八幡「俺の後輩がこんなに非力なわけがない」

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/19(木) 22:03:39.06 ID:M8hK68eP0
ぶっちゃけ序盤でネタ切れ

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1508418218
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/19(木) 22:04:55.90 ID:M8hK68eP0


いろは「あっ、先輩」

八幡(うげっ)

いろは「ちょうどいいところに。今から探そうと思ってたんですよー」トコトコ

八幡「……こちらスネーク、潜入する前に発見された。逃亡を開始する」

いろは「逃がしませんっ♪」ガシ

八幡(こちらスネーク。死んだ)

いろは「明日なんですけど、生徒会のほうでちょこーっとだけ手伝ってもらいたいお仕事がありまして」

八幡「絶対ちょこっとじゃないやつでしょそれ…」

いろは「そんなことないですよー」

八幡「つーか明日学校ねぇだろ、祝日だぞ」

いろは「土日でも祝日でも学校はありますよ?」

八幡「違う、そんな小学生なぞなぞがしたいんじゃない。授業が無い以上登校する義務も無いってこった」

いろは「そうですかー……あれ? こんなところに戸塚先輩が部室で着替えてるときの写真が」サッ

八幡「で、どこに何時だ?」



3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/19(木) 22:05:51.18 ID:M8hK68eP0


翌日


いろは「先輩、おはようございまーす」

八幡「おう」

八幡(学生のうちから休日出勤とか完全に社畜体質じゃねぇか。なんで来ちゃったんだろう)

八幡(いや写真に釣られたんですけどね。なんで釣られちゃったんだろう…)

いろは「ではさっそくですけど、この段ボールを倉庫まで運ぶの手伝ってください」ポム

八幡「何入ってんだそれ?」

いろは「さあ? 備品としか聞いてない…です…っ」グッ

八幡「……」

いろは「……」ゼェ ゼェ

いろは「せーんぱぁーーい!」

八幡「はいはい重い物持てないわたし可愛い可愛い」

いろは「えっ、かわいいですか?」

八幡「ポジティブだな……よっこらせ」グッ

八幡(って、マジで重いなこれ!)ズシ


4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/19(木) 22:06:32.23 ID:M8hK68eP0


いろは「わー、先輩すごい。力もちですね」

八幡「ま、まあな。で、これをどこの倉庫って?」

いろは「美術室の横んとこっぽいです」

八幡(遠いなおい。階こそ同じだが別棟じゃねぇか)

いろは「先輩ひとりでいけそうですか? 応援いります?」

八幡「一人だと正直きついかもしれん……頼んでもいいか?」

いろは「任せてくださいっ」

八幡(副会長あたり呼んでくれりゃなんとかなるか。あいつまたイチャついてんのかな。よし全部やらせよう)

いろは「せーんぱいっ、ファーイト!」

八幡「……」

いろは「がんばれ? がんばれ?」

八幡「そういう応援かよ…」

八幡(でも不思議、ちょっと頑張りたくなっちゃう! 頑張って働きたくなるとかマジ闇の呪文だな…)

いろは「じゃ、台車出しますか」

八幡「」


5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/19(木) 22:07:10.12 ID:M8hK68eP0


八幡「台車あんなら最初に言えよ……なに? わざと?」

いろは「やだなぁ、忘れてたんですよー」

八幡(本当だろうな)

いろは「えーと、たしかこの辺に……あーありましたありました。よいしょ」グイ

八幡(まぁ一色も早く終わらせたいだろうし、わざわざ時間かけるような真似はしないか)

いろは「ふーんーっ!」ググ

いろは「……」ゼェ ゼェ

いろは「せーんぱぁーーい!」

八幡「えぇ……」

八幡(台車動かせないのは流石に非力すぎでしょ。ヒリキングなの? いやヒリクイーンか。なにそれカラムーチョみたい)

いろは「なんか全然動かないんですよー」

八幡「どれ、任せてみ」

八幡(確かに別のもんが乗ってるけど動かないなんてことは無いだろ)ガッ

八幡「……あれ?」



6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/19(木) 22:08:07.41 ID:M8hK68eP0


八幡「なんだ? なんか引っかかってるような」

いろは「壊れてるんですかねー?」

八幡(しばらく放置されてたっぽいし、車輪がバカになってんのか?)

八幡(……あ、違うわ。輪留め掛かってるってだけだ)カチ

ガラ…

いろは「おー、動きました!」

八幡「問題なさそうだな。んじゃ乗せ変えて運ぶか。よっこいせ」ドサ

いろは「なんか魔法みたいですね。先輩将来は魔法使いになるんじゃないですか?」

八幡「いや輪留め外しただけだから。つーか台車を動かす魔法って……確実に需要ねぇだろ」

いろは「ものを直す魔法ってことですよ」

八幡「あーまぁ、そう考えればわりとすごいな」

八幡(ところで将来は魔法使いとか『30歳で童貞じゃないですか?』って言われてるみたいでドキッとするんでやめてくれませんかね…)


7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/19(木) 22:08:56.95 ID:M8hK68eP0


ガラガラ

八幡「美術室の隣の倉庫……ここか。鍵付いてるけど」

いろは「はい。わたし鍵もってるんで」

八幡(試しに10円玉積んでみりゃよかったかな)

八幡(いや無理だ、万一成功でもして一色と二人で閉じ込められたらもうね、うん。そもそも体育館倉庫じゃないしね)

いろは「これでよしと。いまあけま…」ガッ

いろは「ふっ! んーっ! ……!」

いろは「……」ゼェ ゼェ

いろは「せーんぱぁーーい!」

八幡「はいよ…」

八幡(何回目だよこのやり取り)

八幡「よっ……てなんだこれ、立て付け悪いな」ガタ ガタ

いろは「ボロいんですかねー」

八幡「まぁでもスライド式のドアじゃよくある話だ。こういうのは少し持ち上げて動かせば大抵なんとかなる」グッ

ガララ

いろは「おーっ! 先輩ナイスです」

八幡「フッ、俺の経験値を舐めてもらっちゃ困るぜ」

いろは「やっぱり将来は魔法使いですね」

八幡(だからそれやめて! 完全に経験値ゼロだから!)



8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/19(木) 22:10:30.11 ID:M8hK68eP0


八幡「このへんでいいのか?」ドサ

いろは「いいと思います。配置はテキトーらしいんで」

八幡「しかしなんでまたこんな場所に。もっと近くの倉庫もあるだろ」

いろは「ここゴミステ近いんで、ほぼほぼ使わないもの集めてるみたいですよ」

八幡「あー、そういうこと」

いろは「それと、今回は持ってくものもあるんで。えーっと…」

八幡「持っていくもの?」

いろは「生徒会室の資料見てて気づいたんですけどー、ここに昔買って使ってない絵の具缶とかがあるはずなんですよねー」ゴソゴソ

いろは「今日の材料の足しになるかなーと思って。棚って書いてあったからたぶんこの辺に…」

八幡(古い資料とかちゃんと読み込んでんのか。案外きっちり仕事してんなぁ)



9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/19(木) 22:11:03.61 ID:M8hK68eP0


いろは「あっ、これじゃないですか? これですこれです!」

八幡「ほーん、結構あんのな」

いろは「体育館まで運ぶんですけど、せっかく台車あるんで一式持ってっちゃいましょう」

八幡「一色が一式?」

いろは「あっはっはっはっは」パチパチ

八幡「やめて! 真顔で拍手は本当につらい!」

いろは「もー、バカなこと言ってないでちゃっちゃと運びますよ。ていっ…!」グッ

八幡「あーあー無理すんな。俺がやるから」

いろは「待ってください! これくらい、ならっ…」ググッ

八幡(お、持ち上げた)

いろは「んしょ………っと!」ドサ

いろは「ふー……ど、どうですか」

八幡「すごいすごい」

いろは「うわー、全然心こもってませんね」



10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/19(木) 22:11:35.19 ID:M8hK68eP0


いろは「せっかくがんばったのに。ちょっとくらいごほうびあってもいいんじゃないですかねー」

いろは(たとえば、あたまなでてくれるとか……なんて)

八幡「そんだけで給料貰えるほど仕事は甘くないんだよ。鍵貸せ、締めるから」

いろは「はーい」

八幡「これでよしと。んじゃ体育館に……あ」

いろは「どうかしました?」

八幡「ちょいと失礼」ポンポン

いろは「ひゃっ。な、なんですかー?」

八幡「いや、髪になんかワタが。こん中結構ホコリっぽかったしな」

八幡(ってやべ。何の気なしに触っちゃったよ……お触り禁止ですよねそうですよね)

いろは「……ありがとうございます」フイ

八幡(……セーフか? ふぅ、おいくら万円請求されるのかと思ったぜ…)

いろは(えへへっ)


11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/19(木) 22:19:33.62 ID:M8hK68eP0


ガラガラ

八幡「で、なんで体育館なんだ?」

いろは「もうすぐ学校を会場にしたイベントがあって、生徒会で立て看板作ってるんですよ」

八幡「へぇ。どんなのを?」

いろは「んー、案内板とかがメインですけど、まぁ見たほうが早いですかね」

八幡(そんなもんまで作るのか)


いろは「あ、それとりあえず壁際に置いといてくれます? わたしちょっと進捗見てくるんで」

八幡「おう」

いろは「おつかれさまでーすっ。みなさん順調ですかぁー?」トテトテ

八幡(壁際壁際、と。この辺でいいか)

八幡「……」

八幡(おー、会長らしくちゃんと仕切ってるな)

八幡(というか、見事に副会長あたりを顎で使ってますね……いいぞもっとやれ)



12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/19(木) 22:20:05.76 ID:M8hK68eP0


八幡(それより俺は待機でいいんだろうか。こっそり帰っても……いや、後が怖いからやめておこう)

八幡(お、戻ってきた)

いろは「先輩先輩ー、持ってきた絵の具に白ってありましたっけ? なんか足りないっぽくてー」

八幡「えーと……あー、あるある。ほれ」

いろは「さっそく役立ちましたねっ」

八幡「その茶碗は?」

いろは「小分け用ですよ。まるごと使うとうっかりほかの色混ぜちゃうかもですし」

八幡「なるほど、確かにそうだな」

いろは「いったんフタあけないとですね。ここを持って…」

八幡(あ、これは)

いろは「んー! ふぎぎぎ…っ!」ググ

いろは「……」ゼェ ゼェ

いろは「せーんぱぁーーい!」

八幡「だと思ったよ…」



13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/19(木) 22:20:37.60 ID:M8hK68eP0


いろは「うー、指いたいですー」

八幡「未開封だと固いもんな。貸してみ」

いろは「……粗茶ですが」スッ

八幡「白い茶とか聞いたことねぇよ…」

八幡(開けたら飲めってことなの? 顔が真っ白になった上に白泡吹くっつの)

いろは「緑のほうがよかったですか?」

八幡「いや色の問題じゃないから…」グッ

八幡(ぐっ、やっぱ固いな。テコでも使ったほうがいいか?)

いろは「あ、少し浮いてきてます! いい感じですっ」

八幡「おお……そうか。つーかあんま、顔近づけないほうが…」ググッ

ポン!

いろは「わっ」

八幡「っと、あぶね」

八幡(溢れるとこだった。こんなブルーシートもないとこでぶちまけたら最悪だ)

いろは「……なんか飛んできましたぁー」

八幡「え」



14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/19(木) 22:21:11.11 ID:M8hK68eP0


八幡「だ、大丈夫か? まさか目に入ったんじゃ…」

いろは「いえ、目は大丈夫なんですけど……たぶんこのへんに」

八幡「あー、頬んとこに付いてるな」

八幡(やっちまった。けど目が無事なのは不幸中の幸いか。確かハンカチ持ってたよな…)ゴソ

八幡「他のとこは……一応大丈夫そうか」

いろは「ぽいですね。ま、水性って書いてあるんで洗えば落ちますよ」

八幡「いきなり水洗いすると伸びるだろうから、とりあえずこれで付いたとこ拭いとけ」スッ

いろは「えっ、いいですいいです。わたしの不注意ですし……それにハンカチ汚れちゃいます」

八幡「いや、俺も配慮が足りなかった。使ってくれ」

いろは「んー」

いろは「あっ、じゃあ先輩がふいてください」

八幡「……は?」



15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/19(木) 22:21:40.04 ID:M8hK68eP0


八幡「いやいや、そこは自分でやれよ」

いろは「いま鏡もってきてないですもん」

八幡「あーほら、手洗いにあるだろ、どうせ」

いろは「ここからトイレってちょっと遠いじゃないですかー。それに途中で乾いちゃうかもですし」

いろは「ってことで先輩! はいっ」

八幡「マジかよ…」

八幡(どう考えても恥ずかしいやつでしょこれ……けど仕方ねぇな、今回は俺の不手際だし)スッ

いろは「っ!」

八幡(あー、これ既に若干固まってやがる。一回じゃ取れん)キュッ

いろは「んー…」

八幡(肌柔らかいな…)

八幡(つーか目瞑って軽く仰いでるせいかアレの顔に見える。なんだっけ、キス待…っていやいやいやアホか)

八幡(うん、キスマイね。クリップとかでそういうシーンよくあるよね、知らんけど)



16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/19(木) 22:22:07.67 ID:M8hK68eP0


八幡「はいよ、大体取れた」

いろは「はーい。ありがとうございますっ」

八幡「洗いに行くか?」

いろは「んー、見た目わかんないならいいです。メイクにじむのもイヤですし」

八幡(既に拭いたとこ落ちかけてるんだよなぁ。まぁよほど注意しなきゃ分からんくらいだけど)

いろは「それじゃ白もらっていきますねー」

いろは「あ、先輩も塗るのとか手伝ってくれてもいいですよ? コミュ力あればの話ですけど」

八幡「コミュ力無いからここで見てるわ」

いろは「冗談ですよー。気が向いたらきてくださいね」

八幡(つまり気が向かなけりゃ別にいいってことだな。よし向かないぞー)


八幡「……」ボー

八幡(本でも持ってくりゃ良かったな)

八幡(って、また戻ってきた)

いろは「洗濯のりめっちゃついちゃいましたぁー…」

八幡「何してんだ…」



17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/19(木) 22:22:42.63 ID:M8hK68eP0


いろは「ってことで、ちょっと洗ってきます」

八幡「手洗うんなら外の水道のほうが近いぞ」

いろは「へ? 外にありましたっけ?」

八幡「一口だけな。いつだったか掃除で使ったことがある。案内するわ」

いろは「あ、すみません」


八幡「その石の裏側だ。地味に蛇口がある」

いろは「へー、こんなとこにひっそりと。まるでお昼休みの先輩みたい」

八幡「ひっそり影に隠れてんのは昼休みに限らないけどな」

いろは「悲しいこと言わないでくださいよ…」

八幡「そういや手があれか。開けてやろうか?」

いろは「いえいえー、片手だけなんでヘーキですっ」グッ

八幡(おててベトベトでカピカピのいろはす。やだ、響きだけすごく卑猥っ!)

いろは「……あれ?」

八幡「……」

いろは「えい、えい…っ!」グッ グッ

いろは「……」ゼェ ゼェ

八幡(さん、はい)

いろは「せーんぱぁーーい!」

八幡「へいへい…」



18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/19(木) 22:25:45.52 ID:M8hK68eP0


いろは「めっちゃかたいですー…なんかふといですし」

八幡「多分、散水用の作りなんだろうな」

八幡(それより今の台詞も目を閉じて聞くとすごく卑猥。いろはすって結構えっち! ……俺ですね)クイッ

ジャーー

八幡「はいよ、水だ」

いろは「いつもすまないねぇー」

八幡「それは言わない約束でしょ」

いろは「おー! さすが先輩、はじめて通じました」

八幡「マジ? 結構有名じゃね?」

いろは「スッと返してくれたのは先輩が初ですねー」ジャブジャブ

八幡「なるほどね……つまり俺が初めてと」

いろは「………その言いかた、なんか引っかかりますね」

八幡「なんかって?」

いろは「っ! な、なんでもないですー!」

八幡(なーんてわざとだけどね! やっぱりいろはすえっち! キメェな俺)

いろは(ばかばか先輩、これでもくらえっ)ブシャー

八幡「うおおお馬鹿やめろ! かかるかかる! つーかもうかかってる!」

いろは「あっはっは、局所的豪雨ですねー」

八幡「横殴りにも程があるわ! 風速何メートルだよ…ってマジでやばい超濡れてるごめんなさいやめて下さい!」

いろは「ふん。乙女心をもてあそんだ天誅ですっ」ブシャシャー



19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/19(木) 22:26:19.51 ID:M8hK68eP0


いろは「……」

八幡「……」ポタポタ

いろは「ごめんなさい。ほんとにごめんなさい」

八幡「いや……うん。流石にもうちょっと節度をね」

いろは「おこっちゃいました…?」

八幡「あ?」

いろは「ひえっ…」ビクッ

八幡「……」

八幡「まぁ、あれだ。ここまで濡れると逆に怒る気も出ねぇわ」

いろは「あぅ………ごめんなさい…」ジワ

八幡「あー! いや違う、そういうんじゃないから。大丈夫大丈夫、マジで怒ってない」

いろは「……ほんとですか?」

八幡「ほら、クールダウン(物理)的なね? 気化熱的なやつね? 熱膨張って知ってるか?」

いろは「あっ、着替えっ……あの、わたしのジャージなら……」

八幡「いらんいらん。インナーは無事だし。それにこの天気ならシャツくらい干してりゃすぐ乾くだろ」

八幡(ズボンは若干気持ち悪いが、だとしても一色のジャージとか借りられるわけない。だって、興奮しちゃう。男の子だもん!)



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