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理樹「安価で行動しよう」
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1 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/03(日) 23:31:09.73 ID:a7a07d110
理樹「まずは
>>2
」
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1504449069
2 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/03(日) 23:32:09.42 ID:yly4Kl2P0
李儒に改名する
3 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/03(日) 23:45:41.41 ID:a7a07d110
朝
李儒(僕は自分の部屋の前のプレートをペンキを使って”井ノ原・直枝”の欄を”井ノ原・李”と上塗りした)
真人「おっ、なにやってんだ理樹?」
理樹(しばらくすると起きてきた真人がドアから出てきた)
李儒「見ての通り名前を直してるんだよ」
真人「……待て待て!もしかして出て行っちまうのか!?うぉおおおそんなぁぁあ!!」
理樹(真人がこの世の終わりを告げるような声で叫んだ)
李儒「えっ、どういうこと?」
真人「だ、だってその李って奴に描き直すってことは理樹はどっか行っちまうってことだろ!?」
李儒「はははっ!違うよ。ただ僕の名前を改名しただけだから!これからは李儒って呼んでね」
真人「な、なんだ……あせらせやがって!」
李儒(というか知らない人と急に同部屋になる事については別に良かったのか)
真人「そうだ理樹……じゃなくて李儒。俺はこれからグラウンドでランニングして来るけどお前はどうする?」
李儒「そうだなあ……」
李儒(とりあえず
>>4
でもするか)
4 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/03(日) 23:51:35.75 ID:DmmuEKES0
キルミーダンス
5 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/03(日) 23:51:47.99 ID:bU38qkTT0
悪いね、僕の彼女のクドとデート約束があるんだ
6 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/04(月) 00:03:57.06 ID:GP6D002U0
李儒「じゃあ僕はダンスでも踊っているよ。最近ノリの良いヤツを覚えたんだ」
真人「そうかい。じゃあお互い頑張ろうぜ!」
室内
〜〜♪
李儒「どこまで二人でいれるかな〜♪」
李儒(この動きは見た目とは裏腹になかなかハードな運動とキレを必要とした。これを完全に覚えるまで3ヶ月はかかったくらいだ。しかし、いざマスターするとこれがまた非常に楽しい。歌自体もつい口ずさんでしまう程でなかなかやめられない)
李儒「ものまねすきるが未熟なの〜♪」
李儒(そのため、さっきから鳴っていたらしいノックに気づく事が出来なかった)
ガチャッ
>>6
「!?」
7 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/04(月) 00:04:40.20 ID:GP6D002U0
訂正
8 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/04(月) 00:05:21.96 ID:GP6D002U0
李儒「じゃあ僕はダンスでも踊っているよ。最近ノリの良いヤツを覚えたんだ」
真人「そうかい。じゃあお互い頑張ろうぜ!」
室内
〜〜♪
李儒「どこまで二人でいれるかな〜♪」
李儒(この動きは見た目とは裏腹になかなかハードな運動とキレを必要とした。これを完全に覚えるまで3ヶ月はかかったくらいだ。しかし、いざマスターするとこれがまた非常に楽しい。歌自体もつい口ずさんでしまう程でなかなかやめられない)
李儒「ものまねすきるが未熟なの〜♪」
李儒(そのため、さっきから鳴っていたらしいノックに気づく事が出来なかった)
ガチャッ
>>9
「!?」
9 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/04(月) 00:15:15.92 ID:x5T4ePAt0
ささみ
10 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/04(月) 00:15:24.30 ID:u+bOITtf0
クド
11 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/04(月) 00:26:48.48 ID:GP6D002U0
佐々美「あ、あなた……ダンスの趣味なんておありでしたの?」
李儒(ドアから驚愕と呆れが混ざった顔の笹瀬川さんが現れた)
李儒「あっ、笹瀬川さん。どうしたの?」
佐々美「え、ええ…実は少し相談がありまして……少々時間をいただいてもいいかしら?」
李儒「相談?まあ僕でいいなら……」
佐々美「………とりあえずそのダンスをやめていただけるかしら?」
李儒「ええー」
・・・
李儒「で、どうしたの?」
佐々美「
>>12
」
12 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/04(月) 00:28:49.51 ID:5QSB9WcH0
初めて会った時から好きでした。付き合ってください
13 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/04(月) 00:43:30.70 ID:GP6D002U0
佐々美「じ、実は……な、直枝理樹!……さん。初めて会ったときからあなたの事が気になっていましたの!」
李儒「あ、あの……」
佐々美「分かっていますわ!確かに宮沢様の事はずっと好きでしたの……でも、私にとってあの方は憧れの存在……確かに好意はありますが、それは愛してるって方の意味ではございませんの。でも、あなたは違いました。最初はなんでもない風を装っていても次第に気持ちが抑えきれないというほど、あなたを好きになってしまいましたわ。……愛しているという意味で」
佐々美「さ、さあ!私の思いはすっかり言ってしまいましたわ!あなたの気持ちをお聞かせ願いますわ!!」
李儒「……その、僕、今は直枝理樹じゃなくて李儒って名前に変えたんだ」
佐々美「なっ!?……ま、まあ…それはそれで良い名前かもしれませんわね……でも私の気持ちに変わりはありません。どうぞ、今度こそはっきり言って下さいまし!どんな答えでも甘んじて受けますわー!」
李儒「
>>14
」
14 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/04(月) 00:46:37.03 ID:ntZCW1XU0
よろしくお願いします
15 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/04(月) 00:57:55.55 ID:GP6D002U0
佐々美「あ……」
李儒(その時、彼女の目からポロポロと涙がこぼれた。突然のことだったので僕はどうしたらいいのか分からずとにかく声をかける事しか出来なかった)
李儒「さ、笹瀬川さん!?えっと……」
佐々美「ふふ…申し訳ございません。少し取り乱してしまいましたわね……ただ、とても嬉しくってつい抑えきれませんでしたわ。そう……実るというのはこんなにも嬉しい事ですのね……」
李儒「………」
李儒(そうだ。笹瀬川さんは例え憧れだったとはいえ謙吾にアピールしてもなかなか振り向いてもらえていなかった。プライドの高い彼女が来る日も来る日も努力して、それでも無駄だった毎日を思うとその涙には頷ける。その健気な彼女は今、僕を目の前に満面の笑みを浮かべている。とても綺麗だった)
李儒「笹瀬川さん。僕、謙吾ほど強くないけど、きっと君を幸せにしてみせるよ」
佐々美「ええ……期待していますわ」
李儒(そして僕らはまるで最初からこうなる事が当然だというようにお互い歩み寄り、キスをした。その時、ドアからまた別の人が現れた)
>>16
「
>>17
」
16 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/04(月) 00:59:48.37 ID:LK7TnV+j0
葉留佳&佳奈多
17 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/04(月) 01:14:24.22 ID:MlLHJdqvO
おめでとう!
18 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/04(月) 01:36:50.89 ID:GP6D002U0
李儒(その二人は拍手と共に現れた)
葉留佳「いやー!オメデトオメデトー!!」
佳奈多「ふふっ、二人とも末長くね」
佐々美「な、なんですのあなた達は!?」
李儒「は、葉留佳さん…それに二木さんまで」
佳奈多「実はさっき勝手に寮の名前のプレートを塗り直した輩がいると聞いて駆けつけてきたのよ」
葉留佳「あっしはそれに付いてきたんでやんす!」
佳奈多「風紀委員長として見過ごせないと思ってね……それで蓋ならぬドアを開けてみたらこんな所でお熱いのを見せられていたって訳」
李儒(しまった……塗ったはいいけど怒られるのは想定外だった)
佐々美「な、なお……じゃなく、李儒さん……」
佳奈多「……でも。今回は二人の愛に免じて許してあげましょう」
李儒「ほ、本当!?」
佐々美「やりましたわ!」
佳奈多「その代わり幸せにしなさいよ!」
李儒(こうして僕らのドラマは終わった。改名したり踊ったり付き合ったり……色んなことはあったけど、どうしても愛し合うことだけはやめられないんだ)
終わり(∵)
19 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/04(月) 01:37:37.74 ID:GP6D002U0
適当になったな
明日その2
20 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/04(月) 01:38:23.30 ID:GP6D002U0
理樹「まずは
>>21
」
21 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/04(月) 01:39:12.20 ID:bgmjiEZz0
夕陽に向かってダッシュ!!
22 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/04(月) 21:26:16.57 ID:GP6D002U0
理樹(夕日に向かってダッシュだ!!夏の終わりが近づきつつある今、あえて誰もやらないような青春の一ページを開いてやるぞ!しかし、その為には色々と用意が必要になってくる。たとえば夕日を追いかけるにはドラマチックな動機が必要だ。そう、最後に夕日に向かって走るしかないような強い感情の昂りが)
理樹(幸い今は朝っぱらだ。とりあえずこれから夕日が登ってくる頃までにその”何か”に繋がる事をやっていこう)
ガチャ
真人「おっ、もう起きてたのか理樹。ただいまジョギングから帰ったぜ」
理樹「おはよう真人。朝ご飯どうする?」
真人「あーちくしょー!朝はもう走ったあとで食堂ので済ませちまってたぜ!すまねえ理樹!なんならもう一回カツ定食一緒に食べてもいいが……」
理樹「そこまで無理しなくていいよ……」
理樹(はて。一人で食べることになってしまった。そうだ、ここは朝ご飯を
>>23
と一緒に食べるついでに今回の事を相談してみようかな)
23 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/04(月) 21:29:26.95 ID:ntZCW1XU0
朱鷺戸沙耶
24 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/04(月) 21:48:01.16 ID:GP6D002U0
理樹(メールで屋上に来てもらった)
理樹「という訳なんだ」
沙耶「あ、あなたねぇ……!!」
理樹(その時、沙耶の拳がプルプルと震えた)
沙耶「緊急の件だからって呼び出されたかと思ったらなにそのくだらない理由は!?時風の新たな情報かと思ったじゃない!」
理樹「くだらなくないよ!いい沙耶?僕らが子供でいられる時間ってびっくりするほど早いのにその癖、それを自覚出来る人って信じられないくらい少ないんだ。だからその時が来るまでに青春を刻んでおきたいのは当然のことじゃないか!」
沙耶「はぁ……なんかもうどうでもよくなってきた……」
理樹「サンドウィッチあるよ。食べる?」
沙耶「食べる。……それで、あなたは具体的にどうしたい訳?ただ夕日を走ればいいって訳じゃないようだけど」
理樹「それを沙耶に考えてほしいんだ。なんかない?」
沙耶「そ、そうねぇ……普通、そういうのって野球とかでどこかのチームに負けた時に悔しさを忘れない為に走るとかが一般的じゃない?……ハムッ」
理樹「なるほど…誰かに負けたり、悔しさを感じればいいのか」
沙耶「モグ……まあそういう事ね……あっ、このツナ意外とイケる」
理樹「よーしじゃあ沙耶!今からなにか勝負しない?」
沙耶「いや安直すぎるわ!だいたい今からやっても夕方には早すぎるでしょうが!」
理樹「うーんそれもそうだな……あっ、それじゃあこうしない?今からお互い出来る限り
>>25
を集めて夕方になったらここに来てその数を競い合うっていうのは!」
25 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/04(月) 22:01:24.38 ID:DkPppLHiO
食パンの袋をとめる青いあれ
26 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/04(月) 22:11:24.60 ID:GP6D002U0
沙耶「『食パンの袋をとめる青いあれ』?まあどんな奴かは想像つくけどね……オーケーいいわ。でもあなたの目的は負ける事だからわざと集めないって事もある。だから一つ罰ゲームを設けない?」
理樹「信用ないなぁ……まあでもそれがあれば勝負は白熱するよね。よーしここはいっちょキツいの頼むよ!」
沙耶「ふふっ、それじゃあ『勝った方は負けた方に
>>27
出来る』でいきましょ。ルールは夕方まで、場所はそうね……あんまり広くてもキリがないから校内までって事でいい?」
理樹「うん」
沙耶「よーしそれじゃあミッションスタートよ!で、とりあえず1個目ゲット!」
理樹(そう言って沙耶さんはさっき僕がふくろごと渡したサンドウィッチについていた食パンの袋をとめる青いあれを僕に見せつけた)
理樹「あっ!ふ、不覚……」
27 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/04(月) 22:13:08.57 ID:bgmjiEZz0
ダッシュ
28 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/04(月) 22:29:06.29 ID:GP6D002U0
ダッシュ出来るってどういう意味なんだ…?
29 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/04(月) 22:52:57.97 ID:ntZCW1XU0
再安価したらいいんじゃないかな
30 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/04(月) 23:02:55.29 ID:GP6D002U0
理樹(罰ゲームの内容はともかくこのゲームは正直貰ったも同然だった。何故ならその昔、恭介らと食パンの袋をとめる青いあれを使って色んなものを作っていたからだ。猫の家から手作りロボットまで(※)。あれだけの数があればたとえ沙耶といえど勝てっこない)
・・・
恭介「あーあれか。あれならもう捨てたぞ」
理樹「ええーっっ!!」
恭介「どうした?欲しかったのか?」
理樹「ちょうどアレをいくら集められるかで勝負しててさ……でもどうして捨てたの?あんなに大事にしてたのに」
恭介「なんだその勝負は!?……いや大切なのは変わらないが正直言って物を作りまくったせいで残っているのが20個ほどしかなかったんだ。あれだけだとロープさえ満足に作れねえってんでもう処分したのさ。一応俺のロボットはまだここに飾ってあるけどな」
理樹(恭介はそう言って机の上のロボットを指した)
理樹「……恭介。提案なんだけどさ、あのロボットを分解すれば僕絶対勝てると思うんだよね。だからちょっとの間自爆させてくれない?勝負が終わったら返すから」
恭介「いや俺のゼロに何させる気だよ!?俺にメリットねえじゃん!」
理樹「ええ〜〜」
恭介「いくら理樹のお願いだったとしてもダメだ!」
理樹「分かったよ……その代わり、食パンの袋をとめる青いあれが大量にある場所とか知らない?」
恭介「うーん…そうだなぁ…あっ、そういえば
>>35
がちょうど大量に持ってるって言ってたな」
(※)恭介「なあ、このパンの袋を挟むアレを有効活用する方法を考えてくれ」理樹「えっ?」 参照
31 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/04(月) 23:04:09.45 ID:GP6D002U0
>>29
まあそうするかどうかは取った本人の意図を聞いてからにしよう
とりあえず今日は寝る
32 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/04(月) 23:06:29.86 ID:bgmjiEZz0
>>31
こう、夕陽にダッシュする権利をやろうみたいな
オプーナを買う権利をやろうみたいなやつ
33 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/04(月) 23:28:04.05 ID:oclEj5qk0
パンの袋を挟むアレのSS読んだけどアンタすげえよ
あんな使い方されたらしばらくリフレインまともに見られないよ
34 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/05(火) 19:51:55.86 ID:z5e1Y5pT0
>>32
いや、どっちにしろ走ることになるじゃねーか!
悪いがそれだと勝負が成り立たんから
>>36
を代わりにさせてもらうぜ
>>33
へへ、ありがと
35 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/05(火) 19:56:16.71 ID:ub6Y8g4vO
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