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真姫「眠い……」
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1 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga sage]:2017/09/11(月) 03:49:26.62 ID:c3ox+YwAo
【はじめに】
このスレに投稿するSSは、作品番号1〜9までそれぞれ違う作者さんのSSです。
一つ一つで完結だと思って読み進めてください。
それでは↓
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1505069366
2 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga sage]:2017/09/11(月) 03:49:56.10 ID:c3ox+YwAo
1
3 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga sage]:2017/09/11(月) 03:50:54.59 ID:c3ox+YwAo
——放課後の音楽室——
真姫「うう……昨夜作曲に夢中になりすぎたわね……」
真姫「まあ今日は練習ないし、曲作りもやれるだけやっちゃいましょう」
真姫「………………」ポロロ-ン♪
真姫「………………」カキカキ
真姫「………………」ポロロ-ン♪
真姫「………………」ウトウト
4 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga sage]:2017/09/11(月) 03:51:41.93 ID:c3ox+YwAo
ガラガラッ
凛「真ー姫ちゃーん!」
花陽「お邪魔しま〜す……って、あれ?」
真姫「………………」
真姫「スウ……スウ……」
花陽「……寝ちゃってる」
凛「疲れちゃったのかな……」
花陽「そうかも……新曲作りを進めてるって聞いたから」
凛「………………」
凛「……ふふっ♪いいこと思いついちゃった」
花陽「?」
5 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga sage]:2017/09/11(月) 03:52:20.27 ID:c3ox+YwAo
凛「そろ〜り、そろ〜り……」
(ピアノの低音鍵盤に手を伸ばす凛)
花陽「凛ちゃん……?」
凛「えいっ!」
ジャ----ン!!!!!
真姫「きゃああああああああ!?」ガバッ
凛「真姫ちゃん、おはようございま〜す♪」ニヤッ
真姫「なっ、凛……!びっくりさせるんじゃないわよ!!」
花陽「凛ちゃん……」アハハ
凛「というわけで〜、見学に来たにゃ!」
花陽「真姫ちゃん大丈夫?お疲れみたいだけど……」
真姫「ええ、ちょっと昨夜遅くまで夢中になっちゃってね……」
真姫「まあ、気にせずゆっくりしててちょうだい」
りんぱな「「はーい♪」」
6 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga sage]:2017/09/11(月) 03:53:01.14 ID:c3ox+YwAo
真姫「………………」ポロロ-ン♪
りんぱな「「………………」」
真姫「………………」ウトウト
りんぱな「「………………」」
真姫「………………」ウト……ウト……
ジャ----ン!!!!!
真姫「きゃああああああああ!?」ガバッ
凛「おはようございま〜す、その2っ♪」
真姫「りーんー!起こすなら普通に起こして!!」
花陽「……ふふふっ♪」
7 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga sage]:2017/09/11(月) 03:53:35.95 ID:c3ox+YwAo
真姫「………………」ポロロ-ン♪
りんぱな「「………………」」
真姫「………………」ウトウト
りんぱな「「………………」」
真姫「………………」ウト……ウト……
ジャ----ン!!!!!
真姫「きゃああああああああ!?」ガバッ
真姫「ちょっと凛、あんたいい加減に……」クルッ
花陽「………………♪」ニコッ
真姫「って今度は花陽!?」
花陽「おはようございま〜す、花陽ver. でした♪」
凛「かよちんナイスプレーにゃー!」
真姫「もーう!何なのよ2人してー!!」
——今日も平和な、放課後の音楽室——
8 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga sage]:2017/09/11(月) 03:54:12.69 ID:c3ox+YwAo
2
9 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga sage]:2017/09/11(月) 03:54:38.62 ID:c3ox+YwAo
真姫「眠いわね……」
真姫「こんなに眠いこと中々無いわ」カリッ
真姫「眠い」ボリッ
海未「眠いのは分かりましたが……何故きゅうりを?」
真姫「きゅうりがどうしたっていうのよ」
真姫「まさかきゅうりを差別する気じゃないでしょうね?」
真姫「私のきゅうりをよぉ」
海未「いえ、そんなつもりはありませんよ」
海未「私が聞きたいのは、何故今きゅうりをかじったのか、それだけなんです」
真姫「きゅうりをかじるのはいけないことなの?」
10 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga sage]:2017/09/11(月) 03:55:10.13 ID:c3ox+YwAo
真姫「きゅうりがどうしたっていうのよ」
真姫「まさかきゅうりを差別する気じゃないでしょうね?」
真姫「私のきゅうりをよぉ」
海未「いえ、そんなつもりはありませんよ」
海未「私が聞きたいのは、何故今きゅうりをかじったのか、それだけなんです」
真姫「きゅうりをかじるのはいけないことなの?」
海未「そんなことはありません。きゅうりはいつだってかじる為にあるものです」
海未「きゅうりをかじらなければ、私達は何をかじればいいのでしょうか」
真姫「分かってるわね、海未」
海未「私が聞きたいのは、何故眠い時にきゅうりをかじっているのかということです」
海未「真姫はきゅうりをかじると目を覚ますタイプなのですか?」
11 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga sage]:2017/09/11(月) 03:55:45.23 ID:c3ox+YwAo
真姫「そんなことはないわ、きゅうりをかじったからといって目が覚めるわけがない」
真姫「私は今だって眠いんだもの」
海未「気持ちは分かります」
真姫「きゅうりめ」ポイッ
海未「ああ、真姫。何故きゅうりを窓から放り投げたんですか」
海未「見なさい、外を歩いていたおじさんの頭にきゅうりが突き刺さっている」
真姫「きっと春には芽が出るわ」
海未「なるほど、真姫はあのおじさんを苗床にきゅうりを育てるつもりだったのですね」
海未「私の想像を軽く超えていく。流石は真姫です」
真姫「そんなつもりは一切無いのよ」
真姫「私は眠かったから、きゅうりを放り投げただけ」
海未「眠気は収まりましたか?」
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