【ダンガンロンパ】??「マヨナカナビを起動します。」【ペルソナ4・5】

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29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/25(金) 10:43:20.50 ID:Iq16EglL0
決戦投票なら多数決のほうがよかったかもね。まあ、面倒か
30 : ◆w0y6qwgYVCnB [saga]:2017/08/25(金) 10:45:01.34 ID:BoRsSuE20
安価ありがとうございます

主人公:赤松 楓
初期ペルソナ:エコー   に決定しました

他キャラは覚醒した時に決めさせていただきます
それでは、本編をお楽しみください
(ちなみにペルソナキャラは現時点でベルベットルームの住人しか登場する予定はありません)
31 : ◆w0y6qwgYVCnB [saga]:2017/08/25(金) 10:47:12.99 ID:BoRsSuE20
>>29
本編を早くやりたいがあまりに先んじてしまいました…
今度はその方法もとってみたいと思います
32 : ◆w0y6qwgYVCnB [saga]:2017/08/25(金) 10:48:30.57 ID:BoRsSuE20
―――まだ、ここには何もない。

―――光も、音も、心すらもない。

―――『私』の姿も、『私』の声も、ない。

―――『私』が誰なのか、まだ誰も知らない。

―――そう、“彼女”でさえも。

―――『私』は誰?

―――誰が『私』?

今は何もない。けれど、これから生まれる。

私は手を伸ばそうとはしない。“彼女”に見つけてほしいから。

“彼女”が『私』という存在を掴む為に――――





とある学園へ向かって走るバス、その座席に一人の少女がいた。

バスの揺れと疲労のせいか、彼女は座席で小さな寝息を立てている。


これが、『私』だ。『私』であり、“彼女”だ。

“彼女”の名前は、赤松 楓。

今、“彼女”は『私』を認識していない。

けれど、『私』は彼女を認識している。

これから会いましょう。『私』。

―――この狂った物語の主人公さん。
33 : ◆w0y6qwgYVCnB [saga]:2017/08/25(金) 11:13:05.81 ID:BoRsSuE20
赤松「…んんぅ……あ、あれ?」

目を覚ますと、みんなと乗っていたバスではない場所にいた。

そこはどうやら教室のようだが、その様子は異様だ。

青空や夜の月が見えるであろう窓は鉄板によって完全に塞がれ、

正面には物々しい監視カメラとモニターが存在している。

しかもその全て、教室の机から壁や床に至るまでが青く塗られていた。

赤松「………?」

よく見ると、黒板の前の教卓に手を組み鎮座する人物がいる。

??「ほほぅ…これはまた変わった運命を持った方がやってこられた…フフ」

鼻の長い老人のような人物はなんの前触れもなく話し始めた。

??「ようこそ、我がベルベットルームへ…」

??「ここは夢と現実、精神と物質の狭間にある場所、本来ならば何かのカタチで契約をされた方のみが訪れられる場所…」

??「貴方には近くそうした未来が待ちうけているのやもしれませんな…」

赤松「あ、あの…あなたは誰ですか?」

イゴール「私の名はイゴール お初にお目にかかります…」

イゴール「どれ………まずは貴方のお名前を伺っておくといたしましょうか」

赤松「えっと…赤松楓、です」

イゴール「…ふむ、なるほど」

突如として現れた老人に対し、赤松は不審感を持つ。

イゴール「ご心配なさるな、現実での貴方は眠っておられる」

赤松「…!?」

イゴールと名乗る人物に自分の心を見透かされたような気がして、動揺する。

イゴール「貴方はそう遠くない内に、大きな災難を被ることになるでしょう…しかしそれは、貴方のみに限られた事ではないようです」

赤松(私だけじゃ、ない…?)

そうイゴールに言われ、赤松は自分の大切なクラスメイトを思い浮かべた。

イゴール「近く貴方は何らかの“契約”を果たされ再びこちらへおいでになる事でしょう」

イゴール「今年、運命は節目を迎え、このままいけば貴方の未来は閉ざされてしまうやもしれません」

イゴール「私の役目は、お客人がそうならぬよう、手助けをさせていただく事でございます」

イゴール「詳しくは追々に致しましょう、ここの住人についてもまたその時に…」

イゴール「ではその時まで、ごきげんよう……」

その言葉が終わらないうちに、瞼が重くなる。逆らう事はできず、そのまま意識を失って…。



※ここでのイゴールさんはP4のままでいかせていただきます
34 : ◆w0y6qwgYVCnB [saga]:2017/08/25(金) 11:29:08.70 ID:BoRsSuE20

【20XX年 4/9 土 朝】

??「……さん、あ…ま……、赤松さん!」

赤松「っ!…あっ、最原くん」

最原「希望ヶ峰学園に着いたよ、みんな降りて待ってる」

赤松「ご、ごめん!ちょっと寝ちゃってた…」

最原「僕も少し寝てたから大丈夫だよ、じゃあ行こうか」

最原「学園に着く少し前から雨が降り出してるみたいだから気を付けて」

赤松は最原と一緒にバスを降りて転校先へ向かった。



私立希望ヶ峰学園。

様々な分野に秀でた才能を持つ現役高校生を迎え入れ、その才能を育成することを旨とした学園。

この学園を卒業すれば人生の成功は約束されたものとまで言われるほどの名門学園である。

本来、赤松や最原達はこの希望ヶ峰学園から派生した学校“才囚分校”に通う生徒だった。

しかし、ここ最近の赤松達の才能が飛躍的に成長したと見られ本校に転校する事になったのだ。

そして、今日が転校してから最初の一日である。



赤松「それにしても…すっごく大きい校舎だね」

最原「たしか体育館で全校集会を開くって言ってたからそこに行けばいいと思うけど…」

赤松「あっ!あの人に聞いてみない?」

↓3さん 誰に会ったか決めてください(無印、2,3,絶女、ロン霧、ロン十の中から)
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/25(金) 11:37:11.80 ID:Iq16EglL0
葉隠
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/25(金) 11:38:06.41 ID:HRwhRmfa0
日向
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/25(金) 11:39:24.73 ID:oxJlybgCO
ちさ
38 : ◆w0y6qwgYVCnB [saga]:2017/08/25(金) 12:00:30.81 ID:BoRsSuE20
??「あら、あなたたち転校生?」

赤松「はい、えっとあなたは?」

雪染「私は雪染 ちさ、希望ヶ峰学園の教師よ!一応、“元・超高校級の家政婦”でもあるわ」

雪染「事前に転校生の姿は確認してるから知ってるわ、赤松さんと最原くんでしょ?」

最原「はい、そうです」

雪染「私が体育館まで案内してあげるわ!ついてきてね」

雪染に案内されて体育館へと向かった。



雪染「ここが体育館よ、私は扉の前にいるから裏から中に入ってね」

最原「案内してもらってありがとうございました」

雪染「いいのよ!教師としてするべき事をしただけ、じゃあね!」

赤松と最原が中に入ったのを確認すると雪染は扉の前で警備を始めた。



仁「これで16人全員だね 私はこの学園の学園長、霧切 仁だ」

仁「これから君達はこの学園の一生徒となる、なにかあれば遠慮なく相談してくれ」

仁「君達以外にもこの学園には個性的な生徒がたくさんいる、仲良くするといい」

仁「では壇上へ上がろうか」

これから新たな学園で、新たな仲間を加えた学園生活が始まる。

しかし空はそんな新たな出会いを祝うつもりもないような大雨だった。

……なにか、この後に起こる大きな事件を予期させるような。










??「うぷぷぷぷぷぷ……」
39 : ◆w0y6qwgYVCnB [saga]:2017/08/25(金) 12:11:14.81 ID:BoRsSuE20
【20XX年 4/9 土 昼】


体育館での全校集会が終わり、ホームルームも滞りなく済んだ。

教師によると今日一日はこれで全員自由行動でいいらしい。

既に一部のクラスメイトは校内散策の為、教室を飛び出していった。

中には、先輩や同学年の生徒に挨拶をしに行った人もいる。

赤松「うーん…私はどうしようかなぁ」


↓2さん 行動を選択してください

・校内のどこかへ向かう(場所指定)
・誰かに会いに行く(最原、雪染のどちらかのみ)
・自分の寄宿舎の部屋へ行く
40 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/25(金) 12:20:47.41 ID:R//BIA890
音楽室
41 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/25(金) 12:29:16.91 ID:o8o7eS/LO
42 : ◆w0y6qwgYVCnB [saga]:2017/08/25(金) 14:35:06.01 ID:LF6M86gv0
赤松「私もちょっと校内を見てみようかな…」

新しく来た学園の中が気になった為、赤松を校内を見て回る事にした。

どこか目指すべき目的地がある訳でもなくゆっくり校内を散策して行く。

窓から見える空は朝から降っている雨が未だに止まずにいる。

というよりも朝の時よりも雨足が強まってきているようにも見える。

赤松「…あっ」

しばらく教室の中を覗きこみながら歩いていた赤松の足がある所で止まった。

[音楽室]

開いていた窓から部屋を見ると大きなグランドピアノが見えた。

分校の制度を聞いた教師が生徒一人一人の研究教室を作ったとは聞いたが、その場所はまだ建物が完全に完成していないらしく入る事ができなかった。

“超高校級のピアニスト”として魅力を感じた赤松はピアノに吸い寄せられるように音楽室に入った。

一日に一回は絶対に弾くピアノだが、今日はまだ弾いていなかった為弾くことにする。

撫でるように鍵盤を叩き、音を奏でていく。

その音色は遠くにいる人にも届くように強く、そして優しい音色だった。

一曲弾き終わり気が付いてみたら既に空が薄暗くなり始めている頃になっていた。

パチパチパチパチ

赤松「え?」

突然拍手の音が聞こえたので振り向いてみると一人の人物が立っていた。


↓2さん 現れた人物を決めてください
43 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/25(金) 14:38:50.73 ID:oxJlybgCO
狛枝ァ!
44 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/25(金) 14:39:05.06 ID:93UklYga0
小泉
45 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/25(金) 14:39:37.93 ID:Iq16EglL0
忌村
46 : ◆w0y6qwgYVCnB [saga]:2017/08/25(金) 14:51:10.53 ID:LF6M86gv0
??「すごい!とってもよかったわ、ピアノもあなたの姿も」

赤松「ありがとうございます、えっとあなたは…」

小泉「あっごめん自己紹介してなかったね 私は小泉 真昼、“超高校級の写真家”だよ」

赤松「小泉さんは何期生なんですか?」

小泉「私は77期生、だからあなたの一つ上ね」

赤松「あっ、先輩だったんですか!」

小泉「そんな堅苦しくならなくていいわよ、それであなたの名前は?」

赤松「私は赤松 楓、“超高校級のピアニスト”です」

小泉「ふぅん、楓ちゃんかぁー 私のクラスにも“超高校級の軽音楽部”の子がいるけど…」

赤松「そうなんですか?一回会ってみたいですね!」

小泉「他にも78期生だと“超高校級のアイドル”の子もいるし会ってみたら?」

赤松「はい!」

小泉「これからよろしくね!楓ちゃん」

赤松「こちらこそよろしくおねがいします!小泉先輩」

小泉「うん、じゃあ私は寄宿舎に戻るわ また会おう楓ちゃん」

赤松「はい!」

最後に赤松の姿を写真に収めて、小泉は音楽室から出ていった。

赤松「あの人が先輩か…いい人そうだったな」

赤松「…ってもうこんな時間!私も寄宿舎に戻らないと!」

時計を確認すると赤松も自分の寄宿舎の部屋へ帰った。
47 : ◆w0y6qwgYVCnB [saga]:2017/08/25(金) 15:04:23.41 ID:LF6M86gv0
【20XX年 4/9 土 夜】

赤松「………」

いつもより目が冴えて一向に眠りにつけない赤松。

その理由の一つとしては、今朝見たあの奇妙な夢も原因だった。



イゴール「貴方はそう遠くない内に、大きな災難を被ることになるでしょう…しかしそれは、貴方のみに限られた事ではないようです」



夢の中に出てきたあの老人、イゴールが言った言葉が気になって仕方ない。

ただ夢だと一蹴しようにも妙に現実性を帯びたあの空間と老人を忘れられない。

赤松「なにか飲み物でも飲めば眠たくなるかな…」

ベッドから起き上がると部屋から出て食堂を目指して歩きはじめた。

消灯時間もとっくに過ぎた0時近いこの時間、起きている人もそういないだろう。

食堂に着き、コップを取って水を注ぎそれを飲む。

飲み終わりコップを洗った後、自分の寄宿舎に戻ろうとした。その時、

食堂の脇に取り付けられた大きな液晶テレビが目についた。



王馬「赤松ちゃんマヨナカテレビって知ってる?」



この学園に来る前、王馬が何気ないように言った一言を不意に思い出した。

その直後、食堂の壁の時計が深夜0時を指した。と、

赤松「えっ!?」

食堂にあったテレビが独りでに電源をつけて映像を映し出した。


↓5さん マヨナカテレビに映った人物を決めてください
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/25(金) 15:08:43.57 ID:o8o7eS/LO
ちょっと遠くないかな?

十神
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/25(金) 15:10:46.54 ID:Jz06dCJZ0
辺古山
50 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/25(金) 15:10:50.90 ID:5axiSDn/O
十神
51 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/08/25(金) 15:15:34.70 ID:awpO2hW7O
御手洗
52 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/25(金) 15:16:03.16 ID:Iq16EglL0
宗方
53 : ◆w0y6qwgYVCnB [saga]:2017/08/25(金) 15:42:51.69 ID:LF6M86gv0
>>48
すいません、次からはもう少し近くなるように安価します。では本編です



??『希望ヶ峰学園の諸君!今、これを見ているか!』

赤松「うぇ!?」

テレビヶついたと思ったら現れたのは番長のような格好をした男性。(※P4主人公ではありません)

どこかで見覚えがあると感じ、思い出してみると分かった。

赤松「そうだ、学園の前で警備員さんと話してた人だ えっと、名前は…」

宗方『オレの名前は宗方 京助!お前達を希望へ導く者だ!』

映像の中で本人が名乗ってくれた。

宗方『安心しろ!このオレがいればお前達は絶対に希望へ辿り着ける!』

宗方『お前達へ近づく絶望は全て根絶やしにしてやる!それが希望の為だ!』

大よそ自分が思い描いていた宗方の人物像からかけ離れた物言いに驚く赤松。

宗方『だがオレは考えた……そして思いついた!』

宗方『…このオレ自身が絶望になって、希望に打ち倒されればいいとな!フハハハ!!』

宗方『そういう経緯でオレは消えさせてもらう!悪いな、ちさ!逆蔵!』

宗方『さぁ、このオレを倒そうとする者は来るがいい!容赦などしない、覚悟しておけ!!』

その言葉を言い終わると刀を構え直して大きなビルのような城のような建物に駆け込んでいった。

宗方の姿が完全に消えると映像は砂嵐へと徐々に変わっていき、電源が切れた。

赤松「な、なんだったんだろう…今の」

また変な夢でも見ていたのだろうかとほっぺをつねってみる。

赤松「…いたっ!」

どうやら今度ばかりは夢ではないらしい。とりあえず赤松は自分の部屋へ戻り寝る事にした。
54 : ◆w0y6qwgYVCnB [saga]:2017/08/25(金) 15:52:55.66 ID:LF6M86gv0
【20XX年 4/10 日 朝】

ドンドン!ドンドンドン!

赤松「…んもう、なに!?」

夜のおかしな一件を忘れるように眠りについた赤松を起こしたのは乱暴なノック音だった。

扉が壊れるのではないかと思うほど強い力を加えられており、ヒヤヒヤしてくる。

しかも赤松が出てこない限り、やり続けるようで静かになる予兆は全くない。

赤松「待って!今出るから少し待って!」

返事をした事でようやく静かになり、赤松はようやく思考が働き始めた。

急いで身支度を済ませて扉を開ける。


↓2さん 扉の前にいた人物を決めてください
55 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/25(金) 16:01:15.46 ID:HRwhRmfa0
最原
56 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/25(金) 16:04:16.41 ID:Jz06dCJZ0
キルミー
57 : ◆w0y6qwgYVCnB [saga]:2017/08/25(金) 16:17:47.25 ID:LF6M86gv0
赤松「と、東条さん……なにかあったの?」

東条「えぇ、緊急を要すると先生に言われてみんなの扉を叩いて周ってたの」

赤松「だとしてもちょっとやり過ぎなんじゃ……」

東条「最初は私も普通のノックをしていたのだけれど起きない人もいてね……」

東条「例外だけど王馬くんの場合は本気でやらないと出てこなかったわ」

赤松(今のが本気じゃなかったんだ…)

東条「私も詳しくは教えられてないけどなにかあったみたい、行きましょう」

赤松「う、うん」

東条に連れられて食堂へと移動した。

教師「休みなのにこんな早くから起こしてごめんなさい…」

赤松「先生、なにかあったんですか?」

教師「それが…今朝から先生の一人がいなくなってるらしいの」

最原「それって誰ですか?」

教師「この先生なんだけど……」

そう言って懐から消えたと思われる教師の写真を見せてくれた。

赤松「……!」

その写真に映っていた人物は間違いなく、昨日赤松が見た宗方だった。

ただし昨夜のテレビで見た宗方とは雰囲気が丸っきり違うが。

教師「もし学園の外でこの人を見たら連絡して、先生達も慌ててるみたいだし…」

赤松「………分かりました」

だがなぜか、昨夜見た事を話す気になれず結局そのままお開きになった。
58 : ◆w0y6qwgYVCnB [saga]:2017/08/25(金) 16:25:39.31 ID:LF6M86gv0
赤松「うーん………」

今日は日曜日で特に授業などは行われない。なので生徒は外へと出かける。

中には自分の部屋にこもり何かをする人や、勉学に勤しんでいる人もいるが、今日は丸一日自由行動の日だ。

赤松「宗方さんがいなくなったっていうのは、気になるけど…」

超高校級とはいえ一高校生としてなにかできる事があるとは思えない。しかし、どうにも違和感を感じてしまう赤松。

自分は一人であの映像を見たがあれはあのテレビにしか映らなかったのだろうか。謎は多くある。

赤松「今日はどうしよう……」


↓2さん 行動を決めてください

・自分の部屋にいる(部屋にはPC,本、楽譜などがあります)
・外へでかける(学園の外へ)
・校内のどこかへ行く(場所指定)
・誰かと話す(最原、東条、小泉、雪染の中から)
59 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/25(金) 16:28:12.78 ID:hSeS1apXO
外行ってみるか
60 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/25(金) 16:29:14.47 ID:HRwhRmfa0
最原と話す
61 : ◆w0y6qwgYVCnB [saga]:2017/08/25(金) 16:43:16.56 ID:LF6M86gv0
赤松「最原くんと話してみようかな…」

そう決めて周りを見渡すと、最原はまだ食堂に残っていたのですぐに話しかけた。

赤松「最原くん!」

最原「…あぁ、赤松さん」

なにやら考え事をしていたようで赤松に気付くのに少し時間があった。

赤松「どうしたの?」

最原「いや……宗方さんが消えたって聞いてなにがあったのか考えてて…」

赤松「そっか…」


↓2さん 話す話題を決めてください

・昨日なにかおかしな事があったか
・最近噂されている事
・昨夜見た映像について
62 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/25(金) 16:49:50.07 ID:HRwhRmfa0
・昨夜見た映像について
63 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/25(金) 16:56:16.25 ID:hSeS1apXO
他に変わったことがないか
64 : ◆w0y6qwgYVCnB [saga]:2017/08/25(金) 17:15:01.95 ID:LF6M86gv0
赤松「最原くん、昨日なにか変わった事がなかった?」

最原「変わった事…?そうだね、一つだけあるんだけど……」

赤松「なに?」

最原「昨日学園に来た時にね、門の脇から僕達を見てる人がいたんだ」

赤松「どんな人だった?」

赤松は出来るだけ平静を装って最原に聞く。

最原「野球帽とサングラスをつけてて顔はよく分からなかったけど…」

帽子を被り直して最原は考え込む。

最原「…中肉中背の野球のユニフォームを着た男の人…だったと思う」

赤松「その人、なにか言ってなかった?」

最原「え?えぇと……陰謀がどうとか国家権力がどうとか言ってたような………」

赤松「へ、へぇ…ありがとう最原くん」

最原「うん……僕なんかが頼りになるか分からないけど、なにかあったら言ってね」

赤松「分かった!」

最原と別れた後、赤松はなにをしようか考えた。時刻は正午過ぎ、まだ時間はある。


↓2さん 行動を決めてください(今日最後の自由行動です)

・自分の部屋に行く
・外へ出かける
・校内のどこかへ行く(場所指定)
・誰かと話す(東条、小泉、雪染の中から)
65 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/25(金) 17:20:13.74 ID:Iq16EglL0
東条と話してみる
66 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/25(金) 17:31:52.90 ID:DSx8i/YpO
外へ
67 : ◆w0y6qwgYVCnB [saga]:2017/08/25(金) 18:20:01.64 ID:LF6M86gv0
赤松「外に出てみようかな…最原くんが言った男の人も気になるし」

学園から出て外を見る事にした。

外に出て真っ先に目がいくのはたくさんの店が立ち並ぶ大通りだろう。

なんでも書店や喫茶店だけでなく金属細工という名の武器のような物を売る店まであるらしい。

しかもそこに“超高校級の鍛冶師”が入るところを目撃されたとなれば…。

他にも大きな病院などもあり、大通りだけで全てが行えそうなくらいだ。

赤松「どこに行こう…」


↓2さん どこに行くか決めてください(現在の赤松の所持金は2000円)

・大通り西側(書店、雑貨屋、武器屋など…)
・大通り中央(喫茶店、リサイクルショップ、スーパーなど…)
・大通り東側(ゲームセンター、工具店、おもちゃ屋など…)
・誰かに出会う(誰に出会うかも)
68 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/25(金) 18:30:44.66 ID:B4OTQUAIo
大通り東側
69 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/25(金) 18:30:48.42 ID:Jz06dCJZ0
何かピアノ弾けるとこ(喫茶店とか楽器店とかバーとか)
70 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/25(金) 18:31:20.69 ID:Iq16EglL0
西側
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/25(金) 18:33:13.28 ID:Jz06dCJZ0
あ、そういうのか

ダメなら安価下でお願いします
72 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/25(金) 18:36:12.78 ID:B4OTQUAIo
ちなみにキャラ指定は無印、2、V3、アニメ3、絶女、ロン霧、ロン十のキャラだけ?
ゼロやキラーキラーはなし?
73 : ◆w0y6qwgYVCnB [saga]:2017/08/25(金) 18:47:51.89 ID:LF6M86gv0
>>71
大丈夫なので採用させていただきます

>>72
問題ありません、ただキラーキラーのキャラは原作と年齢が変わると思います
また、音無やカムクラが出た場合は原作での本人達とは別で存在している設定にします



赤松「どこかピアノが弾ける所、ないかな?」

分校の高校生だったとはいえ、初めて来た土地だ。地元の人と慣れるのもいいかもしれない。

それに、雑談をしていて宗方が消えた事となにか関係がある情報を聞ける可能性もある。

赤松「ピアノがあるところっていうとやっぱり喫茶店あたりなのかな」

喫茶店を探す為、大通り中央へ向かった。

やはり名門学園の近くにある大通り、喫茶店だけでなく高級そうなレストランまである。

窓から確認したところ、喫茶店にもレストランにもピアノが置いてあるようだ。

赤松「うーん、どこに行こうかな…」

そこで道端で考え込む赤松の肩をポンポンと叩く人物が現れた。


↓2さん 出会った人物を決めてください
74 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/25(金) 18:48:55.25 ID:Iq16EglL0
百田
75 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/25(金) 18:49:28.29 ID:hSeS1apXO
舞園
76 : ◆w0y6qwgYVCnB [saga]:2017/08/25(金) 18:58:51.01 ID:LF6M86gv0
舞園「あーかまつさん!」

赤松「わわ!…ってえ?!あなたってもしかして…」

舞園「はい、舞園 さやかです 知りませんか?私、“超高校級のアイドル”なんですよ」

赤松「えぇ!?あっ、じゃあ小泉先輩が言ってたのって……」

舞園「多分私のことですね、私も小泉先輩から教えてもらったんです 赤松さんのこと」

赤松「そうだったんだ…」

舞園「“超高校級のピアニスト”と聞いて、一度お話してみたかったんです!」

赤松「えへへ、私も舞園さんと話してみたいって思ってたんだ」

舞園「それで、なにを考えていたんですか?」

赤松「えっとちょっとどこかのお店でピアノを弾かせてもらいたいなって」

舞園「なるほど!サプライズですね!」

赤松「うん、まぁそんな感じかな」

舞園「でしたら私も一緒にやっていいですか?」

赤松「え!いいの?」

舞園「はい!私、赤松さんのピアノで歌ってみたいなって思ったんです!」

赤松「そっか…じゃあどうしよっか?」

舞園「ここは喫茶店に入りましょう!お店の人に言ってお客さんには内緒で!」

赤松「楽しそう、じゃあ行ってみようか!」

舞園と一緒にサプライズライブを開くことになった。


↓5さんまで喫茶店にいた原作キャラを決めてください
多数決ではなく五人全員登場するため、できるだけ被らないようにしてください
被った場合安価下、下がない場合はまた安価し直します
77 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/25(金) 19:02:28.71 ID:DSx8i/YpO
珍しく安価OKだから音無で
78 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/25(金) 19:04:00.07 ID:Jz06dCJZ0
ソニア
79 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/25(金) 19:04:29.07 ID:fd3xJk2So
聖原
80 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/25(金) 19:07:29.21 ID:lST3/kp30
セレス
81 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/25(金) 19:11:05.95 ID:ENIWw7G70
アンジー
82 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/25(金) 19:55:54.50 ID:BIa958fJO
ルルカ
83 : ◆w0y6qwgYVCnB [saga]:2017/08/25(金) 20:04:40.64 ID:LF6M86gv0
安価ありがとうございます
聖原についてですがキラーキラーにはなってないが未来機関所属時の性格で書きます


舞園「とりあえず喫茶店の中を覗いてみましょう、誰がいるのか確認を」

赤松「うん、えっといるのは…」

舞園「……あっ!セレスさんに音無さん、それにソニア先輩もいますね」

赤松「そのセレスさんと音無さんは舞園さんのクラスメイトなの?」

舞園「セレスさんはそうですが音無さんは別のクラスです、赤松さんの知ってる人はいますか?」

赤松「アンジーさんがいるね、後の人は知らないかな」

舞園「他に目立って気になる人のは中学生の男の子と女の人ぐらいでしょうか」

赤松「えっ、女の人ってどの人?」

舞園「あの人です、カウンターの席に座っている」

見てみるとたしかに不思議な雰囲気を持つ女性がカウンターでコーヒーを飲んでいた。

濃い黒髪のショートにダウンジャケットとジーンズという無難な容姿だが、

その目はこの世界ではないどこかを見つめているような、その謎めいたなにかを感じる。

舞園「ですが今は気にしてる場合じゃありませんね、裏口から店員さんを呼んで入りましょう」

赤松「分かったよ」

二人は気付かれないようにこっそり店の裏側へと回った。
84 : ◆w0y6qwgYVCnB [saga]:2017/08/25(金) 20:50:22.03 ID:LF6M86gv0
数分後…

店員「どうぞ、ピアノを弾かれるのならお使いください!」

赤松「じゃあ使わせていただきますね」

アンジー「およよー?楓じゃんか、ここでピアノ弾くの〜?」

赤松「うん、大通り歩いてたらこの店のピアノが目に入ってね」

セレス「あら…たしかあなた、分校から転校してきた方でしたね?」

赤松「そうだよ、知ってると思うけど私は赤松 楓 “超高校級のピアニスト”だよ」

ソニア「なんと!?赤松さんが弾くピアノが聞けるのですか!」

音無「そんなにすごいの?赤松さんって人のピアノは」

アンジー「そうだよ〜、それで今日も弾くのはクラシックかなー?」

赤松「ううん、今日はちょっと事情が違ってね…」

話が一区切りついたところで赤松はピアノの前に座りピアノを弾き始めた。

しかし、弾いているのはクラシックではなくアイドルが歌うような曲だ。

と、そこで誰かの歌声が聞こえてくる。

聖原「…! この声はもしや………」

セレス「あら、そういう事ですのね でしたら楽しませていただきますわ」

ソニア「なんと!アイドルとピアニストの夢のコラボですね!ソニア感激です!」

音無「え?え?何が始まるの?」

裏口という比較的地味そうな扉にもかかわらず、その場所に全員の視線が釘付けになった。

なぜなら、そこから出てきたのは喫茶店の店員ではなく…。

「ま、ま………舞園さやかちゃんだあああああああああああ!!」

「嘘!?本物なの!!」

「こ、こんな貴重な場面に立ち会えるなんて……サヤカーでよかった、本当によかった…」

??「ふむ…これはなかなか面白いサプライズだね」

聖原(すごいな…いや、俺にはきなりちゃんがいるんだぞ 乗り換えるな……)

喫茶店に来ていたお客の中から歓喜の声が上がる、カウンターに座っていた女性も感心していた。

その後も舞園の歌と赤松のピアノで喫茶店はたちまち小さなライブステージとなった。

騒ぎを聞きつけ現れるサヤカーも現れサプライズライブは大盛況で終わった。
85 : ◆w0y6qwgYVCnB [saga]:2017/08/25(金) 20:58:57.89 ID:LF6M86gv0
【20XX年 4/10 日 夜】

赤松「楽しかったなー、舞園さんとのライブ お客さんも喜んでくれたみたいだし」

ライブには最初いたお客さんの数より何倍もの人が押し寄せ喫茶店に入らないくらいの人が来た。

また、その騒ぎで来たお客が喫茶店のコーヒーの味に感激して来客数も増えそうだ。

ただし、赤松が求めていた事件の手掛かりになるような事はなかった…。

赤松「そう簡単には集まらないかなあ……にしてもあの人」

思い出すのはカウンターで自分たちのライブを見ていた女性。

自分でもなにがそんなに気になるのかが分からないが、なにか人を惹きつけるようなものがあるのだろう。

赤松「うーん………」

さすがに二日連続で考え込むのは疲れたのか、思考している途中で眠りこけてしまった。
86 : ◆w0y6qwgYVCnB [saga]:2017/08/25(金) 21:14:47.42 ID:LF6M86gv0
【20XX年 4/11 月 朝】

……リリリリリリリリリン

赤松「……あ、寝ちゃってた」

翌朝、スマホの目覚まし音によって目を覚ました赤松。

まずは鳴っている目覚ましを止めて起き上がろうとする、が。

赤松「…あれ?なんだろう、このアプリ」

起きる途中で入れた覚えのないアプリをスマホの画面の中に見つけた。

赤松「【マヨナカナビ】………?」

黄色と赤で目のようなマークがつけられた少し派手なアプリ。

もちろん、赤松はこんなアプリを入れたような覚えは全くない。しかし

赤松「マヨナカ……」

そのアプリ名に興味を持ったのは事実だ。しかもあの事件が起きた直後に。

キーンコーンカーンコーン……

赤松「あっ!そうだ早く着替えて授業に行かないと」

アプリをそのままにして机に置き、着替えや準備を済ませてスマホを取ると赤松は教室へ向かった。
87 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/25(金) 21:23:35.16 ID:Iq16EglL0
一人称視点と三人称視点が少しごっちゃになってる?
88 : ◆w0y6qwgYVCnB [saga]:2017/08/25(金) 21:32:11.89 ID:LF6M86gv0
【20XX年 4/11 月 放課後】

今日の授業が終わり、噴水広場には人が集まっている。

ここは唯一本科の生徒と予備学科の生徒両方の立ち入りが自由な場所で放課後には一番人が多い場所だ。

赤松「んー……」

噴水の近くのベンチに座り今朝見つけたアプリを開いたり閉じたりしながら赤松は考えていた。

その後ろでは本科の高校生と予備学科の高校生が仲良くゲームをしている。

他にも自分のクラスメイトや同級生、先輩などが多くここに集まって放課後を楽しんでいた。

赤松「開いてなにかあるって訳でもなさそうだしなー…」

アプリを開いたままスマホを凝視する赤松の横で高校生が話をしていた。

「ちょっと大変大変大事件!宗方先生、行方不明なんだって!」

「マジ!?あの“元・超高校級の生徒会長”がかよ!あのめっちゃ頼りになりそうな人が!?」

「そうそう!もう同級生で友達の雪染先生とか逆蔵先生はすっごい慌てちゃってさ!」

「なんかこの学園の海外展開もしてるっつてたじゃん?宗方先生」

「うん、海外支部である程度建設の目途がたったから日本に戻ってきてたんだって」

赤松「へぇー…希望ヶ峰学園の海外展開かぁ………」

話を聞いた赤松が再びスマホへと目を戻してみると。

スマホ《ヒットしました、ナビゲーションを開始します》

赤松「えっ?」

スマホから音声が流れた直後、視界が歪み始める。

飴細工のようにドロドロと溶けて、渦を巻いて、そして―――。
89 : ◆w0y6qwgYVCnB [saga]:2017/08/25(金) 21:33:47.35 ID:LF6M86gv0
>>87
基本三人称視点です。一人称視点だったのは>>32だけだと思います。混乱させてしまったようで申し訳ありません…。
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/25(金) 21:36:23.47 ID:Iq16EglL0
おっと、わざわざ申し訳ない。何かの伏線かなあと思ったのよ
91 : ◆w0y6qwgYVCnB [saga]:2017/08/25(金) 21:40:52.12 ID:LF6M86gv0
【???】

赤松「…わわっ!?」

気が付くと赤松は未来的な建造物が建ち並ぶ街の中に立っていた。

赤松「ここ、どこ…!私たしか噴水広場にいたはずじゃ……」

そしてそこで、赤松は気が付いた。自分の目の前に存在する一際大きな建物が、

赤松「……ここってあの映像に出てた」

あの夜見た宗方らしき人物が中へ入っていた建物であることを。

赤松「じゃあもしかして、ここに宗方さんがいるんじゃ…!」

??「うわあああああ!なんだここぉ!?」

赤松「誰かいる!?」


↓2さん ナビに巻き込まれた人物を決めてください
92 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/25(金) 21:42:42.98 ID:hSeS1apXO
最原
93 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/25(金) 21:42:54.88 ID:Iq16EglL0
舞園
94 : ◆w0y6qwgYVCnB [saga]:2017/08/25(金) 21:45:57.66 ID:LF6M86gv0
安価ありがとうございます、今日はここまでで続きは明日にします。
↓なにか質問等ありましたらお書きください。
(ちなみに作者は衝動的にこのSS作ったので仲間になる数とかそんなの決めてません、ご注意ください)
95 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/25(金) 22:17:05.21 ID:Iq16EglL0
乙。戦闘システムとかどうする気なのかは気になるね。あと仮でもプロット立てないとエタるよ
96 : ◆w0y6qwgYVCnB [saga]:2017/08/26(土) 12:25:47.32 ID:V4PgTFsa0
>>95
プロットは日時的な確定イベントをちょっとずつ、コミュはキャラによりますが一応、最低全キャラランク3までできてます。
戦闘システムは遠隔攻撃をなしにして通常攻撃、防御、スキル、アイテム、逃走の選択肢を設けようと思います。
スキルはペルソナが増えてきたらこちらで勝手に決めさせてもらっていいのならそうします。
クリティカルや攻撃回避についてはコンマを参考にさせていただき、戦闘は戦闘なのであまり長く書かず進めていくつもりです。
本編更新はもう少しお待ちください。
97 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/26(土) 12:30:50.76 ID:WdwFlLy70
武器とかどうなんの?

とりあえず、可能なら今まで出たキャラクターで設定しているのがあれば出して欲しいかも
まぁ宗方は刀だろうけど
98 : ◆w0y6qwgYVCnB [saga]:2017/08/26(土) 13:19:29.58 ID:V4PgTFsa0
>>97
出来る限りペルソナ原作のキャラが使っているのをあてはめている感じです
全員戦闘に出るかどうかは分かりませんが、現在名前が出ているキャラクターであれば(武器の被りあります)
また一作品(無印,2,3,V3,ゼロ、霧切、十神、キラーキラー、霧切草)に一人分析するキャラがいると考えておいてください
ただキャラと武器が合ってない人もいるので、もしこっちの武器の方がいいなどありましたら言っていただけると嬉しいです
ちなみにペルソナ覚醒について、このSSでは原作キャラ全員可能性があると考えておいてください

赤松:槍
最原:拳銃
東条:薙刀
王馬:片手剣
アンジー:投具
舞園:弓
セレス:鞭
小泉:素手(アナライズ枠)
ソニア:突剣
音無:素手(アナライズ枠)
宗方:刀
雪染:短剣
仁:ライフル
聖原:ナイフ
99 : ◆w0y6qwgYVCnB [saga]:2017/08/26(土) 13:28:59.53 ID:V4PgTFsa0
舞園「こ、ここは一体……だって、たしか私は…」

赤松「舞園さん!」

舞園「赤松さん?!ここがどこだか分かりますか?」

赤松「ううん、私にもなんだか…でも、ここに迷い込んだの私のせいだと思うの」

舞園「え?」

赤松「スマホに入れた覚えのないアプリが入ってて…開いてる時に……ごめん!変な事に巻き込んじゃって!」

舞園「そうだったんですか……でも、赤松さんもここがどこかは分からないってことですか?」

赤松「うん、でも私…この大きな建物、一度見た事があるの」

舞園「どういう事ですか?」

赤松は舞園に一昨日の夜見た映像について話した。

舞園「…ではもし、赤松さんが見たのが本当なら宗方さんはこの中に………?」

赤松「多分……」

舞園「なら、宗方さんはどうやってここに来たのでしょう?」

赤松「私達と同じ方法だったか、もしくは………」

舞園「気になりますね…それに私達はどうやってここに辿り着いたのかも不明ですし…」


↓2さん コンマ30以下で門番に気付かれる、30以上で周りを探索
100 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/26(土) 13:31:21.53 ID:Tbrx7UFaO
kskst
101 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/26(土) 13:41:25.78 ID:4Keer2KPo
102 : ◆w0y6qwgYVCnB [saga]:2017/08/26(土) 14:09:10.35 ID:V4PgTFsa0
赤松「とりあえず、周りを見てみない?もしかしたら私達の他にも人がいるかも」

舞園「たしかに………噴水広場には人が多くいましたし、あり得るかもしれません」

赤松「えっと…裏から見てみる?」

舞園「そうですね、行ってみましょう」

舞園と一緒に建物の周りを散策する事にした。

赤松「よく見たら他にもおかしいところがあるね、夕方でまだ明るかったのに夜になってる」

舞園「はい…それにここ、様子がとても変わってはいますが希望ヶ峰学園の中みたいです」

赤松「でも、ほとんど一瞬で日が沈んだり大きな建物ができるっておかしいよね?」

舞園「それにここまで大きな建物ができていたら知ってるような気もするのですが……」

??「…おや?おやおや?こんなおかしな所に来る奴らがいたのかい?」

赤松「えっ、舞園さん今なにか喋った?」

舞園「い、いえ…私はなにも………」

??「どこ見てんだってアンタら!下だよ!下!!」

赤松「下?……わっ!?」

二人の足元にいたのは焦げ茶色と白の毛の二足歩行する犬……のようなものだった。

舞園「カワイイ!今喋っていたのはあなただったんですか?」

犬?「あぁそうだよ、まさかこんな所に迷い込む奴がいるなんてねぇー」

赤松「え、えぇっと…名前は?」

アーサー「あたしかい?あたしの名前はアーサー、そこら辺にいるしがない犬だよ」

赤松「いや犬って二足歩行で人の言葉を話したりしないよね?」

アーサー「まぁまぁ細かい事は気にするなってことさ!にしても…アンタら素養がいいな」

舞園「はい?」

アーサー「いやいやこっちの話さ、それでアンタらどうやってここに?」


↓2さん 行動を決めてください

・ここに来た経緯を話す
・信用できないのではぐらかす
・アーサーから逃げる(コンマ30以下の場合敵と出くわします)
103 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/26(土) 14:10:07.39 ID:WdwFlLy70
経緯を話す
104 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/26(土) 14:27:48.35 ID:Fq3mcXN80
105 : ◆w0y6qwgYVCnB [saga]:2017/08/26(土) 14:50:55.23 ID:V4PgTFsa0
赤松「えぇっと、このスマホに入ってるアプリを開いたらここに…」

アーサー「すまほ?チエコが持ってたあの薄っぺらい機械のことかい?」

赤松「多分、それだと思う」

舞園「その…割って入って申し訳ないんですがチエコさんというのは…?」

アーサー「あー、また会わせるさ 犬的に言えばあたしのご主人みたいなヤツだよ」

アーサー「それで、そのアプリっていうの見せてくれるかい?」

マヨナカナビをアーサーに見せた。

アーサー「ふむ……っておいおい!?こりゃチエコの作った転送装置じゃねぇか!!」

赤松「て、転送装置?」

アーサー「あぁ、なーるほどな、通りで合点がいった こんな所に迷い込んじまう訳だ」

アーサー「このアンタのスマホに入ってるアプリはチエコが作ってたここへの扉」

アーサー「つまり、ここと現実世界の入り口と出口の役割をするものって訳さ」

舞園「へぇー……ってちょっと待ってください!?ここって現実じゃないんですか?!」

アーサー「似て非なる所って言えばいいかな、アンタらが今まで知らなかっただけであったんだよ」

アーサー「ここは【メメントス】、多くの人間の無意識が集まって構成されてる世界だ」

アーサー「んで、このデッカイ建物が【パレス】ここは一人の人間の無意識で構成されるものだ」

アーサー「違いっつぅ違いはそこまでないが、メメントスの方が色々混ざってカオスだな」

アーサー「それでその嬢ちゃんのスマホに入ってるマヨナカナビがここに入る一つの入り口」

アーサー「チエコが言うにゃ、【名前】と【そいつの持つ才能】が分かれば入れるだったな」

赤松「名前と才能……じゃあここに入れるのは超高校級の才能を持つ人?」

アーサー「いや、才能っていうのはあくまで特技程度だ、明確にあるっていうならそれだが」

アーサー「…おっと、ちょいと喋り過ぎたな ほらアンタらみたいなヤツラはこんな所いないで帰った帰った」

アーサーは赤松と舞園を帰らせようとしている。


↓2さん 行動を決めてください

・帰る
・帰らない(強制イベ入ります)
106 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/26(土) 15:07:08.78 ID:4Keer2KPo
帰らない
107 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/26(土) 15:25:25.57 ID:oBSDAU1rO
帰らない
108 : ◆w0y6qwgYVCnB [saga]:2017/08/26(土) 15:54:38.43 ID:V4PgTFsa0
赤松「そんな…!できる訳ないよ!ここに宗方さんがいるかもしれないのに!」

舞園「そうですよ!帰るとしても宗方さんを見つけてからです!」

アーサー「ムナカタ…そいつはもしかしてこのパレスの主の奴かい?」

赤松「どうかは分かんないけど…映像でここに宗方さんらしい人が入ったのを見たよ」

アーサー「らしい奴、か…その口振りからしてムナカタって奴はアンタらの世界にいないんだな?」

舞園「はい、数日前にいなくなってしまって……」

アーサー「ふむぅ……そりゃ厄介な事になったな、長くても来月初めまでにケリをつけなきゃ…」

「貴様ら、何者だ!」

アーサー「げっ!」

赤松「えっ!?」

舞園「な、なんですか!?」

突然、後ろから警備員らしい恰好をした仮面をつけたナニカが現れた。

アーサー「チックショ、見つかった!本人が来るのも時間の問題かよ!」

??「本人…そいつは誰の事だろうな!」

アーサー「なにっ!」

赤松「…宗方さん?!」

警備員らしきモノの後に現れたのは赤松が映像でみた宗方らしき人物だった。

宗方?「とうとうか…待ちくたびれたぞっ!このオレを打ち倒そうとする人物が現れるのを!」

舞園「なにを言ってるんですか…!?」

シャドウ宗方「そうか、いくら超高校級とはいえ知らないか…オレは“アイツ”のシャドウだ」

アーサー「思った通りか!となれば本人はきっと…」

「宗方様の目の前でその口を開くな!」

アーサー「ぐぬぬ…」

いつの間にかアーサーは警備員に押さえつけられている。

アーサー「カエデ!サヤカ!今すぐ逃げろ!アンタらじゃコイツには敵わねぇぞ!!」

舞園「そ、そんな逃げるって言ったって………きゃあ!?」

アーサーに気を取られた舞園が別の場所から現れた警備員に捕まった!

赤松「舞園さん!!」

舞園を助けようとする赤松だが横から現れた警備員に気付かずそのまま壁に押し付けられる。

シャドウ宗方「だが残念だったな……オレを倒そうと来たはいいがここで消えてもらおうか…!」

アーサー「くっそぉ…!」

シャドウ宗方「まずは…………お前からだ!」

舞園「ひ…」

宗方のシャドウは腰に差していた刀を抜いて舞園へ向ける。

舞園は怯えきって抵抗する様子も逃げ出そうとする様子もまったくない。

赤松(このままじゃ…、舞園さんが……!?動いて…動いてよ!)

必死になって抵抗する赤松だが押さえつけられた力が強く思うように動かない。

シャドウ宗方「…さらばだ!」

舞園「いや……!」

刀が舞園に向かって振り下ろそうとされる!

赤松(……死なせない、私が絶対に……!死なせるもんか!!)

その思いに応えるかのように、赤松は自分の鼓動が速くなるのを感じた。
109 : ◆w0y6qwgYVCnB [saga]:2017/08/26(土) 16:35:00.28 ID:V4PgTFsa0
『どうしたの?まさかここで終わりだなんて言わないわよね?』

赤松「うっ………!?」

突如、赤松の頭に響くように声が聞こえた。今まで何度も聞いた事のあるような声が。

『あなたの思いはこの程度だったの?目の前にいる少女一人も助けられないような』

『今まであなたが音とともに人に届けてきた思いはこんなものだったの?』

赤松「う、あ、あああああああああ…!」

激しい頭痛がする。自分の中から例えようのないものが生まれてくるような。

赤松「そ、ん、な……ち、がう…!私は………」

『ふふふっ、あなたならそう言うだろうと思ったわ なら…契約しましょ?』

その声とともに頭痛の痛みが増す。しかし、先程とは少し違った頭痛だ。

『数多の思いを届ける者よ、今ここに“私”の力を貸しましょう』

赤松「あああああああああああああああ!!」

『我は汝、汝は我………』

『あなたの瞳に映る幾つもの思いを受け止め、そしてあなたの思いを届けなさい!』

『どんな虚像や嘘が全てを隠そうとも、必ず真実を掴み取るのです!!』

赤松「うわあああああああああああああああああああ!!」

押さえ込んでいた警備員達を払いのけ自分の顔に現れた仮面を、赤松は力強く剥ぎ取った。

その瞬間、蒼い光と同時に突風が生まれ周りの敵を全て吹き飛ばし一部は壁にぶつかった衝撃で消えた。

シャドウ宗方「なんだとっ!?」

舞園「赤松さん!!」

アーサー「なんとまぁ…!これは流石のあたしでも予想外だったね」

光の中心にはタキシードが変化したようなワンピースを着た赤松、

そしてその背後には足が少し透けかけ、周りに五線譜と音符の輪が回る女性の姿があった。

赤松「…私はみんなを助ける、災難なんてものからみんなを守ってみせる!」

赤松「今は舞園さんを助けなくちゃ…!いくよ、“エコー”!!」
110 : ◆w0y6qwgYVCnB [saga]:2017/08/26(土) 16:45:19.67 ID:V4PgTFsa0
シャドウ宗方「面白い…!面白いぞ!オレにかかってくるのならこうでないと困る!!来い衛兵!」

宗方のシャドウの声と同時に新たな警備員が二体現れる。

しかしその警備員は内側から体が溶けるように地面へグシャリと落ちた後、怪物へと変貌した。

アーサー「アイツらは“シャドウ”、この世界にある人間の負の感情が集まって生まれたバケモンだ!」

横でアーサーが説明をしてくれる。

アーサー「シャドウは基本ここに来るアンタらみたいな生身の人間を狙って襲ってくるぞ!」

アーサー「今回はムナカタのシャドウの差し金で動いてるがどっちでもいい!お前が“ペルソナ”に覚醒したんならな!」

そう言いながらアーサーはニヤリと笑う。

アーサー「戦い方は考えるな、感じろだ!覚醒した直後なら自然と動けるはずだぞ!」

アーサー「敵は二体、どっちも雑魚だな…思いっきり暴れてやれ!ただし油断はすんなよ!!」


↓2さん 行動を決めてください

・通常攻撃
・防御
・スキル(ガル)
・アイテム(現在使用できるアイテムがありません)
・逃走(強制戦闘のため不可能です)
111 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/26(土) 16:46:04.03 ID:lN+vKfpv0
とりあえず攻撃しとこう
112 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/26(土) 16:50:27.31 ID:2ud0GIsO0
ガル使用
113 : ◆w0y6qwgYVCnB [saga]:2017/08/26(土) 16:58:06.49 ID:V4PgTFsa0
赤松「お願い…!エコー、ガル!」

赤松が顔の仮面を剥がすと同時にエコーがシャドウの一体に向かって暴風を起こす!

シャドウ「ぐぎゃあ!?」

暴風に耐え切れずにシャドウは霧のように崩れて消えた。

シャドウ「よくもやってくれたな…!この野郎!」

怒ったシャドウが赤松に向かって攻撃を仕掛けてきた!

赤松「いたっ!?」

アーサー「大丈夫か!だがまずは一体撃破だ、このままもう一体の方もぶっ倒せ!」


↓2さん 行動を決めてください

・通常攻撃
・防御
・スキル(ガルのみ)
・アイテム(所持アイテムなし)
・逃走(不可能)
114 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/26(土) 17:08:43.62 ID:bTo4KIkSO
ガル
115 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/26(土) 17:14:50.21 ID:T/FoI60S0
ガル連打!
116 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/26(土) 17:15:10.55 ID:lN+vKfpv0
117 : ◆w0y6qwgYVCnB [saga]:2017/08/26(土) 17:52:50.36 ID:V4PgTFsa0
赤松「もう一度…エコー、ガル!」

先程と同様に赤松が仮面を剥がすとエコーが残ったシャドウに向かって暴風をぶつける!

シャドウ「ぎゃあああ!」

衝撃でシャドウは倒され、跡形もなく消えていった。


戦闘終了

1500円を入手しました。

赤松 楓のレベルが2になりました。

エコーのレベルが2になりました。

エコーがスキル【スラッシュ】を獲得しました。


赤松「はぁ………倒せた」

舞園「今のは一体…!?それに赤松さん、その恰好!」

赤松「え?…ってなにこれ!いや、ちょっと、恥ずかしい!」

我に返った赤松は自分の服装を確認すると慌てて手で隠そうとする。

シャドウ宗方「…なかなかやるようだな、ここは一時撤退させてもらおう!」

宗方のシャドウは足早にパレスの中へと姿を消した。

赤松「待っ…!」

アーサー「おっとストップ、今行ったところでメリットはないぜ アンタも疲れてるだろ」

赤松「でも………!!」

アーサー「それに、あたしからもアンタの身に起きた事について説明しときたいんだよ」

赤松「!」

アーサー「悪いが今日はこの辺りで戻ってほしいんだ、頼む」

赤松「……分かった…ん?」

気が付くと赤松の恰好はここに入った時と同じ制服へと戻っていた。

アーサー「まだ覚醒が不安定なんだろうよ、とにかくまずは一度元の世界に戻るぜ」

舞園とアーサーと元の世界へ戻った。




ステータス

赤松 楓     レベル2
所持ペルソナ:エコー  レベル2

属性:物火氷電風念核祝呪
    弱    弱耐

スキル:ガル(敵一体に疾風属性の小ダメージ一回)
    スラッシュ(敵一体に物理属性の小ダメージ一回)

武器:十文字槍(装備中)
防具:黒のワンピース(装備中)
アクセサリー:音符のヘアピン(装備中)

※赤松の人間パラメータ
知識:音楽以外は平均的
度胸:なくはない
器用さ:ピアノ以外は普通
優しさ:人より少し強い
魅力:ピアノを弾いている時以外は人並み
118 : ◆w0y6qwgYVCnB [saga]:2017/08/26(土) 18:02:05.69 ID:V4PgTFsa0
【希望ヶ峰学園噴水広場】

赤松「あっ…ちゃんと戻ってこれた」

気が付くと赤松は元いた噴水広場へと戻ってきていた。

アーサー「当たり前さ、チエコの作ったアプリは欠陥品なんかじゃないからね」

赤松「えっ?今どこから声が……」

アーサー「アンタの目の前だぜ、カエデ」

赤松「へ?」

正面を見てみると艶やかな毛並みをした柴犬が赤松の前で律儀にお座りしていた。

赤松「もしかして………アーサー?」

アーサー「あぁ、こっちの世界に来ちまうと普通の犬に戻っちまうんでね」

赤松「犬が喋ってる!?」

アーサー「安心しな、向こうの世界であたしと会った奴にしか声は聞こえないんでね」

舞園「あっ、いた!赤松さん!」

赤松「舞園さん!大丈夫だった!?どこか怪我してない?」

舞園「はい、赤松さんのおかげで無傷です…それで、話というのは?」

アーサー「うーん…どっから話してこうかねぇ、なんか質問はあるかい?」


↓2さん 聞く事を決めてください

・ペルソナというのはなんなのか
・メメントスで出会った宗方のシャドウというのは何者か
・アーサーのご主人というチエコとは誰なのか
119 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/26(土) 18:06:46.83 ID:T/FoI60S0
ペルソナについて
120 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/26(土) 18:20:29.60 ID:lN+vKfpv0
121 : ◆w0y6qwgYVCnB [saga]:2017/08/26(土) 19:36:32.74 ID:V4PgTFsa0
舞園「赤松さんから出ていた女の人…あなたはペルソナって言ってたけどあれはなんなんですか?」

アーサー「ペルソナっていうのはアンタらの心の中に潜むもう一人の自分だ」

アーサー「現実じゃ出せねぇがメメントスの中じゃそいつを呼び出してシャドウと戦う事ができる」

アーサー「自分の顔に貼りついていた仮面を引き剥がしてペルソナを呼び出す、アンタもやったろ?」

赤松「う、うん………」

アーサー「人は誰しも心に仮面を被っている、それを自覚し自らの手で剥がす事でペルソナを呼び出せるんだ」

アーサー「…ただ、カエデの場合ずいぶんと特別な力をもらってるみたいだがな」

赤松「特別な力?」

アーサー「あぁ、“愚者”のアルカナの奴はあたしもそうそう見かけた事がない」

アーサー「カエデはきっと、【ワイルド】っていう能力を使えるはずなんだ」

舞園「ワイルド?」

アーサー「ここからはチエコから聞いた事だがこの能力を使う奴はペルソナを複数持てるらしい」

アーサー「ペルソナは一人一体だ、それが複数持てるってことは相当強い奴だぞ」

赤松「そんな力が、私に……?」

アーサー「さっき服装が元に戻ってたところから見て完全には扱いきれてないみたいだがまぁそれも大丈夫だろ」

アーサー「先に注意しとくがアンタとペルソナは文字通り一心同体」

アーサー「ペルソナがシャドウから攻撃を受ければそのままアンタにダメージが入るから気をつけろよ」

赤松「うん、分かった」

アーサー「他に質問はあるかい?」


↓2さん 質問を決めてください


・ペルソナというのはなんなのか
・メメントスで出会った宗方のシャドウというのは何者か
・アーサーのご主人というチエコとは誰なのか
122 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/26(土) 19:37:49.75 ID:+dTUrezV0
宗方のシャドウについて
123 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/26(土) 19:40:21.53 ID:qyCpFmWYo
124 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/26(土) 19:40:42.77 ID:lN+vKfpv0
125 : ◆w0y6qwgYVCnB [saga]:2017/08/26(土) 20:34:49.32 ID:V4PgTFsa0
赤松「あなた言ってたけど…あの宗方さんのシャドウ?だっけ、一体何者なの?」

アーサー「言葉通りの意味だよ、アイツはそのムナカタって奴の無意識から生まれた存在」

アーサー「そしてあのパレスそのものもソイツの心が影響されてできてるんだ」

アーサー「……改めて確認しとくが、ムナカタっていう奴はこっちの世界には今いないんだったな?」

赤松「うん…」

アーサー「じゃ、遅くても来月までソイツをこっちの世界に戻さないとヤバい事になるぞ」

舞園「どういう事ですか?」

アーサー「あのシャドウは一人の無意識から生まれた存在、“抑圧された人格”なんだ」

アーサー「抑圧された人格はソイツ本人が日ごろ目を背けているペルソナとは違うもう一人の自分…」

アーサー「そういうのはほとんど、いい人格とは言えないだろうよ 本人も嫌ってるぐらいだ」

赤松「それでヤバいっていうのは?」

アーサー「シャドウの言葉からしてムナカタ本人はパレスの中にいると見ていい、それも最奥部だ」

アーサー「もしこのままそこにい続けたら………ソイツ、どっちみち死ぬぞ」

赤松・舞園「「ええぇっ!?」」

アーサー「パレスの中はムナカタのシャドウの部下が多いだろうが、野良だってザラにいる」

アーサー「シャドウに襲われなかったとしても、あそこはこの世界より歪んだ空間になってる」

アーサー「カエデみたいにペルソナに覚醒してる奴じゃなきゃ、生きれる確率はかなり低いだろうよ」

アーサー「さらに、アイツがいるのはアイツ自身のシャドウの根城だ、こっちはこっちでヤバい」

舞園「どうしてですか?」

アーサー「もしメメントスの中で意識が無意識に殺される、なんて事が起こった場合……」

アーサー「………肉体と記憶をそのまま乗っ取って、シャドウが生きる事も可能になんだよ」

アーサー「人格についても前より凶暴性が増したとかで終わるのがオチだ、こっちの方が相当まずい」

アーサー「意識が死んだとなりゃ無意識を倒したって元に戻らねぇ よくて廃人、悪くて肉体も死んじまうんだよ」

舞園「そ、そんな………」

赤松「いつまでにこっちに戻らないとそうなっちゃうの?」

アーサー「人の命がかかってるから一刻も早くこっちに戻さないと危ないんだが…」

アーサー「あたしの推測からして遅くても5月2日までに出さないとヤバいってとこかな」

アーサー「にしても、アンタらの知り合いとなるとソイツが覚醒する可能性も……」

舞園「どうかしましたか?」

アーサー「いんや、なんでもないよ で、他には?」


↓2さん 質問を決めてください

・ペルソナというのはなんなのか
・メメントスで出会った宗方のシャドウというのは何者か
・アーサーのご主人というチエコとは誰なのか
126 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/26(土) 20:50:33.02 ID:UprDUxHao
アーサーのご主人というチエコとは誰なのか
127 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/26(土) 20:51:02.26 ID:lN+vKfpv0
全部教えてくれるんなら、安価にしなくともよいのでは。踏み台
128 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/26(土) 20:56:15.67 ID:lN+vKfpv0
ああ、すまない。安価上
129 : ◆w0y6qwgYVCnB [saga]:2017/08/26(土) 21:00:25.40 ID:V4PgTFsa0
>>127
すいません、聞く順番によって話す内容が微妙に変わってくるので全部安価しました。



舞園「アーサーさんの主人のチエコさんというのは?」

アーサー「チエコはチエコだ!まぁ世間からは変人なんて言われる奴なんだろうが…」

やれやれといった口調でアーサーは話す。

赤松「ま、まぁマヨナカナビとか作ってる時点で普通の人じゃないし…」

舞園「気になってたんですけど、チエコさんはパレスやアーサーさんの姿について知ってるんですか?」

アーサー「あぁ、チエコはペルソナ使いではないがあの世界については詳しいぜ」

アーサー「後、アイツが言うには他のペルソナ使い達との繋がりも持ってるだとかなんとか……」

アーサー「ああいうメメントス以外にもシャドウに関連した事件はたまに起こるからな」

赤松「そうなんだ………」

アーサー「さてさて、そろそろあたしはチエコの所に帰んなきゃいけない時間だから行くよ」

学園の塀を見定めてアーサーは助走もつけずにピョンと飛ぶとスタスタ塀の上を歩いて出て行った。

赤松「…はぁ、なんだかすっごい疲れた」

舞園「赤松さんはペルソナを出してましたし、疲れて当然だと思いますよ」

舞園「今日はこの辺りにして、また話しましょうか」

赤松「うん、そうしようか」

舞園と別れて自分の部屋へ戻った。
130 : ◆w0y6qwgYVCnB [saga]:2017/08/26(土) 21:58:21.97 ID:V4PgTFsa0
キリが悪いですが今日の更新はここまでです。次の更新は明日を予定しています。
↓なにか質問等ございましたらお書きください。
131 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/26(土) 22:03:24.16 ID:UprDUxHao
乙です

TVに映る以外の仲間になる条件は?(TVに映ったキャラは救出後仲間になると思ってる)
あと今出てるキャラたちは既にコミュ対象になる?
132 : ◆w0y6qwgYVCnB [saga]:2017/08/27(日) 21:37:34.85 ID:en/r722b0
>>131
原作キャラの場合「ペルソナに覚醒する事」が仲間になる第一条件だと思ってます
ただそれが召喚器によるものか自分のシャドウに出会う事か仮面が現れる事かは問いません。
(どの覚醒方法をとってもメメントス内では全員服装は変わります)
ちなみに救出した人も仲間になるというのも合ってます。
コミュは赤松が覚醒したため翌日から発生するようになります。



赤松(………ここは、ってなんか人数すっごい増えてる!?)

目を開けてみると、そこは以前夢で見た一面真っ青な教室の中だった。

イゴール「ようこそ」

教卓のところには以前と同じようにイゴールが座っている。

しかし、その両脇には部屋と同じ真っ青な服を着た四人の人物がいた。

イゴール「ご心配めさるな、現実の貴方は今眠ってらっしゃる…」

イゴール「今回私が夢の中にて、お呼び立てしたのでございます………再び、お目にかかりましたな」

イゴール「どうやら、ペルソナを覚醒させたようでございますな、これをお持ちなさい」

赤松はイゴールから“契約者の鍵”を受け取った。

イゴール「今宵から貴方はこのベルベットルームのお客人だ」

イゴール「お客人が手に入れられたペルソナ、それは貴方が貴方の外側の事物と向き合った時、表に現れる“人格”」

イゴール「様々な困難と相対するため自らを鎧う“覚悟の仮面”とでも申しましょうか」

イゴール「ペルソナ能力は“心”を御する力、“心”とは“絆”によって満ちるもの」

イゴール「他者と関わり、絆を育み、貴方だけの“コミュニティ”を築かれるが宜しい」

イゴール「コミュニティの力こそが、ペルソナ能力を伸ばしてゆくのです」

イゴール「さて…いよいよ、私も忙しくなりますな 次からはご自身の意思で扉を開け、ここに来られるといい」

イゴール「その時こそ私の本当の役割、“貴方への手助け”についてお話しいたしましょう」

イゴール「ああ、それから……以前、お話ししましたかな?ここの住人達の事を」

イゴール「こちら、同じく私と同じここの住人達でございます」

エリザベス「エリザベスでございます、以後お見知り置きを」

テオドア「テオドアと申します テオ、とお呼びください」

マーガレット「お客様の旅のお供を務めて参ります、マーガレットと申します」

ラヴェンツァ「我が名は…ラヴェンツァ、今後ともよろしくおねがいします」

イゴール「では、再び見える時まで………ごきげんよう」

話が終わったと思ったら、視界が暗くなっていき赤松はまた眠りについた。
133 : ◆w0y6qwgYVCnB [saga]:2017/08/27(日) 21:48:08.53 ID:en/r722b0
すいません訂正します、パレス突入二人目覚醒翌日なので13日からコミュ活動できるようになります。


【20XX年 4/12 火 朝】

朝、いつものように赤松が目を覚ますと自分の手に夢で見た鍵が握られているのに気付く。

赤松「やっぱり、あれってただの夢なんかじゃなかったんだ……」

ペルソナ、そしてコミュニティ、未だにどういうものなのかよく分からない事が多々あるが進むしかない。

今日はまた放課後に舞園とアーサーに集まってもらってメメントスへ向かうつもりである。

赤松「もしかしたら、他になにか分かる事があるかもしれない…」

契約者の鍵を赤松はいつも背負っているリュックの中に入れて身支度を済ませると教室へ向かった。
134 : ◆w0y6qwgYVCnB [saga]:2017/08/27(日) 21:53:43.08 ID:en/r722b0
【20XX年 4/12 火 昼】

教師「いくら分校と本校の関係だからって授業形態の違いに戸惑う子もいると思うわ」

教師「せっかくだから、ここでみんなにテストしてみようか」

教師「じゃあ…赤松さん」

赤松「はい!」

教師「ギリシアの哲学者プラトンは人の魂を三つに分類したの、知性と欲望、もう一つはなにか答えてみて」


↓2さん 選択肢の中から答えを選んでください
・愛情
・意思
・根性
135 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/27(日) 21:54:41.67 ID:3DjHu/vZ0
愛情
136 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/27(日) 21:55:43.28 ID:+2ucCLrK0
意思
137 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/27(日) 21:55:46.98 ID:bgIrPzGbo
意思
138 : ◆w0y6qwgYVCnB [saga]:2017/08/27(日) 22:00:51.99 ID:en/r722b0
赤松「もう一つは意思、ですよね」

教師「正解!すごいわね、ちゃんと授業に追いついてるみたい!」

教師「欲望っていうと悪い風に思われがちだけど、生きるためには欲望は必要よ」

教師「より高みを目指していくためにも欲は必要って事を覚えておいてね」

赤松は正解を答えられた。知性が少し上昇したような気がするようだ。(♪)

そのまま午前の授業は続いていった。
139 : ◆w0y6qwgYVCnB [saga]:2017/08/27(日) 22:05:45.00 ID:en/r722b0
【20XX年 4/12 火 放課後】

授業が終わると赤松と舞園は噴水広場で合流し、アーサーを待つこととなった。

アーサー「よっ、待たせちまったか 悪いね」

前に帰った時と同じようにアーサーは塀に軽々と飛び乗り、噴水広場へやって来た。

赤松「それで、行っても大丈夫かな?」

アーサー「もし、準備とかしていくつもりなら行く前に済ませた方がいいぜ」

舞園「武器はあちらに行くと赤松さんが持ってましたよね?」

赤松「うん、どうしようかな…」


↓2さん 行動を決めてください

・購買へ行く(アイテムを買う事が可能です)
・このままメメントスへ行く
・昨夜の夢について話す
140 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/27(日) 22:08:13.61 ID:bgIrPzGbo
夢について話す
141 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/27(日) 22:08:43.45 ID:+2ucCLrK0
夢について話す
142 : ◆w0y6qwgYVCnB [saga]:2017/08/27(日) 22:18:18.22 ID:en/r722b0
赤松「えっと…行く前になんなんだけどさ」

舞園「どうしましたか?」

赤松「ちょっと、聞いてほしい事があるんだけど」

昨夜見た夢について赤松は舞園とアーサーに話した。

アーサー「なるほどねぇ…やっぱりイゴールに会った訳か」

赤松「知ってるの?」

アーサー「あたしが、っていうよりチエコがな ソイツはワイルドの前に必ず現れるらしい」

アーサー「しかしまさか、ベルベットルームの最強姉妹達四人が揃い踏みとは…珍しい事もあるね」

舞園「その四人が集まってるのはそんなにすごいことなんですか?」

アーサー「おうとも、以前のワイルド達は一人に対して一人がつくような感じだったらしい」

アーサー「それがカエデの時に限って全員が手助けに乗り出すなんて今までなかったはずだよ」

アーサー「なんだろうねぇ…赤松がよほどの規格外とは思えないし、周りかね……」

アーサー「まぁあちらさんが歓迎してるって事は良い事だよ、ペルソナ合体とかも…」

アーサー「おっと、まだ説明してもらってないのに言っちゃ駄目だね、後のお楽しみだよ」

赤松「…?まぁいいか、じゃあメメントスへ行こう」

赤松は自分のスマホの電源を入れマヨナカナビを起動し、メメントスへ向かった。
143 : ◆w0y6qwgYVCnB [saga]:2017/08/27(日) 22:30:41.16 ID:en/r722b0
【メメントス】

アーサー「よしよし、前と同じ場所に来れたみたいだね」

舞園「はい…って赤松さん、またその恰好!」

赤松「え?……あっ!いつの間に!?」

メメントスへ来てみると赤松の格好は覚醒した時と同じ姿になっていた。

顔にもペルソナを召喚する際に剥がす仮面がつけられている。

アーサー「この世界の歪みにやられない為の措置ってやつだ、まぁ服については我慢してくれ」

赤松「うう…分かった」

舞園「似合ってますから心配いりませんよ!」

赤松「本当に…?ありがとう舞園さん!」

アーサー「んじゃまず、ムナカタの奴の居場所を知るためにパレスに忍び込まないといけないな」

舞園「ですが入り口はシャドウが見張っていますけど…」

アーサー「シャドウってもシャドウだよ、あたしとカエデで倒せばいい」

赤松「私と…ってことはアーサーも?」

アーサー「あぁ、本来あたしは分析向きなんだが戦闘もできるっちゃできる アンタには劣るけどな」

アーサー「さぁてと、チャッチャと終わらせて突入するぞ!サヤカは物陰に隠れといてくれ!」

舞園「分かりました!」

アーサー「さて、戦闘するとしても有利に進められた方がいい 奇襲を仕掛けるか」

赤松「奇襲?」

アーサー「そっ、奴らは仮面をつけてるだろ?あれを剥がすとシャドウはどんな奴でも一瞬隙が生まれる」

アーサー「そこを狙ってこっちが先手を仕掛けるってわけだ!さぁやってこい!」

赤松「う、うん!」


↓2さん 奇襲を仕掛けます、今回は初回ボーナスによりコンマ20以上で奇襲に成功します
144 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/27(日) 22:33:41.64 ID:3DjHu/vZ0
そーれ
145 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/27(日) 22:33:43.64 ID:+2ucCLrK0
いけ
146 : ◆w0y6qwgYVCnB [saga]:2017/08/27(日) 22:39:09.00 ID:en/r722b0
安価ありがとうございます、今日の更新はここまでです。
明日は諸事情により書き込めない可能性がありますが、時間が空いたら書きたいと思います。
147 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/27(日) 22:40:13.22 ID:3DjHu/vZ0
乙、ゆっくりがんばれー
148 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/29(火) 09:54:19.71 ID:m3UIQStJ0
楓だと4のイゴールだったけど、他の二人なら5のイゴールだったりしたのかな

149 : ◆w0y6qwgYVCnB [saga]:2017/08/29(火) 21:55:38.19 ID:p6KKu7+f0
>>147
不定期ではありますが完走目指して頑張ります

>>148
他の二人の場合、そうなっていたかもしれませんね


赤松「…見えたよ!」

シャドウ「な、何者だ!?」

赤松は軽い身のこなしで素早くシャドウの後ろへ回り、シャドウの仮面を気付かれる前に剥ぎ取る!

するとシャドウは前と同じように一度地面は崩れると怪物の姿に変わる。

しかし、不意打ちを突かれたことで戸惑っているのかこちらに狙いをつけてこない。

アーサー「やりぃ!先制攻撃だ!初めてにしてはなかなか上手くやったじゃねぇか!」

赤松「えへへ…そうかな?」

アーサー「けど喜んでる暇はねぇぞ、こっちが先制攻撃して相手の体勢をさらに崩すぜ!」

赤松「分かった!」


地下室のランプ男 レベル2
アルカナ:魔術師
属性:物火氷電風念核祝呪
   ―――――――――

迷いへ誘う少女 レベル2
アルカナ:恋愛
属性:物火氷電風念核祝呪
   ―――――――――


アーサー「相手はまだ出会ってない敵だな、探り探り仕掛けていくか!」

赤松「うん!」


↓2さん 行動を決めてください

・通常攻撃
・防御
・スキル(ガル、スラッシュ)
・アイテム(現在使用できるアイテムがありません)
・逃走
150 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/29(火) 22:07:47.56 ID:AlZo9IpU0
ランプにガル
151 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/29(火) 22:07:54.19 ID:zLIU5s9k0
ランプ男にガル
152 : ◆w0y6qwgYVCnB [saga]:2017/08/29(火) 22:13:53.10 ID:p6KKu7+f0
赤松「いくよエコー!ガル!」

ランプ男「うわぁっ?!」weak!

アーサー「弱点にヒットしたぞ!しょっぱなから運いいじゃねぇか!」

アーサー「そのまま次の攻撃を仕掛けろ!敵がダウンしてる間にもう一度動けるぜ!」



↓2さん 行動を決めてください

・通常攻撃
・防御
・スキル(ガル、スラッシュ)
・アイテム(現在使用できるアイテムがありません)
・逃走
153 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/29(火) 22:37:43.15 ID:bBEcpPwP0
通常攻撃 ランプ
154 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/29(火) 22:54:20.66 ID:AlZo9IpU0
155 : ◆w0y6qwgYVCnB [saga]:2017/08/29(火) 22:58:42.22 ID:p6KKu7+f0
安価ありがとうございます、短いですが今日の更新はここまでです。
↓なにかご質問等ありましたらお書きください
156 : ◆w0y6qwgYVCnB [saga]:2017/08/30(水) 20:47:32.62 ID:1xdwFOeP0
赤松「もう一度攻撃すれば…えい!」

ランプ男「うわああ!」

赤松が持っていた槍をシャドウに突き刺すとシャドウは一瞬にして消え去った。

アーサー「槍のさばきもいいな…どうやら予想以上に見込みがあるっぽい」

アーサー「あたしも負けてる訳にゃいかねぇな!」

赤松「それで、アーサーが使うペルソナはなに?」

アーサー「そりゃあ見たら分かるってもんよ!」

アーサー「…応えよ、ペンドラゴン!」

ペルソナの名をアーサーが叫ぶとアーサーの背後に西洋の鎧を纏った騎士が現れる。

アーサー「アギ!」

そう言った瞬間、ペンドラゴンの持つ剣が炎を上げ、剣を振って飛んだ炎がシャドウに燃え移る!

少女「あつっ!?こんの、よくもやってくれたわね!」

シャドウは怒ってアーサーへと攻撃を仕掛ける。

アーサー「へっへーん、その攻撃に当たるわけないだろ〜!」

先読みしたアーサーが軽々ジャンプしてシャドウの攻撃をかわした。

赤松「すごい!」

アーサー「まぁあたしの実力はこんなもんさ、んじゃ畳み掛けようか!」


↓2さん 行動を決めてください

・通常攻撃
・防御
・スキル(ガル、スラッシュ)
・アイテム(現在使用できるアイテムがありません)
・逃走
157 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/30(水) 20:48:35.12 ID:S8jUXZpD0
スラッシュ
158 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/30(水) 20:49:47.37 ID:3XhhvH1s0
159 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/30(水) 20:49:49.93 ID:AwzLx6Cto
160 : ◆w0y6qwgYVCnB [saga]:2017/08/30(水) 21:06:29.87 ID:1xdwFOeP0
赤松「トドメだよ!エコー、スラッシュ!」

少女「いやあぁ!」

エコーが空中に剣を浮かべそれでシャドウを斬り裂くと斬られた所からシャドウは崩れ消えた。

アーサー「おぉし戦闘終了!さっすがワイルドだけある!」

赤松「ありがとう!」

アーサー「……そういえば、サヤカはまだいるか?」

赤松「あれ?舞園さ…いない!?」

ドタドタドタ

舞園が突如いなくなり赤松とアーサーが慌てていると焦って走るような足音が聞こえた。

アーサー「しっ、今は少し物陰に隠れて話を聞こう」

二人は素早くパレスへ入り壁を利用して走ってきた者達の死角にいて話を聞いた。

「見つかったか!?先程の小娘は!」

「いやまだだ!あの侵入者共の仲間かもしれん!物陰に潜んでいるところを兵が見つけた!」

「侵入者たちは他の兵士と戦闘していたから気絶させ人質にと連れ去ってきたらしいが…」

「まさかほんの一瞬目を離した隙に逃げるとは…!探せ!このビルの中にいるはずだ!」

「物音を立てずに捕まえたはいいが、まさかこんなことになるなんて…」

ドタドタドタ…

大声でそんな会話をした後、警備員達はパレスの外へ走り去っていった。

赤松「そんな…!?舞園さんが?!」

アーサー「落ち着け!シャドウの話からしてサヤカは今逃げてるんだ!見つけて合流しよう!」

赤松「う、うん…!」
161 : ◆w0y6qwgYVCnB [saga]:2017/08/30(水) 22:08:17.63 ID:1xdwFOeP0
【ムナカタ・パレス 西棟1F】

「探せー!必ずどこかにいるはずだー!!」

大勢の警備員が警備隊長らしき者に統率されて舞園を探している。

舞園「ハァ……ハァ…」

その様子を物陰から伺いながら舞園は赤松達と合流する機会を探す。

舞園(ごめんなさい…赤松さん、アーサーさん……離れてしまいました)

一階にいる間に逃げ出せたとはいえ離ればなれになってしまい、焦る舞園。

赤松達の戦闘を見ている途中で始まった頭痛とあいまって、思考がまとまらない。

舞園「早く、ここから逃げないと…」

「残念だが貴様などに与えてやる逃げ道などとっくにない!」

舞園「きゃあ!?」

舞園が振り向くとそこにいたのは宗方のシャドウと大勢の警備員達だった。

シャドウ宗方「……やはり頭が回るか、しかしやはりまだまだだな!」

「宗方様、どうなさるおつもりで?」

「愛人としてこのビルに置いておきますか?」

シャドウ宗方「馬鹿を言うな、オレが想い続けるのはちさ一人だけだ!」

??「えへへ、そんな事言ってもらえるなんて私嬉しい…!」

シャドウ宗方「当然だ、お前以外にオレが想える奴などこの世に一人もいない!」

舞園「ゆ、雪染さん…?」

ちさ姫「ん〜?なーに?」

舞園「どうして……」

ちさ姫「どうして、って愛する人に寄り添う事は当然の事だよ〜」

シャドウ宗方「そういう訳だ、ここで貴様には消えてもらおう 残念だったな!仲間へ辿り着けなくて」

舞園「赤松、さん……!」
162 : ◆w0y6qwgYVCnB [saga]:2017/08/30(水) 22:10:00.19 ID:1xdwFOeP0
今日の更新はここまでです。次の更新は明日を予定しています。
↓なにかご質問等ございましたらお書きください
163 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/30(水) 22:32:08.53 ID:S8jUXZpD0
乙。書き溜めしてない感じか
164 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/08/30(水) 22:55:35.39 ID:CdiLaIi00
茶柱「キッ…エェェェ〜イッ!!転子のネオ放屁道をお見せしますッほいっ
ほいほいっ!ほっほほぉ〜いッ!!」

ブボッ!ブボポッ!ブッスゥゥゥ〜

茶柱は夢野に尻を向けると拳法の構えをし、尻を左右に振りながら、凄まじい勢いの屁をぶちまけている。

夢野「むっはぁ〜茶柱の屁はクッサいのぉ〜鼻がおかしくなりそうじゃ」

茶柱「まだですよ夢野さんッ…ホォッ!!」

バチンッ!バチンッ!バチンッ!!

ブボッ!ブボッ!ブポォォォ〜

ヌンチャクで自らの尻を叩いている茶柱は、 叩くタイミングに合わせて、リズムよく屁を こきまくっている。

茶柱「ホヒッ!ホヒィッ!ホヒィッ!
ホッヘェェェェ〜ッ!!オナラッ
オナラァッ…ぼぴょおッ」

夢野「フヒッケツ叩き放屁でアヘりおって…見事なアホ面じゃのぅ〜」
165 : ◆w0y6qwgYVCnB [saga]:2017/08/31(木) 14:19:45.46 ID:nTuLnHQV0
>>163
ちょっと食事で落ちてました、またなんの前触れもなく落ちると思いますがすいません


赤松「舞園さん!って、雪染先生!?」

アーサー「いや違う!コイツはメメントスを彷徨ってたシャドウのはずだ!」

舞園「はずって…アーサーさん雪染さんを見た事あるんですか?」

アーサー「大分前に、フリフリのドレス着て歩いてるのを見た事があるんでな」

アーサー「とにかく、サヤカを殺そうとするのはいただけないな!」

赤松「舞園さんを返してもらうよ!」

シャドウ宗方「フッ、オレがなんのために兵を連れて来たと思っている?行け!」

「宗方様の邪魔をする者は何人たりとも許さん!」

周りにいた大量のシャドウが赤松とアーサーに向かって襲いかかる!

アーサー「あぁもう!一体一体は雑魚だがこうも束にされちゃこっちもヤバいぞ!」

赤松「でも早く舞園さんを…」

シャドウ宗方「仲間の前で貴様を殺るのもまた一興か……なかなか楽しかった!貴様を追いかけるのは!」

ちさ姫「もぉーう、京助ったら怖いわよぉ!」

赤松「舞園さん!」

アーサー「サヤカ!」

舞園「もう…私って、駄目なんでしょうか………」

アーサー「んな事ないっ!お前が諦めてるんじゃねぇ!お前を大切に思ってる人の為にもお前は抵抗するんだ!」

舞園「でも………」

赤松「舞園さん、私は舞園さんと会ったばかりだからまだ知らない事も多いしアイドルの舞園さんもよく知らない」

赤松「でも舞園さんがみんなを笑顔にする為にアイドルになったことは分かる!私も同じように人前に立つ事が多いから!」

赤松「だからお願い!宗方さんを助けて雪染先生達に笑顔に戻ってもらうために、まだ諦めないで!」

舞園「赤松さん…!……そうでした、私は自分が何のためにアイドルになったのか、忘れかけてました」

舞園「私はみんなに喜んでもらうためにアイドルになったんです、だからまだ死ぬ訳にはいかない!」

舞園「なので、私は最期までシャドウの貴方の思い通りになんか動きませんから!」

シャドウ宗方「フ、フフフフ…そうだ抵抗しろ!そうでないとオレが倒した時の絶望が味わえないだろう!」

舞園「貴方に私は倒せません!私はみんなの笑顔を取り戻すために絶対生きるんです!」


ここで舞園のペルソナを決めたいと思います
↓4さんまで舞園のペルソナの候補を出してください
166 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/31(木) 14:23:19.18 ID:v50g2jau0
サロメ
167 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/31(木) 14:25:45.39 ID:lgwqF3HzO
ガラテア
168 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/31(木) 15:06:18.48 ID:vMAVU8Xi0
マリリンモンロー(略すならマリリンかモンローになる感じ的な?)
169 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/31(木) 15:24:43.02 ID:bVIvSEmv0
ローレライ
170 : ◆w0y6qwgYVCnB [saga]:2017/08/31(木) 17:03:33.94 ID:nTuLnHQV0
安価ありがとうございます

・サロメ
・ガラテア
・マリリン(採用された場合SSではこちら表記で)
・ローレライ

↓7つまで四つの中から一つ選んでください
一番票数の多かったものが舞園の初期ペルソナになります
171 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/31(木) 17:11:43.62 ID:v50g2jau0
ガラテア
172 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/31(木) 17:19:33.70 ID:lgwqF3HzO
サロメ
173 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/31(木) 17:21:56.63 ID:kYZcM3hFO
ローレライ
174 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/31(木) 17:22:39.87 ID:SWoiG1shO
サロメ
175 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/31(木) 19:12:00.92 ID:+oOfcFDe0
サロメ
176 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/31(木) 20:09:20.69 ID:mhXcpJNw0
サロメ
177 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/31(木) 20:09:32.64 ID:6cv1P65Wo
ガラテア
178 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/31(木) 20:26:04.32 ID:v50g2jau0
人数少なそうやと思ったら数減らした方がいいかもね
179 : ◆w0y6qwgYVCnB [saga]:2017/08/31(木) 20:46:28.56 ID:nTuLnHQV0
舞園の初期ペルソナ:サロメとなりました。本編はしばしお待ちください。
180 : ◆w0y6qwgYVCnB [saga]:2017/08/31(木) 20:47:03.38 ID:nTuLnHQV0
『ようやく自分の本当の思い、思い出せた?』

舞園「ぁ………!?」

突然舞園がその場に頭を抱えてしゃがみ込む。その姿にアーサーは既視感を感じた。

アーサー「まさかこいつは…!いや、だとしたら首を突っ込まない方がいい」

舞園「ぃ…あ、ああああああああああああああああああ!」

『脚光を浴びる自分に酔いしれるのは誰しもあること、しかしそれには終わりがくる』

『けれどその終わりがあるから、あなたは自分に手を抜くなんて事しないでね?』

舞園「そん…なの、するわけないじゃ、ないですか……!」

『アイドルとは偶像 そしてその愛は無償に、そして永遠に振り撒かなくてはいけない』

『あなたがこんな所で野垂れ死にされたら、私が困っちゃうの!だから、これは契約』

舞園「う、あああああ、ああああああああああああああああああ!!」

『我は汝、汝は我………』

『みんなの笑顔はあなたが作り上げるもの、だったらまずは目の前の敵から笑顔にさせないと!』

『あなたの強い思い、全ての魂に届くよう今ここに解き放ちなさい!!』

舞園「う、うぅ…うああああああああああああああああああああああああ!!」

立ち上がった舞園が顔から仮面を剥ぎ取ると赤松の時と同じように光と突風が生じる。

その場にいた誰もが視界を失われ、一体なにが起こっているのか分からない!

赤松「こ、これって…!舞園さんもしかして……」

アーサー「あぁ、そのもしかしてだな まさか二日連続でこうなるとは思いもしなかったぜ」

まもなく光の先から見えたのはアイドルの時に着るような衣装の舞園と

宝石と花が全体に散りばめられた踊り子の衣装を着た、顔をベールで隠した女性の姿だった。

舞園「私はみんなの為にこれからも歌います!私を今まで、支えてくれた人がいるから!」

舞園「では、お願いします!“サロメ”!!」
181 : ◆w0y6qwgYVCnB [saga]:2017/08/31(木) 20:50:30.92 ID:nTuLnHQV0
>>178
そうですね、次はもう少し減らしてやってみたいと思います。
182 : ◆w0y6qwgYVCnB [saga]:2017/08/31(木) 21:04:04.00 ID:nTuLnHQV0
シャドウ宗方「…っは、ハハハハハハ!!これだ、これこそオレが待ち望んでいた機会だ!」

シャドウ宗方「今回はオレの出る幕ではない、行け!」

「宗方様の前で、この無礼者めが!塵も残さず消えるがいい!」

一際大きかった警備員がシャドウへと化す。その脇には部下らしきシャドウの姿もある。

舞園「ごめんなさい、勝手に二人から離れてしまって…」

赤松「そんな事いいよ!舞園さんのせいじゃない!それに、舞園さんもペルソナが出たんだよね?」

舞園「はい!」

アーサー「心強い味方じゃねぇか!早速、お手並み拝見といこうじゃねぇか!」


警備隊長 レベル5
属性:物火氷電風念核祝呪
   ―――――――――

穢れた二角獣 レベル4
属性:物火氷電風念核祝呪
   ―――――――――

穢れた二角獣 レベル4
属性:物火氷電風念核祝呪
   ―――――――――


↓2さん 行動を決めてください

・通常攻撃
・防御
・スキル(ガル、スラッシュ)
・アイテム(現在使用できるアイテムがありません)
・逃走(強制戦闘のため不可能です)
183 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/31(木) 21:14:32.43 ID:v50g2jau0
スラッシュを隊長に
184 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/31(木) 21:15:08.65 ID:6cv1P65Wo
185 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/31(木) 21:15:13.93 ID:mhXcpJNw0
186 : ◆w0y6qwgYVCnB [saga]:2017/08/31(木) 21:23:05.40 ID:nTuLnHQV0
安価ありがとうございます。今日の更新はここまでです。また明日よろしくおねがいします。
187 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/31(木) 21:48:40.48 ID:v50g2jau0
188 : ◆w0y6qwgYVCnB [saga]:2017/09/03(日) 16:32:07.02 ID:yEp4/pCX0
二日も更新しないですいませんでした…


赤松「まずは私が!エコー、スラッシュ!」

いち早く赤松がペルソナを召喚し、警備隊長に攻撃する!

「小癪な!ここで貴様らは終わりだ!」

舞園「さて、どうでしょうかね」

横を見ると舞園は既に仮面に手を置き、攻撃の姿勢を見せている。

舞園「私達はこんな所であなた達に殺されるような人ではありませんよ」

舞園「…舞い踊れ、サロメ!」ブチッ

仮面を舞園が剥がすとサロメが一番右のシャドウに対し雷をうつ!

「ぐがっ!?」

落雷にうたれたシャドウは衝撃により、一瞬で消え去ってしまった。

アーサー「敵の弱点を突いたな!もう一度攻撃できる、サヤカ行けー!!」

舞園「了解です!サロメ、ジオ!」

間髪入れずに舞園は左にいた先程倒した敵と同じ姿のシャドウに攻撃する。

「ぎゃああ!!」

やはり同じ弱点だったのか、雷にうたれたシャドウはそのまま掻き消えていった。

「おのれ…部下たちをよくも……!」

アーサー「そういうのは後でやってくれ、よ!!」

部下が倒された事で怒りに震えるシャドウの油断に気付いたアーサーが素早くシャドウに攻撃する!

「なにっ!?」

急所を突かれたシャドウはその場に体勢を崩す!

アーサー「部下を倒され、敵は総崩れ!トドメを刺すぜ!」

アーサーのその一言で三人は敵に総攻撃、さすがに耐え切れず警備隊長も倒された。
189 : ◆w0y6qwgYVCnB [saga]:2017/09/03(日) 16:32:51.10 ID:yEp4/pCX0
シャドウ宗方「………」

舞園「……はぁ」ドサ

赤松「舞園さん!大丈夫!?」

舞園「へ、平気です…私達の力、分かっていただけました?」

シャドウ宗方「…あぁ!この目でしかと見させてもらった!貴様らこそ、このオレの相手に相応しい!!」

シャドウ宗方「一思いにアイツを殺そうとでも考えていた頃だったが気が変わった!貴様らと勝負する!」

赤松「勝負?」

シャドウ宗方「あぁ、貴様らが勝てばヤツの身柄は貴様らに委ねる だが、もしオレが勝った場合は…」

アーサー「キョースケもろともあたしらを殺してやろうって魂胆だな?」

シャドウ宗方「察しがいいな!やはりそこいらにいる雑種とは格が違うか!」

アーサー「あたしは雑種犬じゃない!こう見えてれっきとした血統書のある日本犬だよ!!」

赤松「…思ったけど、あの宗方さん 77期生の先輩に似てるね……」

舞園「田中先輩ですね…たしかに、さっきの言葉といい少し似てるような………」

シャドウ宗方「だが今日はここで立ち去らせていただこう、ではまた会おう!」

舞園「まっ……」

アーサー「待て待て!ペルソナが覚醒したばっかの体で動こうとするな!負担がでかいんだよ!」

赤松「戦闘が終わってから舞園さん、疲れてると思うよ ここは一旦帰ろう」

舞園「はい、すいません…」

赤松「謝らなくていいよ!私も最初はそうだったから!」

??「」ヒョコ

アーサー「あ?」


↓2さん 現れたキャラを選んでください

・モノクマ&モノミ
・シロクマ&クロクマ
・モノクマキッズ
・モノクマーズ
190 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/03(日) 16:35:03.48 ID:0IjOmSGk0
クマミ
191 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/03(日) 16:37:17.35 ID:oErCVUct0
モノクマーズ
192 : ◆w0y6qwgYVCnB [saga]:2017/09/03(日) 18:47:40.36 ID:yEp4/pCX0
「「「おはっくま〜!」」」

赤松「!?」

宗方のシャドウが立ち去った後に颯爽と現れたのは…

縦に赤、青、黄色、緑、ピンクと白のツートンカラーの五体のクマだった。

??「いやぁー!カッコよかったね、キサマラ!」

??「ワイらが出る幕ないんやと一瞬考えてもうたが仕事は仕事やで」

??「ここで木っ端みじんにしときてぇとこだがそれはダメだぜぇー!!」

??「キサマラにはもう少し働いてもらわないといけないのよね!」

??「…………本題ハ」

??「あっ!そうだ、忘れてた!」

モノタロウ「オイラはモノタロウ!」

モノスケ「ワイはモノスケ」

モノファニー「モノファニーよ!」

モノキッド「モノキッドだぜぇー!!」

モノダム「…モノダム」

モノクマーズ「五人揃って……モノクマーズだよお!!!」

五体のクマがキメポーズをする。

アーサー「…派手にキメてるとこ悪いがアンタら何用だい?」

モノタロウ「うーんと、百円は一円にならずだっけ?」

モノスケ「百聞は一見にしかずや!んん、まぁとりあえず見とけや」

その場に現れたブラウン管テレビの電源をモノスケがポチリと入れた。
193 : ◆w0y6qwgYVCnB [saga]:2017/09/03(日) 18:48:15.04 ID:yEp4/pCX0
「ぬああ!!」

「クッソ、人質兼ニセモノが暴れるんじゃねぇ!」

??「くっ………」

画面に映し出されたのは、二体のシャドウと一振りの刀を構えるボロボロの男性。

多勢に無勢、映像から見ても圧倒的に男性の方が不利に見えた。

しかし、そんな推測を立てる前に三人は真っ先に映る男性に釘付けになる。

赤松「宗方さん!?」

舞園「ど、どういう事ですか!?」

モノスケ「映ってる通りや、この映像はこのパレスの最上階を生で映しとる」

モノファニー「つまり宗方さんは今シャドウと交戦中ってことね!」

モノスケ「本人からしたら大苦戦やけどな」

モノキッド「これじゃあ時間の問題なんじゃねぇかぁ!?」

アーサー「……こっちを慌てさせてどうする気だろうね、少なくともあたしのセンサーには反応しないぞ」

モノタロウ「そんなに君のセンサー敏感なの!?未来の生死とか確認できちゃうレベル!!」

アーサー「あんたらが思ってるよりもハイスペだぜ、あたしは」

モノスケ「ま、まぁえぇ やる事は済んだで帰らせてもらおか!」

「「「ばーいくまー!」」」

ボヨヨーンという軽い効果音とともにモノクマーズはいなくなってしまった。

アーサー「あのクマ達、なにをしたかったのか…」

アーサー「…あたしはこのパレスに残ろうか」

赤松「えっ!?」

アーサー「なぁに心配すんな、自力で現実に戻れるからな ちょいと伝書犬するだけよ」

アーサー「んじゃ、しばらくちゃんと休めよ!来ていいのは15日からだからな!」ポチ

舞園「ま、待ってくださいアーサー…」

アーサー「ちゃんと休めよー!キョースケはあたしが安否確認しとくから!」

否応なくアーサーによって赤松たちは外に帰されてしまった。
194 : ◆w0y6qwgYVCnB [saga]:2017/09/03(日) 18:49:07.55 ID:yEp4/pCX0
【20XX年 4/12 火 夕方】

赤松「…どうしよう、戻ってきちゃった」

舞園「大丈夫でしょうか、宗方さんもアーサーさんも…」

赤松「大丈夫、って願うしかないよね」

舞園「ですね…………赤松さん」

改めるように舞園が赤松へ向き直る。

赤松「なに?」

舞園「私達で絶対宗方さんを助けましょう!だから協力してくれますか?」

赤松「もちろん!」

舞園「あらためて…よろしくおねがいします!赤松さん」

舞園と握手をする、その時赤松の頭に声が響きだした。


我は汝…、汝は我…。

汝、ここに新たなる絆を得たり。

絆は即ち、世界の本質を知る翼なり

我、恋愛のペルソナの生誕に祝福の風を得たり。

汝に更なる力の祝福があらん事を…


【恋愛 ランク1】 舞園 さやか

《癒しの美声》
戦闘終了時にごく稀にパーティのSPを少し回復する

赤松「……?」

舞園「どうしました?」

赤松「う、ううん!なんでもないよ!……アーサーも言ってたし、しばらく休む?」

舞園「そうしましょうか、ではまた行く時には連絡してください 早くしないといけませんから」

赤松「分かった」

舞園と別れて、赤松は自分の寄宿舎で眠りについた。
195 : ◆w0y6qwgYVCnB [saga]:2017/09/03(日) 18:49:42.81 ID:yEp4/pCX0
【20XX年 4/13 水 朝】

赤松「ふ、あぁ…」

昨日の疲労もあってか、赤松は翌朝とてもいい目覚めができた。

赤松「えっと、授業があるから教室へ行かなきゃ!」

素早く身支度を終えて赤松は校舎へ向かった。



【20XX年 4/13 水 放課後】

今日の授業が終わり生徒や教師はまばらに自分が行くべき、行きたい所へ向かう。

赤松「今日はなにすればいいかな…?」


↓2さん 行動を決めてください

・学園内のどこかへ行く(どこへ行くかを書いてください)
・誰かに会いに行く(現在赤松と会った事のある人の中から選んでください)
・大通りへ行く(大通りのどの場所へ行くかを書いてください)
196 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/03(日) 18:52:05.51 ID:HUo25C53o
食堂に行く
197 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/03(日) 18:56:10.05 ID:8jV1sX5eo
この間のカフェへ
198 : ◆w0y6qwgYVCnB [saga]:2017/09/03(日) 21:58:01.79 ID:yEp4/pCX0
安価ありがとうございます。今日の更新はここまでです。
↓なにかご質問などありましたらお書きください
199 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/03(日) 22:32:23.14 ID:oErCVUct0

終るなら早めに言ってほしいなあ。何か事情があったんだろうけど
200 : ◆w0y6qwgYVCnB [saga]:2017/09/04(月) 19:22:01.37 ID:Lta+R1LN0
>>199
申し訳ありません、以後気をつけます…


赤松「あっ、この前行った喫茶店に行ってみようかな」

赤松「もしお店が大丈夫だったらまたピアノ弾いてみたいし…」

今度は新しく買った楽譜を手に持って赤松は大通りの喫茶店へ向かった。


【喫茶Nymph 店内】

店員「いらっしゃいませ…あっ!この間の」

赤松「また来ちゃいました」

店員「またピアノ弾きに来たの?それなら大歓迎だけど!」

赤松「えっと…その前になにか注文してもいいですか?」

店員「勿論!あっ、じゃあコーヒー淹れてくるわね!」

赤松「お願いします、えっと…他にお客さんは」


↓2さん 店内にいた人を決めてください(その人とコミュが発生します)
201 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/04(月) 19:26:45.01 ID:B9nV3Axl0
ビッグバン西園寺
202 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/04(月) 19:27:00.15 ID:YSsJI54z0
セレス
203 : ◆w0y6qwgYVCnB [saga]:2017/09/04(月) 20:34:24.22 ID:Lta+R1LN0
セレス「あら…赤松さん、またお会いしましたね」

赤松「セレスさん!この前はソニア先輩達と来てたけど今日は一人で?」

セレス「えぇ、元々ここは私が懇意にしている喫茶店で先日は先輩方をお誘いしたんです」

セレス「ここのロイヤルミルクティーは私が今まで飲んだ紅茶の中でも一番の美味しさです」

セレス「マスターの性格も良いものでしてもう少し若ければBランクを差し上げていたかもしれません」

赤松「B、ランク…?」

セレス「えぇ、私は人にランクをつける事をしていまして もっとも個人的なものですが」

赤松「そうなんだ……」

セレス「普通の人はDランク、そして私の従者に相応しい人はそれを越えなければいけません」

赤松「じゅ、従者…?」

セレス「はい」

お人形のような、しかし底になにかを感じるような表情でセレスは微笑んだ。

セレス「赤松さんは超高校級のピアニストでしたよね?」

赤松「うん、そうだけど…」

セレス「もしランクが上でしたら私の専属ピアニストになってもらいたいものです」

赤松「えぇっ!?」

セレス「ふふ、冗談ですわ さて私はこの辺りで戻ります、ではまたお会いしましょう」

テーブルに紅茶の代金を置くとセレスは店を出ていった。

店長「セレスちゃんを知ってるのかい?あの子は少し変わってるがなかなかいい子なんだよ」

店長「彼女が希望ヶ峰学園に入学してからは毎日のようにここへ来てるんだ」

赤松「そうなんですか…」

赤松は少しセレスの事が分かったような気がした。


我は汝…、汝は我…。

汝、ここに新たなる絆を得たり。

絆は即ち、世界の本質を知る翼なり

我、運命のペルソナの生誕に祝福の風を得たり。

汝に更なる力の祝福があらん事を…


【運命 ランク1】 セレスティア・ルーデンベルク
《ドロップ・ボックス》
戦闘終了時に貰えるお金の量がごくまれに増える


赤松「また…」

店員「どうしたの?コーヒー冷えちゃうよ」

赤松「あっすいません!いただきます」

コーヒーを飲みながら赤松は喫茶店でゆったりとした時間を過ごした。
204 : ◆w0y6qwgYVCnB [saga]:2017/09/04(月) 20:51:12.63 ID:Lta+R1LN0
【20XX年 4/13 水 夜】


赤松「もう消灯の時間が近いけど…」

寄宿舎の自室で椅子に座りながら赤松はくつろいでいる。

赤松「まだちょっと時間があるなぁ……何しよう?」


〈夜の自室行動〉
夜になると自室で人間パラメータを上げる行動ができます。
図書室に行って本を借りれば自室で本を読むこともできます。
また、勉強やテレビでDVDや映画、ゲームをすることも可能です。


↓2さん 何をするか選択してください(現時点で選択可能のもののみ)

・勉強する(知識上昇)
・部屋の掃除(器用さ上昇)
・DVD鑑賞「ハーモニー交響楽団コンサート」(魅力上昇)
205 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/04(月) 20:51:55.86 ID:B9nV3Axl0
勉強する
206 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/04(月) 20:52:04.07 ID:JXIYbFgiO
勉強する
207 : ◆w0y6qwgYVCnB [saga]:2017/09/04(月) 21:07:15.34 ID:Lta+R1LN0
安価ありがとうございます。今日の更新はここまでです。
↓なにかご質問等ありましたらお書きください
208 : ◆w0y6qwgYVCnB [saga]:2017/09/08(金) 20:33:03.37 ID:Zgo/C1vl0
赤松「転校してきてすぐだし、勉強でもしておこうかな」

机から教科書とノート、数枚のプリントなどを取り出して赤松は勉強を始めた。

赤松「うーん……ここ難しいなぁ………」

多少問題に行き詰りながらも勉強を進めた。

知識が上がったような気がする。(♪)

一通り、勉強を終えた後に赤松は眠りについた。
209 : ◆w0y6qwgYVCnB [saga]:2017/09/08(金) 20:37:14.35 ID:Zgo/C1vl0
【20XX年 4/14 木 朝】

赤松「うぅん……もう朝か」

目が覚めると空は曇天、入学初日から少しの間晴れていたがまた降りそうになってきた。

赤松「っと、早く教室に行かなくちゃ」

いつも通り、制服に着替えてリュックを背負うと赤松は教室へ向かう。
210 : ◆w0y6qwgYVCnB [saga]:2017/09/08(金) 20:41:41.49 ID:Zgo/C1vl0
【20XX年 4/14 木 放課後】

授業は昨夜勉強した甲斐あってか、スラスラと授業の内容が入ってきた。

一度荷物を寄宿舎の部屋に置いてきて赤松はどこへ行くか考える。

赤松「どうしよっかな…」

少し考えるだけでもやりたい事がドンドン膨らんでくる。

赤松「明日多分、パレスに行く事になる……はずだよね」

ここは宗方について調べるのもあるかもしれないと赤松は行動の一つとして思った。


↓2さん 行動を決めてください

・学園内のどこかへ行く(どこへ行くかを書いてください)
・誰かに会いに行く(現在赤松と会った事のある人の中から選んでください)
・大通りへ行く(大通りのどの場所へ行くかを書いてください)
・宗方について調べる(宗方の関係者から会う人物を選んでください)
211 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/08(金) 20:54:34.00 ID:RX3Kxc9p0
調べる
雪染
212 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/08(金) 20:56:59.61 ID:BEgFZ17dO
上で
213 : ◆w0y6qwgYVCnB [saga]:2017/09/08(金) 21:17:14.37 ID:Zgo/C1vl0
赤松「宗方さんの事、調べてみよう…前にも会った雪染先生からなら話を聞きやすいかな」

一応、手帳とボールペンを手に持ち雪染を探すことにして赤松は職員室へ行ってみた。


【職員室】

赤松「失礼しま…」

「おい!宗方の奴はまだ見つからないのか!!?」

「はっはい!学園の外で近いところも探しているんですが目撃情報すらさっぱり…」

「卒業したからって、アイツも超高校級だったんだ!そっちを狙う連中に連れ去られたり……」

「悪い想像なんかするな!今は少しでも見つかる可能性に懸けて探すんだ!!」

「「「はい!!」」」

咄嗟に赤松は物陰に隠れて中の様子を覗いた。まさかパレスでの動きがここで役に立つとは。

雪染「………」

教師が職員室から飛び出していった後、残された雪染は宗方の席らしき机を見つめる。

雪染「京助……」

赤松(雪染先生………)

しかし、今の状況を見たとはいえ本来の目的をなくす訳にもいかないので赤松は雪染に話しかけた。

赤松「あの、雪染先生!」

たった今、ここに来ましたという風に赤松は雪染に近付く。

雪染「あっ…赤松さんじゃない!どうかしたの?」

赤松に気付いた雪染は先程の表情をすぐに胸に収めて赤松に対して気丈に振る舞う。

赤松「ちょっと、ですね…宗方先生に変わったことなかったかな、って」

雪染「宗方くんに?そんな事聞いてどうするの?」

赤松「えぇっと…私のクラスにも最原くんっていう超高校級の探偵がいるんです!」

赤松「だから、手掛かりがあったらその、見つけられないかなと思って…」

雪染「うーん、そうね……ここだとなんだし少し場所を変えましょうか」
214 : ◆w0y6qwgYVCnB [saga]:2017/09/08(金) 21:31:28.74 ID:Zgo/C1vl0
雪染「そうね…どこから話せばいいかしら」

職員室から出てすぐ、休憩所らしきベンチの隅で雪染はポツリポツリと話し始めた。

雪染「まだしっかりとした予定は立ってないのだけれど、希望ヶ峰学園が海外展開される話があるの」

赤松「希望ヶ峰学園が?」

雪染「そう、赤松さん達が通っていた才囚分校みたいな学校よ」

雪染「そして、今回その計画の実行者であり最高責任者として選ばれたのが…宗方くんなの」

赤松「…」

雪染「私ね、その仕事が始まってから宗方くんがちゃんと休んでるところ見てないのよ」

雪染「何度も少し休んでって言ってもいっつも“希望の為だ”って止まらなくてね」

雪染「あんな事、宗方くんは言っていたけれど…本当は心の片隅で、思う所があったんじゃないかしら」

雪染「この前、宗方くんがいなくなったって聞いた時も私ちょっとだけやっぱり、って思ったわ」

雪染「逆蔵くんも学園長も天願さんも、似たような事を考えたみたいだけど」

赤松「そう、だったんですか……」

雪染「赤松さん 私、宗方くんとまた会ったら言いたいことがあるの」

赤松「なんですか?」

雪染「…“前だけを向いてないで、自分の周りにいる人達のことを思い出して”って」

赤松「……宗方先生が見つかったら言わないといけませんね!」

雪染「えぇ!ごめんなさいね、変な話に付き合わせちゃって」

赤松「そんな!というか、話し相手が私でよかったですか?」

雪染「もちろんよ!じゃあ、そろそろ時間も時間だし私は行くわね!」

赤松「はい、ありがとうございました!」

雪染「赤松さんも体には気を付けるのよ!」

話す前よりも元気を取り戻した雪染は職員室へと入っていった。


我は汝…、汝は我…。

汝、ここに新たなる絆を得たり。

絆は即ち、世界の本質を知る翼なり

我、女教皇のペルソナの生誕に祝福の風を得たり。

汝に更なる力の祝福があらん事を…


【女教皇 ランク1】 雪染 ちさ

《目撃の心得》
奇襲を仕掛ける際、シャドウに気付かれる確率が少し減る


赤松「雪染先生とも…」

赤松「色々考えることが増えたけど、私も寄宿舎に戻らなくっちゃ」

急ぎ足で赤松は寄宿舎の方へと向かった。
215 : ◆w0y6qwgYVCnB [saga]:2017/09/08(金) 21:35:23.55 ID:Zgo/C1vl0
【20XX年 4/14 木 夜】

赤松「明日はパレスに行く事になってるから、今日は何もせずに早く寝よう」

大事な事を明日に控えているのに、勉強やらで夜更かしをするわけにもいかない。

せっかくアーサーが休養をとるように言ってくれたのにそれでは意味がなくなってしまう。

余計な事はせずに赤松はすぐにベッドに潜り込んだ。
216 : ◆w0y6qwgYVCnB [saga]:2017/09/08(金) 21:42:50.77 ID:Zgo/C1vl0
【20XX年 4/15 金 朝】

赤松「……んん」

赤松が目が覚めると、空からまばらに雨が降ってきていた。

赤松「やっぱり降り出してきたなぁ…」

マヨナカテレビが雨の日に映るという王馬の話も重ね合わせると妙な気持ちになってしまう。

赤松「でもウジウジしてられないよ!授業終わらせて舞園さん達と話さないと!」

変な思いを吹っ切るようにリュックを背負い上げて赤松は教室へ駆けていった。
217 : ◆w0y6qwgYVCnB [saga]:2017/09/08(金) 21:47:53.17 ID:Zgo/C1vl0
【20XX年 4/15 金 放課後】

舞園「そうなんですか…雪染先生、そんな話を」

赤松「うん、なにかパレスと関係があるような気がするんだ」

舞園「あのパレスは…宗方さんにとってなんの象徴なんでしょう…?」

噴水広場で舞園を見つけて赤松は昨日の雪染の話を聞かせた。

アーサー「ちょいちょい、そこのお嬢さん方 あたしも話に混ぜてくれないかね?」

そこへいつも通り塀を越えたアーサーが現れて赤松達へ寄ってくる。

周りからは「犬だ…」、「あんな高い塀越えられるのかよ…」などと聞こえるが気にしない。

赤松「なんか変に注目集めちゃってるけど大丈夫なの?」

アーサー「問題ないさ、メメントスへあたしが入ればあたしに関連した前後の記憶が消えるからね」

舞園「便利なアプリですね…」

アーサー「そりゃチエコお手製のアプリとなりゃこんなもんよ!んじゃ早速入ろうか!」

アーサーの言葉にうなずき、赤松はスマホのアプリのアイコンを押した。

景色が反転する。
218 : ◆w0y6qwgYVCnB [saga]:2017/09/08(金) 21:55:14.29 ID:Zgo/C1vl0
【ムナカタ・パレス 1F会議室】

赤松「あれ?ここは?」

アーサー「この空間はシャドウが入ってこないし、あのキョースケシャドウの管理下にない場所だ」

アーサー「まっ、パレスに数個ほどある休憩スペースとでも考えておくれよ」

舞園「なるほど…」

アーサー「さてと!ここにいつまでも閉じこもってるわけにもいかないし、行くとしようか!」

扉を大袈裟に開くとアーサーは外へ飛び出す。

アーサー「多分、このパレスは全部で十階まである構造になってるはずだ!」

赤松「じゅ、十階?」

アーサー「あぁ!今は一階だがどこかに階段があるはずだ!シャドウに会わないように探すぞ!」

舞園「上の階へは部屋のような空間では行けないんですか?」

アーサー「あそこはパレスから独立したあるけどパレスにないはずの場所だ!上の階も何もない!」

アーサー「まっ、動けばあっちのシャドウとの遭遇しちまうもんなんだけどね!!」


↓2さん コンマ75以上で次の階への階段を発見、75未満でシャドウと戦闘入ります
219 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/08(金) 21:55:59.25 ID:gTG/KV390
hoi
220 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/08(金) 22:14:52.50 ID:pOLoqKHK0
ヘーイ
221 : ◆w0y6qwgYVCnB [saga]:2017/09/08(金) 22:22:28.27 ID:Zgo/C1vl0
「「「あ」」」

「なっ!貴様らは前に来た侵入者どもだな!?」

「今こそ年貢の納め時だ!ここで消えろ!」

赤松「本当に遭遇しちゃったよ!!」

アーサー「しっかたないねー、片づけちゃうかね」


死刑台の人面花 レベル3
属性:物火氷電風念核祝呪
   ―――――――――

穢れた二角獣
属性:物火氷電風念核祝呪
   ―――――――――


アーサー「んじゃまずはあたしから行くぜ!ほらよっと!」

人面花「ぐはっ!?」

アーサー「んー、やっぱ攻撃だけじゃイカンね んじゃカエデ次頼むよ!」

赤松「うん!」


↓2さん 行動を決めてください

・通常攻撃
・防御
・スキル(ガル、スラッシュ)
・アイテム(現在使用できるアイテムがありません)
・逃走
222 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/08(金) 22:28:30.18 ID:gTG/KV390
赤松以外は自動進行なのか。コンマは直下でもいいかもね

二角獣にガル
223 : ◆w0y6qwgYVCnB [saga]:2017/09/08(金) 22:49:15.51 ID:Zgo/C1vl0
すいません、安価している最中ですが落ちます。
安価踏んでた場合は直下の書き込みを反映しますのでよろしくおねがいします。
224 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/08(金) 22:51:52.22 ID:eu0Z5c5l0
>>222
225 : ◆w0y6qwgYVCnB [saga]:2017/09/11(月) 10:24:40.75 ID:DywGucxO0
>>222
たしかにコンマだけならいいかもしれません、参考にさせていただきます。


赤松「ペルソナ!エコー、ガル!」

アーサーの攻撃が終わると同時に赤松はエコーを召喚してシャドウを攻撃する!

二角獣「げほっ!?」

舞園「では私も!サロメ、ジオ!」

二角獣「がああああ!!」

赤松が攻撃したシャドウに向かって自分もペルソナを召喚し攻撃する舞園。

上手く弱点の属性を突けたようで一撃浴びせかけるとシャドウは倒され消えた。

人面花「えっ!?ちょっ、私を置いてかないでって!」

アーサー「もう一度攻撃できるぜ!サヤカ!」

舞園「はい!では喰らってください!」

脇に抱えていた弓を構え、もう一体のシャドウに向かって矢を放つ!

人面花「きゃあ!ちょっとやめてちょうだいよ!」

怯まずシャドウは舞園に向かって攻撃をしてきた。

舞園「あうっ」

赤松「舞園さん!」

舞園「心配しないでください!掠っただけです!」

アーサー「じゃあトドメは刺させてもらうよ!ペンドラゴン、アギ!」

人面花「ひゃああ!」

アーサー「へへっ、どんなもんだってんだ!」


戦闘終了

2000円を入手しました。

赤松 楓のレベルが6になりました。

エコーのレベルが5になりました。

エコーがスキル【ディア】を獲得しました。

アーサーのレベルが5になりました。

ペンドラゴンのレベルが5になりました。

ペンドラゴンがスキル【タルカジャ】を覚えました。

舞園 さやかのレベルが5になりました。

サロメのレベルが5になりました。

サロメがスキル【夢見針】を覚えました。
226 : ◆w0y6qwgYVCnB [saga]:2017/09/11(月) 11:00:15.84 ID:DywGucxO0
赤松「っふー、危なかった」

アーサー「けどシャドウが多くなってきたって事は階段が近いかもな」

舞園「ちょっと周りを調べてみましょう、もしかしたら見つかる可能性もあります」

アーサー「だな、追手がこない内に調べてみるか」

シャドウが来た方向を予測しながら三人で上へのぼる階段を探す。

そして、数分ほど調べつづけたあとだった。

赤松「……あ!あったよ!」

アーサー「ほんとか!?」

赤松「うん、きっとあそこだよね?」

赤松が物陰から指差す先には大きな階段が存在していた。

舞園「当たりみたいですね!」

赤松「うん、でもなんかシャドウがたくさんいて…」

アーサー「…ん?ちょっと待てよ……あれ人じゃねぇのか?」

赤松「えっ」


↓2さん シャドウに運ばれている人物を決めてください
227 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/11(月) 11:02:37.26 ID:gnns7uds0
佐藤さん
228 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/11(月) 11:06:12.09 ID:vSrTWNilo
弐大
229 : ◆w0y6qwgYVCnB [saga]:2017/09/11(月) 14:13:44.96 ID:DywGucxO0
「貴様!まさかあの侵入者どもの仲間か!?」

弐大「無、なんじゃなんじゃ!」

舞園「弐大先輩っ!?」

アーサー「知り合いかい?」

舞園「私の学園の先輩です、たしか77期生で“超高校級のマネージャー”と…」

アーサー「ふぅん、にしては…当人が選手になった方がいいくらいの見た目だが………」

舞園「あっ、それはその…」

赤松「と、ところでさ!弐大先輩、こっちに気付いてるのかな?」

アーサー「こっから見た限りじゃ気付いては、いないようだね……」

弐大「…妙な奴等じゃのぉ、今までこんな奴は見た事ないわい」

「なにをゴチャゴチャ言っている!!黙って我々について来い!」

舞園「あっ!まずいです、このままだと弐大先輩連れて行かれます!」

赤松「どっどうしよう!?」


↓1さん コンマ55以上で弐大が赤松達に気付いて戦闘入ります
230 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/11(月) 14:24:34.43 ID:nyl/0q/iO
231 : ◆w0y6qwgYVCnB [saga]:2017/09/11(月) 14:36:01.78 ID:DywGucxO0
安価ありがとうございます。今日の更新はここまでになります。
↓なにかご質問等ありましたらお書きください
232 : ◆w0y6qwgYVCnB [saga]:2017/09/20(水) 17:51:23.81 ID:BQs9Uh6h0
長期間の更新停滞申し訳ありませんでした…こんな作者ですがお付き合いして頂ければ幸いです。



「とにかく来るんだ!宗方様がお待ちだぞ!」

弐大「何っ?宗方というのは消えたと言われておった教師か!?あやつ以外にも人がいたのか!」

「何を訳の分からない事を!とにかく行くぞ!」

アーサー「………」

舞園「連れて…行かれちゃいましたね」

赤松「でもどうしよう、弐大先輩を助けなくちゃいけないし……」

アーサー「あくまで可能性に過ぎないが、ネコマル以外にも誰かいるかもしれないぞ」

舞園「えっ!?ど、どういう事ですか?」

アーサー「さっき、アイツは“あやつ以外にも人がいたのか”って言ってた」

アーサー「という事はネコマルはキョースケ以外の奴をこのパレスで見てるって訳になる」

赤松「なるほど……でも認知の雪染先生?だっけ、それを見たんじゃないの?」

アーサ「だとしたらキョースケのことは教師って言い直したのに“あやつ”呼ばわりはないだろ」

舞園「と、とにかく今は弐大先輩を連れていったシャドウを追いかけましょう!」

赤松「そうだね!」

アーサー「どっかでもう一人迷い込んだっていう奴も見つけられたらいいんだけどね!」

誰も現れないことを確認したのち、三人は二階へと続く階段を駆け上がって行った。

三人の姿が見えなくなると柱の陰から今まで様子を見ていた希望ヶ峰学園の制服を着た“彼”が顔を出す。

??「……………助けてやってくれ、あいつを…俺にはどうにもできないんだ」

“彼”は階段とは正反対の方向を向くとパレスの構造を知っているように迷いなくどこかへ行った。
233 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/11/27(月) 04:32:32.55 ID:Oc9gzyax0
あげ
234 : ◆w0y6qwgYVCnB [saga]:2017/11/27(月) 14:20:05.67 ID:84jDvDHW0
どうもお久しぶりです。今まで生存報告も何もせず消えててすいませんでした…。
設定がある程度まとまってきたので不定期更新ではありますが再開させていただきます。
では、本編です。


【ムナカタ・パレス 2F】

アーサー「えぇ、っと…ネコマルらしき人影は、ねぇな」

赤松「うん……ねぇアーサー、ここら辺だったらシャドウはどこへ連れて行くかな?」

アーサー「そうだねぇ、こっからじゃ一番近いのは中央ホールなんじゃないかい」

アーサー「もしネコマルがいなかったにしろ、そこ行きゃ何か手がかりはあるはずだよ」

舞園「でしたら、行ってみましょう!」

??「きゃあああああ!!」

赤松「ッ!?今の悲鳴は…!」

アーサー「明らかネコマルとは違う声だったねぇ……おっと、アタシのセンサーも反応した!」

舞園「どこですか?!」

アーサー「ふんふん、反応的にゃ…あっちさね!!」

赤松「行ってみよう!」

悲鳴のした方向へ大急ぎで駆けつけた赤松達、そしてそこにいたのは。

「おい、コイツさっき他の衛兵が捕まえた侵入者の仲間じゃないか?」

「その可能性が高そうね、宗方様からは見つけたその場で抹殺する許可は貰ってるわよぉ…」

??「ひ、ひぃいい………!」

赤松「あっ!?」

アーサー「いきなり修羅場ってかい!」


↓2さん 弐大と一緒に迷い込んだ人物を決めてください(この後強制戦闘です)
235 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/27(月) 16:35:07.65 ID:Aga4JFQO0
ksk
236 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/27(月) 18:12:31.27 ID:3E4u7wc+0
左右田
237 : ◆w0y6qwgYVCnB [saga]:2017/11/27(月) 19:24:06.07 ID:84jDvDHW0
舞園「そ、左右田先輩っ!」

左右田「へ?…って、お前まさか舞園?!あっ」

思わず呼んでしまった舞園とそれに気づいて返事をしてしまった左右田。

普通に考えれば………。

「むっ!?貴様らは前に入り込んできた賊!!」

「一体下の衛兵どもは何してたんでしょうねぇ…後で話さなくっちゃ」

標的を赤松達の方向へ変えてくる。

アーサー「おぉっと!?って別にこうならなくても倒すつもりだったしいいか」


死刑台の人面花 レベル3
属性:物火氷電風念核祝呪
   ―弱―耐―――――

穢れた二角獣
属性:物火氷電風念核祝呪
   ―――弱――――耐


赤松「と、とりあえず戦闘を終わらせなくちゃ!」

アーサー「んんっ、どうやら二体とも弱点が突けるっぽいね…」


↓2さん 行動を決めてください

・通常攻撃
・防御
・スキル(ガル、スラッシュ、ディア)
・アイテム(現在使用できるアイテムがありません)
・逃走(不可能です)
238 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/27(月) 20:13:22.36 ID:3E4u7wc+0
239 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/27(月) 20:51:04.91 ID:YkrtiULio
さくっと二角獣にガル行っとくか
240 : ◆w0y6qwgYVCnB [saga]:2017/11/27(月) 21:02:19.91 ID:84jDvDHW0
安価ありがとうございます。
今回はここまでとさせていただきます。
次の更新は早くて明日、遅くて三日後の予定です。
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