が限界に近い……早いところ勝負を決めないと……」
千歌「……なんて、梨子ちゃんなら絶対に焦らない……!!確実にこっちを仕留めようとしてくる……!!」
ベベノム「ベノッ!!!」
千歌「瞬間を……!!!」
梨子「見極めた方が勝つ……!!!」
ちかりこ「それは……私たちだ!!!!!」
トクン……
海未「……!!」
ことり「海未ちゃん?」
穂乃果「どうかした?」
海未「……こればかりは、私にしかわからない感覚でしょうね」
ことり「?」
海未「感じたのです。鼓動を……眠れるドラゴンの息吹を」
627 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/12/24(日) 22:06:47.31 ID:2EDpouLEO
千歌「耐えて……!!!」
ベベノム「ベノオオオッ!!!」
梨子「耐えて……!!!」
メロエッタ「メロオオオオオッ!!!」
ドガァァァァァァァッ!
フラッ……
ベベノム「ベノ……ッ!!」
千歌「っ、ベベノム!!!」
にこ「フラついた!!!」
凛「疲労……!!」
花陽「バトルの緊張感がここで……!!」
梨子「今よ!!!この機を逃さないで!!!」
メロエッタ「メッ、ロオオオオオオッ!!!」ゴロゴロ……
梨子「やるわよメロエッタ!!!」
ピシャアアアアアアッ!
梨子「やああああああああ――――――――!!!!!」バチッ……バチバチ……ッ!
メロエッタ「メロオオオオオオ――――――――!!!!!」バチッ……バチバチッ……!
真姫「メロエッタが……自分に雷を落とした……!!?」
曜「雷が梨子ちゃんとメロエッタを包んで……って、あれは……!!!」
希「……!!!」ゾクッ
メロエッタ「メロオァァァァァァァ――――――――ッ!!!!!」バチッ……バチバチ――――――――ッ!
鞠莉「雷を纏った……キズナ現象……!!!」
善子「リリーメロエッタ……!!!」
628 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/12/24(日) 22:19:28.41 ID:Lrh+cQ4F0
懐かしい、某マサラ人がフウ&ラン戦でやったやつか
629 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/24(日) 22:22:38.28 ID:pDBY0YuQ0
ある意味一番主人公してる梨子ちゃん
希からも千歌ちゃんさしおいて重要視されてたし
630 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/12/24(日) 22:26:02.77 ID:2EDpouLEO
ダイヤ「自身の技を……外的要因を更なる力へと昇華させた……!!?」
花丸「ありえないずら……!!」
善子「いいえ……私とダークライは不完全ながらもキズナ現象の到達点にたどり着いた。メロエッタの波長を合わせる力なら、それを引き出せるリリーとなら、私たちよりも完成度の高いキズナ現象の発動は可能なんでしょうけど……」
ルビィ「けど……?」
善子「キズナ現象は理論こそ解明されていないものの、発動するタイプは概ね決まってる。私なら闇……千歌なら炎……リリーは水。でもあれは、自分が放った技をベースにキズナ現象を発動させてる。あんな荒業、私でもやったことないわ。きっと思い付きのぶっつけ本番……発動時間なんてほんの僅かなはず……」
果南「その僅かな時間に……決めるつもりだ……!!」
千歌「スッゴい……!!!///」ゾクゾク
梨子「感心してるとこ悪いけど……時間が無いのよ……!!決めさせてもらうわ!!!」バチバチッ!
リリーメロエッタ「メロァァァァァァァ――――――――!!!!!」バチバチ――――――――ッ!
絵里「雷がメロエッタの手に集束していく……!!」
ダイヤ「ウツロイドたちとの戦いで、穂乃果さんとリザードンが見せたのと同じ……!!!雷を矢のように……!!!」
海未「……………………!!!」
梨子「師匠直伝……会心の一撃をくらいなさい!!!撃ち抜いて、メロエッタ――――――――!!!!!」
リリーメロエッタ「メーロオオオオオオオオオ――――――――!!!!!」バチバチッ……バーン――――――――ッ!
バシュ――――ッ!
ゴオオオオオオオオオオオ――――――――!
631 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/24(日) 22:32:09.43 ID:pDBY0YuQ0
闇なんてタイプあったっけ・・・?
632 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/12/24(日) 22:34:39.06 ID:nJskhN840
原作の引用だけじゃなくアニポケも引用してくるセンス
633 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/12/24(日) 22:40:28.27 ID:2EDpouLEO
ベベノム「ベノ……!!!ベーノ――――――――!!!」
ゾロアーク「ロアアアアア――――――――!!!!!」
ビリビリ――――――――!
千歌「!!!」
ベベノム「ベノ……」
理亞「ゾロアーク……」
ゾロアーク「ゾロァ……ロオオオオ――――――――ッ!!!!!」
ベベノム「ベノノ……ベノッ!!!ベーノオオオオオオ――――――――!!!!!」キュイイイイン……
千歌「……!!!」
梨子「あれは……!!!」
ベベノム「ベノオオオオオオオッ!!!」ゴオオオオオオオオオオオ――――――――ッ!
ドォォォォォォォォォォォォォ……………………ン!
梨子「っ!!!」
リリーメロエッタ「メロッ!!!」
穂乃果「今のは……海未ちゃん……」
海未「ええ……。紛れもなく……」
梨子「りゅうの……はどう……!?」
634 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/12/24(日) 23:29:28.38 ID:2EDpouLEO
鞠莉「ベベノムがりゅうのはどうを……」
ベベノム「ベノォッ!!!」
梨子「……まったく///」クシャッ
リリーメロエッタ「メロォ……!!///」
梨子「次から次へと…………ああもうっ!!!最高じゃない!!!」バッ!
リリーメロエッタ「メロ――――――――!!!!!」バチバチ……ッ!
千歌「最高だよ!!!そんでもって負けられない!!!負けるなって……言われちゃったから!!!」バッ!
ベベノム「ベノオオオオオオオッ!!!」
ゾロアーク「ロォア……!!!」
梨子「ハートを撃ち抜いて――――――――!!!!!」
千歌「めいっぱい輝こう――――――――!!!!!」
リリーメロエッタ「メロァァァァァァァ――――――――!!!!!」バシュ――――――――ッ!
ベベノム「ベノァァァァァァ――――――――!!!!!」ゴオオオオオオオオオオオ――――――――!
ドガァァァァァァァァァァァァァ――――――――ンッ!
635 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/12/25(月) 03:56:55.52 ID:9LI25I5+O
ブワァ――――――――ッ!
花丸「ずらっ!!」
ルビィ「ピギッ!!」
善子「ヨハッ!!」
果南「粉塵が……!!」
ダイヤ「どうなりましたの!?」
鞠莉「ベベノムか……メロエッタか……!!」
曜「どっちが……!!!」
千歌「……………………!!!」
梨子「……………………!!!」
ベベノム「……………………」
メロエッタ「……………………」
千歌「ベベノム……」
梨子「メロエッタ……」
ベベノム「ベノ……」パタッ
メロエッタ「メロォ……」パタン
ちかりこ「!!!」
曜「……!!二人とも……倒れた……」
636 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/25(月) 06:26:44.54 ID:ZTtd41QC0
ヨハッ!で草、本来はこういうポジションのキャラだよなぁ
悪役(仮)時代でイジられてたらどういう反応してたんだろうか
637 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/12/25(月) 19:47:11.72 ID:9LI25I5+O
穂乃果「メロエッタ、ベベノム、共に戦闘不能!!」
梨子「……………………」
千歌「……………………」
海未「惜しかったですね」
ことり「見えた?」
海未「ええ。メロエッタが放った雷の矢と、ベベノムのりゅうのはどう……端的に言えばベベノムの攻撃はメロエッタに当たってはいません」
花陽「やっぱり……」
真姫「威力不足だったわね。覚えたての技だから仕方ないけど」
凛「矢が直撃した瞬間、メロエッタも毒で倒れた……。結果的にメロエッタを倒したけど、千歌ちゃんとベベノムとしては悔しいだろうね」
千歌「いいバトルだったよ。次は絶対に勝とうね。もっともっと強くなろう」シュイン
梨子「最高の音色だったわメロエッタ。今はゆっくり休みなさい」シュイン
千歌「……………………」
梨子「苦虫を噛み潰したみたいな顔してるわよ」
千歌「そりゃあね」
梨子「キズナ現象のメロエッタを倒したんだから、もっと喜んでいいのよ」
千歌「もっとを欲しがるから……私たちは強くなれるんだよ」
梨子「そうね」クスッ
638 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/25(月) 19:49:49.73 ID:wWs8d3hRO
コンマ判定でアーゴヨン進化フラグさえ建たせてくれないのか…
639 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/12/25(月) 19:51:01.39 ID:9LI25I5+O
梨子「慢心しない……いいトレーナーね」
千歌「にししっ♪まあね♪」
梨子「さあ……次のバトルよ」
千歌「うん!」
梨子「第四楽章……盛大に奏でましょう!!」シュッ
梨子が繰り出した四体目のポケモンは……
安価下1
トゲキッスorチェリム
640 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/25(月) 19:51:58.33 ID:ZTtd41QC0
チェリム
641 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/12/25(月) 20:01:06.65 ID:9LI25I5+O
>>638
迷ったんですけどね……
ここで進化しても誰もアーゴヨンという名前がわからないですし、かといって希ちゃんに、
希「アーゴヨン……」
みたいに呟かせるのもあまりにも不自然かな〜と思ったので、今回は進化を見送りました。
642 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/25(月) 20:08:32.81 ID:wWs8d3hRO
千歌ちゃんUBと喋れるんだから直接聞けば良いような…
と言うかここでアーゴヨンなしだと、相当不利だよな…(アーゴヨンはキッスにもチェリムにも刺さってたし)
モクローが一気に二段進化してジュナイパーとか来るかも知れないけど
643 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/12/26(火) 00:03:17.57 ID:zG3ROhWmO
ポンッ!
チェリム「チェリッ!!!」
穂乃果「来たね……チェリム!!」
ことり「オトノキザカ時代……梨子ちゃんをチャンピオンたらしめたエースポケモン!!」
海未「ネガフォルムでも伝わるこの気迫……」
ツバサ「これが頂を知るポケモンの貫禄ね」
千歌「次はチェリム……!!梨子ちゃんがチャンピオンだった頃のポケモン……!!どんなバトルをするのかな……わからないのも楽しみだね……!!全力で相手しようっ!!!」シュッ
千歌が繰り出した五体目のポケモン……
安価下1コンマ 00は100扱い
奇数→モクロー
偶数→フクスローに進化
644 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/26(火) 00:33:58.63 ID:PHgy/TJH0
や
645 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/26(火) 01:15:33.96 ID:pUODZ5VW0
(あっ、詰んだ)
リザードン3縦ルートとか言うムリゲーが見えたんだが…
646 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/26(火) 06:17:34.13 ID:VFPkNVFo0
マサラ人だって進化前引き連れてリーグ挑んでるしまだわからない
これで勝ち進んでこそ力に固執したせいで今回の一件が起こったことへのアンチテーゼになりそうだし
647 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/26(火) 06:52:24.22 ID:pUODZ5VW0
>>646
進化してるかが大事って言うより、戦法変えてベベノムみたいに裏をかけられないってことなんよ…
それにメタ的に見るなら、チェリムと言う強敵とわかってる相手に進化フラグという切り札なしだと…
ってか新Z技不発にベベノム進化フラグ建たなかったりとコンマ以外でも千歌ちゃん不憫だ…
648 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/26(火) 07:44:21.71 ID:YYpngj630
ここまで力を付けてきた主人公感と、千歌ちゃん本来の普通設定が混成されてると思えば・・・
一期でもミラチケという神曲を歌っても予選敗退したし、ある意味千歌ちゃんっぽい・・・
そういえばこれってちかりこ対決なだけで、Aqours頂上決戦ではないんですよね?いうて千歌ちゃんヨハネに負けてるわけだし
649 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/26(火) 09:25:25.43 ID:i+QQ2mSXo
>>642
とりあえず黙っててくれ
650 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/26(火) 23:41:41.62 ID:2J/JarNSO
>>647-648
黙ってろ
651 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/12/27(水) 03:03:42.18 ID:Y/Yj3hqDO
モクロー「フロォッ!!!」パタパタッ
ことり「モクロー……!!」
梨子「モクロー……。モクローをゲットしたときも、隣に並んで戦ったのよね」
千歌「ワンダフルラッシュバレーで善子ちゃんとバトルしたね」
梨子「ことりさんが育てただけあって、レベルの高い戦い方をしてたわ」
千歌「あの頃よりもずっと強いよ」
梨子「そうこなくちゃ」
千歌「チェリム……あの子を倒さないと、チャンピオンだった頃の梨子ちゃんには届かないってことなんだよね。前に進むために越えなきゃいけない壁だ」ニッ
梨子「あら、壁だっていうなら越えさせないわよ」ニッ
千歌「越えるよ。壁は壊せるもの……倒せるものだからね!!」
梨子「違うわ。壁は聳えるもの……ときめくものよ!!」バッ!
チェリム「チェリッ!!!」
モクロー「フルルッ!!!」
652 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/12/27(水) 15:54:23.67 ID:jG7RAz3p0
千歌「先手必勝!!モクロー、このは!!!」
モクロー「フルルオッ!!!」バサッ……ビュオオオ!
梨子「嬉遊曲(ディヴェルティメント)……軽快に、自由に奏でるわよ!!!チェリム、フラワーガード!!!」
チェリム「リィィィィィアッ!!!」フワァ――――ッ
ズガガガガガガガ!
ガギィ――――ン!
千歌「堅い……!!」
梨子「研鑽した年月を感じてるわね……!!まだまだいくわよ!!にほんばれ!!!」
チェリム「チェリィィィィィッ!!!」キン――――――――
パアアアアアアア……………………
千歌「っあ!!!」
曜「まっぶし……っ!!!」
善子「天の業火に……」
花丸「そうずらね」
善子「最後まで言わせなさいよ!!」
ダイヤ「にほんばれ……やはりそう来ますわよね」
鞠莉「チェリムの力を最大限活かすために」
チェリム「リームッ!!!♪」
千歌「花が開いた……!!」
花陽「ポジフォルム……!!」
653 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/12/27(水) 20:59:12.98 ID:jG7RAz3p0
梨子「マジカルリーフ!!!」
チェリム「チェリァアアアアア!!!」ビュウウウウッ!
千歌「マジカルリーフは避けられない……!!なら撃ち落とす!!このは!!!」
モクロー「モオッ、クッ!!!」ビュオオオッ!
ドドドドドドドドド!
梨子「いい判断!!ならこれはどうっ!!?はなふぶき!!!」
チェリム「チェリィィィィィ――――――――ッ!!!」ブワァ――――――――!
絵里「フィールドを埋め尽くすような花びらの波……!!」
希「美麗……いいや、むしろおぞましくさえあるね……」
にこ「ランプラーのときと同じ……この空間を支配した……!!」
千歌「……!!」
梨子「ポカンとしてる暇はないでしょ!!」バッバッ!
チェリム「チェリッ!!!」
ビュウウウウッ!
千歌「花びらがうねって……!!っ、モクロー加速!!リーフブレードで花びらを切り裂いて!!!」
モクロー「フルルッ!!!」ジャキンッ!
ビュウンッ!
ズバッ――――ズバッ――――――――!
千歌「そのままチェリムに向かって突撃!!!」
654 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/12/28(木) 00:52:57.40 ID:9Y6V3nsyO
梨子「チェリム相手に接近戦なんて、いい覚悟だわ!!」
チェリム「チェリッ!!!」
ギィィィィィィンッ!
モクロー「フロッ!?」
千歌「フラワーガード無しで受け止めた……!?」
チェリム「リアアアアアアアアア!!!」ビュウウウウッ!
梨子「並みの育て方はしてないからね!!」
ビュウウウウッ!
モクロー「フロォッ!!!」
ルビィ「はなふぶきで吹き飛ばした……!!」
果南「タイプの相性も関係無しだね……威力が大きい……!!」
ことり「防御無しでリーフブレードを受け止めたことといい……容赦無く力の差を見せつけてるね」
真姫「あわよくば千歌の心をへし折るつもりかしら……」
凛「千歌ちゃんは強くなった。それでも……」
鞠莉「これがチャンピオンとの距離……」
にこ「トレーナーの頂点……」
655 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/12/28(木) 01:36:05.72 ID:9Y6V3nsyO
千歌「怯まないっ!!!モクロー、もう一回!!!」
モクロー「フロッ!!フロオオオオッ!!!」
梨子「元気ね……!!だったら、籠の中に閉じ込めてあげる!!!」
チェリム「リィマアアアアア!!!」
ビュウウウウウウウウ!
聖良「花びらがモクローの周囲を覆った!!」
理亞「閉じ込められる!!」
千歌「突き破れっ!!!ブレイブバード!!!」
モクロー「フルルオオオオオッ!!!」ビュンッ……ゴオオオオオオオオッ!
梨子「フラワーガードで受けなさい!!!」
チェリム「リリッ!!!」フワッ
ドガアアアアアンッ!
チェリム「リムッ!!?」
モクロー「フロォッ!!!」
梨子「軽量級ポケモンの激突じゃないわね……!!」
千歌「まだいくよ!!!旋回してリーフブレード!!!」
梨子「追いなさい!!マジカルリーフ!!!」
モクロー「フロオオオオッ!!!」ビュウンッ!
チェリム「チェリアアアアッ!!!」ビュオオオ!
ガギィン!
ガギギギギギギギギギン!
656 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/12/28(木) 01:46:50.98 ID:9Y6V3nsyO
梨子「いつまで捌ききれるかしら!!」
千歌「当然勝つまで!!」ビッ!
モクロー「フロォォォォォォォ!!!」ビュウウウウウウウウ!
ブワッ――――――――!
梨子「!!!」
英玲奈「旋回で上げたスピードを利用して、フィールドを埋め尽くした花びらを巻き上げた!!」
梨子「どんなフィールドにも対応する柔軟さには相変わらず感服するけど……この花びらを操れることを忘れてはいないわよね!!!」
チェリム「チェリアアアアッ!!!」
フワ――――――――ッ
あんじゅ「巻き上げた花びらを……全て上空に留まらせた!!」
梨子「撹乱のつもりだった?」ニッ
千歌「まあね……でも、ほんの一瞬でよかった!!梨子ちゃんの眼が、モクローを見失うほんの一瞬でね!!!」
梨子「!!」
チェリム「リム……!?」キョロキョロ
ツバサ「巧い……!!」
モクロー「フロォッ!!!」バサッ!
梨子「背後……!!!」
657 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/12/28(木) 02:06:06.47 ID:9Y6V3nsyO
ことり「モクローは生まれながらの狩人……!!気配を消して相手を仕留める純粋な猛禽類!!ほんの僅かな時間でも姿を見失えば……!!!」
千歌「それがそのままチャンスに繋がる!!!全力でぶつかるよモクロー!!!ブレイブバード!!!」
モクロー「フルルオオオオオ――――――――ッ!!!」ゴオオオオオオオオ――――――――ッ!
穂乃果「チェリムの攻撃は間に合わない!!」
曜「!!!」
全開のブレイブバード……
流れを引き寄せる一撃となるか……
安価下1コンマ 00は100扱い
奇数→ブレイブバードが直撃する
偶数→フラワーガードで防御される
658 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/28(木) 02:07:32.70 ID:EmzkcBXv0
届け!
659 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/28(木) 08:18:23.86 ID:aec56puz0
ただでさえ劣勢なのにコンマ失敗する不運・・・
でもリザVSゲコあるんだろうという安心感
660 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/28(木) 19:55:45.13 ID:6YXOMAG7O
そういえば、コンマと言ったら
ピカチュウの新Z技判定は勝敗に関係したのかな?
1000万ボルトの方だったらいにしえのうたを食らわなかった、とか
661 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/12/29(金) 10:00:41.93 ID:dS7RIOWxO
梨子「フラワーガード!!!」
チェリム「チェリィィィィィッ!!!」フワッ!
ガギィ――――――――ン!
千歌「なっ!!?」
モクロー「フロッ!!?」
にこ「あのギリギリの状態でガードを間に合わせた!!?」
千歌「っ、関係ない!!!そのまま押し切って!!!」
モクロー「クロォォォォォォォォォッ!!!」ゴオオオオオオオオッ!
グググググググググ……!
梨子「モクローの特性を活かしたいい戦法だったけど……チェリムのガードを破るには威力不足よ!!」バッ!
ブワァ――――――――!
千歌「はなふぶきが……!!離れてモクロー!!!」
モクロー「フルルッ!!!」ビュウンッ!
662 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/29(金) 18:03:17.72 ID:s+tDAe/70
やっぱり壁は厚いか…
663 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/12/30(土) 01:07:53.72 ID:WwtAi3UvO
果南「絶対に決まると思った……」
善子「チェリムは容易く止めて見せたけど、モクローのブレイブバードは威力もタイミングも申し分なかったわ」
鞠莉「あと少しが足りなかった……」
花丸「強すぎるずら……」
ルビィ「千歌ちゃんは……どうすれば勝てるの……?」
ダイヤ「どれだけ戦術を労しても、千歌さんの想像力は研鑽された力によって捩じ伏せられる……まさに怪物ですわ」
曜「怪物……。普通怪獣の千歌ちゃんが勝つには……本物の怪獣になるしかない……」
ルビィ「本物の……」
花丸「怪獣……」
曜「千歌ちゃんも……梨子ちゃんも……。……っ、どっちもがんばれ――――――――!!!」
664 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/30(土) 01:21:49.21 ID:+sMcbkRD0
あとちょっと(コンマ運)
最初のカブリアス以外コンマがマジで仕事しないな
特にランプラーの時仕事しなかったのが響いてる
665 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/12/30(土) 02:08:29.61 ID:WwtAi3UvO
千歌(やっぱり強い……!!これが梨子ちゃんをチャンピオンに押し上げたチェリムの実力……!!攻撃力も防御力も桁違いだよ……!!……でも)
千歌「……っ!!!///」
梨子「あのニヤけた顔……まだなにか隠し球があるみたいね……!!」
千歌「どれだけ強くても……力の差があっても……勝てない理由にはならない!!!諦めないよ……最後まで!!!届かない星なんて無いんだから!!!」
モクロー「フルルルォォォォォォォ――――――――!!!」
梨子「チェリム!!気を抜いちゃダメよ!!完膚無きまでに打ちのめしなさい!!!はなふぶきでモクローを捕らえて!!!」
チェリム「リリッ!!!」
ビュウウウウウウウウ!
千歌「突き抜けて!!!ブレイブバードっ!!!」
モクロー「フロオオオオオオオオ!!!!」ゴオオオオオオオオッ!
ゴオオオオオオオオ――――――――ッ!
梨子「真正面から……本当に好きね、真っ向勝負が!!いいわよ……何回でも相手になって――――――――」
ビュオオオオオオオオオオオ!
梨子(……!!おかしい……なんでこの場でブレイブバードを選択したの……?体力も多くはないはず……なのに、体力を消耗するブレイブバードを選択するのは、千歌ちゃんにとって五体目……残りポケモンも僅かなこの状況ではゲームメイク的に筋が通らない……。突破力があるからブレイブバードを……?そんなはずない……。防御しながらはなふぶきを貫通出来る手段が……"まもる"が、モクローにはある……!!無理にブレイブバードを使う必要なんか無い……!!だとしたら……ある……!!切り札が……!!!)
梨子「チェリム!!!ブレイブバードはブラフよ!!!本命は別にある!!!」
曜「!!!」
千歌「おっ、そいよ……梨子ちゃん!!!」
激突する思考と思考……力と力……
千歌の冴え渡るセンスが、モクローの可能性を引き出した……
安価下1コンマ
00〜49→モクローの新技が発動する
50〜99→モクローの新技が発動する。さらにブレイブバードが進化する。
コンマゾロ目→モクローが進化する
666 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/30(土) 02:26:44.60 ID:+sMcbkRD0
あ
667 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/30(土) 08:19:54.20 ID:l4wLWHYB0
600族のトップで対戦界のエースであるガブリアスはあっさり倒せたのに進化前のランプラーに2匹も倒される・・・
コンマ運とはいえ梨子ちゃんは大型ポケモンの扱いには慣れてないのかな?
668 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/30(土) 16:36:57.35 ID:bCy5IlYSO
コンマも仕事納めか
669 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/12/30(土) 20:18:26.41 ID:WwtAi3UvO
千歌「私たちならやれる!!もっと遠くまで行ける!!もっと高くまで飛べる!!!私たちの可能性を見せてやろう、モクロー!!!」
モクロー「フロオオオオオオオオ――――――――!!!」ビュウウウウウウウンッ!
モクローの繰り出した新らしい技は……
安価下1コンマ 00は100扱い
奇数→つるぎのまい
偶数→あやしいかぜ
670 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/30(土) 20:30:32.03 ID:smj/zmxQ0
はあっ
671 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/12/30(土) 23:41:44.29 ID:qYHW3lktO
モクロー「フルゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥッ!!!!」ギュイィンッ!
シャン――――シャン――――――――!
梨子「あれは……!!!」
海未「つるぎのまい!!!」
ことり「回避と攻撃力アップを同時に……!!あれならモクローのスピードを活かしながら、不足してた攻撃力を補える!!!」
穂乃果「けど……」
梨子「つるぎのまいを覚えさせたのね……!!状態変化と回避の両立……そこに至ったのは称賛ものよ!!けど惜しむらくは……"それ"が私にとっての初見でなかったことね!!!」
672 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/12/31(日) 00:30:48.08 ID:yY1vBCfxO
メガアブソル『クォルァァァァァァ――――――――!!!!!』
メガガブリアス『ガアアアアアアアア――――――――!!!!!』
穂乃果『……………………♪』
梨子「動きもパターンも当然違う……けど、私の範疇で予測は充分出来る!!!モクローの攻撃は当たらないわよ!!!」
チェリム「チェリィッ!!!」
千歌「さあ……それはどうかなっ!!!」
梨子「!!」
千歌「私たちの強さは単純な力じゃない!!自分を、ポケモンを……まだ見たことのない未来を!!今いるこのときの……その先を信じることで生まれる輝き!!!足掻いて、もがいて、楽しんで……精一杯手を伸ばして掴み取ろうとする奇跡だよ!!!」
モクロー「フルォォォォォォォ――――――――!!!」
千歌「力の限りを出し尽くして……思いっきりドキドキして……!!!目の前の壁を――――梨子ちゃんを越えよう――――――――!!!!!」
モクロー「クロァァァァァァァァァァァァァァ――――――――!!!!!」ゴオオオオオオオオ……ギュオオオオオオオ――――――――ッ!
梨子「ブレイブバードが……更なる光を纏って……!!!」
千歌「輝けモクローっ!!!ゴッドバード――――――――!!!!!」
モクロー「フルゥアアアアアアアアア――――――――!!!!!」
チェリム「チェリ――――――――」
ズガァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァッ!
673 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/31(日) 22:23:42.46 ID:8XMl93Gz0
これでもチェリムが勝ってたら梨子ちゃんのセンスがずば抜けてるわ
674 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/01(月) 00:57:20.25 ID:0yfic5V1O
希「……………………!!!」
梨子「……………………」
千歌「……………………」
炸裂したゴッドバード……
モクローvsチェリム……勝者は……
安価下1コンマ
01〜33→チェリムのカウンター(モクロー戦闘不能)
34〜66→ゴッドバードに倒れるチェリム、体力の限界を迎えるモクロー(両者共に戦闘不能)
67→99→勝利を手に(チェリム戦闘不能)
00→再安価
675 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/01/01(月) 01:01:32.72 ID:mxfX5st60
あsage
676 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/01(月) 23:04:43.52 ID:YiKWcFzoo
勝った・・・
677 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2018/01/01(月) 23:07:10.72 ID:uIaxuKAw0
ここで体力ギリギリの上、相性が悪いトゲキッスにモクローが勝ったら熱いが・・・
678 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/01(月) 23:44:37.21 ID:0yfic5V1O
フワァ……
花丸「はなふぶきが消えていくずら……」
ルビィ「それって……」
善子「つまり……」
チェリム「チェリ……リィ……」キュウ……
梨子「チェリム……」
モクロー「フルル……クロォォォォォォォォッ!!!」
千歌「……っし!!よっし――――――――!!!」ガッ!
穂乃果「チェリム、戦闘不能!!モクローの勝ち!!!」
鞠莉「梨子の……かつてチャンピオンだった頃のエースポケモンを倒した!!」
679 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/01(月) 23:57:21.34 ID:0yfic5V1O
果南「千歌が……」
ダイヤ「ここにいる全員が……今の一戦の意味を理解していることでしょう……」
ことり「オトノキザカで無敗を誇った梨子ちゃんとチェリム……。誰にも土を付けられたことのなかった唯一のパートナーを……」
海未「倒した……。それはつまり……」
穂乃果「……………………うん!!」
千歌「これで……!!これで……やっと立てた……!!!」
絵里「実力と気合いは充分。だけど、"そう"であることの証明は無かった」
にこ「それがいま……」
希「形に……証になった!!」
千歌「梨子ちゃんと同じステージに……!!!チャンピオンだけが立ち入れる場所に!!!」
680 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/02(火) 00:33:50.03 ID:hpVtO496O
曜「チャンピオンのステージ……」ギュッ
梨子「お疲れさまチェリム。あの頃と同じ……ううん、あの頃以上にいい音だったわ。……千歌ちゃん、テンションが上がってるところ悪いけど……私と同じステージに立っただけよ。並んでない」
千歌「並ぶし追い越すよ!私の目標は梨子ちゃんがいるその先にあるんだから!!」
梨子「あくまで目標はウラノホシのチャンピオンの椅子なのね」クスッ
穂乃果「……♪」
梨子「けどそれは、私の方が穂乃果さんより劣っている場合の話でしょ?今の私は穂乃果さんより強いわよ」
穂乃果「むっ……」
ツバサ「大層な自信ね。いいえ、確信かしら」クスクス
穂乃果「梨子ちゃんめ……」
善子「けど、それだけ今のリリーは研ぎ澄まされてるってことなんでしょ」
希「そうやね……」
梨子「私のポケモンたちを蔑ろにするわけじゃないわ。千歌ちゃんならあの頃の私を越えてくるって、ちゃんと予想してた。いつかはこのときが来るんじゃないかってね」
千歌「やっぱり余裕なんじゃん」
681 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/02(火) 00:59:04.21 ID:hpVtO496O
梨子「だから余裕なんて無いってば。大きな舞台でピアノを失敗したかのように緊張で震えるわ……」ニッ
千歌「嘘つき」ニッ
梨子「敬意よ。あの手この手で……泥臭くても勝ってやろうってね。目の前で炎を吐いて暴れる……最高で最強の怪獣に……!!」
千歌「!!!」
梨子「意気がるのも今のうちよ!言ったでしょ、立っただけだって!まだ並んでない……リードはまだ私たちにある!!」シュッ ポンッ!
トゲキッス「キュアアアアアアッ!!!」
モクロー「フルォォォォォォォッ!!!」
梨子「聖譚曲(オラトリオ)に聞き惚れなさい……普通怪獣!!!」
千歌「がお――――――――――――――――!!!」
怪獣と捕食者のバトルも佳境に……
モクローvsトゲキッス……
先攻は……
安価下1コンマ 00は100扱い
奇数→モクロー
偶数→トゲキッス
安価下2
安価下1がモクローの場合→このは、リーフブレード、つるぎのまい、ゴッドバードの中から
安価下1がトゲキッスの場合→しんそく、エアスラッシュ、はどうだん、ゆびをふるの中から
682 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2018/01/02(火) 01:09:07.70 ID:fzurOI8W0
あ
683 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/02(火) 01:22:10.31 ID:1aOFQpIX0
ゆびをふる
684 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/02(火) 10:09:59.73 ID:hpVtO496O
梨子「変幻自在のバトルに翻弄されないことね!!トゲキッス、ゆびをふる!!!」
トゲキッス「トゲッ!!!」フリッ フリッ
千歌「!!」
花陽「ゆびをふる攻撃……!」
凛「いきなり勝負に出たにゃ!!」
真姫「なにが出るかわからない……リスキーなバトルだわ……」
英玲奈「それが彼女本来のバトルなんだろう。私とバトルしたときもそうだった」
あんじゅ「見物ね。吉と出るか、凶と出るか」
トゲキッスのゆびをふる……
安価下1コンマ 00は100扱い
奇数→物理技
偶数→特殊技
安価下2 ゆびをふるで出ない技は除く
安価下1が奇数の場合→物理技の中から
安価下1が偶数の場合→特殊技の中から
685 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/02(火) 10:36:44.99 ID:OPIKcW+SO
壁
686 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/02(火) 10:45:47.02 ID:tC4W7sGnO
ストーンエッジ
687 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/02(火) 23:21:22.88 ID:hpVtO496O
トゲキッス「キュォアアアアアッ!!!」
ズガガガガガガガガガガガガガ!
千歌「岩が突き出て……ストーンエッジ……!!かわしてモクロー!!!」
モクロー「フルォォォォォォォッ!!!」ビュンッッ!
梨子「よく避けたわね!でも……これはスピードじゃどうにもならないわよ!!はどうだん!!!」
トゲキッス「トォォォォォォッキュウッ!!!」キュイイイン……バシュッ!
ゴオオオオッ!
聖良「はどうだん!!」
理亞「必中技……しかも威力が大きい!!」
千歌「避けられないなら迎え撃つまで!!リーフブレードで切り裂いて!!!」
モクロー「フロッ!!!クォルルゥッ!!!」ズバ――――!
梨子「なんの躊躇も無しにはどうだんを……!!」
千歌「今度はこっちから行くよ!!このは!!!」
モクロー「フゥロオオオオオオ!!!」ビュウウウウッ!
梨子「エアスラッシュ!!!」
トゲキッス「キィシュウウウウウウッ!!!」ズバズバッ!
ドオオオオオンッ!
688 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/03(水) 00:20:27.68 ID:c2FA2hfHO
千歌「モクロー、チャージ!!」
梨子「しんそく!!!」
千歌「ゴッドバード!!!」
トゲキッス「トゲェッ!!!」
モクロー「フロォッ!!!」
ビュウウウウウウウンッ!
ガギンッ!
ズガンッ!
ドガァンッ!
ツバサ「速いわね。圧巻だわ」
ルビィ「ぜ、全然見えない……」
花丸「オラもずら……」
絵里「この面子の中でも、目で追えてるのなんてほんの数人でしょうから気に病むことないわ。パワーでぶつかり、テクニックで競い……ここで一転してスピードバトルの展開になったわね」
曜「スピードはほんの少しトゲキッスが……パワーはモクローが上……かな……」
希「くさタイプを持つモクローの方が、タイプの相性としても体力的に見ても不利。客観的にモクローが勝つ確率は低いと思う」
果南「それを覆すのが……ポケモントレーナー……」
穂乃果「上を目指すなら尚更……だね」
689 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/03(水) 01:11:46.65 ID:c2FA2hfHO
梨子「チェリムとのバトルで疲弊しきったモクローに、長期戦は不向きでしょ!!」
千歌「さあっ、どうかなっ!!」バッ!
モクロー「フルルッ!!!」ビュウウウウウウウンッ!
梨子「まだ上がる……!!あの体力でしんそくに拮抗するスピードが出せるなんて……!!だったら……トゲキッス、ゆびをふる!!!」
トゲキッス「トォゲッ!!!」フリッ フリリンッ!
千歌「また!!?」
トゲキッスのゆびをふる……
安価下1コンマ 00は100扱い
奇数→特殊技
偶数→変化技
安価下2 ゆびをふるで出ない技は除く
安価下1が奇数の場合→特殊技の中から(当たり判定、コンマ51以上で命中)
安価下1が偶数の場合→変化技の中から
690 :
◆latPEQYOYc
[saga]:2018/01/03(水) 01:14:43.62 ID:kGJL14M60
ほい
691 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/03(水) 01:58:49.14 ID:hSZJ2AUKO
からをやぶる
692 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2018/01/04(木) 10:21:23.84 ID:DQLGUN27O
トゲキッス「キュアアアアア!!!」パキッ……ピシッ……パキィィィィィィンッ
あんじゅ「からをやぶる!!」
英玲奈「防御を捨て攻撃力と速度を上げた!!」
梨子「ツイてるわね!!勝利の女神様が私たちに微笑んでくれているのかしら!!」ビッ!
トゲキッス「トキュアアアアアアアアアッ!!!」ビュウゥゥゥゥゥゥゥンッ!
モクロー「フロッ!!!?」
千歌「はやっ……!!?」
梨子「エアスラッシュ!!!」
トゲキッス「キュウウアッ!!!」ズバアッ!
693 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2018/01/04(木) 13:04:43.92 ID:DQLGUN27O
ビュウウウウッ!
千歌「っ!!かわしてモクロー!!!」
モクロー「フルルッ!!!」ヒュンッ!
ズガァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァッ!
千歌「!!!」
凛「フィールドを抉った!!」
英玲奈「エアスラッシュの威力じゃない……!!」
ツバサ「怯むどころの騒ぎじゃないわね。あんなもの、当たればひんしは免れないわ」
理亞「全員がエース級の実力……改めてトレーナーとしてのレベルが高い……」
ツバサ「ええ。ガラスノハナゾノ号でバトルしたときより遥かに強くて魅力的だわ」
梨子「しんそく!!!」
トゲキッス「トァァァァァァァァ!!!」ビュウウウウウウウンッ!
千歌「モクローのスピードでも対抗出来ない……!!けど……!!」
梨子「エアスラッシュ!!!」
トゲキッス「キュゥアッ!!!」ズバァ!
千歌「モクロー、つるぎのまい!!」
モクロー「フルルウッ!!!」
梨子「……!!!」
花陽「エアスラッシュを!!」
ルビィ「かわした!!」
694 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2018/01/04(木) 13:20:15.39 ID:DQLGUN27O
穂乃果「つるぎのまいで一気に距離を詰めた!!」
海未「なるほど……!!トゲキッスのスピードが上がっても、技の射出スピードまで上がったわけじゃない!!」
ことり「と言っても並大抵のスピードじゃないけど……それでも、千歌ちゃんとモクローなら充分にカウンターを狙える!!」
曜「からをやぶるでトゲキッスの防御力は下がってる!!」
ダイヤ「千載一遇の好機ですわ!!」
梨子「……って、考えたのよね?」ニヤッ
千歌「!!?」
梨子「私がその程度のことを見落とすはずないじゃない。わざと誘い込んだのよ。モクローが逃げられない距離までね!!」
千歌「っ、モクロー!!!」
梨子「遅いわよ!!決めなさいトゲキッス!!はどうだん!!!」
千歌「リーフブレード!!!」
トゲキッス「キュアァァァァァァァァァァァ――――――――!!!」キュイイイイイイン……
モクロー「フロォォォォォォォォォォォ――――――――!!!」ギンッ!
ギィィィィィィィィィィィィィィン!
695 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/04(木) 13:33:24.35 ID:DQLGUN27O
花丸「互角……ううん、トゲキッスの方が押してる……!!」
果南「からをやぶる……あれが出たのがバトルに大きく左右してる……!!」
鞠莉「このままじゃ、モクローの方が押し負けるわよ……!!」
トゲキッス「キュアアアアアアアッ!!!」
モクロー「モ、クゥ……!!!」
梨子「はどうだんを受け止めたのはさすがだけどね……このバトルはもらったわよ!!!」
千歌「負けない……!!運が梨子ちゃんに味方してるんだとしても……運命の女神様が梨子ちゃんに微笑んでるんだとしても……!!!だったら私たちは……それ以上の輝きで女神様を振り向かせてみせるだけだよ!!!」
モクロー「フルルゥ……!!!」
千歌「輝こうっ、モクロー!!!」
モクロー「フロォォォォォォォォォォォ――――――――!!!!!」
運命の女神が微笑むのははたして……
安価下1コンマ 00は100扱い
奇数→奇跡の光がフィールドを照らす(モクロー、進化ルート)
偶数→リーフブレードの切っ先はトゲキッスに届かず……(モクロー、戦闘不能ルート)
696 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/04(木) 13:34:02.77 ID:pc6P48jk0
はあっ
697 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/04(木) 13:45:43.31 ID:tT6vfQGf0
>>693
ガブリアス「全員がエース級・・・か」(序盤あっさりやられた人)
このままジュナイパーまでいくのか
698 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2018/01/04(木) 19:46:24.50 ID:DQLGUN27O
パアアアアアアアア――――――――!
梨子「!!?」
善子「これは……!!」
鞠莉「まさか……!!」
ことり「進化の光……!!!」
梨子「……ほんっと、魅せてくれるんだから!!!」
フクスロー「フルルォォォォォォォォォォォ――――――――!!!!!」
ことり「モクローが……フクスローに進化した……!!!」
699 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/04(木) 19:48:24.84 ID:xun7xvof0
Aqours
千歌:リザードン、ピカチュウ、モクロー、カプ・レヒレ、ソルガレオ、べベノム
梨子:ゲッコウガ、ランプラー、ガブリアス、チェリム、トゲキッス、メロエッタ
曜:ジュカイン、エアームド、ミロカロス、ドラピオン、レックウザ、マンムー
花丸:カビゴン、ルチャブル
ルビィ:カラマネロ、カメックス、シャンデラ
果南:ラプラス、ラグラージ、ギャラドス、カイオーガ、プルリル、アシレーヌ
ダイヤ:ディアンシー、バンギラス、ボスゴドラ、イワーク、ドサイドン、ラムパルド、イワンコ
鞠莉:ゼクロム、エレキブル、ライコウ、サンダー、ロトム
Saint Snow
聖良:ギルガルド、ブーバーン、キノガッサ
理亞:ゾロアーク、メタグロス、サンドパン(アローラ)、レントラー
かな?
ようりこバランスいいな
700 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/05(金) 00:00:35.69 ID:fJLwjkVSO
バランスよくポケモンを集めたか?
701 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/05(金) 09:29:11.09 ID:CGgcvlj9O
千歌「〜っ!!!///」
フクスロー「フルルッ!!!」
千歌「いぃっ――――けえ――――――――!!!!!」
フクスロー「フルルアアアアアアアアアア――――――――!!!!!」
ズバァ――――――――!
トゲキッス「キュア――――――――」
ズバ――――――――
ドガアアアアアアアアアアアア――――――――!
702 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/05(金) 09:31:15.38 ID:CGgcvlj9O
梨子「トゲキッス!!!」
トゲキッス「キュウ……」パタッ
梨子「……!!」
穂乃果「トゲキッス戦闘不能!!フクスローの勝ち!!!」バッ!
千歌「やっ――――たぁ――――――――!!!」ピョンッ
フクスロー「フルルッ♪」バサッ
703 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2018/01/05(金) 09:43:35.76 ID:CGgcvlj9O
ことり「フクスロー……///」
真姫「バトルの中で進化する……」
リザード『ザアアアアアアアアアアッ!!!』
ジュプトル『ジュアアアアアアアッ!!!』
真姫「……これがあるから、ポケモンバトルは最高なのよ」クスッ
梨子「ありがとう、頑張ったわねトゲキッス」
シュイン……
梨子「ふぅ……」チラッ
千歌「やったやった!!スゴいよフクスロー!!」ギューッ
フクスロー「フロォ♪」
千歌「進化しても可愛いねぇ〜♪」スリスリ
フクスロー「フルゥ♪」
海未「進化してもとさかが無くならないのは……」
ことり「ことりアレンジだからね♪」
704 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2018/01/05(金) 11:18:22.13 ID:CGgcvlj9O
ルビィ「これで……梨子ちゃんのポケモンは残り一体……!!」
花丸「千歌ちゃんが……勝利に王手を掛けたずら!!」
理亞「あと一歩で……」
聖良「けれど……その一歩が余りにも果てしない。なにせ……梨子さんの最後のポケモンは……」
梨子「久しぶりに味わうわね……」
千歌「……?」
梨子「後ろからじわじわと闇が迫って来てるような圧迫感……。喉元に冷たい刃を押し当てられてるみたい。オトノキザカでは、一度だって感じたことのなかったもの。ウラノホシに来て……何度も負けて……何度も壁にぶつかって……倒れて……そんな中で芽生えたのかもしれない。千歌ちゃん……私ね、今ものすごく……負けることに恐怖してる」
千歌「……そうは見えないよ。だって梨子ちゃん……」
梨子「――――――――♪」ゾクッ
千歌「スッゴい……愉しそうに笑ってるんだもん」ブルッ
705 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2018/01/05(金) 14:44:34.24 ID:CGgcvlj9O
絵里「以前……私は千歌を指して、ナチュラルボーントレーナーだと言ったわ」
花陽「生まれながらのポケモントレーナー……」
絵里「それに対して、梨子は言うなれば生粋の捕食者。見た目にそぐわない獰猛で野蛮な危険さを孕みながらも、冷静かつ繊細で計算し尽くされたゲームメイクを展開する、理知的な超攻撃的バトル。その本質は……異常とも取れるような嗜虐性と被虐性にある」
海未「刹那の境地に身を浸す愉悦……あるいは快楽……あるいは狂気。それこそが梨子をチャンピオンたらしめたものなのかもしれません」
梨子「改めて認識したわ。やっぱり私は"こっち"なのよ。王者然と気丈に立ち振る舞うよりも……泥臭いバトルに緊張感を覚える方が性に合ってる。変化に富み、自由を歌う狂想曲(カプリチオ)みたいに」
千歌「ぽいね……。だって今の梨子ちゃん、今まで一緒に過ごしたどの梨子ちゃんより、今まで会ったどのトレーナーより怖いもん」
善子「本能が身体を震わせる……リリーから感じる根源的な感情……恐怖を……」
706 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/05(金) 16:24:26.54 ID:CGgcvlj9O
梨子「スゥー……ハァー……。……さあ、最終楽章(フィナーレ)を飾るわよ。全身全霊で……最高の音楽を奏でましょうっ!!!」シュッ ポンッ!
ゲッコウガ「コウガッ!!!」シュタッ
千歌「来たね……ゲッコウガ!!」
にこ「色違いのゲッコウガ……」
ツバサ「この白い空間に映えるわね……。黒く佇むあの姿が……」
707 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/05(金) 19:56:27.29 ID:CGgcvlj9O
梨子「ゲッコウガ」
ゲッコウガ「ゲコッ!!!」
ピリッ――――――――
千歌「!!」
フクスロー「フルッ!!!」
穂乃果「一気に空気が張り詰めた……」
千歌「背筋が凍りそう……。フクスロー、一瞬だって気を抜かない――――――――」
トンッ
ゲッコウガ「……………………」
フクスロー「――――――――」
千歌「――――――――!!!!?」
一瞬……まさに一瞬でフクスローとの距離をゼロにしたゲッコウガ……
幸運か偶然か、千歌の眼が捉えたゲッコウガの影……
今までのどのポケモンより卓越した速度にフクスローは……
安価下1コンマ 00は100扱い
奇数→意識の外からの攻撃に倒れる(フクスロー、戦闘不能)
偶数→かろうじて反撃に出る(リーフブレードで防御成功)
708 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/05(金) 20:02:36.64 ID:Fl1sZ+iRO
ジュナイパー対ゲッコウガは実現するだろうか
709 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/05(金) 20:16:35.25 ID:DL7ODEJn0
実現しちゃうとゲッコウガが押し切ってもリザードン戦の時にはそれなりに消耗した状態での対面になるから早めにケリをつけたいところだけど…
ってか今瞬間的に梨子≧穂乃果≧千歌になってるけど、穂乃果更に強くなってしまうん?
710 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/05(金) 20:19:12.42 ID:ZifMH4680
むしろこんな化け物揃いでも一度全員死亡の未来に行きかけたんだよな
どんなに鍛えても人間はポケモンの技の前には無力なのか・・・
711 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/06(土) 00:26:19.17 ID:zbVkNkQiO
ガギィィィィィィィィィィィィィィンッ!
善子「なっ!!?」
曜「えっ!!?」
フクスロー「フルル……!!!」ギギギ……!
ゲッコウガ「コウガ……」
千歌「――――――――!!!」
梨子「よく止めたわね」ニコッ
希「なにが起きたの……!?」
凛「わかんない……!!気付いたときにはゲッコウガが攻撃を……!!」
海未「穂乃果……今の攻撃、どこから見えました……?」
穂乃果「海未ちゃんは……?」
海未「……いいえ。残念ながら、私が知覚出来たのは……いあいぎりとリーフブレードの鍔迫り合いからです……」
穂乃果「うん……。私にも見えなかった」
ことり「穂乃果ちゃんでさえ……?」
穂乃果「……異次元的だね。初速からあのスピード……音もほとんど発てず空気の流れさえ感じさせないない軽やかさ……それに千歌ちゃんとフクスローに意識させないように気配を消してたんだと思う」
ダイヤ「思う……というのは……」
果南「穂乃果さんにも看破出来なかったから……?」
穂乃果「……………………」
曜「これが……梨子ちゃんの本気のその先……」
712 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/06(土) 00:38:27.57 ID:oAJZ0Spi0
絶対今の梨子ちゃんイケメン
713 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/06(土) 00:39:22.38 ID:VJ16gs/y0
そんなのと肉薄してるちかっちもほめてあげて
714 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/06(土) 01:33:24.23 ID:OEVMqTKvO
ちかっちのちちっちがでかっち
これでおけ?
715 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2018/01/06(土) 02:00:12.64 ID:zbVkNkQiO
千歌「……………………!!!」
梨子「偶然……なのよね」
鞠莉「誰にも反応出来なかったゲッコウガのいあいぎり……それを防ぐことが出来たのは……ただの偶然……」
花丸「あれは……紛れもない……"防ぐことの出来ない"攻撃だったずら……」
梨子「反射的に振り上げたリーフブレードがいあいぎりを防いだに過ぎない。次は無いわ」スッ
ゲッコウガ「ゲコッ!!!」シュンッ!
フクスロー「フロッ!!?」
ルビィ「また消えた!!」
真姫「どれだけ意識しても目で追えないなんて……こんな……」
716 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2018/01/06(土) 02:38:36.48 ID:zbVkNkQiO
梨子「ゲッコウガ、いあいぎり!!!」
シュンッ!
千歌「フクスロー!!左から来る!!!」
フクスロー「フロッ!!!」ギンッ!
ガギィンッ!
梨子「……反射だけでどこまで防げるかしら?」スッ スッ
ゲッコウガ「ゲェアッ!!!」シュシュンッ!
ギギギギギギギギギギギギギギギンッ!
聖良「反射と予測だけでゲッコウガの攻撃を凌いでいる……!!」
理亞「どっちも並外れてる……」
にこ「今更でしょ。それよりフクスロー、ゲッコウガの攻撃を見切るまではいかなくてもちゃんと防げてるわね」
善子「千歌の指示と反射神経が優秀なんでしょ……って、ちょっと待って……!おかしいじゃない……防げてるなんて……!!?」
曜「善子ちゃん……?」
善子「あれだけの速度の攻撃を……反射だけで反応してるのに、まともに防御が成功するなんてあり得るの……!!?」
曜「!!!」
ギギギギギギギギギギギギギギギンッ!
フクスロー「フルルォッ!!!」
善子「攻撃が軽い……!!速度の犠牲に攻撃力を落としてる……!?違う……あれはまだ……!!」
ゲッコウガ「コオッガアアアアアアア!!!」
ガギィ――――――――ンッ!
千歌「――――――――!!!」
善子「本気じゃない……!!!」
717 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/06(土) 15:24:12.41 ID:xfozuXISO
ちかっちぱいぱいでかみかん
718 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2018/01/06(土) 15:41:57.66 ID:vzj79XJ8O
梨子「この一週間の修行で気付いたの」
千歌「!!」
梨子「ゲッコウガの力の本質は身軽さ故のスピードじゃない。忍者のように神出鬼没……捉えられない幻影で相手を翻弄するとにあるって」
ゲッコウガ「ゲコ!!!」
梨子「実際のところ、速度はそれほど上がってない。攻撃力にもほとんど変化は無い。私がゲッコウガと深めたのは……」
ゲッコウガ「コォガアアアアアアアア!!!」ブンッ!
千歌「っ、つるぎの――――――――」
梨子「理解よ!!!」
ズバァ――――――――ッ!
フクスロー「フルォ――――――――!!!!!」
ドォォォォォォォォォォォォン!
719 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2018/01/06(土) 16:18:29.97 ID:vzj79XJ8O
フクスロー「フロォ……」バタッ……
千歌「フクスロー!!!」
穂乃果「フクスロー戦闘不能!!!ゲッコウガの勝ち!!!」
梨子「ふぅ……」ホッ
ゲッコウガ「ゲコッ」
果南「……強すぎる」
鞠莉「目に見えて次元が違う……。今よりも未熟だった頃……チャンピオン、穂乃果さんに抱いた畏怖に近いものを感じる……」
海未「わからなくもありません。似ています……強さの得体が知れなかった頃の穂乃果に……」
善子「…………私は自分が一番強いって自負してた」
花丸「……………………」
善子「その自信が揺らいだわ……。断言出来る……今この瞬間、このフィールド……この地方……いいえ、世界で最強のトレーナーはリリーだって」
720 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2018/01/06(土) 16:31:50.35 ID:vzj79XJ8O
千歌「頑張ったねフクスロー。ゆっくり休んで」シュイン
梨子「これでお互いあと一体ね」
千歌「だね。スゴすぎるよ梨子ちゃん。理解するだけで……ここまでゲッコウガの力を引き出すんだもん」
梨子「だけとは言ってくれるじゃない。たったそれだけのこと……でも、それがポケモンの可能性を見出だす唯一の方法よ。わかり合うって、言葉にすると呆れるほど単純だけどね」クスリ
千歌「じゃあさ、私にも出来るかな?リザードンのことをもっと理解すれば、今の梨子ちゃんたちに勝てるかな?」
梨子「さあ。それは……千歌ちゃんたち次第よ。ていうか……自信があるからそんなこと言うんでしょ?」ニッ
千歌「まあね」ニッ
ルビィ「当然……なんだよね?」
ダイヤ「ええ。千歌さんはまだ……何一つ諦めていないようですわ」
花丸「勝利を疑わない……純粋で真っ直ぐな覚悟……」
果南「羨ましいくらいのひた向きさだね……。私もああだったら……って考えちゃうな……」クスッ
鞠莉「このラストバトルで決まる」
善子「たった一人の勝者が」
曜「……………………」ギュッ
721 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2018/01/06(土) 16:41:30.85 ID:vzj79XJ8O
千歌「……………………」スッ
ヒトカゲ『カゲッ!♪』
リザード『リィザッ!!』
リザードン『リザ!!!』
千歌「なんて言っていいか……わかんないや」
梨子「……!」
千歌「もう全部伝わってる。もう気持ちは一つだよ。もう……感じてることも、考えてることもおんなじ……。だよね……」ニッ
梨子「……クスッ。来なさい、千歌ちゃん」
ゲッコウガ「コォガッ!!!」
千歌「ラストバトル……全力で輝こうっ!!!リザードン!!!サーンシャイーン――――――――!!!!!」シュッ ポンッ!
リザードン「ザアアアアアアアアアアッ!!!」ガアアアアッ!
722 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2018/01/06(土) 21:47:57.85 ID:vzj79XJ8O
千歌『私は千歌!ポケモントレーナーです!』
梨子「……………………」
千歌『ポケモンマスターを目指すんだもん。負けっぱなしは……イヤだから』
千歌「……………………」
梨子『心のままにぶつかり合える……最高の仲間であり続けるの!!!』
千歌「梨子ちゃん」
梨子「なに?」
千歌「勝ちたい?」
梨子「!」
千歌「勝ちたい?」
梨子「うん!!」
千歌「だよね……私も勝ちたい!!ううん、絶対に勝つ!!!勝負だよ……梨子ちゃん!!!!!」
梨子「ええ!!!勝つわよ、ゲッコウガ!!!」
千歌「勝って……その先へ!!!」
ちかりこ「手に入れよう……未来を!!!」
ゲッコウガ「コオオッガアアアアアアアアアア!!!!!」
リザードン「リイッザアアアアアアアアアアア!!!!!」
ビリビリ――――――――!
千歌「リザードン!!!」
梨子「ゲッコウガ!!!」
千歌「かえんほうしゃ――――――――!!!」
梨子「みずしゅりけん――――――――!!!」
リザードン「ザアアアアアアアアアアッ!!!」ボオオオオオオオオ!
ゲッコウガ「ゲェアアアアアアアアアア!!!」シュシュシュシュンッ!
ドガァァァァァァァァァァァァン!
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