【二次創作聖杯戦争】Pastime Game 47【募集鯖鱒】

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118 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/27(水) 23:39:26.07 ID:+1z7F35go
119 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/27(水) 23:40:17.00 ID:kYwElgbG0
まいー
120 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/27(水) 23:40:45.65 ID:kYwElgbG0
あっ、ごめん
121 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2017/09/27(水) 23:44:40.97 ID:odr46QRG0
7:貴方と合流するようです

00:はーい、こんなとこで来なくてもいいのよー

  /                  \
/            >───‐- ..,, `>、
           //////////////>、、 ヽ
    i     ///| /////// |、/}ヽ///ヽ)}
    |    / /// |////////ハ/| |//|//ハ〉
    ,′  / ////||///斗─へ┴'‐\ハ//∧
   ,'   //:| //|八/::′:::::::::::::::::::_:::\/∧
   |   ‖/:| //:/::::::      イ⊃、ヽ:| ヽjリ
   |  ‖//レ'::::::::,斗z       ヒ':::O) l、/∧
   ,′ :|/// {:::::::/ん⊃、     (⌒⌒) V、/ハ
___|   :|///∧::::f 乂:::::ツ     , """" !V j
  弋  r|/////\ (⌒ ノ            ,
   V\l(∨//∧ヽ\""""      ,-、   厶
   >‐\ゝ'⌒ヽ  `     ∈ '゙   ,イ ! ヽ
 __ノ -─‐>─人>。..,,_      , ィヽ| |  ',
 \____,. /、{ >。..,,   7フ'¨ヽ  V  |
   /   \ヽ  ヽ     ‐-トiハ──、  }   ト、
  ,′─ 、 ヽ',   ',  / ̄/只、___jj  |  ノノ
  {    \ ∨ ∧ {{__/‖  \// __j/ j
  ∨     \∨ ∧\  ‖ /⌒V´/⌒\

直下

123:ああ、セイバーが!
456:連戦開始! メンバーは適当に見繕う!
789:死んだと言ったな!
122 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/27(水) 23:44:52.45 ID:F3M9KU800
おろ
123 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/27(水) 23:44:56.71 ID:v8G1xTKwO
うい
124 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2017/09/27(水) 23:50:11.43 ID:odr46QRG0
5:はーい、銀賀連戦

【というわけで本日ここまで。37564、微妙に改心フラグ立ってましたし彼と二人でいいかな。お疲れさまでした】
125 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/28(木) 00:07:45.06 ID:dBJmNjFfO
おつー

貴志は無事離脱か。
ほんと主人公してるよね、この子…。
リベンジの機会があれば良いけど、銀賀と37564だと37564の勝ちかなー。
ジン君の方も大詰めだろうし、次が楽しみだ。
126 : ◆v.By3fESrTsY [sage]:2017/09/28(木) 21:53:04.29 ID:KemPltvC0
【今日はお休みなのである】
127 : ◆v.By3fESrTsY [sage saga]:2017/09/29(金) 23:20:49.53 ID:4e0GbSg+0
【描写だけ】

城戸貴志は不屈の精神を持つ少女である。
いかなる荒波の前にも砕けることはなく、いかなる暴風の前にも折れることはない。
故に彼女は憎まれ、嫌われることも多い。彼女を血統だけの人間であるとする人間も多い。

しかし、彼女の本質はソレではない。ただひたすらに反復を続け、いかなる窮地においても思考を止めない。
努力と不屈、それが彼女の本質であり、そしてそれ故に彼女はアサシンの言う「探偵」の素質を持っていた。

そして彼女は今、新たな袋小路に飛び込んだ。

「…ッ」
「おいおいおいおいおいおいおいおい! 今何回おいって言った?」
「八回だ。…他愛ないな」
「ああ、それそれ! 俺はそれが言いたかったんだよ! おいおい、貴志ちゃあん! 何か戦う前に言ったよねえ?」

下卑た笑みを浮かべ、全身に傷を負った貴志の前で銀賀は歪に笑う。
その足元には倒れた亨と龍臣の姿。銀賀そのものはそれほどでもないものの、あまりにもその護衛たる蓮が圧倒的だった。
亨の人形を砕き、龍臣の装甲すら炸裂する前に貫通する。まさしく人間兵器とでも言うほどのその動き。貴志の未来予知を以てしても相対するにはあまりにも強すぎた。

悪辣、下劣、此の世の悪徳を詰め込んだ瞳を黒眼鏡の奥に隠し、傀儡師は笑う。

「俺の夢が何とかってさあ! ほら、だから言ったんだよ! この世界は愛でできている! 愛で! 愛で! 俺の純愛は誰にも止められない! だって」

喝采する銀賀の顔面へ、鳥の糞が落ちて来る。それは真っすぐに落下し、黒眼鏡を白く染めた。
沈黙。そして貴志が笑う。その肩に一羽のワタリガラスが止まる。

「よくやった、フギン。…言ってやる、城戸銀賀。お前の愛なんか」
「「クソッタレだ!」」

同時に銀賀の周囲へ糸が回り、蓮が爆発を躱す。
立ち上がったのは二人の男。快哉たる筋肉の龍臣、脆弱にして傲岸不遜な亨。
二人がボロボロの体を起こしながら銀賀へ挑発を飛ばす。そして、貴志を護るように立ち。

「逃げろ、貴志。ここでは圧倒的に不利だ」
「お前の予測でもそうなるだろ」

確かに、貴志の予測ではここで二人が立ち上がったことを加算しても勝率は0に限りなく近い。
正答はここで一人でも逃げだし、この状況を伝えることだ。

だが…、貴志の足が止まる。此処で見捨ててもいいのかと心がざわつく。本来なら無視して然るべしだ。
分かっている、誰よりも貴志が分かっている。それでも、と躊躇う。彼女の弱さがここに来て姿を見せた。本来の少女たる弱き部分が。

「躊躇うな、筋肉ではなく脳味噌に従うんだろ?」
「お前は俺より優秀だ、だからすぐに助けに来やがれ」

突如、亨の人形が貴志を突き飛ばし、さらにそこへ爆風が追い打ちをかける。
その行動は貴志を後押しする手の代わりであり、そして彼女を戦線から強制離脱させる手であった。
貴志は飛ばされる中で叫ぶ。

「…受け取った!」

そして貴志は駆け出す。一刻も早く、この街を、家族を救うために。


…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
                            ┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━
128 : ◆v.By3fESrTsY [sage saga]:2017/09/29(金) 23:21:39.29 ID:4e0GbSg+0
首を掴まれ、亨は喘ぐ。何とか貴志を逃がしたはいいが、戦線は絶望的、黒眼鏡をはずした銀賀が笑う。

「ああ、ホントにお前は駄目な息子だった! 俺の身代わりにも、スケープゴートにもならねえなんてよお! 何のためにお前を作ったんだかわかりゃしねえや!」

その言葉に、亨は理解した。自分の人生はコイツに、黒幕にまさしく操られていただけだったのだと。
偽臣の指輪も、今思えばこの男の助言から生まれたのだった。だから。

「お前の人生は、無価値! 意味なし! 残念! おまえのぼうけんはここでおわってしまいましたあ!!!」

そういうことなのだ、俺の人生は無価値だったのだ。従妹にも負け、自分と人形たちの殻に閉じこもった。
肥大し続ける自我を甘やかし、ただひたすらに閉じこもった結果がコレだった。
因果応報とでも笑うべきか、それとも運命と嘆くべきか。
これこそが自分の存在価値だと気付くべきか。

銀賀の人形が迫る。明確な殺意を感じる。ああ、ああ、ああ。


叫ぶべきだと思った、叫ぶべきだと気付いた。叫ぶべきだ。

叫べ!

       /                    \
      / , '"            〃´   \
     /     ' ´    ,. -―::::::::;;;、   , '"´     ヽ
    /:          /:::::::::::::::;;;;;;;;;;;;ヽ  /;;::`ヽ、 ヽ
  /:::::::.....      /:::_,,. -‐'''''''''ー-、;;;;;ヽ/;;;;;;;;;;;;;:::::ヽ. |
  !::::::::::::::::...  〈/´         `ー'´⌒、;;;;;;;;;;;:::ノノ
  |:::;;,.-‐、:::..::..;;;〉       \           l;;;;;::/´
  |::;;;;j ⌒ l;;;;;/ -――-、  ヽ  /  ,.-‐、 |/
  ヽ;〈 l乙{ レ|!    _,.-rッ-、\ 〉l l_,'´r。z、 /                     「…俺を、俺を、舐めるなッ!!!」
   ヽ、\_.〉      ー--‐' `ーナ  ヽー-‐ /
   ,.‐、〉ー、               |      ,'
  / /|   |              〉     ,'
/  l ヽ  ヽ      ,._、     '     /
    |  \  \    〈ー-三二ニァ /ヽ、__
    l     \  \   `  -一  /      ̄``''ー- 、
    ヽ       \  \      /l``ー――-- 、      `ヽ、
     ヽ      `''┬` ー,--‐'´ l        `ヽ、_    ヽ、
       \     / \ |     l              ` ー-、  ノ

彼にとって少なくともこの数日は意味があった。自分の足で立ち、自分の意思で戦った。
それは肥大した自我を傷つけられた恨みから、怒りから来たものかもしれない。だがしかし、彼は人形ではなかった。
喉を振り絞り、全力で肯定する。無価値を肯定する、無意味を肯定する、そしてその上で、無価値にも意味があったことを肯定する。

その叫びは、無価値な彼の叫びは、確かに届いた。


「そこまでだよ、城戸銀賀」

人形を壊すは一頭の獣、とっさに蓮が迎え撃つは全身を鱗に覆った巨人。
そして背後から来るは、眠たげな、気だるげな少女。その姿を認め、銀賀は亨の首から手を放す。
ふぇんりる、シー、37654号がそこにはいた。

「…おやあ? 何でチミがここにいるの?」
「なんとなくだけど、アンタ放置したらロクなことにならないらしいからさ。というか今でもロクなことになってないし」

シーは基本的に正邪などどうでもいい人間である。ただ諦念の元に、好きなことをしていたい人間である。
だが、それ故に傍らの男の贖罪に付き合う気になったともいえる。傍らの男、37564号は静かに戦闘態勢を取った。

「あれ、チミ、マツミんとこのドラ息子じゃないですかあ! 何々? 俺に協力する気になったの?」
「…」
「付き合い悪いなー…、ま、いいよ、俺に牙向けてるってことはさ、殺しに来たんだろ?」

37564号は応えず、代わりにシーが引き取った。

「親離れの時期だってさ、そこで倒れてるオジさんと一緒でね。で、私もよく覚えてないけど、ヴォルフに頼まれたし」
「ああ、そうかい、いつまでもママのおっぱい吸ってるのが嫌になったってか。いいじゃないの、それもまた」

銀賀の口が動く前に、ヴォルフが背負ったガトリングガンを顔面目がけ放つ。

「五月蠅いジジイは嫌いなんだよね」
「…ああ、そうかよ、いいぜ、良い言葉を教えてやるよ。すなわち、人の恋路を邪魔する奴は、馬に蹴られて死んじまえよおっ!!!」
「残念だけどこっちは熊と龍と狼だ。馬くらいなら」
129 : ◆v.By3fESrTsY [sage saga]:2017/09/29(金) 23:22:20.67 ID:4e0GbSg+0
                                        .           /ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ.\::.:...
.  ヽ   /  ヾミ 川ミ|l |l||l  l| |l   /  \   l  /|ノ//   // l.           ′ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ \:.'.
ヘ  ヽ/     /ヾ<ヾ川ミx、l| |l  / \   \. l/  |ノ/   /ヽ/、  ..////  |ニニニニニ . -――――--  ニニニニニニニム:.
 ヽ  ヽ   /    Χ`゙'<川 川 |l|/   \  l  /レ///ヽ/  \ // /ニミ |ニニニ /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i|:..:.: \ニニニニニ ム
 f´ヽ   ヽ /.     /  `゙' /`'<l|||/ ヽ    \l/  k'"   /∨     /ノ/ニミx、 |ニ. /.i|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: :. .i|:.:.:.:j{:. \ニニニニニ }i
 i   ム   へ.   /    / ` '</ /ヽ   \    l  /l ><   ∨ //ニミx、ヾx |/:.:.:.:j{ ´            、:. :. \ニニニ .|
 | /::::ヽ/   \/.     /     / Χ  \.  \ // Χ    ∨   / /三ミx、 ヾx、 i{..:.:.:.:/ ‐ァ―斥     芹―‐┬.:.:.:.:.\ニニ|
 ヽl :::: ├――‐≧x 、/     /   ヽ  \  / // ∨   ∨,. </ /    ヾx、 /  |.:.:.:.: ム 乂__ノ         乂___ノ .:.:.:.:.:.:}ムニ |
、 ヽ:::::::::ヽ      Z、 < /     /\.  ‘/</  ∨ ,.ィ'"ー‐/ /ミ三ミx、 川 /   |.:.:.:.::.:i|               /.: .: : 八:.}ニ|
へ  \::::::)\     Z、  辻x、 /.  ヽ、/_/ ヽ >'"//  / ./`゙'<_>‐‐(   |.:.:.:.:.:.i|        '      /.:.:.:.:.:/.:.:.:.:_ ′
ミミ\  ¨   :|ー― '}≫;; 、_  ` ′、   /   ,.ィiア゙ _,..イ_/  /           八.:.:.:.:.ム            / / /:.:.:.:.∨
___.\    !   ム圭"´  三ニ≠オxX ≧п=圭′ / /       ヽ      ′:.:.:.:.:..、     _ _      . ′:.:.:.:.:.:.:.:}
     ≧ー- L -‐《圭__   ミa   ′| ヾミ;;  }la\//\           }      、.:.:.:.:.:.:.:.:....         イ.:.:.:.:.:.:.:.:.:../
     ∧  人  // /   ,,;;;;(´   | ) ヽ` iく.   /     ` ー―――ァ    ´ ̄ ̄ ̄ ̄⌒ー‐≧=-  <――-------- ┐
     / ∧   ヾ/_l,.ィ|        ヽ、__ノ′ , \| \.′          /      ` __ ´/:.:.:.:/ i|   / \_  -ム- く― _/
.      / ∧   Z圭a|   ,,            ∧,/ ̄/               /         /:.:.:. /    /       >|.:.:. \
.      / ∧    Z/ .|   {V三三三二ツ /  l  /             /         /.:.:.:.:.:イ.     /     /r /.:.:.:.八∨
       / ∧    Y  |     ;;;;;;   ;;;;;;;, /  / /       >''".          7 /.:.:.:.:/_i|          / _.」/.:.:.:./ニ/
 `゙'<     / ∧   ヽ |            /  / /    >''"    .        / {./:.:.:.:./_从   /     ,  ノ-/.:.:.:./ ,     ,
     `゙'< / ∧    ヽト 、         /_/ ./ >''"         >''"    /  /.:.:.:.:/{- }.i|.  /     /  } /:.:.:.:./       ′
        `゙'<x、   \>―――<    /         >''".      /  /.:.:.:. / r- i| /     /   7:.:.:.:./

                                    「「食い殺す」」


【描写を終了します】
130 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/29(金) 23:34:24.58 ID:0n7CSrbmo
群像劇も終幕が近いぞ。ギンガの愛は実るのか
131 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 01:01:42.43 ID:Hw19flciO
おつー

セイバーはシーと一緒じゃないのか。
色々楽しかった銀賀も年貢の納め時かなー。
しかし、このラストで紅白が手を組むのも中々良い展開だ。
132 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2017/09/30(土) 23:03:49.47 ID:29PyuV5O0
【再開】

【カレルレン陣営】

【体】:8
【心】:7
【知】:6
【質】:7
【運】:4

◆降霊戦闘術-ガトリング熊-
自らの体に熊の魂を降ろし、自らを熊と一体化させ戦闘を行う特殊降霊戦闘術。
降ろしている最中は自身の身体能力、防御力、スタミナは荒ぶる熊と同等であり、同時にダメージは熊が戦闘不能になるまでのダメージ量は霊が引き受けてくれる。
それを利用し、1体が戦闘不能になれば自動的に次の熊の霊を降ろし、ひたすら戦えるというとんでもない継続戦闘能力を誇る。

【魔力二回分を使用し、【体】【知】【心】を8まで上昇可能】

【連続使用の場合のみ、魔力使用無しで使用可能】

◆ふぇんりる
大きな体躯の狼型合成獣。
強面だが常識人(?)で、狂犬的なヴォルフのストッパーを務めている。

【全ステータス5相当の【フェンリル】ユニットを使用可能】


【銀賀陣営】

【体】:6
【心】:10
【知】:8
【質】:3
【運】:3


◆機械人形製作者

【機械人形ユニットを製作可能】

【マスターに対して、全ステータス3の【気配遮断】Cランク相当のユニットとして使用可能】

【自爆機能付き】


◆天性のカリスマ

【ランクC相当の【カリスマ】スキルとして使用可能】

【信頼、感情判定に+補正】

【反権力の人間、サーヴァントの場合−補正】


◆巫術

【マスター戦に+1補正】

【負傷、重傷による−補正を軽減する】


【連戦】攻撃判定に-1補正


直下、シーの魔力どうなってます? 成功以上でなんとかギリギリ、失敗で−1補正
133 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 23:08:46.34 ID:z5oboZ1ho
どれ
134 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2017/09/30(土) 23:10:16.00 ID:29PyuV5O0
4:−1程度の魔力


【1ターン目】

直下、カレルレン

↓2、銀賀

147:【体】
258:【知】
369:【質】
0:【運】
135 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 23:11:00.16 ID:z5oboZ1ho
136 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 23:11:41.52 ID:b9IqTVSpo
はい
137 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 23:12:54.05 ID:bdIA7kRMo
へい
138 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2017/09/30(土) 23:14:09.37 ID:29PyuV5O0
カレルレン、【体】選択

8+6−10−1=3

銀賀、【知】選択

8+2+1−7−1=3


【均衡】


【2ターン目】

直下、カレルレン

↓2、銀賀

147:【体】
258:【知】
369:【質】
0:【運】
139 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 23:15:38.40 ID:gMM+ekngo
140 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 23:16:29.27 ID:u7vso5i+o
1
141 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2017/09/30(土) 23:17:22.99 ID:29PyuV5O0
カレルレン、一の位0取得。よって強制有利


【カレルレン、有利獲得】


【3ターン目】

直下、カレルレン

↓2、銀賀

147:【体】
258:【知】
369:【質】
0:【運】
142 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 23:17:51.20 ID:z5oboZ1ho
うぇーい
143 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 23:17:57.91 ID:b9IqTVSpo
144 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2017/09/30(土) 23:18:36.39 ID:29PyuV5O0
カレルレン、一の位0取得。よって強制有利


【カレルレン、有利獲得】


【4ターン目】

直下、カレルレン

↓2、銀賀

147:【体】
258:【知】
369:【質】
0:【運】
145 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 23:20:07.47 ID:z5oboZ1ho
決まったか
146 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 23:26:01.32 ID:bdIA7kRMo
決着
147 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2017/09/30(土) 23:29:30.19 ID:29PyuV5O0
カレルレン、【体】選択

8+7−10−1=4

銀賀、【質】選択

3+2+1−1=5


【銀賀、有利獲得】


【5ターン目】

直下、カレルレン

↓2、銀賀

147:【体】
258:【知】
369:【質】
0:【運】
148 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 23:31:59.89 ID:I6eAnTtfO
おっと粘る
149 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 23:35:30.66 ID:TwwbTPtY0
ねばー
150 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2017/09/30(土) 23:37:04.70 ID:29PyuV5O0
カレルレン、【知】選択

6+9−10−1=4

銀賀、【質】選択

3+6+1−1=9


【銀賀、有利獲得】


【6ターン目】

直下、カレルレン

↓2、銀賀

147:【体】
258:【知】
369:【質】
0:【運】
151 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 23:38:56.63 ID:I6eAnTtfO
愛の力ってパネェ
152 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 23:39:11.44 ID:x6LWjN0BO
153 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 23:39:51.49 ID:gMM+ekngo
貴方いないから大丈夫だよな?
154 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2017/09/30(土) 23:42:26.08 ID:29PyuV5O0
>>153 ですです、貴方居ないから大丈夫】

カレルレン、【質】選択

7+4−1=10

銀賀、【知】選択

8+4−7+1−1=5


【カレルレンの勝利です!】


直下、銀賀への対処【聖杯云々にはあまり関係ない】+1

123:愛はまだ頑張る
456:捕らえる
789:ダイーン
155 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 23:45:18.08 ID:u7vso5i+o
156 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 23:45:23.91 ID:9bbH4oOH0
終焉
157 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2017/09/30(土) 23:46:40.05 ID:29PyuV5O0
9:断罪!

【というわけで次回描写】


直下、終原襲ってるのって結局何よ

123:影鯖っぽいの×2
456:影鯖っぽいの
789:暴走した魔獣とかそんなん
158 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 23:47:51.85 ID:9bbH4oOH0
159 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2017/09/30(土) 23:49:54.83 ID:29PyuV5O0
5:影鯖っぽいの

直下、どの影鯖か

1:槍
23:剣
4:暗
5:魔
67:騎
8:狂
9:弓
160 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 23:51:33.42 ID:CJAMde/Go
じゅ
161 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2017/09/30(土) 23:54:20.12 ID:29PyuV5O0
2:錆剣

                 ヽ `)           ム ノ ヾト!ソ  >=ニ二≧           /三三V
                  〈  , - 、    イ      .トy<三三/    _,..、  /三三ニニ{__,,..=-≦
                   `-.ヽ:::ノ  /  _,..イ  マ三三ニんュz-、z≦三ヘ /三三三ニ,.=≦三三
              r=三≧、ゝ、  イ,≦ニ∨   マニニ/=)三三三,/三\三三=≦三三三三
          ノ⌒ーく三三三三ニ>彡三三ニ/    上z=イ三三ニ/三三三川Y´三三三ニ=―
    , -<_r-<三三三三三三三三三三三f=v ,ユ--┴ v-、三三,イ三三三三彡’三≧ニ三三三三
  /三三三ニ==―三≧=、.z=.、 z-、_二└r-― T´ー'三三三三三三三三≧二=< ̄ ̄ ̄
,/三≦―=ニニーz―-ュr'ーく ィ、ゝ、、_ ィ’- イ)  .ゝ=≧三三三三ニイ´ ̄三三三三≧。
!三三三三三三r'´ ,..z=イー 、`>;:::ー公-―― <        `>ーくハ三三三三三三三三ニ≧。
ヽ、三三三三ニi|  r'::::::::::::::r':::::ーイ::::/iイ                    ハー―--、三三三三三三ニ≧
  \三三三三i|  |::::::::::::::ん、:::::::::r人kV                        }=== ー-= 、三三三三ニ
     ̄  ̄ >.┴<ー--=彡 ̄ ⌒ヽ、 ゜<                   i!三三三===≧.。三三三
       八三三三三三三三三三ヘーイ      , = -――――<zイ,〉ニ三三三三===≧.。三
         )三三三三三三三三三ト: :マー<__/> イTテ ̄ ̄≧=≦/三三三三三三三===≧
           L三三三三三三三三三ハ: :〉⌒ー<三三! | |三ニニニニ〈三三三三三三三三三ニイ⌒
          >ー=三三三三三三_∨三三ニニニ=! | |三三三三ニ=j三三三三三三三三ニノ

【というわけで本日ここまで、次回、描写後セイバーVSセイバーっぽいの。お疲れさまでした】
162 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 23:58:09.11 ID:b9IqTVSpo
乙ー
…誰だこのセイバー?
163 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/01(日) 00:16:13.39 ID:Bip1kjNJO
おつー

銀賀ダイーン!
やはり悪役は散ってこそよなぁ。
なんか愉快に迷惑な感じで楽しかった。
貴志はリベンジが出来なくて残念なのかねー。

セイバーはただの影鯖コピーかな?
164 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/01(日) 00:24:03.19 ID:cQo97NEQO
ウッフェじゃないの?錆って事は
165 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/01(日) 02:18:39.92 ID:Zq+SlqfU0
蓮はどうなんだ一緒にダイーン?
166 : ◆v.By3fESrTsY [sage]:2017/10/01(日) 22:01:14.18 ID:eO2Oh2Z20
【今日はお休み】
167 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/02(月) 00:36:32.49 ID:VtzkFy8TO
乙乙
168 : ◆v.By3fESrTsY [sage]:2017/10/02(月) 21:20:19.26 ID:Os/wI/480
【申し訳ない、今日も体調悪いのでお休む。季節の変わり目なのでちょっと風邪っぽい】

【なんだか盛り上がってきたのが緩やかになってきましたね。悪い事ではないのでしょうが、まあ、此処は適当にやっていきます】
169 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/03(火) 00:57:00.97 ID:WwHZULObO
お大事にー
ラスト間近だし、やりやすいペースでー
170 : ◆v.By3fESrTsY [sage saga]:2017/10/03(火) 23:32:56.61 ID:jpaoU2Gj0
【描写だけ】

「熊とか龍とか狼とか! そんなものは愛の前には無力です! それは古今東西のあれやこれや見r」
「あー、もう、五月蠅い! ぶっ飛ばす!」

銀賀の長口上を遮り、シーが問答無用で鉛玉をぶち込んだ。
だが銀賀の言葉は止まることなく、さらにはその舌で絡めとるかのように、銀賀の人形がそれを防ぐ。

「ダメでしょうに! ほら、主人公が説明しているとき、悪役は攻撃しちゃいけないのさ!」
「誰が悪役だ。自分を善人だとは思わないけどさ、お前に言われるのは多分違うでしょうに」

鉛玉の雨の中、シーの蹴りが伸び、銀賀を襲う。
しかし銀賀は話し続け、そこでようやくシーは気づいた。

「悪役に決まってるでしょ! 俺は愛を貫く戦士さ! それが主人公以外の何者だっていうんだい! ハハ、ハハハハハ! 愛は、愛は、愛は勝つんだよお!!!」
「…ああ、分かった、たまにいるんだアンタみたいなの。こだわりすぎて、こだわりすぎて、そして壊れちゃってるのがさ」
「壊れてもいいとも! それで俺の願いが叶うってんならな! あの人形が、あの形が手に入るのなら!」
「そういうのさ、はっきり言って」

笑う、笑う、笑う。壊れた声で、壊れた心で、そして異常なまでに真直ぐな、悍ましき愛で。
そんな銀賀の首をシーの蹴りが貫いた。

「ウザいんだよね」

…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
                            ┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━
171 : ◆v.By3fESrTsY [sage saga]:2017/10/03(火) 23:33:29.38 ID:jpaoU2Gj0
蓮と37564号は向き合い、無言で互いの力量を確認する。武力、魔力こそ37564号が上。
だが、その心には敗北が刻まれている。敗北は心を曲げ、勝者の余裕を失わせている。

37564号の強さにはそれがあった。常に自分が強者である自負があった。
それは母の願いであり、長年の夢でもあった。それを背負い、生きると決めたはずなのに。
自嘲するように37564号は軽く笑う。悩み続けていたのだ。母の非道を見逃すことが、魔術師としてのそれすら超えた悪徳を許すことが、本当に母の為かと。

母は間違いなく自分を愛してくれていた。そう、確実に。
37564号の笑みをどう受け取ったのか、蓮の体にさらなる力が漲り、37564号の目にもその力が流れて見えるようだった。

大きく息を吐く。全身に魔力を巡らせる。その系を全て魔力の循環路へ置き換える。
痛みと、苦しみと、絶叫しかねない恐怖がその身を襲う。魔獣の因子が全身を苛む。
命は長くない。これまではそれが怖くなかった。母の為に死ねるなら本望だ。そう思っていた。

だが、今は怖い。怖くて仕方がない。気を抜くと震えてしまいそうになる。涙が少し溜まっている。
一度も敗北することが無かったから、それは一つだ。37564号は自分の手で怯えることを選んだ。

それは巣立ちである。祝福されるべき雛鳥の羽ばたきである。
不格好で、醜悪で、しかし、もはや母鳥は置いて、最強の雛鳥は飛び立った。

恐れを力に変え、恐怖を強さに変え、穏やかで優しい少年は、魔獣の鎧をまとい母の呪いから放たれた。
いや、引きはがされたという方が近いか。だとしても彼はもはや一人で生き、一人で戦わねばなるまい。

そして、この戦いは。

      /|/| ̄ ̄\`゙'<彡///|
      } }:|    | |\  `゙'<彡 |
   |ヽ //l|  ̄ ̄ |.|:彡\    `゙'
  -:} }/イ/___||三三 \
/ /// / \
 / ./ /    \
// / /  \.   へ
l | l /     \,イx/ \
| | |/ \    /圭リ! /\
゚┼く     \./圭圭K   \
 |  ‘   ./圭圭圭会x'´   \
 |   ト, ./圭圭ツ`゙'≪ツ ̄ /
 |   |  /圭a〜ミ<  /
`゙'</_|aっ   ヾ ∠ ___
 \ | ;; O     }}    /
\,.ィ仕,,  ⌒ヽ  O }}  /  _
ィ≦ミ'´ ,.ィ::::::::ノ  ,. --ヾ、 ̄ ̄  /
_/Oヘ;;;;;;;;/ ,.ィ´ ヽ_)-'-ヽ、   /    ,.ィx  |\
爪○ト}}  ,.ィ′ ,へノ::::::::::::::::::\ /   ,ィ佳会x|  \
/Y / Y /  /::::::::::::::::::::::::::::::::::/  / Z≪圭! ミ
//ヽ、人ヽ> ̄ )::::::::::::::::::::::::::/ .へ   ∨ / ヽ三
//.    ヽヽ ̄:::::::::::::::::::::::::::://::/ \  ∨ /   Y
/ O    ヽヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::/   ヽ   ∨ /
          ヽヽ::::::::::::::::::::::::::::/|      ヽ.  ∨ /
           ヽヽ:::::::::::::::::::::/   }     〉、 ∨ /
.           |ト,ヽ:::::::::::::::::{   |    / }  ∨
         //∧.ヽ:::::::::::ム  ′ ./  .ノ   |
  ○  ゚ ト,/// ∧ヘヽ:::::{入__ /  / ...:::   |
      ∧ \. / ∧ ヽヽレ′´  /         |
     /:/:∧  \ ∧ ヽヽ、__ / ,,,;;;      |
  /////∧   \∧、 ヽ    ;;;:        /
.// //// ∧.    \|≧ォiヘ            /
/  //// / ∧      \川ハへ、;;;;;   ,. イ
  //// / / ∧      ∨//  ≧ー≦ ___/
./ /// / / / ∧       ∨    ,.ィLヽ

37564号、いや、ハルト・カレルレンの祝福されるべき最初の一歩、初めての戦いだ。

…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
                            ┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━
172 : ◆v.By3fESrTsY [sage saga]:2017/10/03(火) 23:35:40.96 ID:jpaoU2Gj0
ハルトが蓮を倒し、諸共崩れ落ちるのを横目に、シーは荒く息を吐く。
ふぇんりるとの連携攻撃、腕を片方捥がれ、全身に着弾し、並の魔術師ならもう落ちていても良い頃だ。

「最早これはアレだね…、そういう強いとか弱いとかのアレじゃない」

執念。シーの辞書には存在しないその言葉こそが銀賀の現状だった。
もはやロクに動かないだろう身体をまさしく引きずるように銀賀は動く。譫言に近い妄言をぶつぶつと呟きながら奇妙なダンスを踊る。

「おっかしいなあ! 右腕が動かねえや…、ああ、そういやさっき千切れたんだっけ。まあいいや、左腕だけでも人形は動かせるしよお!」
「いやいや、もういい加減に死んでおいてよ。魔術刻印があるとしてもそろそろ死んどかないとほら、色々と」
「そういうわけにもいかないんだよねえ。苦節四十年、ようやく願いが叶うんだからさ」

何でもないように喋り続けるその場は鉛玉と糸の吹きすさぶ死の空間。
それぞれがそれぞれの武器に傷つけられ、血飛沫が飛んでいる。
戦力差から考えれば間違いなく不利。事実、少なく見積もっても致命傷の傷を負いながら、それでも銀賀は立ち上がる。

「…そういや逃げないの?」
「何でさ、此処を失えばもう愛は叶わない、もう俺の夢は叶わない」
「…はあ、私も本当なら逃がしてもいいとこなんだけどさ。今回ばかりは仕方がないね」

シーの目が淡く光る。流し込まれた熊の霊がその身に超常の力を宿させる。そして止まることなく人形を壊し、張り巡らされた糸を破り。

「殺すよ!」
「愛が殺せるか!?」

抵抗するかのように弱々しく差し出されたその手から最後のあがきとばかりに糸が。
シーは目を丸めるが、最早止まれない。

「お前と道連れとかそんなのする気はねえぜ! 死んどきなあ!」

だが、その糸はまた別の糸に絡めとられる。銀賀の視界の端で倒れ伏した亨が笑ったのを微かに見た。

「舐めんなっつったろ」

最早万策は尽きた。銀賀は諦めたようにその手を広げ、シーの一撃を迎え入れる。
その人生は一つの人形にかけられていた。月光のごとく淡く、そして太陽のように暖かなその人形に。
もし、もし彼がそれに出会わなければ、この希代の悪人は、もしかすれば。今、彼が浮かべた穏やか笑みはそのifを思わせる。

ああ、この姿こそ。

「愛だ」
「いや、キメてること悪いけどさ」

無慈悲なシーの蹴りが銀賀の頭蓋を砕く。そして取り出したガトリングが。

「キモいよ、ストーカーみたいで」

銀賀の体を肉片に変えてしまったのだった。

           `''-_ヽ`'-、;;;;;;;;;.;_;;;;;ヽ,  ゙'ヘ   . l;;;丶;;;;} `  .,;;ソ゛               ´  /゙;;;;;;;
゙゙ヽ ,,、         `'!‐ `'-,;;;{. `'-、;゙!、    .l-'、.l.;;;;;;;;;.!  .,il″               _,, -'";;;;;;;;;;
...フ;;;;;;;;`''‐ ,,、             ,゙li/、  `'、.l,    .`'/'./ ;;;;;l゙゙ ./               , r二-''''" ̄ ̄´
'''''".'''''.'''ヽ-..;,゙ニ_        `゙゙''''>x, ゙ ll、    .!、/.l;;;,! i'               ''"          `
          `'''`-ヽ,,       |、`''ニi几     ″|;;'!
i,            `'''ミ;;x、    ´   .` l、     l、;.lz'ア   .,i;;|lrl!!!!¨'″   ,,,
  ..,,u..-..、          `''スッ、  y ..、   !li     `l/ l/   ..il′       ,,il'"´
;ュix..,,,,,_. .`'s、           ゙''く、 |;,_}   .ゝ    .″,l′.,,         .,.″ .=  .r!″ '.l
   . `''-゙二;;;;`゙''''、             ゙" ″          iリ.,〃          , .` j,i′        
________i;;;;;;;;;;;;"― ..,_                       l;;リ"  i、    .,ij" _,/.l_、 ,,irー     .
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.xッ----`-=- ..               i|'" -`--ミヽ、..,,ノ;フ'"゙'-ぃ〈 ̄.コ;;-、___,.. -";
;;;;;;;;;;;;;;;;,,..一'''''''ー、,;;;;;;;;`'ー- ..,,、                 ゛      `'.lミ,゙゛      \;;ヽ \ ;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;./       `くv-¬'''"゙゙´                      !.i''~lュi,,、     ヽ,,,,゙' \ ;;;;;;
;;;;;;;;;i‐′                                      !;ヽ   `'L     ゙".! ! `ぃi
;;;;;;;/       : _,i=@               _..=@             |;;;;;;;゙''-、、.リi    !>   ゙'i
;./      ,..r/「″         ,,rj″     Y''フ'´  .▽       ,i";;;;;;;;;;;;;;.l'!ミiv 、   ,.l|x,   
     .,r彡'"           '!レ'"      .//   .,r、           f'"`''./ ;;;;;;;;\.゙'-、''-..,,,};;;;;ヽ  
      ´            、     ,ノ;/    ¨゛     .,,=@   .ヽ;;;;;;;;.l゙'!)i、`\;;;/'''''-\,
               ,,、   ,,〃   .,..;;ニi /              ´       ヽ;;;;;;;゙;;、 `   ゙'ミ、   ゙゙'
          ,i彡   /│    ″.,〃   .,i;;    .,-、   .i;;;;;i     .l.;;;;;|..゙'|l、   ゙'li、  
            ,iク゛    l";!I ., ―--グ  .n /゛    l/     .゙‐'"     .l;;;;;.l .゙'f、   ゙.lx    ゙'

「…いやいや、愛とかホント寒い。で、此処を護っとけばいいんだよね?」
「そうなんだが、…まあ、お似合いの末路っちゃ末路か」

【描写を終了します…】
173 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/04(水) 00:31:07.59 ID:pIWy9/N/O
おつー

銀賀退場か。
なんだかんだ、敵ながら序盤の状況から良く頑張ったなー。
あとはジン側の方でラストバトルが近いのか。
楽しみ。
174 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/04(水) 01:43:42.66 ID:tf424aceo
おつおつー 終わりが近づいてきている
175 : ◆v.By3fESrTsY [sage saga]:2017/10/04(水) 22:53:15.80 ID:4bwjha7C0
【駄目だ、スイッチが入らない。今日もちとお休み。明日は早めにやれたら、いいな…】
176 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/05(木) 00:03:12.73 ID:lW0doOPoo
了解。まぁ、無理にやってもいいもの出来るとは思えないですしね
177 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2017/10/05(木) 21:31:01.50 ID:acjiJLn10
【再開。途中で一旦中断します】

剣戟の音が響く、その様子を見届ける終原の面々にも汗が滲む。
錆びた剣とぶつかり合うのは紫電を僅かにまとう剣。

「…ッ、マスターの魔力が弱くなって」
「…」

対する剣士は一切の言葉を発さない。まるで影のように静かで存在感が無い。
だが、その身から放たれる敵意と脅威はその場の全員が察している。…終原邸の奥深くに構えた二人はなおさら。

「…いやはや、厳しい相手じゃねえの、姐さん」
「懐かしい相手だな。セイバーが来てくれなければ危ういところだった」
「まったく。…まあ、どちらもセイバーなんだがな」

話は遡る。数分前、終原邸を突如強襲した影の如きサーヴァント。
その魔力は浮かぶ中空の杯、そこから漏れ出る魔力と同じで。
だが、それ以上に終原を、いや、終原月と城戸霊夢を困惑させたのは。

「…セイバー、ウッフェ」

                 リ从ソ≧ .,  / ンy-, ハ/   l! /
                    ト(.f_ヒー 二≦彡三彳..∧  |/
            ――<_ _r': `ー=ゝ, r'.イ /::::::人/ }  人__―
      .> ´      ノ,Y:::::::::::::z=ヾl !.レテ/:::_:::/::::ノ zイ   ゝ   ` <
     /         / /:::::::::::::::::::::: 川:::/:(__,/ ̄.i´ / / , `Y.    '>、
    ./             / 人:::::::::::::::::::::::l! i|/:::::::::: /::ヽ. L/i´ r ´  __ !.    / , へ
   /             イ ∧ .〉::λ :::::::::∧∧:::::::: /::::::: 〉/ ー.l_イ  {.   / /   ヽ
  ./ー <      //!:://:::/-|:::::::::::j 人 丶; /::::::: 〈/,ゝ.、       i   / /     丶、
 ../´⌒ヽヽ   .//  |i:{ {::/_ イ::::::::/./::::::\ %:::::::::::∧ヽ::::i,       ト-┘ L __ ノ i
 /     .ム ’-'. イ    ハ:i レ  /_:::::イ./::::::: ,.ィ/、i:::::::/::::} .}::∧.     i!',ー― - - ― '
 ゝ_ 二´  イ  .!  / ハ i イ  >へ  ̄ (0) k_:_/:::::::| |:/:λ    i!∧      \
   /     .リ  | Y ./  k>≦ イ   > ,_  /:::::::::ハハVヽ!   ノ ノ:、>,    ヽ
  ./       ソ  !/    Y::::::::::>< , イ λ> ≦_:Vヽ_,ト, ./ /:::::∨ i \    l
  j          |.      V:::> ⌒  ≧<_ノ ハ )ヽ_ム   ./::::::::::::::V j   k   j
  /      ../ |  ! >- ' '/     ゝ、_)V:::≧―― く _,ノ:::::::::::::::::::V  λ ヽ、!
 j         >:::::´::::::/ /´      ゝ、_) !:::::::::::::::::::::::::ヽ:::::::::::::::::::::::::::::V     ト、
|     >::´::::::::::::::::: / /       ゝ、_)-〈:::::::::::::::::::::::::: ∧::::::::::::::::::::::::::::∨     |
|  /::::::::::::::::::::::::::::::i  i       ヽ _ノ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∧::::::::::::::::::::::::::::∨     丶
|. /:::::::::::::::::::::::::::::::::: !  !- ― イ ̄ /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∧::::::::::::::::::::::::::: ∨     |

かつて彼らと共に戦い、彼らと剣を交えたその姿がそこにはあった。
その一撃に生身の人間が敵うわけもなく、終原の呪いが漏れ出すかと思われたそのとき、紫電を纏ってセイバーが現われ、その剣を交えたのだった。

「…おそらく過去の戦争のそれを模しているのだろうな。この様子ではこれ以外にも出てきている可能性がある」
「霊夢おばさま!」
「話は後だよ。おい、カレルレンのセイバー! どうしてここに来た!」
「あのちっちゃいのの指示だ! 終原に何かあれば聖杯どころじゃない! だから確認だけ、のはずだったんだがなあ…」

苦笑するセイバーに錆びた剣が振り落とされる。

「どうやら勘が当たったようだ! 悪いがあんたがたは引っ込んでくれ! どうもコイツ、話す気すらないみたいだ! 巻き込んだら悪い!」
「…と、いうことらしい。下がるぞ、ここにいてもできることはない。カレルレンのセイバー! すまんが宝具は使ってくれるな!」
「それはその気だ! こっちも限界近くてな!」

その言葉に頷き、霊夢に率いられ、邸内へ戻るのだった。


直下、終原どの程度まで今回の情報掴んでるか【長期間登場しませんでした】+2

123:前回登場から変わらず
456:銀賀の暴走とか知ってる
789:この街の謎まで知ってる
178 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/05(木) 21:32:08.87 ID:1lvlYnMBO
それっ
179 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2017/10/05(木) 21:37:14.38 ID:acjiJLn10
9:知ってる


忘れてた直下。影剣、宝具とか使える?【仮にもシャドウですし】+2

123:宝具まで
456:固有スキルまで
789:クラススキルだけ
180 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/05(木) 21:41:23.35 ID:1lvlYnMBO
連投
181 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2017/10/05(木) 21:44:48.29 ID:acjiJLn10
【勝ったな】

7:クラススキルだけ


【セイバー】

【筋】:6
【耐】:4
【敏】:7
【魔】:3
【幸運】:4

◆対魔力:B

 【ランク分の【魔】による攻撃にマイナス補正】

◆神威の加護:A

 【不利を二回獲得した場合、全ステータスに+2補正】

 【呪い、毒物等のバッドステータスを受けた場合、休息を取ることで自然回復させる事が可能】

 【回復に必要なターン数は、受けたバッドステータスのランクに左右される】

◆勇猛:B

 【戦闘時、【筋】【敏】による攻撃にランク÷2(切り上げ)の+補正、【筋】によるダメージにランク分の−補正】


【影セイバー】


【筋】:4
【耐】:3
【敏】:3
【魔】:3
【幸運】:4

【クラススキル】
◆対魔力:C

 【ランク分の【魔】による攻撃にマイナス補正】


【1ターン目】

直下、剣

↓2、影剣

147:【筋】
258:【敏】
369:【魔】
0:【運】
182 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/05(木) 21:54:31.93 ID:lW0doOPoo
沈めろー!ぶっ飛ばせー!
183 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/05(木) 21:56:51.87 ID:1lvlYnMBO
せい
184 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/05(木) 21:56:57.60 ID:1W3zug/+o
6
185 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2017/10/05(木) 22:00:41.28 ID:acjiJLn10
セイバー、【魔】選択

3+3−3=3

影剣、【敏】選択

3+7−4=6


【影剣、有利獲得】


【2ターン目】

直下、剣

↓2、影剣

147:【筋】
258:【敏】
369:【魔】
0:【運】
186 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/05(木) 22:02:19.68 ID:1W3zug/+o
4
187 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/05(木) 22:02:28.34 ID:82vefD6To
188 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2017/10/05(木) 22:05:11.50 ID:acjiJLn10
セイバー、【魔】選択

3+8−3=8

影剣、【魔】選択

3+4−4=3


【セイバー、有利獲得】


【3ターン目】

直下、剣

↓2、影剣

147:【筋】
258:【敏】
369:【魔】
0:【運】
189 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/05(木) 22:05:47.69 ID:82vefD6To
190 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/05(木) 22:18:56.01 ID:1W3zug/+o
8
191 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2017/10/05(木) 22:21:27.57 ID:acjiJLn10
セイバー、【魔】選択

3+9−3=9

影剣、【運】選択

4+1=5


【セイバーの勝利です!】

【というわけで一旦中断。これで大体の戦闘は終わったのであとはエピローグへ向けての描写と判定くらいですかね。最短で】
192 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/05(木) 22:30:18.66 ID:1lvlYnMBO
乙、そう言えばフォークウッドさん何かしたっけ?
193 : ◆v.By3fESrTsY [sage saga]:2017/10/05(木) 23:39:18.37 ID:acjiJLn10
【遅くなったので描写だけ】

影のようなその男は、するりするりとセイバーの太刀筋を滑らかに躱す。
動きはまるで感情無き機械のように見えて、その一方でどこまでも生物めいて。

「訳が、分からんッ!」

セイバーの苛立ちももっともか。その剣筋は流麗かつ粗悪、洗練かつ無機。
完全に使いこなすかと思えば、まったくもって動かない。
予想もつかない混迷の剣。

だが、その均衡は、セイバーの一徹によって叩き壊される。

「ええい! ならその倍俺が動けばいい!」

行動が分からないのならばそれよりも速く。理論は単純だが実行するには相当量の筋力と技術を要求される。
だが、セイバーにとってその程度は造作もなく。

「どうした! 形を真似ただけの影法師が!」

振るう剣の一撃一撃が徐々に影の剣士を追い詰め。

「これで」

最期の一撃が振りかぶられる。

「終わりだッ!!!」

影は両断され、その姿をどろりと溶かすと雲散霧消した。
消滅を見届け、セイバーは終原に向かい叫ぶ。

「もう大丈夫だ! …といってもこのままだとまた来るかもしれんが」
「なら元凶を壊すべきだな、話は城戸の娘やカレルレンの異端から聞いている。終原も同行しよう」
「そりゃあ有り難い! なら急ぐぞ!」

…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
                            ┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━
194 : ◆v.By3fESrTsY [sage saga]:2017/10/05(木) 23:39:49.66 ID:acjiJLn10
「壺の中の毒虫?」

アサシンが放ったその言葉は意味を成しているとは思えない。

「そういうことだ。この街全てが蠱毒の壺。何年、何十年、何百年と熟成された呪術の壺だ」
「…?」
「違和感は抱かなかったかな? 何時戦争が始まったのか誰も知らないことを、これまでの戦争の経緯を誰も記録していなかったことを」

…そういえば、以前アマタがそんなことを言っていたような。

「この街は街を覆うように微弱な、そう、ごく微弱な結界が張られている」
「…分かりません、その結界はいったい何のために」
「簡単な話だ。『聖杯戦争に関する記憶を薄れさせる』。それだけだ」

誰が? 何のために?

『ここまで言われても分からないのですか?』
「分からない、といった顔をしているな。つまり、君たちは結果と過程を誤認しているのだよ。…いや、それぞれは同じだ。だが間にもう一つ式が入る」
『結果は根源への接続、そして聖杯戦争はその式の第一段階』
「この街の聖杯戦争では根源に穴を空けるのが不可能だったのだろう。質問だ、一回で開けることができない穴、君ならどうする?」

…一回で開けることができないなら。つまり、そういうことか。

「…何度も繰り返す」
「エレファント、そういうことだ。つまり、この街は蠱毒の壺、何回と繰り返される共食いにより、毒を溜める。…正確にはこの街にいる人間すべてがそうなのだろう」
「全ての人間!?」
「争い、憎しみ合い死んだ全ての人間の魂があの壺には収められていく。そしてそれにより根源への接続を果たそうというのだろうね」
『…しかし、それは呪術だ。そんなことをやって呪いに侵されないはずはない』

そう、そうだ。実際聖杯は今、呪いに侵されて。…呪術?

「…今、呪術って」
「気づいたか。その通り、呪術を操る一家はこの街に一つしかない。それを浄化する方法もあったのだろう。この戦争はおそらくそもそもが」

アサシンは鼻を鳴らす。

「終原によって起こされたものなのだろう。他の三家を言葉巧みに騙し、自らは被害者のふりをした人間がいた、ということだ」

…! なら、今の終原は…!
僕の推理に気づいたのだろう、アサシンが首を振った。

「だが、終原は既にそのことを忘れ去っている」
「え、そ、そうなのか?」
「城戸の娘と私、捜査が専門の二人が調べた。まず間違いない。…では、何故か。そこで気づいた。記憶を操作する大規模の結界など終原の領分ではあるまい」

確かに、結界を張るなんて能力は終原にはないはずだ。
いや、以前にはいたのかもしれないがそう簡単に魔術系統が変わることはない。
頭を痛める僕にアサシンが笑んだ。

「ではヒントを与えよう。君も知っているはずだ、記憶を操作する能力を持った相手を」
「記憶を…?」

確か、アマタが…。

「…肆王原」
「エレファント。そこに気づけば残る解は単純だ」

アサシンが手を叩き、推理を、真実を滔々と語り始める。
195 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/05(木) 23:47:11.01 ID:82vefD6To
パオーン
196 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/05(木) 23:49:20.38 ID:1lvlYnMBO
この裏設定>>1じゃなくて他の作成者が作ったのかな
だとしたらそれはこの御四家聖杯の全てを手中に収めんとする黒幕のようだ
197 : ◆v.By3fESrTsY [sage saga]:2017/10/05(木) 23:49:33.06 ID:acjiJLn10
「この戦争は、そもそもが終原の策略より始まった。蠱毒の呪法によりこの街全てを以て根源へと接続せんというね」

        圭圭圭圭圭圭圭圭≧、    マム                  _,,。x≦圭圭圭圭圭圭
           ̄ ̄``''''≠≦圭圭≧;、   マム           _,,。x≦圭圭圭圭≦≡≠'''"”
                   ````''≠≧;,、_ゞ;。ャぁゎ,、 ,z、_,,。x≦≡≠'''"¨”´ ̄
                         ``'ん圭i゚圭Λ`”  ̄
                    __,,。x=''"´  {圭゚i:i:i:゚i:圭}  _             ___,,,,。xz-=
        ,,,,,____,,,,,。x;≠〆'"´  ,r;; ゚守゚圭i:iУ  ゞ'-ー-==≠≡ニニエエ≦圭圭圭圭圭
        圭圭≦エエニ≠‐''”´    ,〆゙    `゚¨¨゚´                      ̄ ̄ ̄ ̄
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        zェz=≠'''"´    _,ィ紗"       /′                ゙\、、
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             _,ィ炙圭〆         /7                  ヾ_、
          _,,,ィ炙圭圭〆         /i7                     ヾ_、
        ィ炙圭圭圭〆           ,イi7                       ヾi_、
        〆圭圭紗'"         ,イ紗′                        ゙{圭}li;
        圭伊紗'”            ,イ紗'′                         }圭7}i;
        〆紗'”         ,,イ圭7′                            ,{圭圭!
        圭'”         ,ィ'圭〆                             ;{圭圭|!
        У        ,,ィ升〆                              /圭圭7
               ,ィ炙紗"                               /圭i圭7
            ,,ィ炙圭〆                                 /圭i圭7
          ,,,ィ炙圭〆                                    /圭i圭7


「そして終原の一部が肆王原として本来の記憶を持ち、根源への接続が可能になるころに成果だけを掠めとる。今の終原は分家なのだろう」

.                 ___                                 ト、 __
            r≦三:';';';';';';';';';';';';≧x.    ___                 ≦  ̄`ヾ ∨∠_
     ..zとー=ーミ'ーv、 ;';';';';';';';';';';';';';';';';'/ ⌒ヽく  /                > ´ 〃      弋、
   /≦;';';'`>、\ マ. }' 〉二≧zzミ..< ̄{   ,  }-く               / 〃  〃        ヽ
  〃';';';';';';';';'/     {/ぅ;';';';';';';';三≧ミ ゝ、_ノ_ノ_ゝ              ア/  〃  〃  ヾ  ヾ`
  {i{;';';';';';';〃     ,.∠´zz========...ミ;';';'`≧'< }i|              /〃 / 〃 ,〃 从 ヾ ヾ 从
  }i{;';';';';';';}     /:::i ..:.:.:.:ハ:::::::__}__i:::::\≧xミ;';';';';≧x..            7/ 〃人./ /小ハ   ヽ }
   V;';';';';'.′ `// ..:.:.{:i::::{:::{, }/ァ=ミ.}::::::ヽ`くヽ:::::`トx:';.;` \          {イ イ ト-。<j   ル'ソヽjl, ハ|
   V;';',..′  ! '.:/::::ハ{::::i_:匕ィ' iぅ;;:.i}リ::::.:.::∨} ∨:::∨ヽ;';';';丶\         人_| ヾ二二. /≦''ニ=小ソ
    ∨y    {..i.:i::::ijレ´     乂::ノ .}i:::::::レノ ノ .:.:.::\;';';';';';';'丶\        __|   _.// `ー-イ/: 〉
     `′  |{/ィヘ. rぅx.    /i/ i:::::::::, _,ィ:::::.:.:.:.:::::.\ ';';';';';';}iハ     _/''∧<. l//:. ヽ  ムノ
     .′    ト乂ト::ハヘV:〉      .j::::::::::八:::::::.:..:.:::::::::....\;';'___, -‐==彡'イ''{::∧ ≧ー-一Yイ从
     .′    トミnミ ト:∨'`   __  /:::::::;,'  ∨::::.:.:.:.::::::::::.:.....\'ノ'ノヽ /彡ィ小,|::::∧    /:::ル'| >、
    .′   __{_八 V}:::人. __,-/`"‐‐= '- 、 .∨::::.:.:.:::.:.:.:.::::.:.:.....\ / Z彡小 爪 ::::ゝ- イ::::::∧小    >、
    i   ´      ̄ ̄f::!/         .`ミV::::.:.:::. i.:{:.:\::.:.::.∠彡イ∠二彡イ  >─---.、从l弋 /    >、
    |            !:|            ∨::::;:.::|.:.::.:.:.:丶::.:\::./  ハ斗リ| (ウ>ー─-  \lヘミト, /    >、
    `  .. __        |::ゝ'           }:.:.:: .:::!.:.:li:.:.:.:.:.ヽ::./  .小vf刋  ゝー''て二 `  \  /   / ,ィ j
         乂丁¨  ┬--'ヾ、           j:.::/.:.:::|.:.:.i!:.:.:.:.:_イ_   从斗小|      Y´   `   \  / ./ l│
          ヽ   {    /`‐ 、       }:/.:.::.:.:}:.:.:.|::.:.:.:.:.ヽ: `ゝ 仄淡ソl ハ  ∠从 イハ `    `小. イ l│|l
           i    .   ,'    \     ノ'.::/::::::::::...:!::..:.:.:.:.z≦-一/,{ア〃小从/歹イミ三´ヽ.   _ァチア'\.l  l│i|
198 : ◆v.By3fESrTsY [sage saga]:2017/10/05(木) 23:50:19.62 ID:acjiJLn10
「しかし、その計画に誤算が起きた。何代にもわたる戦争で肆王原からすらその記憶が消えたのだ。偶然か必然か、そこまでは私にも推理できないが」

                             ̄\\
                         <圭圭圭圭圭==─
                      <州ミミ\ヽ 从ヽ州州ヽ
                 ー<彡州|∨.[ミミ▽从从州州|ハ
                 ─7州州||!  [ミ \ムハ.[州州||i
                  /州州 [>[爪 イ云;; 》 ∨州州||
                  ∧州|| [u\\ ゞ彡" ∨州州|
                  |||州[[ィrヾ、 "" u  ∨州/
                  Z [W州》ン" ヽ  /   |州|!
.                  X [.ヽ州ヘ  -彡".   /|/_______
                   |  ∨ ! ||ヽ、     .イ/ ////////////
.                   |  \    ` ─-イ/ //////////////
                    |.   \     く_/~ ////////////////
                           く⌒ヘi  氏////////////////
                            ヽ', ヘ |/////////ミミ/////
                            彡ゝ─々.//////////////:::
                         r////////Ο///////////\//:::::
                         |///////////////////////\::::::
                /⌒\/,' rJ////∨///////////////////\:
              _/~  !; ノ \レ///////∨///Ο/////三三//////
.        r ̄ ̄~l/ l   レ彡 ,,  ヽ|||//////|//////////〔__L|.///
.       └イ=ミ'7. / .i.  ノ./"::从 ヽ|||<///∨///////// ̄|彳////彡
         |〒レ 〈. 八. /::::::::: 从  》///ハ/人//Ο///////|彳|彡彡彡
\ ̄|...........   |〒l、 >/ //::::::::: ∧_////||/// }///彡彡彡彡彡|彳|   ....
 ̄\ \:::::::::::::::::|〒|::::::ヽ々:::::: ∧=== ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     |彳|:::::::::::::::
   \ \:::::::::::: ̄::::::::::::::::::::. ∧              <二:::::::::: ̄::::::::::::::::
199 : ◆v.By3fESrTsY [sage saga]:2017/10/05(木) 23:50:59.03 ID:acjiJLn10
「そして記憶を失った肆王原は復讐に狂い、その他の終原は記憶が無い。他の三家はなおさらだ」

                                                ,. -‐   ‐- 、
                                              ////////////,ヽ
       ./: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ヘ                ,.'///////////////ハ               '二二二二ニ=- ──── -=ニ二、
      /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ∧       ,.、       .//////,ハ'///,lヽ/////ハ               }二ニ≠≦二二二二二二二二二二二≧s。
     ./: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.∧    r 、 i .l     /////V/{ ∨/,ハ.‐V////ハ              。s≦二二二二ニニ.二二二、 ̄ ̄ ¬二二二ム
     i: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : |: : : i : : ∧   '. ', l .l     {'i///ハィf;示 `ヾ 示;卞l'//ハ          ∠ニニニニ>' ´   .´ ≧三ニミム   ,久ニニニア
    .{: : : : : : : : : : : : : : : : : ト.; : : : : :.               、 , j .l       .!.l'//,{ vzリ     .vzリ リ//∧        ,r'ニニニニj´ r=-   ,-=  .弋_ti ァ 斗,;'  /"´<ニ=‐'´
     !: : : : : :! / : : : ;イ: : : : ハ.:.: : : : .              , '.    ',      .///ハ      '    ノ///∧       乂ニニニニj i 。s≦二ニ    ー‐‐ '´  `ヽ  z
     ∨:: : : :レ: : : :ノリ!: : : /  \: ヘ:.             ;l .!,.. '   ゝ -‐ー、////ハ   {  ̄ }  //////,ヘ、          , t<二二二ニ=               ン !           
     ∨: : : |: : ∠ / |: : /  x‐´\}.:.: :.:|: : : |: : :| : : ∧ lイ、 ,._,.ィ'' <///////> _` ´_ イ////////,\      , t<二二二二二二ニ.  ,___ ,,..  >:::.マ ! ___ , -‐=ニニ二
      〉、: :{ /ェァ`メリ .ナナ≠ェァ_ ̄}.:.: :.:|: : : |: : :|: : : :∧ ' 、ー'" /  `</-、///-, 二 ‐V///////////> 、 , t<二二二二二ニニニニ  i! __     `  ̄ iニ=l 二二二二ニニニ
      fi 入: リ___,イ / \ヽ___ノ|: : : :|: : : |: : :ト、: : : :.ゝ  \イ    .l、  ;  `ヽ./ ,.-‐_-ヽ//‐- 、///////,> 、二ニニニニニニニニ=   l }´ー─‐------, !ニ=i!ニニニニニニニ
      {{ .{| ヽ!   ノイ        |: : : :|: : : |: : :| `ゝ、 : :\,.イへ、   l ', l.;  r―-ヽ{r'"   \ ./ .V/////////,> 、ニニニニニニニニ     ______.ノi二{}二二二二ニニニ
       .|| || |: \  ヽ         |: : : :|: : : |: : :|    , イ//////,> 、 ヽ .ノ   }   ,ィ、` 、    ',  .l'/////////////,\二二二ニニニ          ミ   ', iニニニニニニニニニ
        || || .|: : : } ヽ、 ‐ ー-    ./|: : : :|: : : |: : :|  ,.ィ/////////////\.; '   ./-‐イ/ l.ゝl,{    l  .l'///////////////,ヽニニニニニ         .、、ミ    ゝ!二二二ニニニニニ/
      || || |: : : | | />、     /ミ|.        /'/////////////////     ⌒ ∧/l__,.lハ    l / !//////////////,ヘヾヘニニニ ヾニニニニ´_____ \二二ニニニニニ/  
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        || |リ: :./ ノ .l圭ミ《〈圭圭ミ.!:!: : :| i: : // ./////////////////ハ:..      , :.     !.     \ }'/////////ハV///ハ. V}ニニニニ\  7     ', ヽ   =- 、 \二二二二ニニ
      ..|l./:.:/     |圭ミ||.l圭圭ミ.|:|: :.:.|:.|: // .///////////////////,ヽ:::::::::::::::::::  ヽ:::::::::',       .jV///ハV//ハヾ////!. jリ二二ニニニヽ'     ゝ       ` ミ二二ニ≠´ 
       ノ;イ ||  .,r‐ヽ圭ijj.j圭圭ミ.|.     !/ '//////////////////////iー     o  ` ーヽ     .八////ハ∨/,ハ V///! ,ソ
200 : ◆v.By3fESrTsY [sage saga]:2017/10/05(木) 23:52:38.74 ID:acjiJLn10
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         ∨::::::::::::::::::/ /ー-,x彡イ ,;;;ィ ヽ        |::::::|     「私はさっき言ったね? これは『青写真も被害者も加害者も全てがまぜこぜになった』事件だと」
          ∨, ´_` 、:::::::/ ,x彡イ ̄`,;:イ   `、      |::::::l
           ∨,´ `、 ∨/, ´ ̄  r-- 、`ヾx、   ヽ /   |::::::!    
          l l  _ ly/  ─ 、 `::.、・゙ 、 ヾヽノ < ,, xメゞl!::ノ
          l ∨´  lミl       、_ ̄´` ´`ヽ弋・ツ  j
         /:,  ヽ, ´ l∧               ::∨  ,r゙
       ∨:::::∧   ヽl  ゝ、     ,  ,t´ `    ::::∨ l
      ∨::./:::::::∧   !      /  ゝ、ヽ     :::::∨ノ゙         「つまり、この戦争は犯人がいなくなり、トリックだけが動き続けた毒虫の坩堝だったわけだ」
     ∨::::/:::::/:::::::::ゝ、j     l!  ヽ 、    `\  :::::::.}゙
      l l:::::::::::l::::::://j ∧    |    ヽ`ゝ - 、   >ー 
      从::::| : !::::/∧   ヽ.      `>ー ゙ / /´
     ,z7{l、::::∨// ∧    ∧     ヽー  /./
    ,zZ///ゝk、,x彡 ∧   ∧          /
  .,z://////∧ゝ、l{::.、  ゝ、  ∧        /
 ,zZ7///////∧  ゙ヽ::.、   ゙::..、∧       l//7z、              「Q.E.D、証明終了。これがこの街の、戦争の真実なのだよ」
/////////////∧   ゙:::..、  .l` ゝ、      l/////7z、
//////////////∧    ゙、ヽ  ! ヽ >.. _ ノ////////7z、


…僕たち全員が、その呪術に操られていた?
それも、何代にも、何世代にも渡って。

『…気づかなかったのは間抜けと言うより他にないですね。いえ、それほどの結界を作った人間を賞賛すべきか』
「頭が痛くなってきましたよ…、私。えっと、で、今それが叶いそうになっているんですね?」
「そういうわけだね。『この街の全てを犠牲にして』」

…え?

「制御を失ったこの術式は街全てを呪いで包み、それを以て根源に穴を空ける。そうなってしまったのだよ、本来はもっとほかの手段があったのだろうがね」
「…それは見過ごせません、神秘の漏洩ももちろんですが、それでは多くの人命が!」
「ああ、そうだとも。だからこそ私たちは今、聖杯の元に向かうのだよ」

アサシンが毅然と、そう言った。

「聖杯を壊すために。…安心したまえ、式はいくつも用意しているとも」


【というわけで本日ここまで。次回、アサシンの策成功判定】

【一応 >>1 がメンバーの設定すり合わせたうえで考えたガバガバ設定です】
201 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/05(木) 23:57:32.16 ID:akiJTB0yO
おつー

アサシン頼りになりおる。
真っ黒聖杯だと願いは無理かー。
どうなるか分かんないけど、やっぱり破壊ルートかな?
202 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/06(金) 00:00:38.73 ID:Xx7xHAd80
エレファントな設定だ
203 : ◆v.By3fESrTsY [sage saga]:2017/10/06(金) 00:08:11.63 ID:Znoxx8VX0
【一応「エレファント」について解説】

【複雑に思える問題に対して簡潔にまとまった比較的短い証明(解答)を、エレガントな証明(解答)と言うことがある。
 四色定理のある種「力業な証明」は、これと対極にあるものとして揶揄を込めて「エレファント(象)」な証明とも言われた
                                            -Wikipedia 「四色定理」より】

【今回は「ださい解答法」みたいな感じで使ってます】
204 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/06(金) 04:00:18.35 ID:Xx7xHAd80
へーほんとにある単語なんやな
解説ないとわからんw
205 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/06(金) 10:52:12.72 ID:DafWanTQO
知らなくてもガとファを打ち間違えるわけないと思うんですよ
乙乙
206 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/06(金) 21:50:38.67 ID:SBcI+Ea5o
マンガのQEDで知った
207 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2017/10/06(金) 22:42:54.12 ID:Znoxx8VX0
【再開】

アサシンと共に、そして途中で出会った城戸貴志を連れ、到着した其処は。

「おそいぞ、ゾラ」
「これで全員か?」

杯から流れる泥で半壊した街、そして其処に集うシー、セイバー、舞莉或等四家のメンバー達。
一部は救出活動に動いているようで声が聞こえてくる。

「銀賀は!」
「カレルレンの当主がぶっ殺した。…俺たちの手で引導を渡せなかったのは残念だが」
「こちらも肆王原と遭遇したが、何とか撃退し捕縛している」
「終原も無事ですわ! ただ…」

終原舞莉或が顔を曇らせる。確かにこの状況は放置すればどんどん被害は広がっていくだろう。
一刻も早く止めなくちゃいけないけど…!

「アサシン、方法ってのは」
「力づくで破壊することはできるがそれは最後の手段。…杯を失ったこの呪いがどういった形になるかは分からんのでな」
「じゃあ」
「まずは奪い取る」

アサシンの視線が金髪の少女へ向けられる。

「ターニャ・カレルレン」
「久方ぶりだな、ジン・A・ゾラ。だが今は話す暇はない。月臣!」

ターニャの言葉に一人の女が姿を見せる。…見たことはないはずだけど。

「…マスター、以前オレ達を襲った狼の面、アレでしょう」
「!? アイツか!」

僕達を襲撃した時とは打って変わっておずおずと進み出るその姿は、緊張の為か強張っていた。
…この子が解決する方法を持っているのか?
疑問符を浮かべる僕に解説を加えたのは貴志だった。

「…彼女はね、そうとは知らなかったらしいがカレルレンの一派閥に当たる。そして彼女の一家は」

:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:>''´        /     :|    \   `ヽ、(_,   |
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\ア             |     /   \ /     _ \   :|//|:    //
/              /|         | `   ___________\\  ハ/ :|  //|〉
              // _|   |    |  ≪¨¨¨ん¨Т\\∨V  |,//___」〉
                { / |   |    |    `  乂rリ    以     | :|〉             『狼の一家だ』
               人 ヽ|   |                  \   l :|〉
                \|   |     \             /   | |〉
.                八   二=- _  \             /     |:|〉
                `、     {  ̄        __ , /      ||〉
\               `、      {                 ̄l ̄\l|〉
                 ∧      {ニ=ァ- .,_   ィ゙     |   |〉
                 _/ ‘,     { /_   ¨´ |     |   |〉
               __,,. ィi〔:i\ ‘,    {\ ト.     |     |   |〉
.       / ̄ ̄ ̄ ̄:i:i:i:i:i| ̄ `、   | '⌒\>‐―┐      |   |〉
\     /:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i∧  l\  :|   _j    「\    :|   |〉
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◆大神器、地脈接続(おおかみのうつわ、ちみゃくせつぞく)
 ※このスキルは条件が満たされなければ使用できない。
 条件1:ルナとルオ。両方の人格を喪失し、最終人格「ルー」が表出している。
 条件2:サーヴァントの脱落が発生している。

 最終人格のルー。「中立・中庸」 オオカミの人格。中性的な人格。一人称は「ボク」
 人ならざるモノ。異種聖杯。願い持つ願望機。すなわち、オオカミの聖杯。

 ルーは人としての人格が削ぎ落とされて発生する神憑り(かみがかり)的な存在。
 自らの善悪にも、社会秩序にも拘らない、ただ寄り添える他者を求めて行動する。
 おもむろに背伸びをしたり、ちらちらと見てくるのは構って欲しい合図である。

 ルーの願いは「番となる者に人間を辞めてもらい、共に神(根源)に至ろう。」

 ――ボクがキミの願いを叶えよう。だから、ボクの願いを叶えてくれ。

 【魔力の回復量が倍加する】

 【獣化状態において、【狂化】によるコミュ不可等のデメリットが消滅する】

 【異なる聖杯に接触する事で、聖杯としての機能を捕食する事ができる】
208 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/06(金) 22:49:02.59 ID:QozAQkfKO
君達設定に食い込みすぎるデータ作りすぎィ!
209 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2017/10/06(金) 22:50:59.74 ID:Znoxx8VX0
…聖杯を奪う異なる聖杯!?

『話に出ていた狼の聖杯とは、彼女の事でしたか。…しかし、現状の彼女は』

そうだ、彼女は。

「アサシン、まさか」
「そう、聖杯を食らうフェンリルを呼ぶには彼女の二つの人格を殺す必要がある」
「それは」

仕方のない事だ、この呪いを止めるために人格の一つや二つ、必要な犠牲だ。でも、僕の脳裏には。
そんな僕を押しのけミスティックがアサシンに掴みかかる。

「馬鹿を言うな! 既に、既に多くの人が、尊い人命が、美しい可能性が奪われた! それを此処で、殺せと言うのか! 大の為に、少を殺せと言うのか!」
「落ち着きなさいなミスティック! アサシンに当たっても仕方がないですって!」

ミルキィに引きはがされながらもまだ怒りを収めようとしないミスティック。僕はそれを止めることができない。

「…アサシン、力づくで壊すのならできるんだろ? なら、俺が」
「必要ない」

セイバーの申し出をアサシンが一蹴する。思わず僕も声を上げようとしたそのとき、その言葉をターニャが引き取った。

「最終手段だ、と言っただろう? それは私の秘策が不発であれば、ということだ」
「秘策?」

一同の目がターニャへ向けられる。ターニャはにやりと笑うと、首の護り袋から何かを取り出した。
金色に鈍い光を放つそれは。

「…弾丸?」
「【起源弾】。そして、私の起源は「捕獲」だ」


◆ 起源【捕獲】
原初の始まりの際に与えられた方向付け、または絶対命令。あらかじめ定められた物事の本質。
彼女の場合、物理的な捕獲はもちろん、人の魂や思惑といった不可視の物を捕らえ、観察することに長ける。

【他者の持つ秘密を低確率で看破可能】

 ◆起源弾
  彼女の起源が埋め込まれた弾丸。一発一発はけして威力の無い実弾に過ぎないが、狙撃された者は一時的にその魂を弾丸に捕獲され、閉じ込められる。
  魂を閉じ込められた対象は、一時的な仮死状態に陥るため、彼女にとっては都合のいい獲物である。
  だが、その特性上、相手の魂が乖離、つまりは感情が昂ったときにのみ使用可能なであり、また、残弾数も非常に少ない。もちろん、サーヴァントには効かない。

  【相手が何らかの感情を昂らせている際のみ使用可能】

  【二回不利判定を入手した段階で相手との戦闘を無効化し、行動を停止させる】

  【一シナリオ中に使える回数は三回のみ】
210 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2017/10/06(金) 22:57:38.12 ID:Znoxx8VX0
「私が何の目的もなくこの女を攫って連れ歩くと思ったか。これによってコイツの人格を一時的に「捕獲」する」
「そういうことだ、これが成功すれば破壊する必要はなく、聖杯は狼の聖杯となり正常な機能を取り戻せる可能性が高い」

…裏技じみている。それに。

「…それは、成功するのか?」

歩の言葉に全員が静まり返った。アサシンとターニャ、月臣は一瞬見合わせ、答える。

「分からん、人格が魂に依存するのか、そこまでは私も分からんからな」
「だから、君が必要だったのだ、セイバー。この方法が失敗した場合、破壊する役目を持つ者として」
「…そして、これは考えたくはありませんが」
「俺とルナが消え、聖杯が奪えたとして…、最後の人格が大人しく聖杯を譲らねえ可能性もある」
「その際は対抗できるサーヴァントは多い方がいい」

…ランサーとセイバーが必要だったのはそう言うことか。アサシンがミスティックの方を向く。

「そういうわけだ、関係者をなるべく殺さない、傷つけさせない、これは探偵の流儀なのでね」

崩落の音が聞こえる、泥の速度が心なしか加速している気がする。僕達の足場ももう危うい。
跳ね返る飛沫に触れるだけで、全身の力が抜けていく。時間が無い。

「さて、ターニャ・カレルレン」
「ああ、準備は整った。…覚悟はいいな、月臣」
「おう」
「はい」
「気持ちを昂らせろ、自分はこの街を護る救世主だと思いこめ」

ターニャが静かに詠唱し、月臣も目を閉じる。一瞬、無音になり、そして、ターニャの銃が火を噴いた。


直下、結果

1234:失敗
56789:成功
211 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/06(金) 23:00:28.41 ID:prfgLCJtO
狼狩り
212 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/06(金) 23:01:36.56 ID:exHTQbiKo
213 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/06(金) 23:06:14.04 ID:HHXJipQGO
ああ、ここで失敗か…
214 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2017/10/06(金) 23:24:35.65 ID:Znoxx8VX0
1:失敗!

その銃弾は、月臣の体を貫いた。
音が消え、月臣は倒れ込む、ミスティックと舞莉或がたまらず駆け出すが…。

「どうだ!」
「…ダメですわ、完全に意識を失っているだけです」
「…そうか、やはり魂と人格は依存するもの、ということだな」

ターニャの落胆した声が落ちる。その肩にアサシンが手をかけた。

「気負うことはあるまい。美しき過程が醜い現実に潰されることの方が多いのだからな」
「…だとしても腹立たしいことこの上ない。…チッ、爺様のようにはいかんか」

そしてアサシンは改めて立ち上がり。

「…では、これより聖杯の破壊を行う。セイバー、ランサー」

アサシンの声にセイバーとランサーが視線を交わし。

「おう」
「マスターの指示さえあればいつでも」

そう言って立ち上がった。
崩落の音が激しくなる。街は徐々に混沌に包まれていく。
そのカオスの中で、アサシンは不敵に微笑んだ。

「ああ、まるでライヘンバッハの再現だ。滝のような音すら聞こえてくる」
「…アサシン?」

朗々と語るアサシンの体が淡く光る。

「いや、実に満足だ。有意義な推理(しとう)だった唯一我が好敵手に出会えなかったこととこの忌々しき霊基さえなければな」
「アサシン、アンタ」
「止めてくれるなよ、主人公たちよ。…まったく、人間というのは面倒だ、私はただ、悪の装置であったというのに」

アサシンの光が大きくなり、徐々に聖杯へ接近していく。

「諸君、窮地を脱するには、気力あるのみだ。では諸君、これにてさらば、これでは壊しきれんだろう。ランサー、セイバー、あとは託すよ」

それだけを言い、アサシンは大げさにこう言った。

「…そして私は今、諸君を集め、見回して」

アサシンの目が全員を捉えた。それだけで、僕達は何を行うかを察した。
誰も、止めることはできなかった。僕達の目の前にいたのは。
215 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2017/10/06(金) 23:29:05.28 ID:Znoxx8VX0

                            l;;;;;;;;;;;;∧   \;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
                          ∧;;;;;;;;;;;;;丶   \;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/
                            ∧;;;;;;;;;;;;;;;ヽ    丶、;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/;.ヽ             「さて、事件の謎は解けた。報酬として【真実】を頂いた」
                            l´>、;;;;;;;;;;;;;;;`;;;,、    ー 一/;;;;;;;;;゙;,、
                           ,zl l `>、;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`;;;;,,、 __ _ノ;;;;;;;;;;;;;;;;l
                         ,z仆{ ヽ{  \;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/
                        ,z{州从 l     ` 、;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;, イ
                     _,zZ77《ソソ >l.ヽ r 、___` ̄ l ̄ィ<l!ー ´                「これにて探偵劇は閉幕となり、私の存在も消滅する。だが悪の機構はまだ残る」
                  ,zZ7 l///////!{/ ∧ :! l lヽ  ゝ`  !  ノ
              __,zZ7////| |///////∧  ∧l  ゝ_`_ ヘ __ノ/ハ、
           _,,zZ7////////:| |/////////ハヽ _ヽ   __  ///ハ7Zz、
         _,,zZ7/////////////! l//////////ハゝ-|  ´   ///////ハ///7Zz、
     ,zZ7//ヽ/////////////∧∨//////////ヽ !、___ノ///////ハ//////7Zz、           「我が名はジェームズ・モリアーティ。此度の探偵でございましたとも」
    ,zZ7///////ヽ///////////∧∨///////////>l:::::::::::ヽ////////ハ/////////7Zz、
    /////////////Y///////////∧∨/////,,.. ,.-‐'三二三7Zz、 _////ハ///////////l7z、
    l/////////////{////////////∧∨_/ '',. ''/////////////∧`ヽ ヽハ///////////|/ハ
  ∧////////:!///t/////////////∧ __//////////////////∧ ∨z、_l//////////k//ハ
  |//////////|///ハ//////////////´/////////////////////∧ ∨////////////!///ハ      「そして名探偵は自らの敵に対しこう言うと決まっている」
  !//////////l///ハ////////////////////////////////////∧ ∨///////////l/////}

一人の探偵にして犯罪者だった。

「【「お前を確実に破滅させる事が出来るなら、私は公共の利益の為喜んで死を受け入れよう。」
(‘if_I_were_assured_of_the_former_eventuality_I_would,in_the_interests_of_the_public,cheerfully_accept_the_latter.’)】」


◆『「お前を確実に破滅させる事が出来るなら、私は公共の利益の為喜んで死を受け入れよう。」
  (‘if_I_were_assured_of_the_former_eventuality_I_would,in_the_interests_of_the_public,cheerfully_accept_the_latter.’)』

 ランク:− 種別:特攻宝具 レンジ:− 最大補足:2人(アサシンと対象一つ)

 無辜の怪物で変質したアサシンの最終宝具『拝啓、我が親愛なる宿敵へ(Perfect_Evil)』の、唯一の使用法。
 アサシンに対峙した「名探偵」が最後に放った言葉であり、またその作中においてこの言葉どおりの結末を迎えた事が由来。
 上記の文言を唱える事で発動。アサシン自身の霊基そのものをまるごと爆弾として転用、自らの死という対価を以て対象の破滅という結果を引き寄せる。
 いわば『拝啓、我が親愛なる宿敵へ(Perfect_Evil)』による「壊れた幻想」。

 …悪は独善的だ。「個人の利益よりも優先するものがある」と考える人々を、悪は理解出来ない。
 この文言は「完全なる悪」の化身である「ジェームズ・モリアーティ」には本来決して口に 出来ない言葉であり、
 この特攻宝具は、無辜の怪物によって「名探偵」の持つ善の要素を得た「善悪両方の要素を持ち、人間的になったアサシン」だからこその宝具である。

【対象に極大の+補正によるダメージ】

【発動後、アサシンは確定で消滅する。これは令呪、特殊判定によって無効化できない】



アサシンの全身が光る。



そして、聖杯をその光が包んだ。滝の音が聞こえた気がした。


【アサシン、消滅】
216 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2017/10/06(金) 23:38:59.94 ID:Znoxx8VX0
光が消えたとき、アサシンは既に無く、聖杯から漏れる泥は明らかに減少していた。

「…いいなー! 最後の最後でカッコつけやがって!」
「と、いうわけでマスター。どうやらオレらは託されたようですが」

ランサーが僕を見て不敵に笑う。…ああ、そうか、ランサーは僕の指示を待っている。
僕達は自分の事で精一杯で、ランサーに対し何もできなくって、それで、それで、それで…。

「悩みなさんな、…あの方々を救えなかったのは俺の不手際。アンタに非はない」
「でも」
「とりあえず生きることです、生きれば贖罪もできる、生きれば戦うこともできる、そして金があればなおさらいいですな」

ランサーはあくまで快活に笑う。もう、時間はない。だから。

「ランサー」
「はい」
「依頼する。聖杯を壊してくれ」

ランサーの目がすっと細まった。

「いいでしょう。代金は出世払い、いずれ、どこかでまた払っていただきますぜ」
「…ああ!」


ランサーが槍を振るう、セイバーがその剣に紫電を溜める。

「結局俺は闇を払うわけだ! 悪い気はしないが、もう少し話してみたかったな!」
「はは、いずれまた会うこともあるだろうよ。その時の為に俺の妙技、忘れるなよ」
「お、ついに見せてくれんのかい?」
「気づいてたかよ、だが、見破られるもんじゃあるまい」
217 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2017/10/06(金) 23:39:30.55 ID:Znoxx8VX0
そして、紫電が走る。

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 ./         !  .    _ -=エ爪》     / {iY/  ./   \.  \              /   ./  .,!    .`'、,    `'
../ . 、       !  .!  〔エ爪少八    イ   '《叺 ./     `'-. ヽ .-、......、       /    !  .!      ,ハ,
   .ヽ      l .          厂¨´ {    `¨´/         \ ヽ  ̄'l、     /    l  /      /  |
    .ヽ     l .          〈__ノ../  /             ゙' |'、'r=ー    /    / .! / ,   .ヽ
、     ヽ     .          }    i/ /                 ` l, .、_,,,/     ! │ ,〃  .ゝ
.lヽ    'y.ヽ    .           }   , il″                     /,rシ ./   /  !   /    ,ノ/
 .ヽヽ    ゙.l-ヽ   .l、 ヽ \  }   }! .゛       __,, ――ー'''゙゙゙゙''''‐、、 //  '/   / .,/   .ノン/゙ ,/./
 ヽ.\   ヾ' !、   ゙''-、゙'ーi ヽ  }     :.     ≧ゞミヽノ、Y ――ー"⌒''、  \.//.,, // .r‐" /    .,//   / /
  ヽ \   i,ヽ`!l、   .l  |  ヽ ト、___,.ィ《  ─ァ'^     ム        `'、   ll /ノ゛ / ./     .il!゙.,i '_//
   ヽ ゙'ι ゙'ミ l、 ゛    ヽ l  ヽト、__‰-‐ ∠ // / ノ ``t        ゙!  .!/   l /゛     ./'/.゙/ /
    ゙y  \.ヽ`、     l l   L __ -‐}_ア/'´扮 //从 ノ _,,,,,,,,,...... 丿  .|    ! ./     / //  /
    ゙.l、   ゙'、ヽ      .! .ゝ  _i …=彡/}ヽ_,.    ,. '斗ャ从^"゙´ _...  ___,  _/    ″    . //  ,〃
.ヽ    .リl|、   `".        /从     / }} } } f ¬  /} ヾ” _,,..-'" / ./           '″  .il〃
 ヽ    ヽ     .       //:::::}./  /  }! } ; ー ' イ  ノ从リ    / /           /   / |
ヽ. ヽ   .ヽ         /:::::::::::}i    Y ハ  爪/厂`¬ .l   ./ /_,,          ./  ,/_,, -'
,.`'.li, ヽ    ヽ        :::::::::::::::::}i;____,/ { 〈 \  〈   く \.l、 ./ .〃.         ,,,./ .〃´./
.\ ` ヽ__/ .`゙''ー、、  :::::::::::::::::}:i    {\ヽ, \ノ  /|  \'-、/       ,..-'''" \__/
  .\.  .,..- ̄"゙゙,゙'''''ー ,ヽ  :::::::::::::::::}:i /  i{丶\彡ヘ,_-=ニ /   \`''-..,,.,/   ,/..-'''''''广"'''ー、、 .,/
    .`'-"  /  .ヽ,  ` l:::::::::::::::∧Y    ヽ ミ Z三ミニ=/       \    .ヽ´,i/′  ./    `-'´
    ,i′  ./   .     ::::::::::::::::∧ソ      从 ー= \         \   ヽ  , './
                 ::::::::::::::::::∧   ヽ \ /  フ⌒ヽ_ \__ノ\   \

「闇を払え! 人の世に光を! 【紫電に神鳴る神威の剣】!!!」
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