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サーバル「すごーい!ここが虚夜宮なんだね!」
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12 :
◆tvxQdLMsdY
[sage]:2017/09/25(月) 20:13:49.69 ID:8Xg0QX1CO
>>10
訂正
カピパラ→アルパカ
>>11
訂正
帰り刃→帰刃
13 :
◆tvxQdLMsdY
:2017/09/25(月) 20:21:19.70 ID:8Xg0QX1CO
ウルキオラ「いくぞ!」バッ
サーバル「滲みだす混濁の紋章
不遜なる狂気の器
沸き上がり・否定し・痺れ・瞬き・眠りを妨げる
跛行する鉄の王女
絶えず自戒する泥の人形
結合せよ 反発せよ 地に満ち己の無力を知れ!!
破道の九十 黒棺!!」
ウルキオラ「なん……だと……」
ズババババ
ウルキオラ「ぐぁぁぁー!」
サラサラー
14 :
◆tvxQdLMsdY
[sage]:2017/09/25(月) 20:26:53.55 ID:8Xg0QX1CO
サラサラサラー
ウルキオラ「………………」サラサラー
かばん「ウルキオラさん……」スッ
ウルキオラ(………これが……そうか……)スッ
サラサラサラー
ウルキオラ(この掌にあるものが………)
サラサラサラー
「心か」
サラサラサラー
スゥ
かばん「ウルキオラさん……」
サーバル「わーい!勝った勝ったー!たーのしー!」ピョンピョン
「ウルキオラに勝ったか」
サーバル、かばん「!」
15 :
◆tvxQdLMsdY
:2017/09/25(月) 20:37:36.53 ID:8Xg0QX1CO
コノハ博士「なかなかやりますね」
ミミズク助手「そうですね博士」
サーバル「博士!」
コノハ博士「でもかばんは返すのです」
ミミズク助手「我々はカレーが食べたいので」
サーバル「そんな……博士達がかばんちゃんを拐った黒幕だったのー!?」
かばん「……………」
コノハ博士「ちなみに崩玉は我々がカレーをかけてちょいしたのです」
ミミズク助手「ちょいちょいしたのです」
サーバル「崩玉?なにそれなにそれー!」
コノハ博士「とにかくかばんを返すのです。我々はカレーが食べたいので」
ミミズク助手「お前らポンコツは口を開けて雨と埃だけ食って辛うじて生きてろです」
サーバル「ひっどーい!」
サーバル「かばんちゃんは私と一緒にパークに帰るんだもん!」
かばん「サーバルちゃん……」
コノハ博士「やれやれ、仕方ないですね、助手」
ミミズク助手「そうですね博士」
シュンッ
サーバル「消えた……!すごーい!」
コノハ、ミミズク「…………」スッ
サーバル「!」クルッ
コノハ、ミミズク「………………」ブンッ
かばん「危ない!サーバルちゃん!」
16 :
◆tvxQdLMsdY
[sage]:2017/09/25(月) 20:45:37.78 ID:8Xg0QX1CO
スカッ
コノハ、ミミズク「!」
サーバル「…………え?」
「そっちは明後日の方向だよーハカセー」
コノハ博士「…………助手、これは………」
ミミズク助手「………ですね、博士…」
かばん「ど、どういう事……?博士達とサーバルちゃんの位置が………」
「危なかったねーサーバルー」
コノハ、ミミズク「!」
サーバル「フェネックー!」キラキラ
フェネック「はいよー」フリフリ
コノハ博士「………賢い我々には今起きてる状況が理解できるのです…」
ミミズク助手「ええ、博士…恐らくこれは………」
フェネック「ーさまさ逆」スッ
サーバル、かばん「!」
フェネック「………さーてと、アライさんの仇でもとらせてもらおーかなー」スッ
ズバッ
コノハ博士「ぐあっです!」
ミミズク助手「博士!」
フェネック「ふっふー♪」
17 :
◆tvxQdLMsdY
[sage]:2017/09/25(月) 20:54:10.15 ID:8Xg0QX1CO
コノハ博士「うっ……です…」ドサッ
ミミズク助手「博士ー!」
フェネック「さーてと、終わったよー」
サーバル「………な、なにやってるのフェネック……」
フェネック「……………えー?」
コノハ博士「」モヤッ
シュウウ
ボス「イタイヨ…フェネック……」ボロッ
フェネック「!?」
フェネック「ぼ、ボス……!?」
コノハ博士「………やれやれですね」
フェネック「!」
フェネック「そ、そんな……これはまさか博士の"大木葉木菟"が見せた幻覚……!?」
フェネック「じゃ、じゃあ…私がさっきまで切りつけてたのは………」
コノハ博士「ラッキービーストなのです」
フェネック「なん……だと………?」
コノハ博士「フェネック………いつから大木葉木菟を使っていないと錯覚していたのですか?」
ミミズク助手「我々は賢いので」
フェネック「!?」
18 :
◆tvxQdLMsdY
:2017/09/25(月) 21:02:12.38 ID:8Xg0QX1CO
ミミズク助手「耳木菟!」
ノビーン
かばん「刃が伸びた!」
サーバル「危ないフェネックー!」
フェネック「くっ」サッ
ミミズク助手「……避けたですか」
ミミズク助手「フェネック、私の耳木菟が最大どこまで伸びるか知っていますか?」
フェネック「!」
ミミズク助手「13qです」ドヤッ
フェネック「なん……だと………?」タラッ
サーバル「すごーい!」
フェネック「………だからどうしたのさー!アライさんの仇………」
コノハ博士「フェネック…あまり強い言葉を使わない方がよいのですよ?」
ミミズク助手「弱く見えるのですよ?我々は賢いので」
フェネック「…………………」
19 :
◆tvxQdLMsdY
:2017/09/25(月) 21:12:06.30 ID:8Xg0QX1CO
コノハ博士「さて、とっととコイツらを片付けて帰ってカレーを食べるのです助手」スッ
ミミズク助手「……そうですね。早く帰って博士とイチャイチャするのです」スッ
フェネック「くっ…」ガクッ
サーバル「へーきだよフェネック」ポンッ
フェネック「サーバル……」
サーバル「勝算はある……」
フェネック「勝算って……いったいどうするのさサーバル……」
サーバル「………博士達に勝つ方法……それは……」
サーバル「……私自身が"狻遥"になることだよ!」
フェネック「なん……だと………!?」
コノハ博士「お喋りは終わりです!」ダッ
ミミズク助手「覚悟するのです!」ダッ
サーバル「うみゃー!」バッ
フェネック「サーバルー!」
ドカッ
バキッ
かばん「……………」
かばん(ぼくはついて行けるのだろうか…………)
君のいない世界のスピードに………
END
20 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/25(月) 22:56:13.26 ID:wbJh0rRvo
よく分からなかったからちくしょう!
21 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/25(月) 22:57:27.73 ID:mgexVQnUo
勢いで笑った
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