【安価・コンマ】幻想郷、霊魂の戦

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715 : ◆B4dDK7RRgk [saga]:2017/10/18(水) 23:38:13.19 ID:SdROCt/90
秋/五日目昼

なんとなく直ぐには入りたくなかったので、適当にその辺りをうろうろと。


遭遇安価

永遠亭にいそうな人物
またコンマ偶数で知り合い、奇数で初見
↓1
716 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/18(水) 23:47:10.64 ID:iFzyQHriO
因幡
717 : ◆B4dDK7RRgk [saga]:2017/10/19(木) 00:14:45.97 ID:rhrHewGw0
・全然進んでないですが今日はこれにて。休日に一気に進めたいところ

・本当に申し訳ない

・お疲れ様でした
718 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/19(木) 00:17:39.61 ID:eNW1EW38O
おつ
719 : ◆B4dDK7RRgk [saga]:2017/10/20(金) 19:52:19.39 ID:aFUK+pOY0
寝るのが早いならもっと早くに始めればいいのだ

人が居るなら20:00再開
720 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/10/20(金) 19:53:00.39 ID:kgMfebA90
いるよ
721 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/20(金) 19:54:09.44 ID:3gh/zPhno
はーい
722 : ◆B4dDK7RRgk [saga]:2017/10/20(金) 20:00:46.99 ID:aFUK+pOY0
再開

因幡てゐ好感度コンマ直下

1ほど低い、0ほど高い
723 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/20(金) 20:04:58.68 ID:3gh/zPhno
どうだ
724 : ◆B4dDK7RRgk [saga]:2017/10/20(金) 20:12:46.64 ID:aFUK+pOY0
てゐとの関係とか
↓1
725 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/20(金) 20:17:44.06 ID:ZHY23okDo
舎弟的に可愛がられてる
726 : ◆B4dDK7RRgk [saga]:2017/10/20(金) 20:56:06.50 ID:aFUK+pOY0
ウロウロしていると一人見覚えのあるシルエットが見えた。

コソコソしてるように見えますけど。

あれは‥

月久「てゐさん。こんにちは」

てゐ「あぅ‥‥月久。久しぶりだ、ね」

月久「ここ‥永遠亭に住んでるって本当だったんですね」

てゐ「私が嘘なんて吐いたことあったウサ?」

ウサウサウサ、なんて奇妙な音で器用に笑う。

月久「で、ここで何を‥」

ここまで言って、てゐさんの言葉が遮る。

てゐ「おっと。忘れるところでした。お近づきの印と言っては何ですが、こちらを受け取ってください」

急に変な敬語になって、拳大位の袋をひょいと投げてきました。

月久「‥クッキー?」

てゐ「そ。美味いよ」

てゐ「積もる話もありますが、私はこれにて」

ばびゅーん、という音が似合う走り方で、わかりやすくどたどたと走って行きました。

月久「あー、あれは逃げる気はないみたいですね‥」

そもそも永遠亭の方に行ってますし。

このクッキーがなんだかはわからないままですけど。
727 : ◆B4dDK7RRgk [saga]:2017/10/20(金) 20:58:38.77 ID:aFUK+pOY0
月久「もうそろそろ入りましょうか。‥クッキーのことも気になりますけど」

選択安価直下
1.まだウロウロする
2.永遠亭へ
3.その他(内容明記の)
728 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/20(金) 20:59:08.80 ID:3gh/zPhno
729 : ◆B4dDK7RRgk [saga]:2017/10/20(金) 21:38:34.06 ID:aFUK+pOY0
まあ、とりあえずこの話は置いておきましょうか。

月久「いざ、永遠亭へ」

独り言を呟いて、足を踏み入れた。

−−−

ガラガラ、と戸が開くのに鈴仙さんが反応したのが見えた。

鈴仙「ようこそ‥‥」

僕を見て一瞬固まって。

鈴仙「‥上がってください。奥へどうぞ」

月久「ど、どうも」

鈴仙「こちらへ」

普段慣れないかしこまった応接に困りつつ、客室らしき和室へと通される。

その和室は和室らしく、ほとんどもののない空間だった。

鈴仙「こちらでしばらくお待ちください」

座布団が一枚しかないところを見ると、準備が出来たらまた移動するんでしょう。

鈴仙「あ、お茶‥」

思い出したようにそう言ってぱたぱたと廊下を走る音が聞こえてきました。‥慣れてないのはお互いみたいです。
730 : ◆B4dDK7RRgk [saga]:2017/10/20(金) 21:48:50.84 ID:x+P3dPoN0
鈴仙「粗茶ですが」

しばらくして、少し息が荒くなった鈴仙さんが、出来るだけ平常に振る舞おうとしてくれているのが分かります。

月久「ありがとうございます」

一口、お茶を飲む。

月久「ん、美味しい」

そういうと、鈴仙さんの表情が柔らかくなったような気がしました。

と、言ってもまだ時間は掛かりそうです。向こうからしてみれば突然の来訪でしょうし。

暇つぶしに鈴仙さんと話でもできませんかね。

選択安価直下
1.鈴仙と話す(内容明記)
2.待つ
731 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/20(金) 21:53:51.35 ID:3gh/zPhno
1 龍の仲間も住んでいるのか?
732 : ◆B4dDK7RRgk [saga]:2017/10/20(金) 22:07:29.06 ID:x+P3dPoN0
龍の仲間ってなんだよなので再安価直下
733 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/20(金) 22:11:18.41 ID:ZHY23okDo
鈴仙さんなんか自分のこと避けてません?
734 : ◆B4dDK7RRgk [saga]:2017/10/20(金) 22:25:43.84 ID:x+P3dPoN0
月久「‥鈴仙さん、僕のこと避けてませんか?」

鈴仙「えっ」

鈴仙「そんなこと‥ないです」

それだけ言うと、目を伏せてしまった。
735 : ◆B4dDK7RRgk [saga]:2017/10/20(金) 22:59:35.14 ID:r5buRT+S0
鈴仙「‥準備ができたみたいです。こちらへ」

そのまま何も話すことなく、時間がきました。

−−−

鈴仙「どうぞ」

襖が開くとさっきまでいたみたいな部屋に永琳さんと‥もう一人の方が「姫様」でしょうか、が座って待っていました。

月久「し、失礼します」

??「あぁ!貴方が月から来た馬鹿者ね!待ちわびたわ!」

その「姫様」は、いつかのデジャヴみたいな台詞とともに、僕を歓迎してきました。
736 : ◆B4dDK7RRgk [saga]:2017/10/20(金) 23:41:11.95 ID:x+P3dPoN0
??「あぁ、興奮が過ぎたわ。座っていいわよ」

月久「‥ありがとうございます。えーと、姫様?」

輝夜「その呼び方も悪くはないけれど‥。私の名は輝夜。それで呼んで頂戴。月じゃあ姫でも何でもなかったから」

月久「僕は須佐月久です。どうぞお好きに呼んでください」

輝夜「じゃあ月久。貴方を呼んだのは他でもない、私のため」

輝夜「‥‥と、貴方のためよ」

思い出したように一言付け足す。‥この人も興味で生きてるひとかもしれません。

輝夜「でも、貴方の話を聞くのが先よ。勿論何をやったかは知ってるけど、本人から話を聞くのが一番面白いもの」

輝夜さんはそう言ってくれているけれど、どうしましょう。

どこまで言おう安価直下
737 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/20(金) 23:47:52.44 ID:P1+eQbOAO
全て
738 : ◆B4dDK7RRgk [saga]:2017/10/20(金) 23:52:34.08 ID:x+P3dPoN0
・鼻水と喘息で頭が悪くなってきてる上結構大事な会話のとこなのでこれでおしまいにします。気温の変化にはお気をつけて‥。

・明日と明後日もやると思います。気が向けば昼からでも

・お疲れ様でした
739 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/21(土) 00:01:03.61 ID:ee+m7ATho
乙乙
740 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/21(土) 00:04:03.72 ID:2AIIhA+go
おつお
741 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/21(土) 01:46:56.02 ID:/wphbsmVo
おつ!
742 : ◆B4dDK7RRgk [sage]:2017/10/21(土) 21:44:52.21 ID:bm6DcoZy0
マジもんの風邪だった。変なこと書く前に今日は止めておきます。

明日は調子良くなったらやるけど‥って感じだけどあまり期待はできにい。すまんな
743 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/21(土) 22:07:12.86 ID:DKglkkuYo
無理はだめですよ
おつ
744 : ◆B4dDK7RRgk [sage]:2017/10/24(火) 22:08:04.29 ID:ZeZzZbs90
なおったなおった。多分明日やれるわ
745 : ◆B4dDK7RRgk [saga]:2017/10/25(水) 21:32:29.99 ID:IiyMzgaU0
22:00再開
746 : ◆B4dDK7RRgk [saga]:2017/10/25(水) 22:03:36.31 ID:IiyMzgaU0
月久「―――で、人間になってみたくて。それで穢れに染まりに来たんです」

輝夜「思った通り、良い性格してるわね」

月久「恐縮です」

輝夜「恐縮、って。そんな言い方しなくてもいいわよ。貴方はどうやら後輩みたいだし」

月久「後輩ですか?」

輝夜「そうよ。其処の八意永琳先生の」

月久「は、はい。確かに生徒でしたけど、‥輝夜さんも?」

輝夜「永琳先生の授業、わかりづらかったでしょ。『私に付いてきなさい』なんて大きいこと言ってね」

選択安価直下
1.同意(発言内容明記)
2.否定(発言内容明記)
3.「それより、僕のこと、とは?」
4.自由発言
747 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/25(水) 22:06:10.02 ID:4POFKVMBo
3
748 : ◆B4dDK7RRgk [saga]:2017/10/25(水) 22:08:28.70 ID:IiyMzgaU0
同意で発言安価直下
749 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/25(水) 22:13:08.11 ID:L0WmbXfYO
ん?3だよね?
750 : ◆B4dDK7RRgk [saga]:2017/10/25(水) 22:15:54.33 ID:IiyMzgaU0
げぇ!読み違えた!3で書くぞ
751 : ◆B4dDK7RRgk [saga]:2017/10/25(水) 23:05:48.02 ID:0UN75IcZ0
月久「それより、僕のこと、とは?」

輝夜「あら、つれないわね。それじゃあそっちの話からしましょうか。永琳」

永琳さんはほっと一息吐いて、思いったように口を切る。

永琳「月久くん。貴方は今まで、私達の知らないところで過ごして来たのよね」

仙界のことでしょう。

月久「そうですね」

永琳「それから最近、地上に住み始めた。だから―――見つかったかもしれないの。月に」

永琳「私達のときは来なかったけど‥貴方には来ないとは限らない。満月の使者が」

永琳「だから、匿われてくれないかしら。ここに」

月久「‥どうして僕をそんなに?」

輝夜「可愛い生徒だから、ですって」

永琳さんはぴくっと反応して、

永琳「‥そうよ。だから‥護ってあげる」

永琳「満月の日は丁度明日。質問があれば聞く。拒否するのならそれまで。‥どうかしら」

完全無欠の先生が少し不安な顔をしている――のは、僕の思い過ごしでしょうね。流石に。


自由発言安価直下
752 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/10/25(水) 23:07:38.47 ID:pYYmRn2+0
拒否するわけないじゃないですか
753 : ◆B4dDK7RRgk [saga]:2017/10/25(水) 23:32:56.34 ID:0UN75IcZ0
月久「拒否するわけないじゃないですか」

永琳「そうか。それは‥よかった」

永琳「それなら、今日と明日。ここ‥永遠亭に居てほしい」

月久「‥」

永琳「なに、月久くんが地上に出てから時間はそんなに経っていないでしょ?明日来る可能性は低いわよ」
754 : ◆B4dDK7RRgk [saga]:2017/10/25(水) 23:40:53.81 ID:0UN75IcZ0
秋/五日目夕方

輝夜「‥終わったかしら?」

永琳「はい。姫様」

輝夜「よし。じゃあ月久。永琳の言った通り、しばらく永遠亭に居て頂戴」

それだけ言い放って輝夜さん、永琳さん、鈴仙さんの順で客室を去っていきました。


輝夜好感度コンマ直下(1ほど低い0ほど高い)

自由行動/発言安価↓2
755 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/25(水) 23:42:02.23 ID:hBmX6R7lo
ドルルル
756 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/25(水) 23:45:55.20 ID:L0WmbXfYO
鈴仙と話す
757 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/25(水) 23:46:28.50 ID:eE3Ys9p6o
小傘に数日帰らないことを連絡してもらう
758 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/25(水) 23:59:07.69 ID:L0WmbXfYO
>>564が輝夜の好感度だと思ってたけど違ったのか
759 : ◆B4dDK7RRgk [saga]:2017/10/26(木) 00:07:58.57 ID:nNtKE8yF0
輝夜(3)「つれない男」

+++

永遠亭を見て回っていると、トントントン、と小気味いい音が聞こえました。

寄ってみると、ああ、鈴仙さんが料理をしているみたいです。

月久「鈴仙さ‥‥」

そう言うと同時に、正面の鈴仙さんとは別に左からスコン、といういい音。

そちらを見ると、綺麗に壁に垂直に刺さった包丁が。「来ないで」なんて声が聞こえます。

‥怒ってますね。それも、多分僕に対して。


自由行動/発言安価直下
760 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/26(木) 00:19:24.18 ID:MsXvMCPDO
言う通り近づかないでその場ででかい声で話しかける
761 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/26(木) 00:21:59.82 ID:9nVOfQUsO
↑うどんちゃんなんで怒ってるんですか?
762 : ◆B4dDK7RRgk [sage]:2017/10/26(木) 00:39:59.48 ID:nNtKE8yF0
短いけど憂いでたところが書けたので今日はこれにて。明日の昼間寝るわけにはいかんのだ

土日に六日目夜までやりてえなあ

では、また。
763 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/26(木) 07:23:40.51 ID:LhNYnGAfo
タイミング合わなくて安価には参加できてないけど楽しく読ませてもらってます
764 : ◆B4dDK7RRgk [saga]:2017/10/28(土) 20:18:18.58 ID:k1HmX0ca0
やるわ
9時再開
765 : ◆B4dDK7RRgk [saga]:2017/10/28(土) 20:58:04.09 ID:k1HmX0ca0
月久「うどんちゃんなんで起こってるんですかー?」

取り敢えず茶化してみることに。来ないで、との願いは果たしてこういうことではないのでしょうけど。

またひゅっ、スコンと音。

見ると包丁の柄に包丁が刺さってました。ダーツでしょうか。

鈴仙「でてってください!」

ゆっくりと大きい声でお返しのようにそう言います。

自由行動/発言安価直下
766 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/28(土) 21:03:30.45 ID:c3q6m4i/o
取り合えず料理のリクエストだけして言う通り出ていく
767 : ◆B4dDK7RRgk [saga]:2017/10/28(土) 21:10:47.53 ID:k1HmX0ca0
月久くんの好きな料理安価直下
768 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/28(土) 21:18:46.07 ID:TwFbrrk0O
ピロシキ
769 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/28(土) 21:31:54.80 ID:c3q6m4i/o
ロシア料理が幻想郷にあるのか
770 : ◆B4dDK7RRgk [saga]:2017/10/28(土) 21:36:32.78 ID:k1HmX0ca0
‥‥ここは大人しく退散しましょうか。でも

月久「僕はピロシキが食べたいです」

脈絡なく、それだけ。

鈴仙「ぴろ‥?」

月久「小麦の生地の中に好きな具材を入れて焼くんです。その人の趣味が出て面白いんですよ」

鈴仙さんの独り言を勝手に返して、キッチンを後にしました。

771 : ◆B4dDK7RRgk [saga]:2017/10/28(土) 21:44:53.59 ID:k1HmX0ca0
キッチン発って、また一人。

ご飯を作ってたということは、もうすぐ夕食でしょう。

月久「ご飯って僕の分もあるんでしょうか」

鈴仙さん怒ってましたし。知らない人たる僕のまで作ってくれるでしょうか。

‥まぁ。

月久「そのときはそのときですね」

きっと何かあるでしょう。


自由行動安価直下

772 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/28(土) 21:52:26.89 ID:c3q6m4i/o
てゐと戯れる
773 : ◆B4dDK7RRgk [saga]:2017/10/28(土) 22:16:54.84 ID:k1HmX0ca0
後ろからどたどたと騒がしく走る音。

てゐ「やぁ」

そのまま僕を追い越して、垂れた耳を元気に振り回してご挨拶。

てゐ「あのクッキー、まだ食べてないね?」

月久「‥何でそんなことを?」

てゐ「幸せの白兎として、食べておいたほうが幸せに成れると言うわ」

月久「『いたずら好きの白兎として、食べた方が面白い』、ですか?」

てゐ「うんうん、よく分かってるね。流石は弟子」

てゐ「それで、今はまだ食べるときじゃないと、そう踏んだのね?」

月久「まだ‥ってわけじゃないですけど。ずっと、かもしれません」

てゐ「ふーん‥まあいいわ。それよりせっかくここに二人しているんだから、あんたも一緒に何かやりましょう」

てゐ「永遠亭、いたずらの巻。ってね。いい案はあるかしら?」

発言安価↓2
774 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/28(土) 22:20:54.88 ID:CllfnBDW0
廊下にトリモチをしかける。
か、みんなの食事に辛子を混ぜる
775 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/28(土) 22:24:38.40 ID:yhH2cwCwO
死体ごっこする
776 : ◆B4dDK7RRgk [saga]:2017/10/28(土) 22:48:05.20 ID:k1HmX0ca0
月久「死体ごっこなんてどうでしょう」

てゐ「‥って言ってもねえ。妖怪はそう簡単には死なないから」

月久「僕は死にますよ?」

てゐ「おっと、そうだったね。じゃあ、派手に殺しちゃおうか」

にたあ、と笑う二人がそこにあった。
777 : ◆B4dDK7RRgk [saga]:2017/10/28(土) 22:49:26.87 ID:k1HmX0ca0
殺害現場と凶器安価↓1

第一発見者↓2

変になったら安価した
778 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/28(土) 22:50:48.19 ID:08MUhJtso
永遠亭の庭
メス
779 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/28(土) 22:51:51.42 ID:c3q6m4i/o
姫様
780 : ◆B4dDK7RRgk [saga]:2017/10/28(土) 23:06:50.47 ID:k1HmX0ca0
月久「‥要らない服とかあります?」

てゐ「あるけど‥‥器用なものね‥うぇ」

服の腹のところを四角に切れば、ほら、それっぽい。

+++

永遠亭の庭に、影が一つと死体が一つ。前者はてゐ、後者は言わずもがな。

その死体には丁度手術みたく服が切られメスが刺さって。切り出されたらしい腸やら肺やらが見える。

事情を知らなければそこは猟奇殺人の現場だろうか。

輝夜「月久ーー」

伸びた音で死体の名を呼ぶ声には、緊張感はない。


リアクションコンマ直下
1ほど低い、0ほど高い
781 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/28(土) 23:12:32.24 ID:rBNEi3bJo
782 : ◆B4dDK7RRgk [saga]:2017/10/28(土) 23:22:47.81 ID:k1HmX0ca0
輝夜「へぇ‥」

そんな声、その後。

輝夜「キャァァァァァァ!」

甲高い声とともに、輝夜さんは尻もちを付いた‥と思います。目をそっぽへ向けているから確実ではないですけど、多分。

その声を聞いたらしく、次に来たのは‥

人物安価直下

783 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/28(土) 23:30:48.25 ID:LTHXrzu+O
えーりんえーりん
784 : ◆B4dDK7RRgk [sage]:2017/10/28(土) 23:39:13.00 ID:k1HmX0ca0
ねみーので今日はこれにて。続きは明日

お疲れ様でした
785 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/28(土) 23:42:39.70 ID:c3q6m4i/o
乙乙
786 : ◆B4dDK7RRgk [saga]:2017/11/01(水) 20:04:01.50 ID:5/9Jd+4v0
21:00あたりに再開
787 : ◆B4dDK7RRgk [saga]:2017/11/01(水) 20:58:48.87 ID:5/9Jd+4v0
永琳「どうかしましたか、姫様」

輝夜とは対象的な、静かな音。

輝夜「月久が!」

輝夜は狼狽した様子のまま死体の方を指差す。


コンマ直下
1-4「どうせいたずらでしょう」
5-7「‥面白い」
8-0「えっ、えっ!?」
788 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/01(水) 20:59:29.44 ID:oA9MXxC4o
789 : ◆B4dDK7RRgk [saga]:2017/11/01(水) 21:38:05.50 ID:jej88yAB0
永琳「‥どうせいたずらでしょう」

やはりと言うか、完全無欠の少女先生は騙せれないみたいです。

永琳「でも、ここまでくるとたちが悪いわね‥」

つかつかとこっちへ歩く音が聞こえる。

永琳「どうせあの玉兎もいるんでしょう。‥何度目の灸でしょうか」

ため息混じりの声には、怒気が感じられた。

輝夜「ああ‥‥居るわよ、そこ。捕まえて上げましょうか?」

輝夜さんはいつの間にか冷静になったみたいで、そんなことを言い放つ。

てゐ「げ」

永琳「ご迷惑をおかけします」

輝夜「いいわよ。たまには鬼ごっこも悪く、ないっ!」

てゐ「ひえ〜〜」

輝夜「待ちなさい!」

てゐ「うわ〜〜」

何処か緊張感の欠ける悲鳴とどか、ばき、ぼこといった音はどんどん遠ざかっていった。

永琳「さて、月久くん。永遠亭には永遠亭のルールがあるのよ?」

このままでいれば、てゐさんと同じような目に合うのは火を見るより明らかです。


自由行動/発言安価直下
790 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/01(水) 21:42:10.69 ID:bWHKgK+fO
自分なりに親睦を深めようとしたのですが
うまくいかなかったみたいですね…
すみません…
791 : ◆B4dDK7RRgk [saga]:2017/11/01(水) 22:16:28.46 ID:jej88yAB0
月久「自分なりに親睦を深めようとしたのですが、うまくいかなかったみたいですね‥。すみません‥」

ゴッと頭を殴られる。

   あいつ
永琳「て ゐと組んでおいて何を言ってるの。行くわよ」

そのまま首根っこを掴まれてずるずると引きずられる。

まるで昔みたいに。

月久「ああでもこの感じ、懐かしいなぁ‥‥」

思わず独り言が漏れてしまって、一つため息が聞こえた。
792 : ◆B4dDK7RRgk [saga]:2017/11/01(水) 22:25:35.98 ID:jej88yAB0
引きずられている途中、おんなじように引きずられるてゐさんと出会った。

引きずってるのは案の定輝夜さん。

てゐ「やぁ。今回は‥今回も、駄目だったよ」

『も』ってことは普段からこの人たちにいたずら仕掛けてるってことでしょうか。

輝夜「それ、悪くないわ。私も一瞬、騙されちゃったから」

耳元で永琳さんに聞こえないようにそんなことを言いながら腹のところを指差して、輝夜さんたちは先へ行きました。
793 : ◆B4dDK7RRgk [saga]:2017/11/01(水) 22:48:04.74 ID:jej88yAB0
結論だけ言うと、半刻コースでした。

それが終わると夕飯のお呼びがかかって、今はその道すがら。

てゐ「はは、良かったわ。あの姫様の本気の驚いた顔は初めて見たし」

月久「ありがとうございます。‥僕も見たかったですけど」

都合上しょうがなかったですけど。

てゐ「またいつか、今度はお師匠様も巻き込みたいわ」

永琳さんが聞いたらまた頭を抱えそうなことを平然と言う。


選択安価直下
1「そうですね、またやりましょう」
2「いえ、流石にやめましょう」

**

今日はこれにて。お疲れ様でした
794 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/01(水) 22:50:51.96 ID:eXIkSWKoO
1
795 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/01(水) 23:16:30.85 ID:7TKYPM8Eo
乙!
796 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/01(水) 23:21:12.08 ID:8563VZXno
おう
797 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/01(水) 23:21:55.61 ID:8563VZXno
798 : ◆B4dDK7RRgk [sage]:2017/11/05(日) 21:41:28.73 ID:OA0aF0r/0
どうも最近すぐ眠くなるんだ

要は今週全然できんかったですまんかったってことで、今日も今から寝るのでできん

何か策を講じておく

こういうとき詫びっつって安価取ってなんか書くんだろうか。
次来たときに本筋で書く予定ないやつだったら手慣らしに書くかもわからんから適当にお題でも落としていってほしい
799 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/05(日) 23:10:42.57 ID:8vx1lbK+O
輝夜と永琳の日常会話
800 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/05(日) 23:37:11.49 ID:ndh9kxrFo
スレに来てくれるだけでも安心

レベルアップした(はずの)驚かしの成果とかみたいかも
801 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/05(日) 23:37:24.49 ID:ch/iXjoxO
月での月久
802 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/05(日) 23:37:38.95 ID:tA8dCpUpO
スペル作成、弾幕ごっこをする
803 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/06(月) 00:34:43.96 ID:XPngbIPzo
小傘家での幕間
804 : ◆B4dDK7RRgk [sage]:2017/11/07(火) 21:39:44.15 ID:mV0W04Za0
明日は多分できるんじゃあないかな。今日はこれだけ

>>799、前日譚で。永遠亭にて

***


――
―――
輝夜「鈴仙から聞いたんだけど、近々来客があるらしいわね?」

永琳「あぁ、もう聞き及んで。その通りよ」

輝夜「ちゃんとした来客だなんて珍しいじゃない。お呼びまでかけちゃって」

永琳「彼の居場所が掴めたから。こうやって約束でも取り付けないとどこに行くかわからない子よ」

輝夜「すると、話したいことでもあるのかしら?」

永琳「積もる話も幾つか。鈴仙も気にしてるみたいだしね。それに、輝夜も興味を持つわよ。きっと」

輝夜「なに、知らないのは私だけ?寂しいわね」

永琳「今まで知らなかったっていうのもおかしな話ね。‥月久くんは私の生徒よ。輝夜と同じ、ね」

輝夜「‥そう!」

永琳「そういうわけで、許可をいただきたく。姫様」

輝夜「そんなこと言わなくてもいいわよ。ぜひ呼びなさい。なんだったら泊めても構わないわ。それに‥‥」

<輝夜様ーーお師匠様ーーご飯ですよーー

輝夜「‥と、鈴仙が呼んでるわ。行きましょう」

永琳「ええ」

輝夜「あ、最後に一つ。月久‥だったかしら?、それを私と話させることが条件よ。よろしくね」

永琳「承りました」
―――
――
805 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/07(火) 22:45:07.38 ID:UmD0kttQO
鈴仙が怒ってる理由は本編でやるのかな?
806 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/07(火) 22:55:24.24 ID:wBsHCF33o
807 : ◆B4dDK7RRgk [sage]:2017/11/08(水) 23:30:20.83 ID:C04bNx3o0
お勉強が捗ってしまった。まさかこんな時間にまでなるとは思わなんだ

今日も1レスだけ

***

月久「そうですね。またやりましょう」

今度こそ成功させましょう、と心の中で宣言した。

てゐ「その意気が大事さ。諦めなければ道は開ける!」

月久「‥いいセリフのはずなんですけど」

てゐ「なんだって?」

聞こえていだのでしょう。てゐさんは片方の頬を上げていたずらっぽく笑う。

月久「いえ、なんでも」

てゐ「そう。‥あんたは背が高いのが嫌ね」

示しがつかない、と言いつつ僕を小突く。

てゐ「まあいいわ。それじゃあ私はこれで。じゃあね」

月久「?てゐさんにもお呼びがかけられたように聞こえましたけど」

てゐ「地上の兎は気まぐれなのよ。じゃ、また会いましょう」

そこまで言うと縁側から跳んで駆けていきました。


 てゐ好感度上昇
 
1-2で0上昇.3-4で1上昇.5-7で2上昇.8-9で3上昇.0、ゾロで4上昇
 
↓1
 
808 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/08(水) 23:34:56.79 ID:Ir2J/qZeo
809 : ◆B4dDK7RRgk [saga]:2017/11/09(木) 20:31:42.32 ID:Hdjs0QSB0
久方ぶりの再開じゃあ

***

因幡てゐ(8→11)「いい弟子をもったわ」


輝夜好感度上昇
 
1-2で0上昇.3-4で1上昇.5-7で2上昇.8-9で3上昇.0、ゾロで4上昇

判定-3
↓1
 
810 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/09(木) 20:33:06.42 ID:jqgK1X22o
811 : ◆B4dDK7RRgk [saga]:2017/11/09(木) 20:44:26.77 ID:Hdjs0QSB0
輝夜好感度上昇なし

***
てゐさんと予想外のお別れをしたあと、食卓へ。

永琳「まだお客様ならば部屋にお出ししますが、どうされますか?」

いつの間にか先へ行っていた永琳さんが僕にそう言う。

さっきまで怒っておいて‥と言おうとしましたけど、鈴仙さん怒ってましたし。出ないほうがいいんでしょうか。

返答安価直下
812 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/09(木) 20:49:41.57 ID:VKV0jzJVo
否、出る
813 : ◆B4dDK7RRgk [saga]:2017/11/09(木) 21:26:33.02 ID:7+JPX0S20
月久「否、だからこそ」

永琳「ん?」

月久「ああいえ、出ますよ。気遣われるなんて慣れませんし」

永琳「‥そうか」


‥なんて会話をして、今は輝夜さん、永琳さん、鈴仙さんと食事中なんですが‥。

輝夜「今日は鈴仙、機嫌悪いの?」

輝夜さんの言う通り、まだ怒りは続いているみたいで。

鈴仙「あまり気にしないでください」

そう言う鈴仙さんの耳は上に伸びたまま固まっていて、動く様子もありません。

因みにご飯のメニューは栗ご飯に秋刀魚の塩焼きで、とても美味しい。味付けの方向が全く違うのでそれを聞きたいくらいには。

それはともかく。

永琳「そう言うならなにもしないけど、食事の場でそんな顔するものじゃないわよ」

輝夜「そう。折角力入れて作ったご飯だもの。美味しく食べなきゃね?」

二人はそう言っているものの、鈴仙さんは変わりそうにありません。

‥僕も何か言ったほうがいいんでしょうか。


行動/発言安価直下
814 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/09(木) 21:58:56.00 ID:DlRyQb7qO
全力の変顔で笑わせてやる
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