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光は渡し人です
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102 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/05/27(日) 11:59:11.28 ID:ix9Py3LP0
律「ふゥ〜」
サーニャ「......」
律「......(ドクッ)」
サーニャ「......座って」
律「はい」
サーニャ「最近はどう?」
律「バイト代なら、まだいけるよ」
サーニャ「......別れはいつくる?」
律「わからない」
サーニャ「その時、しっかり彼を見てくれる?」
律「わからないだよ、そのこと」
サーニャ「......わたしの家族はもういないから、貴女は私のかけかえのない家族になるだろう」
サーニャ「......律」
律「わかんないよ......わかんないのに、私は好きにこの家から出たのではないよ」
律「ずっと、帰りたかった」
律「でも、光連れてここに戻ってはいかなかったよ」
律「母さんは!!! 英雄だからですよ」
律「母さんの傍にいるから、光は狙われるのよ」
律「帰りたいのに、帰れないよ」
律「私は失敗の母だから、せめて普通の子供に育っていたかった」
サーニャ「律!」
律「!?」
サーニャ「無事でよかったよ」
律「く......うッ、うッ」
律「師匠!!!!!」
サーニャ「うん、頑張ってたね」
103 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/06/05(火) 00:21:16.92 ID:ZgJLN/UA0
銀は無事に取り戻した
犯人であるエーリカと仲良くになった......そして、説教の恐ろしさを知ってしまった理由なんだろう
エーリカ「説教反対!!!!」
光「私たちの自由を取り戻せ!!!!」
銀「何処の団体なんですか!?」
織夜「って? 何処にいた?」
銀「すげえ美味しい団子見つけたよ!!!」
織夜「お前たち自由過ぎるわよ」
ひかり「......光は、お願いしますわ」
織夜「えッ?」
ひかり「さァ、戻りましょう」
サーニャ「ハラシュー」
ひかり「!?」
律「よし! 返って花火でもやるぞ〜!!!!!」
ひかり「(どくッ)そう......そうね」
光「......にひひひッ〜」
光(これで......私できることも終わりなんだよ)
光(......悪霊の神だろうと、私は突き止めてみせる)
光(銀のために......まとめて殺す!)
エーリカ「......(じー)」
エーリカ「まだ一人が落ちてしまったよ、トゥルーデ」
エーリカ「まぁ、男でも寝れるとか、愉快犯とか、殺人犯とか、戦争犯とか、英雄とかにならなければいいね」
エーリカ「あれは芳佳だけで、十分なんだから」
寂しいそうな目で、エーリカはカールスラントにいる友人に考えていた
104 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/06/05(火) 07:53:31.36 ID:/RgyuLnL0
一晩過いて、私たちは婆ちゃんの家から元の家に戻る日がきた
母さんは最後、離れる前にサーニャさんと婆ちゃんを抱きしめ続けていた
本当によかったです
最後まで、エーリカさんとエイラさんは私を睨んでいた
なんでだろう......
105 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/06/06(水) 00:18:47.26 ID:XOkE3E380
戻ってすぐ、私は夜のパトロールを始めた
銀「って? パトロールってなにをすればいいんだ?」
光「うん〜悪霊とかの足跡を探してみるとか」
銀「なんか目が元より良くなっているのは、使徒になったから?」
光「そう、かな〜」
正直、そこまで効くのも分からなかったよ
あの時は銀を救いたっくて、何も知らずにやってしまったよ
そう言えば最近神様......会えてなかったね
まさか......神様を見えなくなったのか?
−何馬鹿にしているんだ?
光「!?」
銀「うわぁ!?」
−契約書、何も書いてなかったから最近会えないわよ
銀「け......けいやくしょ?」
−そう、使徒に規約とか不利な行為を規則させるための契約書だ
銀「へ......へぇ〜」
光「そんなのあったけ?」
−あるよ、まったく苦労掛けって
光「まァ〜それは置いて......最近静かにね、悪霊の匂いもない」
−......凄く嫌な予感しかいないな
光「......今日も何もないか」
銀「えぇ〜」
光「まァ、みんな無事にいればそれでいいね」
−今日は戻りなさい
光「戻ろう〜!!!」
銀「うん〜まァいいか」
−......青春だね
光(じー)
−はいはい、老人はた......光? 先何をした?
光「?」
−先は凄い殺気を飛んできたよ、それはどういうこ
光「」
光「き......気のせいだろう?」
106 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/06/06(水) 00:23:36.27 ID:XOkE3E380
今日は学校の日だ〜!!!!
明日まだ休みになるけど、教室の皆に会えるね〜
......友達はないけど、あァ〜もうくどい
......うん?
なんか言ったか? わたしは?
銀「私のクラスはこっち! じゃあね〜」
光「あ......あァ」
銀「うん〜最近ボケているねあんた」
光「早くは入りましょう、遅刻しちゃうよ」
銀「あァ〜!!! やべぇ!!」
光「もう......」
光「大好き〜」
光「......うん? ううん? うんうんうん?!」
口が勝手に......
107 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/06/07(木) 00:25:20.32 ID:Z6Ui7tjh0
光「お〜はよう〜!!!!」
ワタシの教室に入って、いつも通りの挨拶をやりました
でも......その中に
誰も私のこと知らないように
「あの? 誰?」
光「」
光「なんだよ〜 光だよ〜 田井中光〜!!!」
「......知ってる?」
「ううん」
しほ「おはよう」
「あァ! おはよう!しほちゃん」
光「あァ〜! しほおはよう」
しほ「......誰?」
光「」
光「ねぇ、裕乃ちゃん覚えているね」
裕乃「ご......ごめん」
光「」
光「そ......そうか」
陽子「席に付いて、そこの君、元のクラスに戻ってきなさい」
光「......なんで、誰も覚えてないのよ」
光「......あはははは、あはははははあははは」
私は......笑ってながら教室から離れた
しほ「......」
陽子「覚えてない? 」
裕乃「......待て」
裕乃はポケットから何かを取り出して
それを見た瞬間
裕乃の顔の血色は真っ青になった
裕乃「栞を見て、しほちゃん」
しほ「? ......あァ、ああああああ」
栞を見たしほも同じ反応だった
陽子「どうしたの? 何かあったの!?」
しほと裕乃は席からはなれて、教室から駆け出した
陽子「おい!!! 授業中なんだぞ!! おい!!!」
陽子「......」
手に持っている生徒リストを見た陽子も同じ反応だった
陽子「しまった!!!」
「先生!?」
陽子「ちょっと時間掛かるけど、すぐ戻ります!」
陽子も、教室から駆け出した
彼女が見たのは、不自然的に何も残っていた10号の生徒の名前
田井中光は本の中から消えていた
108 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/06/08(金) 00:19:33.52 ID:l5XxOeRn0
無我夢中に走っていた私は
気が付いたら、覚えのあるビルの中にいた
−おいおいおい、滅茶苦茶可愛いじゃないか
−うッ、やめて
頭から何かの音も映像も見えた、不自覚に自分の顔と腹を触れていた
−頭よ、これからはどんな仕打ちをするんだ?
−そうだな〜指一本切り落としても構わないね〜
−ひィ!?
−可愛いね、この反応は
光「あ......あァ」
光「そうだ、ここは......」
−可愛かってあげるからね〜
光「いやだ、来ないで」
いつの間にか、頭の中に見たものはずの男は現れた
私の頭を掴んで壁にぶつけた
光「あああああああああああああああああああ!!!!」
小さい子供はその一発で気絶したですか
私は頭を抑えてながら、あの時の痛みを味わっていた
そうだ......
母さんが後悔している事件、あの日私はチンピラたちに誘拐された
まだ{一般人}の私は三日間彼らに虐められて、殴られて、性欲的の行為もやられた
そして......彼らはうんさり始めた
−そろそろ飽きたぜ
−おい頭、何をするつも......
−こうするんだよ!!!
喉を掴んで力を入り込んだ
−あ......が......やめ......苦し
−聞こえねぇだよ!!
−た......て......かあ......さん
光「助けてよ、母さん......もうイヤだ」
光「お願いだから、もう殴らないで......いい子するから」
「何もするか? 田井中光」
光「......誰」
「そうだね〜 誰だけ?」
「どうだ、懐かしいことを見た感じ?」
光「貴女が!?」
痛かった頭を抑えて、彼女を睨んでいた
「まァ〜 そんなことしないでよ」
「私はね、この世界を壊すつもりなんだよ」
「そのためにあなたの体は必要なんだよ〜 どうだ? 私に体を貸してくれないかい?」
109 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/06/09(土) 09:10:24.96 ID:/nfYQOj10
近付いてきたのは高校生らしい女の子だった
彼女の体から......今まで感じえない穢れが纏っていた
光「まさか......今までの悪霊はあなたが!?」
「その通り〜」
光(......この人は、今までの悪霊を作った犯人か!?)
「私はずっとあなたを見ていたのよ、特に傷だらけの時ね」
「まさしく、今まで会った渡し人と同じね」
光「私は渡し人くらい、知っているだろう?」
警戒も落とさず、刀を抜こうとしていた
「さァ、抜きなさい」
私の意図を知った彼女は私をからかうのように私を怒りたいらしい
「......でも無理ね」
光「......結界か?」
今までの刀を抜くには、刀を触った感触があったんだ
でも今、やっているのはただ空気を触るだけだった
「そうなんですよ〜渡し人の能力すら外界に届かない最高の結界よ」
「えっと、五年前面白くて作ったんだ」
「てへぺろ☆〜」
光「......」
光「なんで私を、あの頃の記憶を見せたんだ?」
「なぜって?」
光「あの記憶を見せたのはあなただろう?」
「いいや、わたしではないよ」
「単なるフラッシュバックよ、今までなかったはずだろう?」
「その理由はね、あなたの体にいる穢れの卵はもうすぐ出産するからだ」
光「!?」
「ほら、覚えているか」
「五年前の今、私は何をあなたに託した?」
「あァ、知る分けないね、あの時あなたはもう死んだから」
「私はあなたを助けるために、あの卵をあなたの体に入ったんだよ」
光「しん......だ?」
「そう!死んだよ」
光「......そう、か」
「あら、驚いていないね」
110 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/06/09(土) 09:18:12.46 ID:/nfYQOj10
近付いてきたのは高校生らしい女の子だった
彼女の体から......今まで感じえない穢れが纏っていた
光「まさか......今までの悪霊はあなたが!?」
「その通り〜」
光(......この人は、今までの悪霊を作った犯人か!?)
「私はずっとあなたを見ていたのよ、特に傷だらけの時ね」
「まさしく、今まで会った渡し人と同じね」
光「私は渡し人くらい、知っているだろう?」
警戒も落とさず、刀を抜こうとしていた
「さァ、抜きなさい」
私の意図を知った彼女は私をからかうのように私を怒りたいらしい
「......でも無理ね」
光「......結界か?」
今までの刀を抜くには、刀を触った感触があったんだ
でも今、やっているのはただ空気を触るだけだった
「そうなんですよ〜渡し人の能力すら外界に届かない最高の結界よ」
「えっと、五年前面白くて作ったんだ」
「てへぺろ☆〜」
光「......」
光「なんで私を、あの頃の記憶を見せたんだ?」
「なぜって?」
光「あの記憶を見せたのはあなただろう?」
「いいや、わたしではないよ」
「単なるフラッシュバックよ、今までなかったはずだろう?」
「その理由はね、あなたの体にいる穢れの卵はもうすぐ出産するからだ」
光「!?」
「ほら、覚えているか」
「五年前の今、私は何をあなたに託した?」
「あァ、知る分けないね、あの時あなたはもう死んだから」
「私はあなたを助けるために、あの卵をあなたの体に入ったんだよ」
光「しん......だ?」
「そう!死んだよ」
光「......そう、か」
「あら、驚いていないね」
111 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/04(水) 00:27:25.39 ID:SwaRh72J0
光「なんとか、自覚した」
光「やはり私はもう死んでいた......」
「......私と一緒に戦えれば、生き返るなんと不可能じゃないですけど〜」
光「それは無理だ、それでも私は」
守りたい者があった
光「あなたはやり過ぎた、だから私はあなたの仲間になれない!!!」
「そうか、残念だった」
光「......ッく」
意識は次々消えて行く
光「......」
彼女は私の体から真っ黒な卵を取り出していた
出て行くたびに、意識はどんどんなくなっていく
光(もう、終わりか)
抵抗のチャンスも与えず、体は動けない
光(ここで終わるの)
−光
銀の言葉を覚えだす
しほの声も
みんなの声も
光「ッ!!!」
諦めるか!!!!
112 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/08/18(土) 09:23:28.84 ID:vY78almR0
「......おい! やめろ!!」
諦める、ものか!!!
光「はぁああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!」
私は立ち上がった
体は劇痛を感じながら
私は、拳を握り緊めた
光「母さんも、皆も」
光「私を待っているんだ」
光「いままでの人生は、無駄にはしない」
「......そうか」
「そうだったね」
「渡し人だった君は、簡単に諦めるつもりはなかったことを最初から知ってた」
「本当に愚かな人間ね」
「私たち冥土帰りは、本物の渡し人の代り身なのに」
「本当、本当に」
「どこまで歪んでいるんだよ、この世界は!!!」
光「......」
私は、織夜から貰った札を掴んだ
光「これがあれば武器を作れる」
光「残った命を魔力にすれば」
光「」
札を握って
命から魔力を札に入り込む
一瞬体は寒くになった
でも、それは一瞬だけだった
光「これがあれば」
「......」
「はッ!」
もしも生きていけるなら
私は、母さんを思い切り抱きしめていたいな
113 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/08/18(土) 09:42:02.31 ID:vY78almR0
光「ッ! はァ!!!!」
札に作った武器は刀だ
実の刀とは違うですか、より軽く振れることができる
でも、実の刀に触ったら
簡単に折れる
光「だが!!!」
折れたの刃の欠片を拾って
修復した
「......」
「楽にしますよ」
光「えッ」
先まで、札刀を構っているはずだった
でも札刀は、落ちた
地上に落ちた
光「」
手は付いていたまま
光「」
光「......がッ」
彼女の刀は私の腹に刺し込んで来た
両手の手を失った私は、ただ彼女の刀を見ることしか出来ない
「......」
光「......捕まえた」
「!?」
舌の下に隠した札を突き出して
口で噛み付く
光「ふん!!!!!」
今度の札に作った武器は短太刀
この距離なら!!
彼女の喉に向かって思い切り斬る
「が、く」
「......」
噴き出した血は私の顔に飛んできた
光「前を見えない、ッ?」
「喉やられでも、直ればいい」
光「あ......」
「じゃあな」
彼女は、私が落ちた札を......札刀の札を
傷の口に貼れた
「君の未来、見ていたかったな」
体はもう限界、もうだめ......
「お休みなさい」
114 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/10/26(金) 20:05:12.21 ID:auQKm0DI0
復活〜おめでとう〜
115 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/10/26(金) 20:19:36.59 ID:WYRkzoqd0
あれ?新規投稿できない
116 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/11/01(木) 00:14:10.23 ID:Jy6a5Mpq0
彼女の刀に刺されてしまった
体はもう動けない......
痛い、差されたどころ痛い
......声も出せなくなった
私死んでちまうの?
母さんに嫌われた頃の記憶
母さんに愛されたことを得られたあの日の記憶
神様と出会えたあの日の記憶
しほと出会えたあの日の記憶
次々目の前に映っていた
「......」
彼女は私を壁の近くに置いた
彼女は悲しいそうな顔で私を見ていた
光「ぎ......ん」
初めての使徒である、私の友達の銀の名前を呼んでしまった
光「契約を、解除......する」
「......」
光「私......後悔しませんよ」
喋らなくなったはずの口を動いて
音はスレていたどころもあるが
私は気にしなく喋った
光「初めての使徒は、銀でよかったっと......思った」
「......結界の外に人が有る? 忘れられたはずだった」
光「聞こえるだろ......銀の夢は綺麗な嫁さんになるって聞いたよ」
光「......私は、銀の夢を叶えたかった」
光「私は......私のことをしっかり見てくれる銀のことを」
光「好きになったかも」
結界の壁は誰に叩かれていた
私の言葉に聞こえたすぐ
叩くの速さをすこしずつ早くなった
光「......でも、私ではなかったよね」
光「く......くやしい」
私の顔は血と涙塗れて
酷い顔になっているだろう
この顔を、見ないでくれ
光「銀......生きてくれ」
光「しほも、みんな......」
光「も......」
幸せになって......くれる
「......ッ、あァ......」
「......」
117 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/11/01(木) 00:24:43.19 ID:Jy6a5Mpq0
(銀)
途中で出会えたしほたちと共に
光の気配がある建物に入ろうとしたですか
見えない壁に止められた
心は痛い、光は危ないって教えているように
壁なら叩いて壊すればいいだろう
光渡した霊体に効く刀で壁を叩く
叩いて叩いて
しほたちも力を貸してくれるように
結界を攻撃した
−ぎ......ん
銀「光? 無事だよね、な!」
−契約を......解除する
......えぇ?
解除って?
そして、光は私に念話で話しかけてきた
銀「ッ、うおおおおおおおらあああああああああああああああああ!!!!」
もっと早くしないと、光は
光は!!!!
何秒過いたのだろう?
壁は頑丈に壊れない
でも、次の瞬間
壁は消えた
銀「光!!!!」
しほ「銀ちゃん!?」
無我夢で走り出して
やっと、光の姿を見えた
......でもそこにいるのは、息を止めた彼の遺体であった
銀「」
しほ「......光、ねぇ」
織夜「光!!」
後ろから飛び込んできた織夜は光の死体に近付いていく
織夜「うそ、息......止まった」
これは夢だ、お願い......夢だっと言えって......
118 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/11/02(金) 00:28:36.52 ID:0DdZ6/El0
「そろそろ来ると思った」
......?
あれ? ここは?
「刀を渡して以来、かしら?」
......あァ!?
光「刀渡してくれたお姉ちゃん!?」
あの時、孫のために狂ったおばあちゃんの魂に襲われた時
助けてくれたえっと......私の先輩ですか?
「......外は何があったのか?」
光「私死んちゃったかも」
「それはないと思うわ」
光「えッ?」
「もうすぐ、目覚めるはずよ」
光「ええ?」
「神様を信じなさい、彼女はあなたを選んだわ」
光「でも私、冥土渡しですよ」
光「神様はもう何日会えなかったよ」
光「もう私を捨ていた、かもしれない」
「うふふふ」
「神様の渡し人はね、どれもあと少し死んでしまう人なのよ」
光「えッ?」
「誰の命を引き続けるために、力を私たちに渡した」
「例えいずれ自分の敵になる存在でも、敵になる前に幸せを教えるために全身掛けて私たちに託したわ」
光「敵......まさか?」
「そう、でもね......私たちは選択する権力がある」
「何か訳分からない物に自分の人生に左右されるなんで、可笑しいだろう?」
光「」
「......さァ、行ってなさい」
「......私たちの家族、私の弟よ」
光「えッ?」
119 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/11/02(金) 00:40:32.67 ID:0DdZ6/El0
銀「」
織夜「......どうやって律に説明するだろう」
織夜「......待て、銀」
銀「」
何も言わず、銀は織夜の居場所に見た
織夜「待て、なんで......」
銀「」
銀の頭の上に、使徒になる者しかある
特殊のオーラがあった
織夜「......じゃあ」
銀「何......」
光の死体は動いた
二度目、冥土から戻ってきた
光の目は開いた
光「ッ!? ケホケホ!!」
銀「」
織夜「......光、貴女は一体」
光「本当......だ、戻ってきた」
光「うッ、うわあああああああああああんんんんんんんんんんんんんn!!!!!!」
−間に合った、ようだ
織夜の傍に現れた神様の姿
手を伸ばして、光に向かって何を使っていた
−......間に合ったけど、慢心してしまったわ
光「神様!!! 神様よね!!!」
−光
光「......ありがとう、神様」
−......ッ
銀「光!!!!」
光「銀? くわあああ!?」
光に向かって殴り掛かってきた
120 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/11/26(月) 23:58:18.62 ID:b0FRRjDT0
殴られたどころは顔、今は滅茶苦茶痛い
光「えッ?」
銀「......本当に消えちゃうと思ったよ」
光「......わたしも死んでちまうっとおもった」
光「本当は、怖かったよ」
銀「」
銀「......すまん、腹が立つせいで光の気持ちを考えなかった」
光「銀の方から考えば、私は銀を裏切ってしまったかもしれないから......私は自業自得ですよ」
光「......神様」
−......
光「私は、神様が選んだ本物の渡し人と会いたいです」
−なッ!?
光「私は馬鹿じゃないから、元々優しくないのです」
光「......それも私は、神様の期待通りになれなかったのかもしれませんね」
−そうじゃない......そうじゃない
光「分かっていますよ、神様は私たちを助けるために力を渡した」
光「だから、見せてくれますか......」
光「紀余子様」
−......ッ!?
121 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/12/28(金) 00:04:45.22 ID:g8yAbSPv0
神様の案内により、私と銀はある学校の前に辿り着いた
......そこは、女子学校だったらしい
光「よし!」
銀「やめろバカ」
止めないで! 私の女装魂があああああ!!!
−今呼んでいる
放課後の時間だから、生徒たちは中から出て来た
光「あれ? もしかして結構貴族みたいな学校ですか?」
銀「見ればわかるだね、うん」
−そこ
光「うん?」
神様の指が指した女の子は笑顔出してながらここに走ってきた
「神様!!」
その時、私はなんとなく神様はなぜ彼女を選んだのか分かった
光「......」
銀「光?」
「こんばんわ、何か困っていることでもありますか」
光「......」
「......どうかされました? もしかすると私何か気が障ってもしたのでしょうか?」
光「ううん、神様なんであなた選んだのか分かった気がする」
−光
光「始めまして、私は田井中光」
「? 私は佐藤ひより、神様の渡し人よ」
光「うん、知ってる」
ひより「そうか」
光「ねぇ、どんな仕事をやっているのか教えてくれますか?」
ひより「? いいよ」
そして、彼女は語っていた
今までの自分の物語を
そして、神様のことを信じていることを
光「そうか」
光「いい人だったね、神様」
−うん
光「これで、いっぺん死んだだし、これからも一杯頑張ってみようかな〜」
ひより「え?」
光「私ひよりのために」
−光?
光「選ばれた影武者だから」
ひより「かげむ......しゃ? なんですか!?」
−光、何言ってい
光「ひよりちゃんのように優しい人なら、命掛けてもいいってよ」
−......本気で言ってるの!?
光「うん、ほnあぶわ!?」
銀「日〜か〜る!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
122 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/12/28(金) 09:30:44.54 ID:g8yAbSPv0
銀にぼこぼこされてしまった私は
地上に土下座のポースになった
光「ごめんなさるい」
銀「ごめん、この馬鹿こういうどころはスレてしまった」
ひより「」
−すみません、もっと早く言ったほうがいいと思うのに
ひより(じー)
銀「えっ〜」
神様は神様らしくなく、地上に土下座していた
銀「」
ひより「はっ、光でしたね」
銀(空気変わっている!?)
光「すみませんでした」
ひより「顔を上げなざい」
光「はい、すみませんでした」
ひより「わかっているわよ、別にあなたを責めるつまりはありませんわ」
ひより「ただ......ワタシのために死ぬ必要はありません」
光「えッ?」
ひより「光の命は光の物、自分で決めなざい」
ひより「自分死んだら、あなたのことを悲しくしてくれる家族のことを考えなざい」
光「......うん」
ひより「......携帯ある?」
光「えッ?」
ひより「連絡先を教えますわよ、この後何か困っていることがありましたらお互い頑張りましょう」
光「えッ、う、うん」
ひより「......うん? うん......光、いま幾つ?」
光「6歳、ですけど」
ひより「!? !?!?!?!?」
−私も初めて聞いたとき驚いたわ
ひより「六歳で、どう見ても13くらいじゃありませんか!」
光「私の成長は一般人と違う物なの」
ひより「......」
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