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【ガルパン】西住みほ「これが私の戦車道・アンツィオ編」
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1 :
◆e6ps/CejpA
[sage saga]:2017/09/14(木) 22:34:19.49 ID:5dKB87Q50
※もしもアンツィオの戦車道強化にスカウトされたのがアンチョビじゃなくてみほだったら。
※そういえば9月12日はペパロニ姐さんの誕生日だったっすね、おめでとうっす。
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1505396059
2 :
◆e6ps/CejpA
[sage saga]:2017/09/14(木) 22:44:40.55 ID:5dKB87Q50
カルパッチョ「というわけでペパロニさん、彼女が転校して来た新隊長の西住みほさんよ」
ペパロニ「はあああ!?」
みほ「あ…あの…、よろしくお願いします…」
ペパロニ「おい!どういうことだよこれ!」
カルパッチョ「彼女、西住流の家元の次女で、黒森峰で副隊長やってたんだけど、事情があって転校することになって、
それで学長が戦車道の強化のためのコーチ兼隊長としてスカウトしたんだって。なに?自分が隊長やりたかったの?」
ペパロニ「いや、そういうわけじゃないけどさあ…」
3 :
◆e6ps/CejpA
[sage saga]:2017/09/14(木) 22:47:38.95 ID:5dKB87Q50
ペパロニ「おいお前!」
みほ「ひぃっ!は…はいっ!」
ペパロニ「大丈夫かよこいつ…」
カルパッチョ「だったら試してみる?」
ペパロニ「え?」
みほ「え?」
4 :
◆e6ps/CejpA
[sage saga]:2017/09/14(木) 23:05:44.88 ID:5dKB87Q50
カルパッチョ「ルールは4対4の殲滅戦、双方ともCV33を使用。旧日本軍では戦車同士の演習の際、
主砲の閉鎖器を外して、そこからピストルや小銃を撃ち合って砲撃に見立ててたそうよ。それに倣って
CV33の機銃を大砲に見立てて撃ち合います。でも、弾倉や給弾ベルトは使用せず、手動で遊底を開けて
1発づつ単発で発砲します。弾はペイント弾を使用、兵員室やエンジンブロックなどバイタルゾーンに命中
したら撃破、履帯、起動輪に命中したら走行不能、転輪、遊動輪に命中したら機動力低下ってことで」
みほ「はい、わかりました!」
ペパロニ「よーし、見てろよ!」
カルパッチョ「みほさんの車輌には私が操縦士として同乗するわ」
みほ「よろしくお願いします!」
ペパロニ「まあそのくらいのハンデは必要だな」
5 :
◆e6ps/CejpA
[sage saga]:2017/09/14(木) 23:28:05.63 ID:5dKB87Q50
みほ「では行きます!パンツァー・フォー!」
ペパロニ「アヴァンティ!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
みほ「カルパッチョさん、ありがとうございます。私、操縦はどうも苦手で…」
カルパッチョ「いえ、いいんですよ、機種転換訓練もなしでいきなり豆戦車に乗れって言われても無理でしょうし」
みほ「本当にすみません、動かし方は一通り頭に入れてたつもりなんですけど、実際にCVシリーズに乗るのは初めてで…」
カルパッチョ「えっ」
みほ「あっ、あの窪地の左、図上のB22、F5の所にお願いします。2号車は本車に随行、3号車・4号車はそれぞれ
図上C40、H12、C20、D4へ移動で」
カルパッチョ「あの…、なんで地図見ただけでこの演習場の地形がそんなに詳しく把握できてるんですか?」
みほ「ああ、今朝ジョギングのついでにちょっと一回りしてみたんです。障害物の位置とかも確認してきました」
カルパッチョ「あの…、ちょっと一回りってかなり距離あるんですが…」
みほ「でも、黒森峰にいたときは毎朝15kmくらい走ってたんで…」
カルパッチョ「ええ…」
6 :
◆e6ps/CejpA
[sage saga]:2017/09/14(木) 23:43:10.93 ID:5dKB87Q50
モブ子A「すんませんペパロニ姐さん!やられました!」
モブ子B「こっちもです!」
ペパロニ「どういうことだよ!この演習場はあたしらの庭みたいなもんなのに!」
Si子「ペパロニ姐さん!あいつバケモノっすよ!」
ペパロニ「そんなわけないだろ!ええい!西住流がなんぼのもんだってんだ!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
みほ「あのブッシュを迂回して反対側の丘へ。うまくいけばペパロニさんの背後に回れると思います」
カルパッチョ「なんでわかるんですか?」
みほ「ざっと目を通しただけなんですが、演習時の行動パターンのログを見たら、恐らくそうなんじゃないかなあって…」
カルパッチョ(単なる腕前の差なんかじゃない…、積み上げてきたものや背負ってるもののレベルが全然違うんだ…)
7 :
◆e6ps/CejpA
[sage saga]:2017/09/15(金) 00:13:52.44 ID:cRZdwjZf0
Si子「どうします!?」
ペパロニ「左だ!左の脇道へ入れ!うまくいけば回りこめるはずだ!」
Si子「Si!」
ペパロニ「あ、あれ?なんであいつらが真後ろに…」
Si子「がぁぁっ!やられた!エンジンに当てられました!」
ペパロニ「ウソだろ…、20分も経たないうちに全滅なんて…」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
カルパッチョ「どう?これでわかったでしょ?」
ペパロニ「…」
みほ「あの…」
ペパロニ「すげえよあんた!誰だよ隊長に相応しくないなんて言ってたやつは!」
カルパッチョ「誰もそんなこと言ってないでしょ。強いて言えばペパロニさんだったんじゃ…」
ペパロニ「こんな強いやつ初めて見たよ!あんたのこと姐さんって呼ぶよ!いいだろ!?」
みほ「いや、でも同い年だし…」
ペパロニ「じゃあ親しみを込めてみほ姐で!なあ、いいだろ!?」
カルパッチョ「好きにさせてあげてください、彼女なりにみほさんのこと認めたってことなんですから」
みほ「は、はあ…、じゃあそれで…」
ペパロニ「よーし!じゃあもうお客さん扱いしないぞ!」
カルパッチョ「最初からしてなかったでしょ…」
ペパロニ「お前ら!湯を沸かせ!釜を焚け!新人歓迎会の準備だ!」
一同「おー!」
カルパッチョ「うちはいつもこんな感じなんです。すぐ慣れますから」
みほ「大丈夫かな…」
カルパッチョ「大丈夫ですって。みほさんだったらきっとうまくやっていけるはずですよ」
みほ「改めて、よろしくお願いします!」
カルパッチョ「こちらこそよろしくお願いします」
ペパロニ「頼んだぜ!」
8 :
◆e6ps/CejpA
[sage saga]:2017/09/15(金) 00:15:36.49 ID:cRZdwjZf0
第1話終、次回第2話「戦車喫茶ルクレールでの再会です!」に続く。
9 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/15(金) 09:24:50.28 ID:5fjZFVGRo
おつおつ
10 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/15(金) 11:44:36.59 ID:DGBEntjgo
乙です
11 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/15(金) 13:15:13.66 ID:YyMw4gVKo
アンチョビが知波単に行ってたら
12 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/15(金) 13:21:59.29 ID:YyMw4gVKo
>>11
ミス
アンチョ…じゃなくて安斎の行方も気になる
期待乙
13 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/15(金) 15:32:30.11 ID:nS5QHI0IO
裏で濃厚なチョビまほがあると聞いて
14 :
◆e6ps/CejpA
[sage saga]:2017/09/15(金) 22:38:24.95 ID:cRZdwjZf0
第2話「戦車喫茶ルクレールでの再会です!」
第63回戦車道全国高校生大会抽選会場
ペパロニ「それにしてもさ、みほ姐って変わってるよな。普段はボーっとしててなんかズレてて、いかにもいいとこのお嬢って
感じなんだけど、戦車に乗ると人が変わるっていうかさあ」
カルパッチョ「そうねえ、さすがは家元の娘ってとこよねえ。黒森峰の副隊長だっただけのことはあるわ」
ペパロニ「でもさ、なんでウチなんかに来たんだ?あの腕前だったらどこでも引く手あまただと思うんだけどなあ」
カルパッチョ「いろいろと事情があるのよ」
ペパロニ「どんな?」
15 :
◆e6ps/CejpA
[sage saga]:2017/09/15(金) 23:32:15.43 ID:cRZdwjZf0
カルパッチョ「前回の62回大会の決勝戦のことなんだけど、試合中に黒森峰の戦車が川に転落したの。それで、
彼女…、みほさんはフラッグ車の車長だったんだけど、搭乗員を助けようとして戦車から飛び出して川に飛び込んだの」
ペパロニ「無茶するなあ、でもみほ姐らしいや」
カルパッチョ「実際、彼女が助けに行かなかったら搭乗員が危なかったんじゃないかって言われてるわ。本来なら川に落ちた時点で
試合は中断になるはずだったんだけど、運営側のミスで続行になってて、車長のいなくなったフラッグ車がそのまま撃破されてプラウダ高校
の勝ちになったの。それで黒森峰は連覇を逃したわ」
カルパッチョ「それでね、ちょうどその頃、西住流の筆頭師範だった彼女のお母さまが家元に就任することが決まってたんだけど、西住流の
一門の中にはそれが気に入らない派閥もあって、みほさんの事故はその人たちのネガキャンに利用されたのよ。それこそ針の筵だったらしいわ」
ペパロニ「ひでえ話だなあ」
カルパッチョ「本当にひどい話よねえ、それで、彼女、精神的にだいぶ追いつめられてたみたいで、転校させて環境を変えたほうがいいんじゃないかって…」
カルパッチョ「彼女、最初は盾無とか大洗とか、戦車道やってない学校に行きたがってたんだけど、『家元の娘が連覇を逃した責任も取らずに戦車道からも
逃げるとはどういうことだ』って例の派閥の人たちが言い出して、で、彼女のお父さまがウチの学長と友達で、『だったらウチに来るか?ウチはあんまり
厳しくないし』ってことになって、それで私たちの隊長役として来てくれることになったの」
ペパロニ「そうなんだ、それにしてもひでえ話だよなあ」
カルパッチョ「ひどい話よねえ、あっ、抽選が始まるわよ」
ペパロニ「えーっと、1回戦のウチの相手は…、知波単学園!?」
カルパッチョ「知波単…、あそこって割と強かったところよねえ、最近はパっとしないけど」
16 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/17(日) 10:25:00.44 ID:7T6Q/G8Wo
続きはよ
17 :
◆e6ps/CejpA
[sage saga]:2017/09/17(日) 11:03:03.19 ID:SbJBR+dc0
戦車喫茶ルクレール店内
ペパロニ「知波単かあ、あたし、あそこの連中って苦手なんだよなあ。もうちょっと人生を楽しめばいいのに」
カルパッチョ「ウチは楽しみ過ぎだってよく言われますけどね」
みほ「あはは…」
カルパッチョ「とにかく、帰ったら作戦会議ですね」
みほ「うん、とりあえず本会議に入る前に資料の検討会でも…あっ…」
エリカ「副隊長…、ああ、元でしたね」
みほ「お姉ちゃん…、逸見さん…、それに安斎先輩…」
18 :
◆e6ps/CejpA
[sage saga]:2017/09/17(日) 11:12:30.68 ID:SbJBR+dc0
まほ「みほ…」
エリカ「1回戦は知波単と当たるんでしょう?無様な戦いをして西住流の名を汚さないことね」
アンチョビ「おいエリカ!」
ペパロニ「なんだとゴルぁ!ケンカ売ってんのかてめえ!」
みほ「…」
19 :
◆e6ps/CejpA
[sage saga]:2017/09/17(日) 15:55:24.77 ID:SbJBR+dc0
エリカ「部外者は口を出さないで欲しいわね」
カルパッチョ「そんな物言いはあまりにも礼を失してるんじゃありませんか?それに我々は部外者ではありません、
今は彼女と共に戦う仲間です」
エリカ「あなたたちこそ戦車道に対して失礼じゃない?弱小校のくせに。戦車道のイメージダウンになるような学校は
参加しないのが暗黙のルールなの」
ペパロニ「ふざけんなゴルぁぁ!もう勘弁ならねえ!相手してやっから表に出ろやぁ!」
アンチョビ「ああっ!すまない!エリカお前なんてこと言うんだ!」
みほ「…」
まほ「…エリカ、もういい、やめろ」
20 :
◆e6ps/CejpA
[sage saga]:2017/09/17(日) 16:19:40.25 ID:SbJBR+dc0
エリカ「ですが隊長…」
まほ「私はやめろと言ったんだ」
エリカ「…」
まほ「みほ、それにそちらの皆さんも本当にすまない。私が謝っても意味がないのはわかってる、でもここは
これで許して欲しい。この通りだ、本当に申し訳ない。後日必ず本人にも謝罪させるから今日のところはこれで
納めてくれ」
エリカ「そんな、隊長…!」
まほ「黙ってろ、今のお前が口先だけで謝っても意味がないんだ」
エリカ「…」
アンチョビ「いや、みほもそっちのみんなも本当にわるかったな。後で必ず謝らせるから。ほら、行くぞ」
エリカ「…」
みほ「…」
21 :
◆e6ps/CejpA
[sage saga]:2017/09/17(日) 16:35:12.17 ID:SbJBR+dc0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ペパロニ「何なんだよあいつ!腹立つなあもう!」
カルパッチョ「ちょっとあれはないですよねえ」
みほ「ごめんなさい…。でも、逸見さんがああ言うのも仕方ないから…、全部私のせいで…」
ペパロニ「みほ姐はちっとも悪くないって!周りの連中のせいだって!お人好しにも程があるよ!」
カルパッチョ「まあそこがみほさんの良いところでもあるんですけどね」
ペパロニ「それにしてもあの若白髪!試合で会ったらボコボコにしたらぁ!」
みほ「うーん…、でも逸見さんティーガーUの車長だからCV33では難しいかな…」
ペパロニ「そんなのやってみなけりゃわかんないだろ!」
カルパッチョ「絶対無理だと思うけど…」
22 :
◆e6ps/CejpA
[sage saga]:2017/09/17(日) 16:55:03.58 ID:SbJBR+dc0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
アンチョビ「おいエリカ、みほが出ていってお前や直下たちが裏切られたように思ってるのは知ってる。だからってあれはないぞ。
一番苦しんでいるのがみほだってお前もわかってるだろう?お前の軽はずみな言動でまほが人前で頭を下げることになったんだぞ。
そのことをよく考えろ」
エリカ「…」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
エリカ「あの…、隊長…、申し訳ありませんでした…」
まほ「謝る相手が違うだろう」
エリカ「…」
まほ「今度みほに会ったら必ず謝っておけ、他の人たちにもだ。それまでに頭を冷やしておけ」
エリカ「はい…」
エリカ「あの…、なんで私が副隊長なんですか?やっぱり安斎先輩の方が…」
まほ「またその話か、前にも言っただろう、副隊長の主な仕事は調整役と隊長のサポートだって。確かに安斎は技量は高いがあの気性だからな、
私のサポートをするよりも分隊長として独立支隊を率いてくれてた方がいい」
エリカ「私にみほの替わりが務まるとはやっぱり思えないんです…」
まほ「お前は私の判断が信じられないのか?それにこれだけは言っておくぞ、お前はお前だ、みほの…、誰かの替わりなんかじゃない」
エリカ「隊長…」
23 :
◆e6ps/CejpA
[sage saga]:2017/09/17(日) 17:14:31.31 ID:SbJBR+dc0
同じ頃、木更津沖・知波単学園の学園艦
絹代「えー諸君!我々の1回戦の相手はアンツィオ高校と決まったわけだが…」
玉田「西隊長!こいつは楽勝ですな!」
細見「相手は自走砲が何輌かある以外は豆戦車が主力で、我々の敵ではありません!」
名倉「それに、大飯を喰らって昼寝をしてるだけの連中です!精神面においてもとても相手になりませんな!」
絹代「まあ待て、いま黒森峰の元副隊長が軍事顧問として隊長として来ているとのことだ。格下の相手だと侮っていると
足元をすくわれることになりかねんぞ?」
玉田「はっはっは、心配ありませんよ!日頃の鍛錬の成果を試す良い練習台ですよ!」
絹代「とにかく油断は出来ん、福田、後で頼む」
福田「はい!」
24 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/17(日) 17:15:43.30 ID:uYiOUvoP0
もう西になっとるんか
25 :
◆e6ps/CejpA
[sage saga]:2017/09/17(日) 17:20:30.62 ID:SbJBR+dc0
第2話終、次回第3話「知波単学園との1回戦です!」に続く。
26 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/17(日) 18:04:55.80 ID:pqNonL+TO
戦車の火力が無さすぎて二回戦以降勝つの厳しすぎるのではなかろうか
27 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/17(日) 22:49:03.88 ID:mwCuoyw0o
P40は………ムリだぁっ!
パッチョがアンチョビほど皆に倹約をさせられると思えねぇ
28 :
◆e6ps/CejpA
[sage saga]:2017/09/18(月) 23:12:51.71 ID:zVNt63tY0
第3話「知波単学園との1回戦です!」
1回戦試合会場
ペパロニ「あいつら楽勝ムードだな」
カルパッチョ「ちょっと腹立ちますね」
みほ「まあ今のうちだけだと思って」
ペパロニ「そうだな!1挺だけだけどみほ姐の親父さんの協力で秘密兵器も用意できたからな!」
カルパッチョ「それにみほさんの作戦もありますし、そのためにみんな訓練を重ねてきましたから」
みほ「皆さんよろしくお願いします!」
29 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/21(木) 23:04:07.45 ID:pDDFw0F2O
エリカがアンチョビの言うこと完全スルーしててワロタ
30 :
◆e6ps/CejpA
[sage saga]:2017/09/22(金) 22:45:13.55 ID:Hqr/WDyS0
チーム編成
アンツィオ高校
・CV33 6輌 (うち1輌はみほ搭乗のフラッグ車)
・M41セモヴェンテ 4輌
知波単学園
・九七式中戦車チハ 4輌(うち1輌は絹代搭乗のフラッグ車)
・九七式中戦車チハ改・新砲塔 5輌
・九五式軽戦車ハ号 1輌
31 :
◆e6ps/CejpA
[sage saga]:2017/09/22(金) 22:58:16.23 ID:Hqr/WDyS0
『試合開始!』
絹代「いいか!決して挑発には乗らずフラッグ車以外の豆戦車は相手にするな、フラッグ車を見つけても深追いはするな。
自走砲の待ち伏せに注意しろ。やつらの唯一の対機甲戦力だが、確かに火力はあるが機動力はチハに劣るし装甲も正面以外
はチハと大差ない。旋回砲塔の利を生かし側面か後方に回り込んで確実に仕留めろ!戦車前進!」
みほ「ではこれよりチョロチョロ作戦開始します!パンツァー・フォー!」
ペパロニ「よーし!じゃあお色直しといくか!急げ急げ!」
Si子「Si!」
32 :
◆e6ps/CejpA
[sage saga]:2017/09/22(金) 23:14:47.99 ID:Hqr/WDyS0
絹代「おかしいなあ、もっと挑発してくると思ったんだが全く動きがないな」
操縦士「あいつら怖気づいたようですな」
絹代「あの黒森峰の元副隊長が指揮を執っているんだ、それはないと思うが…、とにかく自走砲の所在が気になる、
どこかで待ち伏せしているのは間違いない。警戒を厳になせ。斥候に出ている福田たちからの報告待ちだな」
『九七式中戦車チハ1輌、行動不能!』
絹代「何っ!」
福田「こちら福田!偵察隊が攻撃を攻撃を受けております!図上、甲の12、乙の23地点、山腹の十字路付近であります!
1輌が撃破されました!」
絹代「敵の戦力は!」
福田「自走砲が4輌であります!」
絹代「4輌!?」
福田「圧倒的な火力であります!」
33 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/26(火) 21:51:17.66 ID:vfcCQ1vSO
はよ
34 :
◆e6ps/CejpA
[sage saga]:2017/09/27(水) 20:10:58.54 ID:sRYzaOAY0
絹代(どういうつもりだ…、唯一の対機甲戦力である自走砲を4輌とも先行させるとは…。普通なら
フラッグ車を囮にしてこちらの主力を自走砲の待機する待ち伏せ地点に誘導するのが定石のはず…。
何かの罠か…)
砲手「西隊長!これは好機であります!敵の最大の火力が集中している今、待ち伏せを気にせずに
敵フラッグ車を索敵し撃破出来ますぞ!」
絹代「うーん…、まあいいか。よし!フラッグ車の直援は池田のみ!本フラッグ車と池田車は引き続き敵フラッグ車
の捜索を続行!残りは自走砲を片づけてから再び合流!」
「了解!」「了解!」「了解であります!」「突撃ぃぃぃっ!」
35 :
◆e6ps/CejpA
[sage saga]:2017/09/27(水) 20:22:45.15 ID:sRYzaOAY0
カルパッチョ「隊長、ペパロニさん、うまい具合に引っかかってくれたわ。敵の主力はこちらセモヴェンテ隊に集中しつつあります」
ペパロニ「こちらもお色直し完了!みほ姐!今そっちに向かうぜ!」
みほ「了解、カルパッチョさん、無理しないでくださいね」
カルパッチョ「今無理しないでいつ無理するんですか。それに、我々が全滅するまで敵主力を引き付けるのが作戦の成功条件なんだし」
みほ「本当にごめんなさいっ!」
モブ子「こちら5号車!隊長!うまくいきましたよ!そっちに敵フラッグ車と他1輌が向かってるっす!」
36 :
◆e6ps/CejpA
[sage saga]:2017/09/27(水) 21:10:18.35 ID:sRYzaOAY0
チハ砲手「見つけた!敵フラッグ車発見!1時方向!距離300!」
絹代「池田!先行しろ!榴弾装填!信管、瞬発!直撃させる必要はないぞ!至近に撃ち込んでひっくり返してやれ!
動きを止めてから落ち着いてとどめをさせばいい!」
チハ砲手「了解!」
チハ装填手「了解!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
みほ「かかった…!逃げてるけど逃げ切れない感じで走ってください」
CV33運転手「む…難しいな…、やってみます!」
37 :
◆e6ps/CejpA
[sage saga]:2017/09/27(水) 21:20:34.82 ID:sRYzaOAY0
ペパロニ「よーし!こっちも行くぜ!」
チハ操縦士「前方より豆戦車1輌出現!」
池田「なんだぁ?近衛兵のつもりか?」
絹代「構うな!狙うはフラッグ車のみだ!」
ペパロニ「当たれぇぇぇ!」
池田「うわぁっ!池田車、不覚にも被弾により行動不能!」
絹代「なんだ!何が起こっている!」
38 :
◆e6ps/CejpA
[sage saga]:2017/09/27(水) 21:33:11.59 ID:sRYzaOAY0
絹代「しまったぁぁぁ!謀られた!あの豆戦車、機銃じゃなくて対戦車ライフルを積んでる!距離を取れ!
この間合いではチハの前面装甲を抜かれるぞ!」
チハ通信手「こちらフラッグ車!全車至急救援を要請!」
ペパロニ「今ごろ気づいたって遅ぇよ!大将首、もらったぁぁぁ!」
チハ操縦士「わぁぁぁ!」
絹代「どうした!」
チハ操縦士「操縦席のバイザーを抜かれました…。撃破判定が出てます…」
絹代「くっ…!」
『知波単学園フラッグ車、行動不能!よって、アンツィオ高校の勝利!』
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