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志希「愛に堕ちよ! ヤンデレニナール(ヤンデレになる)』だよ♪」
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2 :
◆hAKnaa5i0.
[saga]:2017/10/20(金) 22:52:05.59 ID:F4Oykd0T0
(事務所)
グツグツグツ...ボ-ン!!
志希「あ、やべ」
志希「『デレデレニナール』を作ろうとしてたのに…ちょっと焦がしちゃったよ」
志希「これ…飲んだら『ヤンデレ』になっちゃうんだろうなぁ」
志希「…」
志希「むしろ、こっちの方が面白いか♪」
志希「よーし♪ 深く考える必要もなし! どんどん投薬していくぞー!」
志希「にゃははは♪」
3 :
◆hAKnaa5i0.
[saga]:2017/10/20(金) 22:52:43.15 ID:F4Oykd0T0
【別の場所】
P「よくわからないけど今ゾッとしたよ」
まゆ「風邪ですか?」
P「急に寒くなってきたからなぁ」
まゆ「では、温かい紅茶でも淹れますね♪」
P「ありがとう」
4 :
◆hAKnaa5i0.
[saga]:2017/10/20(金) 22:53:26.80 ID:F4Oykd0T0
ケース1. 二宮飛鳥
テクテクテク
志希「♪」
飛鳥「おや、志希じゃないか…キミが朝の事務所にいるなんて珍しいな」
志希「あ、飛鳥ちゃんおっはよう♪」
飛鳥「ああ、おはよう」
飛鳥「…」ジッ
志希「?」
5 :
◆hAKnaa5i0.
[saga]:2017/10/20(金) 22:54:51.41 ID:F4Oykd0T0
飛鳥「…目の下にはクマ、けれど寝不足に反して上機嫌…また何か怪しい薬でも完成させたのかい?」
志希「ご明察だねぇ♪ シャーロック・ホームズさん」
志希「探偵の断定したことは正解だよん♪」
飛鳥「ボクは断定なんかしていないし、探偵じゃないが…ああ、そうか言葉遊びか」
志希「探偵、断定、端的、ダンテ♪」
飛鳥「ふふ。まるで唄を歌っているようだね」
志希「ダンテの神曲だけに?♪」
飛鳥「さあね」フッ
6 :
◆hAKnaa5i0.
[saga]:2017/10/20(金) 22:55:23.65 ID:F4Oykd0T0
飛鳥「ボクが当てることができたのは、キミのライフスタイルを多少なりとも知っていたからこそだよ。知ってさえいれば推察することくらい誰だってできるさ」
志希「ん〜、でもアタシのことを知ってくれてるだけで嬉しいねー♪」ハスハスハス
飛鳥「お、おい。どうしてそこで匂いを嗅いでくるんだ。離れてくれ」グイ-
志希「ああん、もういけずぅ〜♪」
飛鳥「まったく…で、どんな薬を開発したんだい?」
志希「このやり取り。普段はプロデューサーとしてるから新鮮だなー」
7 :
◆hAKnaa5i0.
[saga]:2017/10/20(金) 22:56:06.92 ID:F4Oykd0T0
志希「この新しい薬はね、ざっくりいうと『愛』が深くなる薬なんだー♪」
飛鳥「愛、ね…つまり『愛情ホルモンの分泌を高める薬』といったところかい?」
志希「ん〜、ふふふ♪」ニマニマ
飛鳥「…違うのか?」
志希「当たらずとも遠からす、ってところかな〜♪」
飛鳥「…へぇ」
飛鳥「まあいいさ。人と人との問い問答では100点満点の回答ができるとも思わないし、そもそも存在するとも思わない」
飛鳥「問いに対して完璧な解答ができるものなんて、ボクらの生きるセカイには学校のテストくらいしかないものなんだ。正解はいつだって虚ろに移ろうものなのさ」
8 :
◆hAKnaa5i0.
[saga]:2017/10/20(金) 22:56:35.73 ID:F4Oykd0T0
志希「詩的だねぇ♪」
飛鳥「ふふ。志希なら理解るんじゃないかい?」
飛鳥「薬の配合に失敗したら思いがけず良いものができてしまうように、コインの裏と表は時と場合よって変わるように、本来、見方によって正解は不正解になりうるし、不正解は正解になりうるものなんだ」
飛鳥「人生はそれの連続さ。ボクの正解は誰かの不正解になり得る。どこかで日が昇ればどこかで月が輝くんだ」
飛鳥「まあ…決してノーマルとは言えない斜に構えた14歳の個人的な考えだけどね」
9 :
◆hAKnaa5i0.
[saga]:2017/10/20(金) 22:57:06.11 ID:F4Oykd0T0
志希「いやいや、志希ちゃんは好きな考え方だけどな〜♪」
飛鳥「ふふ。そうかい」
志希「てなわけで、飛鳥ちゃん。薬を飲んでわざと『失敗』してみよう! 思いがけず幸運が訪れるかもよ〜♪」ニヤニヤ
飛鳥「強引だな。それとこれとはまた話が違う気もするが…」
志希「ん♪」スッ
飛鳥「…」
飛鳥「…まったく。仕方ないな。ボクも多少興味はあるんだ。愛が深まるというのはどんな感覚なんだろうかってね」
志希「やったね♪ 飛鳥ちゃんは話がわかるっ! ささ、一気にぐびっとイッちゃってよ♪」
飛鳥「そう急かさないでくれ。飲むと決めているんだからね」
10 :
◆hAKnaa5i0.
[saga]:2017/10/20(金) 22:57:54.91 ID:F4Oykd0T0
飛鳥「…」スッ...スンスン
飛鳥「妙な匂いはしない、か」
飛鳥「まあいい。毒ではないんだ。飲んでやろうじゃないか」
グビグビ...ボンッ!!
飛鳥「…」
志希「…プロデューサーはもうすぐ仕事終わるよ♪」
飛鳥「…へぇ」ハイライトオフ
11 :
◆hAKnaa5i0.
[saga]:2017/10/20(金) 22:58:34.08 ID:F4Oykd0T0
(少しして)
P「あー、疲れた」グデ-
P「…もう予定もないし。荷物まとめてさっさと帰るか」
カチャ...パタン
飛鳥「…やあ、プロデューサー」
P「おや、お疲れ様。飛鳥。残ってたのか」
飛鳥「レッスン終わりに志希と偶然会ってね。話をしていたら少し長くなったんだ」
P「そういや飛鳥って志希と仲良かったんだよなぁ」
飛鳥「フフッ。フィーリングが少しばかり合致しているだけさ」
12 :
◆hAKnaa5i0.
[saga]:2017/10/20(金) 22:59:13.52 ID:F4Oykd0T0
飛鳥「…それよりプロデューサー。ちょっとこっちに来てくれないかい?」
P「ん? どうかしたのか?」
飛鳥「頼みたいことがあるんだ。来てくれ」
P「いいけど…」
P「(飛鳥が頼み事なんて珍しいな…)」
スッ...テクテクテク...
P「で、何の用ーーー」
ガシッ...ギュム-
P「…」
飛鳥「…」
P「…何故いきなり抱きついたんだ?」
飛鳥「大した理由はないさ」
P「そうなのか?」
飛鳥「そうさ。フフッ♪」
ムギュ-...スリスリ...
13 :
◆hAKnaa5i0.
[saga]:2017/10/20(金) 23:00:01.39 ID:F4Oykd0T0
P「(何やら飛鳥が甘えてきているようだ)」
P「(…志希に『アマエタクナール』でも飲まされたかな?)」
飛鳥「ああ…キミに抱きついているのは思いのほか安心するものだね…♪」
P「そうか」
P「(可愛いなー)」
飛鳥「…あと言い忘れていたことがあるんだ。プロデューサー」
P「ん?」
飛鳥「もし…いまからボクを引き離そうとしたり、ボクを咎めるようなことを言った場合、迷わず『刺す』」ニコリ
14 :
◆hAKnaa5i0.
[saga]:2017/10/20(金) 23:00:32.60 ID:F4Oykd0T0
P「…刺すって何を?」
チクッ...
P「…」
飛鳥「…背中に尖ったものが当たるのを感じたかい?」
P「…あ、あ、飛鳥さん?」
飛鳥「安心してくれ…ボクだけを見て…ボクだけを抱きしめて…ボクだけに愛を与えてくれれば何もしないからね…♪」ハイライトオフ
P「」
15 :
◆hAKnaa5i0.
[saga]:2017/10/20(金) 23:01:21.18 ID:F4Oykd0T0
ムギュ-...スリスリ...
飛鳥「はぁ…ようやくキミのことを手中に収められたような気がするよ…♪」
飛鳥「いつもは大人と子供。そしてアイドルとプロデューサーの関係。立場は対等だが、それでも一人前としては見られていないようだからね」
飛鳥「それも悪い心地ではないけれど…やはりこうして自分のものにしてしまうことが1番だ…ずっと夢見ていたことさ…♪」
P「…あ、飛鳥。わかったからとりあえず手に持ってる刃物らしきものを下ろそうか。な?」
飛鳥「…わかった。いいだろう」
飛鳥「その代わり…ボクのことを強く抱きしめるんだ...胸に抱き抱えるようにね♪」
P「は、はい」
16 :
◆hAKnaa5i0.
[saga]:2017/10/20(金) 23:01:53.69 ID:F4Oykd0T0
飛鳥「わかっているとは思うけれど…痛いのは嫌だ。ボクのことを大事に扱って欲しいんだ」
飛鳥「1人の女として…愛を向けてくれ…」ボソリ
P「…」ゾクッ
飛鳥「さぁ…ボクばかり抱きついているのは不公平だろう。キミも早く…」
P「…」
ムギュ-...サスサス...
飛鳥「…エヘヘ」
P「ん? いまなんか可愛い声が…」
飛鳥「き、気のせいだっ」
チクッ...
P「あ、はい。痛いし怖いからヤメテ」
飛鳥「なら…黙って抱きしめてくれ///」
P「…ウィ」
17 :
◆hAKnaa5i0.
[saga]:2017/10/20(金) 23:02:29.14 ID:F4Oykd0T0
ムギュ-...サスサス...
飛鳥「…♪」ムフ-
P「…」
ムギュ-...
飛鳥「…はは。不思議なものだね。単に身体と身体が触れ合っているだけの話なのに…こんなにも心が安らぐ…♪」
飛鳥「それにしても…スーツ越しなのにキミの身体は温かいな…」
P「そ、そうなのか?」
飛鳥「…ああ。ところでボクの身体はどうだい? 未熟な子供にしては悪くないものだと自負しているんだが…」
ムギュ-...ムニュッ...ムニュッ...♪
P「」
18 :
◆hAKnaa5i0.
[saga]:2017/10/20(金) 23:03:13.48 ID:F4Oykd0T0
飛鳥「無言はずるいな…キミのコトバできちんと聴かせて欲しいんだ…」
飛鳥「ボクのことをどう考えているのか…ボクのことをどう感じているのか…ボクに対してどんな気持ちを抱いているのか…全部話してほしい…」ハイライトオフ
ムギュ-...
P「」ゾクッ
飛鳥「…まぁ…いいさ。これからはボクだけを見てもらうんだ。じっくりと互いにさらけ出していけばいい…」
P「そ、ソウダネ」
ムギュ-...スリスリ...
飛鳥「…///」
19 :
◆hAKnaa5i0.
[saga]:2017/10/20(金) 23:03:48.74 ID:F4Oykd0T0
飛鳥「はぁ…ボクらがこうして触れ合っている時間こそ『幸福』ってやつなのかもしれないね。キミもそう思うだろう…?」
P「…エット」
飛鳥「…思うだろう?」
チクリ...
P「…オモイマス」
飛鳥「そうさ…これが幸せなんだ…プロデューサーの幸せはボクを見ること…そしてボクの幸せは…その…キミを見て、キミを知って、キミと一緒にいること...なんだ…///」
ムギュ-...
P「」
20 :
◆hAKnaa5i0.
[saga]:2017/10/20(金) 23:04:20.45 ID:F4Oykd0T0
飛鳥「…2度と他の偶像に目なんか向けさせない。ボクだけがキミの唯一の偶像なんだ…だからもっと愛してくれ…もっと見てくれ…そう誓ってくれ…プロデューサー…」ジッ
P「...誓うって?」
飛鳥「コトバにしてほしいんだ…二宮飛鳥だけを見ていると、ね」
ムギュ-...
P「エ-...」コンワク
P「(何の薬を盛られたのかは知らないが…これはまずい。とんでもない劇薬を投薬されたのはわかる)」
P「(志希のやつめ…今度ばかりは許さん! 折檻してやる…!!)」
飛鳥「…」ジッ
P「(生きて帰れたらな!!)」
飛鳥「さぁ…誓うんだ。ボクの目を見ながら、ね…///」
P「えー…と」
P「(致し方ない。ここは大人しく…従うしかないか)」
P「ん。ごほん…飛鳥」ジッ
飛鳥「…ああ」ジッ
P「(改めて見つめ合うと照れるな)」
21 :
◆hAKnaa5i0.
[saga]:2017/10/20(金) 23:05:06.22 ID:F4Oykd0T0
プシュゥゥゥ...(薬の切れる音)
飛鳥「…」ハイライトオン
飛鳥「…ん。ボクは一体…? プロデューサー?」ジッ
P「一生涯。二宮飛鳥だけを見て、愛することを誓います」ジッ
飛鳥「...」
P「…」
飛鳥「…へ?」
P「…返事は?」
飛鳥「…」
ボンッ!!
飛鳥「ミャ-...///」
22 :
◆hAKnaa5i0.
[saga]:2017/10/20(金) 23:06:00.51 ID:F4Oykd0T0
P「ん?」
飛鳥「」カァァァァァァ!!
パタリ
P「あ、飛鳥!? 急に顔を真っ赤にしてどうしたんだ!?」
飛鳥「」
P「飛鳥ぁー!?」
【しばらくの間、会うたびに顔を真っ赤にして避けられました】
ケース1. 二宮飛鳥 end
23 :
◆hAKnaa5i0.
[saga]:2017/10/20(金) 23:06:41.30 ID:F4Oykd0T0
(次の日・事務所)
志希「というわけで、今回の薬は『ヤンデレニナール』でした。飲んだ人をヤンデレに変える薬でーす♪」
P「というわけで、じゃないよ。おばか。死ぬかと思ったぞ」
志希「まさか。飛鳥ちゃんは『爪を立てて』脅してきただけでしょ♪」
P「何も知らなかったんだから怖かったんだよ。心臓に恐ろしく悪い」
志希「んふふ♪ それはごめんね〜♪ でも、ヤンデレニナールを飲んだ人は他人を傷付けないようにする効果もあるから流血騒ぎにはならないはずだよん♪」
P「それは安心したけど、心臓に悪いことに変わりはないよ」
24 :
◆hAKnaa5i0.
[saga]:2017/10/20(金) 23:07:08.59 ID:F4Oykd0T0
志希「ドキドキだったかな♪」
P「背筋の凍る怖さやら、飛鳥が可愛いやらで、大変だった」
志希「なら成功だね♪」
志希「このヤンデレニナールの正確な効果は『飲んだ人の欲求の優先順位』を変えるものなんだー♪」
P「優先順位?」
志希「うん♪ 自分の近しい人に対して過剰な愛情をいだき、かつ、愛情を感じるとそれが『最優先されるべき欲求』になるの」
P「ぜんぜん言っていることがわからない」
25 :
◆hAKnaa5i0.
[saga]:2017/10/20(金) 23:07:38.03 ID:F4Oykd0T0
志希「んー、プロデューサーはマズローさんって知ってる?」
P「知らない」
志希「じゃあ『心理学系のエライ人だー』って覚えればいいよ♪」
志希「そのマズローさんの説にね『欲求5段階説』っていうものがあるんだ。『人間の欲求はピラミッド型の5段階に分かれている』っていう説♪」
P「うん」
志希「人間はピラミッドの下の方の欲求が満たされると上の欲求を満たそうとするの」
26 :
◆hAKnaa5i0.
[saga]:2017/10/20(金) 23:08:07.51 ID:F4Oykd0T0
志希「欲求の種類は1番下が『食う飲む寝る』の欲求」
志希「2番目が『安全な場所にいたい』欲求」
志希「3番目が『仲間や社会の一員になりたい』って欲求」
志希「4番目が『みんなに認められたい』欲求」
志希「そしてピラミッドの1番上が『自分のポテンシャルを発揮したい』欲求」
志希「…って構造なの。わかるかな♪」
P「なんとなーくな」
27 :
◆hAKnaa5i0.
[saga]:2017/10/20(金) 23:09:47.64 ID:F4Oykd0T0
志希「例えば、戦争中だと『ごはん食べたい』『死にたくない』って欲求が最優先されるのは想像できるでしょ。ピラミッドの下層の欲求だね。身なりになんか気にしないでご飯や安全を求めるんだよ」
志希「ひるがえって、現代の日本だと食べ物に困らないし、安全も確保されてる。でも、アタシたちの欲はなくならない。新しい車を欲しがったり、モテたりしたい。人間は下の欲求が満たされると上の階層の欲求を満たそうとするわけ」
志希「まあ『ようは欲には順位がある』ってことを知って欲しいのよ♪」
P「ふむふむ」
28 :
◆hAKnaa5i0.
[saga]:2017/10/20(金) 23:11:02.79 ID:F4Oykd0T0
志希「で、ヤンデレニナールを飲んだ人は『近しい人に愛されたい欲求』がピラミッドにどーんと割り込んできて、最優先事項になるわけ♪」、
志希「喉がカラカラになった人が水を求めるように、愛を求めるわけさ♪」
P「長くて半分くらい理解できなかったけど『とんでもなくやべえ薬を作りやがった』ってことはわかったよ」
志希「素敵でしょ♪」
P「没収だ!」カッ!
ヒョイ! タッタッタ!!
P「あ! こら! 逃げんな!」
志希「にゃはははー!」
ビュ-...スタコラサッサ-!!
P「…やべえ」
29 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/20(金) 23:14:57.55 ID:KQht2UQdo
”他人を”傷付けないようにする効果……あっ(察し)
30 :
◆hAKnaa5i0.
[saga]:2017/10/20(金) 23:19:20.78 ID:F4Oykd0T0
休憩します。
しばらくハイペースだったので、今作はゆっくり進めていこうと思います。
また「この子見たいぞ」みたいなレスをくれると嬉しいです。もちろん全員を書くわけではありませんが、誰を書くのかはほとんど決めてないので「あ、これいいな」と思った子は積極的に採用させていただきます。
いつもお読みいただきありがとうございます。
先に釘を刺しておきますが柚にいちごパスタを食べさせないでください。
31 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/20(金) 23:21:35.57 ID:Fr6I2Fjbo
フレデリカと志希にゃんオナシャス
楓さんもオナシャス
32 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/20(金) 23:26:09.81 ID:JGInoismo
もともと愛が重い早耶とか見たいです
33 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/20(金) 23:32:57.18 ID:TxH/lj1Fo
あすかわいい
雪乃さんが見たい
34 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/20(金) 23:34:02.28 ID:rO/fDII8o
妹が完治して依存先がなくなり不安定な妄想が捗るネネさんとか
35 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/20(金) 23:42:28.87 ID:2djznCrfo
柚にはこれあげよう
https://i.imgur.com/H2DgqP7.jpg
36 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/20(金) 23:45:56.35 ID:BhB3toeYo
たまには肇をね
37 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/21(土) 00:42:46.05 ID:tKPINzH3o
楓さん見たいでつ
38 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/21(土) 00:45:33.87 ID:5Synvr2i0
比奈さん
39 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/21(土) 01:17:35.15 ID:74YQ+bVsO
杏
40 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/21(土) 01:38:06.82 ID:spom36AA0
みじゅき
41 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/21(土) 02:20:47.68 ID:M/uTQSBDO
実は柚が大好きな橘さん
もちろん流れはいちごパスタで
42 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/21(土) 04:54:28.54 ID:fDNaU6l/0
拓海と早苗さん
43 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/21(土) 05:34:31.95 ID:H/T4fNtho
これはゆっこやなあ
44 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/21(土) 08:49:10.68 ID:M/uTQSBDO
おまけ程度でいいので、こずえに芳乃に聖にクラリスに茄子といった不思議な皆さんをお願いします
45 :
◆hAKnaa5i0.
[sage]:2017/10/21(土) 09:03:58.97 ID:qtN+OlMJ0
たくさんのレスありがとうございます。
書く人数は本編5人、おまけ10人くらいの予定です。
次の子は肇ちゃんで書き始めていますが、まだまだ募集は受け付けてますので希望の子をレスしていただけると嬉しいです。
次の投稿までいましばらくお待ちください。
46 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/21(土) 10:51:16.49 ID:Ud2jPnuoo
美穂を
47 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/21(土) 11:47:35.94 ID:M/uTQSBDO
?「わぁい、うどんさんのヤンデレだぁ」
48 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/21(土) 12:14:29.67 ID:ws9SNG8uO
ゆかり嬢も紗枝はんも書いてもらったばっかだからなぁ…智絵里で
49 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/10/21(土) 12:38:02.83 ID:ewtkRmSY0
加蓮がみたい
50 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/21(土) 12:44:48.55 ID:c0SsqywjO
ちひろさん
51 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/21(土) 12:48:31.85 ID:nlZBmZN7o
奏を見てみたい
52 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/21(土) 12:59:37.05 ID:KAEFhjQkO
藍子をお願いします
53 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/21(土) 13:00:19.20 ID:nQgKJt+do
千佳ちゃんで書ければすごいと思う
54 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/21(土) 13:03:47.67 ID:wq8zVBxSO
関ちゃん読みたい、おまけでは響子も
55 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/21(土) 13:09:06.12 ID:q59McpBvo
普段から一歩引いた保護者的立場のきらりや美波
ストッパー役なあいさんや真奈美さん
などなど気になる娘は多いですね
56 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/21(土) 14:33:02.95 ID:eCYWImQ7o
飲んでもなんも変わらん奴とかいそう
57 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/21(土) 16:07:31.70 ID:Koplur3po
時子
58 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/21(土) 17:48:49.77 ID:klfJ+8uEO
愛海師匠に飲ませてプロデューサーとお山どっち取るんだってやりたい
59 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/21(土) 17:59:35.06 ID:SGfbgD3fo
美穂がみてみたいなー
60 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/21(土) 18:44:07.97 ID:njIAsxoSO
TPとかユニット単位で投薬してみよう!
61 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/10/21(土) 19:04:08.91 ID:y6zc5PNB0
和久井さん美優さん川島さんがみてみたいです。
62 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/21(土) 19:11:37.07 ID:DB1l4IHDO
志希はどーなる
63 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/10/21(土) 20:15:35.74 ID:vSo/sDQg0
>>45
ちひろさんか声帯実装された比奈ちゃんお願いします!!
64 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/22(日) 00:57:56.70 ID:vjpsZEq/O
森久保ぉー!
65 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/22(日) 01:30:53.93 ID:wW3zSmxEO
ここまで乙倉ちゃんがいないとかどういう事なの。
あ、リクエストは泰葉先輩で。
66 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/22(日) 01:47:24.86 ID:VIwzeDaKo
荒木先生とか
67 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/22(日) 03:09:43.92 ID:Ul5McIuGO
蜜柑で
68 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/22(日) 09:05:42.72 ID:25GUaCjho
すっかりリクエスト受け付ける人みたいになっちゃってリク止まらねえな
69 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/22(日) 09:37:17.34 ID:So0X06VDO
そろそろ開始しないと、穂乃香と忍にいちごパスタ食べさせるぞ
70 :
◆hAKnaa5i0.
[saga]:2017/10/22(日) 09:54:54.45 ID:Ldg10Ydk0
ケース2. 藤原肇
グォン...グォン...グォン...(ろくろを回す音)
肇「…ふぅ。これはよい器になりそうです」
肇「(アイドルを始めてから…私の作品にも変化が出てきたみたいですね…)」
肇「(ふふ…焼き上がりが楽しみです。事務所に飾ったら、プロデューサーさんは褒めてくれるでしょうか)」
カチャカチャ...(片付け中)
肇「…」フゥ-
肇「(そういえば今は何時なのでしょう。つい夢中になってしまっていました)」
肇「(喉も乾きましたし…事務所に戻って何かいただきましょうか)」
71 :
◆hAKnaa5i0.
[saga]:2017/10/22(日) 09:55:31.05 ID:Ldg10Ydk0
(事務所)
カチャカチャ...パタン
肇「(麦茶のような飲み物がありました…冷えていて美味しそうです)」
肇「…ひと息ついたら。今日は帰りましょうか」
コポコポコポ...
ゴクゴク...
肇「うっ…これ…は…?」
ボンッ!!
肇「…」ハイライトオフ
肇「…プロデューサーさん…プロデューサーさんはどこにいるのでしょう…」
72 :
◆hAKnaa5i0.
[saga]:2017/10/22(日) 09:56:10.35 ID:Ldg10Ydk0
(しばらくして)
肇「あ…プロデューサーさん♪」
肇「やっと見つけた…♪」ボソリ
P「おや、肇じゃないか。もしかして、この時間まで工房にいたのかい?」
肇「はい…♪ プロデューサーさんのことを想いながら器を作っていたんですよ♪」
P「へー、何か作ってくれてるの?」
肇「ふふ…それはまだ秘密です♪」
P「そっか。なら出来上がりを楽しみにしてるよ」
肇「ええ♪」
73 :
◆hAKnaa5i0.
[saga]:2017/10/22(日) 09:57:46.89 ID:Ldg10Ydk0
肇「…ところでプロデューサーさん。陶器作りにおいて土がとても大切だということはご存知ですか?」
P「ん? ああ、知ってるよ。肇の担当を始めてから俺も色々勉強したからね」
肇「よかったです。少しその土の話をさせていただきますね」
P「?」
肇「私の作る備前焼でも土は最も大切な要素です」
肇「使われる土は『干寄(ひよせ)』と言いまして、採取したてのものは鉄分を多く含んでいます。それを1、2年野晒しにすることで不純物を腐らせ、多すぎる鉄分を減らすのです」
肇「そうして残った上質な土と黒土を混ぜることで、初めて良質な陶土ができるのですよ」
P「へー、材料ひとつ作るの結構時間がかかるんだなぁ」
肇「そうです。器の完成には長い時間が必要なのです」
74 :
◆hAKnaa5i0.
[saga]:2017/10/22(日) 09:58:17.62 ID:Ldg10Ydk0
肇「さらに備前焼は焼きあがったものを使い込むことで『味が出る』ものですから。真の意味での完成は人1人の人生の間では拝めるものではないのかもしれません」
P「気の遠くなるような話だなぁ」
肇「…」
P「ところで、どうしてそんな話をしたわけ?」
肇「…プロデューサーさんと私は出会ってからそれなりの時間が経ちましたね」
P「まあね」
肇「ですから、そろそろ私たちも『野晒し』の時期を終えていいと思うんです」
P「?」
スタスタスタ...ギュッ...
肇「もう私はプロデューサーさん以外のことを考えられないんです…」
肇「…これから先の人生。私と共に器を育てていきませんか…?」
P「」
75 :
◆hAKnaa5i0.
[saga]:2017/10/22(日) 09:59:02.93 ID:Ldg10Ydk0
P「ええと…肇さん?」
肇「何でしょう」
ギュム-...
P「だ、抱きつく力が少し強くありませんかね?」
肇「私。結構、力があるんです。普段から土をいじってますからね」
P「なるほど。少し緩めてくれないかい?」
肇「嫌です…絶対に嫌です…!」
ギュ-...
P「ぐぅ」
76 :
◆hAKnaa5i0.
[saga]:2017/10/22(日) 10:00:27.72 ID:Ldg10Ydk0
肇「ああ…プロデューサーさん。もしかして私のことを受け入れられない…なんて言いませんよね?」ハイライトオフ
P「え、ええと…」
肇「あんなに私のそばにいてくれて…優しい言葉をかけてくれて…時々厳しいことも言ってくれて…私のことを認めてくれて…それなのに私を捨てるなんて言わないですよね?」
P「ちょ、ちょっと。肇?」
肇「すごく嬉しかったんですよ…? とても心が温かかったんですよ…?」
肇「…もし、そんなことをするなら…私。許しません。プロデューサーさんが私のことを選んでくれるために…どんな手段でも使ってませます」ハイライトオフ
P「」
77 :
◆hAKnaa5i0.
[saga]:2017/10/22(日) 10:01:00.93 ID:Ldg10Ydk0
P「(これ多分志希の薬を飲んだだろ…!)」
P「(何はともあれ…このままだと肇のペースに引きずり込まれてしまう)」
P「(何とかして説得を図らねば…)」
P「は、肇」
肇「なんでしょう」
P「えーっと…」
P「そ、そうだ。俺も肇のことは大切に想っているんだけど」
肇「なら決まりですね…嬉しい♪」
ムギュ-...スリスリ...
P「ぐぅ。ちょっと待て」
肇「はい?」
78 :
◆hAKnaa5i0.
[saga]:2017/10/22(日) 10:01:31.11 ID:Ldg10Ydk0
P「も、もっといい器を作りたいなら、もう少しだけ時間をおいたほうがいいと思うんだ。まだ時期が早いんじゃないかなー…」
肇「…」マガオ
P「…な、なんて」
肇「…は?」
P「」ゾクッ
肇「…プロデューサーさん」
P「は、はい」
肇「私はあなたのことをとても信頼しています…」
肇「ですから…その場しのぎの嘘や…的外れなことを言われるとそれだけ傷付いてしまうんです…」
肇「…わかりますか?」マガオ
P「ヒィ」
79 :
◆hAKnaa5i0.
[saga]:2017/10/22(日) 10:02:07.11 ID:Ldg10Ydk0
肇「わかりますか、と聞いているんです…プロデューサーさん…?」
P「わ、わかります」
肇「…私はプロデューサーさんの信頼には全力で応えてきました。これからも応え続けます…」
肇「だから…プロデューサーさんも私の信頼に応えてください…私のことをもっとよく見て考えてください…」
肇「…それがプロデューサーと担当の関係でしょう?」
P「さ、左様でございますね」
P「(いや行き過ぎだろ)」
P「(…なんてことは口が裂けても言えないな)」
80 :
◆hAKnaa5i0.
[saga]:2017/10/22(日) 10:02:41.99 ID:Ldg10Ydk0
肇「…私たちの関係が混ぜ合わせたばかりの陶土のようなものだとしたら、まだ器は形を成してすらいないことになります」
P「う、うん。ソウダネ」
肇「まずは…形を成しましょう」
P「成すというのは…」
肇「プロデューサーさん。わかっているでしょう?」
ギュ-...
P「」
肇「ほら…私のことだけを見てください…私の全てをあなたに捧げますから…」
肇「私は…あなたになら何をされても構いません…」
肇「…プロデューサーさんの家に行きましょう///」
P「」
81 :
◆hAKnaa5i0.
[saga]:2017/10/22(日) 10:03:23.38 ID:Ldg10Ydk0
(少しして)
テクテクテク...
P「(まずい…これはまずい…なんか手をがっちり握ってきちゃってるし)」
ギュッ
肇「♪」
P「(なんかすごい幸せそうに密着してきてるし…)」
ムギュ-...
肇「♪」
肇「プロデューサーさん…私のことだけを想ってくれるなら…ちょっと乱暴なことをしてもいいですからね…」ボソッ
P「」
P「(なんか顔が赤いし…! 艶っぽい笑顔を浮かべてるし…!)」
82 :
◆hAKnaa5i0.
[saga]:2017/10/22(日) 10:04:16.09 ID:Ldg10Ydk0
テクテクテク...
P「(そして家が見えてきてしまった…どうする。なんとか誤魔化して別の場所に行くか…)」
肇「プロデューサーさん…なんだか気もそぞろな様子ですね…?」
ギュッ...グリグリ...
P「痛い痛い。肇。二の腕をつねらないでおくれ。ひねらないでおくれ」
肇「他のことなんて考えないでください」ジッ
P「うっ」
肇「いいんです…お仕事をしている時は、でも…今だけは私だけです。私以外はダメです。藤原肇のことだけに集中してください…」
肇「…私はプロデューサーさんのことだけで頭がいっぱいなのに…ずるいですよ」
P「」ズキュ-ン
肇「ワガママだってわかってます…でも、プロデューサーさんへの想いをもう抑えられないんです…」
肇「早く…2人きりになりましょう…」
P「」
83 :
◆hAKnaa5i0.
[saga]:2017/10/22(日) 10:05:00.99 ID:Ldg10Ydk0
(P宅)
P「た、ただいまー」
肇「おかえりなさい…なんて♪ ふふっ。これからは私が毎日言ってあげますからね…♪」
P「」
肇「さ…もうここなら人目や立場を気にせずにいられますよ…♪」
ヒシッ...ムギュ-...
P「」
肇「プロデューサーさん…難しく考えないでください…私を見て、私に手を伸ばして、優しくしてくれればいいんです」
肇「…あなたにされることなら何でも受け入れますから///」
P「」
メキメキ...(理性がひしゃげていく音)
84 :
◆hAKnaa5i0.
[saga]:2017/10/22(日) 10:05:47.87 ID:Ldg10Ydk0
P「(駄目だ。駄目だ。こ、ここで本当に手を出してしまったら戻れなくなる。肇の信頼を裏切ることになるが断らねば)」
肇「…///」
ムギュ-...
P「(いやいやいやいや、決心をぐらつかせちゃ駄目だ。毅然とした態度でなければ駄目だ。抱きついてる肇を引き離して今日は家に帰そう。うん。そうだ)」
肇「…プロデューサーさん」
ムギュ-...スリスリ...
P「(違うぞ。断じて違う。肇が柔らかくて可愛くていい匂いなのはさておき、まさか手を出すなんてことはありえない。手をつい腰に回してしまったがありえない)」
肇「…荷物を置きましょう。寝室に…案内してくれませんか…?」
P「ああ」
P「(あああああ、ああじゃない! 断れ!)」
肇「…スキデスヨ///」
P「あっあっあっ」ズキュゥン
85 :
◆hAKnaa5i0.
[saga]:2017/10/22(日) 10:06:42.94 ID:Ldg10Ydk0
(寝室)
P「(あ…なんかもう頭が…ぼーっとして)」
肇「プロデューサーさん…っ…!」
モソモソ...
スッ...ギュゥ...
P「肇…」
P「(無理だこんなんもうしらん…!)」
P「肇ー!」
ルパンダ-イブ
プシュゥゥゥ...(薬の切れる音)
肇「…え…えぇっ!?」
P「あ」
肇「いやぁぁぁっ!!」
スパ-ン!!
P「ぐばぁっ!! お約束ぅぅぅっ!!」
パタリ
86 :
◆hAKnaa5i0.
[saga]:2017/10/22(日) 10:08:27.16 ID:Ldg10Ydk0
肇「ぷ、ぷ、プロデューサーさん!?」
P「く、薬が切れてよかったヨ…ぐふぅ」
肇「あ、ありがとうございますっ? それはそうと何をしているんですかっ!?」コンラン
P「エ-ト...ハジメニサソワレテ...」
肇「ナニヲイッテルンデスカ!!」
P「オレウソツカナイ ホントウ」
肇「…ワタシガ?」
P「ウン」
肇「ソンナワケ...」
【蘇る先ほどの言動の数々】
ウツワヲトモニツクリマショ-
ワタシダケヲミテクダサイ
プロデュ-サ-サ-ン
ナニヲサレテモイイデスヨ///
スキデス
肇「…」
87 :
◆hAKnaa5i0.
[saga]:2017/10/22(日) 10:10:15.03 ID:Ldg10Ydk0
肇「あ、あ、あわあわあわ…」カァァァァ...!
P「き、気にしてないから」
肇「いやぁぁぁっ!!! ご、ごめんなさーい!!」
バタバタバタバタ...
P「あ、ちょい! 肇!?」
肇「帰りますっ!! ほ、ほんとうにごめんなさいーっ!!」
パタン!!
P「肇ー!!」
P「そこ玄関じゃなくてトイレーっ!」
肇「…」
ギィ...パタン
肇「し、知ってましたから」
P「あ、うん」
肇「慌ててたとかじゃないですからっ!///」プク-ッ!!
P「はい」
【しばらく肇の作品が独創的な仕上がりになりました】
ケース2. 藤原肇 end
88 :
◆hAKnaa5i0.
[saga]:2017/10/22(日) 10:14:14.27 ID:Ldg10Ydk0
休憩します。
次は智絵里です。
その次はまだ決めてませんがPaの子でいく予定です。
あとユッコ、芳乃、法子は最後のおまけで出しますので、5人目が終わるまで待っていてください。
では、またしばらく離れます。
89 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/22(日) 10:20:38.44 ID:So0X06VDO
次回は、ヤンデレ四天王が一角、大天使チエリエルか
楽しみなので、いちごパスタを用意して待ってます
(某所みたいな畜生ちえりんはNGですよ)
90 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/22(日) 10:30:32.10 ID:So0X06VDO
連投になるけど、作者がいたらちょい聞きたいが
みんなゴキュゴキュ飲んでるけど、試薬ってそんなリットルやガロン単位で作るもんなのかな?
91 :
◆hAKnaa5i0.
[saga]:2017/10/22(日) 10:53:50.36 ID:Ldg10Ydk0
>>90
ぶっちゃけその辺は適当です。よく考えてません。
ただ、志希の場合、楽しそうな試薬が完成したら即座に量産体制に入るような気がします。
92 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/22(日) 11:07:47.96 ID:So0X06VDO
>>91
ライトニングサンクス
量産型か……リミッターが外れて効果が薄そうな感じがするのは、試作兵器厨の血なんだろうけど
とりあえずちえりん回期待して、あずきと接吻ししてきます
93 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/22(日) 11:44:50.08 ID:0u1oiy750
肇ちゃんも集中すると世界が見えなくなる傾向があるからヤンデレの素質は十分あるんですね
薬が切れなかった場合の
94 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/10/22(日) 11:54:59.02 ID:Hxqi63i0O
そろそろちひろが薬の犠牲になる所見たい
または専務
95 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/22(日) 13:48:58.13 ID:RHtbVotRO
ラーメン屋のスープみたいに寸胴一杯分作ってるんだよ
96 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/10/22(日) 14:54:25.35 ID:TnVj+iObO
そこは魔女の鍋にしてあげろよ
97 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/22(日) 16:09:52.14 ID:QK83BVmko
ラーメン屋のスープ笑った
98 :
◆hAKnaa5i0.
[saga]:2017/10/22(日) 17:59:09.61 ID:Ldg10Ydk0
ケース3. 緒方智絵里
ヒョコヒョコ...
智絵里「あ…プロデューサーさん。おはようございます♪」
P「おはよう智絵里。今日も可愛いな」
智絵里「え、えへへ…そんないきなり…照れちゃいますよ」
P「照れ顔も可愛い」
智絵里「…も、もぉ///」
P「ははは」
99 :
◆hAKnaa5i0.
[saga]:2017/10/22(日) 17:59:41.86 ID:Ldg10Ydk0
智絵里「ところで…プロデューサーさん。いま手は空いてますか?」
P「うん。見ての通りティーブレイク中」ズズズ
智絵里「紅茶を飲んでいるんですね」
P「朝、まゆが水筒に淹れておいてくれたんだ。『まゆはお仕事で出かけてしまいますから』ってな」
智絵里「へぇ…まゆさんが淹れたものだったんですね」ハイライトオフ
P「ん?」
智絵里「いえ、ところでプロデューサーさん。ちょっと取ってもらいたいものがあるんですが、私では取れないので…付いてきてもらえますか?」
P「(何か高いところにものでもあるのかな?)」
P「いいよ。どこ?」
智絵里「倉庫です」
P「はいよ」
智絵里「(…えへへ…えへへへへ♪)」ハイライトオフ
100 :
◆hAKnaa5i0.
[saga]:2017/10/22(日) 18:00:28.87 ID:Ldg10Ydk0
(倉庫)
P「で、どれなんだ?」
智絵里「まず、この台車の上に座ってくれませんか?」
P「台車の上?」
智絵里「ええ、必要なことなんです」
P「ん…まあ、そういうことならいいけど」
ストン
智絵里「はい。では、目を閉じて手を前に出してくれませんか?」
P「何故に?」
智絵里「必要なことなんです」
P「…まあ、そういうことなら」
スッ...
智絵里「♪」
101 :
◆hAKnaa5i0.
[saga]:2017/10/22(日) 18:01:10.51 ID:Ldg10Ydk0
ガチャッ
P「…あの智絵里さん。目を閉じていて見えないけど、俺の手に『手錠』らしきものを取り付けてないかい? 冷たくて硬いものを感じるよ」
智絵里「えへへ♪」
パチクリ
P「あ、やっぱり手錠だ」ジャラジャラ
智絵里「プロデューサーさん。目を開けてしまいましたね…?」
スッ...
P「いや、開けるよ。というか、手錠を外し…もがっ!?」
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