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モバP「アイドルたちが異能力者になったから安価でなんとかしろって!?」
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295 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/29(火) 23:51:57.52 ID:BY5rjbe0o
>>294
+7
296 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/29(火) 23:54:22.73 ID:ihLrwBRno
3+7ですね
続きはまた今度書きます
297 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/08/30(水) 16:18:57.27 ID:EPGKUVGTo
タッタッタッ……
P「いいかみく、お前が扉を開けたら俺が2体の『LEGNE』を突っ込ませる」
影カラス「グァーッ!」
影ネコ「グニャーッ!」
P(満月の光から生み出されたこの「LEGNE」は特別強力……そう簡単には消えない)
みく「うんうん、それでどうするの?」
P「みんなが怯んでいる隙に、何とかこの解毒剤をまゆに飲ませて欲しい。後は俺がやる」
みく「分かったにゃ!」
P(志希の異能の正体は分かっている。先制出来れば勝てるはず……!)
タッタッタッ……スタッ
P「…………」ゴクッ
みく「……いい、Pチャン?」
P「ああ……行くぞ!」
ガチャ……パシャリ!
298 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/08/30(水) 16:19:38.65 ID:EPGKUVGTo
P「!?」
P(み、みくが消えたッ!? いや、今の音は……!)
藍子(猫)「ニャオン?」ペラッ
P(藍子は猫になった! しかし猫でもカメラのシャッターは押せるッ!)
志希「やっほー。惜しかったねー、二人とも消すつもりだったのにキミは写ってなかったみたい」
P「読んでいたのか、俺の作戦をッ……!」
志希「ん〜、さすがにあたしでも君の思考を完璧に読むなんて出来ないよ? でもこっちには『覗ける』子が居るから」
P「そうか、まゆ……!」
まゆ「プロデューサーさん……どうしてまだ戦うんですか……?」
P「どうして? そんなこと決まってる、勝つために、そしてちゃんとみんなに謝るために戦うんだ!」
志希「いいよー、その調子その調子。でも、キミが謝ったらみんな許してくれるとは限らないと思うけどなー?」
晶葉・幸子・裕子「…………」
299 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/08/30(水) 16:20:25.05 ID:EPGKUVGTo
P「みんな……!」
志希「晶葉ちゃんと幸子ちゃんはさっきキミが拘束してそのまま。あ、裕子ちゃんはサイキックが暴走しないように眠ってもらってるけど」
P「くっ……すまない二人とも、今拘束を────」
晶葉「その必要はない! ……私たちにはもう構うな、助手」
P「晶葉……」
志希「晶葉ちゃん、キミが諦めて負けを認めたのを見て相当ガックリ来てるみたいだよ?」
幸子「……プロデューサーさんは、ボクのことが嫌いだったんですか……?」
志希「幸子ちゃんもキミに酷い事を言われて傷ついちゃってるし、謝って終わり……なんて上手くいく? あたしは知らないけどねー」クスクス
P「…………」
志希「ところで、キミは二人のこと、どう思ってるのかな〜?」スッ
P「……はぁ、まったく性格悪いぜ。本当に」
志希「おやおやぁ!? そんな風に言っちゃっていいの?」
P「お前だよ、志希。人の心を弄んで笑うマッドサイエンティストが……!」
志希「にゃははは!心外だなぁ、あたしは異能を最大限に活用してキミを倒そうとしているだけだよ?」
P「……だったら俺も、『作戦通り』お前を倒すッ!」シュルルルッ!
300 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/08/30(水) 16:21:18.14 ID:EPGKUVGTo
志希「まゆちゃん!」
まゆ「『エヴリデイドリーム』はもうプロデューサーさんを捉えています!」
P「……しかし、戦意が消えても既に俺が発動させた異能が消えるわけではないッ! 『LEGNE』!」
影ネコ「ニャーッ!」シュタタタッ
まゆ「きゃあっ!?」ドサッ
影カラス「グァーッ!」バサッガシッ
藍子「ニャ〜? ニャニャ〜!」ジタバタ
P「みんなすまない……攻撃させてもらう!」
グルグルグルグル!
志希「! どうするつもり……!?」
シュルルルルル……ドサッ、ドサッドサッ……
P「声を奪って『追放』した。……今この『世界』には俺と志希の二人だけだ」
301 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/08/30(水) 16:22:02.16 ID:EPGKUVGTo
志希「あたしとキミの二人だけでラン[
ピザ
]ーしようってこと? ふー♪」スッ
P「声を奪ってしまえば、もう誰の好意をどう操作しても言葉で傷つくことはない」
P(まゆの心の声も、今の俺には届かない……もちろん反対も)
志希「それは考えたね〜♪ でも、肝心のあたしはどうやって倒すつもり?」スッ
P「…………」
志希「キミにあたしが攻撃出来────」
シュルルルルル!
志希「! なっ……」
P「俺のお前に対する好意をいくら操作しようと無駄だ、志希」
志希「どういう、こと……あたしの異能から、逃れられるはずは……」
P「確かにその通りだ。はっきり言って今お前のことがとても好きだよ、志希。包帯で縛り付けるのもかわいそうな位な」
志希「あはは……だったらこれ、解いて欲しいかな……っぐ」ギュウッ
P「……どれだけ好意を操られても、たった一つ変わらない物があるんだよ」
志希「へえ……教えてくれる……?」
P「『志希を倒さなくてはいけない』、その目的だけは頭の中から消えないのさ……!」タッタッタッ
ギュウッ!
302 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/30(水) 16:23:12.79 ID:wz9oTtNoo
メール欄にsaga
303 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/08/30(水) 16:23:26.03 ID:EPGKUVGTo
志希「にゃはっ、抱き締められちゃった」
P「……お前の負けだ、志希」
志希「そっか、これが敗北……ヘンな匂い」スンスン
P「気絶されると困る。解毒剤を飲ませる前に『半分』の意味を聞かせてもらうぞ」
志希「いいよ、教えてあげる……『異能力者を支配下に置く薬』を作ったのはあたしだけど、『異能力者になる薬』を作ったのはあたしじゃない。だから『半分』」
P「なに……! だったら志希も、誰かに薬を飲まされて異能力者になったのか!?」
志希「そゆことー。美味しかったな、あのお団子」
P「団子!? 志希、お前は『もう半分』の正体も知っているんだなッ!?」
志希「知ってるよ〜? でもそれは、教えてあげない。んっ……」スッ……
P(なんだ!? 顔を近づけて……キス? いやッ!)バッ
シュルルルッ……バタッ
P「晶葉から解毒剤を奪っていたなッ! そしてキスで俺に飲ませようとしたッ!」
P(考える手はみんな同じってわけか……)
304 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/08/30(水) 16:25:00.02 ID:EPGKUVGTo
志希「あーあ、バレちゃったかぁ。じゃあ大人しく……」ゴクッ
P「!」
P(自分から解毒剤を……!?)
志希「キミに好意を操られたら、志希ちゃん多分、喋っちゃうから、ね……」パタッ
P「…………」
カランカラン……プシューッ!
P「!?」
P(なんだこれは、アロマ、いやガス!?)
P「なんだ、どうした晶葉ッ!?」
P(「共鳴世界の存在論」解除ッ!)ヴィイイン!
晶葉「……催眠ガスだっ! これを着けろ!」ヒョイッ
P「あ、ああ! しかし晶葉、お前はいいのかッ!?」スチャッ
晶葉「マスクは二つだけだ、早く幸子と部屋を出ろ! おそらくそれを着けていても長くは────」
スチャッ
幸子「晶葉さん、行くのはあなたです」
305 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/08/30(水) 16:25:42.28 ID:EPGKUVGTo
晶葉「幸子……!? どうして……」
幸子「ボクがついていっても、何も出来ないですから……それより、早く……」フラッ
P「晶葉、行くぞ!」
晶葉「ああ! ……ごめん、ありがとうっ」スタッ
P「他のみんなは────」
裕子「うぅん……」zzz…
智絵里「すぅ……」zzz…
藍子「ニャーゴ……」ゴロゴロ
P(そうだ、藍子は猫から元に戻しておかなくてはッ!)スッ
藍子「んん……」パタッ、zzz…
写真「」ヒラヒラ
P(……ヤバい、みくが写真に捕らわれたままだった!)
晶葉「助手っ!」
P「くっ……後から必ず戻ってくるッ! すまないみんな!」
まゆ(はい、ずっと待ってます、Pさん……)パタッ
ガチャ、バタン! タッタッタッ……
一ノ瀬志希「秘密のトワレ」────再起可能
306 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/30(水) 16:31:45.34 ID:AwVY0y5n0
しきにゃん真面目に強くて黒幕が霞みそう
307 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/30(水) 16:46:01.31 ID:F3BWrV2I0
志希戦面白かった(´・ω・`)
308 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/08/30(水) 17:31:46.12 ID:EPGKUVGT0
PM11:00
P「はあっ、はあっ……」
晶葉「っ、志希は、自分が負けても私たちを無力化出来るように、あらかじめ用意をしておいたんだ」ハアッ
P「本当に抜け目の無い……危ないところだった」フウッ
晶葉「あの部屋はガスが充満してしばらくは入れない。もう半分の黒幕は私たちで探すしかないだろう」
P「そうだな……また二人になっちまった」
晶葉「……ああ」
P「晶葉……さっきは本当にすまなかった。俺が情けないばっかりに、嫌な思いをさせてしまって……」
晶葉「いいんだ。助手の言った通りあれは志希の異能、誰も本心じゃない」
P「……そう言ってくれると助かる」
晶葉「しかし……また手がかりが無くなってしまった」
P「いや、手がかりなら一つあるぞ。志希が『団子』と言っていた、誰かが例の薬と共に団子を志希に食わせて、そこからこの事件が始まったんだよ」
晶葉「団子か。他のアイドルもそれを食べて異能に目覚めたのだとしたら、幸子たちに話を聞いてすぐに正体が掴めたかもしれないが」
P「言っても仕方ないよ。晶葉は今日、誰かに団子を勧められた覚えはないのか?」
晶葉「いや、私はずっと部屋にこもっていたから……」
P「レッスンとか無かったのか?」
晶葉「うむ。……サボりじゃないからな!」
P「分かってるよ。じゃあ、どうするかなぁ……」
P(11時になってコピーもリセットされてしまった。「黒幕」と戦うならやはり異能を少しでもコピーしておきたいが……)
選択肢(一つはすぐラストバトルになります)
1.食堂へ行く
2.自分の部屋に行く
3.晶葉の部屋に行く
4.屋上へ行こうぜ……
5.外へ出よう
↓2
309 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/30(水) 17:33:27.91 ID:ScM4X2oro
ksk
310 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/30(水) 17:33:58.30 ID:+dBHzJn3o
2
311 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/08/30(水) 20:05:51.53 ID:EPGKUVGTo
スタスタ……
晶葉「助手の部屋に……? 何かあるのか?」
P「晶葉が言ったように、その団子を食べたであろうアイドルに話を聞くのが手っ取り早いだろうからな」
晶葉「なるほど、気絶した蘭子を起こすんだな」
P「うん。それに森久保のこともちょっと気になるし」
スタスタ……スタッ
P「もしもーし? 森久保、ちゃんと隠れてるか?」トントン
晶葉「自分の部屋にノックするのも変じゃないか?」
P「あ、そうだな……森久保ー? 入るぞー」ガチャ
P(電気が付いている……?)スタスタ
312 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/08/30(水) 20:06:53.54 ID:EPGKUVGTo
晶葉「……誰も居ない?」
P「どうせ机の下だろ? 森久保俺だ、出てこいよ」
「…………」
P「なんだ、顔を見るまで安心出来ないのか?」スッ
蘭子「」ウニョウニョ
P「うぎゃあああっ!?」ドサッ
晶葉「どうした助手! ……っ!?」ビクッ
P「らっ、蘭子の全身からキノコが……なんてこった……!」
パァン!
P「あひいっ!?」ビクビク
「ドッキリ、だーいせいこーう……」ドヨーン
P「えっ?」
晶葉「乃々に……輝子?」
輝子「フヒ、いい驚きっぷりだな、親友……」
森久保「あの……これは、冗談、ですけど……」
輝子「だから、ドッキリって言ってるだろ? ボノノちゃん」
森久保「あ、そうでした……」
P「えっ……えっ?」
313 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/08/30(水) 20:08:05.71 ID:EPGKUVGTo
…
……
P「あぁそう、二人して蘭子のした……気絶した蘭子で遊んでたのね……」
晶葉「……いま『死体』と言いかけなかったか?」
P「い、言ってない言ってない!」
森久保「プロデューサーさんがノックしたのを聞いて、輝子さんがビックリさせようって……」
輝子「えー、ボノノちゃんがプロデューサーはビックリしやすいからやろうって言ったんじゃないか……」
森久保「や、やろうとは言ってないですけど……」
P「どっちでもいいっ!」
森久保「あう……」
晶葉「しかしよく出来ているな。本当に生えているようにしか見えない」
蘭子「」ウニョウニョ
P「もう、マジでビビったんだからな! ……蘭子、蘭子。起きてくれ」ユサユサ
輝子「おい……どうして、起こすんだ……?」
P「え? いやちょっと、蘭子に聞きたいことがあるからさ」
輝子「ダメだ。起こしたら、キノコが消えちゃう……」
P「え……?」ピト
森久保「まっ! まま、まさか、本当に生えてたんですか……!?」
輝子「それでも、起こすっていうなら……」
晶葉「助手、どうやらこの流れは────」
輝子「この私を倒してからにしてもらおうか! ヒーヤッハハハハハッ!」
P「こ、これ、本物なの……」ビクビク
蘭子の身体がキノコまみれに(!?)輝子の異能、「毒茸伝説」の能力とは!?
↓2
314 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/30(水) 20:09:30.02 ID:i/g2eHKSo
体力をとことん吸い取る
315 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/30(水) 20:10:01.51 ID:U6XIrunq0
キノコを食った人間を操る
316 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/08/30(水) 21:36:53.56 ID:EPGKUVGTo
晶葉「やはり! 助手、戦闘態勢を……」
P「ほっ、本物……蘭子から本物のキノコが生えてるう!」
晶葉「……助手」
モギッ
輝子「レッツイート! 美味しいぞ?」スッ
P「ヒイッ! むりっ、無理無理むーりぃー!」
森久保「それはもりくぼのセリフなんですけど……」
輝子「ボノノちゃんは?」
森久保「遠慮しておきます……」
晶葉「輝子の異能は身体からキノコを生やす能力か……?」
輝子「違うな! 私の『毒茸伝説』はもっとヘヴィ! このキノコを食べれば……ゴートゥヘール!」
P「や、やっぱ食べたらダメなんじゃねーか!」
輝子「しかし、食べないでいられるかな……!? ヒャッハー!」モギッモギッ
P「食べないッ! いくら差し出されようが人から生えたキノコなんか食うかッ!」
317 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/08/30(水) 21:37:53.27 ID:EPGKUVGTo
輝子「そ、そうか……残念だな……」シュン
晶葉「……戻った」
輝子「でもな……そう言われると何としても食べさせたくなるんだよ! プロデューサァァアアア!」グイッ
森久保「あ、また戻りました……」
P「ヒイイッ! やめて! 食べさせないでええええっ!」
輝子「キノコはなァ……美味しいんだぞ! 菌だからってバカにしたらいけないんだぞ!」タッタッタッ
P「してないっ、してないよォッ!」タッタッタッ
晶葉「もしかしてキノコ嫌いか? 助手」
P「普段は食べるよッ! でも人から生えたヤツ食うか!? 人キノコ生でイケるかッ!?」
晶葉「まあ、それはそうだな……」
輝子「だったら地獄のキノコ料理を振る舞ってやるぜ! ついてきなっ!」タッタッタッ
P「俺いま追われてるんですけどッ!?」タッタッタッ
ガチャ、バタン!
晶葉「……私は追うが、乃々はどうする?」
森久保「あぅ……仕方ないから、一緒に行きます……」
晶葉「なら、このキノコ蘭子というか……とにかく、運ぶのを手伝ってくれるか?」
森久保「あ、はい……」
318 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/08/30(水) 21:39:37.17 ID:EPGKUVGTo
8階 給湯室兼キッチン
輝子「地獄のキノコ料理その1ィーッ! バター風味キノコソテー!」
トントントントンジュワアァァッ!
P「ひいいっ! 炒めたキノコにソースが絡み付いてるうッ!?」
輝子「主にエリンギなどを使うんだよ! 分かったかぁー!?」
P「何一つ材料調理法分かんないいっ! そもそも地獄要素がないっ!で、でも────」
ホワワァン
P「……でも美味しそうッ! 食べそうッ……! 俺ずっと何も食べてないからめちゃくちゃ腹減ってるしッ!」
輝子「さあ、食え! あまりの美味しさに舌を巻けェ!」
P「しょ、輝子は食べないのか……!?」
輝子「あ、私は次の料理の下ごしらえだ……」トントン
P「そ、そうか。…………」ゴクッ
P(こいつはマジにヤバい、食べそう……人から生えたっつっても、ちゃんと調理してたし……)
選択肢
1.ちょっとくらい食べても大丈夫!
2.一口だけ! 一口だけ!
3.ダメっ……食べるな……!
↓2
319 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/08/30(水) 21:40:31.00 ID:J3ZFjSyI0
1
320 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/30(水) 21:42:36.68 ID:72lECpnKo
3
321 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/08/30(水) 21:50:01.31 ID:EPGKUVGTo
P(ダメっ……食べるな……! 食べたらアウト、輝子の異能に嵌まる……!)
輝子「……あれ、ホントに食べないのか……?」
P「う、うん」
輝子「そうか、残念だな……」スッ
P「ああっ!」
輝子「ど、どうした? やっぱり食べる……?」
P「た、食べない!」
輝子「残念、無念……でもまだ次の料理もあるからなぁ!」スタスタ
P「…………」
グウウッ
P(こいつはタフな戦いになりそうだぜ……)
322 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/08/30(水) 21:54:47.76 ID:EPGKUVGTo
森久保「よいしょ、よいしょ……」
晶葉「人を運ぶのは大変だな……」セッセ
森久保「というか、二人はどこへ行ったんですか……?」
晶葉「……わからん。キノコを食べさせると言っていたが」
森久保「じゃあ、下のキッチンで料理しているかもしれないです……」
晶葉「なら、まずはそこに行こう。……っ」ヨイショ
森久保「あの、もうここで蘭子さんを起こしてしまった方がいいのでは……?」
晶葉「……確かに。蘭子が起きればキノコも消えると言っていたしな」
森久保「じゃあ、降ろしましょう。よいしょ……」
晶葉「蘭子、蘭子!」ユサユサ
森久保「起きてくださーい……」ツンツン
323 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/08/30(水) 22:00:37.05 ID:EPGKUVGTo
P「…………」グウウッ
タッタッタッ……
輝子「さあ、地獄のキノコ料理その2の時間だぞプロデューサーァ!」
P「くっ、来たか……!」
輝子「キノコのじっくりことことクリームシチューだ! 腹が限界になるまで食え!」ドンッ
P「じっくりする時間もことことする時間も無かったのに一瞬でシチューを作ったってのか……!?」
輝子「フヒ、凄いだろう。まず私が一口……」ハム
P「う、美味いのか……!?」
輝子「ヒャッハー! こいつは最高だ、食べない奴はそれだけで不幸になるぜ!」
P「そ、そんなに……!」
グウウウウッ
P(腹の虫が悲鳴を上げているッ! 耐えきれるのか、耐えきれるのか俺……!)
輝子「毒なんて入ってないよ、安全だよ……」
P「……」ゴクッ
選択肢
1.それでもっ……食べたら終わり……!
2.一口だけ! 一口だけ!
3.もう我慢とかむーりぃー!
↓2
324 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/30(水) 22:01:16.53 ID:72lECpnKo
こいつ食うことしか考えてないな
325 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/30(水) 22:02:15.10 ID:HMc4eVg8o
3
326 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/30(水) 22:02:20.89 ID:pTLSDIkJ0
3
327 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/08/30(水) 22:10:32.60 ID:EPGKUVGTo
P「は、はは、は……」
輝子「ど、どうした?」
P「そんなに食べて欲しい?」
輝子「うん。キノコは、いいぞ」
P「食べてくれたら嬉しい?」
輝子「もちろんだ。美味しいと言ってくれたら、これ以上ないくらい……」
P「そう、か……」
輝子「…………?」
P「…………、もう我慢とかむーりぃーっ!」ガタッ
輝子「!」
P「いただきますッ!」ヒョイッパクッ
輝子「ど、どうかな……?」
P「こいつは……こいつは、ッ……!」ビクビク
328 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/08/30(水) 22:15:07.04 ID:EPGKUVGTo
晶葉「……はあ。起きないな」
森久保「蘭子さーん、朝です、あさくぼですけど……」
晶葉「…………」
「うまあああああい! もうとびっきりうまあァーイッ!」
森久保「ひいっ!?」
晶葉「ま、まさか……助手っ!」タッタッタッ
森久保「あっ、晶葉さーん! ……そ、そんな……もりくぼ置いてけぼりですか……」
蘭子「……んん」パチッ
森久保「! 蘭子さん、よかった……っえ、あれ……?」
蘭子「あれ、私は確か、姫君を従えし者に敗れて……」ムクッ
森久保「あ、あのっ、とにかくついてきて欲しいんですけど……」
329 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/08/30(水) 22:20:07.74 ID:EPGKUVGTo
タッタッタッ……
晶葉「助手っ! キノコを食べてしまったんじゃあないだろうな!?」
P「ハーッハッハッハ! そうだよ晶葉ァ! キノコはトモダチ怖くなァーい!」
晶葉「なっ!? な、なんという……」
輝子「さあ、地獄のキノコ料理その3の時間だ! キノコの五目炊き込みご飯だぞ!」
P「待ってましたあ! 作るのが早ぁーい!」
輝子「次の料理が最後だ! ゴートゥヘエエエエル!」スタスタスタ
P「はーい、いただきまーす!」パクパクパク
晶葉「お、おいっ! 人から生えたキノコだぞっ! いいのか!?」
P「あぁ!? キノコはキノコだろうが!」
晶葉「なっ……」
P「晶葉も食えッ! お腹すいてるんだろ!」パクパク
晶葉「私は絶対に食べないぞ!」
グウウウッ……
晶葉「うっ……」
P「こんな美味しい料理を食べられない奴はそれだけで不幸せだな! 人生終わってる!」パクパク
晶葉「……」
P「あー美味しい、すごく美味しい! 主にキノコが美味しいけど野菜も美味しい!」
晶葉「…………」
P「クヒヒッ、しゃもじですくって直接食べてやるうッ!」ゴクゴク
晶葉「わ、私は……絶対、食べないからな……!」
330 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/08/30(水) 22:20:44.47 ID:EPGKUVGTo
スタスタ……ガヤガヤガヤ
蘭子「騒がしいわね……かの者たちの呼び声が聞こえるわ」ウニョウニョ
森久保「あ、あの、蘭子さん……」
蘭子「どうしたの?」クルッ
森久保「き、きの……」モジモジ
蘭子「きの? ……はっ、『気』の力を感じると……!?」
森久保「い、いや、あの……きのこ……」ボソボソ
蘭子「……?」
「地獄のキノコ料理その4! 和風キノコスパゲッティ!」
蘭子「スパゲッティ!? ……いや、あそこで黒ミサが行われているわ、行くわよ乃々ちゃん!」タッタッタッ
森久保「あ、あの、き、キノコー! ……まだ生えてますけど……」ボソッ
331 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/08/30(水) 22:21:48.22 ID:EPGKUVGTo
パクパクパクッ……
P「最高! 究極! オランジェント!」パクパク
晶葉「はははは! こんな美味しいパスタ初めて! すっごい!」パクパク
P「キノコのおかげなんだよ! 全部キノコが美味しくしているんだッ!」
晶葉「パスタの茹で加減はあえてアルデンテじゃない! キノコの食感とマッチするよう硬めにしてあるんだ!」
輝子「え、そうなの……間違えたかも……」パクッ
晶葉「えっ……」
輝子「ヒャッハー! こっちの方が美味しいじゃないか! 感謝するぜ晶葉!」
晶葉「はははっ、キノコと料理は紙一重だからなっ!」
P「今のどういう意味? でもとにかく美味いっ!」パクパク
P(……でも何か忘れてるような?)
タッタッタッ……スタッ
P「ん?」
森久保「はあっ、やっと見つけましたけど……」
輝子「ボノノちゃん。それに、蘭子……って、あれ?」
332 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/08/30(水) 22:22:43.62 ID:EPGKUVGTo
蘭子「ハーッハッハッハ! 生け贄を捧げる儀式を行いし者どもよ! 我こそが贄を喰らいし魔王なり!(仲間に入れてくださーい♪)」
晶葉「蘭子……君は……」
P「お、おい輝子、起きたらキノコは消えるんじゃなかったか……?」
輝子「わ、分からない。勝手にそう思ってたんだけど……」
蘭子「矮小なる意思の集まり? 我に────って何これぇっ!? キノコが、キノコがぁっ!」アタフタ
P「ヒャッハー! イキのいいキノコだァ!」タッタッタッ
晶葉「生で食べるのか!? ……ズルいぞ一人占めは!」タッタッタッ
蘭子「きゃあっ!? ぷ、プロデューサーさんっ? 何するんですかぁ……!?」ドサッ
P「キノコ狩りだよォ!」モギッ
蘭子「はうっ!?」
晶葉「失礼するぞ!」モギッ
蘭子「ははうっ!?」
輝子「フヒ、みんなキノコの良さを分かってもらえたようで何よりだ……」
森久保「あ、あの、輝子さん……」
輝子「ん? どうした、ボノノちゃん」
森久保「え、ええと……」
選択肢
1.そろそろ元に戻してあげてください
2.もりくぼも仲間に入れてください
3.やるくぼですけど……
↓2
333 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/30(水) 22:24:31.09 ID:pTLSDIkJ0
3
334 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/30(水) 22:30:34.77 ID:U6XIrunq0
3
335 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/08/30(水) 22:45:10.62 ID:EPGKUVGTo
カチャッ
輝子「へ……?」
森久保「輝子さんを倒さないと、止まらないようなので……」
輝子「じょ、冗談だよ、な? というか、どこから銃を……」
P「生うまっ! 生が一番いい!」モギッモギッ
晶葉「どの部分から生えたキノコが一番おいしいのか、これは研究が必要だ……!」
蘭子「た、助けてぇ……」ヘロヘロ
森久保「冗談ではないですけど……撃たせないでください……」スッ
輝子「は、話せば分かる。私は、キノコの良さをもっと知って欲しかっただけ、なんだ……」
森久保「そうですか……」スタ、スタ
輝子「ボノノちゃん! 危ないから、置こう、な……このキノコ料理でも食べて、落ち着こう」スッ
森久保「どうやら、説得は無理そう、です……」
輝子「お、おいおい……」ゴクッ
森久保「ごーとぅへーる……殺(や)るくぼですけど……」
バァン! ……パタッ
336 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/08/30(水) 22:53:46.49 ID:EPGKUVGTo
蘭子「もう、もう生えてないのにっ……」
晶葉「あれ、私は……」パクッ
P「……ハッ!」ムニュン
蘭子「どこ掴んでるんですかぁ!」パシーン
P「サイキックラッキースケベェッ!?」ドサッ
晶葉「わ、私は……何を……」ソワソワ
森久保「大丈夫、ですか? みなさん……」
P「も、森久保……輝子はどうしたんだ……?」ムクッ
森久保「あ、何故か、勝手に倒れちゃいましたけど……」スッ
輝子「おぅ、おぅ……」ピクピク
P「じ、自滅? っていうか完全にやられてたような……げふっ、腹いっぱい」
晶葉「は、はは、ははは! キノコのせい、キノコのせい……」ソワソワ
P「……よく分からんが、コピーして解毒剤を飲ませる!」
輝子「私は忘れても、キノコのことは、忘れないでくれ……」パタッ
星輝子「毒茸伝説」────再起可能
337 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/08/30(水) 23:08:33.33 ID:EPGKUVGTo
PM11:15
P「フーム、まんまと操られていたんだなぁ」
晶葉「しかし、あの状況でどう自滅したんだ……?」
森久保「さ、さあ……転んだんじゃないですか?」
P「見てなかったのか?」
森久保「みっ、見てましたけど……分からないです……」
P「なんだそりゃ。……そうだ、それより蘭子!」
蘭子「我が名は傷ついた悪姫……ブリュンヒルデ……」
P「ら、蘭子ー? 今のお前は心が傷ついてるなってそうじゃなくて、大丈夫か……?」
蘭子「フフ……我が魂は穢れによって新たな魔翌力を得るのだ……」
P「そ、そう? じゃあ大丈夫?」
蘭子「大丈夫じゃありませんっ!」
P「ご、ゴメン……」
蘭子「…………」プクーッ
338 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/08/30(水) 23:19:52.08 ID:EPGKUVGTo
P「あ、あのさ、聞きたいことがあるんだけど……」
蘭子「……なんですか?」
P「今日、団子食べた?」
蘭子「だ、だんご? 食べま、した……?」
晶葉「疑問系か」
蘭子「ううん、食べた……美味しかった」
P「誰にだ! 誰に貰った!?」グイッ
蘭子「ええっ!? っと……あれ……? あの……」
P「思い出せないのか?」
晶葉「何かの異能が作用しているのかもしれない」
蘭子「あ、月の女神……です」
P「誰だよ」
蘭子「それは、えっと……あれ……?」
P(……これ以上はダメみたいだな)
P「ありがとう蘭子、もういいよ。十分な手がかりだ」
蘭子「う、うむ!」
晶葉「月の女神か……どうする、助手」
P「…………」
選択肢(一つはラストバトルに入ります)
1.食堂に行く
2.晶葉の部屋に行く
3.屋上へ行こうぜ……
4.外へ出よう
↓2
339 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/30(水) 23:20:31.03 ID:ScM4X2oro
2
340 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/08/30(水) 23:21:04.80 ID:J3ZFjSyI0
1
341 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/30(水) 23:26:41.37 ID:EPGKUVGTo
続きはまた今度書きます
342 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/30(水) 23:32:43.59 ID:g+VZTW4ko
おつー
343 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/08/31(木) 11:43:35.28 ID:1aeinps6o
スタスタ……トタトタ
P「蘭子!」クルッ
蘭子「っ!」ビクッ
P「付いてくるなって言ったろ!? 遊びでやってんじゃないんだから!」
蘭子「し、しかし、導かれし魂が────」
P「駄目だ!」
蘭子「あぅ……」
晶葉「……別にいいんじゃないか? もしかしたら、途中で何か思い出すかもしれないぞ」
P「いいや、もしまた志希みたいな俺たちの感情や意識を操作する異能力者が現れたらどうする。側に居るのは晶葉だけで十分だよ」
晶葉「……そうか」
蘭子「プロデューサーぁ……」ウルウル
P「あーもう……これなーんだ?」スッ
蘭子「きっ、キノコ!?」
P「正解。あーんしてね」ヒョイッ
蘭子「はむっ!?」パクッ
P「蘭子! 回れ右して戻れ!」
蘭子「…………」スタスタ
P「クククなるほど、人の意識を操るとはこういうことか」
晶葉「おいおい……」
344 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/08/31(木) 11:44:18.21 ID:1aeinps6o
西棟2階 食堂
P「木を隠すなら森に、団子を隠すなら……食堂でしょう!」スタッ
晶葉「……もうお腹は空いてないぞ」
P「俺もだよ、でもこんな時間に誰も料理してないだろ? ……電気はついてるけど」ガチャ
島村卯月(以下、卯月)「いらっしゃいませー! って、プロデューサーさん?」
P「卯月! ってかメイド!?」
小日向美穂(以下、美穂)「プロデューサーさん! こんな時間にどうしたんですか?」
P「いや、俺が聞きたいんだが……」
五十嵐響子(以下、響子)「いいじゃないですか♪ ほら、どこでもいいので座ってください」
P「あ、ああ……」スタスタ
晶葉「助手、まずいぞ3人相手は……」ヒソヒソ
P「分かってる、だが例の薬で操られてるわけじゃなさそうだし、うまくすれば戦闘は回避出来るはず……」ヒソヒソ
345 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/08/31(木) 11:45:04.58 ID:1aeinps6o
スタッ
P「ええと、メニューは……ていうかここ食券だったよな?」
美穂「この時間はオーダー制なんです。はい、メニューをどうぞ」スッ
P「そ、そう。あの、聞きたいんだけどいつの間にメイドカフェになっちゃったの……?」
卯月「さっきからですよ、さっきから!」
P(なんだよその某天海的な口調は……)
響子「それより! ご注文をどうぞ!」
P「あーはい。えっと……」
P(何か変なのが混ざってるが、選ぶべきか選ばざるべきか……)
選択肢
1.オムライス(ケチャップデコレーション付き)
2.卯月の愛情たっぷり「S(mile)ING!」
3.ポッキー
4.みほたんハートっ♪「Naked Romance」
5.ウサギさんの手作り団子
6.お料理得意なんですっ!「恋のHamburg♪」
↓2
346 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/31(木) 11:46:20.50 ID:nwckSGmuo
ksk
347 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/31(木) 11:46:53.30 ID:dOi5mQASo
6
348 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/08/31(木) 12:03:05.65 ID:1aeinps6o
P「じゃあ、この『恋のHamburg♪』を一つ貰おうかな」
響子「私を選んでくれるんですね! ありがとうございます!」
卯月「いいなぁ、響子ちゃん」
美穂「『Naked Romance』、オススメだったんですけど……」
P「はは、また今度ね……」
響子「じゃあ二人とも、プロデューサーさんをしっかり抑えてください!」
卯月・美穂「はい♪」スッ
P「えっなっちょっ、ハンバーグは!?」ガタッ
響子「食べさせてあげます、私の『恋のHamburg♪』!」
晶葉「異能だ!」
P「嘘ぉっ!?」
3vs1(!?)響子の異能、「恋のHamburg♪」の能力とは!?
↓2
349 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/31(木) 12:06:59.43 ID:Rx3yslr9o
肉団子状にこねあげて、
かみついて食べてしまう
350 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/31(木) 12:11:11.99 ID:eWnUHxBm0
美味しいハンバーグを無限に作り出す
351 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/08/31(木) 14:20:33.19 ID:1aeinps6o
響子「はいっ! 出来上がり!」コトッ
P「えっ、やっぱりハンバーグ!?」
響子「じゃ、じゃあ食べさせてあげますね、ごご、ご主人様っ……」スーッ
P「い、いただきます! っていうか俺を抑える必要はあるのか!?」
卯月「サービスです♪」ガシッ
P(サービス!? た、確かに何か柔らか〜い感触が……)
響子「ああっ! プロデューサーさん、他の子のことは今考えたらダメですよ! 私を見てください!」
P「うんうん、響子の事だけ見てるよ」
響子「えへへっ。はい、あ〜ん」
P「あーん、もぐもぐ……うん、おいしい!」
響子「いっぱい食べてくださいね♪」スーッ
P「はーい!」モグモグ
晶葉「なんなんだ、この緊張感の無さは……」
352 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/08/31(木) 14:21:16.59 ID:1aeinps6o
響子「最後の一口、あ〜んっ」
P「あーん、っ〜! おいしかった! 食べごたえあったよ」
響子「そうですか! じゃあ、もっとたくさん食べてくださいね!」スッ、コトッ
P「いいっ!? そ、それはちょっと……」
美穂「逃げたらダメですよ? プロデューサーさん」
P「わ、分かった、食べるよ……でもこれが最後、約束してくれ」
響子「……やっぱり美味しくなかったんですか?」
P「いや美味しい! おいしいけど、お腹が……」
P(腹の中でキノコとハンバーグが暴れている……)ゲフッ
響子「そうですか……じゃあ最後の一皿、じっくり味わってください!」スッ
P「あーん、もぐもぐ……あーん、もぐもぐ……」
P(拷問だよ、拷問……)モグモグ
353 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/08/31(木) 14:22:00.37 ID:1aeinps6o
P「……ごちそうさま」
響子「ありがとうございます! プロデューサーさんにお腹いっぱい食べてもらえて、私すっごく幸せです!」
P「うん、それは、よかったね……」ゲフッ
卯月「じゃあプロデューサーさん、次のメニューを選んでください」
P「えっ次!? 次があるの!?」
卯月「はい♪」
P「はいってお前そんなはっきりと……」
美穂「次は私を選んでくれますよね、プロデューサーさん」
P「何か重いぞ、美穂……」
晶葉「……助手、攻撃の意志は無さそうだしほどほどにして切り上げるぞ」
P「そ、そうね……」
選択肢
1.卯月の愛情たっぷり「S(mile)ING!」
2.ポッキー
3.みほたんハートっ♪「Naked Romance」
4.ウサギさんの手作り団子
5.ところでこのキノコを見てくれ
6.お会計お願いします……
↓2
354 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/31(木) 14:23:14.09 ID:ASdIDPjXo
3
355 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/31(木) 14:23:24.64 ID:Rx3yslr9o
2
356 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/31(木) 14:23:29.83 ID:PXuJvb1Io
3
357 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/08/31(木) 14:43:19.63 ID:1aeinps6o
P「じゃあ、軽くデザートということでポッキーを貰おうかな」
卯月「かしこまりました、ご主人様♪」スタスタ
美穂「あっ、卯月ちゃん! ……私が持ってきたかったのに〜」
晶葉「…………」ハァ
P「ま、まあ束の間の休息ってことでいいじゃないか……」
卯月「お待たせしました!」スッ
P「えっ? な、なに、それ?」
卯月「ポッキーですよ?」カリッ
P「いや、なんで、口……」
響子「メイドさんとポッキーといったら、やることは一つしかないですよ! ほらっ」ガシッ
美穂「楽しんでくださいね♪」ガシッ
P「ま、マジで!? いいの!?」
卯月「ポッキーゲーム、がんばります!」
358 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/08/31(木) 14:43:52.00 ID:1aeinps6o
P「よ、よーし! やってやろうじゃない!」パクッ
P(普通のポッキーより少し長いらしい、一口の大きさにもよるがお互いが三回進めば口と口が触れ合うッ!)カリッ
卯月「♪」カリッ
P(あと2回ずつッ! 行くか、最後までいくのか……!?)
卯月「えへへっ」ニコッ
P「!」カリッ
P(ハッ! 思わず近づいてしまった、しかしそれほど笑顔がまぶしい!)
卯月「……っ」カリッ
P(あ、あと一回ずつッ! いいのか、本当にいいのか!?)
晶葉「お、おいっ! もうキスはしないとあの時言ったはずだぞ!」
P(! そ、そうだ……ってそれは解毒剤を飲ませるときの話では?)
カリッ
P「!」
美穂「わぁっ、もうキスしちゃいそう……」
響子「するかどうか、ご主人様が決めてくださいね」
卯月「…………」ドキドキ
P(おお、これは、これはもう……!)
選択肢
1.軽く触れる
2.ガッツリする
3.ダメだッ! ゲーム終了ッ!
4.美穂と響子を振りほどいて抱きつく
↓2
359 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/31(木) 14:47:19.72 ID:nmL8goxuo
4
360 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/31(木) 14:47:22.43 ID:bmAHazhDO
4
361 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/31(木) 14:47:29.50 ID:Um8I+wffo
4
362 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/08/31(木) 16:07:21.14 ID:1aeinps6o
P(……待てよ、これは卯月の異能をコピーする絶好のチャンスなのでは!?)
卯月「んーっ……」
P(行けるッ! 両腕は掴まれているが、二人は所詮女の子!)
P「うおらぁ!」ブンッ
響子「きゃっ!?」ドサッ
美穂「プロデューサーさん!?」
P「卯月!」ダキッ
卯月「ふえっ!? ぷぷっ、プロデューサーさん!?」
P「キスがアリなんだから抱き締めるのもアリだよなぁ!?」
卯月「ええっ、き、キスもアリなんて言ってませんー!」
P(と言いつつ抵抗しない)
P「……! こ、この能力は……!?」
異能もがんばります(!?)卯月の異能、「S(mile)ING!」の能力とは!?
↓2
363 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/31(木) 16:13:39.36 ID:nwckSGmuo
笑顔がかわいい
364 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/31(木) 16:13:41.90 ID:OXq8eRs7o
10秒以上首を絞めた相手を美味しいポッキーに変える。(能力持ちで作ったポッキーを食べたらその能力を得る)
365 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/31(木) 16:17:17.61 ID:BoW4Zth8o
そのポッキー、本当に食べてしまったのか?
366 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/08/31(木) 17:50:05.47 ID:1aeinps6o
P(首を絞めた相手をポッキーに変えてしまう……!? というか、これポッキーって……)
卯月「……知ってしまいましたね、プロデューサーさん。私の『S(mile)ING!』を」
P「…………」
卯月「ところで美味しかったですか? そのポッキー」
P「卯月、お前……そんな、馬鹿な……」
卯月「あっ、勘違いしないでくださいね! そのポッキーはただのポッキーですよ?」
P「……」ゴクッ
P(別の異能を取り込んだ感覚は無い、本当なのか……?)
響子「……『ルール』を破りましたね、プロデューサーさん」スタッ
P「!」
ガシッ、ガタッ!
晶葉「助手!」
P「ふ、二人とも何のつもりだ、押し倒すなんて女の子のする事じゃあないぞ……」ジタバタ
美穂「どこにでもルールを破っちゃう人って居ますよね。『見るな』というものを見たり、『するな』ということをしたり……」
響子「『ポッキーゲーム』はキスするかどうかの緊張感を楽しむゲーム、なのに私たちを振りほどいて抱きついちゃうなんて」
卯月「そんなプロデューサーさんには────」
卯月・美穂・響子「『罰ゲーム』です!」ガシッ
ギュウウッ!
367 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/08/31(木) 17:51:49.08 ID:1aeinps6o
P「ぐっ、があッ……!」
P(卯月に馬乗りにされて首を絞められている、起きようにも響子と美穂が脚と腕を抑えて身動きがとれない!)
響子「ねえ、プロデューサーさんはどんな味がすると思う?」
P(ポッキーにするつもりかッ!?)
美穂「私は甘いと思う。プロデューサーさん、優しいから」
卯月「少ししょっぱさもあると思うな。だってプロデューサーさん、汗臭いですもん」クスクス
P「が、あッ……!」
P(ヤバい、ポッキーにされる以前に絞め殺されるんじゃないのか……!)
晶葉「このっ、助手を離せ!」ガシッ
P(晶葉……!)
響子「……邪魔な人はお掃除しないと」スッ、バババババ!
晶葉「!?」ヒューッ、ドサッ
P「あき、はっ!」
P(ハンバーグをマシンガンのように出して射撃攻撃!? んなことする奴初めて見たぞ、おいッ……!)
美穂「あーっ、響子ちゃん、それじゃあそれじゃあ余計に周りが汚れちゃうよ」
響子「あはは、失敗、失敗……後でちゃんと掃除しないと」
P「っ、ぐ……づき……」
卯月「あっ、もう10秒経ってましたね! それじゃあいきます、『S(mile)ING!』」
ピカァァァァ!
368 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/08/31(木) 17:52:28.50 ID:1aeinps6o
晶葉「っ、助手……?」
卯月「ふぅ。お菓子、上手に作れました!」
美穂「ぱちぱち!」パチパチパチ
晶葉「!? じょ、助手をどこへやった!」
響子「これのことですか?」スッ
Pッキー「」
晶葉「な、なに……?」
卯月「私の『S(mile)ING!』でポッキーにしちゃいました。一本しかないので、みんなで一口ずつ食べましょう!」
晶葉「そ、そんな……嘘、だ……」ガタガタ
美穂「誰から食べる?」
響子「じゃんけんしましょう!」
369 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/08/31(木) 17:53:24.07 ID:1aeinps6o
ジャーンケーン、ポン! アーイコデ……
晶葉「お、おい助手っ! 卯月の異能はコピーしたんだろう!? だったら自分で解除出来るはずだ!」
響子「あ、負けちゃった……」
卯月「言い出しっぺのなんとやら、ですね」
美穂「元より長くなってるよ卯月ちゃん」
卯月「あははっ、それじゃあ気を取り直して。負けませんよ!」
美穂「私だって! じゃーんけーん────」
晶葉「聞いているのか助手! 早く解除しないと、本当に食べられてしまうぞ!」
卯月「……晶葉ちゃん」
晶葉「なんだ、このっ……!」ウルッ
卯月「ポッキーになった人に、意識があると思います?」
晶葉「! そんな……本当、に……」ガクッ
卯月「じゃあ今度こそ、じゃーんけーん────」
「ぽん!」
370 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/08/31(木) 17:55:05.04 ID:1aeinps6o
美穂「やった、私の勝ち!」
卯月「負けちゃいました……」ガクッ
響子「美穂ちゃんが美味しいところを持っていったね、文字通り」
卯月「おおっ、うまいですね〜!」
美穂「さっきから二人ばっかりで羨ましかったんだもん、次は私の番だよ」
卯月「それじゃあおいしく頂いてください、文字通り♪」
美穂「うん。あー────」スッ
晶葉「やっ、やめろーーーっ!」
美穂「んっ」カリッ
晶葉「!!!」
卯月「どうですか、どんな味ですか!」
美穂「……一口じゃ分からないや。えいっ!」カリッ
響子「あーっ! 二口目!」
卯月「美穂ちゃん、ズルいですよ!」
美穂「えへへっ、でも、長いからみんな二口食べられるよ」
響子「もー……美穂ちゃんにも罰ゲームしちゃうよ?」
美穂「ごめん、ごめんなさい!」スッ
卯月「響子の分が残らないかも……でも、私も二口食べちゃおっ」カリッ
響子「ああっ、卯月ちゃーん!」
371 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/08/31(木) 17:56:46.54 ID:1aeinps6o
晶葉「ううっ、く、なんで……っ」グスッ
アハハハハハ!
晶葉「プロデューサー、本当に……っ」
響子「あむっ。……もう終わり、だね」
卯月「無くなっちゃいましたね……」
美穂「もっと食べたかったなぁ」
晶葉「くっ、この……おいっ! 分かっているのか!」
卯月「何がですか?」
晶葉「プロデューサーだったんだぞ! 君たちの、そして、私の……! それをどうして、笑って食べられるんだっ!」
卯月・美穂・響子「…………」
晶葉「もう二度とプロデューサーは戻ってこない……っ、二度と戻ってこないんだ! ううっ……」グスッ
卯月「あの……」
晶葉「言い訳なんて聞きたくない!」
響子「そうじゃなくて、プロデューサーさんは……」
美穂「戻ってきますよ?」
晶葉「え……?」
372 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/08/31(木) 17:58:13.68 ID:1aeinps6o
美穂「私の『Naked Romance』は『食べた物を元に戻す』能力。ほら、二人とも口を開けて……」
シュウウウッ……
Pッキー「」
卯月「そして『S(mile)ING!』を解除して、元に戻します!」
P「……ハッ!」
響子「プロデューサーさん? ルールを破ったらダメですよ!」
美穂「もしまた破ったら、私たちが────」
卯月「今度こそ、本当に食べちゃいますよ? えへへっ♪」
P「え、あ、はい……」
P(なんだ、ポッキーにされて食われたのか……? しかし、身体は無事のままでいる……)
ダキッ
P「っ、あ、晶葉!?」
晶葉「良かった、本当に良かったっ……」ギュウッ
卯月「……あれ、もしかしてこの罰ゲーム────」
美穂「プロデューサーさんより晶葉ちゃんへの罰ゲームになっちゃった、かな?」
響子「ハンバーグで汚してごめんなさい! ちゃんと洗濯して返すから!」アタフタ
P「えぇ……?」
373 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/08/31(木) 17:58:52.04 ID:1aeinps6o
…
……
P「趣味悪すぎるだろ、おい……」
晶葉「そうだぞ……元に戻ったとはいえ、本当に一度殺したのと同じなんだぞ!」
卯月「ご、ごめんなさいっ! つい、うっかり」
P「うっかりで殺されたんじゃたまったものじゃないぞ、冗談じゃなく!」
美穂「ごめんなさい、お腹が空いてて……」
響子「イタズラしてみたくて……」
P「…………」
P(いくら薬で理性を失ってるとはいえ、頭のネジが何本か飛んでないとこんな罰ゲーム実行しないと思うんだが……)
P「……よぉし、じゃあ罰ゲームの罰ゲームだ! まず美穂と響子、俺に10秒抱きしめられる刑!」
美穂「ええっ!?」
響子「ば、罰ゲームで、そんなっ……!」
P「問答無用!」ダキッ
ギュウッ……
374 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/08/31(木) 17:59:49.46 ID:1aeinps6o
P「よし、二人は終わり!」
響子「はう……」
美穂「ぷ、プロデューサーさんと……」
卯月「わ、私には何を……?」
P「そうだな、実行犯は一番刑が重いよなァ晶葉?」
晶葉「そうだな。私は死刑でいいと思うぞ」
卯月「し、死刑!? ごめんなさい、本当にごめんなさいっ! 反省してます!」ペコペコ
P「さてどうしてやろうか……」
選択肢(黒幕へのヒントがあるのは2つです)
1.団子を食べた覚えがないが聞く
2.意識が残ったままポッキーにして食べる
3.ハンバーグ地獄
4.床に頭擦り付けて土下座しろ
5.キスしろ、なんて
6.罰ゲームなんてウソウソ、なにもしないよ
↓2
375 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/31(木) 18:07:33.66 ID:p/3v94vdO
1
376 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/31(木) 18:11:26.41 ID:ofle43kJo
5
377 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/08/31(木) 19:35:33.44 ID:1aeinps6o
ハズレ(ヒントなし)
P「……そうだ」
卯月「な、なんでしょう?」
P「俺にキスしろ、なんて────」
チュッ
P「!」
卯月「よろしいですか、ご主人様♪」ニコッ
P(ああ、この笑顔に癒される〜……)ヘナヘナ
晶葉「おいっ! キスしてどうするんだ! そこはもっとこう……何かあるだろ!?」
P「やっぱりキスが好きなのよ……」
晶葉「なんだと!? くっ……」
P「……っと、それはそれとして。お前たちの異能は危険だッ! 解毒剤を飲ませる! 口開けろッ!」
響子「な、なんですか────」
P「『恋のHamburg♪』ッ! 解毒剤入ハンバーグ!」シュッ
響子「!?」パクッ
美穂「きょ、響子ちゃん!?」
P「戻させはしないぞ、美穂ッ!」シュバッ
美穂「えっ!?」パクッ
卯月「えええっと、大人しく飲めばいいんでしょうか?」
P「そゆこと。はい」ヒョイッ
卯月「んくっ……あれ……?」パタッ
島村卯月「S(mile)ING!」
小日向美穂「Naked Romance」────────再起可能
五十嵐響子「恋のHamburg♪」
378 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/08/31(木) 19:36:49.62 ID:1aeinps6o
PM11:35
P「なんか……さっきからいいようにやられてないか俺たち?」
晶葉「輝子もこの三人も、もし志希の薬で洗脳されていたらアウトだったな」
P「だよなぁ、なんでいきなり弱くなっちゃったんだろう俺」
晶葉「それは今まで使えた異能が使えなくなったからだ」
P「ああ、そりゃそうだな。でもこんなんで『黒幕』を倒せるんだろうか……」
晶葉「……分からない」
P「…………、ぷっ」クスクス
晶葉「どうした、いきなり笑って」
P「いや、キノコとハンバーグとポッキーで団子を倒しに行くと考えたらちょっと笑えてきてさ……」
晶葉「…………」プクク
P「お、どうした? にやけ顔隠すなよ〜!」
晶葉「にやけてないっ!」
選択肢(一つはラストバトルになります)
1.晶葉の部屋に行く
2.屋上へ行こうぜ……
3.外へ出よう
↓2
379 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/31(木) 19:38:36.09 ID:Rx3yslr9o
2
380 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/31(木) 19:38:38.95 ID:O3Cnuc8Vo
3
381 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/08/31(木) 21:19:45.32 ID:1aeinps6o
晶葉「外に出るのか?」
P「ああ。ずっと考えてたんだが、どうしてアイドルたちは家に帰ろうとしないんだ? もう夜中だぞ、夜中」
晶葉「理性を失ってるから、それで納得出来るだろう?」
P「本当にその一言で済ませていいのか? いくら理性を失ってるからってさあ……普通帰らない?」
晶葉「それはメタ的な都合だ。 そんなことを言ったらアイドル以外誰も居ないのもおかしいだろう」
P「ばっ、そういうことは言うな! ……とにかく今から、事務所を出て帰ろうとしたらどうなるかを試すんだ」
晶葉「なるほど、私たちが帰ろうとすれば黒幕が出てくる可能性もある」
P「それに中庭には夕美が居るから、話を聞くことも出来る」
晶葉「外の月を見れば、『月の女神』が誰なのかも検討がつくかもしれないな」
P「つまりいいことずくめってことよ! 急ぐぞ!」
晶葉「ああ!」
スタスタ……
382 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/08/31(木) 21:20:19.68 ID:1aeinps6o
外
P「退勤押してないけど帰っちゃうぞ!」タッタッタッ
晶葉「おい助手! 走らなくてもいいだろう!」
P「……うっ!」スタッ
晶葉「ど、どうした!? 攻撃を受けたのか!」
P「ち、違う、吐きそう……」
晶葉「な……馬鹿か、君は!」タッタッタッ
P「おええっ、マジで崩壊するっ……」ビクビク
晶葉「こんなところで戻すな! 一旦中に戻って────」
P「……いや、『戻す』と聞いて思いついた! 『Naked Romance』!」チュッチュワ
ボトッ、ボトッ
P「やっぱこのハンバーグが重かったんだよ」サスサス
晶葉「お腹の中のハンバーグを戻したのか……」
P「ゲロじゃないだけちょっとマシだろ?」
晶葉「……本当にちょっとだけな」
383 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/08/31(木) 21:21:15.76 ID:1aeinps6o
スタスタ……
P(さて、出口……)スタッ
ゴチン!
P「あ痛っ!?」
晶葉「これは……透明な壁のようなものがあるようだ」コンコン
P「壁ならちゃんと色付けておけよ……」
晶葉「…………」
P「どうした?」
晶葉「いや、この透明な壁といい、異能力者にする薬といい……黒幕はどこからそんなものを作り上げたのか気になってな」
P「確かに、そうだよな……志希でもお前でもない誰か、他にこんなすごい科学や化学の知識を持ったアイドルなんて居たかな?」
晶葉「……まあ、黒幕も『偶然』このような超技術を手に入れてしまったということもある」
P「そうかもなぁ。やりたいことが分からないんだよ、この黒幕。アイドルを異能力者にしていったい何がしたいんだ?」
晶葉「志希はそれらを知っていたからこそ、自分に追及出来ないような状況を作ったんだろう」
P「どっちにしろ帰るのは無理、なら中庭に言って夕美を起こそう」
晶葉「ああ、満月を見ても黒幕の検討はつかない……」
384 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/08/31(木) 21:21:49.34 ID:1aeinps6o
中庭
P「ん……誰か居る?」
晶葉「もう夕美と戦ってから大分経っているし、自分で起きたんじゃないか」
P「ああ、そうか。おーい、夕美ーっ!」
夕美「! プロデューサーさんっ」タッタッタッ
P「夕美……って、おいおい、泥だらけじゃないか」
夕美「泥じゃなくて土! もう、中庭中の草花がめちゃくちゃで……」
P「いや、それは……」
夕美「……分かってる、自分でやったんだよね。こんなかわいそうなこと……プロデューサーさんも晶葉ちゃんも、本当にごめんねっ」
P「ああ、別に夕美が自分の意志でやったんじゃないから気にしてないよ」
夕美「……どういうこと?」
P「事情は一見簡単そうに見えて複雑なんだが────」
晶葉「ややこしい言い方をするな」
385 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/08/31(木) 21:22:27.73 ID:1aeinps6o
夕美「そうだったんだ……じゃあ、後は悪の親玉を倒すだけなんだねっ」
P「そういうこと」
P(悪の親玉って……)
夕美「私に出来ること、何かあるかな? もう力は使えないけど……」
P「あるよ、だからここに来たんだ。夕美、今日団子を────」
ガサガサガサ!
晶葉「誰か居るぞ!」
P「くっ、まったくいいタイミングで……!」
川島瑞樹(以下、瑞樹)「いえーい! 川島瑞樹ちゃん登場ーっ!」ザザッ
P「……」
晶葉「……」
夕美「あ、あはは、は……」
瑞樹「か、完全に滑っちゃったじゃない……ノリを合わせてくれても良かったのに」
P「あの、あなた誰ですか」
瑞樹「か・わ・し・ま・み・ず・き! プロデューサーくん、これ以上先へは進ませないわよ?」
P「ゴール一歩手前で、勘弁して欲しいですけどね……!」
多分次がラストバトルね、わかるわ(?)瑞樹の異能、「Angel Breeze」の能力とは!?
↓2
386 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/31(木) 21:23:35.80 ID:GQSFJoffO
時の流れを止める
387 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/31(木) 21:23:55.37 ID:Rx3yslr9o
「天使のそよ風」とは裏腹に
大風の力で敵を吹き飛ばす
388 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/31(木) 21:23:57.50 ID:GcxEA3AF0
冷気を操る
389 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/08/31(木) 22:47:01.42 ID:1aeinps6o
晶葉「助手、この口ぶりからして私たちを確実に倒すつもりだぞ。絶対に油断するな!」
P「ああ、分かって────」
ビュヒュオオオオッ!
P「うわあっああっ!?」ヒューン!
晶葉「助手っ!? くっ、体が……!」
夕美「すごい風っ、お花が飛んじゃう!」
瑞樹「『名は体を表す』って言うけれど、私の異能に限っては真逆よね……『Angel Breeze』が強い風を起こす能力なんて」
P(夕美の時と同じ……シンプルゆえに強い異能ッ!)
瑞樹「でもこれはもう一人の私、誰しも裏があるってことなのよね……わかるわ」
P「一人で何キメてるんですかッ! 勝ったつもりじゃあないでしょうねッ!」
瑞樹「だってプロデューサーくん、その状況で何が出来るの? 私があとほんの少し力を込めて吹き飛ばせば、落下の衝撃で気絶確実よ?」
P「それはどうでしょうね……それに川島さん、晶葉は夕美も巻き込んで吹き飛ばせるっていうんですか!」
瑞樹「……出来るわよ?」
P「!?」
ヒュウウウウッ!
390 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/08/31(木) 22:47:27.90 ID:1aeinps6o
夕美「きゃあああっ!」
晶葉「くっ、助手っ……!」
P(本当にやりやがったッ……!)ヒューン
瑞樹「大人って非情なのよ、プロデューサーくん。……まあ、川島のお姉さんは優しいけど?」スッ
ヒュウウウ……
晶葉「……!」
夕美「落ちて、ない……?」
瑞樹「二人は風で受け止めればいい。地面に落ちるのはプロデューサーくん、あなた一人だけよ!」
P「うおおおっ!?」ヒュー……
P(まずい、このままでは本当に落ちて気絶する! 一か八かだがやるしかないッ!)
P「『恋のHamburg♪』……最大パワーッ!」
ヒュー……ボトッ!
瑞樹「えっ? な、何あれ……」
夕美「大きな、ハンバーグ……!?」
P「『恋のHamburg♪』は美味しいハンバーグを無限に作りだす能力ッ! その大きさや形、ソースは決められていないッ!」
晶葉「巨大なハンバーグを自分を受け止めるマット代わりにしたということか!」
P「そういうことよ……って熱いッ! 美味しいハンバーグだから熱いッ!」バッ
391 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/08/31(木) 22:47:54.72 ID:1aeinps6o
瑞樹「ハンバーグを無限に作り出すって、物理法則も何もあったものじゃないわね……」
P「シンプルな能力ほど強力、それは『恋のHamburg♪』も同じですよッ!」バシュンバシュン!
瑞樹「!?」ヒュウウウウッ!
ボトッ、ボロッ……
P「一口大のハンバーグを弾丸のように射出するッ! ……やはりその風は身を守るのにも使えるらしいですね」
瑞樹「……その『恋のHamburg♪』、舐めてかかると一瞬でやられちゃうわね」ヒュウウッ
P「ええ、手加減はしませんよ!」スッ
夕美「すごい……ハンバーグで戦ってる」
晶葉「異能も使いようだな……」
392 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/08/31(木) 22:48:33.94 ID:1aeinps6o
瑞樹「ハンバーグを出す間もなく吹き飛ばしてあげるわ!」ヒュウウウウッ!
P「無駄ァ!」スッ
ドスンドスンドスン!
瑞樹「ハンバーグで自分の身を囲む……!? そんなのってありかしら?」
P「風よけにハンバーグは最適ですよ、川島さん」
瑞樹「それは結構だわ。でも『Angel Breeze』の風力はこんなものじゃないわよっ!」ヒュウウウウッ!
P「!」
P(ハンバーグごともっていかれるッ!)ヒューン
瑞樹「そのまま吹き飛びなさい!」
P「まだッ! ハンバーグ!」ドバババババ
晶葉「ハンバーグの射出を推進力にするのか……!? そんなことが……」
瑞樹「それじゃあ足りないわよーっ!」ヒュウウウウウウッ!
P「まだだっ、ハンバーグの力はこんなものではないはずッ……! 」ジュバーッ!
夕美「両手から茶色い液体が勢いよく出てきたっ! ……あれはなに?」
P「ソースッ! ハンバーグとソース両方ならば!」ブシュウウッ
瑞樹「くっ、少しずつ近づかれてる……!?」
393 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/31(木) 22:49:40.60 ID:3L7tF1C4o
これが肉弾戦というやつか…
394 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/08/31(木) 22:49:52.91 ID:1aeinps6o
晶葉「いいぞ助手! そのまま本体まで接近するんだ!」
P「言われなくてもッ!」ドバババババッ
瑞樹「やるわね、でも風の吹く方式は一つじゃないわよ!」ヒュオオオッ
P「ぬおおおっ!」ドヒューンッ
P(下から吹き上げたッ!? 横に吹き飛ばそうとする風と合わせて二方向からの攻撃ッ! ハンバーグのパワーが足りない!)
瑞樹「終わりよ、プロデューサーくん。今と同じことを『上』からやったらどうなると思う?」
P「!」
晶葉「そんなことをすれば、助手の体はとてつもない勢いで地面に叩きつけられる……!」
夕美「そんなっ! プロデューサーさん!」
P(くっ、どうする……!?)
瑞樹「巨大なハンバーグを出しても関係ない勢いで落としてあげるわっ!」スッ
ヒュオオオオオオオッ!
P「!」スッ
ベチャーン!
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