志希「魔薬! 『ツマニナール(妻になる)』を投薬しまくるよ♪」

Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

1 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/10/09(月) 14:31:41.57 ID:mVKg0BtG0
志希博士の薬シリーズ第14弾。今作は飲んだ人が「妻」になる薬です。

いつも通りアイドルたちとキャッキャうふふしつつ、たまにちひろさんの折檻を受けるだけの話ですがお付き合いいただけると嬉しいです。

では始めます。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1507527101
2 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/10/09(月) 14:32:36.03 ID:mVKg0BtG0
ケース1. 本田未央

(P宅・朝)

チュン……チュン……

P「Zzz……」

未央「あなたー。起きて。朝だぞー」

ゆさゆさ……

P「ん……わかってるから何度も揺すらないでおくれ。未央」

未央「はいはい。今日は午前中から会議があるんでしょ? シャッキリしてよね。プロデューサーさん♪」

P「ぐぅ……」

未央「パンとご飯。どっちがいい?」

P「……ご飯」

未央「オッケー。すぐに魚焼いとくから髭剃って、髪の毛を整えて準備してきてよ。スーツはそこにかけてあるから」

P「ん。サンキュ」

未央「まったく、世話が焼けるんだから♪」

P「……ん?」
3 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/10/09(月) 14:33:15.72 ID:mVKg0BtG0
未央「どしたの?」

P「……」

P「どうして俺の家に未央がいるんだ?」

未央「へ? 寝ぼけてるの? 『あなた』」

P「……あなた?」

未央「もぉ♪ あんまり幸せでも、これは夢じゃないよ♪」

だきっ……ぎゅぅぅ……

P「」

未央「へへ♪ 元気……貰っちゃうね♪」

スリスリ……

P「」
4 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/10/09(月) 14:33:49.18 ID:mVKg0BtG0
(朝食)

むしゃむしゃ

P「うまい」

未央「当然。未央ちゃん特製だもの」

未央「……って、シャケとお味噌汁だけの簡単なご飯なんだけどね」

P「うまいうまい。最高」

未央「そ、そんなに褒めんなよぅ」

P「おかわりいい?」

未央「時間大丈夫?」

P「美味しいから大丈夫」

未央「そういう問題じゃないよ」
5 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/10/09(月) 14:34:42.63 ID:mVKg0BtG0
(しばらくして)

未央「じゃ、いってらっしゃい。あなた♪」

P「ああ、行ってくる。今日、未央はオフだったな」

未央「うん」

未央「……」

P「どうした」

未央「今日は早く帰ってきてほしいな」

P「うん?」

未央「1人で待ってるのってさ、結構寂しいんだからさ……ね?」

P「……」

P「」(ズキュゥン)

未央「ほら、あんまり未央ちゃんの顔を見ないのー! 名残惜しいのはわかるけど、いってらっしゃい♪」

P「い、行ってきます……」

未央「あ。待って♪」

P「?」

ちゅっ

未央「……えへへ……朝はほっぺだけで我慢して、ね///」

P「」

未央「続きは……また帰ってきてからだよ」

P「」
6 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/10/09(月) 14:35:17.52 ID:mVKg0BtG0
(少しして)

P「……」

ピポパポ……トゥルルルル……ピッ!

志希『おっはよう♪ こんな朝に電話なんて珍しいねぇ♪』

P「おはよう。志希こそ、こんな時間に起きてるなんて珍しいな」

志希『そうだっけ?』

P「奇跡に近い」

志希『奇跡かー。じゃあ、きっと今日1日はいい日になるだろうね♪』

P「そんな曖昧で根拠のないことを言うなんてキミらしくもないな」

志希『あたしだってたまには言うよ♪』

P「ああ、そう」
7 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/10/09(月) 14:35:53.48 ID:mVKg0BtG0
志希『ところで何の用かにゃ〜♪』

P「わかっているだろう。貴様」

志希『わぉ。怖い♪』

P「目覚めたら未央が俺の『妻』になっていたんだ。志希が何か飲ませたんだろう。そうだ。そうに違いない。そうでないはずがない」

志希『疑われるなんて志希ちゃん心外ー』

P「違うのか? すごい効果だったんだけど」

志希『お。実験は大成功だったんだ♪』

P「やはり貴様か」

志希『あ、やっちゃった♪』
8 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/10/09(月) 14:36:38.41 ID:mVKg0BtG0
P「もとより隠す気もなかったろう。とっちめてやる。今どこにいるんだ?」

志希『教えなーい♪ ところで未央ちゃんはどうだった?』

P「とんでもなく可愛かった」

志希『じゃあ、いいじゃない♪』

P「それとこれとはまた別だ。必ず捕まえて折檻してやるからな。覚悟しておけ」

志希『こわーい♪ ではでは、志希ちゃんも防衛権を行使しようかな〜♪』

P「防衛権?」

志希『今回の新薬はツマニナールっていう薬なんだけどね』

P「なるほど。飲んだ人が妻になる薬か」

志希『話が早いね♪』

P「もう慣れてるからな」

志希『で、続きだけど。プロデューサーがあたしを捕まえようとするなら』

P「うん」

志希『この薬をバラまく。見境なしに投薬しまくる♪』

P「……」

志希『では、アディオス♪』

P「待ってくーーー」

プツッ! ツーツー……

P「あかん」
9 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/10/09(月) 14:37:21.56 ID:mVKg0BtG0
(仕事後)

P「さて……未央には悪いが、志希探しに出かけねば」

P「こうしている間にも刻一刻と被害者が増えているかもしれん」

P「どこから探そうか……」

トゥルルルル♪ トゥルルルル♪

P「ん。電話か」

ピッ!

未央『お疲れ様〜♪ もう仕事終わったかな♪』

P「うん。終わったよ。ただ未央ーーー」

未央『よかった。もう帰ってくるよね』

P「……」

未央『最近、ずっと忙しそうにしてたでしょ。だから体調崩さないかって心配してたんだ』

未央『私たちのために頑張ってくれてるのは嬉しいけど……たまにはゆっくり休んでよ』

未央『……わ、私だって家にいるんだからさ……』

P「……」

未央『ご飯作って待ってるから』

P「了解。すぐに帰る」
10 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/10/09(月) 14:38:02.93 ID:mVKg0BtG0
(しばらくして)

P「ただいま」

未央「お帰り。ダーリン♪」

P「ダーリンだと?」

未央「おや、嫌なのかな♪」

P「最高だよ。ハニー」

未央「えへへ♪ 言われると照れるなー」

P「照れ顔も可愛いぞハニー」

未央「もぅ♪」

P「ご飯できてる?」

未央「出来てるよ。食べる?」

P「お腹減ってる。いただきます」

未央「はーい。じゃ、準備するから待っててね」

P「うん」

未央「♪」
11 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/10/09(月) 14:38:54.24 ID:mVKg0BtG0
(夕食後)

P「ふぅ。食べた。食べた」

未央「あれだけ綺麗に食べてくれると作りがいがあるよ」

P「未央の手料理が美味しかったからな」

未央「……えへ♪」

未央「ねぇ。ソファの隣座っていいかな?」

P「もちろん」

未央「失礼しまーす♪」

とすん

未央「……もたれていい?」

P「カモン」

未央「ん」

ぽすっ
12 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/10/09(月) 14:39:41.23 ID:mVKg0BtG0
P「ほい」

ぎゅっ……

未央「……♪」

P「未央の身体は温かくて柔らかいなー」

未央「おや。セクハラ発言かな♪」

P「チガウヨ」

未央「ふっふっふ。罪は決して見逃さない! 未央ちゃん警察が逮捕するー♪」

むぎゅー

P「ぐふぅ。抱きつかれて逃げられなくなってしまった」

未央「観念しろー♪」

P「まいった。降参」

未央「えへへ……じゃあ、私のことも抱きしめてよ。刑罰だよ♪」

P「よしきた」

むぎゅー

未央「……♪」
13 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/10/09(月) 14:40:42.70 ID:mVKg0BtG0
P「よしよし」

未央「ねぇ……」

P「うん?」

未央「……幸せだよ」

P「」(ズキュゥン)
14 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/10/09(月) 14:41:25.46 ID:mVKg0BtG0
(しばらくして)

P「(あかん。可愛すぎて本当に未央と結婚しかねん)」

P「(というより、この『幸せ空間』から抜け出さないと理性をなくして襲いかねんぞ)」

P「(くそう。志希のやつめ。とんでもなく殺傷力のある薬を作りやがって……!)」

P「(薬の切れていない未央を追い出すのは気がひけるし……どうしたものか)」

未央「あなた。お風呂あがったよー」(ほかほか)

P「へーい」

未央「ごめんね。先に浴びちゃって」

P「いいよ。俺も浴びてくる」

未央「……じゃあ。先にベッドで待ってるから♪」

P「よし。今夜は寝かさないゾ☆」

未央「……馬鹿///」

P「(『寝かさないゾ☆』じゃねえよ!! 俺の馬鹿ー!)」
15 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/10/09(月) 14:42:04.27 ID:mVKg0BtG0
(シャワー後)

P「ああ。なんかもういいや。考えるのが嫌になった。成り行きに身を任せてしまおう」

P「未央と結婚していいやー!」

テクテクテク……

P「未央。おまたせ」

未央「……電気消してほしいな」

P「はいよ」

パチッ……
もそもそ……

未央「……優しくしてね?」

P「もちろん」

ぎゅっ……

未央「……///」

プシュゥゥ……(薬の切れる音)
16 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/10/09(月) 14:42:35.80 ID:mVKg0BtG0
P「……」

未央「……」

P「……未央? 急に黙ってどうしーーー」

未央「……へ、へ、ヘンターイ!!!!!」

スパーンッッ!!!

P「グヘァァァァッ!!!!」

未央「な、な、なんでプロデューサーが一緒に寝てるわけ!? 信じらんない!!!」

未央「イヤーーーーーー!!!!」

タッタッタッ!!!

P「み、未央……服忘れてる……」

未央「返してーーーー!!!」

スパーンッ!!

P「フベラァァァァ!!!!」

【3日間避けられました】

ケース1. 本田未央 end
17 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/10/09(月) 14:43:08.60 ID:mVKg0BtG0
(しばらくして)

未央「……プロデューサー。この前はビンタとかしちゃってゴメンナサイ」

P「いいよ。ビンタだけでは飽き足らず、まさか『投げ連』から『昇竜拳』のコンボに繋げられるとは思わなかったけど」

未央「つい」

P「気にするな。原因はすべて志希にある」

未央「……アリガト」

P「うん」

未央「ところで。うっすらと記憶が残ってるんだけど……ぷ、プロデューサー。私に手を出そうとしてなかった……かな?」

P「気のせいダヨ」

未央「……ふーん」
18 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/10/09(月) 14:43:44.57 ID:mVKg0BtG0
P「この前のことはお互いなかったことにしよう。それより志希をとっ捕まえる手伝いをしてくれないかい?」

未央「OK。私もしきにゃんには一言文句を言いたいしね」

P「心強い味方ができた」

未央「ちゃっちゃらー。未央ちゃんが仲間になったー」

P「職業はプリンセスかな」

未央「おほほ。妾に従うがいいー」

P「高飛車なタイプだな」

未央「行くぞ。騎士よ」

P「よしきた。お伴します」

未央「レッツゴー! ゴー!」
19 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/10/09(月) 14:45:17.91 ID:mVKg0BtG0
休憩します
柚を貼っておくので癒されてください
https://i.imgur.com/bbbiyBc.png
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/09(月) 14:45:42.79 ID:Bv7EVVgOo
やべえちゃんみおかわええ
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/09(月) 14:46:29.34 ID:+wGuQmZCo
未央が可愛かったから存分に休憩していいぞ!
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/09(月) 15:00:14.40 ID:pHsXBKN/o
休憩なっが
どういう事だ?
23 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/10/09(月) 16:48:14.12 ID:mVKg0BtG0
ケース2. 川島瑞樹

P「未央がレッスンへ行っている間も志希探しを頑張るぞ」

P「……さて。手がかりはないがどこからあたってみるかね」

トゥルルルル♪

P「ん? 電話?」

ピッ!

P「もしもし」

志希『あたしです』

P「貴様」

志希『貴様呼びは悲しいにゃ〜♪』
24 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/10/09(月) 16:48:49.92 ID:mVKg0BtG0
P「どこにいるんだ?」

志希『大通りにある《堕天使のそよ風》っていう居酒屋さんにいるよん♪』

P「やけに素直だな。待っていろ。すぐに飛んで行く!」

志希『んふふふ♪』

ピッ!

P「行くぞぉぉぉ!」

タッタッタッ!!!!
25 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/10/09(月) 16:49:34.03 ID:mVKg0BtG0
(居酒屋)

P「こんにちはー。未成年いますかー」

瑞樹「あら。プロデューサーくんじゃない」

P「なんだ瑞樹か」

瑞樹「なんだとは何よ。こう見えて私は5ちゃいの未成年なのよ? ダーブー」

P「人前で5歳児芸はやめなさい」

瑞樹「ブー! キャッキャ!」

P「はいはい。もう酔ってるのね。それより志希見なかった?」

瑞樹「志希ちゃんならさっき出て行ったわよー」

P「一歩遅かったか」
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/09(月) 16:49:59.81 ID:HakVk4oDO
待ってた
27 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/10/09(月) 16:50:07.84 ID:mVKg0BtG0
瑞樹「それより『あなた』」

P「……ん?」

瑞樹「呼び方のことをどうこう言うなら、私だって文句があるわよ。あなたも仕事以外の時くらい私のことを『ハニー』って呼んでよ」

P「」

瑞樹「何よその顔は。結婚してるんだから、私だってたまには甘々な呼ばれ方くらいしたいわ」

瑞樹「はい。リピートアフターミー。『ハニー』」

P「おのれ志希め。謀ったな」

瑞樹「こらっ。せめて英語くらい使いなさいよぉー!」
28 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/10/09(月) 16:50:59.61 ID:mVKg0BtG0
(少しして)

瑞樹「ほらほら。座りなさい」

P「もう座ってる。座らされてる」

瑞樹「すみませーん。この人にもビールくださーい」

店員「あいよー」

P「普段1人で飲んでるの?」

瑞樹「まさか。今日はアダルティーズ(楓、心、美優、菜々あたりの20代後半組)と予定が合わなかっただけ」

瑞樹「……ていうか、仕事が終わったなら連絡しなさいよ。仮にも旦那でしょ?」

P「すまなかった」

瑞樹「ま、いつも助かってるから許してあげるわ。その代わり今日はとことん付き合ってもらうわよー♪」

P「忙しいのに」

瑞樹「あたしの酒が飲めにゃいのかー!」

P「呂律が微妙に回ってないね。うん」
29 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/10/09(月) 16:52:41.68 ID:mVKg0BtG0
(少しして)

瑞樹「だいたいねー。女が専業主婦。男が仕事なんて役割分担を決める時代はもうとっくに終わってるのよ〜」

瑞樹「それを未だに『女は家。男は外』のスタイルを幸せだって信じて疑わない人たちに腹が立つわ」

瑞樹「男の人はもちろんだけど、女の人もそうよ。周りが押し付ける理想を自分の幸せだった決めつけちゃってさ」

ぐちぐちぐちぐち……

P「瑞樹は働いてるじゃん」

瑞樹「働いてるわ。働いているからこそ、たまーに現場の親父に『そろそろ家庭を優先させたらどうだ』なんて言われると向っ腹が立つのよ。ほっとけっつーの!」

P「まあまあ」

瑞樹「あー、もぉ。私も男に生まれたかーーー」

瑞樹「……」

P「……どした。途中で言いよどんで。『男に生まれたかった』って言おうとしたんじゃないのか?」
30 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/10/09(月) 16:53:18.18 ID:mVKg0BtG0
瑞樹「言おうとしたけど、それはないもの」

P「なんで?」

瑞樹「だって。男だったらあなたと結婚できなかったじゃない」

すっ……トスッ……

瑞樹「……」

P「……おぅ」

瑞樹「ごめんなさい……時々、こうして吐き出したくなるの。甘えさせて頂戴……」

P「」
31 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/10/09(月) 16:54:00.76 ID:mVKg0BtG0
P「(急にしっとり甘えてくるの……ずるいだろ……)」

P「(中身まで真面目にされたら普通にドキドキするわ)」

瑞樹「ねぇ、私が家事に専念したら。あなたは嬉しい……?」

P「うん?」

瑞樹「……自分では働いていたいって思うけれど……世間は必ずしも好意的に見てくれるとは限らないもの」

瑞樹「……あなたが望むなら私はアイドルをーーー」

P「瑞樹らしくもないな」

瑞樹「え?」
32 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/10/09(月) 16:54:41.00 ID:mVKg0BtG0
P「周りがどう思うかなんて気にするなよ。好きなことをすればいいじゃないか」

P「それに。俺は瑞樹がアイドルをしてる姿が1番好きだぞ」

瑞樹「……」

P「俺は続けて欲しい」

瑞樹「……あなたって本当に……っ」

P「もしかして泣く?」

瑞樹「泣くわけないじゃない……そういうのを口にするのはいただけないわね」

P「なんだよ。子供扱いすんな」

瑞樹「ふふっ。あなた」

P「うん?」

瑞樹「愛してるわ」

P「」(ズキュゥン)

瑞樹「そろそろ帰りましょう」

瑞樹「今夜はめちゃくちゃにして……」

P「」
33 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/10/09(月) 16:55:16.48 ID:mVKg0BtG0
(P宅近く)

スタスタスタ……

P「(普通に連れてきてしまったがどうしよう)」

瑞樹「……」

P「(俺と腕を組んでからずっと無言だし……なんかもたれかかってきてるし……何とも言えない色っぽさがあるし……)」

瑞樹「……」

P「(んー、困った)」

瑞樹「……」

P「(実に困った)」
34 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/10/09(月) 16:55:51.15 ID:mVKg0BtG0
(P宅)

ガチャ

P「ただいま」

瑞樹「あなた。このまま寝室に行きましょう」

P「シャワーを浴びてからーーー」

瑞樹「ダメよ。行きましょう」

ぎゅっ

P「おぅ」
35 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/10/09(月) 16:56:27.55 ID:mVKg0BtG0
(寝室)

バタン! がしっ!

瑞樹「もう無理……早く……」

P「瑞樹。落ち着け。落ち着いておくれ」

瑞樹「何を言ってるのよ……さぁ……始めましょーーー」

プシュゥゥ……(薬の切れる音)

瑞樹「……あら?」

P「ん?」

瑞樹「……どうして私はプロデューサーくんの上にまたがっているのかしら?」

P「薬が切れたか……よかった」

瑞樹「……」
36 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/10/09(月) 16:56:58.44 ID:mVKg0BtG0
キョロキョロ

瑞樹「ここはプロデューサーくんの部屋なの?」

P「そうだよ」

瑞樹「寝室なの?」

P「ああ」

瑞樹「……2人きり?」

P「……そ、そうですが」

瑞樹「……」(じゅるり)

P「ヒェ」

瑞樹「据え膳食わぬは女の恥、ね♪」

P「それ逆ぅ!」

P「らめぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」

【しばらく抵抗したら酔っ払って寝ました】

ケース2. 川島瑞樹 end
37 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/10/09(月) 17:00:01.12 ID:mVKg0BtG0

(次の日)

瑞樹「♪」(ツヤツヤ)

P「」(げっそり)

瑞樹「おはようプロデューサーくん。どうかしたの? なんだか元気がないわね?」

P「……ナンデモナイヨ」

瑞樹「……ところで昨日、プロデューサーくんと少し飲んだあたりから記憶がないんだけど……何かあったのかしら?」

P「……ナニモナカッタヨ」

瑞樹「?」

P「それよりさ。もし志希を見つけたら捕まえておいてくれない?」

瑞樹「あら。あの子また何かやらかしたの?」

P「うん。お仕置きが必要なんだ。縄を渡しておくから縛っておいてくれ」

瑞樹「はいはい。縛るなんて乱暴な真似はしないわよ。それとなく話をつないで引き止めておくわ」

P「ありがとう。助かる」

瑞樹「あとでデートね♪」

P「検討しておきます」

瑞樹「絶対って言いなさいよぉー!」
38 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/10/09(月) 17:02:08.84 ID:mVKg0BtG0
休憩するぅ!
39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/09(月) 17:18:28.57 ID:pB88IBc0o
川島さんかわいい
40 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/10/09(月) 17:29:03.17 ID:mVKg0BtG0
次のアイドルを以下の4人の中から安価で決めます。

・宮本フレデリカ
・新田美波
・十時愛梨
・鷺沢文香

>>45までの間に1番多く選ばれた子で書きますので、よろしくお願いします。(45を含めた5レスの間での投票)

モバP「待ちに待った合コン」
http://ex14.vip2ch.com/i/read/news4ssnip/1507460807/

が面白すぎて大学生・短大生組に惹かれました。
41 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/09(月) 17:33:16.62 ID:3pnNToWMo
とときんでよろしく
42 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/09(月) 17:35:52.76 ID:boFL4j+Vo
ふみふみ
43 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/09(月) 17:37:14.60 ID:RsIUPQ4wO
じゃあ美波で
44 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/09(月) 17:39:57.97 ID:TKhbJCDfo
あいり
45 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/09(月) 17:40:11.75 ID:JHB+Mky2o
ンミナミィ
46 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/10/09(月) 17:42:11.73 ID:mVKg0BtG0
美波と愛梨で割れたので再安価
>>49までの間で多かった方を
47 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/09(月) 17:43:59.99 ID:HakVk4oDO
美波
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/09(月) 17:45:18.24 ID:BOeOLU1go
ふみふみ

……全員書いてもええんやで
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/09(月) 17:46:04.77 ID:2OHeGhlyo
美波
50 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/10/09(月) 17:47:51.76 ID:mVKg0BtG0
>>48
すみません。美波と愛梨の決選投票のつもりだったんですが…言葉足らずでしたね。

ただ>>49までに美波2票入ったので美波で書きます。
全員はキツいです。睡眠時間がなくなってしまうので(白目)
51 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/09(月) 17:52:25.80 ID:ctjMz6GXo
フレデリカお願いします何でもしまむら
52 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/09(月) 17:53:04.62 ID:3pnNToWMo
時間かけてもええんやで(ニッコリ
53 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/10/09(月) 18:03:17.21 ID:UOlq3H57O
睡眠代行しとくからはよ
54 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/10/09(月) 18:05:26.30 ID:mVKg0BtG0
そ、そんなこと言われても書きませんよ






書きませんからね?(少しお時間をください)
55 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/09(月) 18:08:34.29 ID:HakVk4oDO
休息も慈悲も与えぬ。何があってもだ。
56 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/09(月) 18:33:17.97 ID:tX5r74PIo
モバPはモバPらしくスタエナ飲んで走り続けるのだ
57 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/09(月) 18:36:33.36 ID:cCsW1mbBo
睡眠飯風呂トイレと遊びは俺がやっとくからお前は仕事と執筆だけでええよ
58 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/09(月) 18:44:12.84 ID:eeatpyF6o
麻薬『ツマニナール』?
59 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/09(月) 18:54:13.37 ID:MVTTyaIpo
大根『ツマニナール』
60 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/09(月) 19:54:33.19 ID:I8urVwQBo
ご休憩 9800円
61 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/09(月) 20:31:48.60 ID:7J7uoVdHO
睡眠時間削って書かなくても数日かけて書けばええやん?
62 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/10/09(月) 22:17:43.34 ID:mVKg0BtG0
ケース3. 新田美波

P「『心頭滅却すれば火もまた涼し』という諺がある」

P「心を鎮め、清らかな気持ちを持っていれば、誰が妻になったとしても相手を難なく拒否することが出来るはずだ」

P「俺にはどんな誘惑も効かないというところを志希に知らしめれば、奴も退屈になって投薬をやめるだろう」

P「ああ、なんてグッドアイデアなんだ。俺は天才に違いない」

トコトコトコ……

美波「あ♪」

P「おや、美波じゃないか」

美波「こんなところで会うなんて奇遇ですね。あなた♪」

P「」
63 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/10/09(月) 22:18:21.98 ID:mVKg0BtG0
(少しして)

P「(ちょっぴり驚いたが大丈夫だ。きっちりと美波を拒否してやろう)」

P「(少なくとも家にはあげるまい)」

美波「……どうかしましたか? うわの空みたいですけど」(ジッ)

P「上目遣いで覗いてくるのはずるい。可愛いぞ美波」

美波「ほら、帰りましょう。さっきスーパーで買い物をしたんです。今晩はお鍋ですよ♪」

P「わーい」

美波「ふふっ。あなたはお鍋好きですからね♪」

P「すきー」

P「って、そうじゃない。ちょっと待て美波」

美波「?」
64 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/10/09(月) 22:18:47.75 ID:mVKg0BtG0
P「危なかった。今日はお前を家にあげるわけにはいかないんだ」

美波「……どういうことです? あなた?」

P「いや、だから、その……」

美波「あ、わかりました」

P「わかってくれたか」

美波「家に帰らない……ということは2人でどこか泊まっていくということですよね」

P「ん?」

美波「でも、まずはこの食材を置いて来なければいけないので、鍵を渡してください」

P「あ。うん」

ジャラッ……

美波「この辺で待っていてください。すぐに戻りますから」

美波「2人でお泊まりなんて……久しぶりですね。嬉しいです♪」

P「」
65 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/10/09(月) 22:19:48.73 ID:mVKg0BtG0
(繁華街)

美波「お待たせしました」

P「うん」

美波「まだ明るいですね……少しこの辺りを散歩しませんか?」

P「ああ」

テクテクテク……

美波「……私。海の見える街で育ったので、街路樹やイルミネーションが並ぶ街中って、今でも慣れないんですよ」

P「綺麗だとは思わないのか?」

美波「ええ。綺麗だと思います。それに好きですよ」

美波「でも……時々、故郷のことを思い出すんです。都会とはまた違った美しさがある。素敵な場所です」

P「……」

美波「……あなたと一緒に海を見たくなっちゃいました。今度の休み。私の実家に来てください♪」

P「もちろん」
66 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/10/09(月) 22:20:27.42 ID:mVKg0BtG0
美波「あとですね……」

P「うん?」

美波「その……2人だけで見るより……もっと多くの家族で見られたら素敵だと思うんです……けど」

P「2人だけじゃないって、俺たちの親と一緒にってこと?」

美波「……違います」

P「でも、ほかに家族って……あ」

美波「……」

P「……」

美波「……私たちだけじゃない……新しい家族が欲しいんです……♪」

ぎゅっ

P「」
67 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/10/09(月) 22:21:03.89 ID:mVKg0BtG0
P「待って。まだ美波は学生だよね?」

美波「ええ……でも、もう結婚してますし。あなたと一緒ならどんなに大変なことでも乗り切れる自信があります」

P「うん。俺もそう思うんだけど、まだ早いと思うんだ」

美波「……」

P「美波。そんなに辛そうな顔をしないでおくれ。俺も辛くなる」

美波「……だって」

P「……」

美波「……」(ぐずっ)

P「(心頭滅却心頭滅却心頭滅却心頭滅却心頭滅却心頭滅却煩悩最高心頭滅却)」

P「(耐えるんだ俺の理性……!)」
68 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/10/09(月) 22:21:38.09 ID:mVKg0BtG0
美波「……」

ぎゅっ

美波「……駄目ですか?」

P「」

美波「……私……欲しいです」

P「」(ズキュゥン)
69 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/10/09(月) 22:22:11.37 ID:mVKg0BtG0
P「(待て待て待ていかんいかん。ここで屈したらプロデューサーとしても、人間としても色々終わってしまいそうだ)」

P「(美波と幸せな家庭を築いて、死ぬまで一緒に暮らすことになってしまうぞ)」

P「……」

P「(あれ? いい人生じゃないか……?)」

美波「……」(ジッ)

P「美波……」

美波「私……あなたとなら絶対に後悔しません……」

P「……」

P「食事にしようかーーーその後、な」

美波「……はい///」
70 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/10/09(月) 22:22:46.05 ID:mVKg0BtG0
(レストラン)

カチャカチャ……
モグモグモグ……

美波「わぁ……美味しいですね。このお料理♪」

P「だろ。実はさ、俺が初任給をもらった時、背伸びして来てみた店なんだよ」

P「……きちんとしたレストランで飯なんて食べたことなかったから緊張したな」

美波「あら、誰と来たんですか?」

P「1人」

美波「ふふっ♪ 勇気があるんですね」

P「いや、周りはカップルばかりだったし、顔から火が出るほど恥ずかしかったよ」

P「誰から非難されてるわけでもないのにな」
71 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/10/09(月) 22:23:16.30 ID:mVKg0BtG0
美波「あなたにもそういう頃があったんですね」

P「いまもあんまり変わんない気がするけど」

美波「私から見たらあなたはすごく大人ですよ」

P「そう?」

美波「ええ」

美波「いつでも自分を持っている。好きなことにはまっすぐで、とても信頼できる人です」

美波「……だから好きになったんですよ♪」(にこり)

P「(ぐぉぉぉ!!! 幸せな時間なのに心が痛むぅ!!)」
72 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/10/09(月) 22:23:54.80 ID:mVKg0BtG0
美波「……あ。ちょっとそれ食べてみてもいいですか?」

P「このグリル? いいよ、小分けにしてあるの取って」

美波「嫌です」

P「うん?」

美波「食べさせてください♪」

P「……あーん」

美波「♪」

パクッ……もぐもぐ

美波「……うん。美味しいですね♪」

美波「私のも食べてみてください。ほら♪」

スッ

美波「あーん♪」

P「」

ミシッ……ミシッ……(理性がきしむ音)
73 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/10/09(月) 22:24:38.96 ID:mVKg0BtG0
(食後)

美波「すごく楽しい時間でしたね……♪」

P「ああ。付き合ってくれてありがとう。美波」

美波「他人行儀ですよ。もう……夫婦なんですから♪」

P「……ぐぅ」

美波「それで……泊まるところは決めてあるんですか?」

P「いや、まだ。予約も入れてないんだ」

美波「……なるほど。では、あそこに見えるお城のようなホテルはどうです?」

P「」

美波「私……行ったことがないんで、少し興味があるんです。どうですか♪」

P「……」

P「え、美波。もしかして素で言ってる?」

美波「?」(きょとん)

P「あうち」
74 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/10/09(月) 22:25:12.77 ID:mVKg0BtG0
美波「……あそこって普通のホテルじゃないんですか?」

P「いや、あそこはね」

P「かくかくじかじか」

美波「ふんふんなるほど……え?」

P「……と、いう純粋な目的で建てられたホテルです」

美波「……」

P「……」

美波「……みゃー」

P「猫?」

美波「いえ、ちょっと驚きのあまり奇声が漏れました」

P「ははは」

美波「……どうりで友達に聞いた時、ニヤニヤしていたわけですね」

P「教えてもらえなかったのか」

美波「『楽しい場所』としか」

P「……なんか美波には教えたくない気持ちもわかる」

美波「ああああああっ!! 思い出したら恥ずかしいですっ///」
75 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/10/09(月) 22:25:44.38 ID:mVKg0BtG0
P「ははは」

美波「わ、笑わないでくださいよっ!!」

P「なんか。美波が悶えてる姿って新鮮だから」

美波「……もぅっ」(ぷくー)

P「可愛い」

美波「うるさいですっ」(ぷくー)

P「ごめんてば」

美波「……」

美波「あ、あの」

P「うん?」

美波「……行ってみたいです」

P「どこに?」

美波「だから……その……あのホテルに」

P「」

ぎゅっ

美波「今度は……用途がわかった上で、です」

P「」
76 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/10/09(月) 22:26:15.42 ID:mVKg0BtG0
(ホテル街)

P「(あ。もうなんか無理)」

P「(頭がぼーっとするし心臓ばくばくしてるし、幸せだし)」

P「(腕組んで歩いてる美波がすごいいい匂いするし柔らかいし)」

P「(理性なんてどうでもいい。このままGOだろ。GOしかないだろ)」

テクテクテク……

P「(ああ、お城の入り口が見えた。受付して大きな鏡と回転ベッドのある部屋に入って一晩過ごすんだ)」

P「(もう引けない。引きたくないし、引くべきでない)」

P「(レッツゴー。俺)」

プシュゥゥ(薬の切れる音)
77 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/10/09(月) 22:27:08.92 ID:mVKg0BtG0
美波「……あれ?」

P「ん?」

美波「……プロデューサーさん。ここ、どこですか?」

P「……薬切れた?」

美波「?」

P「いや、何でもない。ここは街です」

美波「街? 周りは何だかカップルばかりのような……」

美波「……あれ。このお城のようなホテル……は」

美波「……」

美波「……///」(カァァァッ)

P「……会話の節々は覚えてるみたいだな」

美波「プロデューサーさん」

P「はい?」

美波「……ななな、何でこんなところに連れてきてるんですかっ!!!」

スパーンッ!

P「パトローナムゥゥゥッ!!!」

美波「恥ずかしいですーーっ!!」

タッタッタ……!

P「ぐふぅ……結果的にはよかった、のか?」

パタリ

【しばらく道で寝ていたところ。やたらガタイのいいお兄さんに介抱されて一晩過ごしました】

ケース3. 新田美波 end
78 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/10/09(月) 22:27:48.63 ID:mVKg0BtG0
(その後)

美波「……プロデューサーさん?」

P「あら。どうしたのかしら。うっふん」

美波「すみません。あの後、いったい何が…あったんですか……?」

P「うふふふ。もうやだー、美波ちゃんったら♪」

P「……聞かないで」

美波「……はい」

P「それより志希を見つけたらよろしくね」

美波「ええ。今回ばかりは私もちょっぴり怒ってます」

P「やるぞ」

美波「ええ」

P「変な意味じゃないぞ?」

美波「……」

スパーンッ!!

P「グベラァァァァァァァァ!!」

美波「セクハラはもう許しません」(ゴゴゴゴ)

P「……そぉりぃ」

パタリ
79 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/10/09(月) 22:30:44.32 ID:mVKg0BtG0
休憩します。
あと大根のレスにちょっとふふってなりました。センスがとても好きです。元気が出たので頑張れそうです。

もちろん大根以外のレスも励みになってます。ありがとうございます。不眠不休を要求さえしてくれなければもっと嬉しいです。
80 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/09(月) 22:51:07.43 ID:84gnMp/xo
わかった、じゃあ俺がずっと起きて儀式を継続させるからその間は休んでてくれ
81 : ◆hAKnaa5i0. [sage]:2017/10/09(月) 22:53:25.99 ID:mVKg0BtG0
>>80
つまりどういうことだってばよ?
82 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/09(月) 22:58:28.18 ID:fzbKFIjE0
疲れてるでしょう、今日はゆっくり寝て夢ん中で好きなだけ柚とイチャイチャしやがってください
そして起きたらすぐに執筆するんだ、いいな?
83 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/09(月) 23:06:52.91 ID:B8Es0mGro
美波かわいい
70.98 KB Speed:0   VIP Service SS速報VIP 更新 専用ブラウザ 検索 全部 前100 次100 最新50 続きを読む
名前: E-mail(省略可)

256ビットSSL暗号化送信っぽいです 最大6000バイト 最大85行
画像アップロードに対応中!(http://fsmから始まるひらめアップローダからの画像URLがサムネイルで表示されるようになります)


スポンサードリンク


Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

荒巻@中の人 ★ VIP(Powered By VIP Service) read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By http://www.toshinari.net/ @Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)