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315冬馬「お前のそのむかつく態度、改めさせてやる!」961冬馬「なんだと!」
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1 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/28(木) 12:52:41.14 ID:21JHSrbW0
961冬馬「いきなり表れてなんだてめぇ!俺のそっくりさんか?悪趣味なヤローだぜ」
315冬馬「信じらんねぇのも無理はねぇな、俺は未来のお前だ」
961冬馬「なんだと?」
315冬馬「俺は961プロをやめて、仲間の力がどれほど素晴らしかったのかを理解したお前なんだ」
961冬馬「仲間の力?ハッ、未来の俺はとんでもねぇ甘ちゃんになってたんだな」
315冬馬「なんだと!?」
春香「なんか面白いものに出くわしちゃった!写真写真!」カシャ!
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1506570760
2 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/28(木) 12:58:38.56 ID:21JHSrbW0
961冬馬「仲間とかチームとかそんな仲良しごっこに付き合ってられるか」
961冬馬「アイドルは遊びじゃねぇんだ!仲間なんてトップになるには邪魔な存在だ!」
315冬馬「遊びじゃないのは誰だって理解している!それに一人だけじゃ限界がある!」
315冬馬「一人じゃできなくても三人で力を合わせればどんなことだって、どんな高みだって目指せるんだ!」
961冬馬「俺の見た目でそんな気持ち悪いこと言うんじゃねぇ!北斗も翔太も俺を引き立てるためのバッグダンサーにすぎねぇ!」
315冬馬「道理でお前たちのダンスは息がバラバラの三流パフォーマンスなんだな」
961冬馬「なんだと!」
響「なんだあれ」
春香「未来から冬馬君が来てけんかしてるんだよ」
響「いや言ってることがわけわからないぞ」
3 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/28(木) 13:03:24.42 ID:21JHSrbW0
315冬馬「俺がなんで961プロをやめて315プロに移籍したかわかるか?」
315冬馬「961プロじゃ絶対に手に入れられなかったものを手に入れるためだ」
961冬馬「なんだそりゃ?頂点か?」
315冬馬「仲間たちの絆だ!北斗や翔太、315プロのアイドル達、そしてプロデューサー」
315冬馬「みんながいたから俺は961ではできなかったことをやり遂げられたんだ!」
315冬馬「なのに気付くのが遅すぎて、昔の俺にだんだん腹が立ってきて…」
315冬馬「だからわざわざ未来からきててめぇに言いに来てやったんだよ!昔の俺はクソガキだってな!」
961冬馬「なんだとてめぇ!黙って聞いてりゃ自分語りに説教かよ!俺に説教するなんて百万年はえーんだよ!」
315冬馬「なんだと!」
961冬馬「やるか!」
春香「あ、乱闘が始まるみたい!」
響「自分はあの明るいほうの冬馬にアイスをかけるぞ」
春香「じゃあ私はあの黒いほうにかけるね」
4 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/28(木) 13:05:28.06 ID:21JHSrbW0
961冬馬「この野郎!」ドゴッ!
315冬馬「てめぇ!」ドガ!
961冬馬「…っ、クソッたれ!」ドゴッ!
315冬馬「この…わからずや!」ガッ!
ボコスカボコスカボコスカボコスカ!!!
響「凄い、どっちも譲らない戦いだぞ!」
春香「争いは、同じレベルの者同士でしか発生しないってよく言ったものだね!」
5 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/28(木) 13:06:56.25 ID:21JHSrbW0
ズルッ
961315冬馬「あ!」
どんがらがっしゃーん!
響「あ!勢いあまって階段から落ちたぞ!」
春香「だ、大丈夫!?」ダッ!
冬馬×2「う〜ん」
春香「よかった!まだ生きてる!」
響「でもなんか様子が変だぞ?」
プ〜ン
春香・響「う”っ!」
6 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/28(木) 13:10:21.77 ID:21JHSrbW0
9311冬馬「いつつ…何しやがるんだてめぇ、打ちどころが悪かったら俺死んでたぞ…」
9311冬馬「…ん?」クンクン
9311冬馬「クッサ!なんだこれ!どうなってんだ!俺の身体から出ているのか!」
春香「これ、おならの臭いだよね…」
響「冬馬、全身からおならの臭いが漂ってるぞ…、鼻が…鼻が曲がる…」
9311冬馬「そんな…まさかさっき階段から落ちた時、数字が混ざって…」
9311冬馬「そのせいで俺は全身悪臭人間になっちまったのか…?」
9311冬馬「こんなのありかよ…」
7 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/28(木) 13:18:02.17 ID:21JHSrbW0
9311冬馬「これじゃあ…俺はステージに上がることどころか、外に出ることすらできねぇ…」
9311冬馬「ちくしょう…こんなことって…」
65冬馬「うっ…酷い匂い…」
9311冬馬「てめぇ!よくもやってくれたな!てめぇのせいで俺は!」
65冬馬「これでわかったか?ボンドというものがどれだけ冬馬を強くしてくれたのかを」
9311冬馬「何?」
65冬馬「数字がチェンジしてなんとなくだがお前にもわかるはずだ、冬馬のプロダクションがどんなところなのか」
9311冬馬「…確かに俺じゃない記憶が混ざっている、これって…」
65冬馬「ああ、それが冬馬のメモリーだ」
春香「あっちもなんか変わってるね」
響「気味悪いぞ」
8 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/28(木) 13:21:37.69 ID:21JHSrbW0
9311冬馬「なるほどな、これがお前が言ってた未来の俺たちか」プーン
9311冬馬「こんな笑顔、今の俺じゃ絶対にだせねぇな…」
65冬馬「わかってくれたか?」
9311冬馬「ああ、こんなものを見せられたら、信じるしかねぇな」
9311冬馬「ちょうど、黒井のおっさんのところには不満があったところだ」プーン
9311冬馬「北斗や翔太と一緒に、やめさせてもらうことにするぜ」
65冬馬「気づいてくれてよかったぜ!」
春香「なんか丸く収まったみたいだね」
響「そんなことよりこの臭いなんとかならないのか!鼻が取れそうだぞ!」
9 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/28(木) 13:25:46.97 ID:21JHSrbW0
9311冬馬「だが今の俺の状態だとアイドルすらできねぇんだが…一体どうしたらいいんだ」
65冬馬「ちょっといいか?」グッ
9311冬馬「あ?肩なんかつかんで何を…」
65冬馬「オラアアアアアアアアアアアアア!」ガクガクガクガクガクガクガクガク!
911冬馬「あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”っ!!!!」ガガガガガガ!
春香「ちょっ、アレなにやってるの!急に肩をつかんで思いっきり揺らし始めたんだけど!」
響「そうか!わかったぞ!思いっきり揺らして数字を変えているんだ!」
春香「なるほど!」
10 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/28(木) 15:37:11.57 ID:gDxmJ7fDO
大空テントかな?
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