シンジ「本格焼豚と海老 生姜八角のきいた香炒飯?」

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/10/08(日) 01:48:53.82 ID:lyJ+/zwN0
<仙石原西・某スーパーマーケット>

シンジ「へぇ、こんなの初めて見たよ。美味しいのかな?一度買ってみようか。」バサッ

アスカ「………っ!!バカシンジ!あんた…。変じゃない!いったいどうしたのよ!!!アンタいつからミサトになっちゃったの!?」

シンジ「」

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2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/10/08(日) 01:49:41.74 ID:lyJ+/zwN0
シンジ「アスカ、いくら僕だって冷凍食品くらいは食べるよ。特に夜食なんか一人前だけわざわざ料理するのは流石に手間なんだよ。たまには手抜きさせてよ。」

アスカ「そんな!シンジがそんなミサトみたいなこと言うなんて……!アンタ本当にシンジなんでしょうね!?背中にチャックが付いてて開けるとミサトが出てくるだとか
首筋にエントリープラグ挿さってて開けると中から小ちゃいミサトが出てくるとかそんな妙なギミック搭載してたりしないわよね!?」

シンジ「落ち着いてよ、アスカ!僕は着ぐるみでもエヴァでもないよ!アスカはいったい僕やミサトさんにどんなイメージをもってるのさ!特にミサトさんの扱いが酷すぎるよ!
いくらミサトさんだって冷凍食品ばっかりじゃないよ。コンビニ弁当やレトルトカレーにカップ麺だって食べるじゃないか!」
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/10/08(日) 01:55:39.47 ID:lyJ+/zwN0
アスカ「そうよね、それ以前にミサトなら真っ先にビールよね。」

シンジ「そうだよ。それにアスカがまだ日本に来る前はミサトさんも炊事の当番してたこともあるんだよ。極端に下手なだけで自炊しないわけじゃないんだよ。」

アスカ「嘘!?ミサトがレトルトや冷凍食品を加熱したりカップ麺にお湯を注ぐ以上の高難度レシピを習得してるって言うの!?」

シンジ「習得はしてないよ。レトルトカレーからバイオ兵器を錬成しただけだったよ。」
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/10/08(日) 02:00:06.71 ID:lyJ+/zwN0
アスカ「はん!やっぱりね。ミサトだもの、そんなもんでしょうね。ま、アンタもたまには冷凍食品くらい食べるのはわかったわ。だったらこうしましょう。」

シンジ「???」

アスカ「………………。」ボソボソボソボソ

シンジ「それ楽しそうだね!」

アスカ「でしょ?」
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/10/08(日) 02:05:04.05 ID:lyJ+/zwN0
……………………
………………
………
<葛城邸・ダイニング>

ミサト「」

ミサト「ちょっと、シンジくん、アスカ。なんなのよ、この大量の冷凍チャーハンは?」

アスカ「アタシの提案よ。どれがいちばん美味しいのか食べ比べしてみるのよ!」

シンジ「冷凍食品だから一度に食べきれなくても日保ちするし、3人がかりなら何日かあれば食べ切れるだろうからアスカの提案に乗ってみたんですよ。」
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/10/08(日) 02:15:21.65 ID:lyJ+/zwN0
シンジ「大丈夫ですよ、ミサトさん。いざとなったらミサトさんの晩酌をプレミアム系のビールから甲類焼酎に切り替えてもらえば済むことですし。」

ミサト「シンジくん?そのしわ寄せがあたしって、ちょーっち厳しすぎない?」

シンジ「不満があるなら今晩からでも甲類焼酎に切り替えてもらってもいいんですよ?」ドン

デンドンデンドンデンドンデンドンデンドンデンドンデンドン
ダッタタ- ダッタタ- ダタタタ-

ガブガブさん「4リットルヤデ」ド-ン
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/10/08(日) 02:25:02.88 ID:lyJ+/zwN0
ミサト「待ちなさい、シンジくん!そんな腕組みしながらせり上がってきそうな雰囲気を醸し出しながらガブガブさんをテーブルの上に置くのはやめて!だいたいなんでそんなのがうちにあるの?!」

シンジ「梅酒を漬けようと思って酒屋さんに配達してもらったんですよ!」

ミサト「逃げちゃダメよ…逃げちゃダメよ…逃げちゃダメ、逃げちゃダメ、逃げちゃダメ、逃げちゃダメ…………。わかったわ、シンジくん。受けて立つわ!」

シンジ「わかりました。さっそく今日の晩ご飯は利き炒飯食べ比べ大会にします。アスカもそれでいいよね?」

アスカ「もっちろん!アタシが言い出した事ですもの。でも、これ量はどうするの?」
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/10/08(日) 02:35:04.65 ID:lyJ+/zwN0
シンジ「食べ比べって言ってもうちの近所で買えるものに限定しての話だから、6種類くらいしかないしね。それぞれ50gずつ食べ比べて、それで物足りなかったら改めて自分のお気に入りをおかわりでいいんじゃないかな。」

アスカ「いいわ、それでいきましょう。ミサトもそれでいいわね?」

ミサト「あたしはビールがあれば、なーんだっていいわよ〜ん♪」カシュッ!

シンジ「えぇっ!?ミサトさん、まだ封すら切ってませんよ!」

ミサト「甘いわね、シンジくん。あたしはマヨネーズや塩舐めながらだってビール飲めるのよ?すぐにツマミが出るのわかってるんだから、そりゃ今からでも飲み始めるわよぉ〜♪」
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/10/08(日) 02:45:04.11 ID:lyJ+/zwN0
……………………
………………
………
<声を揃えて、いただきます!>

デ-ン デ-ン デ-ン デ-ン ドンドン
デ-ン デ-ン デ-ン デ-ン ドンドン

ミサト「で、最初は何からかしら?」

シンジ「まずはコンビニものからです。『ふっくらパラっと炒飯』からですね。」

アスカ「じゃあ、さっそく…」モグモグ
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