【安価でUNDERTALE】ANCHOR TALE

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/09/19(火) 16:22:54.35 ID:H8ebF82x0
むかしむかし ちきゅうには

ニンゲンと モンスターという

2つのしゅぞくが いました。


ところが あるとき

2つのしゅぞくの あいだに

せんそうが おきました。


そして ながい

たたかいのすえ ニンゲンが

しょうりしました。


ニンゲンは まほうのちからで

モンスターたちを

ちかに とじこめました。


それから さらに

ながい ときが ながれ……

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1505805774
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/19(火) 16:26:25.61 ID:H8ebF82x0
〈イビト山 201X年〉


それは 「のぼったものは

にどと もどらない」といわれる

でんせつの山でした。


いま そこから

ひとりの こどもが

「ちか」に おちました。



3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/19(火) 16:28:07.13 ID:H8ebF82x0
こどもの なまえ
>>4
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/19(火) 16:41:07.43 ID:dTWM43ToO
メサイヤ
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/19(火) 17:02:30.73 ID:H8ebF82x0
メサイヤ「……」


金色の花の中で、目が覚めた。

どうやら、この花がクッションになって、落ちてきたところを受け止めてくれたらしい。

あたりは真っ暗でよく見えない。

メサイヤは壁伝いに暗闇の中を進み、ルーンの刻まれた門を潜った。


目の前に、大きな花がいた。


6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/19(火) 17:06:01.01 ID:H8ebF82x0
「ハロー!

ボクは フラウィ。

おはなのフラウィさ!」


花がこちらを見つめて喋り出した。


「キミは……

この ちていのせかいに

おちてきた ばかりだね?

そっか じゃあ さぞかし

とまどってるだろうね。

このせかいのルールも

しらないでしょ?

それなら ボクが

おしえてあげよう。

じゅんびは いい?

いくよ!」
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/19(火) 17:09:23.37 ID:H8ebF82x0
花は勝手に話を進めた。

目の前に赤いハートが現れる。


「そのハートはね

キミのタマシイさ

キミという そんざい

そのもの といってもいい。

はじめは すごくよわい…

けど LVがたくさん

あがると どんどん

つよくなれるんだよ」


花は慣れたように説明を続けた。

LVとは「LOVE」の略で、これを集めると強くなるらしい。

8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/19(火) 17:13:55.37 ID:H8ebF82x0
フラウィ「このせかいではね

LOVEは こんなふうに…

しろくて ちっちゃな

『なかよしカプセル』に

いれて プレゼントするんだ」


フラウィの背後に、白い小さな球が浮き上がる。

球はこちらに向かって、クルクルと回りながら放たれた。


フラウィ「さあ! カプセルを

おいかけて!

いっぱい いーっぱい

ひろってね!」


メサイヤはどうする?

>>9
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/19(火) 17:27:29.42 ID:j15e3JEm0
underpantsみたいにフラウィをはたく
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/19(火) 17:43:33.27 ID:H8ebF82x0
フラウィ「……なにを するの?

いきなり はたくなんて ひどいね

ぼくのLOVEを うけとってはくれないのかい」


フラウィは距離をとって、もう一度白い球を飛ばしてきた。


メサイヤはどうする?

>>11
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/19(火) 17:44:38.09 ID:gMdj8IPv0
騙されないぞ、これ良くないものだろ と言う
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/19(火) 17:51:38.76 ID:H8ebF82x0
フラウィ「……騙されるって、なんのことだよ

きみは ここに おちてきたばかりじゃ なかったのか?

このせかいの ルールを 知らないんじゃ なかったのか?


……きみ、名前は?」


メサイヤは、どうする?

>>13
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/19(火) 17:59:51.66 ID:3VxYEofN0
今は勝てないので助けを呼ぶ
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/19(火) 18:07:06.29 ID:H8ebF82x0
メサイヤは「たすけて!」と叫んだ。

声はなにもない暗闇へと吸い込まれていく。

フラウィは、顔をしかめた。


フラウィ「……名乗らないというのかい。

ふーん。へーえ。

どうやら、ボクはキミについて、

かってな おもいちがいをしていたのかもしれない。

きょうみがでてきた。

しばらくきみのこと、みさせてもらうよ。

きみがこのせかいに どんなえいきょうを およぼすのか、

楽しみに、しておくよ」


フラウィは、不気味な笑い声をあげて、メサイヤを睨みつけながら地中へと潜っていった。

足がすくんでいたメサイヤは、脱力して尻餅をついた。
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/19(火) 18:11:16.84 ID:H8ebF82x0
「誰? 誰かそこにいるの?」


どこかから声が聞こえる。

メサイヤが顔をあげると、白くて大きな獣が現れ、こちらを見つけて早歩きで近寄ってきた。


「あなたなの? さっき『たすけて!』って言ってたのは」

メサイヤ「……」

「こわがらなくても だいじょうぶよ。

わたしは トリエル。

このいせきの かんりにんです。」


白い獣は、両膝をついてメサイヤに視線を合わせながら、笑顔で名乗った。
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/19(火) 18:15:35.17 ID:H8ebF82xo
トリエル「まいにち ここをみまわって

おちてきたコが いないか

かくにんしているの。

ニンゲンが このせかいに きたのは

ほんとうに ひさしぶり。


さぁ、いきましょう!

いせきを あんない してあげるわ」


トリエルは立ち上がると、メサイヤに手を差し伸べた。

メサイヤは、その手をとった。


トリエル「こっちよ」


メサイヤは暗闇の向こうに消えていこうとするトリエルの白い身体を、見失わないように着いていった。
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/19(火) 18:19:38.65 ID:H8ebF82xo
辿り着いたのは、大きな建物だった。

荘厳な雰囲気も漂っているが、どこかメルヘンチックな気もする、不思議な建物だ。


トリエル「さあ、あなたは今日から

ここでくらすのよ。

いせきの しかけについて おしえておくわね」


トリエルはボタンのついて床を歩きながら、扉をあけた。

これは侵入者を撃退するためのパズルらしい。


トリエル「よく見て、慣れておいてね」


トリエルにとって、私はもう、侵入者ではないらしい。
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/19(火) 18:24:26.41 ID:H8ebF82xo
トリエル「この部屋は ボタンを押さないと

扉が開かないようになっているの

かべに スイッチがあるでしょう?

それを おしてきてもらえるかしら?」


メサイヤは言われた通り、壁に取り付けられているスイッチを確かめた。

[このスイッチを おすのよ]と書かれている。

こんなものに、なんの意味があるのだろう。

メサイヤがスイッチを切り替えると、トリエルは笑顔で喜んだ。


トリエル「よくできました!

今度はあっちのスイッチも おしてちょうだいね」


メサイヤは、言われた通りに動いた。
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/19(火) 18:24:43.28 ID:HO6TyJtIo
Gルート行かなきゃ(使命感)
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/19(火) 18:27:48.40 ID:H8ebF82xo
トリエル「あなたはニンゲンだから

モンスターに おそわれることもあるでしょう。

そんなときに どうすればいいか

しっておかないと いけませんよ」


トリエルは、用意しておいたマネキンとメサイヤを「バトル」させようとした。

メサイヤは、どうする?

>>21
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/19(火) 18:30:13.57 ID:voVvBpd2O
トリエルと戦う
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/19(火) 18:34:23.40 ID:H8ebF82xo
メサイヤは、マネキンには目もくれず、トリエルに向き合った。

トリエルは目を丸くしている。


トリエル「あらあら。

あなたは けっこう じっせんてきなのね。

わかったわ。ここはわたしが

ひとはだ ぬぎましょう」


トリエルは両手を大きく開いて、笑顔で話しかけてきた。


トリエル「バトルになったら、まずはあいてと

『おはなし』を するのよ」


メサイヤは、どうする?

>>23
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/19(火) 18:34:46.99 ID:CfuqCDSSO
お話
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/19(火) 18:40:55.30 ID:H8ebF82xo
メサイヤは、トリエルにはなしかけた。


メサイヤ「……こんにちは」

トリエル「こんにちは! そう、よくできました!」


トリエルは、うれしそうだ。


トリエル「きょうは とてもいい天気ね」

メサイヤ「……うん」


この場所に、天気が関係あるとはとても思えなかったが、

メサイヤは、とりあえずトリエルの言うことに同調した。


YOU WIN!

0EXP 0G をかくとく!


トリエル「そう! それでいいのよ。

あなたは さいのうがあるわね」


メサイヤは、すこし照れた。
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/19(火) 18:47:05.32 ID:H8ebF82xo
メサイヤはトリエルの後ろをついていった。

途中、カエルのモンスターがメサイヤの目の前に現れたが、にらめっこしているうちに、トリエルが目で威圧して追いやった。


手を引かれながら、針のむしろのパズルをわたり、メサイヤは大きな廊下に出た。


トリエル「ここまでは よくできました。

でも… つぎは すごくつらい おねがいを

しなければ ならないの。

…… このへやの むこうのはじまで

ひとりで あるいていくのよ」


トリエルは心配そうな目をしながら言った。


トリエル「…どうか、

わるくおもわないで ちょうだいね」


トリエルは踵を返し、ずんずんと進んでどこかへ行ってしまった。


メサイヤはどうする?

>>26
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