ダイヤ「貴女と選んだ」千歌「道の先で」

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24 : ◆tdNJrUZxQg [saga]:2017/08/14(月) 14:19:32.91 ID:3eNuSAZNo

ダイヤ「貴女は無計画にあっちこっち捲りすぎなのよ。周りに情報を与えすぎですわ。……あ、また揃いましたわ。」

千歌「ぜ、絶望……」

梨子「千歌ちゃんスピードは強いのにね」

千歌「ソリティアもだよ!」

果南「いや、それ対戦ゲームじゃないし……。というか、千歌が無駄にソリティアうまそうなのはなんだろう……」

千歌「作詞の合間によくやってたからね! じゅくれんのわざだよ!」

梨子「へー……」

果南「まあ、千歌に神経衰弱みたいな、記憶力が必要なゲームは向いてないよね。」

千歌「果南ちゃんに言われたくないよ!? 千歌がぶっちぎりでビリなだけで、果南ちゃんもほとんど揃えられてないからねっ!?」

ダイヤ「千歌さん……自分で言ってて悲しくなりませんか……?」

千歌「ダイヤさんっ そんな目でチカのこと見ないでっ」

ダイヤ「……んじゃ、あとはここ……。あ、これたぶん残り全部わたくしの手番の間に取れますわね。」

梨子「……ですね。」

果南「え、マジで?」

千歌「お、終わった……」


私は立ち上がってふらふらと廊下に向かっていく。


ダイヤ「あら、千歌さんどこへ行くの?」

千歌「頭がおーばーひーとしそうだから、外の空気を吸いに……もうチカの負けなんでしょ。」

ダイヤ「そう、いってらっしゃい」

千歌「ダイヤさん冷たくない!?」

ダイヤ「ほら、わたくしまだ自分の順番の最中なので」

千歌「うー……いーよーだっ! 一人でいってくるもん!」


そう言い放って、廊下に出る。

暖房の効いた、自室から出た廊下の床からひんやりとした冷気が身体から熱を奪っていく。


千歌「さむ……」


すぐに戻ろうかと思ったけど、なんかすぐに帰るのは悔しい。

しいたけでももふもふしてこようかな……。





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