【モバマス安価スレ】モバP「皆、立派になったよなあ…」

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231 : ◆Uziy.AhwOc :2017/10/15(日) 01:20:50.63 ID:WrhlSIA1O
モバP
「…彼女は今や世界で活躍するナチュラリストになってしまいました。大自然に身を投じるうちに、自然の雄大さ、美しさに魅せられ、自然を守る活動への思いが高まったとか。」

ちひろ
「ロシアのエルブルス山への登頂を成し遂げたあと、ナチュラリストとして活動を始めることを公表したんですよね。」

モバP
「芸能活動や冒険ロケで知り合った方々のツテを頼って、様々な活動に参加したようです。今は、NGOやら国際機関やらにいくつもの役職を持ってますよ。
ついでに、彼女の活動にいつも付き添ってる幸子P。あいつも、何だか俺より偉そうな肩書きを複数…」

ちひろ
「二人とも、事務所にはあまり帰って来ないので、何だか寂しいですよね。遠くに行っちゃったようで。特に幸子ちゃんは雰囲気も全然変わっちゃいましたし。」

モバP
「引き締まって無駄の無いアスリート顔負けの肉体、経験に裏打ちされた堂々たる立ち居振舞い、生存の危機を乗り越えた者のオーラ…
五年前の彼女とはかなり別人ですよね。一人称は変わりませんが。」

ちひろ
「テレビに出ても、各界の大御所相手に互角以上に渡り合いますからね…凄いですよね。
…そういえば、以前は口癖のように言ってた『カワイイ』を、最近はあまり言わなくなりましたね?」

モバP
「ああ、それですか。それは別に幸子が自分を可愛いと思わなくなったとかではありませんよ。
『ボクは気付いたんです。要は気の持ちようなんですよ。ボクが自分を信じている限りボクのカワイさは不変です!言葉ではなく態度で示すんですよ!』
ってことらしいです。」

ちひろ
「(またモノマネか…)
だからわざわざ口にするまでも無い、と。そこはブレませんねえ…」
232 : ◆Uziy.AhwOc :2017/10/15(日) 01:29:41.75 ID:WrhlSIA1O

今まで書いてきて、何だかモバPとちひろさんのことが分からなくなってきたので、リフレッシュのためにちょっと番外編を挟ませてください。

今まで出てきたアイドルについてのストーリーをいくつか上げようと思います。

このアイドルの追加ストーリーが見たい!っていうのがあれば是非アイドルの名前を書き込んでください。
233 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/15(日) 01:44:10.70 ID:VkZ2xv0RO
面白そうなのは棟方師匠
234 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/15(日) 03:49:28.25 ID:mH021o0So
師匠が一番売れてたってのが気になる
235 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/10/15(日) 20:26:11.14 ID:/zz7Ysut0
幸子の追加ストーリーがみてみたい
236 : ◆Uziy.AhwOc :2017/10/16(月) 22:01:54.15 ID:DICBWhPGO
undefined
237 : ◆Uziy.AhwOc :2017/10/16(月) 22:03:04.01 ID:DICBWhPGO
さきに幸子の話を



『輿水幸子と行く キリマンジャロ4泊6日登頂ツアー!』

幸子
「…プロデューサーさん、またこの手の企画ですか?」

幸子P
「おう。半年前のマチュピチュ以来のツアープランだな。」

幸子
「…前にもボクは言いましたよね?こういうのは、もう止めましょうって…
238 : ◆Uziy.AhwOc :2017/10/16(月) 22:04:33.74 ID:DICBWhPGO

…ツアー参加者がついてこれない前提のプランを組むのは!
何ですかこれ!登山にかけるのは実質4日もないじゃないですか!これじゃ皆、高山病で倒れちゃいますよ!」

幸子P
「しかしなあ…お前と同じペースを体験してもらうのがこの企画だし。お前はこの日程でも余裕だし、高山病もへっちゃらだろ?」

幸子
「そりゃ、ボクは5000メートル以上の場所でも平気ですけど…
身体を使う海外ツアーにしても、もっと普通なのがあるでしょう!
カナダあたりで自給自足キャンプをするとか…そうだ、今から3週間後ならスペインで牛追い祭りもありますよ!そっちの方が良くありませんか?」

幸子P
「(お前の『普通』の基準も大概おかしいんだよなあ)
いやいや、まあそういうなよ。確かに発案した俺としても無茶な企画だと思うが、需要があるから会議を通るんだ。ファンはみんな逞しくて美しくてカワイイ幸子の隣に立ちたいんだよ。
な?頼む。」

幸子
「…どのくらい。どのくらいの人が望んでるんですか。この狂ったツアーを?」

幸子P
「聞いて驚け、15人の枠にもう100人くらいの応募が来てるぞ。ちなみに公表したのが一昨日だ。まだ正式な応募の開始すらしてない。
決意溢れる人間ばかりで、この国の未来も安泰だな?なあ幸子?」

幸子
「…あーもう!分かりました!やります!やらせていただきますよ!
そ・の・か・わ・り!参加者にはちゃんと登頂の出来そうな人を選んでくださいね!料金の分は楽しめないと参加した人が可哀想ですから!
やるからにはきっちりサービスしませんとね!」

幸子P
「おっ、引き受けてくれるか!
よーし、じゃあ早速、向こうでの細かい動きについて話し合おうか!登山ルートとか、泊まる場所とか!」

幸子
「もうツアーを公表しちゃったくせにあなた、まだほとんどノープランなんですか!?」

幸子P
「まま、そういうな!ほらいくぞ!」

幸子
「もー、全くこの人は…」
239 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/17(火) 10:23:32.17 ID:Nk3qw2cV0
キリマンジャロって一般の人が登れる山ではいちばん高いんだっけ?
240 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/18(水) 14:59:42.74 ID:hirIWTsWo
正直ユングフラウヨッホやクラインマッターホルンでもきつかったのに
241 : ◆Uziy.AhwOc :2017/10/22(日) 23:38:16.93 ID:9sidljASO
ここ数日忙しかったが、ようやくSSにさく時間をとれるようになったぜ。
というわけで愛海の話



『棟方愛海マッサージ録』

〜プロダクションの一角

拓海
(ちくしょー、ここ最近あのバカPにこきつかわれっぱなしで、もー全身がバキバキだ…
モバPさんにそのことを訴えたら、愛海さんのマッサージを紹介されたが…
こっちの方の部屋には来たこと無かったな…ここで合ってっかな?)

拓海
「失礼しまーす…」ガチャリ

愛海
「お、来たね!
ささ、こっちへいらっしゃい?」

拓海
「うっス…」

拓海
(いた…この人があの棟方愛海か。直接対面すんのは初めてだぜ…)
242 : ◆Uziy.AhwOc :2017/10/23(月) 01:13:17.23 ID:+KyQCwqSO





愛海
「さて、あたしの方はもうマッサージの準備できてるからね。
そっちに布衣があるでしょ?それに着替えてちょうだい。」テキパキ

拓海
「分かったっす…」

拓海
(しっかし、不思議な感じだな。チューボーの頃にテレビで見てた棟方愛海と、こうして一緒の空間にいるってのは…
何つーか、距離感をはかりかねるぜ…)

愛海
「〜♪」テキパキ

拓海
(最近までマッサージの修業で海外にいたっていうが…この手慣れた風は、いかにも本職って感じだな…)

拓海
「…あー、ところで、この部屋何か不思議な匂いがしますね?花?みたいな…」

愛海
「これはインドネシアから取り寄せたお香の匂いだよ。心身をリラックスさせる効果があるんだ。
拓海ちゃんの好みに合わないんなら仕舞っちゃうけど?」

拓海
「あーいえ、大丈夫っす!そういうんじゃないんで。むしろ落ち着く匂いというか…」

愛海
「そう?なら良いけど…
ああ後、あたしに敬語とか使わなくてもイイよ?さっき堅苦しいのはナシだって言ったじゃん?」

拓海
「! いや、でもやっぱり先輩にそんな…」

愛海
「いーのいーの!年だって二つと離れて無いんだし。
マッサージってのはある種のコミュニケーションだからね。お互い自然体じゃないと!」

拓海
「(しまった、気い使わせちまったかな…しゃあねえ、ここは素直に気遣いを受け取ろう)
じゃあ、お言葉に甘えて…
改めて、今日はマッサージを宜しく頼むぜ。
…こんな感じでいいか?愛海さん。」

愛海
「うむ。まーだちょっとカタいけど…
ま、いいや。この愛海さんに任せておきたまえ?
あたしがマッサージして、身も心もほぐしてあげちゃうからね〜♪」

拓海
「…ちょっと言い方がイヤらしいぞ、愛海さん。」

愛海
「気にしなーい気にしなーい。
それじゃ、このベッドにうつ伏せになって?マッサージを始めるからね…」
243 : ◆Uziy.AhwOc :2017/10/23(月) 01:15:52.00 ID:+KyQCwqSO




愛海
「…ほーら、ここらへんとか良く効くでしょ?
(肩甲骨の下あたりを指圧する)」

拓海
「あっ!やあっ!
そこっそんなにされたらっ…変な声でるっ…!」

愛海
「いいんだよー我慢しなくて…声をこらえると身体が強張るからね…」クニクニ

拓海
「あっ駄目っ、あっ、ああっ…」



愛海
「さあ、身体を横に向けて。脚を前に開いて…」ギシッ

拓海
「ああ…こんな態勢…」

愛海
「腰からお尻、脚にかけての太い筋を伸ばしていくからね。ほら、ギューッと…」

拓海
「くっ、ふうっ…」



愛海
「拓海ちゃんのイイとこは…ここらへんかな…」モミモミ

拓海
(ああ…首筋…なんでこんなに気持ちいいんだ…)

愛海
「首にはね…太いリンパが通ってるんだ…ここを揉んでやると、全身のリンパの流れが良くなるの…
う?リンパ感じる…?」

拓海
「は…はい…」

拓海
(なんだか、気持ちよくて、ぼんやりして…意識が…)



拓海
「ふう…ふう…」トローン

愛海
「…さて、拓海ちゃんの身体も十分解れたし、そろそろイイかな…?」ゴウッ

拓海
「あぁ…愛海さん…手から、なんか…ひかってる…?」

愛海
「これは、いわゆる『気』だよ。霊力やアウラ、マナとか、呼び方は色々あるけど…
そんで、マッサージの仕上げに、今からコレを拓海ちゃんの身体に流し込むよ。
痛くないから心配しないで?むしろとっても気持ち良いから…」

拓海
「(ダメ…これ以上気持ちいいことされたら、アタシ、どうにかなっちまう…)
ちょ、ちょっと待って…アタシ、まだ気持ちの準備が…」

愛海
「大丈夫、大丈夫…
なーんにも考えないで…
流れ込むエネルギーの流れに逆らわないで…
穏やかな気持ちで、あたしに身を委ねて…
…さ、いくよ」ギュワッ

拓海
「…!!」

拓海
(あっ…これすげえ… からだ中を熱いのがめぐってる… 頭んなかまでほぐされちまって…
アタシ、もうなにも考えらんねえ…)


244 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/23(月) 10:31:32.49 ID:VpSRrQT60
普通にマッサージしてる筈なのに股間の血流が良くなっている(前屈み)
245 : ◆Uziy.AhwOc :2017/10/24(火) 00:16:46.35 ID:nSyskfDYO



拓海
「…」ポケー

拓海P
「おっ、いたいた!」

拓海
「!な、何だアンタか…どうかしたか?」

拓海P
「拓海、愛海さんのマッサージ受けてきたんだろ?どだったどだった?」

拓海
「ああ…そうだな…何というか…スゴかったよ。」

拓海P
「スゴかっただあ?何だ、えっちぃことか?」ニヤ

拓海
「ば、ばっか、そんなんじゃねえっつの!しょーもない発想してんな!
腕前の話だっ、腕前の!」

拓海P
「ほーん…」

拓海
「何だよその顔は!
つーか、元々アンタがアタシをこきつかうのが悪いんだろうが!」

拓海P
「…やー、イッパイ働かせちゃってスマンね?」

拓海
「ぜってえ悪いと思ってねえだろっ!
…ま、いいや。アンタも1度愛海さんにマッサージしてもらやイイのさ。そうすりゃ分かるよ。」

拓海P
「ああ、そうだな。その内にな…」

拓海
(…そんときは愛海さんに頼んでマッサージの様子をこっそり撮らせてもらおう。コイツの痴態なんぞ見たくもないが、からかいの種にはなりそうだ。
アタシはもうあんな恥ずかしいのはゴメンだがな!




…でもやっぱ、また今度愛海さんにお願いしようかな)
246 : ◆Uziy.AhwOc :2017/10/24(火) 00:28:17.62 ID:nSyskfDYO


幸子
「今晩は、愛海さん。」

愛海
「お、幸子ちゃんじゃーん。キリマンジャロはどうだった?」

幸子
「いやー、本当大変でしたよ。弾丸登山なんてするもんじゃありませんね。」

愛海
「んー?意外だね。もっとハードな条件の登山なんかいくらでもしてるでしょ?」

幸子
「いやまあ、主に参加者の皆さんのサポートがですよ。ほとんどの人が頭痛と吐き気で倒れそうになってるのに、皆さん絶対ついていくから大丈夫だって言って聞きませんでしたからね。
全員が登頂できるように、結局2日くらい延長しましたよ。」

愛海
「はー、大変だったねえ…というか、幸子Pさんの計画性が無茶苦茶なだけの気もするけど。」

幸子
「全くですよ…そのくせ、真っ先に潰れたのがあの人ってのがホントもうね…
まあ、ともかく。流石のボクでも、もう身体が凝ってしょうがありません。だからこうしてマッサージをお願いしに来たという訳です。」

愛海
「よーしオッケー、そんじゃ早速準備するねー。」
247 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/24(火) 09:53:05.04 ID:Oh7FS6Vr0
アイドルを極めると人の身にて人ならざる力を得るんだな
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