野崎「すいません剣さん！！ 今日遅れます！！」

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1 ： ◆LYNKFR8PTk [saga]：2017/09/22(金) 23:05:45.04 ID:EN32u/AQ0

宮前「はい、分かりました」

ピッ

宮前「……」

宮前（時間ぐらい守れよ）

前野「あっ！ 宮前くん！！ そんな顔してたら余計太るよ！！」

宮前（お前の所為だよ）

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2 ： ◆LYNKFR8PTk [saga]：2017/09/22(金) 23:06:33.16 ID:EN32u/AQ0

野崎「……」

野崎「剣さん、今日だけは許してください」

野崎「だって今日は……だって今日は……」

3 ： ◆LYNKFR8PTk [saga]：2017/09/22(金) 23:07:03.51 ID:EN32u/AQ0

佐倉「野崎くん、何してるの？」

御子柴「今日は編集部に行くんじゃねえのかよ？」

野崎「いや、実はな……」











佐倉「ええっ！？ そうなの！？」

野崎「頼む、二人とも協力してくれるか？」

佐倉「う、うーん……」

4 ： ◆LYNKFR8PTk [saga]：2017/09/22(金) 23:07:53.06 ID:EN32u/AQ0

野崎「二人だったらどうする？」

御子柴「俺だったら……俺だな」

御子柴「何せ世界中の女は俺を望んでるんだからな」

野崎「相手を考えろ御子柴」

御子柴「う、うるせえ！！///」

5 ： ◆LYNKFR8PTk [saga]：2017/09/22(金) 23:08:36.60 ID:EN32u/AQ0

野崎「佐倉だったら？」

佐倉「……」

野崎「……佐倉？」

佐倉「野崎くん、やっぱり自分で決めた方がいいと思うよ」

野崎「！」

佐倉「だって……誰よりも理解しているのは野崎くんなんだよ？」

野崎「……」

御子柴「……まぁ確かに一理あるな」

野崎「……だが変な目で見られたら……」

佐倉「でも野崎くんは……それをしたいんでしょう？」

野崎「……ああ」

佐倉「だったらやっちゃおうよ！！」

野崎「……そうだな」

6 ： ◆LYNKFR8PTk [saga]：2017/09/22(金) 23:09:06.34 ID:EN32u/AQ0

野崎「佐倉の言う通りだ……やらないで後悔よりやって後悔だ……」

野崎「……！！ よし、俺は決めた！！」

野崎「これなら……きっと喜ぶに違いない！！」

7 ： ◆LYNKFR8PTk [saga]：2017/09/22(金) 23:09:39.36 ID:EN32u/AQ0

野崎「剣さん！！ 遅れました！！ 本当にすいません！！」

宮前「謝るのはもういいんで原稿見せてください」

野崎「どうぞ！！！」

宮前「……！！ こ、これは……」

8 ： ◆LYNKFR8PTk [saga]：2017/09/22(金) 23:10:14.83 ID:EN32u/AQ0

鈴木『マミコ、今日は何の日か知ってるかい？』

マミコ『ええ……勿論よ！！』

鈴木『だったら盛大に祝わないとね！！』

マミコ『ええ！！』

『パーン！！』

マミコ・鈴木『剣さん！！ 誕生日おめでとうございます！！』













パーン！！！

野崎「誕生日おめでとうございます剣さん！！！」

宮前「原稿描いてこい」

9 ： ◆LYNKFR8PTk [saga]：2017/09/22(金) 23:10:49.20 ID:EN32u/AQ0

野崎「結局、剣さんにはふざけんなと言われてしまった……」

野崎「だが俺は後悔してないぞ。 いつもお世話になってる人に何もないのは失礼だからな」

野崎「そう……これが俺しかできない祝い方だったんだ！！」

佐倉「うん！！」

佐倉（私も野崎くんの誕生日は盛大に祝おう！！）














前野「はい宮前くん！！ 誕生日おめでとう！！！ 」

前野「タヌキのボールペンにタヌキのマグカップ！！ あとはタヌキのつけ耳と……」

宮前（夢野さんのプレゼントがマシに見えてくる……）

終わり

10 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2017/09/22(金) 23:28:11.37 ID:tlho7SElO

いやもっと頑張れよ

11 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2017/09/22(金) 23:38:39.30 ID:WaYvlH/S0

乙