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王女「国が滅んだので安価で再建する」
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1 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/23(土) 18:44:55.54 ID:sPKMMaaz0
王女「朝起きたら国が滅んでいたわ。残っているのは私と従者が一人だけ……困ったわね」
国が滅んだ理由
>>2
従者の性別/外見/長所
>>3
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1506159895
2 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/23(土) 18:46:12.03 ID:68fcmrG/0
規定周期の魔物大量発生
3 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/23(土) 18:46:40.84 ID:1reMIdlDO
あらゆるパンが大爆発
4 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/23(土) 18:49:44.25 ID:XOfiPLgko
男
金髪でチャラくてあほっぽい
有能
5 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/23(土) 18:56:57.67 ID:Dy1SI2eEO
どこが有能か聞いてるんじゃないんですかね...
安価下なら
性別 男
外見 絵に書いたような執事服+眼鏡
長所 料理
6 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/23(土) 18:57:42.20 ID:sPKMMaaz0
従者「いやぁ、それがですねー姫様」
従者「姫様が爆睡かましてる間に魔物が大量に押し掛けてきまてね」
王女「あの毎年くるアレでしょうか」
従者「そーです、それそれ! それが今回は運悪くてですね、えーと確か戦士長は過去最大級…とかなんとか言ってましたか」
従者「まあとにかく詰みって感じでですね、陛下とお后様に頼まれて姫様だけでも俺が何とか助けたんですよ」
王女「そう……そういうことだったのね……」
従者「酷ですがこれが現実っす。飲み込んで頂けましたか?」
7 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/23(土) 19:04:54.92 ID:sPKMMaaz0
王女「……理解したわ」
王女「そう、私はこの国の最後の王族…ならば!」
王女「私には亡国を建て直し、再び我が先祖が作り上げてきた栄光を取り戻す使命があると!」
従者「ま、まじすか」
王女「不満かしら?」
従者「だって、たった二人っすよ? 俺と姫様じゃあそんなの不可能……」
王女「できるできないじゃない、やらねばならないの!」
王女「お前は従者でしょう。ならその忠誠を最期まで私に尽くしなさい」
従者「……わ、分かりましたよ。でもどうするんですか? 無一文だし行く宛無いっすよ?」
王女「宛ならあるわ。
>>8
よ」
8 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/23(土) 19:05:34.38 ID:aF/B3DK60
女義賊
9 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/23(土) 19:05:41.17 ID:qIxE4L9S0
伝説の龍に協力してもらう
10 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/23(土) 19:06:23.20 ID:Dky8ohsi0
騎士団長の館
11 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/23(土) 19:16:43.49 ID:sPKMMaaz0
《北の洞窟》
従者「……姫様を疑うだなんて不敬な行いはしたくないんすけどね」
王女「なに、何かあるなら言ってみなさい」
従者「本当にこんな所に姫様のご友人がいらっしゃるのですか? とても高貴な人間が住むとこじゃないっすよ……」
王女「あら…王女の友人が貴族であるだなんて決めつけは良くないわよ?」
従者「いやそれがおかしいんすよ…何で平民かそれ以下の人間と接触して、しかも友達とかになっちゃってるんですかって話!」
王女「そう怒らないで。ほら、彼女が姿を見せたわよ?」
従者「?」
女義賊「こんな所…で、悪かったわ」
女義賊「ねっ!!」グイッ
従者「あ、あででっ! 手首取れちゃうっす! ギブギブー!」
女義賊「ふんっ」
従者「い、いつの間に背後に……?」
12 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/23(土) 19:26:10.57 ID:sPKMMaaz0
王女「ふふ、久しぶりね女義賊」
女義賊「これはこれはお姫様。こんな暗くてじめじめしてて貧乏臭い所によくもまあ来やがったわね!」
王女「急にごめんなさい」
王女「実は私の国が滅びちゃって」
女義賊「は?」
女義賊「ま、まさかあの…さっき凄い数の魔物がそっち行ってたの見たけど、あれで? ……嘘」
王女「それで困っちゃってね、貴女に助けて貰いたいの」
女義賊「はぁ!?」
女義賊「あんたも知っての通り、私は人から…特に金持ちの豚共から物を盗んで、そのほとんどを私と同じような境遇の子供に配って残った一部で生活してる」
女義賊「……悪いけど、私にあんたらを養う余裕なんて」
王女「
>>13
」
13 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/23(土) 19:27:10.87 ID:LID/v6940
じゃあ、他を当たるわ
14 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/23(土) 19:27:11.85 ID:WWeYfG2AO
国を立て直したらその子たちを引き取る
15 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/23(土) 19:33:36.96 ID:sPKMMaaz0
王女「そう、そうよね……」
従者「姫様……」
王女「しょうがないじゃない。彼女にも生活があるもの」
王女「……突然悪かったわ、元気で暮らしてね」
女義賊「ま、待ちなさいよ!」
王女「ん?」
女義賊「他に宛は?」
王女「残念だけど無いわ。貴女以外の友達なんて本当に少ないし、その少ない友達も魔物に……」
女義賊「なら私が紹介するわ! こう見えても人脈だけは自信があるの!」
王女「いいの? そんな迷惑をかけて……」
女義賊「とっ…友達、なんだから! 当たり前でしょ!」
王女「……ありがとう」
従者「それで、頼れそうな人を教えて頂けます?」
女義賊「
>>16
」
16 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/23(土) 19:33:55.30 ID:KmuvpJQt0
マッドサイエンティスト(厨二女)
17 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/23(土) 19:41:51.21 ID:sPKMMaaz0
女義賊「西の城塞都市に私の知人が居るんだけど」
女義賊「ちょっと…いや、かなり頭がおかしいけど、学者だし貴女達を養う経済力は確実にあるわ」
女義賊「少し待って…」サラサラサラ
女義賊「……はい。この手紙を見せて私の友人だと言えば、きっと悪いようにはしないと思う」
王女「本当にありがとう……! 凄く嬉しいわ!」
王女「やっぱり貴女はすっごくいい人ね!」
女義賊「き、気持ち悪いからとっとと行きなさいよ!!」
従者「にやにや」
女義賊「おんどりゃ金髪ぅ! お前もさっさと失せろぉ!!」
王女「うん…そろそろ行くわね。また落ち着いたら来るわ」
女義賊「ん、また…ね。くたばったりしたら許さないから」
王女「ふふ、その時は亡霊となって貴女の枕元に立つわ!」
女義賊「本気でやめて」
18 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/23(土) 19:50:06.27 ID:sPKMMaaz0
街道
従者「それにしても、さすがは姫様のご友人でしたね!」
従者「素晴らしい心の持ち主っす!」
王女「あら、さっきは平民だの何だの言ってなかった?」
従者「き、気のせいじゃないっすかね!?」
王女「そういうことにしておくわ」
従者「……しっかし、城塞都市までかなり距離がありますね」
王女「そうねー…都合よく馬車とか通らないかしら?」
従者「そんな上手いこといかないっすよー! やだなー姫様はー!」
↓コンマ
00〜30…偶然馬車が通りかかる
31〜50…野盗に襲われる
51〜98…何も起こらない
99…国の生き残りに会う(仲間が増える)
19 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/23(土) 19:50:31.28 ID:4Jia1PCAO
あ
20 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/23(土) 19:50:48.76 ID:j45S8CPr0
絶滅タイムだ
21 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/23(土) 19:58:32.30 ID:sPKMMaaz0
商人「おやこんな時間にどうなされました?」
従者「うお! 本当に来た!」
王女「これは僥倖っ……!」
王女(一国の姫であることは秘密にした方がいいわね。滅びた国とは言え、姫というだけで下劣な輩は標的にするだろうし)
王女「実は私達は旅をしていまして、城塞都市まで向かおうとしていたのですが…その、少しばかり疲れてしまって」
王女「どうか都市までその馬車に乗せて貰えませんか?」
商人「そうですなぁ、夜中に外を歩くのは危険ですしなぁ」
商人「
>>22
」
22 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/23(土) 19:59:15.34 ID:LID/v6940
200Gでよござんす
23 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/23(土) 19:59:30.45 ID:njHLQJ7h0
一応身体検査はさせてください
24 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/23(土) 20:07:23.24 ID:sPKMMaaz0
王女「200…200ですね?」
王女「……持ってる?」ヒソヒソ
従者「まあ、何とか……」
王女「ほっ良かった…」
商人「どうされますかな?」
王女「払いましょう。是非お願いします」
商人「分かりました…ああ、金は先に頂いておきますよ」
従者「これっす」
商人「確かに。それじゃあ後ろの荷台にどうぞ」
商人「狭くて申し訳ないがね」
王女「いえ大丈夫です! ありがとうございます!」
従者「いやぁ良かったっすねー心優しい人で!」
王女「ええ…身体を求められたらどうしようかと」
従者「……どうしてたんですか?」
王女「潰す」
従者「……どこを、とは聞きませんよ」ブルッ
25 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/23(土) 20:16:41.77 ID:sPKMMaaz0
《城塞都市》
商人「じゃあ私は旅を続けます」
王女「本当に助かりました。旅の無事を祈ってます」
従者「あと商売の成功も!」
商人「はは、それはどうも」
商人「お二人もどうか気をつけて。次会った時は是非客として物を買ってってくださいね」
王女「ええ、そうします!」
商人「では失礼…」ガラガラ…
従者「……行ってしまいましたねー」
王女「さあ、私達は女義賊さんが紹介してくれた女性の家を探すわよ」
従者「そうっすね! えーと確か…あー、あの家がご友人の仰られてた特徴と一致しますねー!」
王女「でかしたわ! 明かりがついてる!」
コンコン
従者「夜分遅くにすみませーん」
ガチャッ
女学者「……何でしょう?」
王女「あの、実はこの手紙を読んで頂きたく……」
女学者「どれどれ……ふーむ」
女学者「事情は分かりました」
女学者「それで、貴女達を家に入れるかですが……
>>26
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