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爽「『風の谷のナウンコ』…ですか?」咏「だねぃ」(最終第四ステージ)
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1 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/31(木) 20:24:08.76 ID:fIOypw8n0
※ここまでのあらすじ
強大な軍事国家トルメキアにより占領されてしまった北の辺境国、“風の谷”・・・
トルメキア軍参謀リュウカ・シミズダニの目的は、1000年前の“火の7日間”で世界を滅ぼした巨チン兵を復活させ、糞海を焼き払うことだった。
辺境一の雀士ヒサ・ミラルダは、トルメキア軍部に麻雀勝負を挑んだが、トキ&リュウカの最強タッグに惨敗を喫した。
風の谷の幹部クルミ・カクラらが隙をついて反乱を起こしたが、トルメキアの圧倒的軍事力により追い詰められつつあった・・・
一方、ぺジテの残党とエンカウントした風の谷の姫ナウンコは、彼らから恐ろしいことを聞く・・・
蟲の大群を誘導して、風の谷もろともトルメキア軍を全滅させるというのである。
仲間たちを助けるため風の谷に戻ろうとするナウンコだったが、ぺジテのブリッグ(貨物船)内に幽閉されてしまう。
しかし、テルやアワイたちの助けを得て、ナウンコは飛行中のブリッグから脱出しようとしていた・・・
・
・
・
テル「さあ急ごう! 父さんたちに見つかったらまずい。 ここから飛べるか?」ギリギリギリギリ・・・
テルが壁のハンドルを回すと、横開きのシャッターが開き、外の冷たい空気が入りこんできた。
サワヤ(ナウンコ)「ああ、なんとか飛べそ… あっ?!」ギョッ
戦慄するナウンコ…!
なんと、外の雲間から、トルメキアのあの軍用艦が姿を現したのだ…!!
サワヤ「 コルベット!! 」
ズダダダダダダダダダダダダアアァッッ!!!
ナウンコが叫んだのと、コルベットの砲撃がブリッグに襲いかかったのは、ほとんど同時だった。
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1504178648
2 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/31(木) 20:24:51.44 ID:fIOypw8n0
※「書き込みは絶対にしないで下さい。21:30まで」。 なぜかと言うと、これはいわゆるアドベンチャーブック形式のSSで、読み手の人の選択によって、場面があちこちに飛ぶからです。 途中で読み手の方の書き込みがあると、場面に“ズレ”が生じてしまい、SSが成立しなくなってしまいます。
すべて投下し終わってから読むことをお勧めします。 今回は92レスで終了します。 21:30には投下し終わる予定です。
・獅子原爽のトイレ探訪記の番外編の一つ、もこ「…」ブツブツ 咲「対木さんはこう見えて実は…」 爽「へぇー…」(一部安価)
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1434809032/
の、続編です。
・1作目→爽「『風の谷のナウンコ』…ですか?」咏「だねぃ」(第一ステージ)
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1470216547/
・2作目→爽「『風の谷のナウンコ』…ですか?」咏「だねぃ」(第二ステージ)
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1472717177/
・3作目→爽「“風の谷のナウンコ”…ですか?」咏「だねぃ」(第三ステージ)
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1474795263/
※ここから下は全て「ゲーム」になります。
レス画面下にある次のレス番号をクリックすることでページをめくるように読んで下さい。 読み進めるうちに二択や三択の選択肢が出てくるので、レス番号をクリックすることで、自分の行動を選択しながら読み進んで下さい。
選択次第では、「GAME OVER」になることがありますが、レス画面上の番号をクリックしてさかのぼることができるので、選択肢の場所からやり直すことができます。
ゲームの中では一つのレスは行数がほぼ同じ(約40行)に設定されています。 なので、PCのディスプレイ画面の大きさを調節して、一つのレスがスッポリおさまるようにすると、ページを一枚一枚めくる感覚で読むことができるかなと思います。
蛇足かもしれませんが、SSまとめ速報で閲覧すると非常にスムーズに読むことができます。
・スタジオジブリ「風の谷のナウシカ」のパロディです。 ジブリ作品及び咲-Saki-をリスペクトした上で書いています。
3 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/31(木) 20:25:33.22 ID:fIOypw8n0
もう1回、
※「書き込みは絶対にしないで下さい。21:30まで」。 なぜかと言うと、これはいわゆるアドベンチャーブック形式のSSで、読み手の人の選択によって、場面があちこちに飛ぶからです。 途中で読み手の方の書き込みがあると、場面に“ズレ”が生じてしまい、SSが成立しなくなってしまいます。
21:30には書き終わる(と思う)ので、そのあとなら書き込みして頂いても構いません。 92レスで終了します。 すべて投下されたあとに読むことをお勧めします。
では、GOOD LUCK!
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ーーーーーーーー
ーーーー
4 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/31(木) 20:26:18.62 ID:fIOypw8n0
ダダダダダダダダッ! ドドドドドオオオォッ!!
サワヤ「ひっ?!」
無数の弾丸がブリッグの船体に着弾。
その衝撃でメ―ヴェの操縦把に手をかけていたナウンコは、ひっくり返って背中をしたたかに打ちつけた。
火薬と硝煙、そして鉄の焼け焦げるにおいがふわりと鼻腔をくすぐる。
カイ「た、退避!! 雲の中へ急げっ!!」
ゴオオオオオオオオオオオオオォォ・・・! ドドドドドドドオオオオオオォォォ・・・・・!!
突然の敵の襲撃に、コックピットのテルの父カイは口から泡を飛ばしながら叫んだ。
取り舵一杯、ブリッグは銃弾を全身に浴びながら、ほうほうのていで雲の中へと消えていく…
ブリッグは貨物船のため、空中戦のための砲や機銃は一切備えていないのである…
キョウコ「撃ち方やめぇ!!」
奇襲を仕掛けたコルベット艦長キョウコ・スエハラ―は砲撃手たちの手を止め、ニヤリと口角をあげた。
キョウコ「…バカめ。 雲の中は乱流と電気の地獄や! 逃げられると思うなよ!!」カッ
>>63
5 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/31(木) 20:27:22.02 ID:fIOypw8n0
>>79
5人「「「「「 ぐひひひひひ・・・・!!www 」」」」」ジリジリ
サワヤ(ドチキショウ…! こんなモブどもの相手なんかしてる場合じゃねーのに…!)
サワヤ(どうする…? カムイを出すか、とりあえず漏らしてみるか・・・ ん?!)
追いつめられたナウンコの目の端に、あるモノが映った。
外の、雲海の上に… 鳥のような形の“影”があったのである。
サワヤ(アレは・・・!?)
キョウコ「さあ、ラストアンサーやで… 今投降するなら、命だけは助けてやらんでもないで?」
サワヤ「…分かったよ。 大人しく降伏すっから…もう煮るなり焼くなり、好きにしてくれ」
テル「なっ!? ナウンコ?お前・・・!」
サワヤ「シッ! いいから… 私の言う通りにして」パチッ
テル「…?」
琴音「ふん… あきらめのいいのはええこっちゃ。 ほなら二人とも両手を頭の後ろに…」
ドッゴオオオオォォ―――――ンッ!!!
一同「「「「「「 !?!?! 」」」」」」
突如響き渡った轟音と共に、足元がグラグラと揺れた。
キョウコ「な、なんや!? バクダンか? ・・・アッ?!」ギョッ
キョウコの目に、恐ろしい状景が映る・・・ 自分の艦であるコルベットが、火を噴きながら雲海の中へと落ちていくのが見えたのである。
>>17
6 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/31(木) 20:28:03.83 ID:fIOypw8n0
>>14
サワヤ「・・・テル、あのなぁ・・ みくびってもらっちゃ困るぜ・・・?」ゴゴォ・・・
テル「え?」
サワヤ「私はこう見えても、風の谷の王族の姫なんだ! 目の前に窮地に立たされてる仲間がいるってのに・・・それを見捨てて一人だけ逃げるなんて、できるわけねーだろが!!」
テル「え、いや、そんなこと言っても、お前が行かないと風の谷が…」
ガタッ
テル・サワヤ「「!?!?」」ビクッ
突然の物音に、二人は身を固くした。
そして、一瞬遅れて、音の方を振り返ると、そこには…
キヌエ「ん!?」スチャッ
積み上げられた荷物の上… 天井の搬入口から侵入した巨乳眼鏡のトルメキア兵士が、こちらに銃口を向けている姿があったのだ。
>>59
7 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/31(木) 20:28:46.36 ID:fIOypw8n0
>>39
サワヤ「あ・・・」ブリブリブリブリブリッ!! ブリュブリュブリュリュッチョスウウゥゥッッ!!!
ネリ―「な、なにアイツ!? うんこ! うんこもらしてるよぉっ?!?」
サトハ「なんだと!?」
サワヤ(やっべ… 急に来た猛烈な便意で、うんこが…! ぺジテのブリッグの中でこんにゃくゼリー食い過ぎたせーか…?)ブリブリブリ・・・
サトハ「かまうな! ええい貸せっ!!」ドンッ
ネリー「わっ?」
ネリーを突き飛ばしたサトハが、バルカンのグリップを握り、ナウンコの方に向き直った…
嗚呼、しかし・・・!
サトハ「ひっ?!?」
冷徹なサトハの表情が恐怖で引きつった。
そう、こちらに向かって、あの恐るべき茶色いモノが飛んで来ていたのだ・・・!
ベチャアァッ!!
サトハ「ぐはああぁぁっ!?」=3
HIT!!!
>>54
8 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/31(木) 20:29:32.38 ID:fIOypw8n0
>>78
サエ「…分かった。 降伏を勧めてくる…」
ユキ「えっ、サエさん…!?」ジロッ
シロ「…ユキ」
一度、サエをなじるように睨みつけたユキだったが、シロに声をかけられると口をつぐんだ。
シロ(大丈夫。 サエには何か考えがあるはずだから…)
ユキ(はい…)
大人しく従う意思を見せた3人は、ようやく縄をほどいてもらえ、晴れて自由の身となった…
リュウカ「ふふ…w そやで、長いモンには巻かれるんが一番や。 それがうまい生き方ってもんやで」
リュウカ「ええか… 一時間経ったら攻撃を始めるからな! 意地張らずに、みんなを説得して、降伏するんやで?」
サエ(一時間か… それまでに、ガンシップで姫様とヒサ先生が戻ってくれば…!)
>>21
9 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/31(木) 20:30:12.50 ID:fIOypw8n0
>>38
ズドドドドドドドドドドオオォォ・・・!
サワヤ「チクショウあいつら… 怒りで我を忘れてるんだ! 鎮めねーと谷が…!」ギリッ…!
“ ズドオオォ――ンッ!! ”
サワヤ「あ!?」
さらに… 王蟲たちが向かっている方向… 数km先の暗闇がポッと明るく光った…!
サワヤ「ほ、砲撃…? トルメキアの奴らか?」
“ズズウウゥ――ンッ! ズドオオオォォ―――ンッ!!”
ーーーーーー
ーーーー
ーー
トキ「撃てッ! 撃てえェッ!! リュウカが戻って来るまで踏ん張るんやっ!!」=3
ノヨー「で、でも、あんな大群、いくら砲弾があっても足りないのよー…」
スズ「う、うちらも逃げた方が…」ガタガタ
トキ「やかましいわっ! 黙って撃つんやっ!」
ーーーーーー
ーーーー
ーー
そう… トルメキア陣営では、巨チン兵を連れに戻ったリュウカのため、トキたちがなんとか王蟲たちの足を鈍らそうとフン闘していた…
>>49
10 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/31(木) 20:30:59.15 ID:fIOypw8n0
>>31
リュウカ「ナウンコ…? お前、どういうことや? 敵は今そのおぞましい王蟲どもやろが! なんで巨チン兵と闘う必要があるんや」
巨チン兵の足元の戦車から呼びかけるリュウカ…
サワヤ「バカヤロウ! 王蟲は敵じゃねえっ! こいつらは、卑劣なワナで誘導されてただけだ… そして糞海も人類の敵じゃねえんだっ! 焼き払う必要なんかない…!」
リュウカ「なにぃ…?」
サワヤ「うんこは人類の盟友… 味方だッ! 敵は糞海を焼き払おうとするお前らだッ!!」
リュウカ「・・・どうしても分かり合えんようやなぁ…」ユラァ…
瞳の中に紫色の炎が現れたトルメキア軍参謀リュウカ…
リュウカ「うちはお前には実は一目置いとったんやで…? 一度ゆっくり話し合えたらええなぁと思ってたんや」
リュウカ「しかし… どうやらそれはかなえられへんみたいやな! うちに立てつくんなら、容赦はせんでっ!!」クワッ
リュウカ「巨チン兵…! あのうんこ共々王蟲たちを焼き払うんやっ!!」ザッ!
コオオオオオオオォォォ・・・! ビキビキビキビキビキビキイイイィ・・・・!!
リュウカの号令で、巨チン兵のイチモツが、再びその剛直を増していく…!
ユアン「ま… また撃つ気だっ! どーすんだよ姫様!」
谷の者たちが心配そうに見守る中… ナウンコは不敵に微笑んだ…!
サワヤ「ふふ…w 聖なる王蟲のうんコロボックル、ナ・ウンコ―よ! 〇×△だッ!!」
・超巨大うんコロボックルの、行動は・・・!→ 自分の体を千切って投げる→
>>60
体内の病原性大腸菌を使って攻撃→
>>65
反復横跳びをしてみる→
>>80
11 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/31(木) 20:31:40.96 ID:fIOypw8n0
>>35
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ーーーー
その頃、トルメキア軍と谷の者たちのいる酸の湖のほとりでは・・・
ズダアアァーンッ! ドオオォ――ンッ!! ズドオオォンッ!! ダアアァ――ンッ!!
相変わらず戦車による王蟲たちへの砲撃が続いていたが、大地を真っ赤に埋め尽くすその大群はもうすぐそこまで迫ってきていた…
綾「ババ様… みんな死んじゃうの…?」
イチゴ「さだめならね… 従うしかないんじゃよ…」
ひな「ひなはまだ死にたくない所存…」
桜子「姫様…! たずげで…!」グスッ
トヨネ「みんな死んじゃうなんてイヤだよーっ!」ウワーン
シロ「全滅とかダルすぎる…」
ユキ「あきらめないで下さい…! まだ姫様たちさえ戻ってきてくれれば…!」
クルミ「そうだね… ま、まだ終わりって決まったわけじゃない!」
谷の者たちは皆、巨大船の甲板の上に寄り集まって避難していた…
皆を励ますように気丈に振舞うクルミだったが… その内心は、もうあきらめかけていた。
クルミ(たとえ姫様が戻ってきても… あの王蟲の群れを止められるわけない… もうおしまいだ…!)
>>56
12 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/31(木) 20:32:28.75 ID:fIOypw8n0
>>36
巨チン兵『グッオオオオオォォ…!!』ボオオオオオオオオォォー…!!
ユアン「よ…よし! 巨チン兵が苦しんでるぞ!」
トヨネ「す、すごい…! やっつけられるよ巨チン兵を!」
エイスリン「モエツキロッ! コノアクノゴンゲメッ!!」
ああ、だが・・・!
ムクムクムクムクゥ・・・ ビッキビキビキビキビキイイィ・・・!!
サワヤ「ん? な、なにいぃ・・・??」
なんということか… 巨チン兵は全身を燃やしながら、再びその股間のモノをいきり立たせ始めたのだ・・・!!
巨チン兵『ウオホホホホホホホホホホホホ・・・wwww!!!!!』ビキビキビキビキビキイィ・・・!!
サワヤ「!? そ、そんな… まさか… 巨チン兵は、熱いのを逆に気持ち良く感じる変態なのか??」
そう…! 実は巨チン兵は、体を虐められることを逆に歓ぶドMの性癖の持ち主だったのである…!
パウウゥッ!!!
サワヤ「おっ?!」
ナウンコは一瞬、自分の目の前が真っ白になるのを見た。
巨チン兵の放ったファイナル・ボッキ・フラッシュは、うんコロボックルとナウンコを一瞬にして蒸発させてしまっていた……
〜GAME OVER〜
13 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/31(木) 20:33:11.04 ID:fIOypw8n0
>>30
巨チン兵の一撃により大打撃を受けた王蟲たち…
だが…!
ワラワラワラワラワラワラァ・・・ ザザザザズザザザザザアアァ・・・! ズドドドドドドドドドドドドドドドドドドオオオオオォ・・・・・!!!
スズ「げぇ…!」
ノヨー「あまり効いてないのよー…!」
仲間たちの遺骸とうんこを乗り越え、さらに大量の王蟲たちが真っ赤な目で走り迫って来る…!
リュウカ「巨チン兵! もう一発やぁ! 焼き払えッ!!」ザッ!
巨チン兵『・・・ フオオオオオオオォォ・・・!!』ビキビキビキビキビキビキイイィ・・・!!
一発放ったことで、ゆるゆるとしぼみ始めていた巨チン兵の陰茎が、再び剛直を増してそそり立っていく・・・!
スズ「だ、大丈夫なんか? あんなん連発できるんか?」
ノヨー「絶倫なのよー」
しかし…!
それは、巨チン兵のイチモツの先端が光り、二発目が発射される寸前だった…
『そこまでだッ!!!』
>>68
14 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/31(木) 20:33:49.95 ID:fIOypw8n0
>>43
サワヤ「チクショウ! トルメキアの奴らが来るぜ…!」
テル「ナウンコ、飛び出すのは今しかない。 早く行くんだ!」
サワヤ「え?」
テル「連中が乗り込んできたら、もう戦うしかない。 お前は早く風の谷に戻るんだっ!」ドォッ!
先ほどの衝撃で崩れ、メ―ヴェの上にかぶさっていた荷物を蹴り飛ばしながらテルが叫んだ。
テル「谷の人たちを救えるのはナウンコ、お前だけなんだ。 頼むから行けっ!!」
サワヤ「……」
その時だった。
ドゴォーンッ! ズダダダダダダダダァンッ!! グハァッ! コノォーッ! シネェッ!! ウオオオオオオオォォ――ッ!! バタバタドヤドヤ・・・!!
上で爆発音と銃声、そして怒号や悲鳴が響いてきた。
ついにトルメキアの兵士たちが艦内に侵入してきたのだ…!
テル「来たぞ! ほら! 私たちのことはいいから早く行くんだっ!!」
サワヤ「………」
どうする? ・言われた通り一人で風の谷へ戻る
>>32
・テルたちと共にトルメキア兵と戦う
>>6
15 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/31(木) 20:34:34.27 ID:fIOypw8n0
>>54
小王蟲「ギギッ! ギギギギィッ!!」ズルズルズルゥ・・・
サワヤ「おっ?!」
突然、瀕死の体を引きずりながら前に進み始めた王蟲…
サワヤ「おまっ!? 何やってんだ?! 動くんじゃねえっ!!」
サワヤ「ジッとしてろって! 動いたら体液が出ちまうぞっ!?」
サワヤの制止する声も聞かず前進する王蟲…
その全身から青い血液が噴き出し、横にはりついたナウンコの赤い服を青く染めていく…!
サワヤ「このっ、お前言う事聞きやが・・・んぉっ?!」
王蟲の幼生が向かおうとしている先を見ると… 酸の湖の向こう側で、王蟲の大群が足を止めて赤い目をズラリと並べてジッとこちらを見ていた…
小王蟲「ギギギギィ…ッ!!」ズルズルゥ・・・
サワヤ「っちぃ…! 仲間のとこに戻りたい気持ちは分かるけどよぉ…」
サワヤ「この湖の水は強酸だ! そんな体で入ったら死ぬぞッ!」
この王蟲の幼生を群れに返せなかったら… あの怒り狂った大群を鎮めることは出来ないだろう。
しかし手負いの幼生とはいえ、牛ほどもある王蟲は、ズルズルとナウンコを引きずって湖の中に入ろうとしていた…
サワヤ「っくぅ・・・!」
・どうする? スルー→
>>38
幼生の正面に回って押し返し、身を挺して守る→
>>82
16 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/31(木) 20:35:20.13 ID:fIOypw8n0
>>70
ブォロロロロロロン・・・・!!
十数台の戦車のエンジンが一斉に始動し、ゆっくりと前に進み始めた。
リュウカ「装甲兵、前へ!!」
ザッザッザッザッザ・・・!!
戦車の後ろからは重厚な鎧に身を固めた装甲兵が、盾、剣、銃で武装し、隊列を組んで前進を開始…
谷の者たちが立てこもる船へと迫り始めた。
・
・
・
〜船内部〜
トヨネ「ぅわわわわ…! つ、ついに来たよー!」=3
エイスリン「メニモノ、ミセテヤル!」=3
クルミ「あ、あわてないで、エイスリン! ちゃんと引きつけてから撃つんだよ…!」
トヨネ「うわああああぁんかなうわけないよぉ! もうオシマイだよーっ!!」
クルミ「っく…!」
クルミが、意を決し・・・仲間を守るために白旗を掲げようと脇に手を伸ばした、その時だった。
サエ「・・・あっ、あれは!?」
>>42
17 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/31(木) 20:36:04.99 ID:fIOypw8n0
>>5
キョウコ「な、どういうことや?! どうしてコルベットが…??」
サワヤ「ふふ…w ザマミロコンニャロッ!ww 私の味方が来たんだよっ!!w」
キョウコ「!? まさか… ガンシップか?」
サワヤ「察しがいいな、その通りだ! お前らもうあきらめて降伏しやドフェエエェッ!?!」=3=3
突然、外からツバ広の帽子を目深にかぶった屈強なマントの男・・・ではなく、ムーミンのような顔のJKが飛び込んできて、ナウンコを押し潰した。
ヒサ「あららww ごめんねナウンコ? 着地点調整できなくってw」ザッ!
キョウコ「お、お前は…!? 風の谷の剣士ヒサ・ミラルダ…?」
ヒサ「フフ… コルベットはもはや戻らないわよ。 私たちが撃ち落としちゃったからねw」ニヤ
キョウコ「こ、この…! おいお前たちィ! 奴は辺境一の剣士や… 取り囲んで一斉にかかれっ!!」
琴音「なんや…? たった一人で何ができるっちゅうんや…」チャキ・・・
西出っち「強いの? このヒト強いの??★」
津村さん「彼女は、辺境一の剣士と言われる凄腕の戦士… しかし、一斉にかかれば…」ジリ・・・
根来ちゃん「チッ… めんどいことになってきよったな…」ジリリ・・・
ナクシャトラ「貴様… アスラか? わが予知の慧眼で見えなかったとは…」ジリリリ・・・
ヒサ「フフ…w やっと私が活躍できる時が来たみたいねっ!!」シュラアァッ!!
ヒサ・ミラルダは… 不敵な笑みと共に腰から王蟲の皮より削り出した秘剣を抜き、両手に構えた。
サワヤ「・・・ヒ、ヒサ先生… その前に私から降りて下さいよっ!!」=3
>>71
18 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/31(木) 20:36:52.84 ID:fIOypw8n0
>>59
サワヤ「や・・・やったのか?」
テル「いや、分からない… ナウンコ! ほら今のうちに飛べっ!」
サワヤ「… え、えと…」
ドガアァッ!!
テル「がっ?!」ドゴッ
崩れていた貨物が弾け飛び、その一つがテルの後頭部に激突した。
キヌエ「・・・面白いコトできるんやな・・ でも、その程度の技で・・・」ユラア
キヌエ「うちを倒せると思うなやっ!」バッ!
立ち上がったキヌエは助走もせずに3mほども跳躍、空中で腰にさげていた短剣を抜き、テルに襲いかかった!
ガッ!
テル「ぐむっむぅ…!」
キヌエ「ぬあぉっあぁ…!」
テルは切りかかってきたキヌエの両手首をつかみ、必死にこらえていた…
しかしテルもナウンコも、武器は持っていない…!
テル「ナウンコ! ここはまかせろ! 早く行けェ!!」
サワヤ「……!」 どうする? ・パウチカムイ召喚
>>73
・とりあえずもらしてみる(小)
>>53
19 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/31(木) 20:37:27.72 ID:fIOypw8n0
>>76
ヒュウウウウウウゥゥ―――――――ン・・・!
サワヤ「あ、あれは…!」
絶体絶命のナウンコとイケダの前に現れた、白い鳥のような機影・・・!
今朝、ナウンコを探しに出発した風の谷のガンシップだった!
操縦席に座っているのは、部下であり最大の親友でもあるユアン… そして後部座席には恩師ヒサ・ミラルダの姿・・・!
ユアン「姫様ァ――ッ!!」
サワヤ「ユアン!!」
パウゥッ!!
すかさず後ろのコルベットに向けて放たれた、ガンシップの45口径徹甲弾…!
ドゴオオォン―――ッ!!
サワヤ「どひっ?!?」=3グラッ
・・・しかしなんと、ユアンの撃ち出した弾はコルベットではなくメ―ヴェの左翼をフッとばし… そのまま、ナウンコとイケダはキリキリと螺旋を描きながら落下していったのだった…
ヒサ「ちょ、ちょっとユアン! あんた何やってんの??」
ユアン「あ、いやー・・・ 手元が狂っちったww」テヘ
〜GAME OVER〜
20 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/31(木) 20:38:07.22 ID:fIOypw8n0
>>79
5人「「「「「 ぐひひひひひひひひひ・・・・www 」」」」」ジリジリジリ・・・
サワヤ(…ナメんじゃねーよ! こんな顔もロクに分からねーモブどもにヤラれてたまるか…!)
サワヤ(そう… こういうピンチの時は、たいてい漏らせばなんとかなるもんだ…)グググ・・・
サワヤ(クク…w わがDAPPUNNにひれ伏せモブどもォ! オッラァッ!!)ブリッ!
ブリョリョリョリョリョリョリョリョリョリョリョ・・・・!!!
響き渡る雄々しき・・・そしてたくましき排泄音!
ああ、しかし!!
サワヤ「・・・えっ? はっ?! な、なんだこりゃ??」
驚きの声をあげたのは周りの5人ではなく、漏らしたナウンコ自身の方であった…
サワヤ「こ、これは、一体…??」
なんと… ナウンコの尻の下の空間に、突如として直径50cmほどの黒い“穴”があき… その穴の中へとうんこが吸い込まれていたのである…!
>>90
21 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/31(木) 20:38:51.32 ID:fIOypw8n0
>>8
・
>>44
〜風の谷サイド・船内〜
クルミ「・・・んっ!?」
トヨネ「クルミ? どうしたの?」
小型スコープで見張りをしていたクルミがただならぬ声を上げた。
クルミ「誰か来る…! あれは・・・」
クルミ「サエたちだっ! い、生きてたんだ・・・!」ホッ…
サエ・シロ・ユキ「「「………」」」トボトボトボ
疲れ切り、重い足取りで船に向かってくるサエたち…
しかし、その顔にはやっと仲間の元に戻れるという安堵の表情がにじんでいた。
ところが、
シロ「・・・ん?」ピタッ
サエ「…シロ? どうしたの、立ち止まったりして…」
シロ「… 風が、ない…」
ユキ「え、風?」
シイイィ―――ン・・・
サエ「・・・ほ、ほんとだ、確かに… 風が、まったく、ない…??」
>>61
22 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/31(木) 20:39:29.98 ID:fIOypw8n0
>>34
“ナ・ウンコ―『クククククク・・・ッ!!www』ヒュオオオオオオオオオオオォォォ―――――――――――ン・・・・・!!!”
そんな状況にも関わらず、反復横跳びの動きをさらに速めるナ・ウンコ―の不気味な含み笑いが響き渡る・・・
だが・・・!
パウウゥッ!!
遂にファイナル・ボッキ・フラッシュ、略してFBFが発射…! うんコロボックルに向かって天を引き裂く白い光線が伸びるッ!
ナルカ「ああっ! もうオシマイですぅ!」
トヨネ「姫様ァ――ッ!!」
響き渡る谷の者たちの悲鳴…!
しかし!
ヒュオンッ!!
サエ「え…? 何アレ?」
なんと… 放たれたFBFの光線が、ナ・ウンコ―に到達した途端、突然煙のように消えてしまったのである…!
>>83
23 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/31(木) 20:40:10.30 ID:fIOypw8n0
>>50
その時… 酸の湖上空、メ―ヴェで飛行ガメへの接近を試みていたナウンコは…
ズダダダダダダダダダダダダダダダダアアァッ!!!
サワヤ「んにゃろっ! 撃つんじゃねーっ! 話を聞けぇぁ!!」ヒュ―――ン…!=3
メ―ヴェに対して、備え付けのバルカンを撃ち込んできたぺジテの飛行ガメ…
ナウンコは、なんとか自分の声を届けようと必死に弾幕をかいくぐっていた。
サワヤ「うおおおおおおおぉぉぉっ!!」シャアアアアアァァ――ッ・・・!
飛行ガメ「……」ズガガガガガガガガ・・・・ッ!!
シュウウウウゥゥ―――ン・・・
一度限界まで接近したナウンコだったが、いったん距離を取り、飛行ガメの周りを旋回し始めた。
ネリ―「う、動きが速過ぎて… 狙いが定まんないよ…」スチャ・・・
サトハ「くっそ! 鳥みたいな奴だな…!」
飛行ガメの上で、バルカンのグリップを握る、独特の民族衣装の少女・・・
その横には、彼女のボスらしき、メガネをかけた極道風の少女がいた・・・
サトハ「もっと引きつけて撃つんだ、ネリ―」
ネリ―「う、うん、でも、サトハ…」
サトハ「ん? なんだ?」
>>39
24 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/31(木) 20:40:52.35 ID:fIOypw8n0
>>29
ユキ「・・・ う・・・」バタッ
ゆっくりと地に倒れ伏したユキ・・・
その右肩には、リュウカの短刀が深々と突き刺さっていた。
サエ「こ、この! あんた、よくもユキを・・・!!」
リュウカ「い、いや、違うで? 今のは不可抗りょ…」
その時だった。
ダァーンダァァ――ンッ! ウオオオオオオオオオォォォ――ッッ!! オッラアアアアアァァ――ッッ!! コノヤロオオオォォッ! シネエエェェーッ!!
リュウカ「な、なんや?」
スズ「た、大変です! 参謀!」
ノヨー「奴らが攻めてきたのよー!!」
そう… 望遠鏡でこちらを監視していたクルミたちが、ユキが刺される場面を目撃…! 玉砕覚悟で、攻撃を仕掛けてきたのである…!
リュウカ「く…?! チッ、撃てえぇ!! 戦車で殲滅させるんやあぁっ!!」=3
その、1時間後…
多くの犠牲者を伴い、その戦闘は終結した。
トルメキアにも数十人の死者が出たが… 風の谷の者は、全滅だった。
その数分後に戻ってきたナウンコも、仲間たちの後を追わされたことは言うまでもない…
〜GAME OVER〜
25 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/31(木) 20:41:37.82 ID:fIOypw8n0
>>46
ユアン「お、おい、姫様! どーするよ? あのまま行かせたら谷は全滅だぞ!?」
サワヤ「撃て! ユアン!! 45口径鉛玉をブチ込んでやれ!!」
ユアン「え? い、いいのか…?」
サワヤ「かまうか! ブチ殺してやれ!! 奴らを谷に入れないためにはそれしかねぇ!!」
ユアン「お、おう…」ギュウウウゥゥ――ン・・・!
砲撃を加えるため、飛行ガメとの距離をつめるユアン・・・
ところが、
ダガガガガガガガガガガガアアァッッ!!!
ユアン「ひっ?!?」=3
先に飛行ガメの方から無数の鉛玉が飛んできて、ユアンの頬をかすめ、いくつかがガンシップの機体にメリ込んだ。
ユアン「お、おい奴らバルカンで武装してるぞ?! 近づけねーよ!」
サワヤ「下だ! 下に回りこめ!! 飛行ガメは機動力がねぇ。 下から攻撃しろ!!」
ナウンコの指示通り、飛行ガメの下側へと潜り込んだ、その時・・・!
バシュウゥッ! ドッゴオオオオォォ――ンッ!!
ユアン・サワヤ「「あ゛ッ?!?」」
飛行ガメの腹の位置にあった隠し砲が火を噴き、ガンシップのエンジンを貫いた。
ナウンコが最期に見たのは・・・ 垂直に落下し、有機物であれば全て跡形も無く融かす恐るべき超強酸性の湖の水面が、迫ってくる光景だった……
〜GAME OVER〜
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