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【安価・コンマ】オリ主トレーナー「ブイズとイチャイチャする」【ポケモン】★2

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119 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/14(火) 22:40:35.13 ID:QK1oQOgs0
アルファベットかな?
120 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/14(火) 22:47:15.04 ID:JaYUs+az0
分かりました。アルファベット表記ですね。

熟練度 A〜E換算。+、−は1つ。(C−→C→C+→B−→B→B+ といった感じでアップ)
シャワーズ:B
ブースター:C−〜D+(体調、感情により変化)
サンダース:A
エーフィ:C
ブラッキー:B+
グレイシア:C+
リーフィア:D−
ニンフィア:C+〜D−(やる気により変化)
イーブイ:E

シャワーズから成長分
↓1 コンマ2桁
奇数 +(B+へ)
偶数 ++(A−へ)
121 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/14(火) 22:47:55.74 ID:UQtJvqFqo
えい
122 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/14(火) 22:48:25.93 ID:QK1oQOgs0
偶数を
123 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/14(火) 22:49:42.79 ID:JaYUs+az0
ブースター
↓1 コンマ2桁
奇数 +
偶数 ++
124 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/14(火) 22:51:22.18 ID:5HHRZcqDO
125 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/14(火) 22:52:52.46 ID:7x+BUp5hO
偶数
126 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/14(火) 22:53:30.09 ID:JaYUs+az0
サンダース
↓1 コンマ2桁
奇数 +
偶数 ++
127 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/14(火) 22:56:50.87 ID:UQtJvqFqo
えい
128 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/14(火) 23:01:10.81 ID:JaYUs+az0
年長組(割と飼ってて長く年齢層もそこそこ行ってる=成長が伸びにくくなってきたブイズ)はここまで。

エーフィ、ブラッキーの中年齢層行きます
エーフィ
↓1 コンマ2桁(ゾロ目昇格)
0〜33 +
34〜66 ++
67〜99 +++
129 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/14(火) 23:03:52.72 ID:7x+BUp5hO
130 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/14(火) 23:05:21.22 ID:JaYUs+az0
ブラッキー
↓1 コンマ2桁(ゾロ目昇格)
0〜33 +
34〜66 ++
67〜99 +++
131 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/14(火) 23:07:19.12 ID:7x+BUp5hO
あ、まだあったか
132 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/14(火) 23:09:07.35 ID:JaYUs+az0
年少組いきます
グレイシア
↓1 コンマ2桁
奇数 ++
偶数 +++
133 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/14(火) 23:11:50.17 ID:UQtJvqFqo
えい
134 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/14(火) 23:12:24.17 ID:JaYUs+az0
リーフィア
↓1 コンマ2桁
奇数 ++
偶数 +++
135 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/14(火) 23:16:26.60 ID:5HHRZcqDO
136 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/14(火) 23:17:30.35 ID:JaYUs+az0
ニンフィア
↓1 コンマ2桁
奇数 ++
偶数 +++
137 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/14(火) 23:20:16.89 ID:5HHRZcqDO
138 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/14(火) 23:21:59.53 ID:JaYUs+az0
イーブイ
↓1 コンマ2桁
奇数 ++
偶数 +++
139 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/14(火) 23:26:39.59 ID:UQtJvqFqo
えい
140 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/14(火) 23:27:48.38 ID:JaYUs+az0
熟練度 A〜E換算。+、−は1つ。
シャワーズ:A−
ブースター:C+〜C(体調、感情の影響を受けやすい)
サンダース:A+
エーフィ:B
ブラッキー:A−
グレイシア:B
リーフィア:C−
ニンフィア:B〜D+(やる気により変化)
イーブイ:D−

本編いきます
141 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/14(火) 23:28:33.21 ID:JaYUs+az0
午後の業務中、業者が来た。

空調設備の点検だそうで、園長がその対応に追われていたため午後は午前にも増して更に忙しかった。

ほぼ一日が終わり、椅子で書類整理をしているとボールからブースターが出てきた。

ブースター「お疲れさまです」肩に乗って足元をタシタシと踏んでいる。

手元の紙に肩たたきのつもり?と書いたが反応がない。

少し経ってブースターは文字が読めない事を思い出した。肩から下ろし、耳元でありがとうを告げてからボールに戻した。

ブースターなりの気遣いだったのかもしれない。

その後、園児の送りをしていると園長から呼び出しがかかった。

園長「カナタくん、チヅル……?さんって人が来てるんだけど」

父さんのボディガードだ。園まで迎えに来てくれるとは……。別室で待っていてもらうよう園長にお願いをしてひとまず子供たちに専念しよう。
142 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/14(火) 23:30:53.59 ID:JaYUs+az0
仕事を終え、人を待たせているのでと残業を断り迎えに行った。

チヅル「カナタさんですね?よろしくお願いします」

歳は20代だろうか。背の高い女性が目の前に立っていた。

痩せぎすでないレベルのスレンダーさで、アヒル口と二重の眼が似合う水色の髪の女性である。

おっとりした雰囲気を漂わせている。副園長とも似たタイプだ。

ブイズ好きの自分でも思わずハッとしてしまう。世間では間違いなく美女の範疇ではないだろうか。

カナタ「チヅルさんですね、こちらこそよろしくお願いします」ぎこちない動きで握手した。

チヅル「もうお仕事は終わりですか?」

カナタ「はい、ただこれから……昨日ホテルに泊まっていたので手持ちの残りのポケモンを取りに帰らなければいけないので……」

チヅル「そうでしたか、ではお家までご一緒させていただきますね。外敵はお任せください」

カナタ「……あの、帰り道のトレーナーは私が戦うので戦わなくていいですよ。賞金を収入にしたいので。明らかに敵意を持った奴は別ですけど」

チヅル「あら、そうでしたか。ごめんなさいねぇ」
143 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/14(火) 23:32:22.58 ID:JaYUs+az0
保育園を出るとトレーナーが待っていた。

トレーナーは私と隣のチヅルを見るとポケモンを2匹用意しようとしたのでダブルバトルじゃないです、と即座に否定せねばならなかった。

頑張ってくださいね、とチヅルはニコニコしている。
144 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/14(火) 23:36:57.72 ID:JaYUs+az0
「大した事なさそうね!」

トライアスリートの ジョア があらわれた!手持ち:4

ジョアはドードーを繰り出した。

ドードー「あんまりアレするのもナンだから程々にしておこうな」

カナタ「ブラッキー、頼んだ」

ブラッキーは気だるげ顔でボールから出てきた。だが既に臨戦態勢である。

敵もこちらも手持ちは4体。だが相手は服にジムバッチを8つつけている。

ドードーを出したのも油断させるためか、もしくはドードーを育てさせるためだろう。

間違いなくこのトレーナーは強い。だが出会った以上、勝たねばなるまい。


強敵
100−(80)=20
20以下で勝利
145 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/14(火) 23:37:37.84 ID:JaYUs+az0
あ、ちょっと待ってください
成長判定後なのでちょっとコンマ調節しますね
146 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/14(火) 23:41:40.66 ID:JaYUs+az0
あと今気づいたので10日目の昼パーティ好感度上昇をやってなかったのでやっておきます
昼行動でパーティに加えたブイズ(シャワーズ リーフィア エーフィ グレイシア)は好感度が上がります(シャワーズ、リーフィアはMAXなので上下しません)
↓1コンマ一桁分上昇
147 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/14(火) 23:53:18.63 ID:UQtJvqFqo
148 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/14(火) 23:57:28.94 ID:JaYUs+az0
ジョアとの戦闘 ↓1
100+(パーティ全体での上昇値平均1.8×10)−(80)=38
38以下で勝利

今日はここまでで。
149 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/14(火) 23:58:32.12 ID:5HHRZcqDO
乙です
150 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/15(水) 00:00:48.20 ID:TypuRCWl0
上昇値平均2でしたね……結果が変わらないので後日このまま進行します
151 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/11/15(水) 00:04:53.13 ID:hqqfn3kP0
チヅルさんボディガードできるくらいには強く美しいエリトレ。いい護衛や
152 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/15(水) 00:20:29.18 ID:4jZu7oBDo
153 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/16(木) 23:16:39.23 ID:MaZJvpfb0
ギリギリの戦いだった。

ドードーはブラッキーで難なく倒せたものの、2匹目の電気タイプのポケモンに苦戦させられた。

だがブースター一匹で何とか削りきった。

3体目のポケモン(確かクチートというポケモンだったと思う)を一度攻撃してダウン。これが効いたようで、サンダースで力で押して倒す。

ポケモンを入れ替え4体目のドードリオをブラッキー、ニンフィアと駆使して倒した。

ブースターは瀕死、その他の3匹も体力ギリギリだ。間違いなく満身創痍という言葉がこの現状には似合うだろう。

いつ敵が襲ってきてもおかしくない。すぐにブイズの体力を回復させねば。

ジョア「大したことなさそうなんて言ったこと、謝るわ」


カナタWIN
賞金3000円を手に入れた。
154 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/16(木) 23:27:24.59 ID:MaZJvpfb0
「ケロ……あなた男の子のようね」

パラソルおねえさんの ユズコ が現れた!手持ち:1

ユズコ は ニョロトノを繰り出した

ニョロトノ「えっ……女の子!?」

カナタ「ブラッキー、頼んだ」

ブラッキー「えー」

敵の手持ちは1体。

油断しなければ負ける要素はないが、だがこの前のしのさんの事もある。

全力で戦わせてもらおう。


↓1 コンマ2桁
120−(51−30(3体敵よりこちらの手持ちが多いため))=99
99、00以外で勝利。
155 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/16(木) 23:28:56.89 ID:ZO1hHIopO
はい
156 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/16(木) 23:32:21.11 ID:MaZJvpfb0
拍子抜けするほど弱かった。

ブラッキーからサンダースに即座に変え、一撃の下に屠った。

ニョロトノレベルが何体もいれば少しは違ったのかもしれないが……

ユズコ「ケロ……」


カナタ WIN
賞金1160円を手に入れた



短いですが今日はここまでで。
157 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/16(木) 23:49:21.76 ID:H8O9WX+R0
158 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/17(金) 00:17:30.90 ID:VkGhtBXLo
乙です
159 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/17(金) 23:27:45.64 ID:KU0vd4QN0
残りのブイズたちを迎えに行って、帰路についた。身構えて帰宅したが、昨日の今日だからだろうか、何事もなく家についた。

カナタ「ここがうちです。今鍵が壊れてますけど、少し後で業者が来るのでお気になさらずに」

平気な様子をチヅルさんに見せているが、家につくと同時にボールから展開したブイズたちの何匹かはドアに驚いていた。

ニンフィアは興味深くドアを下から覗きこんでいる。溶けて固まった鍵穴がそんなに興味深いのだろうか?

チヅル「まあ、本当にドロドロに溶かされてますね」口に手を当て驚いている。大げさなリアクションだ。

シャワーズとグレイシアはドアに目もくれず奥へと入っていった。

グレイシア「すぐ出来るものを用意します」夕食の用意だろう。

シャワーズ「お風呂の栓!水道代」

カナタ「あ」言われて気が付いた。

チヅルは顔にハテナマークを浮かべている。

さて、夕食前にチヅルさんとどういった契約内容になっているか確認しておこう。

私はチヅルさんを自室へ誘導した。
160 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/17(金) 23:36:11.00 ID:KU0vd4QN0
所持金
−146+4160=4014

【日記を書く】?↓1 YES/NO
161 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/17(金) 23:36:31.35 ID:Js2b5Z2ao
YES
162 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/17(金) 23:39:38.98 ID:KU0vd4QN0
セーブしました
【11日目夜】
163 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/17(金) 23:40:33.12 ID:KU0vd4QN0
カナタ「チヅルさん、あの」

チヅル「はい、なんでしょうか?」

カナタ「契約では……チヅルさんは私が家にいる時も守ってくださるんですか?」

チヅル「はい、ツクモさんからそういう契約にしていただきました」

カナタ「寝るところは……」

チヅル「二階の空き部屋で寝れる、と聞いています」

二階か、まだ私の収入がないので父さんが今この家の賃料を払ってくれているから文句は言えない。

比較的綺麗な物置になっている部屋で泊まってもらおう。

さて、ここからだ。

今まではなんとなくで誤魔化せる範囲だったが、ブイズと会話できることを打ち明けておくべきか、それとも今まで通り誤魔化しておくべきなのか。


↓1
1、ブイズと話せることを打ち明ける
2、誤魔化す
164 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/17(金) 23:41:40.29 ID:XG7zm3HDO
165 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/17(金) 23:59:01.32 ID:KU0vd4QN0
カナタ「チヅルさんって、荒唐無稽な事を言っても信じるタイプですか?」

いきなり口に出すのは気が引けた。遠回りしてから話そう。

チヅル「質問に質問で返すみたいになってしまいますけど、どういう意味ですか?」

カナタ「ファンタジーみたいなことを言っても信じるか、という事ですよ」

チヅル「それは、ツクモさんが言っていた『息子が時たまおかしな言動をするかもしれない』ということですか?」

父さんの言いそうなことだ。父さんは母が言っても息子が言っても『ポケモンと話せる』なんてことは『自分が体験していないから』信じない男だ。

映画や小説など、作り物の世界の中でのファンタジーなら信じるタイプだが、占いや祟りなどオカルトの類は自分が体験していない限り信じようとしない。

迷ったが、これからボディガードをしていく上で隠し通すのは難しいだろう。意を決して口を開く。

カナタ「おかしな言動……に見えるかもしれませんね。傍から見れば」

カナタ「……実際に私がポケモンと話ができる、と言ったら……信じますか?」


↓1 コンマ2桁
1〜25 勿論。というより……もう聞いていましたよ
26〜50 本当にそうか、確かめてみてもいいですか?
51〜75 ええ、信じますよ。彼女は少し経って口に出したが、私を見る目が少し変わった気がする
76〜99、00 ???

今日はここまでで。
166 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/18(土) 00:00:03.38 ID:h2eO585D0
訂正>>165
×カナタ「……実際に私がポケモンと話ができる、と言ったら……信じますか?」
〇カナタ「……私がポケモンと話ができる、と言ったら……信じますか?」
167 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/18(土) 00:00:15.37 ID:ICBewkhfo
乙です
168 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/18(土) 00:00:21.13 ID:sR++n5bZ0
169 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/18(土) 02:54:25.69 ID:TYceFih4O
これは↓2かな?乙
170 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/18(土) 23:17:36.32 ID:h2eO585D0
チヅル「本当にそうか、確かめてみてもいいですか?」

チヅルさんが疑わしげに聞いてきたので頷く。

チヅルさんはポケットからカードを出した。

ボディガードのライセンスカード、『コガネサンフラワーホール』のカード、ラジオカードの3枚である。

チヅル「ここに私のユキノオーがいます」

ボールからユキノオーを出した。

チヅル「ユキノオーさん、ちょっと見ててくださいね」

私に背を向けてユキノオーとチヅルさんだけに見えるように何かをしている。

覚えた?とユキノオーに聞いてから振り返る。

チヅル「では、ユキノオーさん、カードをどんな順番で並べたかカナタさんに教えてあげてください」

ユキノオー「面倒くさいんでパスしていいっすか」
171 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/18(土) 23:18:48.56 ID:h2eO585D0
心底嫌そうな顔である。飼い主の言う事を聞く気が0だ。

飼いはじめだろうか、あまり懐いているように見えない。

カナタ「えっと、教えてもらわないと困るんだけど」

ユキノオー「ええーっ、勝手にやっててくださいよー。この人どうせこれクリアしても多分何回も他の事やらせるつもりっすよ?」

カナタ「教えてもらわないと終わらないよ」

ユキノオー「勝手に時間切れにでもなるんじゃないっすか」

カナタ「あのね」

チヅル「どうしたんですか?」

カナタ「教えてくれないんですがどうしたら……」

チヅル「知ってるポケモンじゃないから会話が通じない、という事ですか」

カナタ「そうじゃなくて……」

面倒なことになった。私はユキノオーの耳に口を寄せ、囁く。

カナタ「取引をしよう。君がきちんと教えてくれたらポロックでもマフィンでも君の好きなものをあげよう。これでいいかな?」


↓1 コンマ2桁
1〜33 本当っすね?
34〜66 条件付けていいっすか。
67〜75 嫌だと言ったら?底意地の悪い笑顔を向けてくる。
76〜90 何も言わずに私を殴ってボールに戻った。
91〜99、00 あーはいはい、じゃあ教えますよ。と答えた目が私の姿を捉えていない。嘘を吐く気満々だ。
172 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/18(土) 23:22:05.60 ID:sR++n5bZ0
173 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/18(土) 23:22:07.89 ID:SP9Jgrlt0
えい
174 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/18(土) 23:35:05.27 ID:h2eO585D0
ユキノオー「条件付けていいっすか?」

カナタ「勿論」


提示された条件
↓1 コンマ2桁
奇数 この人の個人情報教えるんであたかも私から聞いたように話してください。それで説得力持たせてこの試験を終わりにさせて欲しいんスよ
偶数 指定した味のポフィンは10個用意して欲しいっス。甘い物に目がないんで。
175 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/18(土) 23:36:12.69 ID:TYceFih4O
はい
176 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/18(土) 23:40:22.20 ID:VBMRiTs+o
177 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/18(土) 23:56:21.71 ID:h2eO585D0
ユキノオー「この人の個人情報教えるんであたかも私から聞いたように話してください。それで説得力持たせてこの試験を終わりにさせて欲しいんスよ」

カナタ「飼い主を……トレーナーをこの人なんて呼んじゃいけません」

ユキノオー「声聞こえないんだからなんて呼んでも同じじゃないっスか……」

チヅル「あの、そんなに話す内容あるんですか?」

チヅルさんを手で制して耳を傾ける。

ユキノオー「カードは上からコガネサンフラワー、ボディガードライセンス、ラジオの順ッスね。チヅルさんはサンフラワーホールの劇団に所属しつつボディガードのライセンスを取った舞台女優兼任のエリートトレーナーっスね」

ユキノオー「こおりタイプのポケモンが好きで元々は読者モデルをやってました。ツクモさんもよく映画に出している劇団のつてで今回シンオウまで仕事に来たみたいっスね」

ユキノオー「もっとも、チヅルさんの映画出演経験は全部エキストラっス」

ユキノオー「ボディガードを破格の金額で受けてくれる理由、一つ目はツクモさんの知り合いだから、二つ目は今でも時々舞台に立っているから給料の心配がないから」

ユキノオー「三つ目は親族がジムリーダーをやってたからそこそこ家が裕福であるから。この三つっスね」

ユキノオー「血液型はABで手持ちのアローラ生まれのキュウコンを溺愛していて」

チヅル「あの」割って入った「ユキノオーさん?」

流石にこれだけ長い時間話していると怪しまれるだろう。

カナタ「ユキノオーと話したんですけど、上からコガネサンフラワーホール、ボディガードのライセンス、ラジオカードの順ですね」

カナタ「と……ツクモさんの映画にエキストラで出てたんですね。読者モデルもやってたと」

チヅル「まあ」驚いて固まっている。

カナタ「血液型はABでお気に入りのポケモンはキュウコン……まだ話しますか。ユキノオーはあんまりこういうのを何度もやって欲しくないそうなので」

チヅルさんはあまり動揺したようすではない。

私の言動に驚いてはいるが『想定の範囲内』といった感じだ。

チヅル「追加で色々調べる手間が省けましたね」

カナタ「信じてくれますか?」

チヅル「ええ」

チヅルさんはニッコリとほほ笑んだ。
178 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/18(土) 23:57:14.58 ID:h2eO585D0
今日はここまでで。
179 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/19(日) 07:50:24.81 ID:nv4O1Hqso
乙でした
180 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/28(火) 13:53:29.34 ID:Agd0HJIG0
先に書いておきますが、ハーレムエンド要件は過半数のブイズの好感度MAXと残ったブイズの好感度が50以上で発生します。
ハーレムルート直行後は(ネタバレになるので詳しく書けませんが)他のルートは見れなくなります。ご注意を。

昼行動でパーティに加えたブイズ(サンダース、ブラッキー、ニンフィア)は好感度が上がります(ブースターはMAXなので上下しません)
↓1コンマ一桁分上昇
181 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/28(火) 13:55:41.46 ID:nlytXnP90
そらっ
182 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/28(火) 23:33:50.03 ID:Agd0HJIG0
家の留守番までは契約に入っていなかった。

チヅルさんの契約は私(=カナタ)を守る事だ。

仕事場の行き帰りに付き添い、もしトレーナーでない(危害を与えようとしてきた)ものがいた場合にはチヅルさんの出番となる。

チヅルさんの契約書を読み終えると鍵の業者が来て、その応対後すぐに夕食の時間となった。

夕食は野菜炒めだった。

グレイシアによると冷蔵庫にある食材を集めて作っただけ、らしいが十分に美味しい。

問題は食卓に会話がないことか。

ブイズたちは喋っていない。チヅルさんという外の人間が来ているからか私と会話するのをためらっているようだ。

ただ会話をためらっているだけでいつも通りブースターは私にベタベタしてきているが。

よく分かっていないイーブイはためらっている様子ではないが、周囲に合わせ様子見しているといったところか。

チヅルさんは料理に舌鼓をうちつつ素早く箸を伸ばしている。

一品一品を作ったポケモンを褒めているようだが玄関の工事の音で声があまり聞こえない。

寝るまでには終わるというのが業者の説明なので、今日我慢すればいいだけだ。

シャワーズ「ねえ」
ブラッキー「あのさ」

工事の音に紛れて2匹が同時に喋った。お互いを牽制しあうように見つめている。


どちらの話を先に訊く?↓1
シャワーズ
ブラッキー
183 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/28(火) 23:34:55.83 ID:Tnpdg4xko
シャワーズ
184 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/28(火) 23:39:40.20 ID:Agd0HJIG0
カナタ「シャワーズ、どうかしたのか?」シャワーズを優先させた。

事前に説明を受けていたのでチヅルさんは驚きはしなかった。ただ、気になるといった感じでシャワーズに視線を合わせた。

シャワーズ「あのさ、何か忘れてない?」

シャワーズは私の顔を見てくる。

……いや、雰囲気からして睨んでくるといった方が正しいか?

眼はなにも読み取れないが口調がいつもと少し違う気がする。

リーフィアとイーブイが敏感に感じ取り身を固くした。

シャワーズの事はよく分かる。これは怒りの1、2段階前の状態の口調だ。

一歩間違えれば彼女を幻滅させるか怒らせるかしてしまうだろう。

さて、何のことだろうか?


↓1 コンマ2桁
1〜33 アレの事か?
34〜66 ???
67〜99 何のことだろうか、さっぱりわからない
185 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/28(火) 23:42:52.07 ID:F3N9dQ0B0
186 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/28(火) 23:50:04.08 ID:Agd0HJIG0
成程、丁度あれから1週間か。

カナタ「アレの事か?」

何か書き物をするジェスチャーをする。

一瞬目を丸くしたが、分かってるならいっか、ともう一度席についた。

リーフィアとイーブイが緊張を解いた。

カナタ「ところでブラッキー」

ブラッキー「何でもない。ご馳走様」

ブラッキーは皿を咥えて食事の片付けを始めた。

一体何だったのだろうか……

※好感度上下無し
187 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/28(火) 23:50:33.42 ID:Agd0HJIG0
(〜夕食後〜)
ブイズを部屋に呼びます(一匹選択)↓1
188 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/28(火) 23:54:45.36 ID:Agd0HJIG0
今日はここまでで。
安価下
189 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/28(火) 23:54:56.62 ID:xlZTg7ADO
シャワーズ
190 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/08(月) 23:59:37.33 ID:Pux2NtX40
もう少し(2月まで)休みます
191 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/24(水) 01:19:18.54 ID:hruyWxqDO
のんびり待ってます
192 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/07(水) 22:07:46.42 ID:xGIrQYIo0
少し再開します
193 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/07(水) 22:08:35.33 ID:xGIrQYIo0
シャワーズを部屋に呼ぶとすぐ、姿を表した。

口にはレポートが見える。週1のブイズレポートだ。

シャワーズ「はい、これ。1週間ごとだけど、忘れてなかったみたいだね」

カナタ「勿論」

シャワーズからレポートを受け取った。

レポートに目を通そうとするとねぇ、と声が聞こえてきた。

シャワーズ「リーフィア呼んでこよっか?なるべく一緒に居たいでしょ?」


さて、どうしようか?↓1
リーフィアを呼んでもらう。
会話(後安価)
ボディタッチ(好感度上昇は運)
遊ぶ(好感度微上昇)
自由安価指定(好感度上下はその時々の行動による)
194 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/07(水) 22:09:43.55 ID:0LJybxEXo
更新待ってました
安価はリーフィアを呼んでもらうで
195 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/07(水) 22:15:19.50 ID:xGIrQYIo0
カナタ「うん、じゃあリーフィアを呼んできてくれるかな?」

シャワーズ「おっけ」

シャワーズは部屋を素早く出ていった。

数分後、リーフィアが来た。

リーフィア「遅れてすみません……」

カナタ「いいよいいよ」

リーフィア「あの」

カナタ「ん?」

リーフィアは口を開きかけたがすぐにやめた。

リーフィア「……いえ」

さて、何をしようか?↓1
会話
ボディタッチ
遊ぶ
一緒に寝る
自由安価指定(好感度上下はその時々の行動による)
196 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/07(水) 22:19:56.56 ID:R5i7cAxDO
一緒に寝る
197 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/07(水) 22:27:29.35 ID:xGIrQYIo0
今日は早いが、寝ることにしよう。早く寝ればそれだけ寝坊の確率は減る。

……リーフィアと一緒に風呂に入るのもいいかもしれない。

カナタ「リーフィア、一緒に風呂、入ってみるか?嫌ならこのまま一緒に寝ようと思うんだが……」


↓1 コンマ20以下、もしくは80以上でイベント発生。
(※それぞれ起こるイベントは違います)
198 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/07(水) 22:30:08.23 ID:W7kUwjhj0
199 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/07(水) 22:34:13.48 ID:xGIrQYIo0
※イベント未発生

リーフィアの反応は……

↓1 コンマ2桁
1〜33 顔を赤くしながら頷いた。
34〜66 表情が固まっている。迷っているのかもしれない
67〜99 顔を真っ赤にしながら首を大きく振っている。ダメそうだ。
200 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/07(水) 22:36:31.46 ID:0LJybxEXo
201 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/07(水) 22:49:06.95 ID:xGIrQYIo0
表情が固まっている。迷っているのかもしれない。

カナタ「リーフィア、やめておくか?」

リーフィア「あ、いえ……うーん、でも……」

カナタ「先に言っておくけど、別に一緒に寝るのに体が汚れてると嫌だからって理由で風呂に誘ってるんじゃないよ」

リーフィア「それは……多分そうだと思ってますけど……そうじゃなくて」

一緒に風呂に入りたくない理由でもあるのだろうか?


↓1 安価
@カナタ「体に見られたくない傷がある……とか?」
Aカナタ「お風呂は一匹で入りたい派……とか?」
Bカナタ「一緒に入るのが恥ずかしい……とか?」
Cカナタ「お風呂に入りながら歌を歌いたかった……とか?」
Dカナタ「入浴剤を使いたい……とか?」
Eカナタ「……こっそりお風呂でお酒を飲みたかった……とか?」
F自由安価
202 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/07(水) 22:52:03.90 ID:R5i7cAxDO
203 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/07(水) 23:01:25.28 ID:xGIrQYIo0
カナタ「一緒に入るのが恥ずかしい……とか?」

リーフィア「い、いえ……やっぱりダメです。先に入ってきます」

丁寧に頭を下げリーフィアは部屋を出ていった。

ダメだったか。リーフィアの性格を考えると恥ずかしいという理由もあるかと思ったのだが……

ため息をついた後、仕事の連絡が入ってないか携帯を見ているとノックの音が聞こえた。


↓1 コンマ2桁
1〜30 ?????
31〜50 ?????
51〜75 ???
76〜99 再判定 バッドイベント
204 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/07(水) 23:11:13.33 ID:xGIrQYIo0
今日はここまでで。コンマ下。
205 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/07(水) 23:12:11.92 ID:0LJybxEXo
乙です
206 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/07(水) 23:15:25.69 ID:0LJybxEXo
ごめんバッドイベント踏んでしまった
207 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/08(木) 14:20:52.53 ID:xFFO63Hv0
>>201 訂正
×カナタ「先に言っておくけど、別に一緒に寝るのに体が汚れてると嫌だからって理由で風呂に誘ってるんじゃないよ」
〇カナタ「先に言っておくけど、別にリーフィアが汚いって意味で風呂に誘ってるんじゃないよ」


バッドイベント内容 ↓1 コンマ2桁
(ゾロ目でバッドイベント自体をなかったことにできます)
1〜50 急ぎ過ぎてリーフィアが風呂場で転んだ
51〜67 ドアからのノックの音ではなかった。これは……?
68〜83 ??(更にコンマ再判定)
84〜99 どうぞ、という前にドアが開いた(更にコンマ再判定)

夜更新できればいいですね
208 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/08(木) 14:27:28.67 ID:a9476XXKo
えい
209 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/08(木) 22:34:38.61 ID:xFFO63Hv0
ドアからのノックの音ではなかった。これは……?

窓が怪しいと確認したが窓の外には誰もいない。ポケモンという線もなさそうだ。

じゃあ、どこから……?耳を澄ませると鈍いノックのような音が聞こえてくる。

これは室内だ。天井という線も低そうだ。

よくよく聞くとクローゼットのような気がしてならない。

クローゼットの中に誰かが、もしくは何かがいる。

生唾を飲み込んで私はクローゼットを見つめた。どうすべきか。


↓1
@すぐ一人で開ける
Aブイズを呼んできて開ける(呼んで来るブイズを選択)
Bチヅルさんを呼んできて開ける
C逆に開けず、閉じ込める(ガムテープ等)
210 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/08(木) 22:43:44.40 ID:yLRRS32d0
211 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/08(木) 23:18:00.69 ID:xFFO63Hv0
先日襲撃されたばかりだ。何かあっては困るだろう。

私はチヅルさんを呼んだ。

チヅル「クローゼットの中から……?」

カナタ「はい、何か不審な音がするので見た方がいいかと」

チヅルさんは少し困惑している様子だ。念のためにポケモンを出し、クローゼットを開けた。

それと同時に何かが倒れ掛かってきた。私達は急いで飛びのいた。

下着だけにされた裸の男だ。縄で縛られ、口には猿ぐつわをはめている。

男は苦悶の表情を浮かべながら身もだえしていた。

この男が内側からクローゼットのドアに体をぶつけていたらしい。

チヅル「……知り合いですか?」困惑しつつ目を逸らした。

カナタ「いえ、初めて見る方です。縄を解きましょう」

チヅル「いいんですか?」

カナタ「二人もいれば逃げられないでしょう。それに一人はボディガードですから」

縄を解き、猿ぐつわをとった男は大きく息をつき「助かりました」と声を絞り出した。

カナタ「あなたは……」

男「カナタさんですね」男は大きくむせた「ツクモさんから頼まれて……あの、業者です。今服が、いえ名刺がないんで、信じてくれないでしょうが」

チヅル「業者?」

業者、と言われたら一人しか今はこの家にいない。

カナタ「鍵の業者……」
212 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/08(木) 23:18:28.92 ID:xFFO63Hv0
私はチヅルさんと顔を見合わせた。おかしい、業者は普通に作業していたはず。

チヅル「業者を二人呼んだんですか?」

カナタ「いえ、人数は聞いてないですけど……あの、何があったのかお聞きできますか」

業者「家についた時、まだカナタさんがついていないようだったので待っていたんですよ。そこでいきなり薬を嗅がされて、気がついたら縛られて閉じ込められてたんです。そこに」

業者はクローゼットを指で指した。

チヅル「でも、どうやって家に?鍵が……」

カナタ「今日は壊れてたんですよ。それに私がブイズを全員連れてホテルに避難しているから中にはポケモンもいない」

カナタ「業者の服を奪い、縛って閉じ込めて、偽の業者として偽の鍵を取り付けていたんだ……後でピッキングしたり鍵をまた壊したりしなくて済むように」

カナタ「……チヅルさん、玄関にいた業者は?」


↓1 コンマ2桁
1〜33 チヅル「まだ玄関で作業をしています」
34〜66 ドアを開けた瞬間、ドアの外で立ち聞きしていた男と目が合った。
67〜99 いない。既に逃げた後のようだ。
213 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/08(木) 23:23:17.97 ID:UpWlkXazO
はい
214 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/08(木) 23:23:31.80 ID:s08bP3nDO
215 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/08(木) 23:42:10.16 ID:xFFO63Hv0
チヅル「いませんね……察知したか、普通に鍵をつけ終わったからでしょうか」

カナタ「今は判断が難しいですね」

私は業者に服を渡し、腕を組んだ。

業者「ありがとうございます」

カナタ「後で返していただければ十分です」

さて、鍵をどうしようか。

一番いいのはこのまま本物の業者に頼んで鍵を換える方法だ。だがそれで本当にいいのだろうか。

折角敵が隙を見せたのだ。今なら敵は『まだ偽の鍵のまま気づいていない』と思っている可能性がある。

その思い込みを利用してわざと鍵を変えず、敵が侵入してきた時にこちらから一気に叩くこともできる。

だが鍵に更に細工がしてあった場合にはどうだろうか、例えば盗聴器や爆弾を内蔵されていた場合に身内に危害が及ぶ。


↓1 安価
@鍵を本物に換える。
A鍵を換えず、敵に罠を張る(もしくは待ち伏せる)
B自由安価

今日はここまでで。
216 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/09(金) 00:28:33.70 ID:kUfhY5gX0
217 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/10(土) 23:03:11.79 ID:o+7UK5ZL0
ここは普通に鍵を直してもらう事にしよう。

もし罠をはるにしても警察や契約をかえてチヅルさんに任せればいい。

それに鍵の業者を呼んだのに修理せず返した、というのでは完全に金が無駄になってしまう。業者も縛られ損だ。

カナタ「鍵をよろしくお願いします」

すぐにでも、と業者は答えた。

カナタ「チヅルさん、もし敵が鍵がすり替えられていることに気が付いて襲撃してきてもいいように業者さんを守っていてください」

カナタ「あと、後で契約の一部を変えて留守番できるように父に相談しておきます」

チヅル「はい……契約の件ですが、私一人では正直家とカナタさん両方を守るのは難しいかと……」

チヅル「新しく人を追加で雇ってもらうか家をポケモンに任せることになりますが、どちらがいいですか?」


↓1 安価
ボディガードを追加で雇う
家をポケモンに任せる
218 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/11(日) 00:09:28.90 ID:gwDpwe5a0
雇う
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