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30 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/11(水) 19:39:42.62 ID:8YUqSDMSO
>>29
文書
31 :
ネロ(投稿者)
[sage]:2017/10/11(水) 20:15:41.08 ID:z9XyQErgO
正直それは自分でも思ってる、どうすればそのキャラの表現ができるかでむむむ言いながらやってる
ゴメンだけど直し直しやるから付き合って!
32 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/11(水) 20:42:20.41 ID:e447dgk7o
とりあえずトリップつけると良いよ、なりすまし防止にもなるし
33 :
ネロ
◆S8Pf1exELk
[sage]:2017/10/12(木) 13:05:57.08 ID:/CUWm2fb0
アドバイスありがとうございます
トリップこれで付いてますかね?
投稿は夜になりそうです
34 :
ネロ
[saga]:2017/10/13(金) 00:14:17.76 ID:hKj+ZNKh0
道場終わったら欠かさず来てくれるそんなお前に俺は少し心配しながら大丈夫か?と言うと必ず
『心配すんなよ』
そう言って笑ってくれたよな
でもさ、お前がなかなか来ないなと思ってた日に司祭が家に来て
『今日は私が変わりに来たよ』
俺はそういう日もあるか、そう思うのと同時に違う人と話すのが久しぶりですごく楽しかったんだ
35 :
ネロ
[saga]:2017/10/13(金) 00:20:04.18 ID:hKj+ZNKh0
司祭ちゃんが帰るときに
『実はさ、今日私が来る理由はね、怪我をしちゃったんだよ、頑張りすぎたんだろうね』
『なのに君に会わなきゃって、そう言ってふらついてたもんだから変わりで申し訳ないけど私が来たんだよ』
そう言って苦笑いを浮かべてさ
よく考えがまとまらないまま、ドアが閉まって、独りで立ちすくむ俺の家はいつもより少し寂しさを感じたよ
36 :
ネロ
◆S8Pf1exELk
[saga]:2017/10/13(金) 00:25:22.97 ID:hKj+ZNKh0
もやもやしたまま次の日、ヅケツケと昼がすぎた頃いつもと違う音で家に上がってくる音がして
『おはよー!』
なんて声が聞こえたんだ、そしていつも道理ドアが空いて俺の部屋にヅケヅケと入ってくる
そんなお前に俺は怒りがこみ上げてきたんだよ
俺に心配させないように部屋に入る時はいつも通り振る舞う、無理をしてるお前の姿に
37 :
ネロ
◆S8Pf1exELk
[saga]:2017/10/13(金) 00:31:02.36 ID:hKj+ZNKh0
俺は悔しくて、そんな俺に怒りすら出てきて、お前に対しても怒りをぶつけるように話したよな
『今お前が剣を振っているのは俺に罪悪感を抱いているからなのか?あの時守れなかったのを後悔してたのか?』
あれは俺が調子に乗った結果だ、自分が悪い
なのに、自分のことで勝手に考えすぎて無理をしてお前自身のことを苦しめているお前と俺に対して
『お前なんかに守られるタマじゃねーよ!』
だから、俺?自身?が強くなる
38 :
ネロ
◆S8Pf1exELk
[saga]:2017/10/13(金) 00:38:33.89 ID:hKj+ZNKh0
そう思った時には部屋を出て、家を出て、無我夢中で走り、ドアを思っ切り開いてこう言ってやったんだ
『俺が、俺自身が誰もりも強くなってやる!だから、俺にもう1度剣を最初から教えてくれ!』
中には心配そうな顔をしてこっちを見る司祭ちゃん、そしてアチャーと言わんばかりの表情を浮かべてさ頭を抱える師範
後ろから足を少し引き摺りつつもできる限り走って来たお前を見て師範は
『覚悟をしておけよ』
確かに力強くそう一言言って奥まで入っていったんだ
39 :
ネロ(寝ろ)
[sage]:2017/10/13(金) 00:40:41.07 ID:hKj+ZNKh0
むむ、飲み物もなくなってきたか
どれ、ツマミと新しいボトルを持ってくるから少し待っててくれ
40 :
ネロ
◆S8Pf1exELk
[saga]:2017/10/14(土) 21:31:50.96 ID:MJOC6c050
随分またせたね
俺が師匠にお願いしたことまでは話してたよな
でもあんな簡単に頼むようなことではなかったな
いや、気持ちはあったんだよ、でも気持ちだけではどうにもなりそうになかったんだ
よく俺は生きてたよな
41 :
ネロ
◆S8Pf1exELk
[saga]:2017/10/14(土) 21:37:01.02 ID:MJOC6c050
道場に再び通い始めてからは死にものぐるいだった
少し剣を振っていなかった、1ヶ月休んだだけと思っていたが体がもうついていけなくて
今までの事ですら辛かったけどそれも何とか毎日続けて技を覚え力をつけ、3年経つ頃には確実に、確かに強くなれたんだ
まあ、モンスターってのは自分の武器に自分の魔力みたいなのを流してぶつけないと倒れないって知った時はびっくりしたよ
師匠は元々モンスターを倒すための剣を知らなかったから、いよいよお前が国都に行くって、騎士になるって言った時俺もついて行けと一緒に出してくれたよな
42 :
ネロ
◆S8Pf1exELk
[saga]:2017/10/14(土) 21:45:37.97 ID:MJOC6c050
今思えば絶対厄介払いだぜ?あれは、後ろ振り向いた時ニヤけてたもんだからさ、やられたぁって
それでもいい機会だし魔力の伝え方がわからない俺と師匠ではこれ以上は難しいのわかってたから渋々王都行きの馬車で揺られたんだよ
王都までの道中いくつかの村を通過したけどやっぱ王都に近くなればなるほど発展してて少し楽しかったな
三日経つ頃に王都にやっと着いてぐったりしてる俺を引っ張って入団!入団!って言いながら引っ張ってくんだよ
王城前の騎士に仲間に入れてくれ!って言った時は俺も向こうもビックリしてたよ
丁寧に案内所まで誘導してくれて中に入った時にまずは兵士と聞いてガッカリしてたよな
んないきなり王国騎士なれたら苦労なんてねーよ
43 :
ネロ
◆S8Pf1exELk
[saga]:2017/10/14(土) 21:49:31.43 ID:MJOC6c050
その癖説明してくれてる兵士さんがそちらも?と俺を指して言った時お前なんて言ったか覚えてる?
『なんでお前ここにいるの?』
いや、お前が引っ張ってきたからだよ!
結局何故かお前が色々説明受けてる間街でも見て来いって言っててやっと離してくれたんだ
まあ、俺もそれの方がいいと思ったから従ったけど理不尽だよ、本当に
44 :
ネロ
◆S8Pf1exELk
[saga]:2017/10/14(土) 21:57:20.60 ID:MJOC6c050
まあ、それからいろんな人に聞きながらそれこそ多くの道場や、剣術所を巡んだけどさ
びっくりしたよ
師匠って凄い上手い人だったんだね、行く所行く所自分よりも大分動きの硬い人が師範を名乗っているもんだから何人討ち取ったか
道場破りになっちゃったんだよね
ただある所で『お前はそんなに強いのに何を習いたいのだ』そう聞かれて目的を思い出して魔力の流し方を教えてくれって師範を持ち上げたら怒られたよ
そこの師範を降ろしてから初めてわかった事実、魔力の流し方を知りたいなら王国騎士になればいいと
あの時は道場や剣術所は対人や防衛のためであってモンスターを倒すための剣を教えてるのは王国騎士だけと初めて知ったんだ
45 :
ネロ
◆S8Pf1exELk
[saga]:2017/10/14(土) 22:05:30.59 ID:MJOC6c050
急いで案内所に急いで戻るともうお前はいなかったが説明してくれてた人がいたから俺はそいつに
『魔力…流しか…たを…教えてくれ!』
息も途切れ途切れに頼み込んだけど、まあ、相手は冷静にとりあえず水を出してくれて話を聞くよって
モンスターと闘える力が欲しいこと、その為に魔力の流し方を知りたいこと、しかし王国騎士志望でないことを伝えると
『それなら君の友達と一緒に兵に来ないか?』
だから希望はしないってって言うと
『大丈夫、皆が皆王国騎士志望でなく君のような人は学ぶこと学んだら出てく人もいるから』
まあ、続けてほしいものではあるけどね、そう続けていたけどそれでお願いします!って頭を下げたんだよ
46 :
ネロ
◆S8Pf1exELk
[saga]:2017/10/14(土) 22:15:53.39 ID:MJOC6c050
それがお前が訓練場で俺を始めて見た時驚いた理由だったな
訓練は基本的な剣術や体術が多かったが俺達には少し退屈だったよな、決まりだから仕方ないとお前はやってたけど魔力のことを知りたい俺には苦痛だった
やっと対モンスター戦闘の練習になったのはそれから半年すぎた頃だったかな
まあ、元々才能があったんだろうな、俺はすぐに流し方が分かったけど逆に流しすぎて体が動かなくなるからセーブの仕方をずっと教わってたな
いや、ごめんごめん、お前は結構苦労してたもんな、いいじゃねーか俺の次にできるようになったんだからよ
47 :
ネロ(寝ろ)
◆S8Pf1exELk
[saga]:2017/10/16(月) 23:27:34.84 ID:YwgfYO7F0
リアルで少しバタバタします
待ってる人いないと思うけど投稿一週間ほど空くかも!
途中で閉じるつもりは無いので最後まで気長にお願いします
48 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/17(火) 01:49:27.88 ID:we0XwTuco
いるぞ
49 :
ネロ寝ろ
◆S8Pf1exELk
[saga]:2017/10/19(木) 14:58:54.27 ID:PgGQsLDN0
更新明日にはしたいと思います
もう少しお待ちください
50 :
ネロ
◆S8Pf1exELk
[saga]:2017/10/21(土) 14:41:33.32 ID:3UF1Gxcx0
あの時にはいろんな奴がいたよな
お前のように王国騎士志望、俺のように訓練だけの奴、中には世界1強くなってやるって言う奴もいたよな
そんなヤツらと結局1年も修行してさ、最後には別れるのも辛くなったもんだよ
51 :
ネロ
◆S8Pf1exELk
[saga]:2017/10/21(土) 14:48:31.40 ID:3UF1Gxcx0
それでも目的は終えたし故郷が心配だったから帰ったんだよ
故郷に帰ると司祭ちゃんと師範、お前の母さんまでわざわざ迎えてくれてな
司祭ちゃんはすっかり大人っぽくなってて師範とお前のお母さんはシワが少し増えてたね、一年で大きく変わってたよ
そこからは怒涛の質問ラッシュだったよ、王都はどうだった、息子は大丈夫か、向こうの剣はよかったか、息子は王国騎士になれたのか、息子はいつ帰ってくるのか
ああ、ほとんどお前のお母さんだったわ
52 :
ネロ
◆S8Pf1exELk
[saga]:2017/10/21(土) 14:53:48.11 ID:3UF1Gxcx0
それでも数日すれば程々に落ち着き前みたいな生活を始めたのさ
薪を集めて割り、道場に通い、お前の代わりにお母さんのお手伝いをしていたんだ
一ヶ月もすぎる頃、いつも通り道場で師範と剣を交えてた時だったな
53 :
ネロ
◆S8Pf1exELk
[saga]:2017/10/21(土) 14:54:54.33 ID:3UF1Gxcx0
村が盗賊に襲われた
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