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【艦これ安価】提督「艦娘たちとデート?」
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1 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/12(火) 21:41:04.75 ID:Q6QGSBhE0
任務『艦娘たちとデートし、絆をさらに深めよ!』
提督「……何だこれ」
大淀「書いてある通りだと思いますが」
提督「デートってあのデート?」
大淀「他にどのデートがあるんですか」
提督「そうだよな。でも絆なんて充分深まってると思うんだけどな」
大淀「果たしてそうでしょうか? 提督がご存知なのは仕事上での艦娘たちでしょう」
提督「プライベートでも一緒に遊んだりしてるけど」
大淀「とにかく! 上からのお達しなので、さっさと誘ってきてください」
提督「分かったよ……」
――――
提督「んー……とは言ったものの、誰を誘えばいいんだ」
提督「駆逐艦を誘おうものなら、もれなく憲兵さんに捕まりそうだが……軽巡もギリギリか?」
↓2 デートに誘う艦娘、どの艦種でもOK コンマ二桁が現在の好感度
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1505220064
2 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/12(火) 21:42:06.82 ID:LnvP6A7DO
おおよど
3 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/12(火) 21:42:26.39 ID:cCx+H+mPO
19
4 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/12(火) 21:49:35.74 ID:Q6QGSBhE0
デートする艦娘:19 好感度:39
提督「19、ちょっといいか」スタスタ
19「提督? どうしたの?」
提督「実はかくかくしかじか」
19「……それ本当の話なの?」ジトー
提督「嘘みたいだが本当なんだ。何なら大淀に確認をとってくれ」
19「ふーん、まあ任務なら仕方ないの」
提督「返事はオッケーでいいんだな。じゃあ早速だけど、どこか行きたいところとか、したいことはあるか?」
19「連れてってくれるの!? じゃあ↓2がいいの!」
↓2 行きたいところ またはしたいこと
5 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/12(火) 21:51:02.49 ID:WEVPqR9x0
提督のベットで夜戦(意味深)
6 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/12(火) 21:51:37.36 ID:LnvP6A7DO
水族館
7 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/12(火) 21:51:59.49 ID:llYwlWPlO
↑
8 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/12(火) 22:03:58.25 ID:Q6QGSBhE0
19「水族館がいいの! お魚たくさん見たい!」
提督「よし分かった! デートの日にちは今週末で、昼の13時に待ち合わせってのはどうだ?」
19「問題ないのね」
提督「よろしく頼むよ。それじゃ」
スタスタ
――当日――
提督「ふぅ……なんか緊張するな」
提督「さすがに艦娘とデートはしたことなかったからな……」
19「提督、遅いの」
提督「!!」
提督「19……さすがに水着ではなかったか」
19「当たり前なの! そんな痴女じゃないのね!」
19「それよりもうお腹ぺこぺこなの。早く良いお店へ連れてくの」
提督「は? ちょっと待て、飯食べてないのか」
9 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/12(火) 22:05:53.44 ID:Q6QGSBhE0
19「だってデートなんでしょ?」
提督「……そうだよな」
提督(俺もそこらへん詳しく決めてなかったからな……反省だ)
提督「よし、じゃあ↓2を食べに行くか」
↓2 料理の名前
10 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/12(火) 22:09:47.12 ID:NKLTC9z5o
パンケーキ
11 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/12(火) 22:10:05.69 ID:T3D+juYS0
カレー
12 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/12(火) 22:14:25.86 ID:Q6QGSBhE0
提督「カレーを食べに行くか。良い店を知ってるんだ」
19「ほほう……鳳翔さんのカレーに叶うのか食べ定めてやるの」
提督「」
――移動中――
19「♪」
提督(ご機嫌ではあるが、やっぱり会話は大切だよな)
提督(話題を振ろう↓2)
↓2 何の話をするか
13 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/12(火) 22:15:29.30 ID:Q6QGSBhE0
>>12
の提督「」はミスです、すみません
14 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/12(火) 22:17:03.39 ID:TdsuhMhG0
潜水艦寮の話
15 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/12(火) 22:38:02.56 ID:Q6QGSBhE0
提督「なあ19、潜水艦寮はどんな感じなんだ」
19「唐突に何なの?」
提督「気になったんだよ。俺は入ったことないし」
19「みんな和気あいあいとやってるの。8ちゃんの部屋に集まってゲームしたり、色んなお話したり」
19「あとパジャマパーティーなんかもやるの」
提督「楽しそうだな」
19「それはもう楽しいの。みんなと一緒にいるだけで嫌なことも忘れるの」
19「58が一発芸したり、ろーちゃんと漫才を披露したり」
提督「何だそれめっちゃ見たい」
19「他のみんなには絶対見せないと思うの。潜水艦にだけ」
提督「……今度俺も参加していいかな」
19「みんなの意見次第なのね。私からお願いしてみる」
提督「本当か? ありがとう」
――カレー店――
19「……」モグモグ
提督(店に来て食べ始めた、はいいが)
提督(ずっと黙ったままだ。もしかして口に合わなかったかな)
19「ゴウゴク……ふぅ」
16 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/12(火) 22:48:26.79 ID:Q6QGSBhE0
19「提督、なかなかやるのね」
提督「!」
19「美味しいの! 19の好みの味なの」
提督「そうか、よかった」ホッ
提督「ずっと黙ったままだから、てっきり口に合わないのかと」
19「美味しいからこそ黙々と食べたいの」
19「今度潜水艦のみんなと一緒に来たいなぁ」
提督「そうまで言ってくれるとは、嬉しいよ」
19「ゴクゴク……ぷはー! ごちそうさまでした」
19「さて、それじゃあお待ちかねの水族館に行くの!」
提督「そうだな。行くか」
19「これが楽しみでウキウキしてるようなものなの。早くするの!」ワクワク
提督(……まあ誘った時の反応からしてそうだよな)ハハ…
17 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/12(火) 22:58:43.99 ID:Q6QGSBhE0
――水族館内――
19「わー! お魚たくさんなのー!」キラキラ
提督「潜水艦は海の中を泳いでるから、魚も見かけるだろうに」
提督「そんな興奮するもんなのか?」
19「はぁ……何言ってるの。確かにお魚は見かけるけど」
19「こんな綺麗な色の魚群はほとんど見たことないの」
提督「あ、そうか……」
19「惚れ惚れするの。ふふ、この子ちっちゃくて可愛いの」ツンツン
提督「……」
提督(可愛いな)
19「あ、向こうにカニがいるの!」パタパタ
提督「こら、走ったら迷惑だぞ」
19「……美味しそうなの」ジュルリ
カニ「!?」
提督「こら」
18 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/12(火) 23:07:01.62 ID:Q6QGSBhE0
『はーい! イルカさんのご挨拶でーす!』
ザパーーン!!
提督「おー! すごいな!」
19「……」
『もう一回ー!』
ザパーーン!!
提督「はは、見事なもんだなぁ。なあ19?」
19「……楽しそうなの」
提督「だよな!」
19「気持ちよさそうに泳いでるの。見てるだけでこっちも泳ぎたくなってくるの」
提督「えっ」
19 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/12(火) 23:16:13.49 ID:Q6QGSBhE0
19「我慢できないの。19も一緒に泳ぐの!」ヌギヌギ
提督「おま、何してるんだ!?」ガシッ
19「大丈夫なの! 下に水着は着てるの!」
19「待っててイルカさん、19もすぐそっちへ行くの!」
提督「やめろバカ!」グイグイ
――――
提督(はー……危なかった。まさか泳ごうとするとは)
19「提督、ちょっとこっちに来て!」
提督「どうした?」スタスタ
19「お土産コーナーなの。みんなに何か買っていってあげたいの」
提督「いいじゃないか。きっと喜ぶぞ」
19「でも」
19「実は19……お財布持ってきてないの」
提督「……」
19「提督」ウルウル
提督「……このカゴに好きなもの入れてこい」スッ
19「ありがとうなの!」ニコッ
20 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/12(火) 23:26:56.13 ID:Q6QGSBhE0
19「168にはー、これ! 26はこれとか好きそうなの!」
提督(やれやれ)フフ
――――
19「あれ、もう夕方なの?」
提督「そろそろ帰るか」
19「えー」
提督「?」
提督(嫌なのか。だとしたらちょっと嬉しいな)
19「せっかくだから夜ご飯もここで美味しいもの食べたい」
提督「…………」
提督「よっしゃ……じゃあ鳳翔にはラインでそう言っとくか」ポチポチ
19「やったー!」ピョンピョン
――――
――――――
――――――――
21 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/12(火) 23:31:09.15 ID:Q6QGSBhE0
――鎮守府――
19「美味しかったのー!」ニコニコ
提督「食べ過ぎじゃないか」
19「お寿司は別腹なの!」
提督(回転寿司で心底よかった)
提督「さてと、じゃあデートはこれで終わりだな」
19「うん」
提督「……19、今日はどうだったかな」
↓2 コンマ二桁を19の好感度にプラス 100を越えると……
22 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/12(火) 23:31:59.54 ID:UhaMbwj5o
フミィ
23 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/12(火) 23:33:20.88 ID:aQvnKtHJo
イクゥ
24 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/12(火) 23:35:04.94 ID:LMqRM1sFo
たった一回のデートで100越えとはお見事ww
25 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/12(火) 23:36:30.21 ID:fIg9bTaK0
>>24
君もなかなか
26 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/12(火) 23:45:50.17 ID:Q6QGSBhE0
39+88=127
19「とっても楽しかったの」
提督「!」
提督(そうなのか……よかった)
19「でも、提督はちょっと気遣いが足りない」
19「私の格好を見て褒めてもくれなかったし」
提督「うっ」グサッ
19「デートなんだから、もっと相手を見てあげて欲しいの」
提督「……だな……ごめん」
19「……」
チュッ
提督「っ!」
19「こ、これはおまじないなの。次のデートはもっと上手くいきますように」ポッ
19「19は寮へ戻るの! 美味しいもの食べさせてくれて」
19「お土産も買ってくれてありがとうなの……」モジモジ
27 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/12(火) 23:54:44.00 ID:Q6QGSBhE0
提督「あ、ああ」
19「……もしよかったら、また今度デートして欲しいの」
19「次は任務とか関係なく」
提督「19がいいなら」
19「約束なの」
スタタタ…
提督「……」
提督「絆というか、別のものが深まったような」
――――
大淀「順調だったみたいですね」
提督「いや、反省点が多かったんだよ」
大淀「19さんが満足したならそれでいいんですよ。絆も深まったようですし」
提督(深まったのは絆なのか)
大淀「で、次は誰を誘うんですか?」
提督「そうだな……」
↓2 デートに誘う艦娘 コンマが好感度
28 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/12(火) 23:55:26.82 ID:zWV/Xb9DO
山風
29 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/12(火) 23:55:26.93 ID:8A+6FWl+o
大鳳
30 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/12(火) 23:56:47.42 ID:Qqso2+0HO
コンマの争い
31 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/13(水) 00:07:51.78 ID:2WHu8zTw0
デートする艦娘:大鳳 好感度:93
提督「いたいた、大鳳!」
大鳳「提督! どうしました?」
提督「実はな……急な話なんだが、俺とデートして欲しいんだ」
大鳳「え!?」キラキラ
提督(目の輝きが凄まじい)
提督「実はこれこれこういうことがあってな」
大鳳「あ……そうなんですか。任務で……」
提督「気を悪くさせてしまったかな。ごめん」
大鳳「いえ、任務でも嬉しいです! もちろんお引き受けします!」キラキラ
提督(また輝く瞳)
提督「感謝するよ。そこでなんだが、行きたい場所ややりたいことはあるかな?」
大鳳「↓2」
↓2 行きたい場所 やりたいこと
32 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/13(水) 00:10:30.93 ID:2uQLj45Do
お家デート
33 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/13(水) 00:10:54.32 ID:h6s+euUA0
競馬場
34 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/13(水) 00:10:59.86 ID:qfnY1lLuO
スポーツジム
35 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/13(水) 00:12:49.28 ID:2WHu8zTw0
ここまでで
できれば毎日、空いても1日のペースでやっていきます
36 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/13(水) 00:14:43.91 ID:xm6gkmeyo
おつつ 元々の好感度たっかいなぁww
37 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/13(水) 01:33:07.91 ID:06VCxWry0
39であの状態だと93だと通り越して病んでたりしないよな…
38 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/13(水) 08:28:15.78 ID:/cU4+isG0
ヤンデレはそれはそれで面白いけど1発ネタみたなもんだからなあ
普通にデート楽しみたいから要らなくてもいいよ
39 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/13(水) 19:03:29.97 ID:2WHu8zTw0
大鳳「競馬場がいいです」
提督「競馬……お前からその言葉が出てくるとは思わなかった」
大鳳「結構行くんですよ。で、提督にもその魅力を伝えたいと思って……」
大鳳「ダメでしょうか?」
提督「いや、実は俺も前から興味があったんだ。ぜひ行きたいな」
大鳳「嬉しいですっ! では日程は……――」
――当日――
提督(あれから競馬場のことを少し調べてみたが)
提督(最近はデートスポットにもなるくらいだとか)
提督(中年の男性が通うイメージだったから意外だった)
提督「そろそろ時間だな。迎えに行こう」スタスタ
40 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/13(水) 19:14:35.89 ID:2WHu8zTw0
大鳳「あ、提督。今日はよろしくお願いします」ペコリ
提督「こちらこそ。待たせたかな」ペコリ
大鳳「いえ、私が早く準備しすぎただけです。デートが楽しみで楽しみで」エヘヘ
提督「……綺麗だな」
大鳳「えっ?」
提督「その服、似合ってるよ。綺麗だ」
大鳳「あ、ありがとうございます」カァァ
大鳳「提督も……いつにも増してカッコイイです」モジモジ
提督「ありがとう」
大鳳「……」
提督「……」
提督(気恥ずかしい空気)
提督「そ、そろそろ出発しよう」
大鳳「ですね」
41 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/13(水) 19:28:02.16 ID:2WHu8zTw0
提督「まずはお昼だな」
大鳳「提督が選んだお店ですよね? 期待しちゃいます」
提督「いくらでも期待してくれ。美味しい店だから」
大鳳「ハードル上げますね」フフ
――オムライス店――
大鳳「ほっぺが落ちますね!」キラキラ
提督「だろ? ここは穴場なんだ」
大鳳「幸せです……こんなに美味しいものが食べられて」モグモグ
大鳳「しかも大好きな人と一緒に」ボソッ
提督「ん? 何だ?」
大鳳「オムライスが大好物になりましたって言ったんです」
提督「お店の人にとってこれ以上ない褒め言葉だな」ハハ
42 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/13(水) 19:49:21.19 ID:2WHu8zTw0
――競馬場――
提督(ここが競馬場……綺麗な場所だ)
大鳳「呆気にとられてますね」クスクス
提督「想像を完全に覆されたよ」
大鳳「知らない人からすれば、『ギャンブル』のイメージが拭えないと思いますけど」
大鳳「今は大人も子供も楽しめるレジャースポットですからね。子供が遊べる公園や」
大鳳「レストランやカフェなんかもあります」
提督「……見て回っていいかな?」
大鳳「もちろんです!」
――――
提督「仔馬可愛い」ナデナデ
大鳳「仔馬じゃないですよ。ミニチュアホースって言うんです」
大鳳「大人でも80cmくらいの大きさなんですよ」
提督「そうなのか」
43 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/13(水) 20:03:19.42 ID:2WHu8zTw0
提督「でも、可愛いな」
大鳳「可愛いですね」
提督「鎮守府でも飼ってみたい」
大鳳「本当ですか!?」
提督「……ごめん。今のは軽い発言というか」
大鳳「そ、そうですよね」
提督(ガッカリさせてしまった……馬が好きなんだな)
――――
大鳳「ここはパドックと呼ばれる場所です」
提督「馬が歩いてる」
大鳳「次のレースに参加する馬たちです。ここで様子を見て、レースの予想に活かすんです」
提督「ほうほう」
提督「……」ジー
大鳳「熱心ですね」フフ
44 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/13(水) 20:04:01.49 ID:2WHu8zTw0
一時中断します
45 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/13(水) 20:11:58.29 ID:hzZ4Y84po
たんおつ
46 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/13(水) 20:44:33.59 ID:2WHu8zTw0
提督「うん。レースの予想もだけど、馬が綺麗でさ」
大鳳「分かります!! ……あ、ごめんなさい」
提督「いいんだよ。さっきも思ったけど、大鳳は馬が好きなんだな」
大鳳「好きです。あと、競馬の魅力にもハマってしまったというか」
大鳳「最初は隼鷹さん龍驤さんに誘われてここへ来たんですけど」
大鳳「たった3分間のレースで、一生懸命走る姿が美しくて……」
提督(そんな大鳳とは裏腹に、隼鷹と龍驤がオッサンたちと一緒になって)
提督(声を張り上げて応援してる様子が目に浮かぶ)
大鳳「知ってますか? 競馬は知れば知るほど奥が深いんですよ」
大鳳「ブラッドスポーツと言われていて300年以上の歴史が……――」ペラペラ
――――
大鳳「せっかく来たので、馬券を買ってみましょうか」
提督(面白い話だったけど長すぎた……)グッタリ
提督「うーん、馬たちは見たけどよく分からないな」
提督「それに初めはお金をどのくらい使えばいいのか」
大鳳「あくまでレースを楽しむものだと思いますし」
大鳳「少しでいいと思います。100円から買えますし」
47 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/13(水) 20:54:29.43 ID:2WHu8zTw0
提督「じゃあこのくらいで。券はどうやって買えば?」
大鳳「私が教えますね! えっと……」
――――
提督「よし行け! あとちょっとだ!」
大鳳「頑張って!」
提督「そこだ! 行け! ……くー、惜しかったー!」
大鳳「残念でしたね」
提督「大鳳はどうだった?」
大鳳「私もダメでした」
提督「そうか……でも」
提督(競馬の魅力、少しだけど実感できた気がする)
提督「楽しかったな」
大鳳「はい!」ニコッ
48 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/13(水) 21:07:10.48 ID:2WHu8zTw0
――――
提督「いやー、また行きたいな競馬場」
大鳳「……」
提督「どうした大鳳? 元気ないけど」
大鳳「……提督、無理してませんか」
提督「??」
大鳳「思えば、私すごいテンションが上がってて」
大鳳「提督を置き去りにしてしまったんじゃないかって」
提督「言ったじゃないか、楽しかったって! 知らなかった事がたくさん知れたし」
提督「よければ今度また一緒に行かないか? もっと色々教えて欲しい」
大鳳「提督……はい! ありがとうございます!」
グー
大鳳「あ」
提督「そろそろ夕飯時か。何か食べていこう」
大鳳「は、はい……」カァァ
49 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/13(水) 21:12:15.12 ID:2WHu8zTw0
――鎮守府――
提督「改めて、ありがとう大鳳」
大鳳「……」
提督「?」
提督(沈黙。最後に何かやってしまっただろうか……)
↓2 コンマ二桁を好感度にプラス 100を越えると……
50 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/13(水) 21:12:38.64 ID:snXUlkVyo
はい
51 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/13(水) 21:12:49.75 ID:xm6gkmeyo
ksk
52 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/13(水) 21:13:03.08 ID:pePcpFxDO
は
53 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/13(水) 21:20:23.74 ID:2WHu8zTw0
93+75=168
大鳳「提督」ギュッ
提督「!!」
大鳳「私からもお礼を言わせてください。ありがとうございました」
大鳳「最高の1日でした」
提督「そ、そうか……よかった」
大鳳「……たく……です」
提督「へ?」
大鳳「まだ離れたくないです」
提督「なっ……!」
提督「何を言って……もう夜だし…」
大鳳「堪えきれないんです、この気持ち」
大鳳「提督のことが……好きで好きで、どうしようもなくて」
54 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/13(水) 21:26:33.17 ID:2WHu8zTw0
提督「……」
大鳳「あの……もしよければ」
大鳳「今夜、部屋に行ってもいいですか?」
提督「!?」
提督(完全に誘われてる)
大鳳「お願いします」ウルウル
提督「ぐぅ……ごめん。それはダメだ」
大鳳「お願いします!」
提督「折れてくれ大鳳」
大鳳「……分かりました」
提督「ごめん……」
チュッ
提督「!?」
大鳳「はむっ……ん、ちゅ……」
提督「――ッ――!?」
55 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/13(水) 21:31:36.09 ID:2WHu8zTw0
大鳳「……ぷはぁ」
大鳳「こ、これでちょっと落ち着きました」
提督「」
大鳳「勝手にこんなことしてごめんなさい」
大鳳「デートの任務が終わったら、教えてくださいね」
スタタタッ
提督「」
――――
提督「……」
大淀「提督」
提督「はい」
大淀「昨日、鎮守府玄関で大鳳さんとディープなキスをしていたそうですね」
大淀「気持ちが高ぶるのはいいですが、場所を弁えてください」
提督「……あれは防ぎようが…」
大淀「弁えてください」
提督「はい」
56 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/13(水) 21:35:25.64 ID:2WHu8zTw0
大淀「コホン……それでは、次の艦娘にいきましょう」
提督(大鳳とあんなことがあって次に切り替えろと?)
提督(任務だからしょうがないのか。なんて任務だ……)
↓2 デートに誘う艦娘 コンマが好感度
57 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/13(水) 21:35:30.28 ID:Hc7FW9Mv0
木曾改二
58 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/13(水) 21:35:35.05 ID:snXUlkVyo
五十鈴
59 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/13(水) 21:35:41.13 ID:gnxCerpro
野分
60 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/13(水) 21:36:51.74 ID:hzZ4Y84po
ひっく
61 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/13(水) 21:44:31.52 ID:2WHu8zTw0
デートする艦娘:五十鈴 好感度:5
提督(五十鈴は俺のこと嫌ってるっぽいんだよな……)
提督(でも、だからこそ絆を深めないと)
五十鈴「ねえ、私に用があるなら早くしてくれる?」
五十鈴「あなたの話に付き合えるほど暇じゃないのよ」
提督「予想通りの反応だ」
五十鈴「は?」
提督「こっちの話さ。五十鈴、お前にデートを申込みたいんだ」
五十鈴「寝言は寝て言いなさい」
提督「速攻拒否か、知ってた」
提督「話を聞いてくれ、これは任務なんだ」
五十鈴「そんなバカげた任務があってたまるか!」
提督「あるんだよ、大淀に確認してくれ」
五十鈴「……いいわ。嘘だったら承知しないから」スタスタ
62 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/13(水) 21:50:44.08 ID:2WHu8zTw0
――――
五十鈴「頭おかしいんじゃないの!? どんな任務よ!」プンスカ
提督「本当だったろ。ということだからお願いします」ペコリ
五十鈴「他の艦娘にすればいいじゃない。どうしてわざわざ私に?」
提督「お前と仲良くなりたいんだ。他でもないお前と」
五十鈴「……でも他の艦娘ともデートするんでしょ」
提督「…………」
五十鈴「分かったわよ。すればいいんでしょすれば」
提督「ありがとう!」
提督「約束を取り付けたばかりで悪いんだが、行きたい場所ややりたいことはあるか?」
五十鈴「それ女の子に言わせるの?」
提督「え」
五十鈴「デートって男がプランを決めて、男がリードするもんじゃないんだ」
五十鈴「まあカップルで違うんだろうけど」
提督「……分かった。俺が考える」
63 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/13(水) 22:01:51.33 ID:2WHu8zTw0
五十鈴「いいわよ無理しなくて」
提督「そうまで言われたらやるしかない。俺に任せてくれ」
スタスタ
五十鈴「……」
――――
提督「とは言ったものの」
提督「どうするかな……五十鈴が行きたそうな場所……やりたいこと……」
↓2 行きたそうな場所 やりたそうなこと
64 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/13(水) 22:02:20.79 ID:xm6gkmeyo
ksk
65 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/13(水) 22:03:48.88 ID:gnxCerpro
牧場
66 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/13(水) 22:22:38.07 ID:2WHu8zTw0
提督「そういえば前に、五十鈴がネットで牧場について調べてるの見かけたな」
提督「それが理由で決めるのは安易かもしれないけど、普通に楽しめるところだからな」
提督「決めた! 早速伝えよう!」スタスタ
――当日――
五十鈴「……」ボー
提督「……」
提督(バスに揺られて10分。ずっと窓の外を見つめてる)
提督(話しかけても『うん』とか『そうね』しか言わない)
五十鈴「……ふあぁ」
提督(ついにあくびまで! マズい、何とかしないと)
提督(こうなったら日頃練習している隠し芸の1つを披露するしかない)
↓2 提督の隠し芸とは
67 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/13(水) 22:28:27.60 ID:5jm+L0Xz0
マジック
68 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/13(水) 22:29:10.13 ID:XZ0THqRio
上
69 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/13(水) 22:29:32.27 ID:r/zlxiuno
3秒だけくっそイケメンになれる
70 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/13(水) 22:43:40.62 ID:2WHu8zTw0
提督「五十鈴、五十鈴」チョンチョン
五十鈴「なに?」
提督「ここに一枚のコインがあるだろう。これを右手に握って」ギュッ
提督「1、2、3! はい、無くなった」
五十鈴「左手?」
提督「残念、左手にもない」
提督「すでにワープしてるんだ。俺の胸ポケットに」
五十鈴「どうせ最初からあったんでしょ。持ってたコインはバレないよう隠した」
提督「じゃあこれは? ハンカチを右手に被せて」スッ
提督「1、2、3! ほら、可愛い花」ポンッ
五十鈴「へー……まあまあね」
提督「プレゼントしよう」スッ
五十鈴「……ありがと」
71 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/13(水) 22:51:33.20 ID:2WHu8zTw0
提督(ちょっとは気分よくなってくれたかな)
五十鈴「あ」
五十鈴「見えてきた、牧場!」
提督「おお、広いなー」
五十鈴「当たり前でしょ。ねえ、着いたらお昼にしましょうよ」
提督「賛成だ」
――――
五十鈴「んー……空気がおいしい」
提督「海の匂いもいいけど、山の匂いもいいな」
五十鈴「そうね。えっとレストランは……あった!」スタスタ
提督「五十鈴?」
五十鈴「早くしないと置いてくわよー」
提督(リードも何もないな)ハァ…
72 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/13(水) 22:52:55.33 ID:2WHu8zTw0
ここまでで
また明日に
73 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/13(水) 22:55:44.62 ID:hzZ4Y84po
おつおつ
74 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/13(水) 22:56:00.10 ID:XZ0THqRio
乙
75 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/15(金) 00:19:29.55 ID:jWDb9DeT0
五十鈴「ここのハンバーグ一度食べてみたかったのよね」モグモグ
提督「だから牧場調べてたのか」モグモグ
五十鈴「それはまた別の理由よ。っていうか何で知ってるのよ変態」
提督「たまたま見かけたんだ! 故意じゃないよ」
五十鈴「どうだか」
――――
提督「腹ごしらえもしたし、次はどうしようか」
五十鈴「眺めたい」
提督「え?」
五十鈴「このまま動物をのんびりと」
提督「……いいけど」
提督「どうせなら触ってみないか? あと乗馬体験も…」
五十鈴「あとでいいわ」
提督「……そうか」
76 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/15(金) 00:22:50.15 ID:jWDb9DeT0
提督(思考が読めない)
提督「……」
五十鈴「……」
提督(眺めるのはいいとして、無言は辛いよな)
提督(話を振ろう)
↓2 何の話題にするか
77 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/15(金) 00:24:51.72 ID:BDsBy2vko
加速下
78 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/15(金) 00:27:40.39 ID:pRI3D5xuO
好きな動物は何か
79 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/15(金) 00:39:48.07 ID:jWDb9DeT0
提督「可愛いなー」
五十鈴「は? き、急に何言ってんの?」
提督「羊」
五十鈴「……ああ……羊のことね」
提督「なあ、好きな動物を聞いてもいいか?」
五十鈴「そうね、ここの中でいうと牛かな」
提督「牛?」
五十鈴「可愛いじゃない。あと乳製品も好きだし」
提督「……」
提督(だからこんなに立派なのか、とか言ったらぶん殴られるだろうな)
五十鈴「提督は?」
提督「俺は……馬がいいかな。最近好きになったんだけどさ」
提督「走る姿がカッコイイ」
五十鈴「ふーん」
提督(ふーんて)
80 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/15(金) 00:53:03.43 ID:jWDb9DeT0
五十鈴「分かる気がする。颯爽と駆け抜ける姿が素敵よね」
提督「え」
提督「だ、だよな! 力強くて、でもしなやかで」
五十鈴「……」
提督「馬に乗った景色はどんなのだろうなって思うようになってさ」
五十鈴「……」
提督「……」
提督(急に口を閉じてしまった)
五十鈴「じゃあ行く? 乗馬体験」
提督「!」
五十鈴「私も乗ってみたいし。一息つけたから」
提督「ああ、行こう!」
提督(なんというか気まぐれだな)
81 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/15(金) 01:02:54.80 ID:jWDb9DeT0
――――
提督「う、うわ……想像以上に高い」
係員「じゃ、行きますよー」
提督「……おお」
提督(馬に乗って歩いてる。感激だ)
五十鈴「……」
提督(あ、五十鈴がいた。様になってるな、お姫様と白馬って感じで)
提督(手を振ろう)ブンブン
五十鈴「……!」
五十鈴「……」ヒラヒラ
提督(恥ずかしそうにちょっとだけ振ってくれた)
係員「ちっ、リア充か」ボソッ
提督「え?」
係員「何でもないですよ! あと一周しますからね」
82 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/15(金) 01:21:26.35 ID:jWDb9DeT0
――――
提督「楽しかったなー」
五十鈴「あのさ、大げさに手を振るのやめてくれる? 目立つし」
提督「いいじゃないか。五十鈴も応えてくれたし」
提督「で、次に挑戦するのが牛の乳搾りと」
五十鈴「これやってみたかったのよね」
提督「乳搾りをやりたくて調べてたのか」
五十鈴「まあ理由の1つではあるけど」
係員「準備できましたのでどうぞー」
五十鈴「はい、よろしくお願いします」
提督(……乳搾り……)
提督(いけない、邪な発想をしてしまった!)ブンブン
五十鈴「牛のおっぱいってあったかいですねー」
係員「ねー」
83 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/15(金) 01:35:02.61 ID:jWDb9DeT0
――――
五十鈴「難しかったわね乳搾り」
提督「うん」
五十鈴「貴重な体験ができたわ」
提督「貴重だな」
五十鈴「……なんか口数減ってない?」
提督「気のせいだよ」
五十鈴「そう……。ところで次は何するの?」
提督「?」
五十鈴「デートは男がリードするものでしょ」
提督(今更か! でも見方を変えれば、やっとその気になってくれたってことか?)
提督「じゃあ手作り体験をしようか」
五十鈴「いいわね。羊毛の人形作りとか」
提督「アイス作りもやろう。格別に美味しいだろうな」
84 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/15(金) 01:42:24.63 ID:jWDb9DeT0
五十鈴「アイス作りってまだやってるっけ?」
提督「確認したから大丈夫だよ」
――――
五十鈴「むむ……上手く作れない」
提督「手先が不器用だな」
五十鈴「提督に言われたくないわよ。何それ、ビッグフット?」
提督「羊だよ!」
五十鈴「ぷっ、どこがよ! あはは!」
――――
提督「……美味い!!」
五十鈴「大声出さないでってば!」
提督「ごめん、反射的に出してしまった」
提督「それくらいこのアイスは美味い」
五十鈴「気持ちは分かるけどさ……」
85 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/15(金) 01:46:25.26 ID:jWDb9DeT0
五十鈴「……ねえ」
提督「ん」
五十鈴「はい、一口あげる」スッ
提督「!?」
五十鈴「一応デートだし、1回くらいはそれっぽいことしてあげるわよ」
提督(す、すごい進歩だ)
提督「ありがとう」パクッ
五十鈴「あっ! が、ガッツリいったわね……!?」
五十鈴「私ももらうわよ!」パクッ
提督「……」
五十鈴「……」
提督・五十鈴「頭いたい」キーン
86 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/15(金) 01:55:09.99 ID:jWDb9DeT0
――――
五十鈴「あー遊んだー」
提督「そろそろ帰ろうか」
五十鈴「そうね。バスってあとどれくらい?」
提督「もうちょっと時間あるな」
五十鈴「じゃ、また動物を眺めてゆったり時間を潰しましょう」
提督「……五十鈴、そろそろ教えて欲しいんだけど」
提督「牧場に来たかった理由」
五十鈴「……」
五十鈴「この夕日が見たかったの」
五十鈴「牧場で思いっきり遊んで、気がついたらもう日が沈む時間で」
五十鈴「もう1日が終わるんだなーって思いながら、ボーッとして」
提督「……」
五十鈴「それをクリアするには楽しい時間が必要だったんだけど」
提督「ど、どうでしたか」
五十鈴「なんで敬語なのよ」
↓2 コンマを好感度にプラス 100を越えると……
87 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/15(金) 01:56:35.32 ID:gR/2juc7o
や
88 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/15(金) 01:56:49.47 ID:3dNKRqPu0
あ
89 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/15(金) 02:09:08.69 ID:jWDb9DeT0
5+47=52
五十鈴「そこそこね」
提督「……そこそこ」
五十鈴「無難に楽しめた。ありがとう」
提督「うん……」
五十鈴「どうしてそんなに落ち込んでるの」
提督「無難なデートを提供してよかったのかと」
五十鈴「いいのよ。デートって言っても友達と遊ぶ感覚でしょ?」
五十鈴「それに、私提督のこと嫌ってたんだから。楽しめた時点で充分」
提督「やっぱり嫌いだったのか」
五十鈴「ええ。以前つまずいて、私の胸にダイビングしたわよね」
五十鈴「しかもしっかり揉んだわよね。あの時から嫌悪してる」
提督「あれは……何度も説明したけど、2日徹夜でフラフラの状態だったんだよ」
提督「だから何もないところでつまずいて、前からやって来た五十鈴の胸に……」
90 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/15(金) 02:21:59.52 ID:jWDb9DeT0
五十鈴「揉んだのは?」
提督「あの時、ふかふかクッションに包まれたような錯覚に陥って」
提督「本能で手が勝手に……」
五十鈴「……」
提督「また謝らせてくれ。ごめんなさい」ペコリ
五十鈴「もう許してる」
提督「本当か!」
五十鈴「正確に言うと今日のデートで許したわ。提督の人柄も踏み込んで知れたし」フフ
提督「五十鈴……」
五十鈴「そろそろ出発した方がいいかしら? バス亭まで歩きましょうか」ニコッ
提督「そうだな!」
提督(よかった……よかった……!)
――――
提督「というわけで、絆を深めることができたよ」
大淀「よかったですね」ニコッ
提督「今後は眠気がある状態で歩き回ったりしないことにする」
提督「もう嫌われるのはごめんだ」
大淀「切羽詰っていたら私に頼ってくださいね。お仕事できる限り手伝うので」
提督「感謝するよ。ありがとう」
91 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/15(金) 02:25:16.11 ID:jWDb9DeT0
大淀「で、話は変わりますが」
提督「次にデートに誘う艦娘か」
大淀「誰を誘いますか?」
↓2 デートに誘う艦娘 コンマが好感度
92 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/15(金) 02:25:49.09 ID:gofKNpnbo
如月
93 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/15(金) 02:25:50.55 ID:FceB3etN0
初霜
94 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/15(金) 02:25:51.18 ID:PZex+0zHO
皐月
95 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/15(金) 02:28:27.74 ID:jWDb9DeT0
ここまでにします
また今日再開します
96 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/15(金) 21:14:22.54 ID:jWDb9DeT0
デートに誘う艦娘:初霜 好感度:55
大淀「駆逐艦ですか」
提督「やっぱマズいかな」
大淀「大丈夫ですよ。憲兵さんに捕まっても『任務だから』で通ります」
提督「捕まるには捕まるんだな……」
――――
初霜「提督とデートですか?」
提督「お願いします」
初霜「絆ならちゃんと結ばれてると思いますけど」
初霜「分かりました。よろしくお願いします」ニコッ
提督「ありがとう!」
提督(オーケーしてもらえた。となれば)
提督(行き先を決めるのに初霜の意見を聞くか、俺が決めるかなんだが)
97 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/15(金) 21:16:14.91 ID:jWDb9DeT0
初霜「あの……ところでデートの場所は決まってるんですか?」
初霜「決まってないなら、行ってみたいところがあるんですけど」
提督(お)
提督「どこかな?」
初霜「↓2です」
↓2 行きたい場所
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