男の子「女の子になってプリキュアやったら男に戻れなくなった」

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111 : ◆5GUM9BxqUE [sage]:2017/11/22(水) 00:39:52.27 ID:36PiqfEf0
ヒドルス「お前らがキグナスを倒したのは知っている。だが私には勝てん」

速水遼「このスピード、こっちが即行で決められそうだ!」

下里真「キグナスと違って単純なスピードタイプって訳じゃないから!」

相澤花菜「うちにもどうしようもできませんわ」

葉月香里奈「私は花菜ちゃんを助けたい。どうすればいいんですか?」

ホロ「この光は、天秤座!?」

 ホロは説明をする。

葉月香里奈「プリキュア!スターライトチェンジ!」

葉月香里奈「公正を護りし天秤座のプリキュア!キュアリブラ!」

ヒドルス「新しいプリキュアだと!?」

葉月香里奈「アリエスハリケーン!」

ヒドルスは突風に巻き込まれる。

速水遼「今だ!オフュークスウロボロス!」

ヒドルス「ぐわぁぁぁ!」

ヒドルスは星になった。

112 : ◆5GUM9BxqUE :2017/11/22(水) 23:40:51.70 ID:zo7hQLzD0
投下します
113 : ◆5GUM9BxqUE :2017/11/23(木) 00:01:04.34 ID:Zam8qdca0
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114 : ◆5GUM9BxqUE :2017/11/23(木) 00:01:37.53 ID:Zam8qdca0
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115 : ◆JcM8nKe6F. :2017/11/23(木) 00:02:31.60 ID:Zam8qdca0
速水遼「あれからドラコ、ヒドルスを倒した。残るはキルスター大帝だけね」

下里真「カプリコーンテレパスがなければここにキルスター大帝が居るなんて分からなかったな」

相澤花菜「ついに、ついにこの時が来ましたわ」

葉月香里奈「ええ、長かった戦いに決着が着くんです」

キルスター大帝「ついに来たな、プリキュア。我はキルスター大帝」

四人「プリキュア!スターライトチェンジ!」

速水遼「恋を護りし双子座のプリキュア!キュアジェニミ!」

下里真「勇気を護りし獅子座のプリキュア!キュアレオン!」

相澤花菜「信念を護りし乙女座のプリキュア!キュアヴァルゴ!」

葉月香里奈「公正を護りし天秤座のプリキュア!キュアリブラ!」

キルスター大帝「出でよタスダー!」

速水遼「戦闘員なんかに!速効で決める!アリエスハリケーン!」

タスダー「タスダー!?」

キルスター大帝「やはり戦闘員程度では何も出来んか」

下里真「こっちは全力で生かせて貰う」

四人「サジタリタリウスフォーム!」

 射手座の光が四人を包み、彼女たちの装飾が増える。

キルスター大帝「ドラコとヒドルスを倒した力か。だが我は星を砕き、力を得る!」

速水遼「そんなことはさせないわ。まだ死ぬわけには行かないのよ!」

葉月香里奈「同感ですね。まだ死にたくはありませんし」

相澤花菜「うちかてこんなとこで死にとうないですわ」

四人「フオースサジタリタリウスアロー!」

 射手座の弓がキルスター大帝に集中して放たれる。

キルスター大帝「先手必勝というつもりか!」

 キルスター大帝はそれを弾く。

ホロ「この力は!みんな、一斉にオフュークスウロボロスホロ!」

速水遼「サジタリタリウスアローを弾く相手にそれをやる理由は分からないけど、やるしかないなら!」

四人「オフュークスウロボロス!」

キルスター大帝「これは……!?」
116 : ◆5GUM9BxqUE :2017/11/23(木) 00:04:18.97 ID:Zam8qdca0
何かトラブルがありましたが、>>115の続きです

アルテシア「やはり、彼はキュアスターなのですね」

相澤花菜「どういうこと?」

下里真「速水と同じ現象が起きているんじゃないかな?」

葉月香里奈「さりげなくいったけど、それって速水さんが男の子だってこと?」

下里真「プリキュアになったら女の子のまま、男に戻れなくなってるの」

速水遼「そういうわけだ」

相澤花菜「どうりで不自然な気がしたんですわ」

葉月香里奈「まあ、速水さんが男の子でも仲間なんだし気にしません」

速水遼「つまり、こいつの裏に黒幕が居るのか」
117 : ◆5GUM9BxqUE :2017/11/30(木) 16:35:18.35 ID:RDqcPwHY0
投下します。
118 : ◆5GUM9BxqUE [saga]:2017/11/30(木) 16:37:22.46 ID:RDqcPwHY0
キュアスター「ううっ……」

速水遼「キルスター大帝は戻ったが、黒幕は一体……」

コラプス「我が名はコラプス。この世界をやり直す存在だ」

119 : ◆5GUM9BxqUE :2017/11/30(木) 16:52:17.20 ID:RDqcPwHY0
間違って途中で送信してしまいました。

下里真「この世界を」

相澤花菜「やり直すやって?」

葉月香里奈「神様気取りなんて、いい度胸ですね」

コラプス「だが、この世界には過ちが溢れている。戦争を繰り返し、環境は破壊される。そんな世界など価値はない」

速水遼「それでも、懸命に生きてる人だって居る。それを否定する権利は誰にもない!」

 遼が光に包まれる。

アルテシア「やっと分かりました。遼が男に戻れなかった理由が」

コラプス「なるほど。その強い意思がプリキュアとして戦うことを望んでいたから、男に戻れなかったというわけか」

ホロ「みんな!」

四人「ミーティアプリキュア、ゾディアックシルエット!」

コラプス「こけおどしが!」

速水遼「いいや、速効で決めてやる!」

コラプス「何っ!?」

四人「トワイライトゾディアック!」

 光の奔流がコラプスを飲み込む。

コラプス「そんな……そんな馬鹿な!」

下里真「コラプス、あなたの敗因はたった一つよ」

相澤花菜「そう、それは」

葉月香里奈「たった一つのシンプルな答えです」

速水遼「お前は俺を怒らせた」

そしてプリキュア達の戦いは終わり、遼も男に戻れた。

キュアスター「ありがとうございます、皆さん」

 しかしキュアスターは消えかけていた。

速水遼「君は……?」

キュアスター「いいのよ。私はキルスター大帝にされていたとはいえ、色んな人に迷惑をかけてしまった。それに、本当ならもう死んでいるはずの年月を生きて来ましたから」

下里真「さよならはいわないぞ、キュアスター」

相澤花菜「そうやね。出会いがあればいつか別れも来る、それが日常や」

葉月香里奈「本当の名前は聞きません。もし聞いてしまったら、別れが淋しくなりたすから」

キュアスター「ありがとう、みんな……」

キュアスターは光となり、消えていった。

男の子「女の子になってプリキュアやったら男に戻れなくなった」完
120 : ◆5GUM9BxqUE [sage]:2017/11/30(木) 16:55:19.65 ID:RDqcPwHY0
何とか完走できました。
途中で失速しまくってしまいましたが、もしまだ読んでくれている人が居るなら幸いです。
次作を書く機会があれば、その時もよろしくお願いします。
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