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【安価・コンマ】オリ主トレーナー「ブイズとイチャイチャする」【ポケモン】★2
- 907 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/07/26(日) 23:40:59.20 ID:U14a2zi50
- その日、彼女をなだめ、一緒に床を共にした。と言っても、いつもとかわりない。
今日みたいなハプニングが無ければ、もっとイチャイチャできたが、それもまあ、命あっての物種だ。
彼女の今までにない安心しきったような笑顔が見れて、私は少し嬉しかった。
彼女の心を読むことはできない。だが、少しは彼女の心の支えになっていけたのではないか。
一度寝たはずなのに、夜中に起きてしまった。最近はよく眠れていた気がするのに。
暗闇で伸びをすると、リーフィアも起きていた。ぎょっとしたが様子を観察する。
鏡をずっと見ている。私は彼女が驚かないよう、大げさに欠伸をした。
リーフィア「あ、起きてしまったんですね」
カナタ「うん……鏡見て、どうしたの?」
リーフィア「……いえ……」
カナタ「何?」
リーフィア「その……いないな……って思って」
鏡を見て、いないな?
……何ということだ。
やっぱり私は彼女への理解が足りない。
彼女は鏡の中に霊を頻繁に見ていたのだろう。そしてそれに悩んでいたのだろう。
うかつだった。夜中はぐっすり寝ていたから気づかなかった。
カナタ「その、リーフィア」
リーフィア「はい」
カナタ「気づかなくて……すまない」
リーフィア「えっ」
カナタ「霊が鏡の中に現れて、それに悩まされて苦しんでたんだな……気づかなくてすまない」
リーフィアはきょとんとした表情をした後、クスッと笑った。
カナタ「な、なんだよ」
リーフィア「……いえ、えへへ、違います」
カナタ「じゃ、じゃあなんなんだ」
リーフィア「言いません。言いたくないです」
カナタ「おい」
リーフィア「おやすみなさい」
リーフィアは唐突に背を向けた。
全く、何をそんなになやんでいたのだろう。不思議で仕方ない。
まだまだ彼女への理解が足りない。
私も一緒のベッドに入った。
布団の中から、くぐもった声が聞こえてきた。
リーフィア「あの、カナタさん」
カナタ「何?」
リーフィア「……もし、もし仮にまた私が死にたくなったら、その時はどうしますか?」
↓1〜 安価 2票先取で決定
@「この期に及んでもしようとするなら止めないけど、君が好きな私を残して先に死ぬな。私より後に死んでくれ」
A「この期に及んでもしようとするなら止めないけど、君が好きな私を残して先に死ぬな。死ぬなら私も一緒に死のう」
B「そんなことは絶対にさせない。この先何度も何十度も死のうとしても、その時は絶対に止めてみせるさ」
(最後の安価選択肢です)
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