ほのぼの勇者のショートストーリ

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/09/20(水) 12:41:54.58 ID:Fql7zuLJ0
第一話 「どうしてなのか」


勇者「最近、ふと思うんだよ」

僧侶「何をですか?」

勇者「なぜ、仲間は酒場にいるのか」

僧侶「・・・・たしかに」

勇者「明らかに少年少女も酒場にいるわけだ」

僧侶「そうですね?」

勇者「教育上、酒場はよろしくない」

勇者「何故、酒場なのか・・・」

僧侶「酒場って皆ワイワイしてて仲良くなれそうだから?」

勇者「そういうことか!」

僧侶「はいっ!」

第一話 完




SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1505878914
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/09/20(水) 12:45:30.72 ID:Fql7zuLJ0
第二話「めんどくさい」


 僧侶「うぬぅぅぅ!!」

 勇者「うめき声なんかあげてどうした?」

 僧侶「洗濯をしているのですが、魔物の血が落ちなくて・・・」

 勇者「俺も手伝うよ」ゴシゴシ

 僧侶「なんか勝手に、洗濯してくれる道具が欲しいですね」ゴシゴシ

 勇者「そんな便利な発明したら今頃、主婦皆、だらけちゃうよ?」

 僧侶「そういうもんですかね?」

 勇者「風と水の魔法を同時に使えば何か出来るんじゃないか?」

 僧侶「おおっ!早速実験してみましょう!」


 後の、魔導式自動洗濯機である


第二話 完
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/09/20(水) 12:48:03.68 ID:Fql7zuLJ0
第三話 「魔翌力ってどこにあるの?」


僧侶「あ、魔法使いさん!」

魔法使い「ん?僧侶ちゃん〜」

僧侶「どうされたんですか?神妙な顔つきですが、」

魔法使い「私たちって魔法使えるじゃない?」

僧侶「そうですね?」

魔法使い「何で私たちって魔法使えるのかしら?」

僧侶「ううむ・・・」


勇者「もしかして俺達の先祖が魔物と交わってたり?」

魔法使い「その手があったか!!」


第三話 完

4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/09/20(水) 12:52:20.09 ID:Fql7zuLJ0
第四話 「砦」

勇者「盗賊団のアジト制圧したどー!」

僧侶「おー!!」

魔法使い「案外、あっさりしてたわね」



盗賊A「た、たしゅけ・・て・・」ピクピク

勇者「・・・」ブシュッ



勇者「いやー、疲れたね!」

僧侶「そうですね、帰ってゆっくり休みましょう!」

魔法使い「え、待って!今の沈黙の殺害、何っ!?怖いっ!」

勇者「え、どうしたの?」ニコリッ

魔法使い「魔が住み着いてるわ!悪霊退散」

僧侶「多分、魔法使いさんはお疲れなんですね?」

勇者「そういうことか!大変だったもんな」

魔法使い「えぇ・・・そういうことなのかな・・・」

勇者「・・・」ブシュブシュッ

魔法使い「盗賊に何か恨みでもあるの!?」


第四話 完
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/20(水) 12:57:43.12 ID:Fql7zuLJ0
第五話 「神父」

 神父「おぉ、勇者よ。よくぞ参られた」

 勇者「お久しぶりです!神父様!」

 僧侶「ご無沙汰してます!」

 魔法使い「何か神聖な雰囲気漂ってますね・・」

 神父「うぉっほんっ!・・・」

 神父「勇者はあと、491721の経験値で次のレベルになるだろう」

 勇者「うわー、頑張ります・・・」

 神父「しかし!このドリンクを飲めば一ヶ月間、もらえる経験値が二倍に!!」

 僧侶「わー!すごい便利ですね!!!」チラリッ

 勇者「お、おう?」

 僧侶「でもお高いのでは?」チラリッ

 神父「今ならなんと!たったの15万G!!!」

 僧侶「たったそれだけで一ヶ月間経験値二倍なんて!!!お得ですね!」

 勇者「か、買います」チャリンッ

 僧侶&神父「毎度ありがとうございます!」

 魔法使い「グルかよっ!」

 勇者「・・・」ゴクゴクッ

 
第五話 完
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/20(水) 15:47:10.94 ID:Fql7zuLJ0
第六話 「型破り」

 漁師「んん?西の孤島に行きたいだと?」

 勇者「はい。そこに幻の魔道具があるとかで・・・」

 漁師「なら取引だ。東の街で万病に効くとされているフェアリーの粉を」

 漁師「持ってきたら連れて行ってやろう」

 勇者「あ、ここにあります」ヒョイッ

 漁師「ぬぅ!?ううむ!」

 漁師「間違えた!東南の森にあるとされている滝の杖を持ってきてくれ」

 魔法使い「ここにあるわ」ヒョイッ

 漁師「ッ!?いや、あれだうん間違えた間違えた!」

 漁師「宝箱に稀に入っているとされている聖者のオーブを・・・」

 僧侶「ここにありますね」ヒョイッ

 漁師 (こいつら、イベントを潰しにかかってやがる・・・・)


第六話 完




7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/20(水) 15:53:14.85 ID:Fql7zuLJ0
第七話 「キノコ」


 砂漠の街

 勇者「ここが、一番栄えてるとされている街か!!」

 魔法使い「何だが、とても賑やかね」

 僧侶「それより、お腹空きませんか?」

 勇者「あー、確かに!何かご飯食べに行くか!」
 

 ワーイッ


 中華料理屋

 亭主「いらっしゃいナリーッ」

 勇者「ここのオススメメニュー三人前ください」

 亭主「分かったナリー」テクテク

 魔法使い「なんか、独特な話し方ね・・・」

 亭主「キ○レツ丼、おまたせナリー」

 僧侶「わー!キノコが沢山!」

 キノコ「早く食べてナリー」

 魔法使い「!?ッ」

 勇者「これ、うまいな!」モグモグ

 僧侶「本当!美味しいですね!」モグモグ

 キノコ「美味しいから早く食べてナリー」

 魔法使い「・・・」ポイッ

 キノコ「イヤァアアアアア!!!ナリーー!!!」ジメーンッバシーンッ

 亭主「痛いナリー!!!」

 魔法使い「!?ッ」


第七話 完
 

 
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/20(水) 15:57:52.02 ID:Fql7zuLJ0
第八話 「マーダ神殿」


 勇者「転職かー、楽しそうだよなー」

 僧侶「折角ですし、転職してみますか?」

 魔法使い「いいね!やろ!!」

 神官「それでは、転職を行います」

 
 ピュイーンッ


 男の娘(勇者)「何か、怖いよぉ・・」

 SM女王様(僧侶)「怖がってんじゃないよ!豚がぁ!!」バシンッ

 魔法使い「あれ?私だけ変わって無いんだけど」

 男の娘(勇者)「下がスースーする・・」

 SM女王様(僧侶)「下ってどこの事だい?言ってごらん?」
 
 男の娘(勇者)「ふぇえ」

 魔法使い「私だけ変わって無いんだけど!!!」

 神官「貴方は他になれる職がありませんね・・・」

 魔法使い「何じゃそりゃぁ!!!」


第八話 完

 
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/20(水) 15:59:58.11 ID:Fql7zuLJ0
第九話 「思春期」

 勇者「春っていいよなー」ホノボノ

 僧侶「そうですねー」ホノボノ

 勇者「春を思ひて我に帰らむ」ホノボノッ

 僧侶「何言ってるのか分かりませんが春はいいですよね〜」ホノボノ

 魔法使い「思春期ってそういう意味じゃないよ・・・」


第九話 完
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/20(水) 16:06:00.27 ID:Fql7zuLJ0
第十話 「あだ名は、すらりん」


 魔物が現れた!!!!

 勇者「頼んだぞ!すらりん!」

 すらりん「ピギー!!」バシッ

 魔物は倒れた!!!

 
 僧侶「すらりんちゃん!流石ですね!」ヨシヨシ

 すらりん「ピギー」ピョンピョンッ

 魔法使い「お利口ね・・・」







 中ボスが現れた!!!!

 勇者「こいつ!やるな!」

 僧侶「勇者様!気をつけてください!!!」

 すらりん「ピギー!!」バシュ

 中ボスは倒れた

 
 勇者「すらりん、、助かったよ!」

 僧侶「すらりんちゃんナイスです!!」

 すらりん「ピギー!!」ピョンピョンッ






・・・・・・・・・・・ 





街の酒場

 勇者「いやー、すらりんには助けて貰ってばかりだなー」

 僧侶「本当ですね、」

 魔法使い「私も、すらりん見習うわ!」

 すらりん「そんな、照れますわ!あねさんは魔法使えてめっちゃ強いですやん?」

 魔法使い「でも、すらりんみたいに もしもの時に勇者助けてあげられないし、」

 すらりん「そんな事はないですよ!ガッハッハッハ」

 すらりん「おっと、ちょっと飲みすぎましたわ。ちと夜風に当たってきやす」

 ギィイバタンッ



 勇者「何で戦闘中はスライムみたいな鳴き声あげるんだろう?」

 魔法使い&僧侶「さぁ・・・?」


第十話 完
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/20(水) 16:09:58.65 ID:Fql7zuLJ0
第十一話 「勇者の女」


 勇者「こんばんはー」

 女主人「おーいらっしゃい!久しぶり!」

 勇者「三人なんだけど、部屋空いてる?」

 女主人「んー、そうねぇ・・2人部屋が一つ空いているわね」

 勇者「あ、じゃぁそれでいいや」

 魔法使い「え、誰か眠れなくない?」

 勇者「2人ともゆっくり休んでね」

 僧侶「はい!お言葉に甘えてゆっくりさせて頂きますね」

 魔法使い「え、勇者はどうするの?」

 勇者「俺?俺は女主人の部屋に泊まるけど?」

 魔法使い「あ、はい」テクテク



・・・・・・・・・・・・




 魔法使い「まさか、勇者に女がいたなんて・・・」

 僧侶「女主人さんは勇者さんのお姉さんですよ?」

 魔法使い「それがあったか!!!」


第十一話 完
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