まどか「テストの点数が上がったよ!」

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/12(木) 18:08:19.83 ID:gRAf0lWf0
キーンコーンカーンコーン

まどか「テストの点数が上がったよ!」

ほむら「よかったわね、まどか」

まどか「今回のテスト、難しかった?」

ほむら「まあまあってとこね」

まどか「ほむらちゃんは前回と比べて点数上がった? 下がった?」

ほむら「3点上がったわ」

まどか「私はね、なななんと、20点も上がったんだよ!」

ほむら「すごいわ、流石まどか。それで、何点だったのかしら?」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1507799299
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/12(木) 23:19:07.06 ID:gRAf0lWf0
まどか「25点」

ほむら「え? 今……なんて言った?」

ほむら(聞き間違いよね、ええ、きっとそうだわ)

まどか「25点だよぉ。あまりの点数の良さにほむらちゃん、もしかして嫉妬?」

ほむら「」

ほむら「30点中25点……よね?」

まどか「何言ってんのほむらちゃん。定期テストだよ。100点中25点に決まってるじゃん」

ほむら「」

ほむら(私……96点……なんだけど……)

ほむら(まどかって国語苦手だったかしら……)

さやか「おっ、ようあたしのよm……ゲフンゲフン、まどか」

さやか「テストはどうだったかい?」
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/12(木) 23:26:27.98 ID:gRAf0lWf0
まどか「さやかちゃん!」

まどか「国語は、前回より20点も上がって、25点だよ! すごいでしょー!」

さやか「えっ」

ほむら(おお、理解者がいた……。やっぱり25点はおかしいわよね、さやか)

さやか「すっげー! まどか天才じゃん! 国語めっちゃ難しかったのにー! あたし12点だよ!」

ほむら(そんなに難しかったかしら? そうでもないような……。平均点も52点だし……)

ほむら(というより美樹さやかってほんとバカ)

さやか「くしゅん! ……ややっ!? どこかで美少女さやかちゃんがバカにされた気がするぞぃ!」

ほむら(変なところで鋭いのよね、こいつ)
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/13(金) 00:03:22.37 ID:ETY0yjxV0
まどか「そういえばほむらちゃんの点数は?」

さやか「気になる木になる果実」

ほむら(えっ、どうしましょう。ここで私の本当の成績を言っちゃまずい気がするわ……)

ほむら(テキトーに嘘ついておきましょうか)

ほむら「言いたくないほどの(高い)点数だったの。恥ずかしいわ」

まどか「そ、そんなにひどいの……。なら無理には聞かないよ……」

さやか「以外に頭悪いのかなぁ? 文武両道のイメージがあったのにね、転校当初には」

ほむら(少なくともあなたよりは賢いわよ。96点だし)

ほむら(でも、このままじゃまどかが可哀想だわ)

ほむら(さやかは論外)

ほむら「……今度、一緒に勉強しましょうよ」
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/13(金) 18:43:42.99 ID:ETY0yjxV0
次の日

キーンコーンカーンコーン

まどか「ほむらちゃん、さっき返された数学のテストはどうだった? 私は30点! すごくね!?」

ほむら「」

ほむら「す、すごいわね」

ほむら(93点……)

さやか「すっげーなまどか。あたしは10点だぞっ」

まどか「ほむらちゃんは?」

ほむら「今日もひどかったわ(あなたたちの点数がね)」

さやか「またかよほむらー。頭悪すぎだろ〜」

まどか「い、言い過ぎだよさやかちゃん」

ほむら(いてもーたろか)

ほむら「いいのよ、まどか。その通りだし」

ほむら(イラっと来てることをおくびにも出さない私かっこいいわ)

さやか「でも大丈夫! そんなあなたには、今日のラッキーパーソンの天才さやかちゃんが、勉強を教えてあげまっす!」

まどか「占い……」

ほむら「その必要はないわよ、天災さやかちゃん(笑)」

さやか「天災さやかちゃん(笑)!? 失礼しちゃうわね! もう!」

さやか「ぷんぷん!」

まどか「さやかちゃん、そんなふざけてばっかいるから、上条くんにも嫌われちゃうんだよ?」

ほむら「それなだわ」

さやか「うぐぅっ」
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/13(金) 18:48:01.43 ID:NRBxcBqkO
きっとほむらが受けてるテストと二人が受けてるテストは違うんだ…そうだと言ってくれ
7 :>>6 残念ながら…… :2017/10/13(金) 21:16:52.11 ID:ETY0yjxV0
次の日

キーンコーンカーンコーン

まどか「ほーむらちゃん! 理科のテストどうだった? 私、27点! めっちゃ嬉しいなぁ」

ほむら「」

ほむら「い、いいんじゃないかな」

ほむら(95点)

さやか「あたしは22点! 最高点数だぞー! 仁美は?」

仁美「わたくしは70点ですわ」

さやか「この秀才め! けしからんやつじゃあ!」

まどか「ほむらちゃんはやばかった?」

ほむら「ええ、(あなたたちが可哀想で言えないほど)恥ずかしいくらいに」

さやか「やばいのー?」

ほむら「やばいのー!」

仁美「………………」
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/13(金) 21:41:20.37 ID:ETY0yjxV0
次の日の朝

まどか「今日はいよいよ社会のテストが返されるみたいだよ……。怖いねほむらちゃん」

ほむら「ええ。ドキがムネムネするわ」

まどか「なにそれーwwww」

ほむら(本当はワクがムネムネしてる真っ最中なんだけどね)

さやか「おっはー! ふったりっともー! 今日も元気百倍! さやかちゃんマンとーじょー!」

ほむら「鹿目くん、座布団全部持ってっちゃいなさい」

まどか「今のはちょっと、ねぇ……? 字余りが……」

仁美「おはようございますわ、三人とも」

まどか「あ、仁美ちゃんおっはよー! 今日は社会のテストが返ってくるらしいよ!」

さやか「今日もテスト返しかよー。……あ、そだ! テスト返しむかつく人あるあるー!」

さやか裏声A「あたし今度のテスト自信なーい」

さやか裏声B「それなー」

さやか裏声A「あ、帰ってきた〜」

さやか裏声B「うげぇ、10点ー」

さやか裏声A「どんまーいって、おおお!! きちゃったよあたしー! 80テーン!!」

さやか裏声B「ひどーい。あたしと一緒に赤点取ろって約束したのにー!」

さやか裏声A「あたしじぇんじぇん勉強してなかったもーん! 実力よ、じ・つ・りょ・く」

さやか裏声B「……」


さやか「これめっちゃムカつくやつなんだよー。こーゆーやつに限ってガリガリ勉強してんだよねー。おえ」

仁美「他にも、点数が悪いと言い訳して人に見せないで、実は高得点なんだよねってやつはむかっと来ますわね」

ほむら「!?」

さやか「うん、やだやだー」

まどか「あははー」

ほむら(まさか……気づいてるのかしら、志筑仁美……。まさかね)
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/13(金) 21:44:05.26 ID:yJUR6bk90
魔法少女のみなさんって学業の方はどうしてるんだろうな・・・
10 :>>9 睡眠学習……まさかね [saga]:2017/10/13(金) 22:03:16.63 ID:ETY0yjxV0
キーンコーンカーンコーン

まどか「ほーむらちゃーん! 社会どうだったー? 私は19点、イマイチ調子が良くなかったんだよぉ」

ほむら「まどかは理系だものね」

ほむら(93点……ケアレスミスだったわ)

さやか「9点だった!」

ほむら「流石はH」

まどか「うまい!」

さやか「ひどい!」

仁美「ほむらさんはどうでしたの?」

ほむら「ひどかったわ(さやかが)」

仁美「本当ですの?」

ほむら「えっ? えっ、ええ。本当よ」

仁美「そうですの?まどかさんやさやかさんやわたくしのことを気遣ってるわけではありませんのね?」

ほむら「あ、ありませんわよ」

ほむら(やべっ、なに言ってんだろ私)

仁美「そうですか。そうですよね。わたくし、ほむらさんがそんな下衆なことなんてしないと、信じておりますから。それでは」

ほむら(怖っ)

仁美(……怪しいですの)
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/13(金) 23:56:54.50 ID:7LuQCArIO
仁美がさやかみたいになっとる
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/14(土) 02:00:23.22 ID:w+RlCwqJ0
中国史の定期考査で一桁だったな、次のインド史で挽回できてなかったら留年してた…
13 :>>11 スーパー少女仁美☆さや化ww >>12 乙です [saga]:2017/10/14(土) 07:11:33.69 ID:2rI3s/xS0
次の日の朝

まどか「おはよーほむらちゃん、今日は雨だね。テンション下がるー」

さやか「ユーウツー」

ほむら「私は雨好きよ」

仁美「わたくしは苦手ですわ」

まどか「そうだ! 今日は英語が返されるって!」

さやか「英語が一番苦手だわ〜。日本語が世界共通語になればいいのよ」

ほむら「私も英語は苦手だわ」

仁美「本当かしらねー?」

ほむら「……」

まどか「あとは英語、保体、技術家庭、美術、音楽を返し終わったら二学期も終わっちゃうねー」

さやか「早いもんどすなー」

ほむら「冬休み、一緒に勉強しましょうね」

仁美「あら、勉強会をなさるんですの? 是非是非わたくしも入れてくださいな」

ほむら「どうぞどうぞ」

さやか「勉強なんて滅びてしまえー!」

まどか「さやかちゃんが馬鹿な理由はここにあり……かな?」
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/14(土) 16:22:03.57 ID:2rI3s/xS0
キーンコーンカーンコーン

まどか「ほむらちゃんほむらちゃん、英語どうだった? 私は29点! 惜しかった! 非常に惜しかった!」

ほむら「ほんとねー」

ほむら(初めて100点が取れたわ)

さやか「いよっ! 天才まどかちゃんは今日も凛々しいお姿でございますね〜。このあたくしめとテストを交換していただけませんかー?」

まどか「いただけませんよ」

さやか「流石に0点はまずい。怒られるーっ!」

仁美「ほむらさん、テストはいかがでしたの?」

ほむら「いつもの通りいつものように、最悪だったわ(さやかの点数が)」

仁美「……点数は教えていただけませんの?」

ほむら「いただけません」

仁美「なぜですの?」

ほむら「言いたくないからよ」

仁美「なぜ、言いたくないんですの?」

ほむら「答える義務はないわ」

仁美「それは……そうですけど……」

ほむら「テストなんていう薄っぺらい紙一つで、人の価値は決まらないのよ」

仁美(一本取られましたわ)
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/14(土) 20:34:43.65 ID:2rI3s/xS0
帰り道

さやか「あーもー! 英語とかぜんっぜんわかんないー」

まどか「あ、あはは……」

ほむら(志筑仁美……いったい何者なのかしら)

ほむら(彼女はまた明日と言って帰ってしまったから謎は解けない)

ほむら(あの態度は薄々感づいてると思うのよね)

ほむら(でも彼女にとって私の点数なんて気にするものじゃないと思うの)

ほむら(この謎は迷宮入りね)

さやか「いんぐりっしゅいーずべりべりわかんねー。ちょーでぃふぃかるとー」

まどか「さやかちゃん……流石にそれは……まずいんじゃ……」

ほむら「あ、分かれ道に来たわ。それじゃまた明日」

まどか「ばいばーい」

さやか「ばいびー」
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/14(土) 21:19:04.45 ID:2rI3s/xS0
仁美ホーム

仁美「昨日頼んでおいた例の件、どうでした?」

護衛君「暁美ほむら様の成績の件でしょうか、仁美様」

仁美「そうですわ」

護衛君「暁美ほむら様の成績は、国語96点、数学93点、理科95点、社会93点、英語100点でございます」

仁美「その情報はどこから?」

護衛君「パソコンデータの先生用の生徒成績記録表をハックしました」

仁美「なら確実ですわね……。あの女、やはり……」

護衛君「実技教科も全て採点が終わっているようですが、言いましょうか?」

仁美「ええ、お願いしますわ」

護衛君「保体89点、技術49と家庭43をたして92点、美術90点、音楽91点、でございます」

仁美「ありがとう、下がっていいですわ」

護衛君「失礼致しします」



仁美「やっぱりほむらさんは嘘つきですの」

仁美「わたくしはそういうの大嫌いですのよ」

仁美「この事実をあの二人の前であばいたら、どんな顔をなさるのかしら、うふふ」

仁美「なるべくわたくしが調べたことはばれないように、確実にあの女の嘘を暴いてやりますの」

仁美「待っていてくださいませ、ほむらさん……」
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/14(土) 23:44:27.44 ID:XbADmthOO
この仁美はできる
18 :>>17 仁美ですから [saga]:2017/10/15(日) 17:13:20.03 ID:+0tQ3Ikg0
次の日の朝

まどか「おはよー、ほむらちゃん、さやかちゃん、仁美ちゃん」

ほむら「おはようまどか」

さやか「おはまどか!」

仁美「おはようございます、まどかさん」

まどか「今日は実技教科がまとめて返されるらしいよ」

さやか「うげぇぇ、死ぬううう」

仁美「ほむらさん、実技教科に自信はおありですの?」

ほむら「な、ないわね」

ほむら(すきあらば私の点数について言及してくる)

ほむら(志筑仁美、恐ろしい子……)

ほむら(これは仁美にだけは絶対に点数がばれないようにしなきゃ)

仁美(点数はもうわかっていますのよ。あとはショータイムですわね)
19 :>>1 [saga]:2017/10/15(日) 20:24:57.81 ID:+0tQ3Ikg0
授業

先生「テストを返していくぞー、赤毛ー、暁美ー、命綱ー……」

ほむら(ふむ。保体89点、技術家庭92点、美術90点、音楽91点。なかなかね)

先生「鹿目ー、上条ー、金次郎谷ー、拳打ー、志筑ー……」

仁美(机の間を通る時にほむらさんのテストをチラ見ですの)

仁美(護衛君の言った通りの点数ですわね。あとですきを見てはらりとその紙、散らせてみせましょう)

仁美(志筑仁美の名にかけて!)
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/15(日) 20:27:11.67 ID:t8vwITPH0
上条と中沢は何点ぐらい?
21 :>>20 あの2人は天才 [saga]:2017/10/15(日) 20:40:41.05 ID:+0tQ3Ikg0
授業中

QB「ほむら、聞こえるかい」

ほむら<QB! 何の用なの!? まどかは渡さないわ!>

QB「違うよ、ひどいなぁ。今日は君にただいまを伝えようと思ってきたのに」

ほむら<ああ、母星に行ってたんですってね。おかえり。久し振り。さよなら>

QB「ひどいなぁ」

QB「ああ、それより、テストはどうだったのかい?」

ほむら<答える義務はないわよ>

QB「そんなに邪険に扱わないでよ。僕泣いちゃう」

ほむら<一人で寂しく泣いてればいいのよ>

QB「……。まどかやさやかの点数はどうだったのかい?」

ほむら<二人に直接聞きなさいよ。近づいたら殺すけど>

QB「だから点数を聞いてるんだよ」

ほむら<それが、あの二人、20点ぐらいを自慢してくるのよ。おかしくないかしら>

QB「え、君は知らなかったのかい? この私立見滝原中学校は、超弩級の名門校だよ。当然、テストはとても難しい。
10点取れたら天才さ」

ほむら<え……。でも平均点は50点くらいだったわ>

QB「中沢と上条と君、暁美ほむら。この三人が主に平均点を上げているんだ」

ほむら<そんな馬鹿な!>

QB「事実だよ」

QB「それと、志筑仁美に気をつけるといい」

QB「彼女は次の休み時間に君のテストをひっくり返しに来るよ」

ほむら<忠告、ありがとう……>

ほむら(志筑仁美、恐ろしい子……)
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/15(日) 20:42:57.94 ID:+0tQ3Ikg0
ごめんミスです

×QB「10点取れたら天才さ」

⚪QB「10点取れたらすごいほうさ」

何でもかんでも天才をつけちゃいけないね
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/15(日) 20:44:51.01 ID:t8vwITPH0
こち亀の両津とあの二人がが署の平均大力を大幅に上げているのを思い出した
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/15(日) 20:45:38.19 ID:t8vwITPH0
こち亀で両津とあの二人が署の平均体力を大幅に上げているのを思い出した
25 :>>23、24 平均なんてそんなもんです [saga]:2017/10/15(日) 21:05:43.32 ID:+0tQ3Ikg0
キーンコーンカーンコーン

まどか「ほむらちゃんっ! どーだった? 私は保体50、技術家庭30、美術15、音楽10だったよー」

ほむら「よかったわね」

ほむら(さぁどこから来る? 志筑仁美……)

仁美(まどかさんのところに走る時にあらかじめ用意してあったバナナの皮を踏んで、滑って、転んで、机を倒す! 計算通りならテスト用紙が表のまま転がるはずですわ! あなたの思い通りになっているのは今のうちですの!)

仁美(スタートダッシュ!)

ほむら(!! あんなところにバナナの皮が! そして走ってくる志筑仁美……読めた!)

仁美(あと少しでバナナ!)

ほむら(まずい!)

仁美(ここで……転ぶ!)

ほむら(時間停止!少し走って解除!)

仁美(そして……滑る!)

ほむら(時間停止! 少し走って解除!)

仁美(ここで前のめりになって手を伸ばす! ……え? ほむらさん?)

ほむら(時間停止! 仁美を受け止める体勢になって解除!)

仁美(目の前にほむらさんの手!)

ほむら「……ふぅ」

クラスメイトs「おー! お見事!」

仁美(くっ……作戦失敗!)

ほむら「志筑さん、大丈夫? 怪我はない?」

仁美「ええ、ありがとうございます、ほむらさん」
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/15(日) 22:17:08.54 ID:+0tQ3Ikg0
あれ、なんかおかしいぞ。ちょっと訂正

×仁美(まどかさんのところに走る時にあらかじめ用意してあったバナナの皮を踏んで、滑って、転んで、机を倒す! 計算通りならテスト用紙が表のまま転がるはずですわ! あなたの思い通りになっているのは今のうちですの!)

○仁美(まどかさんとほむらさんがいる席に行きましょう。さっきテストを取りに行く時に落としておいたバナナの皮がここで役に立ちますわ。走って、滑って、 転んで、机を倒す! 計算通りならテスト用紙が机から表になってとび出るはずですわ! あなたがそのクールな顔をしていられるのは今のうちですのよ!)
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/16(月) 00:55:42.15 ID:NyYxoWfXo
面白い
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/16(月) 04:24:51.98 ID:g3/bIwMkO
思ったんだけど停止能力あるつーことはクーほむだよね?
なら淫獣がわざわざほむらに忠告することないような
悪ほむに脅されてたりならわかるけど…
感情もないし聞かれてもないなら教えることはなくない?
むしろ仁美を利用してまどかとの契約をしようと考えそう
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/16(月) 16:14:49.88 ID:NyYxoWfXo
>>28
は?これはSSなんだけど
臭いガキは二度と来んな
30 :>>27、29 ありがとうございます >>28 ご指摘ありがとうございます。考えてなかったぜ [saga]:2017/10/16(月) 21:30:28.22 ID:wQXoahYY0
帰り道

さやか「ぐおー! 保体は60点だったのにー!」

まどか「さやかちゃん、あれかな、変態さんなのかな?」

さやか「うんどうはとくいなんだよ! しつれいな!」

まどか「漢字はダメダメだね」

さやか「ぐぬぬ」
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/16(月) 21:40:08.55 ID:wQXoahYY0
ほむら(注意して歩きましょう……。敵はいつどこから攻撃してくるのか分からないわ)

仁美(明日こそひっくり返してみせますわ)

仁美(今日はもうやめておきましょう。運がない日はとことんないはずですもの)

仁美(それに、明日はテストの点数を全てまとめた振り返り用紙が配られますの)

仁美(そこでひっくり返した方が確実ですわ)

仁美「それではみなさん、ごきげんよう」

まどか「バイバイ仁美ちゃん」

さやか「バイバイ仁美っち」

ほむら「じゃあね仁美」

ほむら(えっ)

ほむら(い、いやまだ終わったと思うのは早いわ)

ほむら(これもきっと作戦なのよ)

ほむら(油断はしないで、注意力全開よ!)

ほむら(戦争よ! ……多分)
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/16(月) 23:41:26.71 ID:wQXoahYY0
ほむホーム

ほむら「何も……なかったわね……」

ほむら「はぁ……」

ほむら「気晴らしに魔女狩りでもしましょ」
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/17(火) 06:29:08.67 ID:un02M3im0
次の日の朝

まどか「おはようほむらちゃん、さやかちゃん、仁美ちゃん」

ほむら「おはよう」

さやか「おはよう」

仁美「おはようございます」

まどか「やっとテスト終わったね。疲れたー」

さやか「テストなんてなくなってしまえ」

仁美「あらあら」

ほむら「ふふふ」

ほむら(どこから来るか……何をしてくるか……)

仁美(どこから行きましょうか……何をしましょうか……)
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/17(火) 14:06:52.81 ID:vVQMsJzj0
アニメで数学が大学レベルだったんだっけ
35 :>>34 ほむほむすごwww [saga]:2017/10/17(火) 20:28:04.87 ID:un02M3im0
授業中

QB「やぁ、ほむら」

ほむら<こんにちは、昨日はありがとう、こんばんは、さよなら>

QB「そんな魔法の言葉は嫌だよ」

ほむら<何の用?>

QB「昨日はうまく対処できたみたいだね。でも、油断は禁物だ」

ほむら<それを巴マミにも言ってあげられていればよかったのにね>

QB「仕方ない。彼女はとてつもないミスをしてしまったんだ。取り返しのつかない、恐ろしい油断をね」
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/10/17(火) 20:28:58.94 ID:/ekJ2imA0
何したんだよマミさん
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/17(火) 21:08:16.11 ID:WGBhzHnSO
>>36
マミったんじゃね
38 :>>36 37 ↓ [saga]:2017/10/17(火) 21:37:40.38 ID:un02M3im0
ほむら<彼女はとても愚かだったわ>

QB「気をつけろとは言ったんだよ」

ほむら<でも、あんなのってないわ>

QB「山が当たったからといって調子に乗って見直しも何もしないで回答が一つずつずれてることに気づかなかったなんてね」

ほむら(どこの時間軸でもあなたは早とちりなのよね巴マミ)

QB「そして見事に撃沈さ」
39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/18(水) 02:54:16.75 ID:I+1GS6uzO
>>29
ガキは帰ってどうぞ
SSでも基本設定は守るだろ
これだからガキは…
40 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/18(水) 03:29:38.26 ID:ao+YAYGr0
別に義務でもないさ。なるべく辻褄は合わせておいたほうがいいのはわかるけど
物語の根幹を揺るがすレベルの設定ミスでもないんだからさ
あんまり気にしすぎてるとハゲるぞ
41 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/18(水) 14:40:36.80 ID:mqbJyUbXO
>>39
なんで時間停止能力でクーほむなんだよ
メガほむも持ってるだろ
42 :>>39、40、41 こまけぇことはいいんです、ssだもの [saga]:2017/10/18(水) 19:03:25.33 ID:C8U7B0xY0
ほむら<ほんと、愚かだわ。巴マミ>

QB「いい加減そろそろ布団から出てきてほしいな、僕としてもこのままじゃ困るんだよ」

ほむら<ちゃんと生きてるの? 布団の中で魔女化したりしてない?>

QB「そこまで彼女のメンタルは弱くないさ」

ほむら<そうかしら……。でも、確かにこのままじゃ困るわね。主戦力がいなくなっちゃうわ>

QB「今日の放課後にマミの家に行ってあげてくれないか」

QB「いや別にマミのことが心配だとかこのまま壊れていってほしくないとか将来が心配だとか思ってるわけじゃないんだよ」

QB「貴重なエネルギーを無駄にはできないのさ」

ほむら<じゃあ自分でいけばいいじゃないの>

QB「僕が!? ……い、いや、別に、は、恥ずかしいわけじゃない。違うよ」

QB「でも君が行った方がマミの感情が感情になってエントロピーが理に導かれてふじこlp」

ほむら<訳がわからないわよ>
43 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/18(水) 20:04:13.35 ID:/Wj6aO0J0
ほむマミですか
44 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/18(水) 22:21:02.00 ID:ibkdb8iAO
>>41
にわか乙
性格つかこのSSのほむらのキャラを考えろよww
これがメガほむか?頭の悪い発言はやめとけ
45 :>>43 ほむマミは結構いいコンビだと思う >>44 HAHAHA [saga]:2017/10/19(木) 00:13:41.40 ID:MaVnJ9cz0
キーンコーンカーンコーン

まどか「あー、つぎの時間にはいよいよテストまとめ表が帰ってくる……。ドキd……じゃなくてドキがムネムネするー」

ほむら「ふふふ。大丈夫よまどかなら」

さやか「ふ、ふふ、ふふふ、ふふふふ、ふふふふふ、ふふふふふふ、ふふふふふふふ、ふふふふふふふふ、」

まどか「き、きゃぁ、さやかちゃんっ!? どうしたの!?」

仁美「病んでますわ。ダメですのこいつ、早く何とかしませんと」

ほむら(目覚まし時計みたいだわ)

まどか「さやかちゃんっ、落ちちゅいて! 私の声がわかる!?」

さやか「ふふふ……まどかこそおちゅつけ……」

仁美「怖いですわ……」

仁美(さぁ、戦いの始まりですの!)

ほむら(さぁ、戦いの始まりよ!)
46 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/19(木) 21:01:15.12 ID:rpaqdLgko
はよ
47 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/19(木) 21:18:07.34 ID:MaVnJ9cz0
先生「そんじゃー配るぞー」

先生「名前順に並べー」

先生「暁美、次もがんばれよー」

ほむら(うんうん、いい成績ね。席に戻りましょう)

仁美(はいそこで裏紙をするっとほむらさんの足元にー)

ほむら(うわっ、滑る! 危なっ!)

ほむら(こんな時は慌てず一回転からの着地!)

仁美(くそーっ! ……次よ、次!)

ほむら(席まで後3メートルくらい!)

仁美(はいそこで再挑戦バナナの皮投入ー)

ほむら(同じ手にはかからないわ! )

仁美(華麗に避けられましたわ……。もういちど!)

ほむら(席についた……私の勝ち! あとは座るだけ!)

仁美(座るタイミングで椅子をなくす!)

ほむら(うわっ! っと、そうはいかないわ)

仁美(くっ、空気椅子……ですって!?)

仁美(完敗ですわ……。次のチャンスを狙いますの)
48 :>>46 遅れてすみません。なにせ色々と忙しいもんで [saga]:2017/10/19(木) 21:22:52.39 ID:MaVnJ9cz0
QB「ここまで華麗に仁美の罠をくぐり抜けてきたほむら。流石だね」

QB「もっと彼女たちの争いを見ていたいけれど、僕は杏子の様子を見に行かなくちゃ」

QB「頑張ってね」

QB「最後に一つだけ……ほむマミは最高!」

QB「チャンネルは、そのまま」
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/19(木) 23:51:04.15 ID:62Ns7rK60
ほむマミ最高や
50 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/10/20(金) 00:35:58.27 ID:kgMfebA90
さやかは上条に勉強教えてもらえばいいのに
51 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/20(金) 19:23:03.16 ID:D6jmLKSZO
>>49
マミマミうるせえわゴリ押し豚
52 :>>49 うむ >>50 後で書きまーす >>51 まあまあ [saga]:2017/10/20(金) 19:58:46.25 ID:yMjuPb+d0
帰り道

まどか「今回は結構いい点数取れたからママに自慢できるなぁ」

さやか「いいなぁ……」

まどか「さやかちゃんは上条くんに勉強教えて貰えばいいじゃん」

さやか「……その手があったか。そこで何かの間違いでも起これば急接近だよね、あたしたち」

仁美「不潔ですわよ」

ほむら「真面目に勉強しなさいよ」

さやか「点数が言えないあんたに言われたかーねーやい!」

ほむら「むっ」

仁美「どうして、点数を言って貰えませんの?」

ほむら「別に、いいじゃない。誰にでも隠し事の100や200、あるわよ」

仁美「多すぎますわ」

ほむら「いいじゃない。あなただってあるでしょう? 例えば、想い人とか」

仁美「なっ……!」

まどか「えっ、仁美ちゃん、好きな人いたの!? 教えてよー!」

仁美「えっ、そ、それは……」

さやか「おもいびとってなんだろ〜? 重い人〜?」

仁美(口論では勝てそうにない……ですわ……)
53 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/10/20(金) 19:59:41.95 ID:kgMfebA90
じゃあ中沢くんも出してくれ
54 :>>53 了解 [saga]:2017/10/20(金) 20:18:05.46 ID:yMjuPb+d0
帰り道、続き

仁美(と、いうか、このままじゃさやかさんに上条くん、取られてしまいますわ)

仁美(でもまぁ、いっか。次の恋があるわ)

仁美(男なんて星の数ほどいるもの。星に手は届きませんけどね)

仁美(ああ、そうだ。中沢君に今度勉強を教えてもらいましょう。あの子、なんでも言うこと聞きそうですもの。付き合ってなんて言ったら、どっちでもいい、と言われそうだけれど)

まどか「あれ? 今日はこっちから帰るの? 仁美ちゃん」

仁美「えっ? あ、ああ、御機嫌よう、みなさん」

さやか「ばいびー」

ほむら「また明日」

まどか「またね」

ほむら(今日も何もないなんて……怪しいわ)

ほむら(あ、そうだ。今日はこの後にマミのうちに行かなくちゃ。お土産でも買ってから行きましょ)
55 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/20(金) 20:27:50.33 ID:aouo8b8o0
中沢君は頭良さそう
56 :>>55 わかる [saga]:2017/10/21(土) 06:43:49.87 ID:VwgRGYFd0
帰り道、みんなと別れた後

ほむら「さあ、マミのところに行きましょう」

ほむら「お茶っ葉、お茶菓子……」

ほむら「いざ出陣」

ほむら「それにしてもマミは一体どんな状態なのかしらね 」
57 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/21(土) 22:11:51.14 ID:VwgRGYFd0
マミホーム

ほむら「ついたわ」

ピンポーン

………………………

ピンポーン

…………………………………

ほむら「……」

ほむら「入るわよ」ガチャッ

ほむら(うわっ、部屋汚っ、暗っ)

ほむら(あの布団にくるまってるのがマミかしら?)

マミ「ん、んん、ああ、あげびざん? こほん、暁美さん?」

ほむら(……重症だわ)

マミ「どうしたの? その様子だとQBから事情は聞いたようね。私を笑いに来たの?」

ほむら「いや……お見舞いに来たのよ」

マミ「あら、そう。ありがとう。わたしすっごく元気。さあ帰って帰って」

ほむら「みんな心配してるのよ! 早く学校に来なさいよ!」

マミ「だ、だってぇぇ……。もう直ぐ受験で、高校に向けた成績の最後のテストで……0点なんて!」

マミ「そんなのあんまりよぉ〜!」グスッ

マミ「ねぇ、暁美さん。……暁美さん、過去に戻れるんだよね」

マミ「山が当たったからって調子に乗る前の……馬鹿な私を……助けてあげて……くれないかな……」

ほむら(デジャブ……)
58 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/22(日) 10:13:00.98 ID:KMJCWQ0O0
ほむら「あのねぇ、時間遡行は、そんなもののためだけにつかうもんじゃないの」

マミ「そんな……」

ほむら「次だってあるじゃない」

マミ「そう……よね……でも」

ほむら「あなたの気持ちもわかる」

ほむら「今日だけ、そばにいてあげるわ」

マミ「……暁美さぁぁん!」ウエーン

ほむら「元気出して、明日からまた学校行きなさいよ」

マミ「うん……うん……」ウエーン

ほむら「よしよし」

マミ「ふぇぇ……」
59 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/22(日) 13:12:28.59 ID:1EOf0Agvo
高校進学前の最後のテストで0点は落ち込むよね
60 :>>59 そりゃあ引きこもりたくもなる [saga]:2017/10/22(日) 19:41:08.43 ID:KMJCWQ0O0
一方その頃さやかは

さやホーム

さやか「もしもし恭介?」

恭介「ん? さやか? どうしたのかい?」

さやか「いやー、実はさやかちゃん、今回のテストでやばい点数とっちゃったのよー」

恭介「それはいつものことじゃないか。どうしちゃったんだよさやか。病院行くか?」
61 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/22(日) 22:41:48.72 ID:KMJCWQ0O0
さやか「ひどいなぁ。まぁね? 否定できないんだけど」

恭介「それで? 本題はなんだい?」

さやか「べんきょうお、おしえてくだだい!」

恭介「いいけど……まずは小1の範囲からがいいかな」

さやか「はんいってなあに?」

恭介「早くうちに来い。さやかの将来が心配だ」

さやか「わあい」

さやか(けいかくどうりだぁ!)

さやか(じゃないや、けいかくどおりだぁ!)

さやか(いや、ちがう。けいかくどうりだぁ!)
62 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/24(火) 00:15:13.16 ID:drljKlkJ0
一方その頃仁美は

仁美「もしもし、中沢くん?」

中沢「ん? なんだい、連絡網かい?」

仁美「いえ……。あの、お願いがあって」

中沢「?」

仁美「勉強を教えてくださいませんか?」

中沢「へ?」

仁美「今回のテストがひどかったので……」

中沢「んー、どうしようかなぁ」

仁美「こちらの勝手なお願いですし、断ってくださってもよろしいですわ」

中沢「いやぁ、僕としてはどっちでもいいんだけどね」

仁美「じゃあ教えてくださいな」

中沢「分かった。じゃあ今度の土曜……冬休みになっちゃうけど、そこでやろう。まあ、いつでもいいけど」

仁美「ありがとうございますわ」

中沢「僕の家と君の家、どっちがいいかい? 僕はどっちでもいいよ」

仁美「あ、では中沢くんの家にお邪魔します」

中沢「そっか。じゃあ時間はどうする? 午前と午後。僕はどっちでもいいよ」

仁美「あ、では午前で」

中沢「そっか。9時と10時、どっちがいいかい? 僕はどっちでもいいよ」

仁美「あ、では10時で」

中沢「そろそろ電話切る? 僕はどっちでもいいけど」

仁美「ええ、そうですわね。土曜日、楽しみにしてますわ。それでは失礼いたします」

中沢「じゃあねとバイバイどっちがいいかい? 僕はどっちでも」

ガチャッ

仁美「なんだこいつめんどくせぇぞ」
63 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/10/24(火) 00:32:53.37 ID:B1B3Hr6W0
面白いな
64 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/24(火) 04:38:31.44 ID:71cVW+9e0
さやかも普通のテスト受ければ悪くなさそう(´・ω・`)
65 :>>63 ありがとうございます >>64 まぁまぁってとこです [saga]:2017/10/24(火) 21:01:58.83 ID:drljKlkJ0
マミホーム ほむらの帰った後

マミ「……」

マミ「暁美さん、テーブルにお土産を置いてってくれたわ」

マミ「明日からはちゃんと学校行こうっと」

マミ「暁美さんにお礼も言わなきゃ」

マミ「にしても、暁美さんに頭なでなでしてもらった時のあの感情はなんだろう」

マミ「ちょっとどきどきした」

マミ「……」

マミ「まぁいいわ」

マミ「とりあえず部屋を片付けて」

マミ「お茶でも飲みましょう」
66 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/25(水) 23:25:55.58 ID:SYxc7dha0
次の日 朝 通学路

ほむら(今日は特になにもない日のはずだわ。今日だけは気楽にいられそう)

まどか「おはようほむらちゃん!」

ほむら「おはようまどか」

さやか「おはよう馬鹿ほむらぁ」

ほむら「おはよう死ね」

さやか「ひっどーい。でもめげないのだ! さやかちゃんは昨日とはちょっと違うからね! ふふーん!」

ほむら「興味ないわ」

ほむら(きっと上条恭介にでも勉強を教えてもらって浮かれているのね)

仁美「おはようございます、ほむらさん」

ほむら「おはよう、志筑さん」

仁美「いい加減に名前で呼んでくださいな」

ほむら「ああ、そうね。そうするわ、えっと、名前は……」

仁美「わかめですわ」

ほむら「ああ、そうね。じゃあわかめ」

仁美「本気にしないでください、ちょっと」

ほむら「冗談よ、ふふふ」

マミ「おはよう、暁美さん」

ほむら「おはよう」

ほむら「…………ん?」
67 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/26(木) 11:48:12.96 ID:uD1P+8Wx0
もしかして、ほむら「杏子はいつも  の人と同じ?
1レスのあまりの短さが似てる
68 :>>67 違います。短いのは時間がないからと初心者だからです……すみません [saga]:2017/10/26(木) 22:22:26.57 ID:5+0xiJbC0
まどか「マッ、マミさん!? いつからいたんですか?」

マミ「最初からいたわよ」

さやか「気配を消すのがうますぎる……全く気づかなかった」

仁美「それを空気というんじゃないんでしょうか」

マミ「うぐっ」

ほむら「……でもまぁ、ちゃんと来たじゃない、巴マミ」

マミ「そりゃもちろんよ」

ほむら「えらいわ」

マミ「えへへー」

さやか「あたしたちの知らない間に2人に一体なにが……」

まどか「距離縮まりすぎだよ……」

仁美「わたくしが求めていたのはこれですわッ」

マミ「あ、暁美さん。今日、」


マミ「テストの順位が発表される日よね。憂鬱だわ」


ほむら「え? 今なんて?」

マミ「いやだから、今日は順位の発表の日よね」

ほむら(忘れてた……!)

ほむら(どうしようどうしようあbbbbb)

仁美「ふふふ」

まどか「ん? 仁美ちゃんどうかしたの?」

さやか「大丈夫かー?」

仁美「いえ……なんでもありませんわ」

仁美(今日こそは……!)

ほむら(やべぇ……これは隠しようがない……! まずい! 嫌われる!)

ほむら(今日まで一生懸命に築いてきた信頼が、友情が!)

ほむら(全て、水の泡に!)

マミ「……」

まどか「どしたのほむらちゃん、顔青いよ〜」

さやか「ははーん、もしかして、これで点数と学年順位がバレるのが怖いんだな!」

ほむら(うそっ、点数も出るの?)

ほむら(はい終わったー、終わりました暁美ほむら)

ほむら(産んでくれてありがとう、いままでありがとう、みんな……)

ほむら(……でも、ここでただ諦めて終わるのか? 暁美ほむら)

ほむら(違うだろ、違うだろー!)

ほむら(最後まであがいてみせる!)

ほむら(いざとなったら、記憶にございません、って言ってやる!)

ほむら(私は負けない!)

マミ「……」

マミ(……訳ありと見たわ)
69 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/26(木) 22:25:01.62 ID:GlE1As+FO
>>51には何が見えてるのが…ごり押しの意味を理解してなさそう
70 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/27(金) 04:18:29.43 ID:uQ/eWnIaO
はいはいわかったわかった
別の場所でやろうね
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/27(金) 05:03:17.38 ID:hj12227B0
仁美はなぜほむらの点数にこだわるのか
72 :>>69 ……? >>70 それは誰に向けての言葉でしょうか? >>71 点数をごまかす人が嫌いだからです [saga]:2017/10/28(土) 09:04:36.24 ID:swhBkp7T0
学校内


マミ<暁美さん>

ほむら<なにかしら。魔女はいないわよ>

マミ<いや、そうじゃなくて>

ほむら<じゃあ何よ>

マミ<あなた、テストの点数のことで悩んでいるでしょう>

ほむら<なぜそれが……>

マミ<なんとなく。しかも悩んでるのは点数が高いことを言えないから……でしょう?>

ほむら<そうよ。それと、それを執拗に探ってくる友人がいるからね>

マミ<あら、ドンピシャだったわ>

ほむら<すごいわね>

マミ<趣味が普段から人間観察でよかったわ>

ほむら<あなたはもうひとりぼっちじゃない。安心して>

マミ<ありがとう。……、この優しいマミ大先輩はあなたにアドバイスをしてあげてもいいのよ>

ほむら<いや、別に必要n>

マミ<私を頼ってくれていいのよ>

ほむら<いや、だからその必要はn>

マミ<私を頼っていいのっ>

ほむら<助けなんて必要はn>

マミ<私 を 頼 っ て い い の よ>

ほむら<ありがたくお願いするわ>

マミ<ふふ。じゃあね、まずは点数表が貼られるのはいつ?>

ほむら<二時限目よ>

マミ<どう発表されるの?>


キーンコーンカーンコーン


ほむら<予鈴、なったわよ>

マミ<いいのよ。HRも読書時間も暇だから>

ほむら<……それは、ありがとう……>

マミ<それで? どう発表されるの?>

ほむら<黒板にバーっと貼られてく感じね>

マミ<バーチャルじゃないの?>

ほむら<違うみたい>

マミ<そう。えっと、それなら>

ほむら<うんうん>

マミ<あなたの成績データを抹消しなさい>

ほむら<えっ>

マミ<職員室にお得意の時間停止で行って、模造紙を盗んで、パソコンをちょちょいと。簡単でしょ>

ほむら<ええ、そうね。ところで何がお望みなのかしら>

マミ<あら、ばれた?>

ほむら<わかったわよ。あなたの成績も、書き換えておくわ>

マミ<ありがとう、暁美さん>
73 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/28(土) 15:40:18.01 ID:AZzM774Z0
ほむマミええな
74 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/28(土) 16:06:05.44 ID:0WkvRpe9o
マミさん真っ黒やなー
75 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/28(土) 17:54:16.35 ID:2gT9fJTl0
これほむらちゃんの成績ヤバくなる奴じゃね?
76 :>>73 ですよね >>74 体に纏いしは輝く黄金、心に抱えた漆黒。巴マミ >>75 そのへんも魔法で [saga]:2017/10/28(土) 20:17:32.27 ID:swhBkp7T0
マミは教室、ほむらは時を止めた職員室前。マミとほむらはリボンでつながっている



ほむら<こちらほむら。ただいま職員室前。どうぞ>

マミ<こちら本部。そのまま続けて。どうぞ>

ほむら<ミッションを開始する。どうぞ>

マミ<職員室に侵入を! どうぞ>

ほむら<侵入成功。どうぞ>

マミ<入って右が模造紙のはずよ。それを処分して頂戴。3年A組と、えーっと、>

ほむら<2-Cよ>

マミ<2年C組のをね。どうぞ>

ほむら<了解。処分した。どうぞ>

マミ<よくできたわ。目撃者はいないわよね? どうぞ>

ほむら<ええ。時間停止のお陰で奴らはピクリともしません。どうぞ>

マミ<そう。ならいいわ。次、左側から3番目のパソコンを起こして。どうぞ>

ほむら<あなた、なぜそんなことを知っているのかしら。……出来たわ。どうぞ>

マミ<パスワードはgakko-seiseki よ。どうぞ>

ほむら<開けたわ。どうぞ>

マミ<上から2番目の列、右から3番目のフォルダよ。どうぞ>

ほむら<またパスワードです! どうぞ>

マミ<パスワードはmattaku tyuugakuseiwa saikoudaze よ。どうぞ>

ほむら<開きました。どうぞ>

マミ<2年C組、あなたの出席番号のページを開いて、編集して。どうぞ>

ほむら<………………出来たわ。どうぞ>

マミ<次は3年A組33番巴マミというページを開いて、点数をプラス70点しといて。全教科よ、もろちん。どうぞ>

ほむら<……………………出来たわ。どうぞ>

マミ<編集したという証拠を全部消して。どうぞ>

ほむら<やっておいたわ。どうぞ>

マミ<ログアウト、シャットダウン。どうぞ>

ほむら<出来たわ。どうぞ>

マミ<脱出してーー、>

マミ&ほむら<ミッションコンプリート!>

ほむら<ふう。大変だったわ。スパイごっこも、編集作業も>

マミ<お疲れー。ありがとね、暁美さん>

ほむら<アイディアがすばらしかったのよ。私は全然>

マミ<そうね。百パーセント私すごいわ>

ほむら<殴るぞこの野郎>

マミ<ひえぇ、冗談でしゅ>

ほむら<さてと。教室に戻ったし、時間停止解除>

マミ<おお、戻ってきたよ色の世界が>



職員室の先生「あれ、成績模造紙がないぞ。作り直さなくちゃ」
77 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/31(火) 01:08:12.66 ID:dK+bXwrh0
キーンコーンカーンコーン

ほむら(とうとう発表の時間……)

ほむら(うまくいってるか、心配だよぅ)

ほむら(ううぅぅ)

先生「はい、じゃぁ貼ってくよー」

生徒1「嫌だああああ」

さやか「嫌だああああああああ!」

………………………………………………………………………………

期末考査成績(5教科平均)
2年C組 35名

1位 中沢 98点
2位 上条 96点
3位 一ノ瀬 90点
4位 二階堂 85点
5位 三鷹 81点
6位 四谷 80点
7位 五代 70点
8位 志筑 65点
9位 渡邊 64点





18位 吉宮 30点
19位 鹿目 26点
20位 雪山 23点






30位 美樹 7点
ーー位 暁美 測定不可能

………………………………………………………………………………

生徒「おおぉぉ」

さやか「下から2番目……」

ほむら(よしっ! 作戦成功!)

ほむら(私の成績を全て消す! 3時間後くらいには元どおりに戻す!)

ほむら(私ってば天才ね!)

まどか「おお、順位上がった!」

上条「くっそ、中沢に負けた……」

中沢「ふふーん、実力さ」

仁美「なっ……!」

生徒2「暁美さんヤバァイ、測定不可能だってぇ」

生徒3「ありえねぇぇ」

生徒4「……成績が悪くて測定不可能なのかな?」

生徒5「え?」


その頃の3年A組
マミ(ふふ、私大勝利ね!)
78 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/31(火) 18:39:25.87 ID:R84mYj6uo
>>71
最初から読めやボケ
79 :>>78 ^_^ [saga]:2017/11/03(金) 00:43:51.47 ID:2lwycYwL0
キーンコーンカーンコーン

マミ「暁美さんっ! ありがとう! 私っ、私っ……!」

ほむら「落ち着け。ここは二年生の教室よ」

マミ「あう」

ほむら「それと、苦しいから離して」

マミ「うう」

ほむら「でもまぁ、よかったじゃないの」

マミ「本当にありがとう……」

まどか「あ! マミさん、こんにちはちは!」

さやか「ちはちは?」

マミ「2人ともこんにちは。私、暁美さんのおかげで、テストがすごくよかったの!」

まどか「おめでとうございます」

さやか「それに比べてほむらは……」

ほむら「うるっさいわね黙れ青魚」

さやか「人ですらない!」

マミ「もう何も怖くないわ」

ほむら「死亡フラグって知ってるかしら」

マミ「不吉なこと言わないでよ」

ほむら「不吉なのは貴方よ」

まどか「ま、まぁまぁ」

マミ「とにかく私は今上機嫌なの! 今日なら何か奢ってあげるわ暁美さん!」

ほむら「その必要はないわ。私たちは互いの利害が一致したから協力し合っただけのこと……。馴れ合いなんてするだけ無駄よ」

まどか「ほむらちゃん冷たっ」

さやか「なら代わりに奢ってください、マミさぁん」

ほむら「黙れ半人半魚」

さやか「人魚っていえよそこは!」

マミ「遠慮しなくていいのよふふふ」

ほむら「はぁ、しょうがないわね」

マミ「わーい!」

まどか「さびしーなー! 2人だけでいいところ行くのに私は行かないなんて、さびしーなー!」

さやか「私もさびしーなー!」

マミ「………………………………………貴方たちもよかったらくる?」

ほむら「笑顔怖いわよ」

まどか「やったねさやかちゃん!」

さやか「奢ってもらえるよう!」

マミ「……2人きりがよかったのに」
80 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/03(金) 01:01:06.82 ID:2lwycYwL0
仁美の休み時間

女子トイレ

仁美「もしもし護衛君?」

護衛君「なんでしょう」

仁美「至急学校のパソコンを調べて頂戴」

護衛君「そういうこともあろうかと思い、ここにあらかじめハックしておいた先生用パソコン画面は開かれております」

仁美「貴方って有能ね」

護衛君「ありがとうございます」

仁美「そこに、編集された跡はありませんか?」

護衛君「ありますよ。今日。暁美ほむらさんと3年の巴マミさんの分が」

仁美「汚い手を使いやがって……」

護衛君「はぁ」

仁美「ありがとう護衛君。下がって」

護衛君「失礼致します」

仁美「……」
81 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/03(金) 11:29:50.73 ID:qGzb/ON1O
>>78
やめたげてよぉ!彼は多分ただの知りたがりくんなだけだったんだよぉ!
だから最初から読まず誰かに聞いて済まそうとしたゆとりなんだよ!
82 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/03(金) 15:35:03.37 ID:zSlMFEWt0
おもろい
83 :>>81 σ(^_^;) >>82 ありがとうございますっハゲみになりますっ [saga]:2017/11/03(金) 22:31:12.75 ID:2lwycYwL0
帰り道

まどか「明日でとうとう二学期終了だね」

さやか「早いもんどすなー」

マミ「時が過ぎるのは早いのよ」

ほむら「それで、どこに集合するの?」

マミ「駅前のデパートに5時」

仁美「あらあらみなさん、ひどいですわ。わたくしを置いて」

まどか「でも今日仁美ちゃんは」

仁美「今日は柔道の昇段審査会ですわ……」

さやか「お嬢様って大変だねぇ……」

ほむら「……もしかして明日も何かあるの?」

仁美「明日はピアノのお稽古と生花ですの」

マミ「大変ねぇ。明後日は?」

仁美「土曜日は家庭教師(笑)ですの」

さやか「(笑)ってなんだ?」

仁美「それは禁則事項です」

まどか「あ、もしかして、か・れ・し?」

仁美「違いますわよー」

仁美(合ってはいないけど間違ってもいない……鋭い)

さやか「まっさかねー」

ほむら「駅前のデパートで何をするのかしら」

マミ「別に何をするでもないわよ。歩いたりするだけ。私、一度でいいからこういうこと経験してみたかったのよね〜」

ほむら「ショッピングしないのにショッピングモールに行くなんて」

マミ「買うのもいいのよ、買わないのもいいのよ」

さやか「ゲームもやりたいのであります! 奢りだから目一杯楽しめるのであります!」

マミ(だれも貴方に奢るなんて言ってないわよ)

ほむら「さやか、誰も貴方には奢らないわ。むしろ貴方が奢りなさい」

さやか「えー、そりゃないだろ」

まどか「さやかちゃんちょっと身勝手すぎるよ。マミさんにも全員分奢るだけの財力はないでしょ」

マミ「うんうん」

まどか「だからマミさんが奢るのは2人分だけだよ」

マミ「は?」

まどか「ほむらちゃんとわ・た・し」

ほむら「まどか、貴方は何もしていないでしょう。マミもまどかに奢る必要はないわ」

まどか「えっ」

さやか「そりゃないよ」

ほむら「もともと私とマミが行くだけだったのに勝手についてくるのは貴方たちでしょう。自分のお金は自分で払いなさい」

ほむら「もちろん私も先輩に奢らせるわけにはいかないから自分で払うわ」

マミ「ふぇ……」

マミ(何この後輩かっこいい)
84 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/03(金) 22:42:11.40 ID:rYsu88uV0
カラオケ行って二人でコネクト歌おう
85 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/04(土) 01:20:00.62 ID:nyFPMoJX0
ここまでモブの名前が酷いことに対するツッコミなし
86 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/04(土) 02:44:52.59 ID:osf2xqyq0
ほむらは精神的に余裕があれば結構優しい
87 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/04(土) 03:49:15.22 ID:xGtP8FHAo
>>81
いてて
88 :>>84 賛成! >>85 orz >>86 ですよね >>87 (^_^) [saga]:2017/11/05(日) 22:10:03.93 ID:mGeeeDF/0
デパートメントストア

ほむら「ごめんなさい、待ったかしら?」

マミ「ううん、今来たところよ」

ほむら「そう。それじゃあ行きましょうか」

マミ「ええ!」

ーーーーー

まどか「こっそりと2人の後をつけちゃうよ!」

さやか「何かしらの弱みを握るのだー!」

ーーーーー

ほむら「あの2人を置いてきぼりにしてしまったからお詫びに何か買ってあげようと思うのだけれど」

マミ「優しいのね、暁美さん」

ほむら「そんなことないわよ///……っほらっ、これなんてどう?」

マミ「可愛いわね。貴方と同じくらい」

ほむら「///」

ーーー

まどか「2人の間にある空気が甘すぎるよ!」

さやか「っていうか転校生優しい!」

ーーー

ほむら「……」

マミ「何見てるの暁美さん」

ほむら「……物語シリーズの最新刊」

マミ「暁美さんそういうの好きなのね、意外」

ほむら「キャラに親近感がわくのよ」

マミ「ふーん。それ、買わないの?」

ほむら「欲しいけど、お金がなくて……」

マミ「このマミおねーさんに任せて! そのくらい容易いわ!」

ほむら「い、いいわよ別に。悪いし」

マミ「ううん、今日とかお見舞いとか、暁美さんにはいっぱい借りがあるもの。ちょっとはお返しさせて」

ほむら「いや別に見返りが欲しかったわけじゃないもの」

マミ「いいから!」

ほむら「あ、ありがとう……///」

マミ(可愛いいいいいい!)

ーーー

まどか「ほむらちゃんの上目遣い+ありがとう+照れがおは反則だよ!」

さやか「なんでだろ 転校生が 可愛いよ」

まどか「575……?」

ーーー

ほむら「デパートは大体全部見たわね」

マミ「次はカラオケよ!」

ほむら「ええ……」

マミ「ほら!」

ほむら「わかったわよ」

マミ「ひゃういーごー!」
89 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/06(月) 03:04:46.91 ID:YnSuKdEBO
>>87
ゆとり乙
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/06(月) 09:30:19.52 ID:phFflGJXo
>>89
いてててて…ww
91 :>>89、90 σ(^_^;) [saga]:2017/11/08(水) 01:40:09.71 ID:N9TWv4kC0
ほむら「交わした約束忘れないよ〜♪」

マミ「目ぇぇーを閉じぃぃぃぃ確かめるぅぅっ!」

ほむマミ「押し寄せた闇ぃ振り払ってぇぇぇ進むよぉぉぉぉぉー♪」

ーーーーーー

まどか「マミさん、歌ってるというより叫んでるね」

さやか「ほむらうまっ」

ーーーーーー

ほむら「生き残りたい、生き残りたい、まだ生きていたくて〜♪」

マミ「せいっざーの導きでぇぇぇ今ッ、見つめ合っったぁぁぁー♪」

ほむら「生き残りたい途方に暮れてキラリ枯れてゆく〜♪」

マミ「ほんっきーの体見せぇぇぇつけるまでっ」

ほむマミ「わたぁし眠らないー♪」

ーーーーーー

まどか「あ、ほむらちゃん接待モード入れたよ」

さやか「優しいなぁ」

ーーーーーー

ほむら「君を知ったその日から僕の地獄に音楽は絶えないー♪」

マミ「暁美さんうまいわー!」


マミ「ゆぅめぇをーかなーえーてー♪」

ほむら「あ、あら、じ、上手じゃないの」

マミ「ありがとう……暁美さん顔青いわよ大丈夫?」

ほむら「き、気のせいよ」


ほむら「10000年と2000年前から愛してるー♪」

マミ「サールティーロイヤーリー♪」

ほむら「どこまででも続く〜♪」

マミ「さーあー扉を開けてぇぇぇぇー♪」

ほむら「向こうで君の笑い声が聞こえるー♪」


マミ「ホントに大丈夫?真っ青よ」

ほむら「だ、だいじょぶよ。超余裕よ」

ーーーーーー

まどか「凄いねほむらちゃん、あの破壊力満載の歌声で正気を保っていられるなんて」

さやか「らぁめん、らぁめん(白目)」

まどか「さやかちゃんは逝ってしまったわ。円環の理に導かれて」

ーーーーーー

ほむら「これで最後の曲になりそうね。何歌う?」

マミ「コネクト、もっかい歌いましょう」

ほむら「いいわよ」



ほむマミ「もう何があってもくじけない〜♪」

ほむマミ「ずっと明日待って〜♪」
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