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誹謗中傷禁止だにょ! 作者が活躍する学園モノ冒険譚です ハーレム 異世界 い能力
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以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/10/16(月) 02:43:04.11 ID:7nmTj2kiO
ホームと線路に立つ俺を、女生徒は見据える。
そして、およそ十歩といったところで彼女は立ち止まった。
気づけば白い手袋をはずし、その両手は何者かの首を絞めるように開いては閉じる。
こわい女。
あの心をえぐってきた医者の教え子というだけは、る。
医者が鷹で、女生徒は犬。
なめくじでは、正面切って戦えそうもない。
対抗するなら、命を懸けた賭けにでる必要がありそうだ。
当然そこまでする必要があるのかという疑問が浮かび上がる。
試しに両親のもとにノコノコと戻る姿を想像する。
勿論両親は喜ぶ素振りをみせるが、本心は暗く沈んでいる。
せっかく一度は消えたのに、なぜ連れ戻したのか。
俺は大切な人の迷惑になんかなりたくない。それはずっと思ってきたことで、もっと役に立ちたいと願ってきた。
ホームに電車がまもなく到着することを知らせるベルがけたたましく鳴り響く。
現実に引き戻された俺は、ある種の覚悟を決めた。
電車が視界の端に映る。
幸運なことにホームは人々のざわめきと、ベルの音で満たされている。
俺はホームから静かに飛び降りた。
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