輝子「LoveとLikeの境界線」

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/25(月) 12:41:01.51 ID:fWPEu8Bvo
アイドルマスターシンデレラガールズのギャグSSです

ーーーーーーーーーーーーーーーーー
ドア「ガチャ」

P「おはようございまーす」

ちひろ「ああ、プロデューサーさんおはようございます」

P「ちひろさん今日もお早いですね」

ちひろ「早起きは得意ですから。それに居るのは私だけじゃありませんよ?」

P「?」

輝子「お、おはよう…フヒ」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1506310861
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/25(月) 12:43:13.19 ID:fWPEu8Bvo
P「おう輝子か、おはよう」

P「ずいぶん早いな、というか今日オフじゃなかったか?」

輝子「き、今日は小梅ちゃんと幸子ちゃんと遊びに行く…」

輝子「それで、事務所で待ち合わせ…」

輝子「あ、あとキノコの世話もあるし…!早めに来た…!」
P「そうか…」

ちひろ「どうしたんですかPさん?目頭抑えて」

P「いや…超絶インドア美少女の輝子が友達と遊びに外に出かけるなんて…成長したなあと思いまして…」

輝子「だっ誰がび、美少女なんてやめろこんなキモイ奴に…!」

P「何で輝子はそんなに自己評価低いん?可愛いのに…」

輝子「そ、それはだって幸子ちゃんとか小梅ちゃんとか…皆可愛いし…私なんて…」

P「はいストップ。それ以上言ったら雪菜ときらりと美嘉と梨沙に頼んで超絶可愛いコーディネートしてもらう仕事入れるからな」

輝子「う、うぐぐ…」
P「ふっふっふ…これからも自分の発言には気を付けるこったなあ…」

輝子「この鬼畜プロデューサーめ…!」
輝子「な、なら私にも考えがあるぞ…」

P「なんだ言ってみるがいい…」フフ…

輝子「このエリンギはプロデューサーにはあげない…!」

P「………!?」
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/25(月) 12:44:53.01 ID:fWPEu8Bvo
P「ちょおまっ…それはズルいぞ!」

輝子「プロデューサーが悪いんだ…!変な仕事入れようとするから…!」

P「輝子がくれるキノコ無かったら俺給料日まで生きていけないんだぞ!?雨と埃くらいしか食うもんねえんだぞ!?」

輝子「ヒャアッハー!!ゴチャゴチャうるせえんだよ!!そんな毎月毎月私のキノコが無かったら生きていけない程何に金使ってんだァ!?」

P「森久保…限定…オエッ」

輝子「あっごめん」
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/25(月) 12:46:31.29 ID:fWPEu8Bvo
ワーワーギャーギャー
ドア「ガチャ」

小梅「お、おはようございまーす…」

幸子「おはようございます」

ちひろ「あら小梅ちゃんに幸子ちゃん。おはよう」

幸子「どうしたんですか?朝っぱらからこの騒ぎは…?」

ちひろ「いつも通り輝子ちゃんとPさんがイチャイチャしてるだけですよ」カタカタ

小梅「あの…今日輝子ちゃんと…お出かけの約束を…」

ちひろ「話は聞いてますのであの痴話喧嘩をそろそろ止めますかね…輝子ちゃーん2人が来ましたよー?」
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/25(月) 12:47:43.76 ID:fWPEu8Bvo
カフェにて

輝子「まったく…Pは…!」プンスコ

幸子「本当に輝子さんはプロデューサーと仲がいいですねぇ」

輝子「ん、まあ一応親友だからな…」

小梅「ね、ねえ…もしかして輝子ちゃんってプロデューサーのことす、好きだったりするの…?」

幸子(! 小梅さん…!踏み込んだ質問をいきなり…!?)
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/25(月) 12:48:54.09 ID:fWPEu8Bvo
輝子「ん、そうだなスキだぞ」

小梅「そ、そうなんだ…!」

幸子「ま、待ってください!そのスキってどちらのですか…!?」

輝子「どっちってスキに種類があるのか…?」

小梅「そ、そのいわゆるLoveとLikeどっちってやつ…!」

輝子「ラブ?ライク…?あんまりそういうのはわからないな…」

輝子「親友は親友だしスキなのは間違いないし…」

輝子「もちろん小梅ちゃんや幸子ちゃんもスキだしぼののちゃんや美玲ちゃんもスキだぞ…?」

輝子「幸子ちゃんはどうなんだ…?」

幸子「…へっ!?ボ、ボクですか!?」
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/25(月) 12:52:28.51 ID:fWPEu8Bvo
輝子「幸子ちゃんはプロデューサーのことスキか?」

幸子「まあボクに対して素っ気ない態度を取ったりスカイダイビングさせたり水浸しにさせたりあの人はボクに何をさせたいのかまったく分からないですしホント乙女心が分かってないというかいやっ別に嫌いではないですしむしろ好きな方というか…あの…」







幸子「す……好きです…」カァァ…

輝子「成程…」



輝子「それはラブかライクかどっちなんだ?」

幸子「まだ聞きます!?」
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/25(月) 12:53:20.66 ID:fWPEu8Bvo
幸子「こっ小梅さんはどうなんですか!?」

幸子「プロデューサーさんのこと好きなんですか!?」

小梅「ん…私?プロデューサーのこと好きだよ…?」

輝子「そうか…皆スキか…」

小梅「そうだね…幸子ちゃんもプロデューサーのこと大好きだって…」

幸子(何だか辱められている気分です…)カオマッカ
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/25(月) 12:54:08.03 ID:fWPEu8Bvo
輝子「んー…私はラブとかライクとかまだよくわかんないな…」

小梅「ここは大人の人に聞いてみたりすればいいんじゃないかな…?」

小梅「やっぱり恋愛とか経験豊富だろうし…」

幸子「身近な大人の人に聞いてみるのがいいかもしれませんね」

輝子「そうだな…そうしてみる…」







輝子「…と、いうわけでラブとライクの違いってなんだ?」

P「それを俺に聞いちゃうかー」
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/25(月) 12:55:59.39 ID:fWPEu8Bvo
輝子「身近な大人っていったらやっぱり親友かなって…」

P「まあそうかもしれんけど…」

P「まあ一般的に言えば異性として見てる場合の愛情をLoveというんじゃないのか?」

輝子「ううーむ…そこなんだけど…」

P「どうした?」

輝子「その…異性に向ける愛情っていうのがよくわかんないんだ…」

輝子「Pは男だろ?ならこのスキはラブになるのか?でも事務所の皆へのスキはPへのスキと変わらないと思うんだ…」

輝子「事務所の皆は女の人が多いし…これがライクならラブとの違いが全く分からないぞ…?」

P「んーそうか…じゃあこうしよう」

輝子「どうするんだ?」

P「数字はうそをつかないっていうだろ?」









P「…というわけで晶葉、なんかいい感じのロボを作ってくれ」

晶葉「いきなりラボにやってきて自分勝手だなキミは」
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/25(月) 14:45:59.58 ID:nrXeW5GeO
どやくぼは無料10連期間中に舞い降りてきてくれた天使だった
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/25(月) 15:55:05.01 ID:s0ZET7L40
どやくぼは無料中は来なかったけど
その次の課金10連一発目に舞い降りてくれた天使
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/25(月) 18:15:38.60 ID:rI7qs/ldO
天使のような悪魔ですね
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/25(月) 23:09:22.07 ID:hcCQ+RLno
無料期間終了後のなけなし10連爆死のあとのやけくそ単発で来てくれた
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/25(月) 23:46:30.17 ID:rjUScJISo
P「愛というものをわかりやすく教えられるロボがあれば輝子にも説明出来るだろう」

晶葉「そんなもん作れるわけないだろう…何を言ってるんだ君は」

P「作れないの?天才なのに?」

晶葉「天才でも作れん」

晶葉(私も上手く伝えられないのに教えられるわけないだろう…)

P「安心しろ晶葉の愛情はちゃんと感じているぞ」

晶葉「人の思考を読むな!!!」
16 : ◆sgT0nL3Dqk [sage]:2017/09/25(月) 23:50:10.55 ID:rjUScJISo
酉付けます

ーーーーーーーーー

晶葉「それに!感情を目に見えるように分析する技術はあるにはあるがそれはまだ研究段階だ!」

晶葉「愛を測定し伝えるようにするなんて難しいもんは出来ん」

晶葉「それこそ志希に作ってもらえばいいだろう」


晶葉「媚薬という形になるだろうが」

P「それを見越してこっち来たんだよ」
17 : ◆sgT0nL3Dqk [sage]:2017/09/25(月) 23:52:15.84 ID:rjUScJISo
P「まあまあそんなこと言って実は作ってあったりするんでしょ?」

晶葉「ない!」

P「本当に〜?」

晶葉「無いモノは無い」

P「そんなこと言わないで出してくれよ〜アキえも〜ん」

晶葉「ええい!タヌキ型ロボットみたいに呼ぶな!」

輝子「ネコ型だけどな…」
18 : ◆sgT0nL3Dqk [sage]:2017/09/25(月) 23:53:17.12 ID:rjUScJISo
P「頼むよ〜輝子が悩んでるんだよ」

輝子「た、頼む…」

晶葉「ううむ…」







晶葉「…まああるにはあるが」

P「ヒャッホウ流石俺たちの晶葉だ!」

輝子「私たちにはできないことをやってくれるな…フヒ」
19 : ◆sgT0nL3Dqk [sage]:2017/09/25(月) 23:55:20.07 ID:rjUScJISo
晶葉「えーっとこの辺に…あったあった」

晶葉「ちょっと調整させてくれ」カチャカチャ

輝子(なんだろうな…あれ…)

P(野球で使うスピードガンみたいだけどな…)

晶葉「よしできたぞ!「信頼度測定装置」だ!」ババーン

輝子「おおー」パチパチ

P「晶葉といえばこのセリフ感あるよな」パチパチ
20 : ◆sgT0nL3Dqk [sage]:2017/09/25(月) 23:59:28.84 ID:rjUScJISo
晶葉「これは対象にかざしてスイッチを入れるとその人物の体温、脈拍、呼吸、声紋などを解析してその人に関する感情を数値化する」

晶葉「パーティグッズとして作ったものだから数値にあまり信頼は出来ないが大体100ぐらいの値が出ればその人のことを信頼していると思っていい」

P「数値が高いほど信頼してくれている…ってことか?」

晶葉「うむ。例えば100を友愛とすればそれ以上の数値は…」

P「友愛ではない別の感情かもしれんと」

晶葉「そういうことだ」

晶葉「いらぬ争いを生み出すかもしれないから本当は出したくなかったが…輝子の頼みだ、致し方あるまい」

P「争い?なんだそれ」

晶葉「助手のような朴念仁には関係ない話だ」

P「晶葉が冷たい」
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/26(火) 10:22:56.55 ID:8HvKKMBD0
自分が充実してるからかリア充を糾弾出来なくなってる輝子が色を知るようになったか…(父親的目線)
22 : ◆sgT0nL3Dqk [sage]:2017/09/26(火) 20:30:17.17 ID:ntU3WoPSo
P「じゃあ早速輝子に使ってみよう」

輝子「ちょ、ちょっと待ってくれ…!」

P「どうした?」

輝子「いきなり私に使うのは…その…緊張する…」

輝子「その…あれだけ親友親友言ってて…100出てなかったら…どうしようって…」

晶葉「ならばテストでもしてきたらどうだ?」

輝子「て、テスト?」
23 : ◆sgT0nL3Dqk [sage]:2017/09/26(火) 20:34:39.82 ID:ntU3WoPSo
晶葉「完成はしていたがテストしていないんでな、変な数値が出るかもしれない」

晶葉「私が作ったものだから故障なんてありえないと思うが事務所の皆を測定してテストしてくればいい」

晶葉「それで時間をおけば輝子も心の準備が整うだろう」

P「成程、名案だな流石天才だ」

P(ご褒美に今度かわいいどうぶつコスプレショーの仕事入れてやろう」

晶葉「はっはっはそれほどでも…今何か言わなかったか?」
24 : ◆sgT0nL3Dqk [sage]:2017/09/26(火) 20:44:46.46 ID:ntU3WoPSo
晶葉「試しに私を測定してみるといい」

晶葉「正常なら100程度の数値が出るはずだ」

晶葉(さっき調整したからな)

P「100程度が出ると思っているという事は晶葉は俺の事を友人だと思ってくれているワケか」

晶葉「助手は大切な友人だからな」

P「俺はそれ以上の関係でもいいんだぜ…?(イケボ)」

晶葉「ええい!からかってないで早く測定しろ!///」

輝子「じゃあ計ってみよう…えーと…電源入らないぞ…?」

P「ん?ちょっと輝子貸してみ」

晶葉「あーそういう時はだな一度スイッチをOFFに…」

P「えーっと…」ガチャガチャガチャガチャ

晶葉「おい助手…あまり乱暴にするなよ?」

ビーーーーー!
P「うおっ!」

輝子「フヒッ!」

晶葉「!」
25 : ◆sgT0nL3Dqk [sage]:2017/09/26(火) 20:53:49.27 ID:ntU3WoPSo
ポーン

P「あっ大丈夫だ電源入った」

輝子「あ、焦った…」

晶葉「助手よあまり機械を乱暴に扱ってくれるな」

P「すまんすまん、さて晶葉の親愛度を測定してみようか」

ピッ

輝子「ど、どうだ?親友…」

晶葉「まあ100程度の値が出ただろう?それが大体の友愛を表わす…」

P「212」







晶葉「…は?」
26 : ◆sgT0nL3Dqk [sage]:2017/09/26(火) 20:54:36.48 ID:ntU3WoPSo
P「212だ」

輝子「100以上の数値…つ、つまり晶葉ちゃんは親友のことがスキなんだな…!」

晶葉「」

輝子「100の2倍はあるからこれはもう親友のこと大スキじゃないか…!!!」

晶葉「」














晶葉「」
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/26(火) 23:45:13.64 ID:BGJccqNBo
やはり博士は乙女
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/01(日) 13:33:17.74 ID:pynCdsppo
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