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【安価・コンマ】幻想的な世界を探険家が行くようです【オリジナル?】
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177 :
◆nN35Xsj1FM
[saga]:2017/10/07(土) 20:36:04.20 ID:yTAmIK1d0
4月7日 4/6 霧の高原の村 達成値:112/200
……暫く後、アルジールは目を覚ました。
体調は、何も問題ない。気分も、少しは晴れた。これなら、探険に復帰しても問題ないだろう。
「……さて、どうしようかな」
アルジールはどうする?
1.探索
2.調査
(1)疎らな林
(2)崖下の洞窟
3.休息
4.移動
↓2
178 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/07(土) 20:43:32.90 ID:OkQcolmzo
1
179 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/07(土) 20:44:38.45 ID:NH3Fiu9uo
3
180 :
◆nN35Xsj1FM
[saga]:2017/10/07(土) 20:51:52.97 ID:yTAmIK1d0
アルジールは休息することにした。
「……まだ、少し」
確かに、寝て少しはスッキリした。だが、念の為という奴だった。
この辺りに、危険な魔物などは出ない。もう少し寝ても、獣に襲われたりはしないだろう。
「おや、すみ……」
再び、彼女は毛布に包まり、寝息を立て始めた。
二桁コンマ安価:↓1 100-運命【30】以下が出ると……
181 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/07(土) 20:53:08.15 ID:yujwPb1go
あ
182 :
◆nN35Xsj1FM
[saga]:2017/10/07(土) 21:15:50.95 ID:yTAmIK1d0
=====システム=====
おふ。引き当てちゃいましたか。
では……
=====システム=====
がさり。直ぐ近くの草叢が音を立てたのを、アルジールは聞きつけた。
ゆっくり、静かに瞼を上げ、身動ぎを見せないように、目だけで周りを見回す。
夕刻が近づき、太陽が中天を通り過ぎた頃の空。白い光の珠は、世界の全てを照らしている。
彼女に近づきつつある、獣の姿も。
(……しまった)
油断した――。
そう思い、しかし、咄嗟に動き出さなかったのは、彼女の肝が座っているからか。それとも、恐怖が彼女を縛り付けたからか。
大失態であった。確かに、魔物や悪魔は居なかったのだろう。しかし、こうした普通の獣がいないとまでは、ギルドの管理者は言わなかった。
それに対する対策を、つまり焚き火を怠り、そのまま眠ってしまったのは、明らかに此方の落ち度である。
獣は、微かな呼吸音だけを周囲に響かせながら、近づいてくる。
静かな林の中、木立が擦れ合い、ざわめく音だけが、やけに煩く聞こえている。
(……どうしよう)
自由安価:↓1 アルジールはどうする?
尚、大まかな選択肢としては
1.戦う準備をする
2.逃げる
3.アイテムを使う
4.種族能力『観測者』を発動し、コンマを改竄して事実をなかったことにする
5.その他
などが考えられます。
183 :
◆nN35Xsj1FM
[saga]:2017/10/07(土) 21:19:36.28 ID:yTAmIK1d0
=====システム=====
失礼、こういう安価の場合は少し猶予を持たせたほうが良かったですかね
このレスから↓2の方で安価を取ります
=====システム=====
184 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/07(土) 21:21:26.28 ID:HXFWTRllO
獣を観察してから戦う準備をする
185 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/07(土) 21:22:31.43 ID:yujwPb1go
上
186 :
◆nN35Xsj1FM
[saga]:2017/10/07(土) 21:32:00.90 ID:yTAmIK1d0
戦う他、ない。アルジールは、腹を括った。
元より、探険とはこういう事が起こるものであることは、先刻承知であった。
それに、相手は凶悪な魔物でも、況してや悪魔でもない。
悪魔祓いや魔物狩りではなくとも、猟師程度であれば相手取れなくもない獣のハズだった。
背嚢に差した『鉈』の存在を確かめながら、彼女は、飽くまでも冷静に、まずは獣の様子を観察した。
二桁コンマ安価:↓1 100-(器用*10)【20】以上で、獣の種類判明。
100-(理知*10)【70】以上で、獣の詳細判明。
187 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/07(土) 21:33:38.71 ID:yujwPb1go
お
188 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/07(土) 21:33:59.85 ID:oxj91WPDO
た
189 :
◆nN35Xsj1FM
[saga]:2017/10/07(土) 21:43:05.26 ID:yTAmIK1d0
(……! 狼。それもオオキバオオカミだ)
彼女は、たまさか、その獣の正体を知っていた。
オオキバオオカミ。同種の中でも牙が特に大きく発達した、山岳地帯に棲む狼。
人の生活圏と生息地域は重ならない為、人に害は及ぼさない。しかし、高地帯で牧畜を営む村では、放牧の際にこの狼を特に警戒するという。
他の同種と比べ、気性は激しくはないが、餌と定めたものを逃さない執念深さを持つ。
狼としては珍しく、一生を通じて単独行動を貫くというから、群れで襲われる心配がないのが幸いか。
(村の情報を調べた時に、偶々この狼のことも出てきたんだよね。ツイてたって言うべきかな)
相手がどんな存在なのかは、分かった。彼女は、密かに、相手に気取られぬ様、戦う為の準備を始めた。
自由安価:↓2 何を準備するか。
二桁コンマ安価:↓3 100-(器用*10)【20】以上で、準備成功。
190 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/07(土) 21:57:03.00 ID:HXFWTRllO
↓
191 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/07(土) 22:01:20.82 ID:yujwPb1go
罠を仕掛ける
192 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/07(土) 22:02:58.02 ID:oxj91WPDO
あ
193 :
◆nN35Xsj1FM
[saga]:2017/10/07(土) 22:16:09.97 ID:yTAmIK1d0
彼女は、この狼が危険なことも、真正面から戦うには手強い相手だということも知っていた。
なので、まず、自分に有利になるように、仕込みをしようと考えた。
(罠なんて初めて仕掛けるけど……)
即席で『縄』で輪を作り、もう片端を木の枝に渡す。相手が縄の輪に足を踏み入れた瞬間、引っ張り上げてしまう。
こういった罠を構想し、実際に作ってみようと試みた。
しかし、幾らなんでも、何も知らない段階からそうしたものを作るのは無謀だったと見え、敢えなく失敗してしまう。
(うー。こりゃダメだ。仕方ない、こうなったら身一つでやってやる)
慌てて、鉈を背嚢から引き抜き、狼の来る方を見据える。
最早、打てる手は打った。これ以上は、ぶっつけ本番だ。
どんどんと、狼は近づいてくる。
そして、此方が気づいていることに勘付いたのか、ある程度の距離になると、一気に走り、距離を詰めてきた!
=====戦闘開始!=====
194 :
◆nN35Xsj1FM
[saga]:2017/10/07(土) 22:26:58.93 ID:yTAmIK1d0
まさかもうやることになるとは思っていませんでしたが、ともあれ、戦闘が始まります。
此処で、戦闘の進め方、また探険中の行動について説明させて頂きます。
戦闘は、完全相互ターン制です。例外的な状況を除き、アルジール→敵→アルジール……を繰り返します。
また、戦闘中の行為については、コマンド制です。
攻撃時には、
1.攻撃……装備(この場合鉈)に依拠する能力値を参照して、攻撃を繰り出す。
2.技能……戦闘に利用可能な技能を利用する。今回は事実上無意味。
3.道具……所持する道具を使う。
4.その他……自由記述と共に選択。そのほかの行動を行う。
5.逃走……戦闘から逃走する。器用の値を参照する。
から選択。
防御時には、
1.回避……コンマの値を参照して回避を試みる。
2.防御……耐久の値を参照して防御を試みる。
3.技能……攻撃時の技能と同じく。
4.その他……同上。
から選択します。
「攻撃」については、鉈の様な直接攻撃武器を用いる場合は、『膂力*3+器用*1』をダメージ値とします。
「防御」は、『耐久*2』を参照し、敵のダメージ値からこの数値分だけを減算します。
この他、細かい事については、ご質問頂ければお答えします。
では、戦闘スタートです。
195 :
◆nN35Xsj1FM
[saga]:2017/10/07(土) 22:29:02.54 ID:yTAmIK1d0
戦闘 ターン1 味方フェイズ
「うわっ、来たっ」
アルジールはどうする?
1.攻撃
2.技能(利用不可)
3.道具
4.その他
5.逃走
↓2
196 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/07(土) 22:29:55.54 ID:yujwPb1go
1
197 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/07(土) 22:33:44.44 ID:mCJiiBAE0
1
198 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/07(土) 22:33:46.83 ID:IDB05TeUO
1
199 :
◆nN35Xsj1FM
[saga]:2017/10/07(土) 22:45:42.00 ID:yTAmIK1d0
=====ゾロ目ボーナス!=====
=====確定ヒットです!=====
「こ、のおぉぉぉ!」
豪快に、アルジールは鉈を振るう。一見、何の考えもなく、無軌道に振るわれた様に見えるそれは、しかし、間違いなく狼を捉えていた。
それが偶然なのか、それとも、意図してのものなのか。ともあれ、鈍く光る鉄の刃は、襲いかかろうと走り来る狼を確かに薙いだ。
〈████████!?〉
回避する素振りすら見せなかったのは、意表を突かれたからか。
首から前脚にかけての身体の前面を横薙ぎに切り裂かれ、狼は苦悶の叫びを上げた。
23のダメージ! 残り体力:██/██
=====フェイズチェンジ=====
戦闘 ターン1 敵フェイズ
しかし、狼は即座に体勢を立て直し、一度地面に着地。
その後、短い距離を全速力で走り、アルジールに飛びかかってきた!
アルジールはどうする?
1.回避
2.防御
3.技能(利用不可)
4.その他
↓2
200 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/07(土) 22:47:56.68 ID:PHnOq1if0
4
地面の砂を狼の目の前に撒いて目晦まし
201 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/07(土) 23:09:46.89 ID:IDB05TeUO
1
202 :
◆nN35Xsj1FM
[saga]:2017/10/07(土) 23:17:17.02 ID:yTAmIK1d0
アルジールは、素早く身を躱そうとした。
しかし、狼の一撃はそれよりも早い!
「いっ……ッ」
鋭い爪が、アルジールの腕を切り裂いた。
23のダメージ! 残り体力:25/48
=====ターンチェンジ=====
戦闘 ターン2 味方フェイズ
「痛い……これ、ヤバイかも……」
アルジールはどうする?(25/48)
1.回避
2.防御
3.技能(利用不可)
4.その他
↓2
203 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/07(土) 23:20:55.93 ID:yujwPb1go
2
204 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/07(土) 23:24:18.10 ID:PHnOq1if0
1
205 :
◆nN35Xsj1FM
[saga]:2017/10/07(土) 23:26:47.22 ID:yTAmIK1d0
=====システム=====
間違えた……防御時のコマンドのママ……
済みません、攻撃時のコマンドとしてもう一回安価を取らせてください……
1.攻撃
2.技能(利用不可)
3.道具
4.その他
5.逃走
↓1
=====システム=====
206 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/07(土) 23:30:04.38 ID:czm+kkxpo
1
207 :
◆nN35Xsj1FM
[saga]:2017/10/07(土) 23:36:06.01 ID:yTAmIK1d0
「これ以上、時間かけてられない……!」
狼の爪を受け、酷い怪我を負ったアルジール。
最早、戦いを長引かせる訳にはいかない。直ぐにでも終わらせなければ、生命に関わる。
必死の形相で繰り出した鉈の一撃は、攻撃を終えて着地し、隙を晒した狼に直撃した
〈████████!??〉
今度は、背中に斬撃。先程よりも更に強く、大きな叫びを上げる狼。
確実に、ダメージを与え、追い詰めている。アルジールは確信した。
23のダメージ! 残り体力:██/██(瀕死)
=====フェイズチェンジ=====
戦闘 ターン2 敵フェイズ
狼は、斬られた勢いのままもんどり打って地面に落ちた。
しかし、その次の瞬間には起き上がり、四肢で以て大地を踏みしめ、アルジールを睨みつける。
そのまま、狼は動こうとしない。
アルジールはどうする?
1.回避
2.防御
3.技能(利用不可)
4.その他
↓2
208 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/07(土) 23:40:46.79 ID:PHnOq1if0
2
209 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/07(土) 23:47:46.71 ID:yujwPb1go
2
210 :
◆nN35Xsj1FM
[saga]:2017/10/07(土) 23:51:58.49 ID:yTAmIK1d0
アルジールは、咄嗟に身構えた。
先の様な強烈な一撃は、そう何度も貰えるものではない。次に喰らえば生命が危ないことを、彼女は直感で理解していた。
「……?」
しかし、一向に狼は動く様子を見せない。
低く唸りながら、じっとしている。
……いや、違う。彼女は気づいた。狼は、少しずつ、後ずさっている。
これは、逃げるつもりだ。
=====ターンチェンジ=====
戦闘 ターン3 味方フェイズ
「……逃げられたら、また追いかけられる事になるかもしれない」
「でも、これだけ痛手を与えれば、狼も諦めるかもしれない」
「参ったな……」
アルジールはどうする?(25/48)
1.攻撃
2.技能(利用不可)
3.道具
4.その他
5.逃走
↓2
211 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/07(土) 23:59:57.54 ID:IDB05TeUO
4 後退りしてジリジリと逃げる
212 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/08(日) 00:02:42.62 ID:6q9YG7240
1
確実に斃そう
213 :
◆nN35Xsj1FM
[saga]:2017/10/08(日) 00:19:20.44 ID:XdHxz6p40
(……よし)
アルジールは、道を決めた。後顧の憂いを絶つと。
今にも逃げようとする狼。ジリジリと、少しずつ、その身体が後ろへ下がっていく。
そして、距離が離れ、一気に振り向いて逃げようとした瞬間。
「――御免ね」
ぞぶりと、明確に肉を貫く嫌な感覚が伝わる。
絶命の断末魔を上げることもなく、狼は倒れ伏した。
その身体に突き立てられた鉈を抜き取れば、濃密な血の臭いが、辺り一帯に充満する。
「……ネマ・シューシャ」
弔いの言葉。瞑目したアルジールは、狼を前に、立ち尽くしていた。
23のダメージ! 残り体力:0/██(死亡)
=====戦闘終了!=====
214 :
◆nN35Xsj1FM
[saga]:2017/10/08(日) 00:21:49.19 ID:XdHxz6p40
=====此処まで=====
今日は此処まで。明日は少し微妙ですが、恐らく九時からになるかと思います。
戦闘については、かなりざっくりと決めたルールでしたが、如何でしょうか?
色々と問題点もわかったので、次回以降改良していければと思います。
何かご不満やご意見等ありましたら、是非とも仰ってください。
それでは、お疲れ様でした。
215 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/08(日) 00:22:45.41 ID:GAF+OdYco
乙
216 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/08(日) 00:24:34.49 ID:JxZNLnuWO
乙
217 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/08(日) 00:26:01.55 ID:6q9YG7240
おつ
今日は進んだな
218 :
◆nN35Xsj1FM
[saga]:2017/10/08(日) 21:30:50.01 ID:XdHxz6p40
こんばんは
遅刻しましたが、始めます
早めに切り上げるかもしれません
=====此処から=====
219 :
◆nN35Xsj1FM
[saga]:2017/10/08(日) 21:36:08.76 ID:XdHxz6p40
「……た、すかったぁ」
アルジールは、地に座り込んでいた。元々、探険家とは戦う事を任された職ではない。
野生の獣とはいえ、これと戦って退けることは、彼女にとって、恐ろしく骨の折れる事だったと言っても良い。
生命を繋げたのは、運が良かったというべきだろう。
「……うっ。血まみれ」
ふと気づけば、自分自身も、また狼の亡骸も、血だらけである。
このまま放置しておけば、他の獣を呼び寄せることにもなろう。
亡骸のことも含め、どう処理したものだろうか。
自由安価:↓2 狼の亡骸と血の処理をどうするか。
220 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/08(日) 21:42:59.27 ID:Cu7I3z70O
高原の村で体を洗えるなら洗ってから、狼の血抜きをする
221 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/08(日) 21:45:21.81 ID:71LhDeQ60
↑で
高原の村に人は住んでるよね?
222 :
◆nN35Xsj1FM
[saga]:2017/10/08(日) 22:02:40.40 ID:XdHxz6p40
=====システム=====
>>221
はい、今でも村に人は居ます。では、
>>220
を安価とします
=====システム=====
「ん!? お、おい、あんたどうした?!」
「あ、驚かせてごめんなさい。私、探険家なんですけど……」
アルジールは、一度、村へ行くことにした。
血を洗い流す為というのが一つ。狼の血抜きをする為というのがもう一つ。
確かに、小さい獣を捌く方法くらいは知っていたが、幾らなんでも、狼の死骸を処理することは初体験だった。
迂闊に触って死骸を無駄に傷つけるよりは、村に一人は居るであろう猟師に、後始末を頼む方が、妥当の様に思われた。
「オオキバオオカミを一人で! はぁ、こりゃまたとんだ娘っ子だ。ま、事情は分かったよ」
「済みません、お願いします……あ、後、近くに川とかは」
「川? あぁ、その服か。確かに、そのままじゃ獣が寄ってくるな……。川なら、向こうの方だよ」
「有難うございます……」
その後、猟師は無事に見つかり、ついでに、身体についた血を洗い流せる水場も発見。
これで、差当り、探険に差し障りはなくなっただろう。
オオキバオオカミを討伐した。
時間が二行動分経過した。
223 :
◆nN35Xsj1FM
[saga]:2017/10/08(日) 22:06:22.84 ID:XdHxz6p40
4月8日 1/6 霧の高原の村 達成値:130/200
「結局、手間取って日をまたいじゃったな」
「猟師さんには感謝しないと……」
アルジールはどうする?(体力:48/48)
1.探索
2.調査
(1)疎らな林
(2)崖下の洞窟
3.休息
4.移動
↓1
224 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/08(日) 22:07:08.95 ID:rKLpWolMo
1
225 :
◆nN35Xsj1FM
[saga]:2017/10/08(日) 22:12:44.02 ID:XdHxz6p40
アルジールは探索を行った。
「昨日の跡は……もう残ってないな。安心」
昨日争った痕跡は、もう殆ど残っていなかった。血は大地に吸い込まれ、跡形もない。
この分ならば、探険に影響が出ることはまずないだろう。
一安心して、アルジールは辺りを探索した。
探索達成値が6上がった。136/200
226 :
◆nN35Xsj1FM
[saga]:2017/10/08(日) 22:13:24.05 ID:XdHxz6p40
4月8日 2/6 霧の高原の村 達成値:136/200
「さて、どうしようか」
アルジールはどうする?(体力:48/48)
1.探索
2.調査
(1)疎らな林
(2)崖下の洞窟
3.休息
4.移動
↓2
227 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/08(日) 22:15:53.76 ID:3bQsMHUDO
2(1)
228 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/08(日) 23:13:10.16 ID:MlSyRlJBo
上
229 :
◆nN35Xsj1FM
[saga]:2017/10/08(日) 23:21:47.37 ID:XdHxz6p40
アルジールは調査を行った。
「林、もう一回調べてみよう」
苔むした骨を見てから、正直、洞窟に行くのは気が進まない。
なので、アルジールはもう一度、林を調べ直すことにした。
その途中、草原の中で、煌めく何かを発見した。
「あ、何か……これは、何だろう。ガラス球?」
「中に、金属の線みたいのがある。螺子、かな。ぐるぐる渦巻いてる」
「遺物、っぽくはないけど、貰っていこう」
アイテム『ガラス球?』を手に入れた。
探索達成値が8上がった。144/200
230 :
◆nN35Xsj1FM
[saga]:2017/10/08(日) 23:22:54.23 ID:XdHxz6p40
4月8日 3/6 霧の高原の村 達成値:144/200
「ふう。大分、調査は進んだかな」
アルジールはどうする?(体力:48/48)
1.探索
2.調査
(1)疎らな林
(2)崖下の洞窟
3.休息
4.移動
↓1
231 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/08(日) 23:36:03.73 ID:6q9YG7240
「調査」等で発見した特別なポイントへ行けるなら4
そうでないなら1
232 :
◆nN35Xsj1FM
[saga]:2017/10/08(日) 23:48:51.28 ID:XdHxz6p40
「……もうちょっと、詳しく調査したいかな」
ふと、アルジールはそう思った。
これまで探索・調査してきたエリアへは、深く踏み込んでいる訳ではない。
あくまで、外から其処へ、一時的に立ち入っただけのこと。
しかし、此処まで来たら、もっと詳しく調べてみたいとも思う。
なら、其処まで行って、拠点とまでは言わずとも、調査の起点としても良いのではないか。
「じゃあ、どっちに行こうか?」
選択安価:↓1
1.疎らな林
2.崖下の洞窟
=====此処まで=====
今日は此処まで。明日が早いので、休日ですがもう終わりたいと思います。
人の集中度合いを見て安価を設定しないと、上手く進行できませんね……
基本的に↓1で統一した方がよさそうです。次からは調整致します。
それでは、お疲れ様でした。
233 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/08(日) 23:49:20.55 ID:kuFn7xqmo
2
234 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/08(日) 23:51:15.07 ID:71LhDeQ60
乙
235 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/08(日) 23:53:34.64 ID:6q9YG7240
おつ
最近の楽しみになってる
236 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/09(月) 00:19:48.50 ID:NyXiHs35O
乙
237 :
◆nN35Xsj1FM
[saga]:2017/10/09(月) 21:22:29.16 ID:a7adawXO0
済みません、今日はお休みで……
明日はやります、はい
238 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/09(月) 21:29:45.88 ID:uAajW3YkO
了解です
239 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/09(月) 21:39:55.94 ID:MYoEWTrTO
了解
240 :
◆nN35Xsj1FM
[saga]:2017/10/10(火) 21:37:55.47 ID:xL2uCCgI0
済みません、十時から今日は始めます
一時間前後しか出来ないと思います……
241 :
◆nN35Xsj1FM
[saga]:2017/10/10(火) 22:06:55.68 ID:xL2uCCgI0
こんばんは。そろそろ始めます
早めに切り上げます、済みません……
=====此処から=====
4月8日 4/6 霧の高原の村 達成値:144/200
「……ついた」
結局、アルジールは、あの崖下の洞窟に戻ってきていた。
探険家として、全てを知らないまま、こんな場所を放ったらかしにしておくのは、如何にも勿体無いように思われた。
此処に感じる気疲れが消えた訳ではないが、それでも、好奇心はそれを抑える働きをしてくれた。
「……どうしようか」
アルジールはどうする?(体力:48/48)
1.探索
2.調査
(1)疎らな林
(2)崖下の洞窟
3.休息
4.移動
↓1
242 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/10(火) 22:09:21.98 ID:L0b6siTPO
2 (2)
243 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/10(火) 22:10:05.11 ID:hC5X+dqJo
2崖下の洞窟
244 :
◆nN35Xsj1FM
[saga]:2017/10/10(火) 22:17:37.69 ID:xL2uCCgI0
アルジールは調査を行った。
「……今度は、骨が見つからないといいな」
独り言ち、少しだけため息をついてから、彼女は再び洞窟に潜っていった。
苔むした骨を見つけた辺りを越え、更に奥へ進んでいく。
入り口からの明かりはすっかり細くなり、最早、頼りになるのは手元のランタンだけ。
いよいよ探険らしくなってきた、と心弾む一方で、些か、不気味な感じが漂っていることは、否めなかった。
おっかなびっくりしながら、少しずつ進むアルジール。
しかし、その腰の引けた歩みは、突然中止されることになった。
「……行き止まり?」
其処は、確かに行き止まりであった。
先細った洞窟は、目の前で完全に窄みきり、とても先に進める状況ではなくなっていた。
「うぇ。此処まで来て、もうおしまいか……」
自由安価:↓1 アルジールはどうする?
245 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/10(火) 22:20:56.19 ID:RRQ8OmOq0
一応行き止まりの壁を調べる
246 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/10(火) 22:21:50.43 ID:23iidH5Y0
いや、この洞窟まだ続きがある筈だとりあえず持って来たロケットランチャーで洞窟穴開けて奥に進む
247 :
◆nN35Xsj1FM
[saga]:2017/10/10(火) 22:24:04.96 ID:xL2uCCgI0
しかし、どうにも諦めきれないアルジール。
未練がましいとは承知の上で、その辺りを少し調べてみることにした。
「見た感じ、自然に細くなっていってるし……これで本当に終わりっぽいんだけど」
行き止まりあたりの壁を触りながら、ブツブツと愚痴る。
ぽんぽんと、手に土が付くのも構わず、所構わず触りまくる。
……その時。
二桁コンマ安価:↓1 100-(器用*10)【20】以上が出ると……
248 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/10(火) 22:28:56.12 ID:hC5X+dqJo
あ
249 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/10(火) 22:29:29.78 ID:lCcU5ggL0
あ
250 :
◆nN35Xsj1FM
[saga]:2017/10/10(火) 22:32:31.02 ID:xL2uCCgI0
=====システム=====
残念……
>>246
うぇ!? ロケランなんて持ってきてないハズですが
=====システム=====
「……うーん。駄目だ、何もない」
結局、彼女は、其処で何を見つける事もなかった。
仕方なく、とぼとぼと洞窟から出ていく。
「まぁ、こんな事の方が多いだろうし。へこんでちゃ駄目だよね」
探索達成値が10上がった。154/200
251 :
◆nN35Xsj1FM
[saga]:2017/10/10(火) 22:33:28.73 ID:xL2uCCgI0
4月8日 5/6 霧の高原の村 達成値:154/200
「ふう……」
アルジールはどうする?(体力:48/48)
1.探索
2.調査
(1)疎らな林
3.休息
4.移動
252 :
◆nN35Xsj1FM
[saga]:2017/10/10(火) 22:35:03.60 ID:xL2uCCgI0
済みません、↓1でお願いします
253 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/10(火) 22:37:38.35 ID:lCcU5ggL0
1
254 :
◆nN35Xsj1FM
[saga]:2017/10/10(火) 22:44:11.51 ID:xL2uCCgI0
アルジールは探索を行った。
「もう、あの洞窟はもう収穫ないだろうし……よし、次だ次ーっ」
先程の失望から、僅かな時間しか経っていない。しかし、アルジールは、もう次の事を考えていた。
気持ちの切り替えが早いのは、この少女の長所の一つ。
駄目なら駄目で、次がある。それが、彼女の考えだった。
探索達成値が6上がった。160/200
255 :
◆nN35Xsj1FM
[saga]:2017/10/10(火) 22:45:07.17 ID:xL2uCCgI0
4月8日 6/6 霧の高原の村 達成値:160/200
「特に何も見つからなかったけど、まだまだ!」
アルジールはどうする?(体力:48/48)
1.探索
2.調査
(1)疎らな林
3.休息
4.移動
256 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/10(火) 22:46:34.95 ID:hC5X+dqJo
1
257 :
◆nN35Xsj1FM
[saga]:2017/10/10(火) 22:48:22.42 ID:xL2uCCgI0
=====システム=====
あぁ、また↓1入れ損ねた……
=====システム=====
アルジールは探索を行った。
「獲物は何処だ―ッ」
多少、やり過ぎな程に張り切り、気炎を上げるアルジール。
しかし、そのやる気は実を結ばず、特に何も見つからなかった。
探索達成値が6上がった。160/200
258 :
◆nN35Xsj1FM
[saga]:2017/10/10(火) 22:53:17.34 ID:xL2uCCgI0
「……駄目だぁ」
とすんと、地面に敷いた寝袋に腰を下ろし、空を仰ぐアルジール。
今日は、何やら成果が一向に上がらない。
これまでが全く以て順調に進んできただけに、どうにも悔しい気分がこみ上げる。
「……何の、まだまだ。今からが本番さ」
負け惜しみのようだな、などと、そう思いながらも、彼女は自分のモットーを思い出す。
明日は明日の風が吹くだろう。それまで、ゆっくり休もう。
ごそごそと、寝袋に入り込む。
おやすみ、と、誰からも返事がないのに言ってしまうのは、故郷での癖が抜け切らない証拠だった。
……夜が来た。獣が目を覚ます夜だ。
二桁コンマ安価:↓1 100-運命【30】以下が出ると……
259 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/10(火) 22:53:46.15 ID:lCcU5ggL0
あ
260 :
◆nN35Xsj1FM
[saga]:2017/10/10(火) 22:55:37.92 ID:xL2uCCgI0
=====システム=====
おっと……
では、もう一度判定です
一桁コンマ安価:↓1
261 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/10(火) 22:56:21.89 ID:hC5X+dqJo
あ
262 :
◆nN35Xsj1FM
[saga]:2017/10/10(火) 22:58:54.33 ID:xL2uCCgI0
ふぇあ!?
……はい、分かりました。では、続きを……
と行きたい所ですが、済みません、今日は此処までです。
続きは……明日は大丈夫かな。九時頃から再開すると思います。
という訳で、お付き合い、有難うございます。
お疲れ様でした。
=====システム=====
263 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/10(火) 22:59:37.61 ID:L0b6siTPO
乙
264 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/10(火) 23:00:18.47 ID:lCcU5ggL0
乙
265 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/10(火) 23:01:37.83 ID:hC5X+dqJo
乙です
266 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/10(火) 23:45:19.04 ID:fTO7/fSA0
乙
267 :
◆nN35Xsj1FM
[saga]:2017/10/11(水) 21:04:21.39 ID:qBrf68q60
こんばんは。そろそろ始めます
=====此処から=====
268 :
◆nN35Xsj1FM
[saga]:2017/10/11(水) 21:19:44.53 ID:qBrf68q60
「……」
一人、眠るアルジール。霧に満ちた世界で、時間だけが流れる。
輝く月だけが、夜を照らす。音のない闇は、穏やかに、少女を包んでいた。
しかし、その静けさは、突然に破られることになる。
「っ」
ぞわりと、アルジールの背筋を冷たいものが奔る。
寝袋を直ぐに這い出、背嚢から鉈を背負う。そして、それを構えて、彼女は目を凝らした。
霧の向こう。それは、確かに存在していた。
林の若木と見紛う程、巨きなヒトガタ。
それにまとわり付き、不気味に月光を照り返す、粘着質の液体。
頭と思しき所から垂れ下がった、異様に長い舌。
その頭の殆どを覆う、余りにも大きな口。
異形。アルジールは、思わず声を漏らした。
「……あ、くま」
269 :
◆nN35Xsj1FM
[saga]:2017/10/11(水) 21:34:07.51 ID:qBrf68q60
そんな馬鹿な、と、乾いた喉を唾で濡らし、早まった呼吸を抑えようとしながら、思う。
人を襲い、喰らい、恐怖させるモノ。探険家にとって、絶対に回避せねばならない厄災の一つ。それが、悪魔であった。
極限の修練を積んだ武人か、完全に武装した正規軍一個小隊。
さもなければ、悪魔祓いと呼ばれる、”教会”の私設部隊でも無ければ、例え最弱の個体であっても、対抗は不可能。
そんな化物が、それだった。
しかし、探険家は、それの恐怖をよく知るが故に、ギルドという組織を通して、徹底的にその情報を集めている。
特に、各地の支部が受け持つ地域においては、それら「らしい」というだけの、噂話の様な情報であっても、一つ残らず集め、確認する。
そして、もし本当にそれが居たのならば、即座に軍に通報し、これを討伐する。
連邦という国に於いてこの方針は、他の安全策を一段上回る重要性を以て認識され、実際に徹底されている。
そのギルドが、居ないと言った。その地域に悪魔が出ることなど、有り得ない筈なのだ。
だが、現に、それはそこにいる。
アルジールの目線の先、その巨体であれば、五秒あれば此方に辿り着く、という、至近の距離に。
このままでは死ぬ。アルジールは、確信した。
(にげなきゃ)
(はやく、にげなきゃ)
二桁コンマ安価:↓1 100-運命【30】以下が出ると……
270 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/11(水) 21:36:08.05 ID:cluUj6BDO
あ
271 :
◆nN35Xsj1FM
[saga]:2017/10/11(水) 22:04:41.00 ID:qBrf68q60
乾いた音。瞬間、アルジールの身体が固まる。
足元を見下ろせば、無意識に後退っていた足が、小枝を踏み折っていた。
(あ)
形振り構わず、逃げ出す。鉈も振り捨て、脇目も振らず、霧の中を走る。
ちりちりと背筋に感じる嫌な感覚。それを振り切ろうとして、必死に。
だが、悪魔と呼ばれるそれは、逃走を許さなかった。
一つ、二つ、三つ。その歩みは、僅か三つで、彼女が離した距離を無にした。
四つ、五つ、六つ。その歩みは、僅か六つで、彼女が持った距離を無にした。
逃げるその背は、悪魔の目の前にあった。
「ひっ」
二桁コンマ安価:↓1 100-運命【30】以下が出ると……
272 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/11(水) 22:05:07.05 ID:ID4Xdpcao
はい
273 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/11(水) 22:10:05.82 ID:SKyVSJ5V0
これヤバイな・・・
274 :
◆nN35Xsj1FM
[saga]:2017/10/11(水) 22:31:57.38 ID:qBrf68q60
「あっ……」
霧が、彼女の敵となった。
湿った空気を身に纏った草原は、露を含む。それが彼女の足を滑らせた。
転げ、大地に身を伏せる。
慌てて立ち上がろうとして、アルジールはそれを見た。
目の前に迫る、醜悪なるモノ。
己を喰らわんとして、その顎を開くモノの姿を。
「や……」
選択安価:↓1
1.叫ぶ
2.助けを呼ぶ
3.祈る
275 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/11(水) 22:39:25.53 ID:S1IMW1wIO
2
276 :
◆nN35Xsj1FM
[saga]:2017/10/11(水) 22:47:00.63 ID:qBrf68q60
「誰か、助けて――」
最早、意味を為さないであろう、人に聞き取れない程の声。
それでも、アルジールは声を上げた。
自身を助ける事を望む、その声を。
「――伏せるんだ」
故にこそ。
意味を為さぬと考えながらも、それでも上げたその声は、彼女自身を救う切っ掛けになった。
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