爽「『風の谷のナウンコ』…ですか?」咏「だねぃ」(最終第四ステージ)

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86 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/31(木) 21:25:14.62 ID:fIOypw8n0
>>71
サワヤ「これは…?」


<コマキ「zzzzzzz・・・」スースー・・・


テルが差し出したその黒曜石のような石の中では、巫女服姿の少女が微かな寝息をたてていた…


サワヤ「これ・・・“賢者の石”じゃんか。 妹さんの形見だろ? いいのか私が持ってて?」

テル「うん、実はね、今までコレの正体を隠してたんだけど…」

テル「コレの本当の名前は“生命(いのち)の聖母石”って言うんだ」

サワヤ「…へ?」

テル「それで、これの使い方は・・・」ゴニョゴニョゴニョ・・・

サワヤ「・・・は!? なんだそれ! メチャクチャすげーじゃんよ! なんで今までなんも知らないフリしてたんだよ?」

テル「それは… 最初はまだ、ナウンコを本当に信頼してるわけじゃなかったから…」

テル「でも今なら、お前に全てを託すことができる。 必ず… 蟲たちの暴走や、巨チン兵の復活を止めてきてくれ」

テル「風の谷だけでなく… 世界の行く末が今お前の肩にのってるんだ。 頼んだぞ!」

サワヤ「クク…w たりめーだッ! 私は風邪の谷の・・・じゃない、風の谷の姫・ナウンコだぞッ!」

ユアン「おい姫様! いつまでも油売ってねーで行くぞっ!」

サワヤ「分かっとるわ! ユアンエンジン全開!! 目的地北北東2400km!風の谷手前の酸の湖だッ!!」

ユアン「おうっ!!」


 ドゥロロロロロロロロロロロオオオォ・・・・・!  バッシュウウウウウウウウウウウウゥゥゥゥ――――――ッッッ!!!
 

こうして… 世界の命運を握ったガンシップは、ぺジテのブリッグから発艦・・・ 全速で風の谷へと向かっていったのだった… >>67
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