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狂愛劇場 『安価・コンマ』
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64 :
コンマ連取OKです
◆j30N2SNMwo
[saga]:2017/09/06(水) 22:34:57.15 ID:Ziv1L3GU0
敵対戦力の魔力/レベルコンマ判定
格闘家
↓1
探検家
↓2
Ninja
↓3
盗賊
↓4
65 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/06(水) 23:10:14.40 ID:Skmc8O2hO
ほい
66 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/06(水) 23:17:33.58 ID:dxcH9kjDO
あ
67 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/06(水) 23:31:50.27 ID:Ms01qE3Do
イクゾ
68 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/06(水) 23:32:43.44 ID:Ms01qE3Do
連取失礼
69 :
◆j30N2SNMwo
[saga]:2017/09/06(水) 23:46:15.57 ID:Ziv1L3GU0
【双剣士】
種族:人間(女)
体力:3
攻撃:1
魔力:4
レベル:4
『計算高い悪女(理想)』:行動判定でゾロ目が出た時、コンマ勝敗を無視して行動できる(常時発動)
『岩をも砕く一撃』:攻撃時、消費した魔力の数値を攻撃に上乗せする(任意発動)
【格闘家】
種族:人間(男)
体力:1
攻撃:5
魔力: 4
レベル:10
『闘気操作』:消費した魔力の分だけ自分のレベルを上昇させる。この効果は仲間と交代すると消える(任意発動)
『因果応報』:一度だけ、体力が0になっても残り体力1で耐える。その後、相手の攻撃を自分の攻撃に上乗せする(常時発動)
【探検家】
種族:亜人(兎)
体力:9
攻撃:8
魔力:5
レベル:8
『兎の耳』:相手の攻撃を-1する(常時発動)
『鋼鉄のムーンサルト』:攻撃時、消費した魔力だけ更に相手にダメージを与える。その後、自分は控えの仲間と交代できる(任意発動)
【Ninja】
種族:有翼人(女)
体力:7
攻撃:3
魔力:2
レベル:7
『俊敏な動き』:相手のレベルを-1する(常時発動)
『見よう見まねの忍術』:相手の控えメンバーの一人にランダムで消費魔力分のダメージを与える(任意発動)
【盗賊】
種族:人間(女)
体力:2
攻撃:5
魔力:4
レベル:4
『狡猾な手際』:戦闘開始時のタイミングで一度だけ、『盗賊の極意』を使用できる(任意発動)
『盗賊の極意』:相手のレベル分だけ魔力を消費して、相手の能力を盗み、使用できる。盗まれた相手は能力を使用できなくなる。相手のレベル>自分の魔力の場合、魔力を全消費することで能力を盗める(任意発動)
70 :
◆j30N2SNMwo
[saga]:2017/09/07(木) 00:02:09.76 ID:VRxUzFWM0
双剣士「それで、その決闘裁判? ってのはいつなの」
悪徳商人「日時は追って連絡しましょう。大事なのは、あなた方が決闘代理人として立ち、勝つこと。よろしいですね?」
格闘家「……言っておくが、私が協力するのは今回だけ。約束は守ってもらう」
盗賊「固いね、格闘家の旦那は。大金稼ぐチャンスだと思えばいいのにさ、探検家のオッサンもそう思わない?」
探検家「ん? まあ思わなくもないけど。オッサンは細かいことは気にしない性質だから」
Ninja「曲者ッ!」
双剣士「ヒャアッ!? な、なにこの子、急にナイフなんか投げて!」
Ninja「クナイでござる」
双剣士「どっちでもいいわよそん――」
――――――――――――――
魔女「あ、ダメ。映像切れた、使い魔殺られたっぽいわ」
秘書「情報は得られました。それでよしとしましょう」
71 :
◆j30N2SNMwo
[saga]:2017/09/07(木) 00:15:38.52 ID:VRxUzFWM0
秘書「――以上が敵の詳細になります」
支配人「ちらほら危険な奴もいるっぽいな。レベルも高めだ」
支配人「秘書さんを含めての5対5か……そう言えば、秘書さんって何ができるんだっけ」
秘書「オーナーが役立たずでも問題ないぐらいには、仕事ができますが」
支配人「あれ、おかしいな。秘書さんは僕をいちいち傷つけないと喋れないのかな。そうじゃなくて、戦いに役立つ能力だよ」
秘書「そうですね――」
秘書の能力安価
種族特性でも魔法でも特殊能力でも構いません。
1〜3の内でもっともコンマが大きいもの、または3つをMIXします。
↓1〜3
72 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/07(木) 00:36:33.55 ID:fJ8Ei8Lmo
魔翌力を特殊な音波に変えて相手にぶつけると相手の思考にノイズがかかり、あらゆる判断を鈍らせる
73 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/07(木) 00:39:57.98 ID:DdVIuGQDO
飛行状態での高速機動
74 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/07(木) 01:07:15.69 ID:6DEYc7oO0
様々な効果を持つ歌が歌える
75 :
◆j30N2SNMwo
[saga]:2017/09/10(日) 00:01:08.66 ID:3V7Nd4rm0
秘書「こんなことができます」
そう言った瞬間、秘書の姿が支配人の目の前から掻き消えた。
呆然とする支配人に、一拍遅れて一陣の風が吹く。
支配人「あれ? 秘書さん?」
秘書「オーナーの後ろです」
秘書「高速で移動しました、オーナーの意識に干渉する音波を放って。そして、背後に回り込みました……どんな気分です? 気づかない間に後ろを取られた気分は。その気になれば、オーナー程度は2秒で片付けられますよ」
支配人「秘書さんが頼もしすぎて怖い」
秘書の能力
『高速機動飛行』:自分のレベルを+2する。相手が飛行能力を持つ時、代わりに+1する(常時発動)
『魔力を込めた歌』:相手のレベルだけ魔力を消費することで、相手の行動(相手の攻撃分だけ体力消費・相手のレベル分だけ魔力消費・味方と交代のいずれか)をコンマ判定にする。この効果は交代すると効果が消える。相手のレベル>自分の魔力の場合 、魔力を全消費することで能力を使用できる(任意発動)
76 :
◆j30N2SNMwo
[saga]:2017/09/10(日) 00:10:51.66 ID:3V7Nd4rm0
秘書「さて、オーナー」
秘書「我々が現在取れるであろう全ての準備は終わりました」
秘書「何か他に質問や、やりたいことはありますか?」
支配人「そうだね――」
何か他に質問や、やりたいことはありますか?
無い場合は、このままバトルになります。時間遅いから明日にしてくれ、いや27時間見るついでに参加するからこのまま続けろみたいなのでも結構です。
77 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/10(日) 02:01:59.46 ID:9LIjKaEf0
実験というからには目的があるんでしょう?何を思ってこのスレを立てたのかを今更だが教えて
78 :
◆j30N2SNMwo
[saga]:2017/09/10(日) 03:07:26.27 ID:3V7Nd4rm0
キャラクターの能力やバトルの流れについてとかの質問のつもりだったんですが……
>>77
申し訳ありませんが、目的というほどのものでもないんです。
悪い意味で有名なあのスレ乱立が放置したスレで使ってみたい設定があったので、使ってみただけなんです。実験というのは、強いて言うなら、スレを放置・すぐにエタらせるスレ乱立の設定で、本当に安価スレは出来るのかを確かめてみよう、みたいな感じです。
以前、乱立が立てて放置した安価スレを、別に安価スレ建てて進めていたスレがあったので参考にさせていただきました。(確か怪談系の安価スレでした)
なお、終わる場合はきちんと報告し、HTML依頼をします。
79 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/10(日) 03:38:33.67 ID:vaCqWvqCO
最近hanextuta見ないな。飽きたか?
80 :
◆j30N2SNMwo
[saga]:2017/09/10(日) 21:55:18.58 ID:3V7Nd4rm0
支配人「――いや、何もないよ」
支配人「やれることは全部やったんだ。どういう結果になろうとも文句は言わない。あとは全部、信じて君たちに任せるよ」
秘書「――分かりました。では、オーナーには黙って見守っていてもらいましょう」
秘書「我々が勝利する瞬間を」
81 :
◆j30N2SNMwo
[saga]:2017/09/10(日) 22:12:35.37 ID:3V7Nd4rm0
――決闘裁判当日――
悪徳商人「やれやれ、まさかこんな化石のような制度を持ち出してくるとは思いもしませんでしたよ」
支配人「生憎と、力に対しては力で対抗するのが魔界の流儀だ。あんたの思い通りにはさせない」
悪徳商人「財力・権力に対して暴力で対抗とは所詮は敗戦国の民。実に愚かですねえ」
支配人「決着が着いたあとも同じ口が利けるといいね」
秘書「オーナー、そろそろ時間です。決闘のしきたりを」
支配人「分かった。――『君は我らの財と安寧の地に無遠慮に唾を吐きかけた。よって我らの名誉と魂の声に従い、君たちに我らを殺害する機会と権利を与えよう。今、我らはここに決闘を申し込む』! 欲しけりゃ力で奪ってみろ……!」
悪徳商人「『受けて立とう』――精々、這いつくばって許しを乞う準備でもしてなさい」
――決闘裁判、開始。
82 :
◆j30N2SNMwo
[saga]:2017/09/10(日) 22:17:55.77 ID:3V7Nd4rm0
支配人側の一番手を安価選択。
・半鬼
・オーク
・モモ
・魔女
・秘書
↓1
悪徳商人側の一番手をコンマ判定。
12 双剣士
34 格闘家
56 探検家
78 Ninja
90 盗賊
↓2
83 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/10(日) 22:22:06.58 ID:dUlKIb/+0
モモ
84 :
いったん中断。お風呂入ってきます
◆j30N2SNMwo
[saga]:2017/09/10(日) 23:15:26.08 ID:3V7Nd4rm0
コンマ判定
↓1
85 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/10(日) 23:56:21.69 ID:C13pQCvWo
おし
86 :
◆j30N2SNMwo
[saga]:2017/09/12(火) 00:24:54.90 ID:ibUbm6jx0
【100100号(モモ)】
種族:機械人形
体力:4(補正4確定)
攻撃:4(補正4確定)
魔力:4(補正4確定)
レベル:4(補正4確定)
『機械の身体』:相手からの-補正を受けない(常時発動)
『銃撃』:戦闘開始時、消費した魔力の数値分、相手の体力を削る(任意発動)
VS
【盗賊】
種族:人間(女)
体力:2
攻撃:5
魔力:4
レベル:4
『狡猾な手際』:戦闘開始時のタイミングで一度だけ、『盗賊の極意』を使用できる(任意発動)
『盗賊の極意』:相手のレベル分だけ魔力を消費して、相手の能力を盗み、使用できる。盗まれた相手は能力を使用できなくなる。相手のレベル>自分の魔力の場合 、魔力を全消費することで能力を盗める(任意発動)
盗賊「あんたが相手? こんなガラクタが相手なんて楽勝だね」
モモ「……目標ヲ認識シマシタ。慎重ニ、シカシ全力デ敵ヲ排除シマス……!」
小柄だが小狡そうな笑みを浮かべる盗賊と、金属の身体を持つ機械人形モモの視線が交錯する。
モモの能力を使用しますか? その場合、魔力をいくつ使用するかも表記してください。
↓1
87 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/12(火) 18:11:03.78 ID:jKQ9D4qNO
戦闘システムもそこそこ複雑で荒らしと同じスレタイじゃあなあ…
悪いが安価下
88 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/12(火) 22:30:11.76 ID:a133iV5Ko
よし使うぞ 魔翌力消費「2」で
89 :
◆j30N2SNMwo
[saga]:2017/09/13(水) 23:10:31.50 ID:kqYqVnsj0
モモ「ターゲット、インサイト!」
ガシャ! と音を立てて、モモの機械仕掛けのボディが展開する。
マシンガン、ライフル、レールガン、レーザーカノン、etc……およそあらゆる銃器、重火器と呼べる兵器群が露出する。
己の持ちうる全火力が解放され、高倍率のスコープが照準を盗賊に合わせた。
盗賊「…………」ニヤニヤ
しかし、当の盗賊は焦りも見せず不敵な笑みを浮かべている。
同一のタイミングで能力が使用されました。どちらの能力が先に発動するかコンマで判定します。
奇数 モモ
偶数 盗賊
↓1
90 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/13(水) 23:36:57.18 ID:d616MCtPo
よい
91 :
◆j30N2SNMwo
[saga]:2017/09/14(木) 00:09:34.63 ID:EIfwu7iD0
【盗賊の能力発動!】
ガチン ガチ ガチン
ガチガチ ガキン ガシャ
しかし、モモの兵器が火を吹くことはなかった。
空撃ちの音だけがむなしく響く。
モモ「……何故デス? 銃器トノリンクガ断絶シテイク……」
自分の奥の手が言うことを聞かない。
混乱するモモの目に映ったのは、更に信じられない光景だった。
盗賊「うわー、なにこれ。盗んだはいいけど、燃費悪すぎ。使えないじゃん」
盗賊の周囲に半透明の兵器が無数に浮かんでいる。
その全てはモモの所持するものと同じだった。
モモ「マサカ……私ノ力ニ不正ナ干渉ヲ……!」
盗賊「んー、どうかなあ? ご想像にお任せするよ?」ニヤニヤ
【盗まれたため、モモは能力を発動できない!】
ターン取得コンマ判定
1〜5 モモ
6〜0 盗賊
↓1
92 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/14(木) 00:12:43.63 ID:wYpsUEj40
あ
93 :
◆j30N2SNMwo
[saga]:2017/09/14(木) 00:18:55.58 ID:EIfwu7iD0
【モモがターンを取得しました】
行動選択安価
1 攻撃
2 仲間と交代(一人指定)
↓1
94 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/14(木) 02:35:06.79 ID:4aB1c94DO
1
95 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/14(木) 11:00:23.64 ID:8jNmSbbAO
人全然いないし偶奇判定は
>>1
自身のレス使ってもいいかも
96 :
>>95ありがとう。あまりにも人がいないなら考えます
◆j30N2SNMwo
[saga]:2017/09/16(土) 23:06:53.01 ID:Xtjuau8p0
>>95
ありがとう。あまりにも人がいないなら考えます#乱立もどきへ!」
機械であるモモの決断は早かった。混乱も一瞬のこと、使えないと判断した兵器群を再び収納すると、機体を近接戦闘に特化した姿へと変更させる。
機械人形でありながら、臆病という名の感情を持つ彼女は敵からの攻撃が怖い。ゆえに、近接戦闘仕様の身体はまるで重厚な鎧に身を包んだ重騎士であった。
そのままモモは盗賊めがけて走り出す。
盗賊「へ? いやちょ待っ――!」
慌てたのは盗賊である。
かつて、世界に盗めぬものなしとうたわれた盗賊王の系譜に連なる彼女はこと「盗む」という一点において非常に優れていた。単純な財貨から戦っている最中の相手の武器、果ては能力や魔法といった実体のないものすら盗む。
だが、悲しいかな。彼女は所詮、人間であった。
高速で迫り来る鉄塊にはなすすべも無く、その身を宙高く舞わせることとなった。
秘書「いわば、トラックに撥ね飛ばされたようなものですからね」
支配人「あ、でもまだ息はあるみたい。最近の人間ってタフだなあ」
【盗賊は戦闘不能になった!】
97 :
訂正&酉の変更
◆gRg7tzHAPs
[saga]:2017/09/16(土) 23:12:12.07 ID:Xtjuau8p0
機械であるモモの決断は早かった。
混乱も一瞬のこと、使えないと判断した兵器群を再び収納すると、機体を近接戦闘に特化した姿へと変更させる。
機械人形でありながら、臆病という名の感情を持つ彼女は敵からの攻撃が怖い。ゆえに、近接戦闘仕様の身体はまるで重厚な鎧に身を包んだ重騎士であった。
そのままモモは盗賊めがけて走り出す。
盗賊「へ? いやちょ待っ――!」
慌てたのは盗賊である。
かつて、世界に盗めぬものなしとうたわれた盗賊王の系譜に連なる彼女はこと「盗む」という一点において非常に優れていた。単純な財貨から戦っている最中の相手の武器、果ては能力や魔法といった実体のないものすら盗む。
だが、悲しいかな。彼女は所詮、人間であった。 高速で迫り来る鉄塊にはなすすべも無く、その身を宙に舞わせることとなった。
秘書「いわば、トラックに撥ね飛ばされたようなものですからね」
支配人「あ、でもまだ息はあるみたい。最近の人間ってタフだなあ」
【盗賊は戦闘不能になった!】
98 :
◆gRg7tzHAPs
[saga]:2017/09/16(土) 23:15:15.52 ID:Xtjuau8p0
悪徳商人側のコンマ判定。
123 双剣士
456 格闘家
78 探検家
90 Ninja
↓1
99 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/16(土) 23:27:42.02 ID:lNRTv+ZDO
あ
100 :
◆gRg7tzHAPs
[saga]:2017/09/16(土) 23:45:30.13 ID:Xtjuau8p0
双剣士「ふん、生意気なこと言うわりには盗賊も案外大したこなかったわね」
モモ「貴方ガ次ノ相手デスカ」
双剣士「そうよ。ああ、降参なら早めに言ってね。アンタもスクラップにはなりたくないでしょう?」
モモ(コノ自信……危険デス。対象ノ脅威判定ヲ上方修正……! クッ、機械ノ私ガ相手ニ怯エルナンテ……)
双騎士(ヤバイヤバイヤバイヤバイ盗賊が瞬殺された何この機械怖い怖い怖い怖い怖い)
ターン取得コンマ判定
1〜5 モモ
6〜0 双剣士
↓1
101 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/17(日) 00:25:09.36 ID:ZA0wmQbno
ソイヤッ
102 :
◆gRg7tzHAPs
[saga]:2017/09/18(月) 00:42:59.32 ID:WkHhDiFU0
【双剣士の能力発動!】魔力を3消費
【双剣士の攻撃!】
双剣士「このまま戦ってもいいけど……あんまりにも一方的な展開じゃあつまらないわよね?」
モモ「……?」
双剣士「アンタにチャンスをあげましょう」
双剣士「一撃」
双剣士「私の一撃を受けてなお立っていられたなら、その時点でアンタの勝ちでいいわ」
モモ「……意味不明。理解不能デス」
双剣士「ああ、機械人形ちゃんには分からなかった? ハンデよハンデ。要らないってんならそれでもいいわ、自分が鉄屑になる計算もできないガラクタ以下となんて勝負にすらならないだろうし」
モモ(マサカ、コノ隙ダラケノ佇マイモ、小刻ミニ揺レル視線モ全テハ相手ノ策略……!? 計算中……計算中……)
モモ「……ワカリマシタ」
モモ「ソノ勝負、受ケマショウ」
双剣士(よっしゃかかった!)
双剣士は心の中で密かに喝采をあげた。
そう、自信満々な態度とは裏腹に、本当の彼女はモモに負けず劣らずの臆病者。内心では盗賊を倒したモモにビビりまくっていた。
双剣士(でも、攻撃さえ通れば勝機はある!)
ビビりの双剣士にも強みはある。それは人並み外れた怪力だ。一撃でいい、一撃さえ当たれば頑丈な機械人形でも倒せる。
双剣士「さあ、喰らいなさい!」
巨石も砕くその一撃がモモへ振るわれた。
【モモは戦闘不能になった!】
103 :
◆gRg7tzHAPs
[saga]:2017/09/18(月) 00:45:12.01 ID:WkHhDiFU0
支配人側の選手を安価選択。
・半鬼
・オーク
・魔女
・秘書
↓1
104 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/18(月) 00:51:16.54 ID:HPKHF2lco
いけぇ オーク
105 :
◆j30N2SNMwo
[saga]:2017/09/18(月) 01:11:05.00 ID:WkHhDiFU0
オーク「ハッハッハ! ずいぶんな怪力じゃねえか。こりゃまたいい相手だ!」
双剣士「ふん、オーク? また不細工なツラが出てきたものね」
双剣士(ちょっと待ってオーク!? やだやだやだやだ女の冒険者が出会いたくない敵ベスト3じゃん!?)
支配人「大丈夫かなあ、オーク。あの剣士、かなりの手練だよ」
秘書「そうですか? それよりオーナー。きちんとそちらを持ってください」
支配人「あ、うん。それにしてもコアユニットが無事でよかった。モモ直るかな?」
秘書「そのためにも勝たなくてはなりません」
106 :
◆j30N2SNMwo
[saga]:2017/09/18(月) 01:15:34.46 ID:WkHhDiFU0
ターン取得コンマ判定
1〜7 オーク
8〜0 双剣士
↓1
107 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/18(月) 01:18:27.85 ID:JJsy/XKfo
あ
108 :
◆gRg7tzHAPs
[saga]:2017/09/18(月) 01:26:35.81 ID:WkHhDiFU0
行動選択安価
1 攻撃
2 仲間と交代(一人指定)
↓1
109 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/18(月) 01:27:13.00 ID:uQ2DASdsO
1
110 :
◆gRg7tzHAPs
[saga]:2017/09/18(月) 01:52:46.65 ID:WkHhDiFU0
【オークの攻撃!】
オーク「おらよっ!」
小手調べの一撃。オークにとってはその程度の認識だった。
双剣士の懐に飛び込み、拳を繰り出す。ただそれだけだ。
だが、女性の天敵であるオークを目にして身体をこわばらせた双剣士にとっては違った。
双剣士「ごふぉっ!?」
胸当ての部分に強い衝撃を受けた双剣士は後方へと吹っ飛び、勢い良く壁に激突する。
双剣士「」ピクピク
オーク「……ありゃ?」
【双剣士が戦闘不能になった!】
111 :
悪徳商人側のコンマ判定。 1234 格闘家 567 探検家 890 Ninja ↓1
[saga]:2017/09/18(月) 01:56:16.35 ID:WkHhDiFU0
悪徳商人側のコンマ判定。
1234 格闘家
567 探検家
890 Ninja
↓1
112 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/18(月) 02:21:27.60 ID:HPKHF2lco
はいよー
113 :
◆gRg7tzHAPs
[saga]:2017/09/19(火) 00:26:41.14 ID:nNfZrX7v0
「wassyoi!」
突如として響くシャウト!
同時に無数のスリケンが頭上からオークに降り注ぐ!
オーク「うおっ!?」
オークは多少の戸惑いを見せたが、これを決断的回避! スリケンは無情にも全てかわされた。
無意味に地に突き刺さった無数のスリケン。ああ、なんと諸行無常であろうか。
Ninja「なかなかやるでござるな。これはアイサツせねばなるまい」
ゴウランガ!
恐るべきアンブッシュを仕掛けたのは有翼人の女性、いや、ニンジャであった。全身を忍装束に包み、メンポには有/翼と刻印されている。
なお、その胸は豊満であった。
Ninja「ドーモ、オーク=サン。Ninjaデス」
オーク「ど、どうも? オークです」
オーク、訳が分からないながらもとりあえずアイサツを返す。
極めて優れたエアリーディングだ!
ターン取得コンマ判定
1〜5 オーク
6〜0 Ninja
↓1
114 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/19(火) 00:27:43.33 ID:tAz//ePA0
イヤーッ!
115 :
◆gRg7tzHAPs
[saga]:2017/09/19(火) 00:33:09.44 ID:nNfZrX7v0
オークの行動安価選択
1 攻撃
2 仲間と交代(一人指定)
↓1
116 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/19(火) 00:50:13.42 ID:OpqhfkUqo
そら勿論 1よ
117 :
◆gRg7tzHAPs
[saga]:2017/09/19(火) 01:07:11.06 ID:nNfZrX7v0
【オークの攻撃!】
オークは奇妙な感覚に戸惑っていた。
まるで、自分が知らない異世界に迷い込んでしまったかのような違和感を感じる。
知らず知らずのうちに、敵に何らかのジツをかけられたのか?
オーク(いや、ジツってなんだよ)
自分で自分にツッコミを入れる有り様である。
とにかく、相手のペースに乗せられてしまっているのは間違いない。
さもなければ、のんきに挨拶など返すはずはないのだから。
オークは雑念を振り払うべく、忍者スタイルの有翼人に殴りかかった。
オーク「イヤーッ!」
Ninja「グワーッ!」
なんだか、まだちょっとおかしな気もしたが。
ターン取得コンマ判定
1〜5 オーク
6〜0 Ninja
↓1
118 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/19(火) 01:20:08.40 ID:OpqhfkUqo
連取済まぬ
119 :
人いないなら大丈夫ですよ
◆gRg7tzHAPs
[saga]:2017/09/19(火) 01:50:48.84 ID:nNfZrX7v0
【Ninjaの攻撃!】
オーク「イヤーッ!」
Ninja「グワーッ!」
オーク「イヤーッ」
Ninja「グワーッ!」
オーク「イヤーッ!」
Ninja「グワーッ!」
ナムサン!
オークの猛攻に、Ninjaは実際手一杯であった。心を明鏡止水に保ち、呼吸を整え防いではいるが、防戦一方のアトモスフィアが漂っている。
このままではいずれ、さばききれなくなって捕まった挙げ句、オークに無惨に前後されてしまうかもしれない。
オークというのは女性と見れば前後することしか考えない。古事記にもそう書いてある。
おお、ブッダよ。あなたはどこを見ているのですか!
オーク「イヤーッ!」
Ninja「イヤーッ!」
Ninja、ジリープアーを嫌っての決断的カウンター!
自らの翼を使った死角からの羽スリケンだ!
【オークが能力を使用できます。使用しますか?】
↓1
120 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/19(火) 03:49:56.06 ID:OpqhfkUqo
使いますぜ
121 :
◆gRg7tzHAPs
[saga]:2017/09/20(水) 00:56:50.10 ID:/HtU5CEC0
【オークの能力使用!】
Ninja「イヤーッ!」
殴りかかるオークに向けて、Ninjaから無数の羽スリケンが乱れ飛ぶ!
Ninjaの血中カラテによって硬度を増した羽スリケンは実際よく切れる!
オーク「ミジュク!」
Ninjaの奥の手、羽スリケンはアサッテ・ベクトルへと飛んでいった!
緊張か?
オークへの生理的嫌悪感から狙いが狂ったか?
何にせよ無防備なNinjaにオークが迫り――
Ninja「ミジュク!」
オーク「グワーッ!」
ゴウランガ!
アサッテ・ベクトルへ飛んでいった羽スリケンがオークを背後から襲っていく!
新たなニンジャからのアンブッシュか? いや、違う。全てはNinjaの作戦だ。
「トンビが鷹をマタニティ」取るに足らないと思って見逃すと、いずれ下克上を果たされる。ミヤモトマサシも言っていた。
オークの背中はたちまちソード・マウンテンめいた有り様だ!
オーク「甘いぞ、Ninja=サン!」
盛り上がった筋肉に押され、羽スリケンが地に落ちる!
呼吸法によりカラテを高めたオークは全身の筋肉を硬化させ、羽スリケンを弾いたのだ!
ワザマエ!
ターン取得コンマ判定
1〜5 オーク
6〜0 Ninja
↓1
122 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/20(水) 01:05:59.69 ID:pCFPiaqDO
あ
123 :
◆gRg7tzHAPs
[saga]:2017/09/20(水) 01:31:09.47 ID:/HtU5CEC0
【Ninjaの攻撃!】
オーク「甘いぞ、Ninja=サン!」
そう叫び、筋肉を硬化させたところでオークははたと気がついた。
いや、我に返ったという方が正しいか。
オーク(俺は何を言って、何をやっているんだ?)
完全に相手のペースに乗せられている。しかも、そのことに自分で違和感を感じていない。
まるで、そう振る舞うのが自然のようにすら感じられる。
訳の分からない内に洗脳されているかのようだ。
Ninja「隙あり!」
恐ろしい想像に、一瞬、オークは筋肉の硬化を解除してしまう。
奇妙な言動を除けば、優秀な戦士であるNinjaはその好機を見逃さなかった。
【オークが能力を使用できます。使用しますか?】
↓1
124 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/20(水) 01:46:55.60 ID:AlxegG7Eo
使用するぞ!
125 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/10/05(木) 01:06:24.46 ID:CsYUI18eO
お前荒らし扱いしたhanextutaのこといえねーぞ
126 :
失礼、リアルの事情でちょっと。完全に更新できない時は報告します
◆gRg7tzHAPs
[saga]:2017/10/06(金) 19:29:09.62 ID:mV9V9HSQ0
【オークの能力使用!】
Ninja「隙あり!」
Ninjaの握りしめたクナイがオークを襲う。
オークは咄嗟に魔力で全身の筋肉を硬化し刃を弾いた!
Ninja「オカワリ!」
しかし、弾かれた勢いを利用してNinjaは再び斬り掛かる!
一瞬の交錯。
ギャリン! と金属が擦れるような音とともに、オークの肌から血が滴り落ちた。
オーク(しまった! 魔力切れか……!)
【オークの残り魔力0!】
【オークに-2のダメージ!】
ターン取得コンマ判定
1〜5 オーク
6〜0 Ninja
↓1
127 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/06(金) 19:36:30.50 ID:28S6fKfDO
あ
128 :
◆gRg7tzHAPs
[saga]:2017/10/06(金) 19:59:43.57 ID:mV9V9HSQ0
【Ninjaの攻撃!】
Ninja「もはやオヌシに打つ手はない。ハイクを読め、オーク=サン!」
オーク「ハイクを読むのは貴様の方だ、Ninja=サン!」
互いにカラテをみなぎらせ、 Ninjaとオークが激突する!
オークの拳!
飛ぶスリケン!
オークの拳!
またスリケン!
魔力を失ったオークは自分の肉体のみを凶器とし、Ninjaと死闘を繰り広げる!
だが、モータルならいざ知らず、相手はニンジャソウルを宿すNinjaだ!
ニンジャに勝てるのはニンジャだけ、子供でも知ってる真理である!
Ninja「イヤーッ!」
オーク「オタッシャデー!」
哀れオークは爆発四散!
サヨナラ!
【オークが戦闘不能になった!】
129 :
◆gRg7tzHAPs
[saga]:2017/10/06(金) 20:05:43.40 ID:mV9V9HSQ0
支配人「爆発した!? ナンデ!? 爆発ナンデ!?」
秘書「いいからオークを回収しましょう。まだ生きてます。早く」
支配人「アッハイ」
支配人側の選手を安価選択。
・半鬼
・魔女
・秘書
↓1
130 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/06(金) 20:28:31.81 ID:fX8wbcIYo
半鬼さんオナシャス
131 :
◆gRg7tzHAPs
[saga]:2017/10/06(金) 20:56:38.18 ID:mV9V9HSQ0
半鬼「次は自分が相手だ!」
Ninja「新手か。相手にとって不足なし」
半鬼の姿を認めたNinja。
おごそかに合掌し、頭を下げる。
Ninja「ドーモ、Ninjaデス」
半鬼「どうも、 Ninjaさん。半鬼です」
アイサツは大事だ。
ターン取得コンマ判定
1〜5 半鬼
6〜0 Ninja
↓1
132 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/06(金) 20:58:27.74 ID:x7P1w09j0
あ
133 :
◆gRg7tzHAPs
[saga]:2017/10/07(土) 22:45:46.22 ID:p+0nCZZJ0
半鬼の行動安価選択
1 攻撃
2 能力使用(消費魔力数値指定)
3 仲間と交代(一人指定)
半鬼
>>39
Ninja
>>69
(-6ダメージ)
↓1
134 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/07(土) 22:46:57.07 ID:ip78IQXDO
1
135 :
◆gRg7tzHAPs
[saga]:2017/10/07(土) 23:05:47.70 ID:p+0nCZZJ0
【半鬼の攻撃!】
半鬼(オークさんは途中から明らかに様子がおかしかった。敵の幻術か何かにかけられていた可能性がある)
半鬼は考えを巡らせていた。いったいどうすればこの忍者有翼人を倒せるかを。
そして、出た結論は、
半鬼(先手必勝だ。相手に何かされる前に倒すしかない……!)
考えを固めた半鬼に向かって、Ninjaが頭を下げる。
絶好の好機。はっきりいって隙だらけだ。
Ninja「ドーモ、Ninjaデス」
半鬼「どうも、Ninjaさん。半鬼です」
言い終わらない内に半鬼は突撃した。
恵まれた体格をいかし、頭を下げたままのNinjaにぶち当たる。
Ninja「グワーッ!? ス、スゴイシツレイ!?」
半鬼「戦いの最中にふざけているお前の方が失礼だ!」
マウントを取った半鬼は、固く拳を握りしめる。
そして、逃げ場のないNinjaに、渾身の込めて拳を振り下ろした。
【Ninjaが戦闘不能になった!】
136 :
◆gRg7tzHAPs
[saga]:2017/10/07(土) 23:11:16.93 ID:p+0nCZZJ0
支配人「なんだか、マッポーめいたニンジャアトモスフィアを感じる戦いだったような――」
秘書「それ以上はいけません。いいですね?」
支配人「アッハイ」
悪徳商人側のコンマ判定。
奇数 格闘家
偶数 探検家
↓1
137 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/07(土) 23:19:35.05 ID:tUFPgNdMO
いい感じにお互い一人ずつ減ってて草
138 :
◆gRg7tzHAPs
[saga]:2017/10/07(土) 23:35:38.72 ID:p+0nCZZJ0
格闘家「……私の出番か」
半鬼(……こいつが、次の相手?)
半鬼は戸惑っていた。
目の前に立つ人間の男が次に戦う相手だとは到底信じられなかった。
隙も油断も見受けられない。死闘を潜り抜けた者だけが持つ気迫のようなものも感じられる。一流の戦士であることは間違いない。
だが――
格闘家「まるで病人のように見える、か?」
半鬼「!」
格闘家「その通りだよ。私は病に侵されている。だが戦う力はまだ残っている」
ターン取得コンマ判定
1〜5 半鬼
6〜0 格闘家
↓1
139 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/08(日) 06:12:39.38 ID:1L/VWJslo
格闘家……病んでさえいなければ
140 :
◆gRg7tzHAPs
[saga]:2017/10/10(火) 23:58:44.84 ID:JT7vszIs0
【格闘家の能力発動!】
格闘家「はあああああ……!」
格闘家が全身に気をみなぎらせる。
高まった気は格闘家の身体の周りに可視化したオーラとなって現れ、空気を震わせた。小規模なクレーターが彼の足元に生み出され、いくつもの小石が気の圧力に弾かれて飛んでいく。
半鬼「こ、これが人間……!? とんでもない力を感じる……!」
格闘家「……さあ、始めよう」
【格闘家 Level UP!】+4
ターン取得コンマ判定
1〜3 半鬼
4〜0 格闘家
↓1
141 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/11(水) 00:01:27.81 ID:FRNhyQR30
あ
142 :
◆gRg7tzHAPs
[saga]:2017/10/11(水) 00:10:02.30 ID:2ZmDOKSt0
半鬼の行動安価選択
1 攻撃
2 能力使用(消費魔力数値指定)
3 仲間と交代(一人指定)
半鬼
>>39
格闘家
>>69
(魔力-4)(Lv+4)
↓1
143 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/11(水) 00:13:45.05 ID:L1b5F4zDO
1
144 :
◆gRg7tzHAPs
[saga]:2017/10/11(水) 00:40:52.92 ID:2ZmDOKSt0
【半鬼の攻撃!】
格闘家「覇ぁっ!」
裂帛の気合いと共に掌底が放たれる。
半鬼は身を捻って攻撃をかわすが、全てはかわしきれなかった。格闘家の掌圧は衝撃波を発生させ、その余波を食らって体勢を崩してしまったのだ。
半鬼「しまっ……!」
格闘家「恨みはないが――もらった!」
全身を利用した回転運動。そのエネルギーを伝達させた発勁が半を穿つ!
半鬼「ゴフッ!」
格闘家「私の勝ちだ……大人しく負けを――何?」
格闘家の顔が驚きに染まる。
吐血しながらも、半鬼はガッチリと格闘家の腕を掴んでいた。
半鬼「自分は、身体の頑丈さには自信があってね……!」
鬼の血族が有する身体の頑健さ、そして膂力。
半鬼はそれを思いきり目の前の人間にぶつける――!
格闘家「グハッ!?」
半鬼「そっちこそ降参――えっ?」
半鬼は思わず疑問の声を漏らす。
鬼の力を存分に発揮した本気の一撃だ。身体に穴が空いてもおかしくない。それなのに、目の前の格闘家は血を吐いてはいるが依然として同じように立っている――!
格闘家「ならば、我慢比べといこう……!」
【格闘家の能力発動!】
【格闘家は体力1で耐えた!】攻撃+4
ターン取得コンマ判定
1〜3 半鬼
4〜0 格闘家
↓1
145 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/11(水) 00:41:59.46 ID:Vp+ZoRHvO
あ
146 :
◆gRg7tzHAPs
[saga]:2017/10/11(水) 01:01:50.09 ID:2ZmDOKSt0
【格闘家の攻撃!】
互いに至近距離での攻防が続く。
半鬼の拳が格闘家を殴れば、格闘家の掌底が半鬼を打ち抜く。半鬼の頭突きが決まれば、格闘家の蹴撃がお返しとばかりに半鬼を襲う。
本来なら種族としての性能差が圧倒的に違う、半鬼の勝利で終わっていただろう。だが、格闘家の技術と鍛練は差を埋めるを通り越して、いや、むしろ凌駕していた。
一進一退の攻防はやがて防戦一方となり、そして決着がついた。
半鬼「――――」グラッ ドサッ
意識を失った半鬼が倒れ、動かなくなった。
【半鬼が戦闘不能になった!】
147 :
◆gRg7tzHAPs
[saga]:2017/10/11(水) 01:03:32.69 ID:2ZmDOKSt0
支配人側の選手を安価選択。
・魔女
・秘書
↓1
148 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/11(水) 06:26:06.91 ID:+zWX2b1fo
魔女で焼き払いにいこうか
149 :
◆gRg7tzHAPs
[saga]:2017/10/11(水) 23:30:30.17 ID:2ZmDOKSt0
格闘家「く、体が……」ゴホッ
魔女(病気によるダメージ、半鬼との戦闘……あいつは今、立っているだけでも相当な負担のはず。一撃でいい、まともに攻撃が当たりさえすれば勝てる!)
魔女(問題はそれがあたしにできるかどうかだけどね……!)
ターン取得コンマ判定
1 魔女
2〜0 格闘家
↓1
150 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/11(水) 23:41:02.26 ID:+zWX2b1fo
ほあぃ
151 :
◆gRg7tzHAPs
[saga]:2017/10/12(木) 00:22:26.92 ID:4PJbyzeL0
【格闘家の攻撃!】
魔女「――敵を穿て軍神の矢。太陽の欠片は我が盟友にして我が仇敵――」
朗々と魔女の詠唱が響く。
力ある言葉が紡がれるごとに、彼女の身の内から溢れ出した魔力が渦を巻き、世界に新たな法則を生み出すべく呪文に従いその形を変える。
格闘家「……やらせんぞ!」
格闘家が気を練り、掌底として撃ち出した。
撃ち出された気弾は魔女に直撃し、その細い身体を吹き飛ばす。
だが――
魔女「ッ……! ――天の都市から地の都市に、無慈悲な慈愛をただ捧ぐ――」
魔女の詠唱は止まらない。
魔女「――今こそ勝利の凱歌を奏でよう――『陽片の断矢』!」
詠唱の完了とともに、生み出された無数の炎の矢が驟雨のごとく格闘家に降り注ぐ。
とっさに格闘家は防御の姿勢を取ったものの、その姿は瞬く間に降り注ぐ炎の矢が生み出す爆炎と黒煙に包まれた。
魔女「今撃てる、最強威力の魔法だよ、これなら……」
息も絶えだえに呟く魔女。
その魔女に黒煙を貫いて飛ぶ気弾がぶち当たる。
後方に吹き飛ぶ魔女の目に黒煙の中に立つ人影が写った。
魔女「……化け物か」
【魔女が戦闘不能になった!】
152 :
◆gRg7tzHAPs
[saga]:2017/10/12(木) 00:29:27.07 ID:4PJbyzeL0
秘書「オーナー。魔女の手当てをお願いします」
支配人「秘書さん……」
秘書「残りは私一人ですが……別に、彼らを全員倒してしまっても構わないのでしょう?」
支配人「秘書さんそれフラグ!」
秘書「ご安心を。フラグなど、叩き折ってご覧にいれましょう」
ターン取得コンマ判定
1〜4 秘書
5〜0 格闘家
↓1
153 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/12(木) 00:47:45.17 ID:3uqFO4APo
さい
154 :
◆gRg7tzHAPs
[saga]:2017/10/12(木) 23:38:10.78 ID:4PJbyzeL0
【格闘家の攻撃!】
秘書「一つ提案なのですが、わざと負けていただけませんか。もちろん、それなりの報酬はお約束しますよ?」
格闘家「……断る。こちらにも負けられない事情がある」
秘書「そうですか。では――!」
言い終わると同時に飛翔した秘書の形のいい唇から、物悲しい旋律が流れ出す。
人を惑わす魔力を秘めたセイレーンの歌だ。人間には決して手の届かぬ上空から、秘書の歌が響く。
格闘家「くっ……!?」
格闘家が耳を押さえたが、それだけで防げるほど歌の魔力は容易くない。
肉体を精神を屈服させるべく、格闘家を甘く優しく、そして妖しく包んでいく。
ボロボロの身体であるからこそ、魅惑の歌の効果は防ぎようもない。
秘書(このまま、戦闘不能にまで持ち込んで――!?)
――ドォンッ!!!
突如として響いた轟音と衝撃に秘書の思惑は中断させられる。
空気を震わす振動が、秘書の歌をかき消したのだ。
一瞬、困惑する秘書の耳が一つの声を捉える。
格闘家「もう少し高く飛ばれていたら届かなったぞ……!」
轟音の正体が、格闘家が跳躍した際に地を踏みしめた音だったと秘書が気づいたのは、自分がその地に叩き落とされたあとだった。
ターン取得コンマ判定
1〜4 秘書
5〜0 格闘家
↓1
155 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/13(金) 07:27:18.16 ID:EboksQhYo
きついね
156 :
◆gRg7tzHAPs
[saga]:2017/10/15(日) 01:24:02.28 ID:pY3HZcyT0
【格闘家の攻撃!】
秘書(音をかき消し、接近……! 攻撃と防御の両立した上手い手です。ですが――!)
上空から叩き落とされた秘書は痛む身体に鞭打ち、全力で歌を奏で始める。
格闘家はまだ空中にいる。踏みしめるものがない空ならば、先程のように振動で歌を相殺できはしない――!
喉も枯れよと言わんかりに、ありったけの魔力を込めて秘書は歌う。
だが、
格闘家「――――」
だが、格闘家は歌に惑わされる様子もなく危なげなく着地した。
耳を押さえる仕草すらない。
秘書「そんな、どうして……先程までは確かに」
格闘家「すまないな、先程跳んだ時に対策をさせてもらった」
見れば、格闘家の耳からは血が流れ出していた。おそらく自分で鼓膜を破ったのだ。
聴覚がまともに作用していなければ、いかに魔力のこもった歌であろうと通用しない。そして、叩き落とされ痛んだ翼では逃げることもできない。
もはや秘書に打つ手はなかった。
秘書「申し訳ありません、オーナー……」
【秘書が戦闘不能になった!】
【支配人は目の前が真っ暗になった!】
157 :
◆gRg7tzHAPs
[saga]:2017/10/15(日) 01:46:09.17 ID:pY3HZcyT0
悪徳商人「あっはっは、まあ当然の結果と言ったところですかねえ」
支配人「くっ……!」
悪徳商人「さて。では約束通り、土地建物から即刻退去し、引き渡していただきましょうかねえ」
支配人「わかった……勝者の言うとおりにする……」
悪徳商人「結構。ああ、それとお代のことですが」
支配人「お代?」
悪徳商人「何を不思議そうな顔を。私は商人ですよ? 取引にはきちんとカネをお支払いしますとも。そうですね――」ゴソゴソ
悪徳商人「ま、こんなものですかね」チャリン
支配人「…………」
悪徳商人「銅貨五枚。精一杯お勉強させていただきましたよ。さあ、どうぞ」ニヤニヤ
支配人「……要らないよ。サービスだ、あんたにあげるよ」
悪徳商人「おやおや、これはこれは。カネなど要らないとは魔物のくせに聖人君子のようなことをおっしゃる。まあ、要らないというのなら私がお引き取りしましょうかね。あっはっはっはっはっ!」
――決闘裁判、決着。
――結果、敗北。
158 :
◆gRg7tzHAPs
[saga]:2017/10/15(日) 02:03:38.95 ID:pY3HZcyT0
――こうしてまた一つ、人間の力の前に魔物が屈した。
以降、堰を切ったように同様の顛末が続くこととなる。ある魔物はすみかを奪われ、ある魔物は財を奪われ、ある魔物は自由を奪われた。法律という目に見えない暴力によって。
決闘裁判を用いて抵抗する魔物も、人間と魔物の逆転した力関係を再認識する結果となった。
こうした魔界の暗黒時代は、革命家と呼ばれるある魔物が現れるまでの間、およそ一世紀もの間続くこととなる――。
了
159 :
◆gRg7tzHAPs
[saga]:2017/10/15(日) 02:06:13.67 ID:pY3HZcyT0
以上で終了となります。
お付き合いいただき、ありがとうございました。
160 :
◆gRg7tzHAPs
[saga]:2017/10/15(日) 11:31:27.89 ID:pY3HZcyT0
機種の問題か分かりませんが、何度クリックしてもURIが表示されません。
HTML依頼をしたいので、お手数ですがこのスレのURIが分かる方がいたら教えていただけると助かります。
161 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/15(日) 13:40:06.86 ID:T41xsplho
PC版でええか?
ほいどうぞ
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1504537293/
162 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/15(日) 13:44:43.17 ID:T41xsplho
もしまた安価スレやるんやったら参加するでな
このスレ面白かったし期待しとるけん
163 :
◆gRg7tzHAPs
[saga]:2017/10/15(日) 15:24:33.12 ID:pY3HZcyT0
>>161
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