女騎士「くっ……殺せっ!」悟空「なに言ってんだおめぇ。」

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511 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/24(火) 19:57:56.16 ID:8Z44WLbaO
ちょっと外野がクドい
512 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/24(火) 20:27:57.41 ID:lT1YGIiZ0
すんなり魔王まで行くのかどうか
513 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/24(火) 21:18:17.70 ID:BMJtS52S0
魔王倒したらもっと強いやつが出てきそうw
514 : ◆m2ofvJWBhA [sage saga]:2017/10/24(火) 22:26:41.84 ID:mwpdFBA5o
読んでくれてありがとう。全てはファンタジー世界です
タイトルからこうも進むとは…長いけどもちっとだけ続くんじゃ
515 : ◆m2ofvJWBhA [sage saga]:2017/10/24(火) 22:27:17.58 ID:mwpdFBA5o
〜〜
しばらく後 王都 大広間

ザワザワザワザワ

大兵士長「皆のもの良く聞くのだ!」

大兵士長「長らく我々を苦しめてきた憎き魔王軍も残るは西の都市、そして奴の居城である北の山を残すのみとなった!ゆえに我々は陛下の――」

ザワザワザワザワ

民1「ま、マジかよ!?防戦すら危うかったってのに!」ワイワイ

民2「なんでも魔王幹部共を軒並み倒したって、人らがいるってよ!」

ウッソダァー

民3「アタシ知ってるわ!なんでも姫騎士隊の皆様って話よ」ワイワイワイ

民1「あ、あの公爵様っとこの隊長さん達か」フムフム

民2「俺が聞いたところだと武芸者集団だったが」

民3「絶対姫騎士隊よっ!」

民1「美しく、そして強いって、お、俺なんか興奮してきた」

ワイワイワイ ギャーギャ-
516 : ◆m2ofvJWBhA [sage saga]:2017/10/24(火) 22:27:57.63 ID:mwpdFBA5o
……

とある一家「…絶対信じてもらえないね」

とある一家「そうだなぁ、あの街を襲った化物相手に、謎の空飛ぶ人が現れたって話は胸に秘めとこうな」

……
517 : ◆m2ofvJWBhA [sage saga]:2017/10/24(火) 22:28:48.72 ID:mwpdFBA5o

大兵士長「――であるからして、全兵力を二部に分け、速やかに西の都市奪還、そして魔王城にて魔王を討つこととなった!」

シーン

大兵士長「皆の者!これが最後の戦いである!我らは負けぬ!覚悟はよいかぁ!」

ウ、ウオオオオオオオ!!!

大兵士長「それにあたり陛下よりお言葉を賜る!」

サッサッサッ

国王「……皆もよく――」

………
518 : ◆m2ofvJWBhA [sage saga]:2017/10/24(火) 22:29:44.13 ID:mwpdFBA5o
悟空「ひぇー、こんなにいたんかぁ」ドッヒェェ

女騎士「王都だからな」フフン

姫「そうよ。ご先祖様、お祖父様、そしてお父様達が創り上げた国よ!魔物なんかに負けるハズがありませんわ」フフン

悟空「あのおっちゃん、なんか頼りねぇー感じすんのにすげぇーぞぉ」

姫「な!?あ、あなた今はなんて仰って!?」キッ

女騎士「悟空!陛下に向かっておっちゃんとは何事か!」ガッ

領主公「まぁ、実際にどこかぽわぽわしているのは事実ではあるがな」

老師「ほっほっほっ」

女騎士「父上!?」

姫「あ、あなた達…」ワナワナ

タッタッタッタッ
519 : ◆m2ofvJWBhA [sage saga]:2017/10/24(火) 22:30:48.69 ID:mwpdFBA5o
副隊長「姫騎士隊及び第一から第八師団準備整いました!」バッ

女騎士「いよいよか」

悟空「結局どうすんだっけ?」

女騎士「悟空、貴方も作戦会議に参加していたろう」

悟空「いやぁそれがよ、外からいい匂いがしててな、オラのちっとも聞いてなかったんだ」ンハハハハ

女騎士「……」

姫「貴方が王都奪還を成し得たなんて何かの冗談だと思えますわね……」

悟空「だってよぉ」

老師「じゃとも、作戦司令室が大破、仕方がなく外でやっとんたんじゃ。街の炊き出しが匂ってきても不思議じゃなかろう」

老師「わしもそっちばかり気を取られとったわい」ホッホッホッ

悟空「だぁーろ!」ナッ カタクミ

女騎士「師まで……」

女騎士「もういいですよ…先程大兵士長も言っていたが作戦はこうだ」
520 : ◆m2ofvJWBhA [sage saga]:2017/10/24(火) 22:32:02.08 ID:mwpdFBA5o
女騎士「第一に西の商業都市奪還」

女騎士「あそこから北上すると大山脈があって、そこを抜けると猛者共がいる雪国に繋がっているのだ」

悟空「へぇーそんな国があったんか」

女騎士「あぁ。そこを根城にしていた妖魔を倒した今、国は解放され、我が軍は兵力の底上げができる状況にある」

女騎士「第三師団から第八師団とその猛者達が合流し奪還作戦となる」

悟空「そのヨウマってどんなやつだったんだ?」

女騎士「……」

女騎士「(蛇女の件なんて説明できるかッ!)」

女騎士「さ、さぁ。嫌な奴だったのではないかな」ハハハ

女騎士「ゴホン。本来ならば我々、姫騎士隊が都市内部に入り、根城にしている敵を討つ予定だったが……」

副隊長「隊長が途中でオーク共めぇって方向転換しちゃたんですよねぇ」

領主公「それで、む、娘は……」ウッ

女騎士「その件はもう説明しましたよねっ!」

領主公「ほんと、ありがとうソンゴクウくん」ガシッ
521 : ◆m2ofvJWBhA [sage saga]:2017/10/24(火) 22:33:05.32 ID:mwpdFBA5o
女騎士「で!…南国を拠点していた忌々しい闇の貴公子を倒した今、南国の食料援助をうけ、一斉に叩くという参段だ」

姫「……」

女騎士「あっ。姫様その」

姫「いいのじゃ。わらわの代わりにお主が討ってくれただけで、嬉しいぞ」キュ

副隊長「……」ムッ

領主公「おやおやぁ」ジッ

副隊長「べべべつに!」

悟空「そんでオラ達はどうすんだ?」

女騎士「うむ。我々、姫騎士隊と第一から第二師団で敵に本拠地。つまりは魔王城で残存する敵、及び西都市に向かう増援を断つ」

悟空「ふーん」 
522 : ◆m2ofvJWBhA [sage saga]:2017/10/24(火) 22:34:30.33 ID:mwpdFBA5o
女騎士「知ってる者が少ないが、私と悟空。それから老師は魔王城に乗り込むのだぞ」

悟空「3人でか?いいんか?」

女騎士「何を言うか。最小の人数かつ最高の戦力だぞ」

老師「わしは皆のケア、お嬢ちゃんが突破口、そして対魔王はソンゴクウお主じゃよ」

悟空「おっ?」ワクワク

女騎士「フッ。それでこそ悟空。魔術に精通していない悟空では不足に陥ると我々…というより恐らく世界は終わる」

悟空「へへっ。オラまだまだ戦えっからな」ニィ

副隊長「本当なら全軍で!と行きたいところですが、足手まといしかなりませんからねぇ」フゥ ナヤマシイ

女騎士「ということだ。わかってくれたか」

悟空「おう!オラが魔王相手にすりゃいいんだな!」

女騎士「それと、悟空。1つ聞きたいのだが」
523 : ◆m2ofvJWBhA [sage saga]:2017/10/24(火) 22:35:45.40 ID:mwpdFBA5o
悟空「なんだぁ?」

女騎士「貴方まだなにか力を秘めていないか?」

悟空「んん?オラが?」

女騎士「聖なる羽衣を身につけた時に少し感じられたんだが」

悟空「んー」

女騎士「先に聞いた方がいいではとな。出し惜しみせず、全力で……と頼める義理ではないが」

悟空「そだな!オラにかかってるなんて聞いちまったら、手なんて抜けれねぇ」ヘヘッ

悟空「ちっと見せてやんぞぉ」シュタ

ザワザワザワザワ

姫「何が始まりますの?」ソワソワ

副隊長「まだソンゴクウに何かあるようなこと隊長言ってましたねぇ」

悟空「ハアアアアアアアアア!!」ズオオオオオ

バリ バリバリバリバリ
524 : ◆m2ofvJWBhA [sage saga]:2017/10/24(火) 22:36:43.92 ID:mwpdFBA5o
老師「ふぅーむ……」

領主公「な、なんと!」

超悟空「へへっ」シュインシュインシュイン

女騎士「ご、悟空!?な、なんだそれは!」アゼン

姫「つ、ツンツンしてますわね……」

副隊長「いやいや。そうじゃなくて、凄い力というか、精が逃げ失せてますし……」

超悟空「スーパーサイヤ人ってんだ」シュインシュインシュイン

女騎士「す、スーパー……?」

超悟空「こいつなら、いい線いくんじゃねーかな」シュインシュインシュイン

ザワザワザワザワ
525 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/24(火) 22:36:49.53 ID:OdBpwTNE0
ここで超サイヤ人になったら大地が揺れるぞwwww
526 : ◆m2ofvJWBhA [sage saga]:2017/10/24(火) 22:38:28.83 ID:mwpdFBA5o
女騎士「……びっくりを通り越す…が…」

超悟空「なんかダメなんか?」シュインシュインシュイン

女騎士「いや、うーん……偶然か、貴方の勘かわからぬが、その言いにくいのだが、精が周りから失せる力が働いているのだ」

超悟空「?」シュインシュインシュイン

女騎士「この世界の法則は精」

女騎士「単純に言って風の精がいなくなると言うことは、呼吸ができなくなるという事だ……」

超悟空「いぃ!?」シュインシュインシュイン…

フッ

悟空「おめぇそれを先に言えよ!!!!」

女騎士「ま、まさか精を散らす力があるなんて普通の思わないだろ!?なぁ」

ウンウン ウンウン!!
527 : ◆m2ofvJWBhA [sage saga]:2017/10/24(火) 22:39:43.12 ID:mwpdFBA5o
悟空「めぇーったなぁ」

領主公「しかし実にもったいない。そのトンデモパワーがあれば直ぐ様、方を付けられたであろうに」

姫「息を止めてる間に仕留めるというのはどうじゃ!?」

女騎士「いや、さ、流石に魔王相手では厳しいかと……」

姫「いい案じゃと思うんだがのぉ」

女騎士「なるべく私が魔王の闇の力を削るよう努力しよう」

副隊長「仮に精が逃げなかった場合、そのすーぱーで倒せるんですかぁ?」

悟空「やっみなくちゃわからねぇぞ」

女騎士「そういうことだ。悟空の体力は温存で行くとしよう」

老師「そうじゃのぉ、吸収でもされればいっきに破滅じゃ」

シーン
528 : ◆m2ofvJWBhA [sage saga]:2017/10/24(火) 22:40:48.09 ID:mwpdFBA5o
………
……

国王「――いざ!出陣!!」

ウォォォォォォ

……

女騎士「で、では我々も行こうではないか!」ザッ

………
……
529 : ◆m2ofvJWBhA [sage saga]:2017/10/24(火) 22:41:37.28 ID:mwpdFBA5o
〜〜
魔王城 深部

ピカッ ゴロゴロゴロゴロ

魔王「……」

ドラゴンボール コロコロコロ…

魔王「……」ニヤァァァ

ピカッ ゴロゴロゴロゴロ

側近「魔王様、人間共が徒党を組んでこちらに向かってきます」

ピカッ

魔王「……」

魔王「センメツ セヨ」ニギッ

ゴロゴロゴロゴロ

………
……
530 : ◆m2ofvJWBhA [sage saga]:2017/10/24(火) 22:42:42.75 ID:mwpdFBA5o
〜〜
北西駐屯地

大兵士長「ではそちらは任せたぞ!!」バッ

女騎士「はっ!!」バッ

ザッザッザッザッザッザッザッザッ
ザッザッザッザッザッザッ

………

悟空「あいつ一番えれぇーんじゃねーんか?」

女騎士「大兵士長か。そうだな」

悟空「こっちじゃなくていいんか?」

女騎士「西の商業都市に最後の幹部が巣食っているからな。どんなやつかはわからぬが、我らにも意地はある」

悟空「先にオラ達がそっちじゃいけねぇーんか」

老師「魔王城から溢れ出る魔物は無尽蔵じゃ。お主、それら全部いったり来たりしてやっつけても、キリがないわい」

悟空「うげぇ」

女騎士「そういうわけだ。我らは魔王に集中して全てを終わらせる」

ザッザッザッザッザッザッザッザッ
531 : ◆m2ofvJWBhA [sage saga]:2017/10/24(火) 22:44:12.37 ID:mwpdFBA5o
…………
……

〜〜
魔王城 側 野営地

ゴロゴロゴロゴロ ビガァーーン

女騎士「……」

悟空「すんげぇ稲妻」

副隊長「あ、あれが魔王城……」ゴクリ

ザワザワザワザワ

老師「士気が下がっとるな」イカンノォ

領主公「ふむ…では私が発破をかけてこよう」サッサッサッ

女騎士「……」トオメ

副隊長「そ、それにあそこでうじゃうじゃ動いて見えるのって…そのぉ…」ゾワゾワゾワ

女騎士「……魔物共か」

ビガァーーン

副隊長「ひっ」ビクッ

女騎士「フフッ。怖気づいたか?」

副隊長「そ、そんなことは!……す、少しだけ…」
532 : ◆m2ofvJWBhA [sage saga]:2017/10/24(火) 22:45:33.57 ID:mwpdFBA5o
女騎士「アレを見てみよ」スッ

悟空「うひゃーー!アレと戦うんか!」ワクワク

女騎士「な?」アキレ

副隊長「……本当に変わってますのね…」

女騎士「この世界に来たのか悟空じゃなかったら、果たして…火を見るより明らかだろうな」

副隊長「確かに」

女騎士・副隊長「フッ、フフフフフ」ハハハハ

悟空「ん?なんか変なもん食ったんか?」オッ

女騎士「ハハハハッ!食うのは後のお楽しみであろう!」

副隊長「そういうことですよぉー」

ザッザッザッザッ

領主公「兵達も十分やる気になったぞ」

領主公「おや?何やら楽しげな」

老師「ほっほっほっ。ひょっとするとのぉ」

悟空「へへっ」

バッ
533 : ◆m2ofvJWBhA [sage saga]:2017/10/24(火) 22:46:07.44 ID:mwpdFBA5o
聖女騎士「では、行くぞぉぉ!!」

ウォォォォォォ ウォォォォォォ ウォォォォォォ
534 : ◆m2ofvJWBhA [sage saga]:2017/10/24(火) 22:49:01.00 ID:mwpdFBA5o

ナレーション「各地より応援が集まりいよいよ魔王軍との決戦と相成った。全ては悟空の双肩にかかっているが、秘策のスーパーサイヤ人が何なら怪しい様子。そして邪悪な笑みを浮かべた魔王は」

535 : ◆m2ofvJWBhA [sage saga]:2017/10/24(火) 22:51:44.10 ID:mwpdFBA5o
オッス オラ悟空!

いぃ!?スーパーサイヤ人になっと息吸えねぇってそんなんありか!?
姫さまの言うとおり息止めりゃいいんかなぁ
そんでもオラ達がやらなきゃなんねーぞ!
待ってろよ魔王!

536 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/24(火) 22:56:41.57 ID:OdBpwTNE0

スーパーサイヤ人だと精霊まで飛ばすみたいだけど、もしかしたらゴットだったらそんなの関係なくなったりするかもね
まあ、ここの悟空はなれないから関係ないけれど……
537 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/24(火) 23:00:28.27 ID:B1B3Hr6W0
大勢いるから元気玉で良いだろ
538 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/10/24(火) 23:04:12.84 ID:B1B3Hr6W0
変身してるときに気づかなかったのか
539 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/24(火) 23:39:56.81 ID:1ZJXLT+TO
かいおうけんはあかんのか
540 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/25(水) 00:00:31.74 ID:ltyihitvo
作者は(俺の理想とする最高の最適解をしないから)馬鹿だ!

って言う馬鹿が増えるなぁ
541 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/25(水) 00:31:39.60 ID:WpBFjyQb0
魔王、カタコトやったね
542 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/25(水) 01:21:33.86 ID:+rlofXTfO
543 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/25(水) 06:12:00.51 ID:1i00NRvA0
元気玉も聖霊に影響ありそうだし、魔王も何かありそうだしな・・・
544 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/25(水) 13:16:14.43 ID:Zm3B3u2Wo
ドラゴンボールがあるから外からブッパはだめだったね
545 : ◆m2ofvJWBhA [sage saga]:2017/10/26(木) 19:02:16.22 ID:bs9QXgdsO
〜〜
決戦場

ワーワーワーワー

聖女騎士「隊列を崩すなッ!」キビキビ

ワーワーワーワー

ガキン ガキン ワーワーワーワー

領主公「これはこれは」ボゥゥゥウン ハッ

バッ!!ババババババ

領主公「なかなか壁が厚いのではないか」

聖女騎士「余裕です!」キラキラキラキラ

聖女騎士「(魔王城の入り口はいったい)」

キュピーーーーーン

ワーワーワーワーワーワーワーワー

ワーワーワーワーワーワーワーワー
546 : ◆m2ofvJWBhA [sage saga]:2017/10/26(木) 19:03:06.93 ID:bs9QXgdsO
………
……

〜〜
魔王城 側 野営地 夜 天幕

第二師団長「見張りの人数を増やしておけよ」

ハッ!! ザワザワザワザワ

ツカツカツカツカ ファサァ

一団各位勢揃い

領主公「皆なかなかの働きであった」

第一師団長「しかし数が多いのが、キツイところですな」フゥ

第二師団長「国の精鋭揃いではあるが、あれを抜けれるのですか?私は不安です!」

領主公「これこれ、キミが不安がっていたら下に示しがつかぬぞ」キリッ

第二師団長「す、すみません……」

領主公「まぁ何キミの考えも間違いではないさ」
547 : ◆m2ofvJWBhA [sage saga]:2017/10/26(木) 19:03:51.04 ID:bs9QXgdsO
領主公「私も娘に言ってみたところ余裕だそうだよ」フフ

第二師団長「お嬢さんが?」

領主公「うむ。あれでいてなかなかどうして」

第一師団長「こっちも助けてもらっているからなぁ」

第二師団長「そういえば今どうしているんですか?」

領主公「負傷者の手当に勤しんでいるのさ」

……

聖女騎士「さぁもう大丈夫だ」キラキラキラキラ

兵士「う、うぅぅぅ……」スゥスゥ

聖女騎士「ひとまずは安心だな」

衛生兵「お疲れ様です」バッ

聖女騎士「しっかり休ませてやるのだ」
548 : ◆m2ofvJWBhA [sage saga]:2017/10/26(木) 19:04:19.59 ID:bs9QXgdsO
………

聖女騎士「そっちはどうだ?」

副隊長「何人か張り切っちゃいまして」ポワポワ

姫騎士隊「いつつつ、か、かすり傷です!」アタタ…

聖女騎士「無茶するなよ」

副隊長「隊長も今のうちに休んだ方がいいですよぉ」

聖女騎士「だが、魔は夜に力をあげるから」

副隊長「大丈夫大丈夫。なんせ隊を半分に分けたとは言え、何人いると思っているんですか」

聖女騎士「それはそうだが」

副隊長「連敗ももうこれまでですから」

聖女騎士「そうだな。うん」

聖女騎士「悟空達はどうしている?」ソウイエバ

副隊長「老師様の天幕でなにやらしているようですよ」
549 : ◆m2ofvJWBhA [sage saga]:2017/10/26(木) 19:04:52.70 ID:bs9QXgdsO
………

悟空「じっちゃんまだかぁ?」

老師「もちっとな!?もちっとだけじゃ」ドゥルドゥル

悟空「っ!」ウヒャヒャヒャヒャ

聖女騎士「馬鹿でかい声を出して何をしているのだ…」

老師「おぉ。お嬢ちゃんか。ちょうどよかったわい。ほれ」ポーイ

聖女騎士「む?……なんですこれは」ジッ

老師「ソンゴクウの気というのを結晶にしたものじゃよ」
コレ ウゴクンジャナイワイ

聖女騎士「気?」ワタワタワタ

聖女騎士「一体どうやって抽出したんですか?」

悟空「笑いおっ死んじまうとこだったぞぉ」フゥ
550 : ◆m2ofvJWBhA [sage saga]:2017/10/26(木) 19:05:34.73 ID:bs9QXgdsO
老師「汗とか鼻水とかまぁ色々な。ほれ、わし魔術研究しとるじゃろ」

聖女騎士「……」ポロッ

老師「捨てるでないわ!」マッマタク

老師「…生命の波動の糸口をコヤツから見て取れるような気がしての」

聖女騎士「師が長年研究している、えっと、あらゆる生きるものには波があるでしたっけか」

老師「そうじゃ。わしら人、動物、海、そして草花あらゆるものには共通の波のような動きを見せる精がいるのではいかとな」

聖女騎士「それが悟空とどういう?」

老師「いやぁそれはまだわからんが、この結晶にちょいとだけ精を当ててみなされ」

聖女騎士「?」

老師「ちーっとだけじゃぞ。ちーっとだけ」コレクライ

聖女騎士「は、はぁ……火の精よッ!」ポッ
551 : ◆m2ofvJWBhA [sage saga]:2017/10/26(木) 19:06:09.13 ID:bs9QXgdsO
ブアアアーーーン

老師「あつ!あつ!あつ!!」

聖女騎士「なんですかこれ!必要以上に燃えましたよ?」

老師「それがよくわかっとらんのじゃよ」フゥーフゥーフゥー

聖女騎士「悟空これはどういうことだ?」

悟空「オラに聞かれてもなぁ」ポリポリ

悟空「トレーニングをずっとやらされたり、くすぐられたり、じっちゃんが何したかったかオラが聞きてぇぞ」 

老師「まぁしょうがない…続きはまた今度じゃて」

………
……
552 : ◆m2ofvJWBhA [sage saga]:2017/10/26(木) 19:07:32.19 ID:bs9QXgdsO
〜〜
決戦場

ワーワーワーワー ガキンガキン

領主公「彼を投入しようと思うのだが」

聖女騎士「まだ入り口見つかってないですよ!」

領主公「斥候が頑張って闇の濃い箇所を見つけたのだよ」 

聖女騎士「本当ですか!?」

領主公「あぁ。いよいよだ」

聖女騎士「では、急いて向かいます!」

領主公「……娘よ。やはりお前は残り――」

聖女騎士「……」キッ

領主公「……そうか。うむ…」スゥゥ

領主公「では宜しく頼むぞ!!」バッ

聖女騎士「身命を…いえ!全員で帰還します!」バッ

バシューーーーーン

………

副隊長「隊長絶対に絶対に絶対に帰ってきてくださいよ!!」ギュ

聖女騎士「無論だ。皆後は頼むぞ!」

姫騎士隊「はっ!!」

……
553 : ◆m2ofvJWBhA [sage saga]:2017/10/26(木) 19:08:35.09 ID:bs9QXgdsO
〜〜
決戦場 闇の障壁

斥候「あそこです」コソコソコソ

老師「なんともまぁ、一際濃いのぉ」

聖女騎士「よく見つけてくれたな。ありがとう!……気をつけて戻るのだ」キラキラキラキラ

斥候「はっ!では後はお願いします!」サッサッ

悟空「いよいよってやつか」ウッシ

聖女騎士「あぁ……」ドックンドックン

聖女騎士「(あれを越えたらもう引き返せないな……)」キリッ
554 : ◆m2ofvJWBhA [sage saga]:2017/10/26(木) 19:09:15.21 ID:bs9QXgdsO
聖女騎士「聖なる印よ!我が剣に宿りて闇を裂け!!」

闇の障壁

斬ッ!!

ピキッ ピキッ バリーーーン

聖女騎士「突入!!」

悟空「ほれっ!」ガシッ フワッ

老師「うほっほぉーーい」ガシッ

バシューーーーーン………

………
……
555 : ◆m2ofvJWBhA [sage saga]:2017/10/26(木) 19:09:50.71 ID:bs9QXgdsO
〜〜
魔王城

聖女騎士「てやぁぁぁぁ!」ザシュ

強魔物ら「ぐ、ぐぎゃぁぁ」

悟空「おりゃ!!」シュン ドスドス

鉄巨人団「」ズォーーン

老師「ほいほい!!火の精よッ!」ボッボッボッボッ

魔獣達「ガァァ!!!」ジュワァ

聖女騎士「一気に行くぞ!!」

………
……
556 : ◆m2ofvJWBhA [sage saga]:2017/10/26(木) 19:11:27.22 ID:bs9QXgdsO
〜〜
魔王城 大広間

聖女騎士「開けたところに出たか」ハァハァ

老師「何も居ないが、気配が一段と凄いわい」

悟空「なんかいんぞ」バッ

ズァァァァァン

魔王側近「ここまで入り込んだのはどんなヤツ  らかと思えば…クックック」

魔王側近「……たった3人で何がしたいのか、私には考えが及びませんよ」

聖女騎士「見くびらないでもらおうか!」シャキ

悟空「おめぇは1人でいいんか!」バッ

老師「逆にお前さんの方が運が無いのぉ」スッ

魔王側近「残念ながら戦いに来たのではないのですよ」

悟空「んだよぉ、やらねぇーんか」

魔王側近「私は私の役目を果たすまでです
557 : ◆m2ofvJWBhA [sage saga]:2017/10/26(木) 19:12:10.51 ID:bs9QXgdsO
老師「役目じゃと?」

魔王側近「ええ。私は魔王様より、この城に入った者は連れてこいとの伝言を承っているのですよ。クックック」

聖女騎士「な!?ば、馬鹿などういう理由だ!」

魔王側近「さぁ。私はただの伝言役」

魔王側近「それでは参りましょうか」クルッ

聖女騎士「罠でしょうか……」ヒソヒソ

老師「はて…じゃが連れて行くっていうならむやみに体力を使うことはなさそうじゃな」ヒソヒソ

悟空「いかねぇーんか?」

魔王側近「私はどちらでもいいのですよ」チロッ

聖女騎士「……」コクン

老師「ほっほっほっ」ザッザッ

カツン カツン カツン カツン カツン
558 : ◆m2ofvJWBhA [sage saga]:2017/10/26(木) 19:14:54.89 ID:bs9QXgdsO
〜〜
魔王城 深部

魔王側近「こちらにおいでです」スッ

聖女騎士「すんなり過ぎるが…魔王……」ゴクリ

老師「なんと強大な魔力……か」アセッ

悟空「ここに魔王ちゅーんがいるんだな!すげぇパワーを感じんぞ」ソワソワ

魔王側近「魔王様、人間をお連れしました」スッゥゥゥ

ギッ ギィィィィィィ……ガゴンッ

……
ボッ ボッ ボッ ボッ

ズァァァァァン…
559 : ◆m2ofvJWBhA [sage saga]:2017/10/26(木) 19:15:36.98 ID:bs9QXgdsO
子供「やぁ、ようこそ僕のお城へ!」ニッ

悟空「んお?」

聖女騎士「えっ……」

老師「………」

悟空「あ、あれが魔王?まだガキンチョじゃねぇか」

聖女騎士「いや私も見たことはないからな……想像ではもっとこう…」オオキクテ エラソウデ ミブリテブリ

老師「先程までの魔力の気配が消えとるわい…」

老師「お主何者じゃ!」

子供「僕?いやだなぁ、僕のお城って言ってるでしょ」キャハハ

子供「つまり僕が魔王ってことだよ」
560 : ◆m2ofvJWBhA [sage saga]:2017/10/26(木) 19:16:54.78 ID:bs9QXgdsO
聖女騎士「私達を連れてきてどういうつもりだ」

聖女騎士「今更平和的などと言わせぬぞ!」キッ

子供「僕は君達に聞いてみたいことがあるんだよね」

聖女騎士「聞きたいことだと……?」

子供「そっ。連戦連敗のよわっちぃ君達がどうやって城までこれたのか。不思議だなぁって」

聖女騎士「なっ!」

老師「あまり挑発に乗るでないぞ」スッ

老師「…答えは簡単じゃて、わしらには頼もしい助っ人が二人できたんじゃよ」

子供「へぇそれってこの二人?」スッ スッ

悟空「頼もしいなんて、なんか照れるじゃねーか」ポリポリ

聖女騎士「師よ、わ、私は違いますよ。そうさ悟空が頼もしい助っ人だ!」イヤイヤイヤ

老師「ほっほっほっ。全てはお嬢ちゃんが引っ張ってきてくれたお陰じゃて」

聖女騎士「……いやしかし、別に…」ワタシジャナクテモ
561 : ◆m2ofvJWBhA [sage saga]:2017/10/26(木) 19:17:55.85 ID:bs9QXgdsO
子供「ふーん。するとその二人が君達人間の最後の希望なんだね。へぇ〜……」

老師「……」スッ

老師「今じゃ!!火の精よッ!!」ボッボッボッボッ

ボォォオォォ

聖女騎士「なっ!!」

悟空「お、おい、じっちゃんいきなりなんすんだよ!?」

モクモクモクモク
562 : ◆m2ofvJWBhA [sage saga]:2017/10/26(木) 19:19:09.35 ID:bs9QXgdsO
老師「馬鹿者が!構えんか!!」

聖女騎士・悟空「!!」

ズァァァァァン

魔王「……」ギュルン

デッデェェーーーン

魔王「ナラバ、ソノ、キボウトヤラヲ、ケシサッテクレヨウ!!」

グアアアアアアア!!
563 : ◆m2ofvJWBhA [sage saga]:2017/10/26(木) 19:22:37.37 ID:bs9QXgdsO

ナレーション「ついに城に乗り込んだ悟空一行。連戦かと思いきや魔王のところまで案内を受けた。これが最後の戦いになるか果たして」

564 : ◆m2ofvJWBhA [sage saga]:2017/10/26(木) 19:25:25.20 ID:bs9QXgdsO
オッス オラ悟空!

魔王がガキンチョなんて思ってたら、じっちゃんいきなり攻撃すんのにはおでれぇたぁー。

そしたらガキンチョからとんでもねぇーのになっちまったし。

565 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/26(木) 19:54:07.43 ID:XccCqPbI0
なお悟空は老人に対して気功波を撃っているもよう
566 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/10/26(木) 21:31:16.34 ID:IzJJ1Pqn0
モナカにもパンチしてたな
567 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/26(木) 21:34:01.71 ID:fveAL5u50
>>565,>>566
い、一応、強いっていう思って(聞いて)いたから……
普通の子供や女などには攻撃しないとは思うよ。
568 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/27(金) 03:55:14.27 ID:8CXWzj6SO
569 : ◆m2ofvJWBhA [sage saga]:2017/10/28(土) 01:33:03.26 ID:Q2G3pUCRo
魔竜「グアアアアアアア!!」バンッ!!

ズガァァァァァァン

辺りのテーブルは粉々になった

ブーーン

聖女騎士「なんという力だ……!」ポワポワポワポワ

悟空「助かっぞぉ」フゥ

老師「邪竜の化身という噂は本当だったか」

老師「お嬢ちゃんがとっさに、盾してくれんかったら、わしら今ので吹っ飛んどったわい」キューーーーン

聖女騎士「天空の羽衣の力が上手いこと働いてくれているみたいだ!」

魔竜「ハイ、ニ、ナレ」スゥゥゥ

ゴオオオオオオオオ

大火炎

老師「水と風の精よッ!!」ザッパッーーン

バックステップ

グツグツグツグツグツ…

老師「こりゃ隙きをつかれるとやられるのぉ」

魔竜「オイボレ、ニ、シテハ、ソノ、マリョク」

ズッ…ズッ…ダンッ!!!! 大爪の撃

悟空「そんならオラがッ!!」ハァァァァァァ シュン

大爪はいなされた

魔竜「グルルルルルル」
570 : ◆m2ofvJWBhA [sage saga]:2017/10/28(土) 01:33:37.54 ID:Q2G3pUCRo
空「少ししか下がらねぇ」

聖女騎士「魔王相手に下がらせられること自体凄いと思えっ!」ハァァァァァァ

老師「それ魔力アップじゃ!」ピカン!

聖女騎士「てりやぁ!!」ザシュザシュ

魔竜「グッ」ブシュ

悟空「りゃぁ!!」ハァァァァァァ シュン

ドスドスドスドスドスドス 連打

悟空「りゃりゃりゃりあああ!!」

ドスドスドス

魔竜「…グアアアアアアア!」ビュン

ズガァァァァァァン!

悟空「っ!!」ガード

バゴーーーン!!

聖女騎士「ご、悟空!!」

老師「風と水の精よッ!」キュワキュワピキーン

悟空「ぐはっ……」ハァハァ

悟空「さ、サンキューじっちゃん」スクッ

聖女騎士「無事か!」
571 : ◆m2ofvJWBhA [sage saga]:2017/10/28(土) 01:34:17.38 ID:Q2G3pUCRo
悟空「あぁ、なんちゅーパワーだ」

魔竜「ガアアア!!」スゥゥゥ

ゴオオオオオオオオ!!大火炎

老師「水と風の精よッ!」ザッパッーーン

グツグツグツグツグツ…

悟空「りゃああああああ!!!」バババババババ

シュン

魔竜「グルルルルルル!!」

大アギト

聖女騎士「か、風の精よッ!」キュ

聖女騎士「せいっ!!」ヒッパリ

悟空「うおっ!」キュ

グシャァァァァ!! スカッ!

悟空「うひぃ!!」

聖女騎士「むやみに飛び込むな悟空!」
572 : ◆m2ofvJWBhA [sage saga]:2017/10/28(土) 01:35:12.55 ID:Q2G3pUCRo
聖女騎士「(狙いをつけねば…)」ピコンッ

聖女騎士「老師様!私に硬化を唱えてください!」

ダッダッタタタタタ

老師「!よしっ、土の精よッ!」ゴゴゴゴピキュン

聖女騎士「!!」ササァ゙ッ!!! ストップ

魔竜「グルアアアア!!」

ズッ…ズッ…ダンッ!!!! 大爪の撃

聖女騎士「っ!!」ギャリンギャリン!!

聖女騎士「ッ!!くぉんのォォォォォォ!!」

爪は地面へと突き刺さる

聖女騎士「ご、悟空いまだ!!」

悟空「おっし!!こんならどうだ!!」
ハァァァァァァ
ゴゴゴゴゴゴゴ ゴゴゴゴゴゴゴ
573 : ◆m2ofvJWBhA [sage saga]:2017/10/28(土) 01:35:50.22 ID:Q2G3pUCRo
老師「赤い渦じゃと!?」

老師「ひ、火の精よッ!!かの者に力を!」ボッ

悟空「!!!」ヒュ…

魔竜「グ!」

バッ!! ドッゴオオオオオオオオーーーーン!

モクモクモクモク…

聖女騎士「魔王が、ふ、吹き飛んだ……」ハァハァ

老師「なんという力じゃ……」ヒィヒィ

悟空「ふぅ………」シュイン

聖女騎士「ご、悟空なんだあれは!スーパーとやらではないのか!?」
574 : ◆m2ofvJWBhA [sage saga]:2017/10/28(土) 01:36:56.53 ID:Q2G3pUCRo
悟空「へへっあんましやっとオラすげぇ疲れちまうんだが、界王拳ってんだぞ」

聖女騎士「カイオウケン……」

老師「火の精の加護に似ておるわい…」

悟空「じっちゃんのさっきので、さらに力があがったぞ」

聖女騎士「…最初から言っておいてくれれば!!」

悟空「お、おめぇがそれを言うんか」

聖女騎士「くっ!」

聖女騎士「だ、だが凄まじい威力をくらったのだ、魔王ですらひとたまりもあるまい…」

575 : ◆m2ofvJWBhA [sage saga]:2017/10/28(土) 01:37:42.06 ID:Q2G3pUCRo
ガラッ

悟空「ん……」バッ

悟空「そーでもねぇーみてぇーだなぁ」

ガラッ…ガラッ…

聖女騎士「な、なんだと…」キョウガク

ムクッ

魔竜「……」

老師「早々には終わらんようじゃな…」

魔竜「グ グ グ……」

聖女騎士「と、とどめを!」ハッ

老師「待つんじゃ!近づいてはならぬっ!」

聖女騎士「ですが!」ピタッ

悟空「様子が変だぞ!」キッ

魔竜「イカイ、ヨリ、キタ、オトコ…カ」

魔竜「コノ、ケイタイ、デハ、ナ」

シューーーー……

聖女騎士「魔の瘴気が取り込まれて」
576 : ◆m2ofvJWBhA [sage saga]:2017/10/28(土) 01:38:43.42 ID:Q2G3pUCRo
魔竜「グアアアアアアア!!」

魔王はみるみる姿を変えた

バシューーーーーン…

大魔王「滅ッ!」バッ

ボッ ボッ ボッ ボッ ボッ ボッ

ブーーン

聖女騎士「いけない!後ろへ!!聖なる印よッ!」キラキラキラキラ

大魔王「破ッ!!」ジュ

ズガガガガガガガガ

聖女騎士「くっ!!お、押し切られッ!!」

バ リーーーーン

悟空「あぶねぇ!!」シュン

聖女騎士「くっ」パッ

老師「!!」パッ

シュイン!!!

モクモクモクモク……
577 : ◆m2ofvJWBhA [sage saga]:2017/10/28(土) 01:39:45.23 ID:Q2G3pUCRo
大魔王「……流石に素早い」

悟空「でーじょぶか」

聖女騎士「あ、あぁ。だが魔王は…私の盾が破壊されるほどに魔力にあがっている……」

老師「そういう魂胆か」

悟空「んならオラがまたやってみっぞ!」

聖女騎士「そ、そうだ!先程のカイオウケンとやらなら!」

悟空「カイオウケン!!」ハァァァァァァ
ゴゴゴゴゴゴゴ ゴゴゴゴゴゴゴ

ヒュ…

大魔王「……」フッ

ドップン…

悟空「でりゃぁぁぁぁ!!」
578 : ◆m2ofvJWBhA [sage saga]:2017/10/28(土) 01:40:26.52 ID:Q2G3pUCRo
スカッ!!!

悟空「いぃ!?!?き、消えちまった」

ドップン

聖女騎士「ご、悟空後ろだ!」

大魔王「滅ッ!!」ビィーーーーン

悟空「ぎゃああああ!!」バババババ

悟空「……」バタリ

聖女騎士「悟空ーー!!」

老師「い、いかん!風と水の――」スゥ

ドップン…

大魔王「遅いわッ!」バッ

ボッ バシュン!!!

老師「ぐ、ぐおお……!」

聖女騎士「老師さま!!」

老師「…」バタリ

聖女騎士「そ、そんな……」
579 : ◆m2ofvJWBhA [sage saga]:2017/10/28(土) 01:41:17.30 ID:Q2G3pUCRo
大魔王「フフフ、その方で最後だ」

聖女騎士「おのれ…よくも!」キッ

聖女騎士「うわーーー!!」ダッ ギラギラギラ

大魔王「これで人間共の希望も潰える」スッ

大魔王「破ッ!!」

聖女騎士「っ!!」バシュ バシュ バシュ

聖女騎士「ぐ……」ヨロヨロ…

ヨロヨロ

聖女騎士「まだだ…まだ倒れは…しな…」

大魔王「破ッ!!」ボッ ボッ ボッ ボッ

ダンムゥンダムゥン

聖女騎士「……」ヨロヨロ…

ズサッ…ズサッ…ズサッ…

聖女騎士「…まだ…だ…私が…た、倒れて…は…」

ズサッ…ズサッ…ズサッ…

大魔王「ほぉ。死力とやらか」フフフ

大魔王「よかろう。灰も残さず消してくれよう」

ゴゴゴゴゴゴゴ
580 : ◆m2ofvJWBhA [sage saga]:2017/10/28(土) 01:42:24.87 ID:Q2G3pUCRo
聖女騎士「…」

聖女騎士「(皆…すまない…私は…ここまでの…よう…だ…)」チラ

聖女騎士「(師よ……そして…悟空……貴方を巻き込んでしまってすまない…ここまで着いて来てくれたこと…)」

大魔王「消えよッ!!」ビィーーーーン…

聖女騎士「(ありがとう……)」

カッ!!!

ズギャーーーーーーン……

モクモクモクモク…

大魔王「……これで」フフフ

大魔王「ファーーーハッハッハッハッ!!」バッ!!!


581 : ◆m2ofvJWBhA [sage saga]:2017/10/28(土) 01:43:13.99 ID:Q2G3pUCRo
………

大魔王「さて、外の虫けら共を一掃してくれようか」ザッ

ドックン…ドックン…ドックン…

悟空「…」ドックン…ドックン…

大魔王「!」バッ

悟空「……」スッ

大魔王「…ほぉ。あれをくらってまだ生きておるか」ボッ ボッ

悟空「…女騎士の声が…」

大魔王「滅ッ!!」ビィーーーーン

シュン!!!

大魔王「な!?」

シュン!!!

悟空「聞こえた」ピキッ ピキッ

キョロキョロ

悟空「…気を感じられねぇ…」ピキッピキッ

悟空「…なぁあいつはどこにいんだ?」ジッ

大魔王「…あの女はこの世から消え失せたわ」

悟空「……」ピキッ ピキッ

大魔王「お前も後を追わさてやろう」フフフッ

悟空「…消えた…だと」ゴゴゴゴゴゴゴ
582 : ◆m2ofvJWBhA [sage saga]:2017/10/28(土) 01:43:59.32 ID:Q2G3pUCRo
ゴゴゴゴゴゴゴ ゴゴゴゴゴゴ

大魔王「魔よッ!!」ズオオオオオ!!!

大魔王「消えよッ!!」バ

悟空「てめぇはオラが…俺がぶっ倒す!!」

バリバリバリバリバリバリバリ!!!!
583 : ◆m2ofvJWBhA [sage saga]:2017/10/28(土) 01:44:47.14 ID:Q2G3pUCRo
超悟空「りゃあああああああああ!!」シュ

大魔王「がはっ!!??」ドッ

ヒューーーーン ドゴオオオオオオン

超悟空「ハアアアアアアアアア!!」シュ

ヒュ ヒュ

大魔王「!?」

バッ…

ダダダダダダダダダダダダダダダダダダ

大魔王「…っ」

ドプッ

超悟空「遅え!!」バッ 

バシュ!!!ガンッ!!

大魔王「なっ!!」

超悟空「かめはめ波ァァァァ!!!」キュイイイン

……カッ!!

ガラガラガラガラガラ

スタッ

悟空「……」スゥゥゥ ハァァァァ…
584 : ◆m2ofvJWBhA [sage saga]:2017/10/28(土) 01:45:44.05 ID:Q2G3pUCRo
悟空「…まだおめぇは終わってねぇーんだろ」バッ

大魔王「…ぐっ…」ボロボロ…

大魔王「ハァハァ…き、貴様……こ、ここまでの力が…」

悟空「……さっさとしろ」ゴゴゴゴゴゴゴ

大魔王「フ、フフフフ…よかろう…」

大魔王「真の姿を見せてくれよおおおお!!」

シューーーーー!!

………

大魔王はみるみる姿を変えた!!

魔王「よもや、最終形態までなるとはな!!」
585 : ◆m2ofvJWBhA [sage saga]:2017/10/28(土) 01:46:38.75 ID:Q2G3pUCRo
ゴゴゴゴゴゴゴ

バッ バッ バッ

魔王の右手 ギュニュン

魔王の左手 ギュニュン

魔神王「我不滅なり」ギョロン

超悟空「いくぞ!!!」バリバリバリバリバリバリバリ
586 : ◆m2ofvJWBhA [sage saga]:2017/10/28(土) 01:47:51.91 ID:Q2G3pUCRo
………
……

モワモワモワモワモワモワ

女騎士「……」

ガヤガヤガヤガヤ

テクテクテクテク

女騎士「やけに明るいな……」キョロキョロ

女騎士「それにしては騒がしいような…」

ハイ チャント イチレツニ オナラビクダサイ!!

女騎士「なんだあれは…」

テクテクテクテク…
587 : ◆m2ofvJWBhA [sage saga]:2017/10/28(土) 01:48:54.77 ID:Q2G3pUCRo
鬼「押さないで!…あっそこ列出ないで!」

女騎士「人…ではないのか?」

鬼「あっ!そこの貴女!横入りはダメですよ!」タッタッタ…

女騎士「私か!?」

鬼「はぁはぁ…そうです!もう忙しいんですからルールはちゃんと」

女騎士「ここは…その何処だ?」

鬼「は?どこって、あの世の入り口ですよ」

女騎士「あ、あの…世?」

鬼「そうです。閻魔大王様がいるあの世です」

女騎士「私は…その…つまり…」

鬼「はっはーん。貴女死んだばかりでまだ混乱しているんでしょ?」

女騎士「……」

鬼「まぁよくあることですよ。ほら貴女の頭」ツイツイ
588 : ◆m2ofvJWBhA [sage saga]:2017/10/28(土) 01:49:51.32 ID:Q2G3pUCRo
女騎士輪っか「!!な、なんだこれは!」

鬼「なんだって、輪っかです。死んだら着くんですよ!」

鬼「…って貴女なんで肉体がまだあるんですか?」

女騎士輪っか「……?」

鬼「……よくわらかんオニ…」

鬼「と、ともかくちゃんと列にお並びください!」

女騎士輪っか「……」

テクテクテクテク…ナラビ
589 : ◆m2ofvJWBhA [sage saga]:2017/10/28(土) 01:50:46.96 ID:Q2G3pUCRo
女騎士輪っか「(気づいたあの世とは。フフフッ。皆に自慢できるな)」ニッ

女騎士輪っか「(……私は死んだのだな…)」

女騎士輪っか「(誰に自慢できようか…)」

ザッ ザッ…

女騎士輪っか「(皆無事であろうか…)」

女騎士輪っか「(…私にもっと力があれば)」

女騎士輪っか「(後悔しかない……)」ウッ…ウッ…
590 : ◆m2ofvJWBhA [sage saga]:2017/10/28(土) 01:51:38.90 ID:Q2G3pUCRo
…オジョウサン チョットイイカイ

女騎士輪っか「(あのでかいのが閻魔大王とやらなのか…天の国はもっと綺麗だと思っていたんだがぁ…)」ウッ…グシグシ…

占いババ「ちょっと!聞いとるんかね!」ギュ!!

女騎士輪っか「痛っ!いたたたたた!!」

女騎士輪っか「み、耳を引っ張るな!」バッ

占いババ「なんだね。聞いているんじゃないか」ヤレヤレ

女騎士輪っか「(小さい老婆が浮いて?)な、何だ、お前は!」

占いババ「あたしは占いババってもんだが」

女騎士輪っか「その占い師が私に何用だ」イブカシ
591 : ◆m2ofvJWBhA [sage saga]:2017/10/28(土) 01:52:56.20 ID:Q2G3pUCRo
占いババ「あんただろ?悟空が今いるところで厄介になってるのって」

女騎士輪っか「…悟空…?」

占いババ「おや?記憶が飛んじまっているのかね」

女騎士輪っか「忘れるものか!悟空は私の!……師匠であり…友だった」

占いババ「そうかいそうかい」

女騎士輪っか「……もう会えんがな…」グシグシ

占いババ「その悟空なんだが、早いとこ帰ってきて欲しいんだよ」フゥ

女騎士輪っか「私にはもうどうすることもできない…」

女騎士輪っか「私は死んだのだぞ!!」ガッ
592 : ◆m2ofvJWBhA [sage saga]:2017/10/28(土) 01:54:11.52 ID:Q2G3pUCRo

占いババ「まぁその辺は大事じゃろう。今6つのドラゴンボールが揃っているからのぉ」

女騎士輪っか「へっ?……なるほど…あの世でもインチキ占いが蔓延っているのか。…壺は買わんぞ!」

占いババ「…ピッコロの言ったとおり人の話を聞かない娘だねぇ」

女騎士輪っか「ピッコロだと…あの者を知っているのか!?」

占いババ「知っておるとも。まぁそのピッコロが、あの女は無茶をするだろうってんで、あたしがこうしてはるばる来てやったんだよ」

女騎士輪っか「……それで、よくわからないが私にどうせよと」

占いババ「何者簡単なことだよ。アンタのところにあるドラゴンボールをこっちに持ってきてくれればいいんだよ」

女騎士輪っか「ドラゴンボールを?」

占いババ「そうじゃ。死んだ今ならこっちとあっちに直に繋がっているのはお前さんだけだからの」ヒョヒョヒョ

女騎士輪っか「し、しかし私はこうして死んでいるのだぞ、どうやって…」

占いババ「まぁあたしに任せな」フェッフェッ

モワモワモワモワモワモワ
593 : ◆m2ofvJWBhA [sage saga]:2017/10/28(土) 01:55:18.16 ID:Q2G3pUCRo
………
……

超悟空「ハァハァ…し、しぶてぇー…」

魔神王「言っはずだ!我は不死身なりっ!グワーファファ!!」

超悟空「ぐっ…く、苦しい…ぜ…」シュン

悟空「ハァハァ……」

魔神王「お前のそれも長くは続かぬようだなぁぁ」

魔王の右手が傷を癒やした

魔王の左手が自身を強化すら

魔神王「さぁ!滅びるがよい!!」

ズオオオオオオオオオ!!

悟空「ち、ちきしょーー……あんな奴に!!」

ビッ ズゴゴゴゴゴゴゴ!!!

ズガーーーーーーン…

モクモクモクモク。

魔神王「終焉なり」

……
594 : ◆m2ofvJWBhA [sage saga]:2017/10/28(土) 01:56:14.63 ID:Q2G3pUCRo
モクモクモクモク…

女騎士輪っか「……」スッ

悟空「…」チロッ

悟空「あっ!!」

魔神王「!!」

女騎士輪っか「待たせたな…悟空!!」

悟空「お、おめぇどうして!?」
595 : ◆m2ofvJWBhA [sage saga]:2017/10/28(土) 01:57:19.91 ID:Q2G3pUCRo
女騎士輪っか「占いババとやらに連れられてあの世から舞い戻った…と言っても信じてくれるな…なんて」

悟空「信じるも何もオラも死んじまったことあるんぞ!」

悟空「それにしても占いババが!?」

女騎士輪っか「そうかそうか悟空も死ん…で……は?」

魔神王「お前は確かに消したハズだ……どうやって…」

女騎士輪っか「…話は後だな!あれも魔王か?」

悟空「あぁ。最終形態っていってたからアイツをぶっ倒せばこれでおしめぇなんだが…オラ体力が持たねぇ…」

女騎士輪っか「ふむ」

悟空「せっかく戻ってきちまったんだが、やべぇーぞ」
596 : ◆m2ofvJWBhA [sage saga]:2017/10/28(土) 01:59:07.65 ID:Q2G3pUCRo
女騎士輪っか「…悟空…占いババに聞いたのだが…元気玉なるものを放てるって本当か?」

悟空「元気玉ぁ!?」

女騎士輪っか「あぁ」

悟空「…いやでも時間かかっちまうし、それにオラこの世界じゃ気全然集められねぇぞ」

女騎士輪っか「フフフ。なぁにあの世の不思議パワーとやらを借りた私が援護する」

悟空「そんなことできんのか!?」

女騎士輪っか「死んだ身だ。今の私には魔力が無い分、気が全身を包んでいる」

悟空「…よくわかんねぇーけど、やっていいんだな!」ニッ

女騎士輪っか「あぁ!魔王をそれで消滅させよう!」ニッ
597 : ◆m2ofvJWBhA [sage saga]:2017/10/28(土) 02:00:41.85 ID:Q2G3pUCRo
……

魔神王「消えよッ!!!」

悟空「!」

女騎士輪っか「はっ!!」

気の障壁が悟空達を包む

ガキンガキン!!

悟空「おめぇこんなことできたんか!」

女騎士輪っか「悟空もすぐできるようになるさ!」ハァァァァァァ!

悟空「へへっ!」スッ ギュォンギュオン

魔神王「ちぃ!!」バギュンバギュン

ガキンガキンガキンガキン

女騎士輪っか「ハアアアア!!」

悟空「や、やっぱり小せえぞ!」ギュォンギュオンギュォンギュオン

女騎士輪っか「ハァハァ…!!」

魔神王「ぐっ!!なんだその力は!!」

魔王の両手がみるみる力を溜めるはじめた

悟空「や、やべぇーぞ!」

女騎士輪っか「私の気の結界が切れたら悟空放つんだ!」

悟空「でもよ!」ギュォンギュオン

女騎士輪っか「フフフ。私を信じよっ!」

魔王の両手から凄まじい波動が煌めいた!

バギ バギ バギーーーン……
598 : ◆m2ofvJWBhA [sage saga]:2017/10/28(土) 02:02:04.97 ID:Q2G3pUCRo
悟空「いっけえええええええ!」ジュオオオオオ

女騎士輪っか「老師様!!、今です!!!!」

老師「……ほい!!!」ムクッ

ポーイ 気の結晶が元気玉を増幅させた

魔神王「なっ!なっ!」

魔神王「ば、馬鹿な!!我は……我は不死身な――」

魔神王「――――――」

………
……

599 : ◆m2ofvJWBhA [sage saga]:2017/10/28(土) 02:05:23.10 ID:Q2G3pUCRo

ナレーション「長かった悟空の異世界の道が今終わりを迎えようとしている。果たしてその先には……死んでしまった女騎士と行方不明のドラゴンボールは」

600 : ◆m2ofvJWBhA [sage saga]:2017/10/28(土) 02:08:56.90 ID:Q2G3pUCRo
オッス オラ悟空!

ついに魔王を倒したぞ!これで平和になるんか
って女騎士泣くなよぉ、それにオラまだやり残しがあるだからよ!

次回 さよなら異世界ワールド!

また見てくれよな! 
601 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/28(土) 02:19:05.62 ID:2qA+TUZgo
ラストバトルなのによくわからんうちにあっさり終わったな
というか女騎士のパワーアップちょっと無理やり過ぎないか?w
602 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/28(土) 03:54:20.85 ID:ZgWMPkpe0
なに、最近のドラゴンボールでならわりとよくあるだろう気にするな
603 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/28(土) 08:33:18.10 ID:atsK9fZgO
映画のおかげですっかりトドメ技の代名詞になったけど原作じゃブウしか倒せてない元気玉さん
604 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/28(土) 08:59:20.16 ID:PDN04LD20
飽きたんでしょ(適当)
605 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/28(土) 10:45:53.67 ID:jbiqZO0ao
倒せてなくても形勢をひっくり返してきた
606 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/28(土) 11:22:34.72 ID:ycn6+UvA0
たぶんネタ切れなんでしょう(笑)

完結まで後少し頑張って
607 : ◆m2ofvJWBhA [sage saga]:2017/10/28(土) 12:47:26.60 ID:Q2G3pUCRo
読んでくれてありがとう!
バトルのネタぎれなのは間違いない……

まるまる1つラスボスに突っ込んではみたのはいいがこのままいくとスーパーサイヤ人スリーまでインフレしそうになったです

魔王側近とか、三人衆とか闘わせてみたら、びっくりするほどつまらなくなりました

残り3000文字ラストスパート!
608 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/28(土) 14:17:58.67 ID:fLmul7zQO

がんばれー
609 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/10/28(土) 14:55:10.73 ID:0+l8YOk20
610 : ◆m2ofvJWBhA [sage saga]:2017/10/28(土) 15:05:29.58 ID:Q2G3pUCRo
………
……

ヒョーーーーヒョーーーー…

女騎士輪っか「終わった……のか…」

ガラガラガラ…

悟空「みてぇーだな。ふぅ……」クタァ

女騎士輪っか「…ほ、本当に終わったのでいいんだよな!?」クルッ

悟空「あぁ」ヘヘヘヘッ

サムズアップ

ガラガラッ!!

女騎士輪っか「!!」バッ

老師「ふぃーー…死ぬかと思ったわい」ドッコイショ

女騎士輪っか「老師様…か……」

悟空「よぉー、さっきのなんだったんだぁ?」

老師「ふむ、あれはじゃな。お前さんの気の結晶じゃよ」

悟空「?」

老師「どうやら魔にやたら効果を発揮するようじゃて」

女騎士輪っか「それで老師様は魔王の一撃をくらって生きていた…ということか」

老師「左様。死んだふりは年寄りの特権じゃわい」ホッホッホッホッ
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