男「亜人の奴隷を買う」ミーア「最後まで愛してください」」

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360 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/16(火) 19:47:08.43 ID:dlQemOHLO
4トーラにメイドについて相談
361 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2018/01/16(火) 19:55:28.90 ID:AW7Flgh20
トーラ「そりゃそうですよ!!」ズビシッ

男「反省はしているんだ」

トーラ「剣士さんの反省なんか何の役にも立ちませんよ!」

トーラ「剣士さんが反省したところで、メイドさんの痛みは消えませんよ!」

トーラ「この、鬼! 悪魔! 女の敵!!」

男「そ、そこまでいうか」

トーラ「言いますよ!」

トーラ「失恋した女の子にかける仕打ちとしては下の下! 最低です!!」

男「ぐぅ。俺はどうすればいい…?」

トーラ「できることなんてありませんよ」

トーラ「こうなったら解決してくれるのは時間だけ。剣士さんがいくらメイドさんを慰めようとかえって傷つけるだけです」

トーラ「それまで剣士さんは穴を掘って埋まっててください」

男「どうしようもない、ということか」

トーラ「というか、なんでミーアちゃんと付き合ってることを大々的に言わなかったんですか?」

トーラ「もしかしてまた別に付き合いたい相手とか」ジトー

男「それはないっ!―――と言いたいが」

トーラ「うわ、最低です。下半身での行動は禁止! ですからね」

男「下半身での行動って………」

トーラ「割と当たってませんか? 今までを振り返って。ほら、こないだだって」

男「!? 見てたのか!?」

トーラ「あ、やっぱり何かあるんですね?」

男「カマをかけたのか…」

トーラ「うわ、さいてー」ジトー
362 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2018/01/16(火) 20:05:10.35 ID:AW7Flgh20
トーラ「とにかくいえることは彼女がいるなら、その人以外に優しくしてはいけません」

トーラ「余計に傷つけるだけです」

トーラ「あ、勘違いしてはいけませんよ。好きな人意外には厳しくしろというわけではないですよ?」

トーラ「好きな人だけは特別扱いしろということです」

男「……難しいな。女心というものは」

トーラ「女心というものは難しいわけじゃないんですよ」

トーラ「男心と違うだけで。それに私から言わせてみれば男心が雑なだけだと思います」

トーラ「とにかく、それしかありませんから。分かりましたか?」

男「………はい」

トーラ「よかったですね私で。ナージャさんだったら今頃男さんは死んでますよ?」

男「あー…だろうな」

トーラ「一度きりしかない人生を一人に捧げることを誓うから素敵なんです」

トーラ「少なくとも私はそれを愛だと思っています」

男「愛か………」

男「よく、わからないな」

トーラ「それ、私以外の前で口に出さないほうがいいですよ」ジト

男「あ、はい」
363 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2018/01/16(火) 20:10:40.78 ID:AW7Flgh20
〜4年目 第43週〜

メリー「最近寒くなってきたせいで、筆を執る指が震えるのでぃす」

カグヤ「あー。分かるわぁ。それ」

メリー「カグヤさんのおっぱいの間に手を突っ込んだら暖かそうディスねぇ。ぐふぃぐふふぃ」ワキワキ

カグヤ「きゃーっ。襲われるぅー。エッチなのはダメなのよぉー」

メリー「よいではないか、よいではないか、でぃす〜」ワキワキ

カグヤ「あ、記事かけたわよぉ」

メリー「あ、はい。いきなり素にならないでくださいでぃす」

カグヤ「一応いっておくけど。私って下ネタとか駄目だからねぇー」

メリー「そんな体しておいて、えっちぃの苦手ってどうかと思うでぃすよ」

カグヤ「そんな体しておいて、えっちぃのが好きってどうかと思うわよぉ?」

メリー「好きなわけじゃないでぃすよぉ!」プンスコ

カグヤ「メリーさんがたまに中年男性に見えるときがあるわぁ」

メリー「失礼の極みディス!?」

364 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2018/01/16(火) 20:11:30.58 ID:AW7Flgh20
男「さて今週は」

【軍事力強化】 体×20

【村を発展させる】 技×20

【外交を行う】心×20

>>365
365 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/16(火) 20:18:32.69 ID:9kVF8HCso
【軍事力強化】ドラコ
366 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2018/01/16(火) 20:34:06.06 ID:AW7Flgh20
ドラコ「今度は油断しねぇぜ!」

男「白鞘童子に対抗心を燃やしているな」

ドラコ「そりゃそうだぜ。今ここにいる最強はあいつだからな」

ドラコ「あんだけ強いってのに世界最強じゃないってのはちょっと背筋が冷えるな」

男「今の白鞘童子より、おそらく後輩の方が強いぞ」

ドラコ「嘘だろ?」

男「戦った感じ、後輩の方が強いな」

ドラコ「つーことは、やっぱり白鞘童子には勝てなきゃだめってことか」

―――

――



【成功】

ドラコ「来てほしいって時にこねぇんだな」

男「今日は酒場で飲んでたぞ」

ドラコ「くそう、訓練なんてしてねぇのになんであいつはあんなに強いんだ?」

男「鬼だから、だろうな」

軍事Lv3【350/700】
367 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2018/01/16(火) 20:36:49.68 ID:AW7Flgh20
〜4年目 第43週 休日〜

お嬢「例の計画は順調ですの?」

古書娘「えぇ、気付かれてませんよ」

お嬢「なら結構。でも後ろめたさが少しありますわね」

古書娘「私はありません」

お嬢「貴方はそうでしょうね」

お嬢「でもこれはしなければならないこと。のちの世のために」

古書娘「知ってます。のちの世の歴史を纏めるの私なのですから」
368 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2018/01/16(火) 20:37:37.99 ID:AW7Flgh20
男「さて、今日は」

1.褒める (誰を)

2.叱る (誰を)

3.お仕置き (誰を)

4.交流(誰とどうする)

5.外出

6.狩り

7.教育

8.探索

>>369
369 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/16(火) 21:00:00.96 ID:bEsNAx/iO
でもやっぱりメイドと話をしたいかな
安価下
370 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/16(火) 21:29:09.06 ID:YbyHQtnso
白鞘に絡まれて呑む
371 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/16(火) 22:02:06.56 ID:zOMyczmu0
メイドルート諦めたくないなぁ
372 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2018/01/16(火) 22:05:54.68 ID:AW7Flgh20
バァンッ

白鞘「飲もうぞ男!」

男「いきなりなんだ」

白鞘「一人で飲むのは飽きた。といっても儂と飲もうとする奴はお前以外おらぬ!」

男「俺だってお前とは飲みたくはない」

白鞘「なんでじゃ」

男「飲む量を考えろ。他の奴はお前ほどは飲めん」

白鞘「手加減はしてるつもりなんじゃが」
373 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2018/01/16(火) 23:07:44.09 ID:AW7Flgh20
男「手加減とはそいつが無事であるようにとどめることだ」

男「命を奪う手前ではない」

白鞘「だって儂鬼じゃもーん」

男「それは関係ないだろう」

白鞘「ところで男よ」

男「なんだ?」

白鞘「ここを見捨ててどこか遠くへ行かぬか? なぁにとって食いはせんよ」

男「逃げるわけにはいかん」

白鞘「もう一度聞くぞい」

白鞘「儂と遠くへ行かぬか?」

男「>>374
374 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/16(火) 23:22:04.84 ID:pUyrhgskO
その誘いに乗るのは俺が全てを諦めた時だ
375 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/16(火) 23:22:24.78 ID:OZX1H90To
すまんな、もう俺は俺一人のための体ではないからな
376 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2018/01/16(火) 23:29:18.01 ID:AW7Flgh20
男「それもいいかもな」

白鞘「ではさっそく」

男「だが、その誘いに乗るのは俺が全てを諦めた時だ」

白鞘「………それが答えか」

男「あぁ」

白鞘「それは、残念じゃ」

白鞘「だが、貴様はすぐに諦めざるをえない時が来る」

男「何かあるのか?」

白鞘「さぁな。とにかく今日は飲みに来ただけよ。ほらまずは一杯」トクトクトク

白鞘「乾杯」

白鞘「乾杯」
377 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2018/01/16(火) 23:33:20.89 ID:AW7Flgh20
男「………一杯だけだ」

白鞘「つれぬことを言うな」

白鞘「せめてこの杯に月が浮かぶまでは飲もうじゃないか」

男「まだ昼だぞ」

白鞘「女が誘っているんじゃ。それに乗るのが男じゃろう?」

男「仕方ないな。今日だけだ」

男「前の礼としてな」

白鞘「ひっひっひ。ほら飲め飲め」

男「乾杯」
378 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2018/01/16(火) 23:37:22.45 ID:AW7Flgh20
〜4年目 第44週〜

お嬢「ねぇ、男」

男「なんだ」

お嬢「もし、あなたが人生をやり直せるならどうしたかしら」

男「藪から棒になんだ」

お嬢「ただの戯言ですわ。やり直したいことはいっぱいあるでしょう?」

男「あぁ、たしかにな。ナージャ達が生きていたらと思うことはある」

男「だが、その反面、今の生活に幸せを覚えている俺もいるんだ」

男「だからやりなおせたらどうしたいだなんて思わない」

お嬢「今が幸せですの?」

男「あぁ。皆がいて、豊かで、平和で」

男「こうしてお前と仕事ができるのも悪くはない」

お嬢「………そう」
379 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2018/01/16(火) 23:39:08.47 ID:AW7Flgh20
男「さて今週は」

【軍事力強化】 体×20

【村を発展させる】 技×20

【外交を行う】心×20

>>380
380 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/16(火) 23:44:22.41 ID:j5/+ev+Io
【外交を行う】
ミーア
381 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2018/01/17(水) 00:02:46.98 ID:3eKaV3k10
お嬢「それでは行きましょうか」

ミーア「はいっ。今回はどこへ行くんですか?」

お嬢「山の上ですわ。ハーピィとお話ですの」

ミーア「ハーピィ! ハーピィさんって綺麗な方多いですよね」

お嬢「噂ではおっぱいで卵暖めるとか」

ミーア「えぇ… さすがに噂でしょう?」

お嬢「だからおっぱいが大きい方がモテるみたいですの」

ミーア「あのー。なんで私見てるんですか?」

お嬢「ご自慢のおっぱいがあるからさぞモテそうと思いまして」

―――

――



【成功】

ミーア「大きかったですねぇ」

お嬢「大きかったですの」

ミーア「私もそこそこ大きいと思ったんですけどね」

お嬢「鳥のくせに牛でしたわ」

ミーア「牛ですねぇ」

知名度【760】
382 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2018/01/17(水) 00:09:07.52 ID:3eKaV3k10
〜4年目 第44週 休日〜

男「珍しいな。今日はやけに静かだ」

男「年末だからな。皆忙しいんだろうか」

男「……どうするかな。今日は」

1.褒める (誰を)

2.叱る (誰を)

3.お仕置き (誰を)

4.交流(誰とどうする)

5.外出

6.狩り

7.教育

8.探索

>>383
383 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/17(水) 00:50:27.55 ID:dRUroJADO
たそがれてるミーアを見かける
384 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2018/01/17(水) 01:00:21.82 ID:3eKaV3k10
ミーア「〜♪」

男「何黄昏ているんだ?」

ミーア「あっ、男さん」

ミーア「いえ、良い一日だったので、こんな日がずうっと続けばいいなって」

ミーア「皆が楽しそうで、人と亜人の区別なんかなく騒いでて」

ミーア「ふと帰りに見た夕焼けが綺麗で、心に焼き付いて」

ミーア「そして、好きな人とばったり会える。こんな日が」

男「そうだな。こんな日が、ずっと続けばいいのにな」

ミーア「男さん」

男「なん――」

チュッ

ミーア「どうか、いまわの際まで」

ミーア「最後まで愛してください」
385 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2018/01/17(水) 01:02:50.28 ID:3eKaV3k10
〜4年目 第45週〜

ドラコ「最近なーんか変なんだよ」

男「どうした?」

ドラコ「いや、よくわかんねぇけど」

男「なら気のせいだろう」

ドラコ「俺の勘がなんか変だって言ってるんだよ」

男「お前の勘があてになるか」

ドラコ「ひっでぇ」ケラケラ

ドラコ「何もないならないでいいさ」

ドラコ「それが一番だからな」
386 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2018/01/17(水) 01:03:44.39 ID:3eKaV3k10
男「さて今週は」

【軍事力強化】 体×20

【村を発展させる】 技×20

【外交を行う】心×20

>>388
387 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2018/01/17(水) 01:04:16.28 ID:3eKaV3k10
今日はここまで

もうすぐ最後ですので

どうかお付き合いください。
388 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/17(水) 07:07:55.30 ID:Sa+RFLGAo
村発展
リオ
389 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/17(水) 08:05:20.79 ID:fksxGCrRo
おつ
不穏すぎる……ここまで来て全滅エンドとか勘弁だぞ…
390 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/17(水) 10:03:27.52 ID:x2XCvx9ao

続きが気になるけど見たくないような…
391 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/17(水) 11:51:34.53 ID:I1sfbEIbo
>>389
男謀殺計画でも立ってるんだろ
社会的にか肉体的にかは分からんが
392 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/01/17(水) 12:08:30.70 ID:axrGeZ6SO
乙ー
393 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/17(水) 15:11:50.41 ID:Zj5QjMjZO
トーラに釘刺されたけどこれはハーレムは諦めろということか…?
394 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/17(水) 19:04:47.09 ID:lUH4124no
手遅れ感が凄い

ハッピーエンドにはならなそうだなぁ
395 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2018/01/20(土) 23:24:28.46 ID:fvApRv+e0
棟梁娘「一度お嬢と話し合って住居割り当てを考えた方がいいかもしれないねぇ」

リオ「家の大きさや形が違うからまるでつぎはぎのように見えるでござる」

棟梁娘「それに資材の問題もあるから、家も足りない今も大わらわさ」

棟梁娘「すべてをこちらで負担するなんて、さすがに無理がでてきたかね」

リオ「無理でもやらねば理解されないのでござるよ」

リオ「辛いところでござるが」

棟梁娘「皆が文句言わずに頑張ってるってことは分かってるさ」

棟梁娘「ただ、終わりはあるのかね」

―――

――



【成功】

リオ「終わりはいつか来るでござるよ。協力してくれる誰かが増えればその分だけ早く」

リオ「未来を見たい者が増えればその分だけ速く」

リオ「拙者はそれを夢見ているからこそ、頑張っていられるのでござる」

棟梁娘「あたいも乗りかかった船だ。今さら降りるつもりはないね」

棟梁娘「人間や亜人なんてあたいにはよくわからないけど、今困っている誰かがいるのは確かさ」

棟梁娘「こんなちびすけが頑張ってるんだ。あたいはもっと頑張れるだろうね」カラカラ

リオ「ちびすけって言うなでござるっ」

村Lv3【290/700】
396 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2018/01/20(土) 23:36:19.42 ID:fvApRv+e0
〜4年目 第45週 休日〜

古書娘「寒いですね」

魔女「……うん」

春告「うぅう、がくぶるがくぶる」

魔女「……大丈夫?」

春告「寒くて春告の花が枯れてしまいそうよー」

古書娘「死んでくださるのですか?」

魔女「………そんなこといっちゃ」

魔女「………ダメ、だよ」

春告「魔女ちゃんの優しさが身に染みるーね。んちゅー」

魔女「………わ」

魔女「………やめて」

春告「よいではないか、よいではないーかー」

魔女「………やめて」ウルウル

春告「あ、ごめんなのねー。冗談なのーね」

古書娘「本当にやってたら、私は冗談にする気はなかったですよ」

春告「なんでそう、春告の命を奪いたがるのね?」
397 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2018/01/20(土) 23:38:20.90 ID:fvApRv+e0
男「さて、今日は」

1.褒める (誰を)

2.叱る (誰を)

3.お仕置き (誰を)

4.交流(誰とどうする)

5.外出

6.狩り

7.教育

8.探索

>>398
398 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/20(土) 23:42:20.01 ID:RToJu7LDO
4
お嬢と今後の話をする
399 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/20(土) 23:43:22.12 ID:RToJu7LDO
4
お嬢と今後の話をする
400 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/20(土) 23:44:08.65 ID:RToJu7LDO
すみません二重書き込みに……
401 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2018/01/20(土) 23:56:09.54 ID:fvApRv+e0
お嬢「今後の話ですの?」

男「あぁ、もうすぐ始まるだろう。戦争が」

お嬢「えぇ。その戦いで勝利し、亜人は自由を得る。当初からの決まりでしょう?」

お嬢「いまさら話すことがありまして?」

男「他の亜人と会議などがあるだろう? 俺たちの独断で動くわけにはいかないだろうし」

男「それに俺たちが独断で動けるほど、権限はないだろう」

男「だから他の亜人と話合いをしてだ」

お嬢「問題はありませんわ。なに一つ」

お嬢「すべては私が管理し、決めること」

お嬢「信頼してくださいまし。亜人たちの自由を勝ち取るために私が戦うことを」

お嬢「信用してくださいまし。私の行動はすべて亜人のためにあるということを」

男「あぁ、信用はしているし、信頼もしている。もう長いこと一緒にやってきて、ここまで順調にやってこれたのだから」

お嬢「でしたら、話は終わりですわ。わたくしもいろいろと忙しいので」

男「あぁ、ちょっと待ってくれ」

お嬢「なんですの?」

男「>>402
402 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/21(日) 00:50:34.61 ID:7IxRNK8Bo
何を隠している
403 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2018/01/21(日) 22:29:26.30 ID:kNu55X8E0
男「何を隠しているんだ?」

お嬢「………」

お嬢「何を隠している、というのは範囲が広すぎて曖昧ですわね」

お嬢「貴方だって隠していることはあるでしょう? 隠し事の無い人なんていませんもの」

お嬢「だから一体その隠し事、というものが何を指すのか」

お嬢「わたくしの過去? わたくしの夢? それとも」

お嬢「わたくしの恋心の話かしら?」

お嬢「な、に、を。知りたいのか、はっきりと仰ってくださいまし」

男「………」

男「>>404
404 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/21(日) 23:28:01.93 ID:7IxRNK8Bo
この村に危機が迫っていると白鞘に聞いたが?
405 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2018/01/21(日) 23:51:47.22 ID:kNu55X8E0
男「この街に危機が迫っていると白鞘童子に聞いたんだが」

お嬢「その危機がわたくしの策略だと?」

お嬢「………それは流石にバカにしすぎですわよ」

お嬢「わたくしは全て全員のために行動をしてますの! 裏切って人間につくことなどありえませんわ!」

お嬢「わたくしは貴族。民を幸せに導くことが使命。その私が民を危険に晒すなど…」

お嬢「冗談でも軽口でも、わたくしがそうしそうだと思われていることが不愉快でたまりませんの」

男「………気分を害してしまってすまない」

お嬢「………今すぐ消えてくださいまし」

お嬢「一秒でも早く……すぐに」
406 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/21(日) 23:54:06.65 ID:5lRLWGXaO
なんかどんどん雲行きが…
407 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2018/01/21(日) 23:55:08.31 ID:kNu55X8E0
〜4年目 第46週〜

男「………なぁ」

お嬢「………」

男「………」

お嬢「………」

男「お嬢」

お嬢「………まだわたくしが疑わしいと?」

お嬢「白鞘童子を信じるならぜひどうぞ。二人でどこかへ消えようとわたくしは止めませんわ」

男「その、すまなかった」

お嬢「………言っていいことと悪いことはありますの」

お嬢「人の信念をいたずらに汚すような人だとは思いませんでしたわ」

男「………」

お嬢「これ以上かわす言葉はありませんわ。わたくしが貴方に望むのは仕事だけ」

お嬢「さっさと手を動かしてくださいまし」
408 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2018/01/21(日) 23:56:15.77 ID:kNu55X8E0
男「さて、今週は」

【軍事力強化】 体×20

【村を発展させる】 技×20

【外交を行う】心×20

>>409
409 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/21(日) 23:58:35.76 ID:emnx0KoNo
【軍事力強化】 ドラコ
410 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/22(月) 00:08:32.07 ID:3moyClwsO
うーん、メイドの辺りから明確におかしくなってるな……挽回は可能か?
411 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2018/01/22(月) 00:09:23.60 ID:CA2QW3PK0
ドラコ「なんで今日はあんなに空気が重いんだよ」

男「ちょっといろいろあってな」

ドラコ「ああいう空気苦手でよぉ。すまねぇがさっさとあいつら鍛えに行ってくるぜ!!」

男「あ、ちょっと待て」

男「………おい」

―――

――



【成功】

ドラコ「ふいー。良い風呂だったー。ん? ありゃ男か。おーい」

男「ん? あぁ、ドラコか。訓練終わりか」

ドラコ「汗かいたからひとっ風呂浴びてきたところだ。何やってんだ一人で」

男「さぁな。なんだか一人で散歩がしたくなったんだ」

ドラコ「一人はあぶねぇぜ。送って帰ってやるよ」

男「そうか? 助かる。車椅子は何かと不便でな」

ドラコ「へへっ。しっかり捕まってろよーっ」ダダダ

男「おいっ、あまりにも速い―――」

ドラコ「へへへっ」

軍事Lv3【410/700】
412 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2018/01/22(月) 00:14:08.40 ID:CA2QW3PK0
〜4年目 第46週 休日〜

レイティ「久しぶりだね。我が主様」

男「レイティアか。最近見なかったがどうしたんだ?」

レイティ「僕、僕頑張ったんだよ我が主様」

男「頑張った? 今まで何をしてたんだ?」

レイティ「えっとね。僕はその………言えないよ」

レイティ「だけど、褒めてほしいな」

レイティ「僕はいっぱい頑張って、我が主様のために、我が主様のお役に立てるようにいっぱいいっぱい我慢したんだ」

レイティ「他のみんなもいっぱい頑張って、我慢したから」

男「そうか。なんだかよくわからないが俺のために何かしてくれたようだな。ありがとう」

レイティ「えへへ。我が主様のためなら僕と皆はいっぱい頑張れるんだから。ね」
413 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2018/01/22(月) 00:15:10.60 ID:CA2QW3PK0
男「さて今日は」

1.褒める (誰を)

2.叱る (誰を)

3.お仕置き (誰を)

4.交流(誰とどうする)

5.外出

6.狩り

7.教育

8.探索

>>424
414 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/22(月) 00:17:50.04 ID:5znF3WJFO
415 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2018/01/22(月) 00:25:31.73 ID:CA2QW3PK0
男「メリーさんやーい」

メリー「はいはい、なんのようでぃすか? 大体察しはついてるんでぃすけど」ハァ

メリー「さすがにメリーさんも僧侶も走りまわるほど忙しい今、貴方の相手をしている暇はないのでぃす」

男「そんなこと言わず。頼むから」

メリー「………今度一日専属取材させてもらうのならいいでぃすけど」

男「わかった。とりあえず村の生き残りを探してきてくれ」

メリー「イッポンダタラさん見つかったのにまだ探すでぃすか?」

男「狩人がまだいるはずだからな」

メリー「隠密のプロを探せだなんて、マジ気が重いデスよぅ」

メリー「まぁ、取材のプロ、メリーさんの本気で魅せちゃいますか☆」キラッ

【コンマ30以下で発見】

>>416
416 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/22(月) 00:28:05.85 ID:1Stsv8jDO
はい
417 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2018/01/22(月) 00:34:39.12 ID:CA2QW3PK0
男「………」

メリー「………」

男「………」

メリー「………ね♪」

男「ね。ではない」

メリー「失敗して当り前の仕事を押し付けておいて! 成功して当り前じゃないんディスよ!!」

メリー「ずーっとずーっと走り回って、頑張って頑張って探したのにあの陰気根暗むっつり野郎の抜け毛一本みっからない!」

メリー「ストレスばりばりディスよ!!」

メリー「これ以上メリーさんを責めるようなら出るとこ出てやるディス!」

メリー「そもそもなんでそんなにメリーさんを責めるんですか!?」

男「そりゃあまぁ。この仕事はお前に対しての罰みたいなものだからな」

メリー「!?」

男「強引な取材と記事の誇張で苦情が来てるんだよ」

メリー「………」

メリー「すたこらさっさディス♪」

男「おい」
418 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2018/01/22(月) 00:39:49.77 ID:CA2QW3PK0
〜4年目 第47週〜

ドッペル「はいはい。分かってるわよ。また仕事でしょ?」

お嬢「助かりますの。これは貴方にしか頼めない仕事ですし」

お嬢「それに一番確実なうえに被害はありませんし、頼ってますのよ?」

ドッペル「この仕事が終わったら教会にお布施よろしく頼むわよ。結構ボロボロになって、修繕したいところがあんのよ」

ドッペル「それに暖炉も欲しいし、布団の綿を入れなおさなきゃいけないし」

お嬢「えぇ、わかっていますわ」

ドッペル「そんじゃー、今日も世のため亜人のために頑張りますかね」

ドッペル「神様はお願いだから目をつぶっててよね」

お嬢「貴方ばかりこんな仕事をさせて、本当に申し訳ありませんの」

ドッペル「いいのよいいのよ。あたしがやらなきゃいけないんでしょ?」

ドッペル「神様には逆らってるけど、神様に従ってるの。言いにくいけどそういうこと」

ドッペル「ね?」

お嬢「貴方には頭が上がりませんわね」

ドッペル「今後ともうちの教会をよろしく。宣伝もね」
419 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2018/01/22(月) 00:40:38.41 ID:CA2QW3PK0
男「さて今週は」


【軍事力強化】 体×20

【村を発展させる】 技×20

【外交を行う】心×20

>>420
420 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/22(月) 00:46:31.90 ID:5znF3WJFO
軍事力強化ドラコ
421 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/22(月) 00:46:33.29 ID:1Stsv8jDO
村発展 リオ
422 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2018/01/22(月) 00:53:25.30 ID:CA2QW3PK0
ドラコ「うひぃ。さみぃ」ガクブル

男「ドラゴニュートは大変だな。体温の管理が難しいんだろう?」

ドラコ「こればっかりはどうしようもねぇよ。ほら」ピタッ

男「まるで氷だな」

ドラコ「おぉー。お前あったけぇなぁー、ぬくぬく」

男「っ! 服の中まで手を入れるな」

ドラコ「だってよー。さみいんだよー」

男「早く仕事にいけ」

ドラコ「へいへい。暖まったら行くわ。動けねぇし」

―――

――



【成功】

ドラコ「ふいー。暖まったぜ。体温もばっちし。全力のドラコをお届けできるぜ」

男「体温の問題はいずれどうにかしなくちゃいけないな。そういえば普段はどうしているんだ?」

ドラコ「普段はお嬢ん家で暖めさせてもらってるぜ。でっかい暖炉あって暖かいんだよあそこ」

ドラコ「それにお嬢の髪に手をつっこんでたら温かいしな」

男「お嬢の嬉しそうな顔が想像できるな…」

軍事LV3【470/700】
423 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/22(月) 01:00:20.32 ID:Q8hmGLhSo
火力組が裏で何かやってるのは分かったがなーうーむ
424 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2018/01/22(月) 01:01:43.79 ID:CA2QW3PK0
〜4年目 第47週 休日〜

「はぁ〜 疲れた疲れた。帰ってきたわよー」

お嬢「………えぇっと」

「どうしたのよ。変な目であたしを見て」

お嬢「忘れていたら申し訳ないのですが」

「忘れるってなによ。報酬は忘れないでよ?」

お嬢「貴方、どなたですの?」

「は?」

「あたしはあたし。ドッペルゲンガーよ。変な冗談やめてよ。顔だって変えてないのに」

「それとも報酬をしらばっくれるつもり? それは許さないわよ?」

お嬢「ドッペルゲンガー………えぇっと、知ってますわよ。ですが」

お嬢「ドッペルゲンガーって貴方じゃないような」

「は? え? ちょっと何言って」

お嬢「そもそもドッペルゲンガーってどんな顔してたかしら。覚えがまったくなくて」

「! もういいわよ! 疲れたから帰るわ。この話はまた後で!!」バタンッ

お嬢「あ! あなた―――」

「はぁ、いきなりなんなのよあの態度って、わっ」

男「! すまない。車椅子だからとっさに回避できなくてな」

「こっちも前見てなかったからお相子よ。あぁ、そうだ、教会で――」

男「教会? 教会に行きたいのなら案内するぞ」

「いやいや、教会の場所を忘れるほどボケてないわよ」

男「そうか。知っていたか。なら他の場所がわからなければ俺かお嬢か、そこの酒場に行くといい。教えてもらえるだろう」

「………は?」

男「ようこそ。ここはどんな亜人でも受け入れてくれる場所だ。ゆっくりしていくといい」

「……………………え?」
425 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2018/01/22(月) 01:03:02.85 ID:CA2QW3PK0
男「さて今日は」

1.褒める (誰を)

2.叱る (誰を)

3.お仕置き (誰を)

4.交流(誰とどうする)

5.外出

6.狩り

7.教育

8.探索

>>427
426 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2018/01/22(月) 01:03:34.14 ID:CA2QW3PK0
今日はここまで

おやすみなさい
427 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/22(月) 01:21:36.15 ID:mGCgW8Ofo
レイティアの一人称から達がなくなってる………
428 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/22(月) 01:46:15.71 ID:m5sWirhTo
おつ

白鞘を問い詰める

ドッペルは前作の設定つながってんのかな
あとレイティお前ら何か喰ったな……?
429 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2018/01/24(水) 20:39:32.52 ID:9cO+iDUH0
男「最近街の様子がおかしい」

男「お前、何かしたな?」

白鞘「なんじゃいきなり来て藪から棒に」

男「何を企んでいるんだ。何をやったって俺はお前にはついて行かないぞ」

白鞘「ほー。なるほど、貴様は今村で起きていることの主犯が儂じゃというのじゃな?」

白鞘「なるほどなるほど、そういった結論に至ったか」

男「何を考えているかは知らないが、俺を連れて行きたくて何か仕組んだんだろう?」

男「そんなに俺が食いたいのか」

白鞘「そうか、儂を………」

男「俺は最後まで………白鞘童子?」

白鞘「………」

白鞘「かっかっか。そうかそうか。儂が謀をして誑かそうとしておると」

白鞘「誇りある鬼の儂がそんなことをすると思っておるのか!!」ゴォッ

白鞘「貴様を思うて忠告した事をそう捉え、儂を馬鹿にして」

白鞘「貴様などもう食わんわ! 胃が腐り落ちるわ愚か者が!!」

白鞘「貴様などどこかでおっ死ね!!」バァン

タッタッタ

男「………白鞘童子では、なかったのか?」
430 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2018/01/24(水) 20:45:58.54 ID:9cO+iDUH0
〜4年目 第48週〜

お嬢「今週が最後ですわね」

男「そうだな。すぐに年が明ける。さすがに新年を祝う余裕はなさそうだ」

お嬢「来年、何か抱負はありますの?」

男「あぁ。変わらず亜人たちと人間の融和だな」

お嬢「トーラさんの夢でしたわね。人間に殺されたのに、その夢を変えないなんてトーラさんは立派ですわね」

男「お嬢は、なにかあるのか?」

お嬢「そうですわね………」

お嬢「わが民のためにこの身を捧げる。我が行動は全て民のために。ですの」

男「お互い変わらずか」

お嬢「えぇ。信念はなにがあれど変わりませんわ」

男「来年もよろしく頼む。お嬢がいなければここまでこれなかっただろう」

お嬢「………えぇ。そうですわね」

お嬢「わたくしも貴方を頼りにしてますわ」ニコッ
431 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2018/01/24(水) 20:49:01.71 ID:9cO+iDUH0
男「さて今週は」

【軍事力強化】 体×20

【村を発展させる】 技×20

【外交を行う】心×20

>>432
432 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/24(水) 20:49:58.96 ID:CG7GXO1do
【外交を行う】 ミーア
433 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2018/01/24(水) 21:45:38.26 ID:9cO+iDUH0
ミーア「えへへ、今年最後の仕事はお嬢さんと一緒にです!」

お嬢「ドラコと一緒が良かったですわ―」

ミーア「えぇ!? 酷いですっ」

お嬢「冗談ですわよ。ドラコは愛してますけどこういうことには向きませんの」

ミーア「ですよねー。ドラコさんはちょっとがさつな、あ、愛してる!?」

お嬢「おしゃべりは置いといて早く行きますわよ。雪が積もってて予想以上に体力持ってかれてますの」

ミーア「こんな雪山にどんな人たちがいるんですかねぇ」

―――

――



【大失敗】

ドドドドドド

お嬢「なんですのこの音は」

ミーア「まるで雪崩みたいな………って、雪崩ですよっ!」

お嬢「………良い一生でしたわ」

ミーア「そんな悟った顔しないで! 走ってください本気で!!」

ミーア「わ、わぁああああっ!!」
434 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2018/01/24(水) 22:02:13.00 ID:9cO+iDUH0
〜4年目 第48週 休日〜

男「今年、最後の日か」

男「………何をしようか」

1.褒める (誰を)

2.叱る (誰を)

3.お仕置き (誰を)

4.交流(誰とどうする)

5.外出

6.狩り

7.教育

8.探索

>>435
435 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/24(水) 22:08:39.64 ID:hruyWxqDO
5
教会
436 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2018/01/24(水) 22:26:01.61 ID:9cO+iDUH0
シスター「年末の礼拝ですか。結構なことですね」

男「今日はシスターなんだな。ドッペルゲンガーはどこへ?」

シスター「それは………」

シスター「ちょっとした病気でして、表に出てこれないのです」

男「そうなのか。大事にしてくれと伝えてくれ」

シスター「………男」

男「なんだ?」

シスター「全てが終わったとき………ドッペルゲンガーを褒めてあげてください」

シスター「あの子は貴方たちのために頑張ったのですから、報いがなければ可哀想でしょう」

男「それは当然のことだ。その時は記念碑でも建てようか」ハハハ

シスター「………えぇ、記念碑でも建ててあげてください」

シスター「ただ、他者の命を奪うのは、正義かどうか。どうなのでしょうね」

シスター「少なくとも神は認めず、いつか報いを受けることになるのでしょう。皆…」

男「シスター?」

シスター「えぇ、冗談です。我々は正義の戦いをしているのですから。我々が正義です。悪人には裁きを、それが我々の仕事です」

男「真面目な顔で冗談を言わないでくれ。少し怖くなる」

シスター「それはすみませんでした。こういう性分なので」

男「そうだな。それじゃあドッペルによろしく伝えてくれよ」

シスター「えぇ………」

シスター「………神様があの子に罰を与えるなんて」

シスター「悪い冗談………ですわ」
437 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2018/01/24(水) 22:27:24.44 ID:9cO+iDUH0
男「最後くらいは誰かと過ごすか」

男「最後に過ごすといえば…」

>>438
438 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/24(水) 22:28:41.76 ID:6FIAoK4fO
そりゃあミーアよ。
439 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2018/01/24(水) 22:45:15.29 ID:9cO+iDUH0
ミーア「もうすぐ年が明けますねぇ」ノンビリ

ミーア「こんな日に男さんと一緒にいれるなんて、私嬉しいです」

ミーア「と、特別な関係ですもんね」エヘヘ

男「あぁ。こういう日ぐらいは恋人と過ごすべきだと思ってな」

ミーア「恋人///」

男「違うのか?」

ミーア「そうですけどぉ。恥ずかしいですよぉ///」

男「恋人の言葉自体が恥ずかしいのか? 以前のミーアはもっと恥ずかしいことしてた気がするんだが」

ミーア「それは、暴走というか迷走というか…」

ミーア「思い出さないでくださいっ!」

男「あれを忘れるのは無理だろう。水浴びの時の小さい水――」

ミーア「口に出さないでぇええっ!!」
440 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2018/01/24(水) 22:54:29.42 ID:9cO+iDUH0
ミーア「男さんが私を選んでくれた時、本当は冗談だって思ったんです」

ミーア「こんな地味で、面白みのない私がナージャさんや他の人に勝てるわけがないって」

ミーア「ランハオさんとの時に、あぁやっぱり嘘だったんだって思ってしまって…」

男「そんな嘘がつけるほど器用じゃないさ」

ミーア「わかってるんです。だけど怖いんです」

ミーア「朝起きたら、すべてが幻で」

ミーア「この関係がただの夢になるかもしれないって」

ミーア「だから、ずっと男さんとずっと一緒に、最後まで一緒にいてほしいんです」

ミーア「これが現実なんだって、目が覚めるくらいに私を愛してくれませんか?」

男「ミーア………」

男「おいで。ミーア」

ミーア「はいっ」















チュンチュンチュンチュン

ミーア「ふにゃぁ〜。新年ですね〜」

ミーア「さて、朝ごはん、作って。おいしい朝ごはんを男さんに―――」

ミーア「あれ、男さん」

ミーア「どこいったんだろう」
441 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2018/01/24(水) 22:56:38.33 ID:9cO+iDUH0
〜5年目〜

男「………寒い」ブルル

男「ベッドが……硬い?」

男「ここは、どこだ?」

男「牢屋?」
442 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/24(水) 22:58:39.84 ID:yFze4e1Lo
やっべーこれ全フラグ建てれなかったやつだ
443 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2018/01/24(水) 22:59:30.24 ID:9cO+iDUH0
〜5年目 ?日目〜

男「鉄の扉はあるが、壊せそうにない」

男「扉についた小窓から食事は貰えるが、そこから逃げれそうにない」

男「一体誰が…なんのために?」

男「くそっ。こんな時に!」

男「とにかく出口。出口を探さなければ」
444 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2018/01/24(水) 23:02:04.35 ID:9cO+iDUH0
〜5年目 ?週目〜

男「駄目だ………出口なんてものはない。脱走も無理そうだ」

男「食事も水も十分な量出るが、一体俺を捕えてなにがしたいんだ?」

男「………いずれ誰かが助けに来てくれるだろう。お嬢がいるんだ。信じよう」

男「ドラコやナーグルだってもう俺以上に強いはずだ」

男「………役立たずにならないように鍛えよう。助け出されたときに動けないなんてことにならないよう」
445 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2018/01/24(水) 23:10:32.86 ID:9cO+iDUH0
〜5年目 第?月目〜

男「はぁ…はぁ………」

男「どれくらいたった…?」

男「戦いはどうなった………?」

男「ミーアは……ミーアは無事だろうか?」

男「………皆」

コンコン

男「!」

「やぁ。久しぶりだね」

男「この声は………ベルグレインか? 助けに来てくれたのか?」

「ふふふ。よっと」ウネウネ

「スライムは姿を変えれるからこんなところからでも入れる。君はそうはいかないけどね」

男「ベル……グレイン?」

「あ、そうだったね。この姿は君は知らないんだった」

男「小さくなったか?」

ベル「とある人に僕の体をあげてね。小さくなってしまったよ」

男「他の皆はどうしてる? 助けにきてくれているのか?」

ベル「助けに?」

ベル「ふふ、くふふふふっ」

ベル「あーっはっはっはっ。馬鹿だなぁ君は」

ベル「嫌いな君を助けるわけがないだろう?」
446 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2018/01/24(水) 23:14:13.73 ID:9cO+iDUH0
男「嫌いだから俺の事を利用してやるって」

ベル「あぁ、それ? うん。だから利用してるじゃないか」

ベル「君をここに閉じ込めているのはね。お嬢なんだ」

ベル「僕はその計画に協力して、今は悠々自適な生活を送ってるよ」

ベル「君がいなくなったときは他のみんなは大騒ぎしてたけど、僕はそれを見てお腹が痛くなるほど笑っちゃってさぁ」

ベル「あ、もちろん表面にはだしてないよ?」

ベル「ミーアなんか見てて可哀想になるほど落ち込んじゃってさ。今でも君を探してるんだよ?」

ベル「男さぁん。男さぁん。って君も罪な男だなぁ」

ベル「意外だったのはナーグルも君の事を好きだったことかな。だめだよう? 変に期待させちゃあ」

ベル「愛するつもりも抱くつもりもないのに優しくしたからこうやって被害者が増えたんだ」

ベル「あはっ。あはははは」
447 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2018/01/24(水) 23:23:59.14 ID:9cO+iDUH0
男「ベルグレイン……ッ!」

ベル「なに怒ってるんだい。君も僕に酷いことしたじゃないか」

ベル「当然の報いだ! 心に刻み込まれた痛みは今も消えないのに!」

男「なぜ、なぜお嬢は俺を見捨てた」

男「お嬢も俺を恨んでいるのか!?」

ベル「あぁ。それに関してはお嬢だけじゃないよ」

ベル「古書娘さんもさ」

男「………!」

ベル「戦争に勝つためにはね綺麗じゃなくてはいけない。大きくなれば大きくなるほど美しくなければならない」

ベル「君は汚すぎたのさ。仮面をつけた黒影の人外染みた人間。人間と亜人の連合に、人でなしがいてはいけない」

ベル「もちろんお嬢は君を恨んでも嫌ってもいない。だけどみんなのために君を見捨てなければならなかったんだ。お嬢の辛さもわかってくれたまえ」

ベル「そういう意味ではレイティアも困ってたんだよねぇ」

男「レイティアも閉じ込めたのか!?」

ベル「んなわけないじゃないか。彼女は可哀想な可哀想な人間の被害者だよ? そんな酷いことできないよ」

ベル「彼女の体に僕の一部をあげた。スライムの特性が混じったというとわかるよね?」

ベル「一部の想定外は彼女の中にいた彼女たちが全員分裂して個々に分かれたことだけど、結果オーライさ」

ベル「戦力が増えて喜ばしいことだ」
448 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2018/01/24(水) 23:29:14.59 ID:9cO+iDUH0
男「ベルグレインッ!!」グイッ

グググ

ベル「あは、あははは。スライムの首を絞めても意味はないよ? 前に僕にしたみたいに火を押し付けないと。じゅじゅじゅって」

ベル「ここにはそんなものはないけどねっ。あはぁっ」

男「俺が、俺が今まで頑張ってきたのは―――」

ベル「それは安心していいよ。ちゃんと報われてる」

ベル「数と能力で人間に勝った亜人をお嬢達はちゃんと纏め上げた。戦力は拮抗…いやむしろ亜人が有利」

ベル「小さな国は降伏してるし、順調すぎて怖いくらいだ」

ベル「それも全部君のおかげだ。この革命が成功すれば君を知っている人は皆君に感謝するだろう」

ベル「だが、君は英雄にはなれない」
449 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2018/01/24(水) 23:33:08.45 ID:9cO+iDUH0
男「………殺せ」

ベル「え?」

ベル「やだなぁ。君にそんなことするわけないじゃないか」

男「もう俺はいらないだろう! 生きてても意味がないじゃないか!!」

ベル「あるよ」

男「は?」

ベル「君は今のところの不安。後輩にささげる生贄なのさ」

ベル「君ひとりであれを止めれるならそれに越したことはない」

男「………」

男「………殺せ、殺してくれ」

ベル「やだよ」

ベル「君にそんなこと、してやるわけないじゃないか」ニュルル

ベル「それじゃあさようなら。またいつか」
450 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2018/01/24(水) 23:45:26.91 ID:9cO+iDUH0
〜?年目〜

男「………」

男「………俺は」

男「……どこで、間違ったんだろうな」

キィイ

男「!」

お嬢「お久しぶりですわね。男」

男「大きくなったな。お嬢」

お嬢「えぇ。そちらは老けたかしら」

男「………」

お嬢「そんな怖い目で見ないでくださいまし。貴方をこんな目に合わせたことは心苦しく思っていますわ」

お嬢「ただ貴方はわたくしの輝きを曇らせる」

男「ここを開けたということは」

お嬢「えぇ。貴方の出番ですわ」

男「従うと思うのか? 俺が」

お嬢「えぇ。貴方は亜人のためにやってくれるでしょう?」

お嬢「もし不満があるならわたくしの首を絞めてくださいまし。わたくしが消えたところでわたくし達の勝利は揺るぎませんし、皆は止まりません」

男「………殺さないさ」

お嬢「あら、いいんですの? あなたをこんな目に合わせた張本人ですのよ?」

男「殺してなんかやるもんか。お前が望むことをしてなんかやるもんか」

お嬢「………あなたも十分、酷いお人」

男「ミーアや他の奴のために、捨石になってやるよ」

男「俺ができる最後のことだ」
451 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2018/01/24(水) 23:53:14.40 ID:9cO+iDUH0
後輩「………久しぶりでありますな」

男「あぁ……何年振りだろうな」

後輩「私は、私は先輩を手に入れるために、今までの全てを裏切ったのであります」

後輩「唾棄すべき亜人に魂を売って、貴方を手に入れたのであります」

後輩「愛してくれなんて言えないでありますけど」

後輩「私は貴方をずっと思ってたのであります」

男「俺は、お前を捨てたんだぞ?」

後輩「だから私は貴方を追いかけたのであります」

後輩「貴方が望むから亜人を打倒し、その願いだけを追ってここまで来て」

後輩「やっと貴方に追いついたのであります」

男「俺は………俺は」

男「>>452
452 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/24(水) 23:57:43.19 ID:zXd9MTWeo
お前を殺さなければならない。帰るために
453 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2018/01/25(木) 00:05:06.52 ID:QGGaS0hu0
男「お前を殺さなければならない。帰るために」

後輩「………」

後輩「そう、でありますか」

男「剣を構えろ。俺だって、ぐぅぅ……」グググ

男「戦えるんだ――っ」

後輩「素手で、戦うつもりでありますか」

男「あぁ。そうだ」

後輩「では、さようなら男先輩殿」ザシュッ

男「―――」

後輩「愛し、て」

後輩「おりま………す」バタンッ
454 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2018/01/25(木) 00:12:26.76 ID:QGGaS0hu0
男「―――後輩!」

男「なんでだ、なんで………」

ベル「やぁやぁ。最後まで君はなんて酷いんだ」

ベル「自分の事を心から好いている女性に自分を殺せと言うだなんて」

ベル「無理に決まってるじゃないか」

ベル「この子を殺したのはほかでもない君の無神経ささ」

男「………ベル、グレイン」

ベル「君は後輩ちゃんに連れられどこか遠くへ消えてくれると思った」

ベル「なのに、後輩ちゃんは死んじゃって、君は生きてて。どうしようかってお嬢と話してたんだ」

男「俺も殺すのか? もう用はないだろう」

ベル「うん。ないよ」

ベル「だけどお嬢は殺さないってさ。君をどこか遠くへ追放する。命は取らないし、こっちに関わってこない限りそちらへもう危害を加えることはない」

ベル「破格の条件さ」
455 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2018/01/25(木) 00:15:08.92 ID:QGGaS0hu0
ベル「どうする命あっての物種だと思うけど」

ベル「お嬢の好意に甘えるかい」

ベル「それとも、僕とお嬢を殺してミーアのところへ行くか」

ベル「選択肢は二つ、君はどっちを選ぶ」

男「………」

1.お嬢に従って遠くへと消える

2.ベルグレイン達を殺してミーアのところへ行く

ベル「よく考えたまえ。きっと君はより良い方へ行くための答えを聞いているはずだ」

>>456
456 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/25(木) 00:20:05.39 ID:zzzd0ZWYo
どっかにヒント提示されてたはず……
安価下
457 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/01/25(木) 00:23:26.75 ID:ZbDjo0A+O
「わたくしが消えたところでわたくし達の勝利は揺るぎませんし、皆は止まりません」
お嬢のこれをどう受け取るべきかだよね。つまりここでエゴを通しても元々の目的的には問題ないと見るべきなのか
でも彼女を殺したらドラコが悲しみそうだしなぁ
安価下
458 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/01/25(木) 00:25:41.19 ID:ZbDjo0A+O
シスター「ただ、他者の命を奪うのは、正義かどうか。どうなのでしょうね」

この台詞が怪しい気がする。やっぱ殺しちゃ駄目なのか?
安価下
459 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/25(木) 00:27:55.39 ID:gJl9vKxHo
「だから、ずっと男さんとずっと一緒に、最後まで一緒にいてほしいんです」
ここからのミーアの夢オチに賭けたい
てか隠された第三の選択肢を見つけるヤツじゃないなら多数決に逃げたい、責任重すぎんよー…
安価下
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