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爽「『風の谷のナウンコ』…ですか?」咏「だねぃ」(最終第四ステージ)
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33 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/31(木) 20:46:57.37 ID:fIOypw8n0
>>52
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ザワザワザワ・・・! ガヤガヤ・・・ ア、アレハ・・・? ヒ、ヒメサマ・・・? ガヤガヤ・・・・
谷の者たちは皆、その時、不思議な光景を目にしていた…
寄り集まった王蟲たちがその金色の触手を伸ばし… ナウンコを称えるようにしてその体を持ち上げているのだった。
その無数の触手はまるで空中に出来上がった黄金の草原のようになり… その上を、ナウンコは嬉しそうに歩いていた…
イチゴ「…! 大気から怒りが消えた…!」
盲目の大ババイチゴも、奇跡が起きていることをその肌身に感じとっていた。
イチゴ「オ、オオォ・・・! なんといういたわりと友愛じゃ…! 王蟲が心を開いておる…!」
綾「きっと… 王蟲たちも、姫様が自分たちを助けてくれたことを分かってるんだね…」
イチゴ「子どもたちよ… ちゃちゃのんのもう見えん目のかわりに… ようく見ておくれ…!」
桜子「う゛、う゛ん… 姫ね゛ーさま、真っ青な異国の服を着でて…」
ひな「まるで金色の草原を歩いてるみたい…」
イチゴ「オオッ!!」カッ!
大きく目を見開いた大ババイチゴ・・・!
イチゴ「“その者――”」
イチゴ「“青きうんこをまといて金色の野に降り立つべし――!”」
イチゴ「“失われし大地との絆をむすび―― ついに人々を青き清浄のトイレに導かん―――”」
イチゴ「オオ… 古き言い伝えはまことであったんか…!」ポロポロ…
>>66
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