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安価で魔法少女モノ
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59 :
◆jyrP/opZ3U
[sage]:2017/10/17(火) 01:04:34.68 ID:H7oUuWSuO
コンマ49、70以下
60 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/17(火) 01:07:17.53 ID:9qr7NuM+O
コンマ下?
61 :
◆jyrP/opZ3U
[sage]:2017/10/17(火) 01:10:17.65 ID:H7oUuWSuO
今日はここまでです
【静】
どうしよう…響以外に頼れる人なんて私には…
A 一人で探す
B 一人で助ける
C 一人でなんとかする
>>下3までコンマの高いもの
>>59
正しくは
コンマ03、70以下
でした。すみません訂正します
62 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/17(火) 01:12:29.29 ID:Rh7Kypc0O
>>47
のことか
A
63 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/17(火) 01:16:51.45 ID:Dnqof+dG0
A
64 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/17(火) 01:19:50.34 ID:TjWF8jRkO
乙
B
65 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/17(火) 11:10:28.44 ID:v2VAlLKC0
乙
66 :
◆jyrP/opZ3U
[sage]:2017/10/17(火) 21:54:20.63 ID:wSJNcjIaO
今日は更新できません
ごめんなさい
67 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/10/17(火) 22:30:46.43 ID:yn0dxcON0
乙
リアルが大事
68 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/17(火) 23:36:05.42 ID:lU2T5rt40
エックスに出番はあるのか…
69 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/18(水) 01:12:34.75 ID:vtDZIDoZO
>>68
クラスメイト2人いるし出にくくはないとは思う
70 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/18(水) 05:53:05.10 ID:+qIg89yn0
まだ始まったばかりだし何とも
すごい量が集まってるから全員活躍するかはわからんが
71 :
◆jyrP/opZ3U
[sage]:2017/10/18(水) 23:15:42.17 ID:z8SJXwXzO
更新夜遅くなります。すみません
安価は取りませんので朝にでもゆっくり読んで下さい
72 :
◆jyrP/opZ3U
[saga]:2017/10/19(木) 02:57:28.32 ID:Pcdyk4VwO
誰かの独り言
「一定条件を満たした、12歳から18歳までの少女が『イヴ』と呼ばれる宝石に触れる事によって魔法少女に変身できるようになる」
「12歳以下では、イヴの動作が安定しないので魔法少女になれないし、19歳になると、魔法少女に変身できなくなる。再度イヴに触れても何も起こらない」
「魔物はカケラを残して死んでゆく。そのカケラには魔法少女の力を増幅させる効果がある」
「カケラの持つ力は、その魔物の持っていた力で決まるので、必然的に高ランクの魔法少女は強力だ」
「イヴから貰った力で闇を払うのが私達魔法少女の仕事。しかし、不明な点が多すぎる。正直なところ不安だ…」
73 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/19(木) 07:38:56.94 ID:c4zyCR2yo
乙
74 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/19(木) 07:47:20.99 ID:fdnFyBMKO
これ独り言言ってる魔法少女は毎回違うのかな?
75 :
◆jyrP/opZ3U
[saga]:2017/10/20(金) 01:23:36.01 ID:FGzV5ZfIO
【3,かけがえない思い】
『実は…響さんの行方がわからなくなっているの』
その言葉を聞いたとき、私は震えが止まらなかった
どうして響が?なんで?いつ?あんなに強いのに?どうしようどうしよう…なにをすればいいの?
様々な考えが頭の中を駆けてゆく
『…大丈夫?』
静「…は、い」
『そう…とにかく、捜索はもう数人で始まってるからあなたは大人しく家にいなさい』
静「えっ!?いやっ私も探します!」
『それはダメ』
静「どうしてですか!」
『今回関わっている魔物はオミクロン級以上と推測されているの。アルファ級のあなたが関わるには…危険すぎる』
静「う…」
言い返す言葉が見つからない
いままで遭遇した魔物は全て響が倒していたから、私は魔法少女になってから一度も魔物を倒したことがない。その都度強化はしてもらったんだけど…今私がどのくらい力があるのかとかも全然わからない
魔法少女になって全力で動いたこともない私が探しに出たところで、たとえ見つけても一緒に行方不明になるだけだ
静「…わかりました」
『ありがとう。大体の目星はついているから、今日中に見つけてみせるよ』
静「…はい」
『それに、魔法少女は決して死なないから。安心して?』
76 :
◆jyrP/opZ3U
[saga]:2017/10/20(金) 01:38:42.67 ID:FGzV5ZfIO
電話を切った後、私はすぐに家を出た
家で待っているように言われたけど、そんなの無理だ。聞けるわけない。だって…
響は、私の大事な人だから
静(でも、響以外の魔法少女なんてしらない…誰にも頼れない…ううん、こんな時まで誰かに頼るなんて!私一人で探さなきゃ!)
静(でもどこを探そう?とりあえず響の家まで行ってみよう!)
魔法少女に変身して、全力で地面を蹴る。が、しかし
静「うひゃああぁぁー!」
今まで一度も使ったことのない力に戸惑ってしまう。私はそのまま、勢い余って電柱に激突してしまった
静「ふぎゅ!」
自然と涙がでてきた。それをぬぐいながら、もう一度、全力で地面を蹴る
今度は着地に失敗して盛大にコケた。でもすぐに起き上がって、また全力で地面を蹴る
今度は屋根の上に着地できたが、よろけてそのまま落ちてしまった。しかしすぐにまた起き上がって、地面を全力で蹴る。顔はもう涙でぐちゃぐちゃだ
私は体に傷を作りながら響の家を目指した
77 :
◆jyrP/opZ3U
[sage]:2017/10/20(金) 01:48:52.62 ID:FGzV5ZfIO
響の家に着く頃には大分力のコントロールがうまくなっていた。…それでも10回に1回くらいは着地に失敗するんだけど
目を閉じ、呼吸を整えて耳を澄ませる。…響の気配は近くにないみたいだ
次どこに向かうか考えようと目を開けた時、ふと自転車がないことに気がついた
静(自転車がない…たしか、自転車は通学用で魔物退治の時もどこか出かける時も使わなかったはず…)
静(…)
静(…ということは、平日学校に行っている間に行方不明になったってことなのかな?)
静(…よし、じゃあ次は学校に向かってみよう)
行き先を決めて再び地面を全力で蹴る
………
今度はちゃんと着地できた
78 :
◆jyrP/opZ3U
[saga]:2017/10/20(金) 02:11:17.49 ID:FGzV5ZfIO
【3,かけがえない思い】続く…
今日はここまでです。深夜なので安価は取りません
79 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/20(金) 02:12:51.21 ID:Pg3Gh5x9O
乙
ここからどうなるか気になる。他の魔法少女が絡むのかシンプルに孤軍奮闘か
80 :
◆jyrP/opZ3U
[sage]:2017/10/20(金) 23:27:18.20 ID:xTEXv0l3O
今日は更新できません
明日は早い時間から更新できると思います
81 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/21(土) 02:18:06.51 ID:vNgNJaGoO
了解
現状面白いけど出来ればそろそろ他の魔法少女との絡み見たいかな。応援してます
82 :
◆jyrP/opZ3U
[saga]:2017/10/21(土) 23:15:45.23 ID:G0/z7opWO
【3,かけがえのない思い】続き
静「いてて…」
私は、本日3回目の電柱とのキスに目を回していた
大分慣れたとはいえ、まだまだ修行が足りないみたい
傷はすぐに治っていくことが幸いだ
静(もう少しで学校なんだけどな…)
静(…)
静(もし、学校でもないなら…今度はどこを探そう…?)
静(…)
静(…考えても仕方ないよね?まずは目の前の───)
静「っ!これは、魔法少女…と魔物!?」
私の探知できる範囲内に突然二つの反応が飛び込んできた
一つは魔法少女。3人で固まってちょうど学校とは反対方向に移動している
もう一つは魔物。魔法少女3人を追いかけて…いや止まった
あっ!反対側…学校の方に引き返して行く!
…どうしてかな?
私は、あの魔物の反応にとても惹かれている。具体的に言えないけど…何かを感じる
【!】
【重要な分岐点です】
A魔法少女を追いかける
B魔物を追いかける
>>下3まで、コンマの高いもの
83 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/21(土) 23:16:43.98 ID:B+hV+LYV0
B
84 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/21(土) 23:17:06.23 ID:EdcMucrro
B
85 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/21(土) 23:23:39.95 ID:tG3b28FDO
B
86 :
◆jyrP/opZ3U
[sage]:2017/10/22(日) 00:17:15.15 ID:Va+gFDStO
【B】
どうして?なぜ?
よくわからない不思議な感覚…
普通なら魔法少女を追いかけるべきなんだろうけど、私は感覚に従ってみることにした
静(あの魔法少女達も気になるけど…っ!)
行き先が決まり、再び移動を始める
まだ少しふらつくけど、もうどこかに激突するようなことはない…と、思う
反応がどんどん近づく
魔法少女の方はもう、探知外に出てしまったので感じ取れない
静(…ん?あれ?よく考えたらあの魔法少女達は魔物から逃げてた?)
静(3人がかりでも逃げ出すほどの魔物…)
静(…)
事の重大さに気づいたときには、私は魔物の結界に引きずられてしまっていた…
87 :
◆jyrP/opZ3U
[sage]:2017/10/22(日) 01:31:40.71 ID:Va+gFDStO
結界の中に引きずり込まれた私は周囲を警戒しながらさまよっていた
静(うーん、なんていうのかな、工場?みたいな…でも入り組んでて狭いし、うーん…金属質な廊下?デコボコしていて、隠れる場所は沢山ありそうだ)
静(あと鉄臭いなぁ…ほんのり油の匂いがする)
コツッコツッコツッコツッ
静(!)
私の近くの壁から足音が聞こえてきた。どうやら向こうは空洞らしい
それにしても…
静(全然探知できなかった…今も反応がない。魔物?)
コツッコツッコ
静(!)
足音が止まった
私は慌てて物陰に隠れた
キューン……ドガァァアアン!!!!
静(うわっ!)
凄まじい衝撃と共に壁が吹き飛んだ。思わず声を出しそうになるも、なんとか抑えることができた
コツッコツッコツッコツッ
???「…」
煙が晴れ、壁を吹き飛ばした張本人が姿を表す
その姿に、私は驚愕した
静(えっ)
88 :
◆jyrP/opZ3U
[sage]:2017/10/22(日) 01:32:21.74 ID:Va+gFDStO
静「響…?」
響?「…」キョロキョロ
89 :
◆jyrP/opZ3U
[sage]:2017/10/22(日) 01:33:53.03 ID:Va+gFDStO
今日はここまでです。結局こんな時間になってしまいごめんなさい
次回で影野静編は終わります
90 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/22(日) 01:48:12.81 ID:gP/0F2vM0
乙
あれ響さん意外とパワータイプ…?
91 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/22(日) 08:10:55.02 ID:GQeTCe6Lo
乙
次で終わりということは選択肢を間違えたかな
92 :
◆jyrP/opZ3U
[sage]:2017/10/23(月) 22:59:39.22 ID:CLfKa1i0O
今週の更新は厳しいかもしれません。ごめんなさい…
93 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage ]:2017/10/24(火) 02:11:33.83 ID:UhhLpbGmO
【名前】
黒神 聖(クロカミ ヒジリ)
【年齢】
17
【性別】
女
【性格】
温厚で慈愛に満ちた聖女のような性格。
【学力】
記憶力に優れている。
【容姿】
立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花を体現する大和撫子。人目を惹き付ける美しい黒髪が特徴。
【誕生日・血液型】
12月24日。AB型。
【異能力】
触れた人物の傷を癒したり物体を修復することが可能。ただし、自分には使えず死者を生き返らせることは出来ない。
【家族構成】
歪(ヒズミ)という名前の別人格を持つ。
実は彼女の能力は治癒ではなく時間操作であり、歪が表に出ている時は自分の時間を加速させ超スピードで戦う。なおこの時、能力は聖とは逆に自分にしか使えなくなる。
94 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/24(火) 02:12:35.85 ID:UhhLpbGmO
失礼、誤爆しました。
95 :
◆jyrP/opZ3U
[saga]:2017/10/29(日) 21:08:13.94 ID:0H3DhOUAO
誰かの独り言
「響には借りがある。返さず消えられるのは、私のプライドが許さない」
「…まあちょいちょい、おちょくってくるのは腹が立つが。基本はいい奴だ」
「探すのはいい。しかしな…」
「ただでさえ魔法少女って存在が胡散臭いのにさ、なんで更に胡散臭い、本名不明のヤツと組まなきゃならないんだ?」
「はぁ…まあ仕方ないか」
「さて、行くか」
96 :
◆jyrP/opZ3U
[saga]:2017/10/29(日) 21:16:16.95 ID:0H3DhOUAO
【4、再開】
コツッコツッ
コツッコツッ
静(響…?)
「…」キョロキョロ
コツッコツッ…
響?の姿を見てすぐに、私は頭を引っ込めてしまった。でも、なんでだろう?
すぐそこにいるのに、魔物の反応も、魔法少女の反応もない
………
足音はもう聞こえない
…どうしよう。本当にどうしていいのかわからない
【どうしようか?】
A後を追う
Bしばらく様子を見る
C一度結界の外に出る
>>下2まで、コンマの高いもの
97 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/29(日) 21:17:16.83 ID:zbGFGW6ao
B
98 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/29(日) 21:17:44.65 ID:m0RLnyXDO
A
99 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/29(日) 21:18:27.98 ID:p1w8Iay8o
B
100 :
◆jyrP/opZ3U
[sage]:2017/10/29(日) 22:03:34.59 ID:0H3DhOUAO
【B】
静(しばらく様子を見てみよう)
静(集中…)
静(…)
静(ううん…やっぱりダメみたい。何も感じられな…あっ魔物の反応だ!)
ズン…!
かなり遠くから地響きが聞こえてきた。それと同時に、魔物の反応は消えてしまった
静(消えてしまった。今のは一体…)
静(…もうしばらく様子を見よう)
静(集中…)
101 :
◆jyrP/opZ3U
[saga]:2017/10/29(日) 22:13:24.17 ID:0H3DhOUAO
10分後
コツッコツッ
コツッコツッ
静(!)
静(近づいてきた!)
コツッコツッ
コツッ…
静(と、止まった…?)ドキドキ
「…」
キューン……ドガァァアアン!!!!
静(わっ!)
「…」キョロキョロ
コツッコツッ…
足音はもう聞こえない
新しく開けた穴を抜けてどこかへいってしまったみたい
…あれは響じゃない。なんとなく、そうだとわかる。なんの根拠もないけど
でも、やっぱり…あれに惹かれてる私がいる。どうしてだろう?
【どうしようか?】
A穴を抜けて後を追う
B響?がきた方向に向かう
C結界の外に出る
>>下2まで、コンマの高いもの
102 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/29(日) 22:14:12.39 ID:7Xj+dpPK0
B
103 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/29(日) 22:14:53.34 ID:zbGFGW6ao
B
104 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/29(日) 22:14:55.83 ID:CPFuco9k0
b
105 :
◆jyrP/opZ3U
[saga]:2017/10/29(日) 22:52:56.77 ID:0H3DhOUAO
【B】
静(あの地響き…気になるし行ってみよう)
結界の中を移動し始めてわかった。この結界はSF映画に出てくるような宇宙船の中みたいな作りで、迷路みたいだ
ときどき袋小路に当たって引き返しながら、魔物の反応があった場所を目指す
移動を始めて10分たっただろうか?私は反応が消えた場所にたどり着いた
静(うっ…焦げくさい!)
静(さっきアレが魔法を使った後によく似てる…多分ここもアレがやったんだ)
静(まだ燻ってる…)キョロキョロ
静(…あっ!これは、カケラだ!)
魔物を倒した時に落とすカケラを見つけた
これは…オ、オミクロン級!?
静(…使っちゃってもいいのかな?い、いいよね?私が見つけたんだし)ドキドキ
静「えいっ!」パキッ
カケラを割ると、閉じ込められていた力が流れ込んでくる
静「す、すごい!今までもらったものなんて比べものにならないくらい!」
索敵能力が大きく上がっていくのがわかる。…あっ!この反応…多分アレだ
不思議な感じ…一緒の場所に魔物と魔法少女がいるみたい…あっ!
魔法少女が2人、結界に入ってきた
多分さっきの3人組のうちの2人だと思うけど…
アレは…あれ?また反応が消えちゃった。でも、最後にいたのは確か…結構入り口の方からは離れてたはず。こっちの方が近い
【どうしようか?】
A魔法少女の方を目指す
Bアレの方を目指す
>>下3まで、コンマの高いもの
106 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/29(日) 22:54:55.22 ID:m0RLnyXDO
B
107 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/29(日) 22:55:35.33 ID:zbGFGW6ao
B
108 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/29(日) 22:55:47.84 ID:Kf9Aubl80
A
109 :
◆jyrP/opZ3U
[saga]:2017/10/29(日) 23:05:07.73 ID:0H3DhOUAO
【A】
早いですが今日はここまでです
先週はすいませんでした。今週は大丈夫です
お詫びというか…何かリクエストみたいなものがあれば書いて下さい
110 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/10/29(日) 23:12:38.87 ID:QjFs+/SG0
乙!
ゾロと高コンマ、どちらの価値が高いのか?
しかしリクねぇ……うーん……じゃあ、読者みんなで、魔法少女1人につき1つ、サポートアイテム(チートになり過ぎないやつ)を考えてあげるとか?
111 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/29(日) 23:13:24.80 ID:7Xj+dpPK0
乙
正直平穏に終わるとは思えないし
響と静の平和だったころを番外編でもいいからほしかったり
112 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/29(日) 23:17:58.21 ID:dhLBVrqjO
乙
リクエストって言われても
じゃあ魔物に安価で名前つける…とか?
113 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/29(日) 23:30:12.08 ID:zbGFGW6ao
乙
静絡みの平穏な話を
114 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/29(日) 23:48:46.82 ID:L5ocl9TY0
乙です
リクエスト
誰かの独り言みたいなフレーバーテキストとか、ネタバレにならない程度の設定資料集的なものを
115 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/30(月) 00:18:11.56 ID:aoIcC4Oz0
種子島と柳のショートストーリーとか?
116 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/30(月) 06:39:05.66 ID:tr232EGK0
リク
魔法少女が亡くなったら、ストーリーに関わらない所で何らかの出番を与える救済処置
117 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/30(月) 12:28:13.39 ID:o/CKw9VJ0
>>1
が使いやすそうな魔法少女増やしてみるとか?
118 :
◆jyrP/opZ3U
[saga]:2017/10/30(月) 23:21:24.39 ID:VNw/ZabjO
書いてくれた人たちありがとうございます
少し考えてみたいと思います
今日は更新できません。また明日…
119 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/30(月) 23:36:59.58 ID:o/CKw9VJ0
はい。またあした〜
120 :
◆jyrP/opZ3U
[saga]:2017/10/31(火) 23:17:01.15 ID:9IVMYpr4O
【4、再会】続き
【A】
私は入ってきた2人組みの魔法少女と合流することにした。最後にアレがいた所を迂回するように移動を始めた
静(あの人たちは何か事情を知ってるはず)
静(流石に私1人じゃ何が起きているのかわからない)
静(…怒られるかもしれないけど襲われることはないだろうし、これが一番いい手、だよね?)
静(もう少しで…あっ二手に分かれちゃった)
もう2、3分程で合流できるのに…
片方はそのまま進んできてる。もう片方は離れて行ってしまった
うーん…このまま進んで、とりあえず合流した方がいいかな?
…?
あっこっちに向かってきてる!
気づいたのかな?
タッタッタッ
「あっ」
静「あっ」
通路の角を曲がってきた魔法少女は、私の姿を見て驚いていた
刀を下げた和装の魔法少女で、小さくかわいい。なにせ、背の低い私と変わらないからね
「…」
向こうは何て声をかけるか迷ってるみたい
…ど、どうしよう。私、特に初対面の人は苦手なのに…
【どうしようかな?】
Aとりあえず挨拶、名前を名乗る
B名前を聞く
C構える
>>下2まで、コンマの高いもの
ただし、該当コンマが40以下なら緊張して固まってしまう
121 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/31(火) 23:17:21.83 ID:WjkaKGEXo
A
122 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/31(火) 23:17:59.60 ID:n6k8/67DO
A
123 :
◆jyrP/opZ3U
[saga]:2017/10/31(火) 23:33:34.13 ID:9IVMYpr4O
【A】
コンマ83
「…」
静「…」
うぅ…何で何も話さないの?
私から声をかけかけた方がいいのかな…ってそんなことを悩んでる時間無いよ!
…よし!
静「あ、あの!!!こんにちは!!!」
「わっ!」ビクッッ
力みすぎて声が大きくなってしまった。相手はびっくりして、少し飛び跳ねた
は、恥ずかしい…!
静「わわわったしは!影野静です!!!」
「は、はぁ、よろしく。私は太刀斬みそぎ」
みそぎ「とりあえず落ち着け。はいっ深呼吸」
静「すー…はー…すー…はー…」
みそぎ「落ち着いたか?」
静「は、はい…」
みそぎ「そうか。じゃあ改めて自己紹介しよう。私は、クシー級魔法少女、太刀斬みそぎだ」
静「わ、私…影野静です。階級はアルファです」
みそぎ「…アルファ級?この魔力量でか?」
静「あっさっきオミクロン級のカケラを拾って…で、それを使ったらこんな感じに…はい」
みそぎ「ふーん…」
124 :
◆jyrP/opZ3U
[saga]:2017/10/31(火) 23:50:22.43 ID:9IVMYpr4O
みそぎ「…まぁ、それは今どうでもいいか」
大分落ち着いた
それと同時に、お腹の底から疑問と不安が一気にこみ上げてきた
静「…あの」
みそぎ「なんだ?」
静「アレ、なんですか?」
みそぎ「…見たのか?」
静「はい。どうして、アレは、私の…」
────大切な人────
静「…響、の姿をしてるんですか?」
みそぎ「そうだな…」
みそぎ「…」
みそぎ「アレは…」
静「…」ゴクリ
みそぎ「魔物だ。そう、ただの魔物」
静「えっ!でも…」
みそぎ「だからもう帰れ。悪いことは言わない」
静「そんな!それに、アレがただの魔物のわけない!」
みそぎ「魔法少女の姿をしているからか?魔物にはわからないことが多い。姿を真似る魔物がいても、何もおかしくはないだろ?」
静「じゃあ!なんでアレから!魔物と魔法少女の反応が一緒にするんですか!」
みそぎ「!」
みそぎ「…お前、感知タイプだったのか」
静「…」
みそぎ「…わかった。正直に話そう」
静「アレは本当は、なんですか?」
みそぎ「アイツは…」
125 :
◆jyrP/opZ3U
[saga]:2017/10/31(火) 23:53:49.00 ID:9IVMYpr4O
みそぎ「魔物と魔法少女の融合体だ。そして、最強最悪の、全生物の敵でもある…」
126 :
◆jyrP/opZ3U
[saga]:2017/10/31(火) 23:55:22.96 ID:9IVMYpr4O
今日はここまでです
ありがとうございました
127 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/31(火) 23:57:21.97 ID:WjkaKGEXo
乙
128 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/01(水) 00:01:22.67 ID:VDrkAE0y0
乙
響の能力見たら対人性能ヤバすぎ?
129 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/01(水) 01:34:18.42 ID:dyw89Iua0
>>128
どうせ調整される
130 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/01(水) 06:45:11.50 ID:VHHQ4vTP0
乙!
どういう事かと思ってたら、そういう事だったのね
131 :
◆jyrP/opZ3U
[saga]:2017/11/04(土) 12:04:14.90 ID:Nnl8BOCLO
誰かの独り言
「融合体」
「魔物が、他の生物や物質と、融合したもの。魔物同士での融合は、今の所、確認されていない」
「この魔物の機能には、まだ謎が多く、解明されていない部分が多い」
「まず、魔物は、融合しても、必ずしも力が増すわけではない。むしろ、被融合者の特性に基づく、弱点を作ってしまうことの方が多い」
「融合体の特徴としては、成長の停止、魔力の固定化、寿命の減少がある」
「成長の停止…魔物は、融合を行った、その時の階級で成長が停止する。例えば、ゼータ級の時に融合を行えば、そこから階級が上がることはなく、死滅するまで、ゼータ級のままということになる」
「魔力の固定化…融合体は、戦闘行動やその他の魔力を消費する行動を取っても、魔力を消費しない。また、その他の要因での魔力の増減もしない。これにより、戦闘継続能力は大幅に向上している」
「寿命の減少…魔物の寿命は、未だ解明されていないが、これは、魔物は全て、魔法少女によって倒されてしまい、自然死した個体を観測できていないからである」
「一方、融合体は、確認されている中で、魔法少女によって倒された個体以外は、全て、自然消滅している。記録されている中では、最長でも9ヶ月。最短なら僅か2時間だ」
「被融合者は動植物、無機物、機械などが確認されているが、人と融合した前例はない。が…」
「私、個人の見解としては、決して不可能ではないものと、考える」
132 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/04(土) 12:13:31.69 ID:ek/8iPbN0
観察班とかが居るもんなの?
133 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/04(土) 18:56:19.90 ID:NiMs22vb0
全世界規模の話みたいだし普通に研究者とかもいるでしょ
自然引退した元魔法少女とかが所属してるのかね
134 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/05(日) 02:38:44.44 ID:7InjpCq20
イヴってのは原始時代からあるもんなのかね?
135 :
◆jyrP/opZ3U
[saga]:2017/11/05(日) 17:02:29.11 ID:NgB0VyO0O
飛び飛びになってしまいすみません
20時ころから再開したいと思います
136 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/05(日) 17:04:54.12 ID:hTErxgKG0
hooo!
137 :
◆jyrP/opZ3U
[saga]:2017/11/05(日) 21:14:26.84 ID:NgB0VyO0O
【4、再開】続き
静「融合…体?全生物の敵ってどういうことですか?」
みそぎ「魔物の能力の1つに【融合】と呼ばれるものがある。アレは…タウ級の魔物と而今響が融合したものだ」
みそぎ「私達に敵対するのは勿論、魔法少女としての特性からか、魔物にすら襲いかかる危険極まりない存在だ」
説明が頭に入ってこない
融合とか、敵対とかどうでもいい
響は助かるの?
静「…それで、響は、助かるんですか?」
みそぎ「…」
みそぎ「大丈夫、響は私達が助け出してみせるよ」
そう言って彼女は笑って見せた
この笑顔を、私は無条件で信じた
静「…ほ、ほんとに?」
みそぎ「…ああ」
みそぎ「さて、時間がないんだ。後は任せて…」
キューン……ドガァァアアン!!!!
静「きゃっ!」
みそぎ「…っ!」
コツッコツッコツッ
ズル…ズル…ズル…
融合体「…」
ヒュッ ドサッ
「…ぅ、あ」
静「ひっ…!」
みそぎ「…!エックス!」ダッ
壁の向こうからやってきたアレは、1人の魔法少女を引きずりながらやってきた
私達を見つけると、「次はお前たちだ」と、言わんばかりに、引きずっていたものをこちらに投げた
エックスと呼ばれた魔法少女はボロボロで、焦げたような匂いがしていて、頭からは血を流していた
私は、初めてアレと目を合わせた
そこには、私が憧れた綺麗な瞳があった
私は、探していた響と再開した
138 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/05(日) 21:39:36.37 ID:PFRJrFrK0
会ったら魔物を探してぶつけた方がよさそう
139 :
◆jyrP/opZ3U
[saga]:2017/11/05(日) 21:48:44.91 ID:NgB0VyO0O
静(ひどい怪我…)
みそぎ「おい!しっかりしろ!」
エックス「ぅ…みそぎ…早く、逃げましょう…。私達では…手に…」
みそぎ「くそっ!」
融合体「…」タッ
静「危ない!」
みそぎ「!」サッ
ガギィィン!!!
みそぎはエックスを抱えて、融合体の攻撃を飛び躱した
みそぎ(一撃で金属の床がこんなに凹んで…)
静(なんとかしないと!みんなやられちゃう!)
静「うわぁぁ!!」ダッ
ドカッ!ゴロゴロゴロ…
短い間にどうすればいいか悩んだ結果、私は魔法を使い、存在感を消して、全力で体当たりをした
私と響は倒れて、そのまま勢いよく転がっていった
止まると同時に、私は前に響から教えてもらった寝技で押さえ込んだ
みそぎ「よくやった影野!そのまま押さえてろ!」
融合体「!」ジタバタ
みそぎ「このっ…!よくも2人をやったな!」カチャッ
みそぎが勢いよく刀を引き抜くと、霧のように揺らめく、不思議な刃が姿を見せた
私は、とっさに響をかばった
静「やめて!」
みそぎ「!」
みそぎ「なぜ…なぜ庇うんだ!こいつは魔物だぞ!」
【私は…】
A拘束を解いた
B説得を試みた
Cみそぎを攻撃した
>>下3まで、コンマの高いもの
140 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/05(日) 21:49:32.65 ID:1tYyHh7Ko
B
141 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/05(日) 21:49:39.11 ID:cZlJzNjZ0
B
142 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/05(日) 21:50:26.04 ID:hTErxgKG0
B
143 :
◆jyrP/opZ3U
[saga]:2017/11/05(日) 22:16:01.88 ID:NgB0VyO0O
【B、説得を試みた】
静(ど、どうしよう!どうしよう!どうにかしないと!)
エックス「うぅ…」
静(!)
静「今なら確実に逃げられる!その人のことを考えたら、今は逃げるべきだよ!」
みそぎ「…」
静(ダメ…?)
みそぎ「確かに、お前の言う通りだ」
静「!」
みそぎ「しかし、お前はどうするんだ?」
静「え?」
みそぎ「私がエックスを抱えて逃げた後、お前はどうするんだ?」
静「私は…」
みそぎ「残れば恐らく…いや、確実に殺されるぞ」
静「…私の魔法は【存在感を限りなく消す】ことができます。それに、昔から逃げることだけは得意なんです」
こんな時なのにどうしてだろうか?
自虐して、私は笑って見せた
みそぎ「…多分、もっといい手があるのかもしれない。けど、時間もないし、私の頭じゃ思い浮かばない」
静「…」
みそぎ「すまない。すぐに戻る!」
みそぎは、エックスを抱えて逃げた
姿が見えなくなるころ、抑える力が切れてしまい、私は後ろに飛んで距離をとった
144 :
◆jyrP/opZ3U
[saga]:2017/11/05(日) 22:23:27.85 ID:NgB0VyO0O
融合体は起き上がると、ゆっくりとこちらに向かって歩き出した
融合体「…」ムクリ
静「…」
静「響…?」
融合体「…」スタスタ
響は問いに答えることなく、まっすぐ、ゆっくりと、こちらに向かって歩いてくる
技を使えるだけの魔力は、もう残っていない。さっきので使い果たしてしまったから
もう逃げることも、戦うこともできない
静「響…私ね、あなたのことが好きだよ」
融合体「…」スタスタ
静「大好き。勿論、今も」
響は問いに答えることなく、私の眼の前まできた
私が憧れていた瞳は、とても冷たい
静「だから、ねぇ…」
静「もう一度、頭、撫でて欲しかったな」
目を閉じてその時を待つ
体が震える
でも、響になら…
145 :
◆jyrP/opZ3U
[saga]:2017/11/05(日) 22:27:26.45 ID:NgB0VyO0O
【最後の選択】
【響を受け入れる?】
Aはい
Bいいえ
>>下3まで、
コンマの低いもの
146 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/05(日) 22:29:11.90 ID:lunR1Yop0
B
147 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/05(日) 22:29:18.40 ID:erMPrqgDO
A
148 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/05(日) 22:30:49.47 ID:1tYyHh7Ko
A
149 :
◆jyrP/opZ3U
[saga]:2017/11/05(日) 22:46:07.94 ID:NgB0VyO0O
私は、響を受け入れることにした
たとえ痛くっても、死んじゃっても…
ギュッ
静「…っ」
響に抱きしめられた
目を開けると、響の灰色の髪が目の前に広がった
胸に顔を埋めて、息を深く吸い込むと、響の優しい匂いがした
抱き返すと、響の柔らかな体がとても暖かい
視界に、闇が広がってゆく
あぁ…私も、魔物と合体しちゃうのかな?
でも、響と、一緒、なら
闇が、心にまで染み込んでくるようだ。とても寒い
でも、響の体が暖めてくれる。それに、だんだん眠くなってきた
どうしてだろう…って私、わからないことだらけだなぁ
でも、今、とても幸せなような…
私は、闇に包まれた
150 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/05(日) 22:55:21.11 ID:hTErxgKG0
融合タイプの百合とは、たまげたな
151 :
◆jyrP/opZ3U
[saga]:2017/11/05(日) 22:58:15.73 ID:NgB0VyO0O
暗闇の中を漂う
冷たいのに、暖かい
不思議な感覚がとても心地よい
どんどん沈んでゆくような…
そういえば…あれ?
ここはどこだっけ?
何しに来たんだっけ?
私は…誰?
………
152 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/05(日) 23:16:31.41 ID:U5i09rHJ0
俺とお前で超融合!
153 :
◆jyrP/opZ3U
[saga]:2017/11/05(日) 23:21:13.61 ID:NgB0VyO0O
響『おーい!静ー!』
これは…?
響『おう!何度でも頼れ!』ワシワシ
響『はははっ!静ちゃんはかわいいなぁ』ギュー
響『んーうまい!毎日食べたいくらい!』モグモグ
思い出
私の大切な…響との…
響『そ、そんな怒らなくても』アセアセ
響『まーた変なこと考えてる。静はかわいいんだから、堂々としてればいいんだよ』
あぁ…
響『熱は…そこまで高くないね。ちゃんと寝てるんだよ』
響『なーに言ってんの。静はもう、十分強いさ。ほれほれ〜』ワシワシ
消したく、ないなぁ…
そう思って
写っては消えてゆく思い出に手を伸ばす
154 :
◆jyrP/opZ3U
[saga]:2017/11/05(日) 23:22:58.06 ID:NgB0VyO0O
【思い出に触れた瞬間、まばゆい光が暗闇を切り裂いた!】
155 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/05(日) 23:24:57.83 ID:ygdEMGEI0
何の光ィ!
156 :
◆jyrP/opZ3U
[saga]:2017/11/05(日) 23:43:43.43 ID:NgB0VyO0O
「───────」
「──、──────」
誰かの話し声に起こされた
ゆっくり目を開けると、白衣を着た女性がこちらを見ていた
「お、目覚めたかね」
静「お、はようございます」
体が重い
口も上手く動かないので、ゆっくりと喋った
静「こ、こは?私、どうなって…」
「ここは…まぁ病院だ」
病院…?
周りを見渡すと、確かに病院のような風景が広がっていた
静「私…確か、融合体に取り込まれて…」
「そのとおり。そして、助かったのだよ」
静「…」
助かった…?
あの状況からどうやって?
「感謝ならみそぎ君にしたまえ。私はせいぜい、ここに来てからの、君たちの世話しかしてないからね」
静「みそぎさん…」
ん?
今…君たちって
…!
静「ひ、響は!」
「無事だ」
静「ほ、本当に?」
「勿論だ。むしろ、君より元気がいい」
157 :
◆jyrP/opZ3U
[saga]:2017/11/05(日) 23:50:50.87 ID:NgB0VyO0O
静「い、今はどこに?」
「さぁ?多分、どこか別の女のところだろう。あの娘、モテるようだからね」
静「そ、そうですか…」
ちょっと残念だ…
いや、やっぱり結構残念だ…
「さて、まずは栄養をとりたまえ。起きがけ、病人食で悪いが残さず食べることだ」
静「ありがとうございます」
「それから話をしようか。といっても、私も詳しいことはわからないが」
そう言って持ってきたのは白くてドロドロしたものだった
ヨーグルト?かと思ったが、とても苦い!
私は顔をしかめながらなんとか食べきった
158 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/05(日) 23:55:45.43 ID:hTErxgKG0
えぇ……白くて苦くてドロドロしてるって、それ……ちょっと映像化ははばかられますなぁ
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