【安価】男「入学して早々、輪に入り損ねた」

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1 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2017/08/16(水) 00:41:16.47 ID:ynxtoUXj0

男「初日とその翌日は風邪で休んでしまった」

男「やばいぞ。クラスメイトは着実にグループ形成を進めている！」

男「ま、いっか。…とはいかない」

男「と、とりあえず>>2に話しかけてみよう」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1502811676

2 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2017/08/16(水) 00:41:50.21 ID:uDjDkElvO

ふたなり

3 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2017/08/16(水) 00:45:25.56 ID:ynxtoUXj0

男「おーい」

ふたなり「…？」

男「はじめまして、俺、男」

ふたなり「ボク両方なんだけど…」

男「あ、うんうん。わかるよ、ふたなりだもんね。でもさ、こういう場合の『男』と性別のそれは違うんだぜ」

ふたなり「…？」ｷｮﾄﾝ

男「わかんない？ わかんないかぁ…。うん、君とは関わりたくない！」

ふたなり (えぇ…)

>>4「おい、可哀想じゃないか」

4 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2017/08/16(水) 00:46:11.67 ID:Vw+XRwEDO

ヤンキー

5 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2017/08/16(水) 00:46:16.46 ID:B20WY76i0

ジャイアン

6 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2017/08/16(水) 00:54:32.65 ID:ynxtoUXj0

男「ちっとも可哀想とは思わん」

ヤンキー「てめぇ！ 弱いものイジメは見過ごせねぇんだよ」

男「じゃあその俺に向けてる握り拳もしまってくれよ？」

男「それに。そのふたなりにも責任はあるだろ！」

ふたなり「えっ」ﾌﾞﾝﾌﾞﾝ

男「何も悪くないみたいな顔して首振るな。なんで上だけ学ランで下はスカートなんだよ」

ヤンキー「な、なにか理由があんだろーがよ！ な？」

ふたなり「えと…その…おか…」

男「おか…？」

ふたなり「…お母さんに選んでもらって…」

男「そりゃあ…」

ヤンキー「なぁ…」

男・ヤンキー「俺たちは何も言えねえよ……」ｳﾙｳﾙ

男「母親のことなんて貶せねえよ」

ヤンキー「かーちゃんの悪口は言われたくねぇもんなー」

ふたなり (この場合、お母さんの悪口になるのかな…？)

7 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2017/08/16(水) 00:57:33.88 ID:ynxtoUXj0

ヤンキー「でもよお、最初にコイツに言ったことは取り消せよ」

男「え、嫌だよー？ 何言ってんのさ」

ヤンキー「殴るぞ」

男「弱いものイジメしないで〜」ﾆﾔﾆﾔ

ヤンキー「るせぇ」ﾎﾞｺﾎﾞｺ

男「痛い痛い！ お前嫌い！ すぐ殴るヤンキー嫌い！」

ふたなり「喧嘩はダメだよ〜」

8 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2017/08/16(水) 01:01:27.21 ID:ynxtoUXj0

生徒A「ヤンキーのやつ、またボコしてるぞ」ﾋｿﾋｿ

生徒B「中学から変わんねーな。怖い怖い」ﾋｿﾋｿ

男「ちょ、やめ！ マジのやつじゃんそれ！ お前が怖すぎてクラスメイトが遠ざかってんじゃん」

ヤンキー「だからどうしたってんだ」

男「友達出来なくなんじゃん〜」

ヤンキー「知らねえよ！ ダチなんてよー」ﾎﾞｺﾎﾞｺ

男「あ、わかった。お前友達いねーだろ！ 」

ヤンキー「っ…！」ｲﾗｲﾗﾎﾞｺﾎﾞｺ

ふたなり「ダメだってば〜」

9 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2017/08/16(水) 01:06:38.58 ID:ynxtoUXj0

ヤンキー「お前ももうダチなんてできねーよ」

男「そんなこと言わずにその手を離して欲しいー」

ヤンキー「なんでだ」

男「ぼっちヤンキーから今すぐに解放されたいから」ﾆﾔｯ

ヤンキー「っ…」

男「ず・ぼ・しっ？！」ｷｬﾋﾟｯ

ヤンキー「…」ｷﾘｷﾘ

男「おいおい、やめろって。アゴ狙うなよ？ 飛ぶぞ？ 記憶飛ぶぞ？」

ふたなり「もう！ 先生来るよ！ ホームルームの時間だってば！」

ヤンキー「…ハァ。好きにしろ。昼休み、覚えとけよ」

10 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2017/08/16(水) 01:08:55.30 ID:ynxtoUXj0

【昼休み】

ヤンキー「おい、男」

男「どちら様ですか？」

ヤンキー「チッ、まあいい。>>11に行くぞ」

11 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2017/08/16(水) 01:11:10.82 ID:0tOq0MvDO

トレーニング室

12 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2017/08/16(水) 01:19:13.52 ID:ynxtoUXj0

【トレーニング室】

男「拒否ろうとしたら脇腹狙うのやめろよマジで」

ふたなり「2人とも、危ないのと喧嘩はダメだよ」

ヤンキー「なんでお前まで来たんだよ」

ふたなり「じゃないと危ないもん」

男「で、なんでトレーニング室なんだよ」

ヤンキー「ここで>>13する」

13 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします ：2017/08/16(水) 02:00:15.04 ID:znQqSyEc0

筋トレ

14 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2017/08/16(水) 20:48:17.31 ID:ynxtoUXj0

男「えー」ｶﾞｸｶﾞｸ

ヤンキー「なんだよ」

男「臭そうすぎて食欲なえるわー」ｶﾞｸｶﾞｸ

ヤンキー「腹ァ空かして飯食えばお前もマシな性格になんじゃねえかと」

男「ふたなりの筋力って男寄り？女寄り？」

ふたなり「えぇ…？ どっちだろ」

ヤンキー「思ってたんだけど無理かなってなりはじめたわ」

男「よっと…」

ヤンキー「お、やる気になったのか？！」

男「うぐぐぐぐっ！」ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

ふたなり「すごーい！ あんなに重たそうなのを」

ヤンキー「見直したぜ」

男「あっ」ｺﾞｷｺﾞｷ

ヤンキー「お、おい…」

男「…」ﾊﾞﾀｯ

ふたなり「うああああ…！」ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

ヤンキー「落ち着け！ こういう時は>>15だ！」

15 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2017/08/16(水) 21:14:08.33 ID:Chhbrf0o0

丁寧に応急措置

16 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2017/08/16(水) 21:34:17.53 ID:ynxtoUXj0

男「お、おう…？」

ヤンキー「おい、気がついたか？」

男「つめてっ」

ふたなり「ヤンキー君が氷嚢もってきてくれたんだよ」

ヤンキー「とりあえず冷やさんとな」

男「すまんな。…独学か？」ﾆﾔ

ヤンキー「このッ…はぁ」

ふたなり「…？」

ヤンキー「チッ…。怪我人だろーがよ」

男「へぇ。いいヤンキーじゃねえか」

ヤンキー「…うるせ」

ふたなり「えへへ」

ヤンキー「…？」

ふたなり「ヤンキー君も男君も友達になったんだね」

男「だれが」

ヤンキー「こんな奴と」


「くっ…くふあははははは！！」ﾄﾞｯ

17 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2017/08/16(水) 21:41:26.87 ID:ynxtoUXj0

ふたなり「男君、今日は休みなんだってね」

ヤンキー「ふたなりか。おー、あいつ入学式もいなかったよなー」

ふたなり「そうなの？」

ヤンキー「まあな。弱っちいやつめ」

ふたなり「ふふっ」

ヤンキー「んだよ」

ふたなり「ホントに思って言ってる？」

ヤンキー「たりめぇだろーが」

ふたなり「昨日のお昼、そんな感じじゃなかったけどなぁ。認めてたって風にさ」

ヤンキー「……」

ふたなり「そだ、ヤンキー君」

ヤンキー「んだよ。次から次に」

ふたなり「ボクも友達にしてくんない？」

ヤンキー「やだよ。男ともダチとかじゃねーしな」

ふたなり「そう。わかった」ｼｭﾝ

>>18「…」ﾆﾔｯ

18 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2017/08/16(水) 21:49:59.47 ID:8L2HX4+co

ヤンデレ

19 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2017/08/16(水) 23:17:41.52 ID:ynxtoUXj0

【男の部屋】

男「いててて。全然まともに学校行けてねえな」

ヤンデレ「男君、飲み物取ってきたわよ」

男「おう、すまんな」

ヤンデレ「あ、それと。玄関の鍵開いてたからね？ 戸締りには気をつけなきゃ」

男「そうだなー。泥棒とか危ないの入ってきたら困るなー」

ヤンデレ「うんうん」ﾆｺﾆｺ

男「お前だよ！ 誰だよ！ しれっと入ってきやがって！！」

ヤンデレ「ふふ、男君ってユーモアあるのねー」

男「聞く耳持ってないな…。こいつぁ危ねえよ。>>20するしかないな」

20 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2017/08/16(水) 23:25:17.01 ID:jY+Hq9IOo

キス

21 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2017/08/16(水) 23:57:18.07 ID:ynxtoUXj0

男「おい不審者」

ヤンデレ「もー！ 不審者なんかじゃな」

男「ん」ﾁｭ

ヤンデレ「え…？ やっぱり？！」

男「え？」

ヤンデレ「やっぱり男君って私のこと好きだったんだ！ だよねー。だって君の入学初日である昨日はずっと私のこと見てた気がするもの。朝からずっとあの薄汚いヤンキー達に絡まれてたしお昼は誘おうと思ったらトレーニング室に行って筋トレしてたけどあれ全部私へ向けての好意だったのね。私を焦らすためにやったり、私のためにたくましくなろうとしてたってことだよね。うん、やっぱりかー。それに今のキスでこれらのことが明確な事実ってことになったし、もう安心よねー。これからは私が男君のことをずっと面倒見てあげるからもうあの薄汚いヤンキーなんてもう放っておい」ﾍﾞﾗﾍﾞﾗ

男「あ、ダメだ。こいつやっぱり危ないやつだ。なんでキスしたんだろ」

prrrrr

男「あ、もしもし…。はい、自宅に不審者が…」



警察呼んだ。

22 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2017/08/17(木) 00:17:58.62 ID:o1UsdlGU0

男「おはよーっす」

ふたなり「おはよう、男君」

ヤンキー「てめぇ、もう体は大丈夫なのかよ」

男「まあな。それに1人で家にいたら危険な気がして」

ヤンキー「なんだそりゃ」

ふたなり「あははは」

ヤンデレ「おはよう、男君」ﾆｺﾆｺ

男「げっ…。お前同じ学校だったのかよ」

ヤンキー「かなりの美人じゃねえか。どうしたんだ、おい」

ふたなり「おはよう、ヤンデレさん。2人とも同じクラスなのに失礼だよ！」

男「同じクラス…？！」

ヤンデレ「また冗談ばっかり。さ、学校遅刻するわよ？ 男君」

23 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2017/08/17(木) 00:33:52.11 ID:o1UsdlGU0

【昼】

ふたなり「くかーくかー」

ヤンキー「寝てんのか？ そだ」

ヤンキー「ふへへ、>>24してやろう」

24 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2017/08/17(木) 00:44:44.35 ID:Cvmx15KBo

ほっぺをつつく

25 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2017/08/17(木) 00:51:00.65 ID:o1UsdlGU0

ヤンキー「おらおらぁ」ﾂﾝﾂﾝ

ふたなり「えへへへ…んん」

ヤンキー「気持ちよさそうに寝やがるぜ」

ヤンキー「おい、起きな。授業始まっちまうぜ」

ふたなり「んえ…？ ヤンキー君だぁ」

ヤンキー「…シャキッとしろよ。先行くぜ」

ふたなり「あー、待ってよー」

26 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2017/08/17(木) 00:52:25.32 ID:o1UsdlGU0

男「……」ｶﾞｸｶﾞｸ

ヤンキー「おう、どした？」

ふたなり「男君どしたのそんなとこで」

男「いやな、あれ見てみろよ…」ｶﾞｸｶﾞｸ

ヤンキー「あれは…>>27」

27 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2017/08/17(木) 00:58:16.02 ID:YHLOI/lu0

教室が…血の海だと…

28 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2017/08/17(木) 01:41:05.70 ID:uSJgtZj80

いや、何があったし。

29 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2017/08/17(木) 18:59:01.27 ID:o1UsdlGU0

ふたなり「うわわわわ」ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

男「これどうすんだよ…」ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

ヤンキー「俺は何も見てねえ。何も見てねえ」ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

ガラガラガラッ！

>>30「…」

30 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2017/08/17(木) 19:16:25.57 ID:L10oQ18Uo

オカルト研究会員

31 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2017/08/17(木) 19:53:58.62 ID:o1UsdlGU0

オカ研「ようこそ……」

ふたなり「うわああああああ」ﾊﾞﾀｯ

ヤンキー「お、おい！ ふたなりが気絶しちまったぞ」

男「ん？ ん？」

ヤンキー「おい、何も聞いてないフリすんな。目の前に変な奴はいるしふたなりは倒れてるぞ」

男「チッ。で、お前誰だよ」

オカ研「オカルト研究会に所属の者です」

ヤンキー「…ん？」

男「で、この血はお前の仕業ってわけか」

オカ研「……」

男「なんか言えや…！」ｷﾘｷﾘ

ヤンキー「お、おい。落ち着けよ。とりあえず>>32するぞ」

32 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2017/08/17(木) 20:08:52.25 ID:YtGdUjVC0

被害者を止血

33 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2017/08/17(木) 21:31:19.00 ID:o1UsdlGU0

オカ研「…ようこそ」ﾎﾞｿｯ

男「えぇ…」

ヤンキー「んだよ」

男「この部屋ん中入るの？」

ヤンキー「ったり前だろうが」

ヤンキー「でもよ、こっから教室の中少し見えんだけどよー」

男「？」

ヤンキー「誰1人いねーんだよ」

男「お、おい！ ……逃げるぞぉぉ！ お前はふたなりおぶって来い！！」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ

ヤンキー「待てって！ いや、大人連れてきた方がいーか」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ

34 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2017/08/17(木) 21:37:26.49 ID:o1UsdlGU0

先生「何言ってんだおめー」

ヤンキー「だからよぉ、ここに血まみれの教室がよぉ…あれぇ？」

先生「めんどくせーな。教師からかうなっての」

ふたなり「もうやめようよぉ」ｶﾞｸｶﾞｸ


ふたなりは3日間うなされた。

35 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2017/08/17(木) 21:44:09.05 ID:o1UsdlGU0

【ふたなりの部屋】

ふたなり「んんー、最近寝不足だからボーッとしちゃうなあ」

ピンポーン

ふたなり「あー、お母さん買い物行ってるんだったー」

ふたなり「はーい。どちら様ですかー」

>>36「あのー」

36 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2017/08/17(木) 22:08:02.98 ID:L10oQ18Uo

ヤンキー

37 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2017/08/17(木) 22:41:20.81 ID:o1UsdlGU0

ふたなり「ヤンキー君じゃん。どしたの？」

ヤンキー「おう、ふたなりか。実はな…他の不良どもが話してんのを聞いたんだ」

ふたなり「…？」ｷｮﾄﾝ

ヤンキー「お前の制服がよ、上下バラバラだから何とかっていちゃもんつけてんだよ」

ヤンキー「もしかしたら面倒なことになるかもしんねーからよ、どっちかに揃えた方がいいんじゃねーか？」

ふたなり「えぇ？！ …うーん」

ヤンキー「仕方ねえだろ。母親が選んでくれたってのはわかるが」

ヤンキー「学ランかブレザーか決めた方がいいぜ」

ふたなり「う、うん。決めたよ。>>38で揃えるよ」

38 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2017/08/17(木) 22:54:17.87 ID:oqXkj8C5O

どっちも使わない服装

39 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2017/08/18(金) 09:12:02.17 ID:8OCaW4Vy0

ヤンキー「…？」

ふたなり「ジャージだよ。体操着のさ」

ヤンキー「決めたんならよぉ、もういいんだ」

ヤンキー「じゃあな」

ふたなり「待ってよー。お茶でも飲んでってよ」

40 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2017/08/18(金) 09:18:44.12 ID:8OCaW4Vy0

【学校】

>>41「私は今、休日の学校をぶらついている」

41 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2017/08/18(金) 09:22:47.70 ID:deQLWvi+o

幽霊

42 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2017/08/18(金) 10:10:22.53 ID:8OCaW4Vy0

【図書室】

幽霊「図書室に来てみた。休日にここにいる奴は少ないものだ」

幽霊「ふふ、いたな。いつもいるんだ」

幽霊「たしか…>>43とか言ったな」

43 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2017/08/18(金) 10:10:51.29 ID:EMbQtiu3o

文学少女

44 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2017/08/18(金) 10:24:17.18 ID:8OCaW4Vy0

文学少女「…」ﾍﾟﾗｯ

幽霊「本を借りていく訳でもなく、勉強もしない。ただここで本を読んでいるんだ」

文学少女「…」ﾍﾟﾗｯ

幽霊「……ふむ。この娘にはいわゆる霊感というのが無いらしいな」

文学少女「…」ﾍﾟﾗｯ

幽霊「本読むの早いなおい」

幽霊「それに雑読でいつも違う本を読んでいる」

文学少女「…」ﾍﾟﾗｯ

幽霊「頬を叩いても反応しない」ﾂﾝﾂﾝ

幽霊「変顔しながらのぞき込んでも」

文学少女「……」ｸｽｸｽ

幽霊「っ？！ まさか見えていたのか？！」

文学少女「……」ﾍﾟﾗｯ

幽霊「なんだ、本読んで笑ったのか」

45 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2017/08/18(金) 10:37:24.48 ID:8OCaW4Vy0

【朝】

男「…」

ふたなり「おはよー、男くんっ！」

男「ん、ふたなりか。どうしたんだその格好」

ふたなり「今日からジャージで過ごすことにしたんだー」

男「へえ。いーんじゃねえの？」

ふたなり「うんうん。動きやすいしねー」

男「そりゃよかった。はははは」

ふたなり「あはははは」

男「む。あれは>>46」

46 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2017/08/18(金) 10:38:34.28 ID:RvGAskj70

幽霊を退治しに来た魔法少女

47 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2017/08/18(金) 10:38:39.02 ID:XkPTHt9nO

ショタ

48 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2017/08/18(金) 12:48:55.61 ID:rvjOS+gqO

また花子が幽霊と魔法少女で連取りしてるのかよ
もうこいつは安価下で

49 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2017/08/18(金) 13:18:38.56 ID:2FKntwDYo

花子って誰だよ。別人だが

50 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2017/08/19(土) 19:37:44.62 ID:t/PRSTeX0

ふたなり「なにそれー」

男「ほら、この前あったろ？ 血まみれの教室が…」

ふたなり「……」

男「何してんだよ」

ふたなり「耳ふさいでるの」

男「聞こえてんじゃん」

ふたなり「……うん」

男「その後、生徒が署名とか色々して呼ぶことになったらしいぜ」

男「しかしあんなのにお祓いとかできんのかね〜」

ふたなり「そんなこと言っちゃダメだよー」

51 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2017/08/22(火) 20:44:15.14 ID:GN+AFeYQ0

魔法少女 (そこの少年…全部聞こえてるわよ)

魔法少女 (それに私は魔法少女を名乗りながらも副業。しかも年齢は25…そこそこいい歳よ)

魔法少女 (それに私、霊感とかないのにこのお仕事やってるのよね。お給料いいから構わないけど)

男「…」ｼﾞｰｯ

魔法少女「…うわあ？！ 何よっ」

男「27くらいか…」ﾎﾞｿｯ

魔法少女「ぐっ…失礼ね！ 魔法少女に年齢なんてないんだからねっ」ｷｬﾋﾟ

ふたなり「くるしいね」

男「くるしいな」

魔法少女「私だってわかってるわよ…」

52 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2017/08/22(火) 21:04:14.83 ID:GN+AFeYQ0

担任「1限は自習だ。よく知らんが幽霊退治とか何とかでうろちょろしたら困るらしい」

担任「俺ぁ寝るからお前ら教室から出たら騒いだりすんなよ」

幽霊「ふむ…。幽霊退治とは」

幽霊「まあ私には関係ないな〜」

幽霊「さて」

幽霊「担任のズボンのチャックをバレずに何回開け閉めできるか選手権はじまるよ！！」

幽霊仲間「うおおおお！！！」ﾜｰﾜｰ

その頃…

53 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2017/08/22(火) 21:22:39.95 ID:GN+AFeYQ0

魔法少女「悪霊退散！！」

オカ研「ぐええええええ」

教頭 (なんで私がこんなのに付き合わされるんだ)

魔法少女「えーと、ここから出ていけー！」

オカ研「グゲゲゲェェェッ」

教頭「おおー」ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ

魔法少女 (何が『おおー』よ。こんなので幽霊退治なんてできると思ってんの？ そもそも幽霊いるの？)

教頭 (学校での霊的な話なんて昔からあるってのにな。くだらん。そんなのいるわけないだろ)

魔法少女「これで最後…！ 散ッ！！」

オカ研「覚えてろよぉぉぉぉ」ｼｭﾝｼｭﾝ

54 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2017/08/22(火) 21:29:08.14 ID:GN+AFeYQ0

【放課後】

男「結局、今日ほとんど自習だったな」

ふたなり「男君もヤンキー君もほとんど寝てたね」

ヤンキー「たりめえだろ。でも担任が1番寝てたろ」

男「チャック開き夫か」

ふたなり「もー、やめなよそれ言うのー」

ヤンキー「だっせえなー」

男「教師とは思えんな」

男「…む。あれは>>55」

55 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2017/08/22(火) 21:34:24.59 ID:PHjHxkISo

保険医(女性)