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王女「国が滅んだので安価で再建する」
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50 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/23(土) 21:36:20.49 ID:aF/B3DK60
お風呂にリヴァイアサンが潜んでるんで気を付けて
51 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/23(土) 21:44:29.55 ID:sPKMMaaz0
王女「何よそれ」
女学者「リヴァイアサンはリヴァイアサンですよ!」
女学者「偉大なる水の竜にして大海原の主! ちょー最強なんですよ!! こう…水をぶばばどーんって……!」
王女「あーはいはい、気をつけとくわー」
女学者「な、なんか適当な反応で悲しいです……」ショボン
王女(そんなんいる訳ないでしょ)
《浴室》
王女「なかなか立派な浴室ね」
王女「!? な、なにあれ……」
王女「あれがまさか…リヴァイアサン!?」
お風呂にいたもの(外見)
>>52
52 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/23(土) 21:44:53.64 ID:lwH257ajO
ブリザードドラゴン
53 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/23(土) 21:44:55.84 ID:cM/uPC860
マンボウ
54 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/23(土) 21:48:43.72 ID:sPKMMaaz0
氷竜「ガルル…」
王女「全然潜んでないわよ!」
王女「なんて言ってるじゃないわ! 本物の竜じゃないの!」
王女「ど、どうしましょっ……!?」
王女「
>>55
」
55 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/09/23(土) 21:49:48.08 ID:vuIU/fzA0
たたかう
56 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/23(土) 21:49:52.04 ID:njHLQJ7h0
話しかけてみる
57 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/23(土) 21:49:56.41 ID:c3cBr5Xoo
氷属性なんだから、お風呂を焚けば解けるでしょうね
58 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/23(土) 21:57:21.24 ID:sPKMMaaz0
王女「くっ! や、やろうっての!?」
氷竜「……」
王女「いいわ! 上等じゃない!」
王女「私は王国軍式体術をかじってるの…そう易々とやられてやる私じゃないわよ!」
氷竜「がう! がう!」
王女「ほ、吠えたって微塵も怖くないわ!」
王女「いいからかかってきなさいよ、この氷トカゲが!!」
氷竜「ぐるおおおおお!!」
王女HP:30
↓コンマ
偶数…攻撃回避
奇数…直撃(5ダメージ)
59 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/23(土) 21:57:36.12 ID:KMEZgJemO
あ
60 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/23(土) 21:59:53.47 ID:XOfiPLgko
ペットじゃね
61 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/23(土) 22:00:23.17 ID:sPKMMaaz0
スカッ
王女「遅いッ!」
氷竜「ガルルルル!!」
王女「今度はこちらから行かせてもらうわよ」
王女「
>>62
」
62 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/23(土) 22:00:38.82 ID:KMEZgJemO
色仕掛け
63 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/23(土) 22:06:09.73 ID:sPKMMaaz0
王女「……くっ! 致し方なし!」
王女「それにトカゲ相手なら幾分気が楽だわ!」
王女「えいっ」
バサッ…(バスタオルを取った音)
氷竜「……」
王女「ど、どう!?」
王女「一国の姫の一糸纏わぬ裸よ! これで魅了されないオスなんかいないわ!」
王女「さあひれ伏しなさい!!」
↓コンマ
00〜30…魅了成功(手懐ける)
31〜60…魅了失敗(攻撃される)
61〜99…女学者乱入
64 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/23(土) 22:06:30.51 ID:Jk3x2weao
a
65 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/23(土) 22:06:32.81 ID:URDnSrm+O
あ
66 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/23(土) 22:07:14.50 ID:zZj14Aj30
知ってた
67 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/23(土) 22:10:46.14 ID:sPKMMaaz0
氷竜「ガルルッ!」
王女「なっ! 効かない!?」
王女「そんな…人間の女の裸に興奮するのはオークぐらいしか居ないとでも言うの……?」
ブンッ
王女「くうううう! 全裸損じゃないのよー!!」
王女HP:30
↓コンマ
偶数…攻撃回避
奇数…直撃(5ダメージ)
68 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/23(土) 22:10:50.23 ID:URDnSrm+O
よい
69 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/23(土) 22:11:59.11 ID:XfCJQdqVO
あかんこのままじゃ死ぬぅ
70 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/23(土) 22:14:44.62 ID:sPKMMaaz0
王女「いぃっ……!!」
王女(避けきれず右腕に爪が!)
王女HP:30-5→25
氷竜「……」
王女「女に…それも王族に手傷を負わせるとは」
王女「お前は万死に値するわ!!」
氷竜「がうっ!!」
王女「
>>71
」
71 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/23(土) 22:15:09.03 ID:XfCJQdqVO
踏みつけ
72 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/23(土) 22:22:21.22 ID:sPKMMaaz0
王女「これでも跳躍力には自信があるの!」
王女「そおい!」ピョーン
氷竜「!?」
王女「喰らえトカゲッ! これが全力の…」
王女「かかと落としだあああああああ!!」
氷竜HP:100
↓コンマ
偶数…回避される(王女に5ダメージ)
奇数…直撃(コンマ分ダメージ)
ゾロ目…倒す
73 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/23(土) 22:22:30.17 ID:XfCJQdqVO
な
74 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/23(土) 22:22:30.46 ID:Jk3x2weao
あ
75 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/23(土) 22:25:24.81 ID:sPKMMaaz0
氷竜「きゃいんっ!」
氷竜HP:100-17→83
王女「あんま効いてなさそうね……」
王女「でもちょっと隙ができたわ!」
王女「
>>76
」
76 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/23(土) 22:25:34.58 ID:zVZUEdf2O
ここでしつけ
77 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/23(土) 22:31:20.29 ID:sPKMMaaz0
王女「そこに直りなさいっ!」
氷竜「……?」
王女「いいから!」
氷竜「……」チョコン
王女「いい? 無闇に人に襲い掛かってはいけないのよ?」
王女「わかる?」
氷竜「……」
王女「分かったなら早く出ていって欲しいわ」
王女「私はただ…お風呂に入りたいだけなの……」
↓コンマ
00〜30…しつけ成功!(お風呂から立ち去る)
31〜60…しつけ失敗!(不意打ちで5ダメージ)
61〜99…やっとこさ女学者乱入
78 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/23(土) 22:31:28.96 ID:CfnZZA7Uo
うぃ
79 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/23(土) 22:35:47.06 ID:qIxE4L9S0
腕に傷を負った状態でもなお風呂に入ろうとするのか…
80 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/23(土) 22:42:04.69 ID:sPKMMaaz0
女学者「お風呂長いですねー、どうかしましっ……て」
女学者「ええええええええ!?」
王女「ようやく飼い主さんの登場ね」
女学者「そっ、その腕の傷は!?」
女学者「まさか戦ったんですか!? 馬鹿ですか!? 馬鹿なんですね!?」
王女「だ、だって襲われたから……」
女学者「だからって竜に立ち向かう馬鹿がいますか!」
女学者「お姫様なのに脳筋なんですかぁ!?」
王女「あう……」
氷竜「くぅーん」
女学者「おーよしよし、痛かったねー」ナデナデ
氷竜「……ゴロゴロ」
女学者「……全く、さっさと私を呼べばいいものを。ちょっと驚かせてやろうと思っただけなのに、とんだ大事にしてくれましたね!」
王女「う、申し訳ない……」
女学者「ほら…治癒の魔法をかけてあげますから腕貸してください」
王女「ありがとう」
81 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/23(土) 22:47:44.38 ID:sPKMMaaz0
《1時間後》
王女「いいお風呂だったわぁ」
女学者「……」ジトー
王女「さ、さっきは悪かったわよ!」
女学者「はぁ…もう夜も遅いですし早く寝ましょう」
王女「あれ? 従者はどこ?」
王女「さっきまで寝てたけど……」
女学者「起きる気配が全く無かったので先に寝室に連れていきましたよ」
女学者「……重かったです」
王女「そうなの…それはどうも」
女学者「で、姫様はどうするんですか?」
女学者「あいにくと部屋は少ないので、私と一緒に寝るか従者さんと一緒に寝るかの二択ですが」
王女「
>>82
」
82 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/23(土) 22:48:14.79 ID:Ijweg1lXo
女学者と
83 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/23(土) 22:48:19.73 ID:qIxE4L9S0
女学者
84 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/23(土) 22:58:18.30 ID:sPKMMaaz0
女学者「そうですか、私と……」
王女「何?」
女学者「……変なことしないでくださいね?」
王女「お前が言うな」
《女学者の寝室》
王女「狭い」
女学者「ククク…申し訳ないですね! ベッドが一つしかなくて!」
女学者「姫様を床で寝かせる訳にもいきませんし…やむ無しです」
王女「あなたが床で寝る選択肢は?」
女学者「……追い出しますよ?」
王女「ごめんなさい」
女学者「はぁ…でも暖かいです……人肌なんて子供の時以来ですねー」
王女(……そういえばこの子のこと…名前と職業以外はさっぱりね)
王女(これから一緒に住むのだから、お互いのことを知るのは重要ね。何か質問でもしてみようかな……)
王女「
>>85
」
85 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/23(土) 22:58:38.72 ID:qIxE4L9S0
彼氏います?
86 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/23(土) 22:58:40.76 ID:LID/v6940
ご趣味は?
87 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/23(土) 23:01:33.35 ID:sPKMMaaz0
女学者「彼氏ですか? ククク……」
女学者「クーックックックッ!!」
女学者「……
>>88
」
88 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/23(土) 23:01:59.69 ID:zVZUEdf2O
いねーーよ!!!
89 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/23(土) 23:02:27.01 ID:njHLQJ7h0
いるかボケェ!
90 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/23(土) 23:02:31.81 ID:YbtC3ojI0
女義賊ちゃん・・・・
91 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/23(土) 23:03:03.69 ID:Dky8ohsi0
あら、秘密よ、もう少し男磨いて格好良くなったら教えてあげる
92 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/23(土) 23:14:23.51 ID:sPKMMaaz0
女学者「居ない歴=年齢ですけど何か?」
王女「えっ…可愛いしてっきり居るものかと思ってたわ」
女学者「あ、そうですか? ……でへへ」テレテレ
王女「照れた顔も可愛いのね」
女学者「は、はぁ!? 別に照れてませんよ! この私が可愛いのは自明の理でしたし!」
女学者「そんな私が彼氏できないのは…そう!」
女学者「偏見のせいです!」
王女「偏見……?」
女学者「はい…なんか私、周りの人に頭がおかしいと思われているようで」
女学者「変な研究をしてる危ない奴って言われてるそうなんですよ! 風評被害甚だしくないですかぁ!? 邪竜召喚のどこが変なんですか、全く!!」
王女(いや充分頭おかしいと思うけど……)
女学者「……ま、でもぉ……別に?」
女学者「彼氏なんて研究の邪魔ですし、居なくても困りませんけどね!! ククク!!」
王女「そ、そう」
女学者「で? 姫様はいらっしゃるんですか? 彼氏ぃ」
王女「そんなもの…私だって居ないわよ」
女学者「えー? でも従者さんはぁ?」
王女「あれはただの従者。それ以上でも以下でもない」
女学者「ふーん?」ニヤニヤ
王女(腹立つ顔してるわね……可愛いけど)
王女(……まだ質問してみようかしら?)
王女「
>>93
」
93 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/23(土) 23:14:44.91 ID:H5vkXGufO
ところで私の服をどこへやったのよ
94 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/23(土) 23:14:54.41 ID:aF/B3DK60
女義賊とはどういう関係?
95 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/23(土) 23:18:57.50 ID:sPKMMaaz0
女学者「服ですか?」
王女「そうよ! あの玄関先で脱がされたやつ!」
王女「あえて今までツッコまなかったけど……」
王女「冷静に考えて今なお下着姿なのはおかしいわよねぇ!?」
女学者「いや冷静に考えなくてもおかしいですよ?」
王女「いいから早く返しなさいよ!」
王女「服を着させなさいよ!」
女学者「
>>96
」
96 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/23(土) 23:19:32.66 ID:XenilfJ70
今夜は百合しましょう
97 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/23(土) 23:33:34.84 ID:sPKMMaaz0
王女「ちょっ……」
王女「な、何を言ってるの……?」
女学者「服は明日返しますので」
女学者「今夜はこうして……」ダキッ
王女「あっ……」
女学者「いちゃいちゃしましょうよ? ……くひひ!」
王女「……ま、まあ、抱きつくだけならいいわ」
王女「それ以上は許さないからね……?」
女学者「はいはーい」ギュッ
王女「……///」
女学者「こうして間近で見ると…私ほどではないですが、姫様も可愛いですね……くふっ、食べちゃいたいくらい!」
王女「も、もういいから寝なさいよ!!」
女学者「んーもう少し匂いを堪能してからぁ」クンクン
王女「こ、このっ……!///」
王女(私の方こそ貴女の匂いを……って)
王女(い、今何考えたの私っ……? どうしちゃったのよ私ぃぃ!?)
女学者「おっと手が滑りましたー!」
王女「ひゃあっ…… ど、どこ触ってっ……!!」
王女「そ…そこは駄目ぇぇぇぇ!!///」
一方その頃…
《従者の寝室》
従者「……独りぼっちは、寂しいっす」
氷竜「がう!」
従者「えっ!?」ビクッ
98 :
◆d0sNTotDiE
[saga]:2017/09/23(土) 23:35:21.97 ID:sPKMMaaz0
今日は寝るっす! また次回
99 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/23(土) 23:35:45.80 ID:aF/B3DK60
なるほど、氷竜×従者か…
100 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/24(日) 02:09:46.37 ID:tS1VN3/Do
乙ー
101 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/24(日) 09:31:46.03 ID:OKnSDiOLO
期待
102 :
再開
◆d0sNTotDiE
[saga]:2017/09/24(日) 18:15:05.17 ID:cZ8X2IcD0
《翌日》
従者「姫様、おはようござ…えぇ!? まだ下着姿なんすかぁ!?」
王女「眼福でしょう?」ゲッソリ
従者「いやもはや引きますって。後なんでそんなに精気を失ったお顔をされてるんすか……?」
王女「聞かないで」
従者「え?」
女学者「クーックックックー!」ツヤツヤ
女学者「さあ今日も一日張り切っていきますよー!」ツヤツヤ
従者「あっ…ふーん」
王女「……それで、私達のこれからだけど」
従者「ああ、王国再建のお話っすね! では今日は丸一日その計画を立てるということで……」
女学者「ククク…その前に貴女達にはやってもらいたいことがありますよ!」
王女「えっ」
女学者「あれ、忘れちゃいました?」
女学者「貴女達を家に置いておく代わりに、私の研究に使用する触媒を集めてきてもらうと! ……そう言いましたよね?」
王女「そうね、そうだったわ……」
従者「しょうがないっすね、姫様。ここは家主に大人しく従っときましょう」
王女「ええ……で? 私達は何を持ってくればいいのかしら?」
女学者「
>>103
」
103 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/24(日) 18:17:01.52 ID:ufAoILY/O
ハーピィの陰毛
104 :
◆d0sNTotDiE
[saga]:2017/09/24(日) 18:20:07.14 ID:cZ8X2IcD0
従者「い、陰毛っすか…ひょえー!」
王女「貴女の頭は年中ピンクなの?」
女学者「失礼な!! 陰毛だって立派な触媒なんですよ!?」
女学者「それもハーピーの陰毛には素晴らしい効力があるんですからねっ!」
王女「……どんな効力が?」
女学者「
>>105
」
105 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/24(日) 18:21:55.92 ID:9NYA+tGz0
魅力倍増
106 :
◆d0sNTotDiE
[saga]:2017/09/24(日) 18:27:02.45 ID:cZ8X2IcD0
王女「魅力ぅ?」
女学者「何ですかその訝しげな態度! 魅力倍増の魔法薬もちゃんと需要はあるんですよ?」
女学者「倦怠期の夫婦とか、意中の人を落としたい人とか!」
女学者「まあ私は元から魅力溢れる罪な女! なので! 必要ないですけど! くふふっ……!」
王女「お、おう」
従者「それでその、ハーピィの陰毛はどこ行けば手に入るんすか?」
女学者「
>>107
」
107 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/24(日) 18:29:12.03 ID:Oy+SkoSZo
ここから馬車で二日ほど行った先の山岳地帯
108 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/24(日) 18:29:44.86 ID:PR+wUp+Vo
大聖者の森林
109 :
◆d0sNTotDiE
[saga]:2017/09/24(日) 18:37:50.59 ID:cZ8X2IcD0
王女・従者「」
女学者「ああ、馬車代なら私が出すので心配しないでください!」
王女「いや…私達が心配してるのはそっちじゃなくて……」
女学者「え?」
従者「山岳地帯に向かうってことはあれっすよね?」
従者「俺達の手でハーピィをハント……的な?」
女学者「ククク…その通り!!」
王女「その通り!! …じゃないわよ!」
王女「王族を危険な魔物と戦わせるというの!?」
従者「そーっす! そーっす!」
女学者「えー? でも今の姫様の立場は私に養われる…いわゆるヒモ! ってやつですしぃ?」
王女「うっ」
女学者「それに昨日なんかぁ、果敢にうちのリヴァイアサンと戦ってらしたじゃないですかぁ? んー?」
王女「うぐぅっ……!!」
従者「えっちょ…リヴァイアサンと戦ったって!? なんすかそれ!? 俺が寝てる間に一体何が……!?」
王女「……行くわよ、従者」
女学者「くふふっ!」
従者「ま、まじすかぁ!?」
王女「貴方はハーピィくらい…倒せるわよね?」
従者「
>>110
」
110 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/24(日) 18:38:18.53 ID:imiPqs9c0
指先1つでダウンですよ
111 :
◆d0sNTotDiE
[saga]:2017/09/24(日) 18:47:28.48 ID:cZ8X2IcD0
従者「ふふんっ」ドヤァ
王女「貴方の口から初めて頼もしい言葉が聞けたわ!」
従者「ぐっ…さ、最近は鳴りを潜めてましたが、俺本当は有能なんすよ!」
女学者(それ自分で言っちゃいます?)
従者「最優の従者たる所以を、とくと姫様に見せつけてやります……!!」
王女「そう、期待してるわよ…従者」
女学者「それじゃあ私は馬車の用意をしてくるので、それまで旅の準備をしていてください」
女学者「食糧とかその辺りはこちらで手配しますが、それ以外に何か必要そうなものがあったら、勝手に家から持っていっても構わないので!」
王女「分かったわ」
従者「恩に着るっす!」
女学者「ではではー!」
女学者「……お二人でごしっぽ――ごゆっくりー!」
王女「何言いかけてくれてんのよ!」
従者「? 何してるんすか姫様、早く準備するっすよ」
王女「わ、分かってるわよ!」
女学者の家から持っていくもの
>>112
と
>>113
112 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/24(日) 18:48:21.95 ID:GwdOJQpoO
ビキニアーマー
113 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/24(日) 18:48:54.63 ID:glNwxIIeo
冒険者の服
114 :
◆d0sNTotDiE
[saga]:2017/09/24(日) 18:58:45.85 ID:cZ8X2IcD0
王女「あーっ!」
従者「な、なんすか急に雄叫びを上げて」
王女「そんな猛々しい声でも無かったでしょ!」
王女「いや、あの学者! 明日になったら私の服を返すとか言っといて、どっか行っちゃったのよ!」
従者「ああ…そういえば姫様が下着姿でいるのに慣れつつありました」
王女「そんなものに慣れないで!」
従者「どこに隠したか検討つきませんし…とりあえずこれを着て行きましょうよ」
王女「……なにこれ」
従者「ビキニ……アーマーっすね!」
王女「一瞬鎧かどうか迷ったわよね? わかるわよ? ……鎧にしては面積が小さすぎる!」
従者「えー? でも着るものって言ったらそれしかないっすよ?」
王女「あの子の家は一体何なの……」
王女「…ん? その服とか良さそうじゃない?」
従者「ああ、この冒険者の服っすか?」
従者「でも先に見つけたのは俺なんで、俺が着ていくっす!」
王女「ち、ちょっと! それを私に寄越しなさいよ!」
従者「えぇ!? 姫様にはビキニアーマーがあるじゃないっすかぁ!」
王女「あんなもの着ても着なくても下着姿みたいなものなのよぉ! 交換しなさいよ交換!」
従者「俺にビキニアーマーを着ろと!? 正気の沙汰じゃないっすー!」
王女「誰もそんな気色悪いこと言ってないわよ!」
王女「大体貴方は既に服を来てるでしょ! 立派な執事服を!」
従者「立派な執事服だからこそあんまし汚したくないんすよー!」
王女「ええい、この使えない従者め!」
―――この醜い押し問答は一時間近く続いた
115 :
◆d0sNTotDiE
[saga]:2017/09/24(日) 19:12:06.88 ID:cZ8X2IcD0
《城塞都市・入口》
女学者「あ、やっと来まし……ぶふぉ!」
王女「笑ったわね……?」←ビキニアーマー
女学者「な、何ですかその格好! あははは! …じゃなかった、ククク……!」
王女「誰のせいよ誰の!」
女学者「あぁ、そう言えば服を返してませんでしたね! ……まあ、その格好もお似合いですよ? ぶふっ…ククク」
従者「そうそう! 白い肌に赤いビキニアーマーが生えてお綺麗っすー! ……うくくっ!」
王女「……ハーピィの前に貴女達の陰毛を採取してやりましょうか?」
女学者「悪かったですって!」
女学者「あっ…紹介が遅れました! こちらがしばらくお二人と行動を共にされる馬車の御者さんです!」
御者「……宜しく」
王女「こちらこそ宜しくお願いします」
従者「宜しくっす」
王女(寡黙そうな人ね……)
御者「……」←笑いこらえてるだけ
女学者「それじゃあお二人共お元気で! 帰ってきたら私の熱い抱擁と接吻が待ってますよー!」
従者「まじっすかぁ!?」
女学者「あっ、従者さんはリヴァイアサンの接吻です」
従者「何でぇ!?」
王女「……御者さんを待たせておくのも悪いから、早く行くわよ」
道中イベント
↓コンマ
00〜20…野盗に襲われる
21〜80…何事もなし(野営へ)
81〜99…ハーピィの群れに襲われる
116 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/24(日) 19:13:50.90 ID:ie+aBZ3B0
はい
117 :
◆d0sNTotDiE
[saga]:2017/09/24(日) 19:25:45.67 ID:cZ8X2IcD0
従者「俺達は王国再建しなくちゃならないってのに、こんな長い行程の依頼をするなんて酷いっすよ!」
王女「そうね、でもあの子に養われてる以上しょうがないことよ」
王女「長い移動時間を有効活用して、今ざっと計画を立ててしまいましょう」
従者「そうっすね! まず再建に必要なのは……」
王女「金、人材、どこかの国の後ろ盾……」
王女「ぱっと思いつくのはそれくらいかしら?」
従者「どれもそう簡単には手に入らないものばっかりっす」
王女「我が国と国交のあった所に行こうにも、私が王女であるという証が無いのよね」
王女「本当に、今の私達は全てをなくしてしまっている状態……」
王女「何か大きな事をして有名にでもなれば、お金も地位の高い人に会う権利も得られるだろうけど……うーん」
御者「た、大変だ二人共!」
従者「どうしたっすか?」
御者「は、は、は……」
王女「は?」
御者「 ハーピィの群れだ!! 」
王女「な、何ですってぇ!?」
従者「……どうやら思ったよりも早く、俺の力を姫様に見てもらえる日が来たようですね」
王女「何言ってるの従者! さすがに群れ相手じゃ勝てないわよ!」
従者「いいから姫様はそこで見ていてください。あ、御者さんも」
御者「し、しかし……」
従者「それじゃ姫様、行ってくるっす!!」
王女「ち、ちょっとぉ!」
118 :
◆d0sNTotDiE
[saga]:2017/09/24(日) 19:33:03.70 ID:cZ8X2IcD0
ハーピィA「ニンゲン! ヒトリ!」バサッバサッ
ハーピィB「バカメ! バカメ!」バサッバサッ
従者「馬鹿なのは己と相手の力量差を測れない者っすよ」
ハーピィA「キンパツ! ナマイキ!」
従者「……さて」
従者(数は10匹くらいか…結構いるっすね)
従者(一匹ずつ相手にすればいけるっすか……?)
従者「ふぅ、さあ…いつでもいいっすよ?」
従者「―――指先一つでダウンさせてやるっすッ!」グッ
↓コンマ
偶数…ハーピィ殲滅
奇数…苦戦
ゾロ目…逆にダウン
119 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/24(日) 19:34:55.22 ID:PR+wUp+Vo
ゆう
120 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/24(日) 19:35:28.67 ID:glNwxIIeo
ぬ
121 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/24(日) 19:40:06.71 ID:PR+wUp+Vo
有能(無能)
122 :
◆d0sNTotDiE
[saga]:2017/09/24(日) 19:40:21.68 ID:cZ8X2IcD0
従者「数の暴力には勝てなかったよ……」
従者「ぐふっ……」ドサッ
王女「従者ーッ!?」
御者「も、もうおしまいだ! 俺はここで……!」
王女「わ、私がやるしかないっていうの!?」
ハーピィA「コウフク! シロ!」
↓コンマ
00〜40…姫様Fight
41〜80…誰か助けにくる
81〜99…立ち上がる従者
123 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/24(日) 19:40:51.16 ID:9V3tOlKK0
女義賊ちゃん来てくれれば
124 :
◆d0sNTotDiE
[saga]:2017/09/24(日) 19:45:13.26 ID:cZ8X2IcD0
王女「―――やってやるわよぉッ!!」ドンッ
御者「!?」
ハーピィA「ニンゲン! バカ! オンナ! ヨワイ!」
王女「……舐めないでよ鳥風情が」
王女「その腹立たしい顔を苦痛に歪めて、後で焼き鳥にして喰ってやるわッ!」
ハーピィA「ヤッテミローッ!」バサッ
王女(愚直に突進! 避けるのは容易い―――)
王女HP:30
↓コンマ
偶数…カウンターで一体仕留める
奇数…直撃(5ダメージ)
ゾロ目…誰かが殲滅してくれる
125 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/24(日) 19:45:30.28 ID:glNwxIIeo
ぬ
126 :
◆d0sNTotDiE
[saga]:2017/09/24(日) 19:52:25.52 ID:cZ8X2IcD0
王女「おりゃああああ!!」バキッ
御者「み、見事なアッパーが的確にハーピィの顎を捉えたっ……!!」
御者「これは効いたぞッ!」
ハーピィA「」ドサッ
王女「まずっ……一人っ……!!」
ハーピィB「スコシハ ヤルヨウダナ」
ハーピィB「ダガ ワタシト……!」
ハーピィC「ワタシノ……!」
ハーピィBC「「ツインアタック ガ カワセルカッ!!」」
王女「何でもいいから来なさいよぉーッ!」
王女HP:30
↓コンマ
偶数…カウンターで二匹仕留める
奇数…直撃(10ダメージ)
ゾロ目…誰かが殲滅してくれる
127 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/24(日) 19:52:41.94 ID:j7AK3C+7o
あはん
128 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/24(日) 19:58:11.58 ID:PR+wUp+Vo
姫様tuee
129 :
◆d0sNTotDiE
[saga]:2017/09/24(日) 19:59:19.00 ID:cZ8X2IcD0
王女「そぉい!!」ドゴォ!
御者「う…上手いッ!」
御者「巧みに間に滑り込んで、ラリアットで二匹まとめて地面に沈めたっ……!」
王女「ふっ…雑魚ねッ!」
ハーピィD「アマリ ズニノルナヨ……?」
ハーピィE「ヤツラハ ワレラノナカデモ サイジャク」
ハーピィF「イクゾ… ヌルイコウゲキハ シナイ……」
ハーピィDEF「「「三位一体ッ!!!」」」
ハーピィDEF「「「トライアングルアタック!!!」」」
王女「いちいち技名叫ばないといけないの!? あんたらはぁ!!」
王女HP:30
↓コンマ
偶数…カウンターで三匹仕留める
奇数…直撃(15ダメージ)
ゾロ目…誰かが殲滅してくれる
130 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/24(日) 19:59:53.65 ID:PR+wUp+Vo
よ
131 :
◆d0sNTotDiE
[saga]:2017/09/24(日) 20:07:41.46 ID:cZ8X2IcD0
王女「―――きゃああああ!!」ゴロゴロ
王女「ぐっ……ふ、がふっ……げほぉ!!」ビチャビチャ
王女HP:30→15
御者「……さすがに三匹相手にはなす術なく吹っ飛ばされる、か」
御者「そろそろ俺も覚悟を決める時か……?」
ハーピィD「サッキマデノ イセイハ ドウシタ?」
ハーピィE「……ザコメ!」
ハーピィF「オトナシク ショクリョウヲ ワタセ!」
王女(あと一撃でもアレ食らったら、間違いなく持ってかれる……!!)
王女(ど、どうする……?)
1.それでも戦う(HP無くなっても死にはしないが……?)
2.降伏する(食糧ロスト)
3.祈る(誰か来るかも……?)
4.そろそろ起きろや従者!
5.お前も戦えや御者さん!
>>132
132 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/24(日) 20:07:59.71 ID:97YY6gfbO
2
133 :
◆d0sNTotDiE
[saga]:2017/09/24(日) 20:24:32.72 ID:cZ8X2IcD0
王女「ぐぅ、こ、降伏するわ……」
王女「食糧でも何でも持っていきなさいよ」
ハーピィD「ケンメイナ ハンダンダ オトナシクスレバ ナニモシナイ」
ハーピィE「シカシ ドウホウヲ サンビキモ……!」
ハーピィF「タシカニ ソウダガ…… 」
ハーピィG「アレハ アイツラガ ヨワイ ノガ ワルイ ノダ」
ハーピィE「ソウカ……」
御者「……申し訳ない、こんなことになるならちゃんとした冒険者を雇うべきだった」
王女「いや、悪いのはこの無能…いえ私達です。お気になさらず」
従者「」
御者「しかし……」
王女「それにハーピィの死体から陰毛を採取すれば目的達成ですし、ここは城塞都市からさほど離れてないですから」
御者「わかった……」
王女「……食糧を全部奪い終わったみたいですね。ハーピィ達が去っていきます」
王女「私達も陰毛を採取したら早々に城塞都市に戻りましょう」
御者「ああ」
↓コンマ
00〜20…何か起こる(安価)
21〜99…何事もなく帰還
134 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/24(日) 20:25:51.02 ID:cZono4W/0
ロリハーピーが罠に引っかかっている
135 :
◆d0sNTotDiE
[saga]:2017/09/24(日) 20:30:52.25 ID:cZ8X2IcD0
従者「うぅん……っすぅ」
王女「重傷ね…家に戻ったら学者のポーションを貰いましょう」
王女「かく言う私も割とフラフラなんだけどね……」
御者「お、王女さん!!」
王女「……今度はどうしました?」
御者「は、は、は、……」
王女「は?」
御者「 小さいハーピィが!! 」
王女「またぁ!? ……ん? 小さい?」
御者「うむ、どうも幼体のハーピィが冒険者の仕掛けた罠に掛かってるようだ」
御者「まあ襲われることは無いし、襲われてもあなたが居ればどうってことはないだろうが」
御者「……どうする?」
王女「
>>136
」
136 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/24(日) 20:31:45.36 ID:imiPqs9c0
モンスターに情けは無用
137 :
◆d0sNTotDiE
[saga]:2017/09/24(日) 20:37:56.30 ID:cZ8X2IcD0
御者「では殺すと……」
王女「いや、罠に掛かってるなら手を下さずとも長くは無いでしょう」
王女「放っておきます。それより早く馬車を」
御者「わ、分かった!」
王女「……」
ロリハーピィ「イタイ… イタイ…」
王女「私の国が滅びた時も、多くの小さな命があんな風に失われたのね」
王女「……魔物は絶対に許さない」
王女「受けた雪辱は必ず返してやるわッ……!」
138 :
◆d0sNTotDiE
[saga]:2017/09/24(日) 20:48:23.23 ID:cZ8X2IcD0
《女学者の家》
女学者「あれ? お早いお帰りですね……って、うえぇ!?」
従者「……」グッタリ
女学者「従者さん!? 一体どうしたんですか!?」
王女「途中の街道でハーピィの群れに襲われたのよ。従者はそれに一人で立ち向かって……」
女学者「あわわっ! は、早く回復のポーションを!」
女学者「どこだっけどこだっけ! ……あった!!」
女学者「従者さん、ちょっと失礼……えいっ!」ズボッ
従者「んぶぉっ……!!」
王女「容赦なく口に突っ込んだわね」
女学者「緊急事態ですからねっ」
女学者「リヴァイアサン! この人を上の寝室に運んで!」
氷竜「がうー!」
王女「……本当にごめんなさい、失敗しちゃって」
女学者「あぁ気にしなくていいですよ! ハーピィの陰毛ぐらい代用品でも、まあちょっと質が落ちるぐらいですし!」
王女「あ、いや陰毛は取ってこれたんだけど」スッ
女学者「ほわぁ!? な、なんとっ……!」
女学者「姫様、まさかハーピィとの戦闘中に毛を……!?」
王女「そんな器用にセクハラできないわよ! ちゃんと仕留めた三匹分の陰毛は取ってこれたの」
女学者「おお、ありがとうございます……! さすが姫様はお強いですねー!」
王女「……でも、やっぱり私達だけでは今後の触媒調達は危険だと分かったわ。だから、そうね、一人ぐらい冒険者をつけてもらえないかしら?」
女学者「
>>139
」
139 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/24(日) 20:48:59.38 ID:11UfBk+R0
じゃあこれからは私も同行します
140 :
◆d0sNTotDiE
[saga]:2017/09/24(日) 20:57:13.98 ID:cZ8X2IcD0
王女「あ、貴女が!?」
女学者「こう見えて私も結構強いんですよ?」
王女「でもそれだと貴女の負担が…養ってくれる代わりに私達が貴女の助けになろうとしているのに……」
女学者「ククク…大丈夫ですよ! 最近はちょっと運動不足でしたし、たまには良いでしょう!」
女学者「負担なんて気にしないで、どーんとこの懐の深い私に任せておいてくださいって! くっふっふー!」
王女「うぅ…何から何までありがとう!」
王女「でもこれだと触媒調達だけでは貴女に恩を返しきれないわ。何か…私にできることはないかしら?」
王女「何でもやるわ!」
女学者「くふふ、それならぁ……」
女学者「
>>141
」
141 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/24(日) 20:59:21.26 ID:9NYA+tGz0
知り合いのメイド喫茶で働いて
142 :
◆d0sNTotDiE
[saga]:2017/09/24(日) 21:07:24.40 ID:cZ8X2IcD0
王女「め、メイド喫茶? 王族である私が、メイドに……?」
女学者「本物のメイドになれって言ってるわけじゃないですよー! ククク…単にメイドの格好をして接客をするだけです!」
女学者「知り合いが最近女の子が一人居なくなっちゃって困ってたので、丁度いいかな! と思いまして!」
王女「わ、わかったわ…頑張る」
女学者「ククク、いい答えが聞けて良かったです……! じゃあ私から向こうに連絡はしておくので明日から宜しくお願いしますね!」
王女「うん……」ウトウト
女学者「おや、お疲れのご様子…早くお風呂に入って寝ましょうか」
王女「そうするわ」
女学者「おっとその前にこれを」
王女「……回復のポーション」
女学者「姫様もかなーり痛手を負われてるようでしたので!」
王女「そういえばそうだったわね…すっかり忘れてたわ」
女学者「フラフラですよー? 大丈夫ですかぁ? ククク…心配ですし、ここは私と一緒にお風呂入りますかぁ?」
王女「
>>143
」
143 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/24(日) 21:08:45.65 ID:mOskX0+YO
無言で頷く
144 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/24(日) 21:08:46.12 ID:gH0BBWy0o
たまには一緒に入りましょ
145 :
◆d0sNTotDiE
[saga]:2017/09/24(日) 21:26:32.11 ID:cZ8X2IcD0
《浴室》
女学者(まさか拒否られないとは! 意外でした!)
女学者「おかしいな、誘ったのは私ですけど、何かドキドキする……」
王女「どうしたの?」
女学者「ひゃい!? な、なんでもないですよぉ!?」
王女「そ…なら私の背中流してくれない?」
王女「後で私もやってあげるから」
女学者「は、はいっ! しつっ…失礼しまふ!」ピトッ
女学者「おぉ…お肌白くてスベスベでめっちゃ綺麗ですぅ」
王女「そう? 嬉し、んんっ…いわ」
女学者(え!? 何で今ちょっと変な声出したんですか!?)
女学者(くそぅ…ドキドキするぅ……何か調子狂うなぁ)
王女「はぁ、ふぅ…んっ……はあ、はあっ」
女学者「……私、いけないことをしてるみたいです」
王女「何か言った?」
女学者「い、いえ! 何でもないです!!」
王女「んー、そろそろ交代しよっか。お背中失礼するわね」ピトッ
王女(やばい…すっごく眠い……)
女学者「は、はい! 宜しくお願いします!」
王女「……」ウトウト
女学者「ああ気持ちいいですぅ……お上手ですねぇ姫様ぁ」
王女「……」ウトウト
女学者「……姫様?」
もにゅっ
女学者「ひゃんっ!? …ひ、姫様!?」
女学者「今何をっ……ひぃん!」
王女「……」
女学者「ちょっ、やめっ、ひ、ひめさま! どこ触って…んやぁ、そっ、そこはぁ……!!」
女学者「き、昨日の仕返しなんですか? そうなんですね!? あれならちょっとした出来心だったんです! だ、だからぁん! 許してぇぇ…ひいぃ、ぃんっ!」
女学者「んんんにゃあぁぁぁっ!!///」ビクンビクン
―――王女の意識が戻るまで女学者は小一時間拷問された
146 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/24(日) 21:27:23.48 ID:cZono4W/0
あら^〜
147 :
◆d0sNTotDiE
[saga]:2017/09/24(日) 21:30:45.92 ID:cZ8X2IcD0
王女「ごめんなさい、意識がちょっと飛んじゃって」
王女「……そんなに上気してどうしたの? のぼせたの?」
女学者「ど、どの口が言ってるんですかねぇ? ククク…面白いです……!!」ピキピキ
王女「ん?」
女学者「はぁ…まあいいですよ! 私の心は海より深いのであの悪戯は不問としましょう!」
女学者「それで、今日はどっちの部屋で寝るんですか? また私の寝室で? それとも従者さん?」
王女「
>>148
」
148 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/24(日) 21:31:20.62 ID:cZono4W/0
決まってるわ、貴方とよ
149 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/24(日) 21:32:30.53 ID:j7AK3C+7o
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